JPS63232110A

JPS63232110A - 硬貨包装機

Info

Publication number: JPS63232110A
Application number: JP62065349A
Authority: JP
Inventors: 千徳　英志
Original assignee: Laurel Bank Machine Co Ltd
Current assignee: Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority date: 1987-03-19
Filing date: 1987-03-19
Publication date: 1988-09-28
Also published as: JPH0558968B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は一定枚数の硬貨を包装する装置に関するもので
ある。

（従来の技術）従来、混合硬貨の中から設定硬貨のみを選別して一定枚
数集積し、その集積硬貨の包装を行う硬貨包装機は選別
部の機構上、大径硬貨から順に包装していかねければな
らなかった。そのため、作業者は硬貨の包装を円滑に行
うために、硬貨径の大きさの順序を記憶しておいて作業
を進めるか、或いは硬貨の設定順序を円滑に行わしめる
ような制御装置（特開昭５９−８４７２１号公報に開示
）を硬貨包装機に組み込まなければならなかった。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、前記のように作業者が設定順序を記憶するとい
うことは作業者にとって非常に面倒なことであるし、ま
た制御装置を硬貨包装機に組み入れることは価格の高額
化、機構の複雑化を招くおそれがあった。

本発明は、選別部に設定硬貨より大径の硬貨を排除でき
る機構を加えることにより、硬貨径の大小に関係なく希
望の種類の硬貨を計数包装することができる硬貨包装機
の提供を目的とする。

（問題点を解決するための手段）前記目的を達成するために本発明は大径、小径各種の硬
貨をすべて導入する導入部と、この導入された硬貨のす
べての金種判別、計数を行う検出センサより成る判別部
と、設定硬貨の径より大きい大径硬貨を導く排除案内部
と、設定硬貨径より小さい小径の硬貨を排除する選別部
と、選別された設定硬貨を一定枚数積み重ねる集積部と
、該集積された硬貨を包装する包装部とより成るもので
ある。

（作　用）混合硬貨を次々に導入部より導入し、先ず全硬貨の材質
、計数を判別部において検出記憶せしめ、その後、設定
硬貨より大径の硬貨を排除案内部材により導いて排除す
る。次に、設定硬貨及び該設定硬貨より小径の硬貨は選
別部へ導入され、小径硬貨のみが選別部より排除される
。選別部を通過した設定硬貨は一定枚数集積部に積み重
ねられ、その状態のまま包装部に送られて包装される。

（実施例）次に本発明の実施の１例として図面にもとづき詳細に説
明する。

■は回転円盤で、硬貨導入部２より搬送ベルト３の下方
に供給されて、ベルト３により排除通路４内に全硬貨は
導入される。なお、この部分に材質、計数を行う各種の
センサよりなる判別部５が設けられる。

この排除通路４に続いてガイド板６との間を設定硬貨の
径に応じて位置が調節される排除案内部材７が設けられ
、この排除案内部材７には排除通路４側に、この通路４
の底面と同高位置より順次上昇する傾斜凸面８が形成さ
れ、これと対応する傾斜凹面９が排除通路４の底面対称
側に形成されている。更に、前記傾斜凸面８の側面には
小径硬貨等が接してその搬送方向が変換されるリード面
１０が形成されている。排除案内部７′は前記傾斜凸面
８及びリード面１０を有する排除案内部材７、傾斜凹面
９等から成るものである。

前記リード面１０による小径硬貨のリード方向に位置し
て選別部１１が設けられる。選別部１１は周知の如く選
別レール１２．１２′を有する選別ガイド１３．１３′
とより成り、この両ガイド１３．１３′間には排除孔１
４が形成されている。

ここで選別ガイド１３．１３’の位置調節について詳述
すると、前記選別ガイド１３とカムフォロア１５の支持
体４０とが軸方向に摺動自在の支持杆１７にそれぞれ固
定されるとともに、バネ４１によって第２図左側に付勢
され、前記カムフォロア１５が幅調整カム１６′に圧接
される。他方の選別ガイド１３′は前記支持杆１７に形
成される長孔１８にガイドされるとともに軸方向に摺動
自在の支持杆４２に固定され、バネ４３によって第２図
右側へ付勢され、選別ガイド１３′に設けられるカムフ
ォロア１５′が幅調整カム１６に圧接される。幅調“整
カム１６．１６′のカム面は′愚理する各硬貨径に対応
するように形成されるので選別部１１の選別ガイド１３
．１３′は設定軸１９の調節で左右対称に同じ距離だけ
移動することができる。

次に排除案内部材７の位置調節について詳述すると、前
記排除案内部材７はその移動方向を案内輪２０゛、２０
′によって規制されながら支持杆２１によって移動させ
られる。すなわち設定軸１９に取り付けたプーリ２２と
排除通路４側のカム軸４４に取り付けたプーリ２３とが
例えばベルトの如きものより成る伝導部２４をもって連
結され、上記カム輪４４は幅調整カム２５が取り付けら
れ、これに圧接するカムフォロア２６を介して支持杆２
１が軸方向に摺動して排除案内部材７を移動させ、ガイ
ド板６との間隔を設定硬貨幅に調節する。したがって、
前記選別ガイド１３．１３と排除案内部材７との位置調
節は設定軸１９を回転させるという一操作で可能となる
。

前記排除案内部７′及び選別部１１の通過によって選別
されてきた設定硬貨は選別部１１の放出端・１５より放
出されて直下の集積部３２へ落下し次々に集積される。

すなわち、集積部３２には外周に螺旋状の硬貨支持１１
５０ａ、５０ｂを固着する一対の集積ドラム３２ａ、３
．２　ｂが設けられており、これら両ドラム３２ａ、３
２ｂを図示略のステッピングモータによって誤動させる
ことにより硬貨を順次集積させていくようになっている
。

前記集積部３２に集積された所定枚数の硬貨は支承棒（
図示略）に支持されて集積部下方の包装部３３に導かれ
、包装部３３の包装ローラ３６によって包装紙３７が巻
回される。

次にこの実施例についての作用を説明すると、回転円盤
１上の大径、小径各種の硬貨は回転円盤１の回転に伴い
導入部２より搬送ベルト３の下方に送り込まれ、該搬送
ベルト３により排除通路４に至る。するとここで計数、
材質等の検出を判別部５にて行い、傾斜凸面８及び傾斜
凹面９の位置に達すると、設定硬貨幅より大径の硬貨は
その直径方向の部分が傾斜凸、凹面８．９に接し、硬貨
の一方は凸面８上に乗り上げる。なお、この際排除通路
４の底面より若干突出するように弾性的に設けたスプリ
ングボール２７をもって乗り上げを助長してもよい。凸
面８に乗り上げた硬貨は進行方向に対して順次上昇して
いく傾斜によって排除通路４の底面から離間され更に搬
送ベルト３の送りで直進し、大径硬貨排除孔２８より大
径硬貨ボックス３４内に排除される。

設定硬貨及びそれより小径の硬貨は、搬送ベルト３の送
りで排除通路４内を進行し、この硬貨の周辺は、傾斜凸
面８によりリード面ｌＯとして形成される段差に接し、
且つ硬貨は排除通路４の平面底部分に１！１１送ベルト
３に圧接されて水平状態を保ち、リード面１０の湾曲リ
ードにより、傾斜凹面９による段差に関係なく選別部１
１の方向にリードされ、且つ該選別部１１上の送りベル
ト２９により選別部１１の通路内に導かれ、設定硬貨は
選別レール１２．１２’上を走行し、設定硬貨より小径
の硬貨は排除孔１４より落下して小径硬貨ボックス３５
内に排除される。しかして、前記選別レール１２．１２
′上を走行した硬貨のみは周知の如く汚損貨、異金種、
計数等の各検出センサ群３０によって検出される。この
際前記した判別部５の判別データと照合し、且つストッ
パ３１によって放出枚数を規制して所定枚数の設定硬貨
を放出端４５より放出する。放出された硬貨は前記集積
部３２によって順次集積され、所定枚数集積後下方の包
装部３３に移送される。包装部３３に移された所定枚数
の硬貨は複数の包装ローラ３Ｇによって包装紙３７が巻
回され、カッタ３８によって包装紙３７を切断した後図
示略の加締爪によって加締処理がなされる。

なお、実施例では大径硬貨と小径硬貨を収納するボック
ス３４．３５をそれぞれ分けて設けたが、必要に応じて
ボックスを１つにして大径硬貨と小径硬貨をまとめて収
納するようにしてもよい。

（発明の効果）以上のように本発明は設定硬貨より小径の硬貨を選別す
る従来の選別部に設定硬貨より大径の硬貨を選別する機
構を加えることにより、包装処理を行う硬貨の種類を硬
貨の径の大小に関係なく自由に設定することができる。

また、硬貨の選別処理を行う前に導入された全ての硬貨
の計数、金種判別を行うようにしたので、硬貨包装機に
入金処理機能を付加することができ、さらに判別部のデ
ータと選別処理後の設定硬貨の検出データとを比較して
誤選別があったか否かを検出することも可能となる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の１実施例を示す装置で、第１図は全体斜視
図、第２図は要部平面図、第３図は第２図のＩＩＩ−Ｉ
ＩＩ線の断面図、第４図は同じ＜　ｒｖ　−■線の側面
図、第５図は同じ＜Ｖ−Ｖ線の断面図、第６図はスプリ
ングボール部分の断面図、第７図は第２図の■−■線、
第８図は同じく■−■線のそれぞれ断面図、第９図は同
じ＜　ＩＸ−ＩＸ線の側面図である。符　　号２・・・・・・導入部、４・・・・・・排除通路、５・
・・・・・判別部、　　　＝７・・・・・・排除案内部
、１１・・・・・・選別部、２４・・・・・・伝導部、
３２・・・・・・集積部、３３・・・・・・包装部。７；排除案内部１１；遍別部第６図第５図第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）大径、小径各種の硬貨をすべて導入する導入部と
、この導入された硬貨のすべての金種判別、計数を行う
検出センサより成る判別部と、設定硬貨の径より大きい
大径硬貨を導く排除案内部と、設定硬貨径より小さい小
径の硬貨を排除する選別部と、選別された設定硬貨を一
定枚数積み重ねる集積部と、該集積された硬貨を包装す
る包装部とより成ることを特徴とする硬貨包装機。
（２）前記設定硬貨の径より大きい大径硬貨を導く排除
案内部並びに設定硬貨の径より小さい小径硬貨を排除す
る選別部とが設定硬貨の直径に見合うよう調節自在の通
路より成り、該通路の幅が排除案内部或いは選別部の何
れか一方の調節に連動して変化し得る伝導部を設けた特
許請求の範囲第１項記載の硬貨包装機。