JPS63232821A - 炭酸ガス分離膜およびその製造方法 - Google Patents

炭酸ガス分離膜およびその製造方法

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JPS63232821A
JPS63232821A JP62065452A JP6545287A JPS63232821A JP S63232821 A JPS63232821 A JP S63232821A JP 62065452 A JP62065452 A JP 62065452A JP 6545287 A JP6545287 A JP 6545287A JP S63232821 A JPS63232821 A JP S63232821A
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JP
Japan
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membrane
carbon dioxide
polyvinyl acetate
cellulose acetate
separation membrane
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Pending
Application number
JP62065452A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Nishimura
哲夫 西村
Nobuo Yoshizumi
吉住 宣夫
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02CCAPTURE, STORAGE, SEQUESTRATION OR DISPOSAL OF GREENHOUSE GASES [GHG]
    • Y02C20/00Capture or disposal of greenhouse gases
    • Y02C20/40Capture or disposal of greenhouse gases of CO2

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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、炭酸ガス分離膜およびその製造方法に関する
ものであり、特に炭酸ガスとメタンの分離に有効な炭酸
ガス分離膜に関する。
[従来の技術] セルロースアセテート膜は、すでに逆浸透膜による水の
脱塩に広く実用化されている。そこで、この含水セルロ
ースアセテート膜の非対称R% aを破壊することなく
乾燥し、再湿潤しても元の逆浸透性能が損わない気体分
離膜およびその乾燥方法が種々検討されてきた。
その代表的なものは、まず水混和性の有機溶剤で処理゛
し、次いで非極性溶剤で処理した後に乾燥するという方
法で得られ、例えば、USP−3,842,515号明
細書、特開昭60−197204号公報に開示されてい
る。この方法により、湿潤膜を乾燥すれば膜tM造を大
きく破壊せずに乾燥膜を得ることができる。この膜は、
炭酸ガス分離膜として利用でき、用でき、天然ガス中の
炭酸ガスとメタンの分離などに有効である。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、この方法で得られる膜は、分離性能が不
充分であり、さらに高分離性能が要求されている。
本発明は、かかる従来技術の欠点を解消しようとするも
ので、分離性能に優れた炭酸ガス分離膜およびその製造
方法を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するために、下記の構成を有
する。
「(1)乾燥セルロースアセテート膜からなり、該膜中
に、ポリ酢酸ビニルを含有することを特徴とする炭酸ガ
ス分離膜。
(2)含水セルロースアセテート膜をポリ酢酸ビニルを
溶解したアルコールで第1段置換処理し、次いで非極性
有機溶剤で第2段置換処理することを特徴とする炭酸ガ
ス分離膜の製造方法。」本発明におけるセルロースアセ
テート膜とじては、セルロースジアセテート膜、セルロ
ーストリアセテート膜、またはセルロースジアセテート
とセルローストリアセテートとの混合物を主体とした膜
が炭酸ガス分離性能と製膜性のバランスに優れ好ましい
また含水セルロースアセテート膜の逆浸透膜としての性
能はどのようなものでもよいが、塩排除率90%以上(
1500ppmの食塩を用い評価圧力30kg/cnf
、25℃で測定)のものが好ましい。
つまり、塩排除率の高い膜はど炭酸ガスとメタンの分離
性能に優れた乾燥膜を得やすいので適している。
また、本発明において、乾燥セルロースアセテート膜に
含有されるポリ酢酸ビニルは、接着剤、コーティング剤
等として広く利用されているもので一鍛式が、 で表される繰返し単位を有しているものであればよく、
重合度に関係なく使用できる。
本発明における炭酸ガス分離膜の膜中のポリ酢酸ビニル
の含有濃度としては、置換処理濃度により異なるが、通
常0.1〜30重量%が好ましく、さらに好ましくは3
〜10重量%である。含有濃度が0−1gLR%より低
い場合は炭酸ガスとメタン・の分離性能の向上効果が小
さい。また、30重置火を越えて膜中に含有すると目詰
り効果によりガス透過量が小さくなる。
また、本発明における炭酸ガス分離膜の製造の第1段置
換処理に用いるアルコールとしては、セルロースアセテ
ート膜に対して非溶剤でありポリ酢酸ビニルを溶解する
ものであればよい。具体的にはメタノール、エタノール
、イソプロパツールおよび各アルコールに10%程度の
水分を含んだものが用いられるが、特にメタノールが適
している。
第1段置換処理におけるアルコール中のポリ酢酸ビニル
の濃度としては、アルコール溶液に対して1〜30重量
%であることが好ましく、さらに好ましくは5〜10重
二%置火る。30重量%を越えると膜中に残存するポリ
酢酸ビニルが増え、目詰りにより、ガス透過量が不充分
となる。
さらに、第2段置換処理に用いる非極性有機溶剤として
は、セルロースアセテート膜に対して非溶剤であること
が必要である。すなわち、膜を溶解あるいは膜tFi3
txを緻密にする溶剤は適さない。
また膜に含まれるポリ酢酸ビニルにないしても非溶剤で
あることが必要である。具体的には、ペンタン、イソペ
ンタン、n−ヘキサン、ローへブタン等の脂肪族炭化水
素類、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタ
ンなどの脂環族炭化水素類が用いられるが特にn−ヘキ
サン、ローへブタンが適している。また、これらの非極
性有機溶剤は、単独で用いてもよ(°)が、数稚類の混
合溶剤でもよい。
また置換回数としては、各置換処理とも1回以上であれ
ばよいが、膜中の水分を十分除いた後、ポリ酢酸ビニル
を含ませるのが好ましい。具体的には、アルコールのみ
の置換処理を2回行なった後ポリ酢酸ビニルを溶解した
アルコールで置換処理し、アルコールを充分除くために
非極性有機溶刑で2回置換処理するのが最も好ましい。
また、置換処理時間は、第1段、第2段置換処理ともに
通常5〜30分で充分である。
置換処理温度は、0〜30℃が好ましい。また、乾燥温
度は、セルロースアセデート膜が緻密化しない温度であ
り、ポリ酢酸ビニルが熱変形しない温度であればよく、
10〜・40℃で乾燥するのが好ましい。
乾燥時間は、ぜルロースアセテート膜中の非極性有機溶
剤が完全に蒸発するのに要する時間であればよく、乾燥
温度、非極性有機溶剤により異なるが通常、数分〜数時
間もあればよい。
膜形前としては、平膜に限らず中空糸膜でもよく置換形
態も膜状態に限らずエレメントあるいはモジュール形態
でも実施できる。
なお、ポリ酢酸ビニルを含有させた乾燥セルロースアセ
テート膜をFE−3EM (走査型透過電子顕微鏡)に
より観察したところ、膜に付着しているのが確認できた
[実施例] 以ドの実施例により更に詳細に説明するが、本発明はこ
れらに限定されるものではない。
なお、実施例中の含水セル11−スアセテート膜として
は、東しく株)製“l′3メンブラパ(商品名)エレメ
ント、5C−3100タイプに使用されているものを実
施例1、実施例2に、S C−L 100Sタイプに使
用されているものを実施例3に用いた。
なお、これらの膜は、セル17−スシアセテートとセル
ローストリアセテートとの混合物がらなり、逆浸透膜と
しての性能は、実施例1、実施例2の使用膜で塩排除率
97%、実施例3の使用膜で塩排除率70%であった。
(1500pl)mの食塩水を用い、評価圧力30 k
q/ aK、25℃において測定した。) また、乾燥膜の気体透過性能は、炭酸ガスとメタンの純
ガスを10kg/antおよび30kg/cdに加圧し
測定温度25℃で膜(面積的30cnf)を透過したガ
スの流量を薄膜式流量計を用いて測定した。
透過流量を換算して炭酸ガスとメタンの透過速度(yn
’/rn” −hr −atm)を求め、その透過速度
の比から分離係数αを算出した。
実施例]− 含水セルロースアセテート膜を20℃メタノールに浸漬
し、時々液を撹拌しながら5分間保持した後、メタノー
ルを交換し、同操作を1回縁り返した。さらに、ポリ酢
酸ビニルを5重量%溶解したメタノールに浸漬し、時々
液を撹拌しながら10分間保持した。
次いで、20℃n−ヘキサンに浸漬し、時々液を撹拌し
ながら30分間保持した後、n−ヘキサンを交換し、同
操作を1回繰り返した。
この置換処理に用いた液量は、含水膜i m2に対して
10αであった。
その後、35℃で5時間乾燥し、乾燥膜を得た。
この乾燥膜の炭酸ガスとメタンの透過性能を測定した結
果を表1に示した。
比軸例1 実施例1に使用したものと同じセルロースアセテート膜
を20℃メタノールに10分間浸漬した。
さらに、メタノールを交換し、同操作を2回繰り返した
。次いで、20℃のn−ヘキサンに浸漬し、時々液を撹
拌し30分間保持した後、n−ヘキサンを交換し、同操
作を1回繰り返した。
この置換処理に用いな液量は、含水膜ITr12に対し
て10fiであった。その後、35℃で5時間乾燥し乾
燥膜を得た。この乾燥膜の炭酸ガスとメタンの透過性能
を測定した結果を表1に示した。
実施例2 含水セルロースアセテート膜を25℃メタノールに浸漬
し、時々液を撹拌しながら、1C分間保持した。さらに
、ポリ酢酸ビニルを1重1%溶解したメタノールに浸漬
し、時々液を撹拌しながら、20分間保持した。
次いで、25℃のシクロヘキサンに浸漬し、時々液を撹
拌しながら30分間保持した。
この置換処理に用いた液量は、含水膜lTlI2に対し
て10dであった。その後40℃で3時間乾燥し、乾燥
膜を得た。
この乾燥膜の炭酸ガスとメタンの透過性能を測定した結
果を表1に示した。
実施例3 含水セルロースアセテート膜を15℃のメタノールに浸
漬し、時々液を撹拌しながら、15分間保持した。さら
にポリ酢酸ビニルを30重置火溶解したメタノールに浸
漬し、時々液を撹拌しながら10分間保持した。
次いで、15℃のn−へブタンに浸漬し、時々液を撹拌
しながら、20分間保持した。
この置換処理に用いた液量は、含水膜1?r12に対し
て10a・であった。その後40℃で、3時間乾燥し、
乾燥膜を得た。
この乾燥膜の炭酸ガスとメタンの透過性能を測定した結
果を表1に示した。
[発明の効果] 本発明により、従来のセルロースアセテート膜に比べて
、分離性能が大幅に向上した炭酸ガス分離脱およびその
装造方法を提供することができる。
特に、炭酸ガスとメタンの分離に有効である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乾燥セルロースアセテート膜からなり、該膜中に
    、ポリ酢酸ビニルを含有することを特徴とする炭酸ガス
    分離膜。
  2. (2)セルロースアセテートが、セルロースジアセテー
    トとセルローストリアセテートとの混合物であることを
    特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の炭酸ガス分
    離膜。
  3. (3)含水セルロースアセテート膜をポリ酢酸ビニルを
    溶解したアルコールで第1段置換処理し、次いで非極性
    有機溶剤で第2段置換処理することを特徴とする炭酸ガ
    ス分離膜の製造方法。
  4. (4)ポリ酢酸ビニルが、アルコール中に1〜30重量
    %含有されていることを特徴とする特許請求の範囲第(
    3)項記載の炭酸ガス分離膜の製造方法。
  5. (5)含水セルロースアセテート膜が、平膜または中空
    糸膜であることを特徴とする特許請求の範囲第(3)項
    記載の炭酸ガス分離膜の製造方法。
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