JPS63232157A - ガス抜き蓋体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は液体容器等の貯蔵器の充填または注出口用蓋体
に関する。

さらに詳しく１ま本発明は充填または注出口部と協働す
るねじ等の固着手段が設けられｔ；蓋体フランジ部材を
周辺部に沿っ゛Ｃ配置し７だ円形本体および蓋体フラン
ジ部材の内側に装着されるシーリングリングから成る液
体容器等の貯蔵器の充填または注出口用蓋体に関する。

を日夕１） 本発明は大抵起立姿勢で置かれた貯蔵器の内容物、例え
ば揮発性液体を外部に漏らさずにガス抜き出来る蓋体の
改良を目的とする。

（構成） 本発明は充填または注出口部と協働するねじ等の固着手
段が設けられた蓋体フランジ部材を周辺部に沿って配置
した円形本体および蓋体フランジ部材の内側に装着され
るシーリングリングから成る液体容器等の貯蔵器の充填
または注出口用蓋体において、上記シーリングリングの
内側に配置される蓋体部分に放出口を設け、該放出口を
当該蓋体の内方に配置される圧力感知式閉鎖手段により
容器内容物と遮断可能としたことを特徴とするものであ
る。

このように、容器内に異常過圧が発生した場合、この過
圧は気体を流出せしめることにより低減させ得る。容器
が突然落下したり転倒したりする場合、放出口は閉鎖手
段により閉じ、これによって液体は放出口を介して外側
に流出できない。

好ましい閉鎖手段は少なくとも１つの通過口を有する周
辺部に沿った位置に拘束されるダイヤフラムとして形成
され、いずれの場合にも支持部が通過口を覆っている。

支持部がドーム状構造を有し、該支持部上に通過口を介
してダイヤフラムを支持するようにすると特に効果的な
作用が得られる。これにより容器内の圧力の結果生じる
通過口の開応答時間はかなり短縮される。

一実施例として、ドーム状支持部は皿型挿入部材の一部
分である。この結果、放出蓋の種々の部分の組み立てが
かなり簡素化される。

本発明において、蓋本体および挿入部材間にダイヤプラ
ムを良好にかつ効果的に装着するには、好ましくは蓋体
の円形本体に蓋体フランジ部材から離間して環状フラン
ジを設け、皿型挿入部材に上記環状フランジを収容する
環状溝を設ける。

（実施例） 以下に、本発明を実施例を示す添付図面とともに説明す
る。

第１図および第２図における蓋体は円形本体ｌから成り
、該円形本体ｌの周辺部に沿って蓋体フランジ部材２が
設けられる。このフランジ部材２にめねじ３が設けられ
、該めねじ３はこれ以上図示せずかつ説明しない容器６
の充填または注出口５の外周部にあるねじ部４と協働す
る。蓋体を口部５でねじると、円形本体ｌおよび口部５
の上端部間に収容されたシーリングリング７が所定位置
にクランプされ、これによって、蓋体ｌと口部５間の接
続部を閉鎖することができる。

本発明において、蓋体の円形本体ｌに放出口８が設けら
れている。この放出口８は任意の形状を有する。該放出
口８は１つ以上配置することができる。

この放出口８を全体的に符号９を付して示した閉鎖手段
を介して容器内容物および空間口部５の内空間と仕切ら
れている。

閉鎖手段９は実質的に可撓性薄膜材料で形成されたダイ
ヤフラムｌＯから成り、該ダイヤフラムｌＯは軸方向に
可動とされる。ダイヤフラム１０に下方に吊り下がる端
部１１が設けられ、該端部１１は以下に説明する手段で
所定位置に固定される。

ダイヤフラム１０に通過口１２が設けられている。この
通過口１２はドーム状支持部１３の頂上部に位置し、該
ドーム状支持部１３は皿を挿入部材１４の一部分を形成
する。

ドーム状支持部１３と接合して配置された皿型挿入部材
１４の部分に通過口１５が設けられている。第１図およ
び第２図では該通過口１５は１つしか示していないが、
明らかに１以上配置することができる。同様に通過口１
２も１つしか図示していないが、明らかに１以上配置す
ることができる。これにより、皿型挿入部材１４により
多くのドーム状支持部１３を形成することができる。

皿型挿入部材１４に環状溝１６が設けられ、該環状溝１
６に下方に吊り下がっているフランジ１７を収容する。

該フランジ１７は同様に環状であり、蓋体の円形部分ｌ
の下側に一体成形される。

更に皿型挿入部材１４はフランジ１７に沿って延びる端
部１８を形成し、該端部１８は外周部に沿って放射状突
出フランジ１９として連続している。フランジ１７と端
部１８はスナップ結合される舌／溝接続部２０を形成し
ている。

ダイヤフラム１０の吊り下がり端部に同様にして舌２１
が設けられ、該舌２１は溝１６の内壁部に設けられた溝
２２と協働する。

上記ガス抜き蓋体の各部分の組み立ては以下のとおり行
われる。

ストリップ端部１１を溝１６に挿入し、舌２１が溝２２
に落ち込むまで押圧して、ダイヤフラム１０が挿入部材
１４に取り付けられる。このようにして、ドーム状支持
部１３をダイヤフラム１０と対向させる。次いで、蓋体
に挿入部材１４をスナップ方式で取り付ける。このスナ
ップ結合部２０は永久的な接続を確実なものに４する。

最後に、シーリングリング７を装着し、これで蓋体の使
用準備が完了する。

挿入部材１４が装着されると、ドーム状支持部１３は蓋
体の円形本体ｌの方向にダイヤプラムｌＯをバイアスせ
しめて該ダイヤフラムｌＯを緊張させる。通過口１２は
支持部１３を介して封止される。蓋体が口部５にねじ込
まれると口部５はシーリングリング７により一側部を、
ダイヤフラムｌＯにより他側部を完全に閉じられ、該ダ
イヤフラム１０のストリップ端部１１はフランジ１７と
溝１６の内壁部間の所定位置に嵌合される。

一方、過圧が生じると、該圧力が通過口１５を介してダ
イヤフラム１０の下側に作用し、該ダイヤフラム１０は
ドーム状支持部１３から所定過圧で持ち上げられ、その
結果、該ドーム状支持部１３は第２図に示すように通過
口１２を開放する。

該圧力下の気体は即座にこの通過口１２および放出口８
を介して外部に流出する。平衡状態が確立されるとすぐ
に、ダイヤフラムｌＯは第１図に示す初期位置に戻り、
通過口１２は閉じられる。

明らかなように、気体が外部から貯蔵器内に入ることが
できる程度の低圧とされる場合、ダイヤプラムｌＯがド
ーム状支持部１３の所定位置に、永久的に押し付けられ
、よって、通過口１２を開放するようなことはない。

本発明は上記実施例に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

第１図は閉鎖手段が閉じている本発明の蓋体の部分断面
図であり、 第２図は閉鎖手段が開いている本発明の蓋体の部分断面
図である。 ｌ・・・円形本体、２・・・蓋体フランジ部材、３・・
・めねじ、４・・・ねじ、 ５・・・充填または注出口、６・・・容器、７・・・シ
ーリングリング、８・・・放出口、９・・・閉鎖手段、
ＩＯ・・・ダイヤプラム、１１・・・ストリップ端部、
１２および１５・・・通過口、１３・・・ドーム状支持
部、１４・・・皿型挿入部材、１６・・・環状溝、１７
および１９・・・フランジ、１８・・・端部、２０・・
・結合部、２１・・・舌、２２・・・溝。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）充填または注出口部と協働するねじ等の固着手段
   が設けられた蓋体フランジ部材を周辺部に沿って配置し
   た円形本体および蓋体フランジ部材の内側に装着される
   シーリングリングから成る、液体容器等の貯蔵器の充填
   または注出口用蓋体において、 上記シーリングリングの内側に配置される蓋体部分に放
   出口を設け、該放出口を当該蓋体の内方に配置される圧
   力感知式閉鎖手段により容器内容物と遮断可能としたこ
   とを特徴とする蓋体。
2. （２）閉鎖手段が少なくとも１つの通過口を有する周辺
   部に沿った所定位置に拘束されるダイヤフラムとして形
   成され、いずれの場合にも支持部が上記通過口を覆って
   いる特許請求の範囲第１項記載の蓋体。
3. （３）支持部がドーム状構造を有する特許請求の範囲第
   １項または第２項記載の蓋体。
4. （４）ドーム状支持部が皿形挿入部材の一部分である特
   許請求の範囲第３項記載の蓋体。
5. （５）挿入部材がスナップ結合部を介して蓋体と接続さ
   れる特許請求の範囲第４項記載の蓋体。
6. （６）蓋体の板状本体に蓋体フランジ部材から離間して
   環状フランジを設け、皿形挿入部材に上記環状フランジ
   を収容する環状溝部を設けた特許請求の範囲第１項〜第
   ５項のいずれかに記載の蓋体。