JPS6323175Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6323175Y2 JPS6323175Y2 JP7907882U JP7907882U JPS6323175Y2 JP S6323175 Y2 JPS6323175 Y2 JP S6323175Y2 JP 7907882 U JP7907882 U JP 7907882U JP 7907882 U JP7907882 U JP 7907882U JP S6323175 Y2 JPS6323175 Y2 JP S6323175Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- coating liquid
- valve seat
- liquid chamber
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 37
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 37
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 30
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005562 fading Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 1
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 1
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は筆記具、特に揮発性溶剤を用いた塗布
液を軸筒の塗布液室内に弁構造により密封し、使
用時開弁することにより塗布液を塗布体に吐出さ
せるようにした筆記具(以下弁付筆記具という)
の空気調整装置に関するもので、その目的とする
ところは、使用時塗布液が必要以上に塗布体に吐
出しないようにせんとするにある。
液を軸筒の塗布液室内に弁構造により密封し、使
用時開弁することにより塗布液を塗布体に吐出さ
せるようにした筆記具(以下弁付筆記具という)
の空気調整装置に関するもので、その目的とする
ところは、使用時塗布液が必要以上に塗布体に吐
出しないようにせんとするにある。
従来、上記弁付筆記具は、塗布液に揮発性溶剤
を用いているため、弁構造の密閉が不確実である
とエアーもれが発生し、前記揮発性溶剤が蒸散し
塗布液の粘度上昇・固化の発生によるカスレや筆
記不能が発生したり、著しい場合、塗布液の容器
外部へのもれによる汚損が発生するため弁構造の
密閉を確実にし、エアーもれを防ぐことが必要で
あつたが、このために外温が上昇すると塗布液室
内が加圧状態となり、この状態で使用時開弁する
と塗布液が必要以上に塗布体に吐出してしまう欠
点があり、又外温が低下する場合においてはこの
逆の現象が見られた。
を用いているため、弁構造の密閉が不確実である
とエアーもれが発生し、前記揮発性溶剤が蒸散し
塗布液の粘度上昇・固化の発生によるカスレや筆
記不能が発生したり、著しい場合、塗布液の容器
外部へのもれによる汚損が発生するため弁構造の
密閉を確実にし、エアーもれを防ぐことが必要で
あつたが、このために外温が上昇すると塗布液室
内が加圧状態となり、この状態で使用時開弁する
と塗布液が必要以上に塗布体に吐出してしまう欠
点があり、又外温が低下する場合においてはこの
逆の現象が見られた。
本考案は使用時のみ軸筒後端をノツクして塗布
液室内の空気と軸筒外の空気とを流通させ内外圧
を平衡にした後、開弁することにより、塗布液が
安定に吐出するようにして従来の欠点を解消せし
めるとともに、輸送時や携帯時といつた非使用時
には、塗布液室内の空気と外部の空気との流通
(エアーもれ)を停止し、エアーもれにより生じ
る塗布液の粘度上昇・固化の発生や、塗布液のも
れが生じないようなしたものである。
液室内の空気と軸筒外の空気とを流通させ内外圧
を平衡にした後、開弁することにより、塗布液が
安定に吐出するようにして従来の欠点を解消せし
めるとともに、輸送時や携帯時といつた非使用時
には、塗布液室内の空気と外部の空気との流通
(エアーもれ)を停止し、エアーもれにより生じ
る塗布液の粘度上昇・固化の発生や、塗布液のも
れが生じないようなしたものである。
第1図、第2図は本考案の第1実施例である。
軸筒1の塗布液室2上方に弁座3を固定し、該弁
座3に下方より弁4を当接し、弁4上方の鍔4a
と弁座3間にスプリング5を張設して弁4を弁座
3に圧接している。6はスプリング7により押圧
され、軸筒1後端より突出した押圧体でその下面
に振子8が揺動自在に枢着されている。9は筆記
体で軸筒1先端に固定した先体13の先端開口部
13aにスプリング10で圧接されている。11
は撹拌ボール、12はキヤツプである。
軸筒1の塗布液室2上方に弁座3を固定し、該弁
座3に下方より弁4を当接し、弁4上方の鍔4a
と弁座3間にスプリング5を張設して弁4を弁座
3に圧接している。6はスプリング7により押圧
され、軸筒1後端より突出した押圧体でその下面
に振子8が揺動自在に枢着されている。9は筆記
体で軸筒1先端に固定した先体13の先端開口部
13aにスプリング10で圧接されている。11
は撹拌ボール、12はキヤツプである。
次に作用について説明する。不使用時はスプリ
ング5の弾力で弁4が閉じ、軸筒1先端に固定し
た先体13の先端開口部13aもスプリング10
の弾力で圧接する筆記体9で閉じられて塗布室2
内のエアーは密封されている。輸送時第1図の如
く軸筒1を横にすると振子8が自重で下方に傾動
し振子8先端が弁4後端より外れるので押圧体6
が万一押された場合でも弁4は押されず閉じた
まゝになつており塗布液室2内のエアーが外部に
もれることがない。使用時は第2図の如く軸筒1
を下向きにすると振子8先端が弁4後端に対向位
置するので押圧体6を押圧すると弁4が振子8に
より下方に押されて弁座3からはなれ塗布液室2
内のエアーは弁4と弁座3との間を通り、鍔4a
と弁座3との間及び押圧体6と弁座3との間を経
由して外部に排出される。次いで押圧体6より手
をはなすと押圧体6はスプリング7の弾力で元の
位置に戻り、弁4もスプリング5の弾力で元の位
置に戻り弁座3に圧接する。この時塗布液室2内
のエアーは正常圧になつているので筆記体9先端
を塗布面に押圧すると塗布液室2内の塗布液は筆
記体9先端に適量吐出する。
ング5の弾力で弁4が閉じ、軸筒1先端に固定し
た先体13の先端開口部13aもスプリング10
の弾力で圧接する筆記体9で閉じられて塗布室2
内のエアーは密封されている。輸送時第1図の如
く軸筒1を横にすると振子8が自重で下方に傾動
し振子8先端が弁4後端より外れるので押圧体6
が万一押された場合でも弁4は押されず閉じた
まゝになつており塗布液室2内のエアーが外部に
もれることがない。使用時は第2図の如く軸筒1
を下向きにすると振子8先端が弁4後端に対向位
置するので押圧体6を押圧すると弁4が振子8に
より下方に押されて弁座3からはなれ塗布液室2
内のエアーは弁4と弁座3との間を通り、鍔4a
と弁座3との間及び押圧体6と弁座3との間を経
由して外部に排出される。次いで押圧体6より手
をはなすと押圧体6はスプリング7の弾力で元の
位置に戻り、弁4もスプリング5の弾力で元の位
置に戻り弁座3に圧接する。この時塗布液室2内
のエアーは正常圧になつているので筆記体9先端
を塗布面に押圧すると塗布液室2内の塗布液は筆
記体9先端に適量吐出する。
第3図、第4図は本考案の第2実施例である。
軸筒21の塗布液室22上方に弁座23を固定し、
該弁座23に下方より弁24を当接し、その後端
に固定した押圧体25をスプリング26で上方に
押圧し、弁24を弁座23に圧接している。27
は弁24中間部に揺動自在に枢着された円錐状環
体で、その下端円環部27aより内方位置には環
状突部23aが弁座23の上面に突設されてい
る。
軸筒21の塗布液室22上方に弁座23を固定し、
該弁座23に下方より弁24を当接し、その後端
に固定した押圧体25をスプリング26で上方に
押圧し、弁24を弁座23に圧接している。27
は弁24中間部に揺動自在に枢着された円錐状環
体で、その下端円環部27aより内方位置には環
状突部23aが弁座23の上面に突設されてい
る。
次に作用について説明する。不使用時はスプリ
ング26の弾力で弁24が弁座23に圧接して塗
布液室22内のエアーは密封されている。輸送時
第3図の如く軸筒21を横にすると揺動体27が
下方に傾動し、その下端円環部27aの一部が環
状突部23aと対向位置するので万一押圧体25
が押された場合でも変位しないので弁24は閉じ
たまゝになつており、塗布液室22内のエアーが
外部にもれることがない。使用時は第4図の如く
軸筒21を下向きにすると揺動体27の下端円環
部27aは環状突部23aの外方に位置するので
押圧体25を押圧すると揺動体27は自由に下方
に移動するので弁24も共に下方に移動し弁座2
3からはなれ塗布液室22内のエアーは弁24と
弁座23の間を通り、弁座23と押圧体25の間
を経由して外部に排出される。次いで押圧体25
より手をはなすと押圧体25はスプリング26の
弾力で元の位置に戻り弁座23に圧接する。この
時塗布液室22内のエアーは正常圧になつている
ので筆記体29先端を塗布面に押圧すると塗布液
室22内の塗布液は筆記体29先端に適量吐出す
る。
ング26の弾力で弁24が弁座23に圧接して塗
布液室22内のエアーは密封されている。輸送時
第3図の如く軸筒21を横にすると揺動体27が
下方に傾動し、その下端円環部27aの一部が環
状突部23aと対向位置するので万一押圧体25
が押された場合でも変位しないので弁24は閉じ
たまゝになつており、塗布液室22内のエアーが
外部にもれることがない。使用時は第4図の如く
軸筒21を下向きにすると揺動体27の下端円環
部27aは環状突部23aの外方に位置するので
押圧体25を押圧すると揺動体27は自由に下方
に移動するので弁24も共に下方に移動し弁座2
3からはなれ塗布液室22内のエアーは弁24と
弁座23の間を通り、弁座23と押圧体25の間
を経由して外部に排出される。次いで押圧体25
より手をはなすと押圧体25はスプリング26の
弾力で元の位置に戻り弁座23に圧接する。この
時塗布液室22内のエアーは正常圧になつている
ので筆記体29先端を塗布面に押圧すると塗布液
室22内の塗布液は筆記体29先端に適量吐出す
る。
本考案によると軸筒後端の押圧体と共に軸方向
に移動し、軸筒の向きにより弁押圧可能位置、弁
非押圧位置に揺動変位し得る揺動体を設けてある
ので、筆記時軸筒を下に向けて押圧体をノツクし
塗布液室内のエアーを排出して正常圧にできるの
で筆記体先端より塗布液が安定して吐出し、又輸
送中にエアーもれすることを防止できる。
に移動し、軸筒の向きにより弁押圧可能位置、弁
非押圧位置に揺動変位し得る揺動体を設けてある
ので、筆記時軸筒を下に向けて押圧体をノツクし
塗布液室内のエアーを排出して正常圧にできるの
で筆記体先端より塗布液が安定して吐出し、又輸
送中にエアーもれすることを防止できる。
第1図は本考案の第1実施例輸送時正断面図、
第2図は同使用時正断面図、第3図は本考案の第
2実施例輸送時正断面図、第4図は同使用時正断
面図である。 1,21……軸筒、2,22……塗布液室、
3,23……弁座、4,24……弁、5,7,2
6……スプリング、6,25……押圧体、8……
振子、23a……環状突部、27……揺動体。
第2図は同使用時正断面図、第3図は本考案の第
2実施例輸送時正断面図、第4図は同使用時正断
面図である。 1,21……軸筒、2,22……塗布液室、
3,23……弁座、4,24……弁、5,7,2
6……スプリング、6,25……押圧体、8……
振子、23a……環状突部、27……揺動体。
Claims (1)
- 塗布液室上方に弁座を設け、弾発体により弁を
弁座に圧接し、弾発体により押圧され軸筒後端よ
り突出した押圧体と共に軸方向に移動し、軸筒の
向きにより弁押圧可能位置、弁非押圧位置に揺動
変位し得る揺動体を設けてなる筆記具の空気調節
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7907882U JPS58181590U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 筆記具の空気調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7907882U JPS58181590U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 筆記具の空気調節装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58181590U JPS58181590U (ja) | 1983-12-03 |
JPS6323175Y2 true JPS6323175Y2 (ja) | 1988-06-24 |
Family
ID=30088274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7907882U Granted JPS58181590U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 筆記具の空気調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58181590U (ja) |
-
1982
- 1982-05-31 JP JP7907882U patent/JPS58181590U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58181590U (ja) | 1983-12-03 |
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