JPH05200332A - 加圧容器用押しボタン - Google Patents
加圧容器用押しボタンInfo
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- JPH05200332A JPH05200332A JP4223662A JP22366292A JPH05200332A JP H05200332 A JPH05200332 A JP H05200332A JP 4223662 A JP4223662 A JP 4223662A JP 22366292 A JP22366292 A JP 22366292A JP H05200332 A JPH05200332 A JP H05200332A
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- pressure vessel
- pressurized container
- spray nozzle
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
- B65D83/14—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
- B65D83/16—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant characterised by the actuating means
- B65D83/20—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant characterised by the actuating means operated by manual action, e.g. button-type actuator or actuator caps
- B65D83/205—Actuator caps, or peripheral actuator skirts, attachable to the aerosol container
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
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- B65D83/56—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant with means for preventing delivery, e.g. shut-off when inverted
- B65D83/565—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant with means for preventing delivery, e.g. shut-off when inverted the delivery-preventing means being responsive to the orientation of the container
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 加圧分与装置の不適当な位置における使用を
妨げることによって、加圧容器の推進剤成分の浪費を減
少させ又は完全に防止することにある。 【構成】 押しボタン４は、加圧容器１に固定するよう
にしたカラー５と、噴霧ノズル７と、この噴霧ノズル７
に弁棒３の出口を連結することのできる内部ダクト・シ
ステム８とを備えている。内部ダクト・システム８は、
加圧容器の軸線Ａと、上下方向線との間に形成される角
度が所定値γを越え不適当な位置に対応するとき、噴霧
ノズル７に通ずる通路１５を閉じることのできる密封手
段Ｆを備える。密封手段Ｆは前記角度がふたたび前記所
定値γに戻り適正な使用位置に対応するようになると開
くことができる。
妨げることによって、加圧容器の推進剤成分の浪費を減
少させ又は完全に防止することにある。 【構成】 押しボタン４は、加圧容器１に固定するよう
にしたカラー５と、噴霧ノズル７と、この噴霧ノズル７
に弁棒３の出口を連結することのできる内部ダクト・シ
ステム８とを備えている。内部ダクト・システム８は、
加圧容器の軸線Ａと、上下方向線との間に形成される角
度が所定値γを越え不適当な位置に対応するとき、噴霧
ノズル７に通ずる通路１５を閉じることのできる密封手
段Ｆを備える。密封手段Ｆは前記角度がふたたび前記所
定値γに戻り適正な使用位置に対応するようになると開
くことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、中空の弁棒を押し下
げ、霧化を生ずるのに適する、中空の弁棒を取付けた液
体霧化用の加圧容器用押しボタンに関する。この押しボ
タンは、加圧容器に固定するようにしたカラーと、噴霧
ノズルと、この噴霧ノズルに中空の弁棒の出口を連結す
ることのできる内部ダクト・システムとを備えている。
げ、霧化を生ずるのに適する、中空の弁棒を取付けた液
体霧化用の加圧容器用押しボタンに関する。この押しボ
タンは、加圧容器に固定するようにしたカラーと、噴霧
ノズルと、この噴霧ノズルに中空の弁棒の出口を連結す
ることのできる内部ダクト・システムとを備えている。
【０００２】エーロゾルとも呼ばれるこのような加圧容
器を、加圧容器の形式に従って又内部に浸漬管を備えて
いるかどうかに従って「頭部を上にして」（ｈｅａｄ
ｕｐ）又「頭部を下にして」（ｈｅａｄ ｄｏｗｎ）使
うようにすることはよく知られている。加圧容器を使用
者が不良の位置に位置させると、霧化は適正な条件のも
とで行われない、又は全く生じない。そして弁の開きは
加圧容器に含まれる推進ガスの浪費を招く。
器を、加圧容器の形式に従って又内部に浸漬管を備えて
いるかどうかに従って「頭部を上にして」（ｈｅａｄ
ｕｐ）又「頭部を下にして」（ｈｅａｄ ｄｏｗｎ）使
うようにすることはよく知られている。加圧容器を使用
者が不良の位置に位置させると、霧化は適正な条件のも
とで行われない、又は全く生じない。そして弁の開きは
加圧容器に含まれる推進ガスの浪費を招く。
【０００３】この問題は、常温で蒸気／液体平衡によ
り、たとえばフレオン又はその他の液体によって容器を
加圧しないで空気のような圧縮ガスにより加圧するとき
にとくにきびしい。この圧縮ガスの浪費は好ましくな
い。
り、たとえばフレオン又はその他の液体によって容器を
加圧しないで空気のような圧縮ガスにより加圧するとき
にとくにきびしい。この圧縮ガスの浪費は好ましくな
い。
【０００４】ＦＲ−Ａ第２，６３１，３２０号明細書に
は、加圧容器が不適当な位置を占めるときに加圧容器の
使用を妨げるように押しボタンを機械的に阻止するよう
にする解決法が提案されている。しかし使用中に、すな
わち使用者がすでに押しボタンを押し始めているとき
に、加圧容器が不適当な位置に置かれると、阻止装置
は、干渉しないで推進ガスの損耗を防ぐことができな
い。
は、加圧容器が不適当な位置を占めるときに加圧容器の
使用を妨げるように押しボタンを機械的に阻止するよう
にする解決法が提案されている。しかし使用中に、すな
わち使用者がすでに押しボタンを押し始めているとき
に、加圧容器が不適当な位置に置かれると、阻止装置
は、干渉しないで推進ガスの損耗を防ぐことができな
い。
【０００５】本発明の目的は主として、使用をはじめた
ときには位置が満足が得られたとしても、この加圧分与
装置の不適当な位置における使用を妨げることによっ
て、加圧容器の推進剤成分の浪費を減らしまた完全にな
くすこともできるようにする押しボタンを提供すること
にある。
ときには位置が満足が得られたとしても、この加圧分与
装置の不適当な位置における使用を妨げることによっ
て、加圧容器の推進剤成分の浪費を減らしまた完全にな
くすこともできるようにする押しボタンを提供すること
にある。
【０００６】本発明の目的は又、簡単にかつ経済的に作
ることができ、そして作用の信頼性が高いこのような押
しボタンを提供することにある。
ることができ、そして作用の信頼性が高いこのような押
しボタンを提供することにある。
【０００７】本発明によれば、中空の弁棒を押し下げ霧
化を生ずるのに適し、加圧容器に固定しようとするカラ
ーと、噴霧ノズルと、この噴霧ノズルに前記弁棒の出口
を連結することのできる内部ダクト・システムとを備
え、前記弁棒を押し下げ、霧化を生ずるのに適し、前記
弁棒を取付けた液体霧化用の加圧容器用押しボタンにお
いて、前記内部ダクト・システムに、前記加圧容器の軸
線と、上下方向線との間に形成される角度αが所定値γ
を越え不適当な位置に対応するときは、前記噴霧ノスル
に通ずる通路を閉じることのできる密閉手段を設けると
共に、これ等の密閉手段は、前記角度αがふたたび所定
値γ以下になり適正な使用位置に対応するようになると
きに、開くことができるようにしたことを特徴とする加
圧容器用押しボタンが得られる。
化を生ずるのに適し、加圧容器に固定しようとするカラ
ーと、噴霧ノズルと、この噴霧ノズルに前記弁棒の出口
を連結することのできる内部ダクト・システムとを備
え、前記弁棒を押し下げ、霧化を生ずるのに適し、前記
弁棒を取付けた液体霧化用の加圧容器用押しボタンにお
いて、前記内部ダクト・システムに、前記加圧容器の軸
線と、上下方向線との間に形成される角度αが所定値γ
を越え不適当な位置に対応するときは、前記噴霧ノスル
に通ずる通路を閉じることのできる密閉手段を設けると
共に、これ等の密閉手段は、前記角度αがふたたび所定
値γ以下になり適正な使用位置に対応するようになると
きに、開くことができるようにしたことを特徴とする加
圧容器用押しボタンが得られる。
【０００８】このような押しボタンでは、推進剤の霧化
及び損耗は、容器が正確な位置にあって霧化が始まった
後に使用者がこの容器を霧化中に不適当な位置に位置さ
せても、防ぐことができる。
及び損耗は、容器が正確な位置にあって霧化が始まった
後に使用者がこの容器を霧化中に不適当な位置に位置さ
せても、防ぐことができる。
【０００９】密閉手段に、押しボタン内に配置され、重
力の作用のもとに移動することのできる可動な密閉要素
用のハウジングとして、役立つ円筒形の通路を設けるの
が有利である。この円筒形の通路が、前記加圧容器への
押しボタンの取付け時に、かつ前記容器が正常な使用位
置を占めるときに、この加圧容器の軸線と同じになる上
下方向に位置するようにした押しボタン軸線に対し、所
定値γの余角（π／２−γ）に等しい角度βを形成す
る。
力の作用のもとに移動することのできる可動な密閉要素
用のハウジングとして、役立つ円筒形の通路を設けるの
が有利である。この円筒形の通路が、前記加圧容器への
押しボタンの取付け時に、かつ前記容器が正常な使用位
置を占めるときに、この加圧容器の軸線と同じになる上
下方向に位置するようにした押しボタン軸線に対し、所
定値γの余角（π／２−γ）に等しい角度βを形成す
る。
【００１０】押しボタンは、頭部を上にした利用又は頭
部を下にした利用がそれぞれできるようにしてある。
部を下にした利用がそれぞれできるようにしてある。
【００１１】可動な密閉要素はボールにより構成するの
が有利である。押しボタンの内部ダクト・システムは、
弁棒の延長部分に位置するようにした軸線方向のダクト
を備えている。このダクトは、円筒形の通路に開口して
いる。この円筒形の通路は一方の側では押しボタンの側
壁まで延び栓により密閉してあるが、この通路はその他
端部では噴霧ノズルに至るダットに直径を縮小した穴を
介して連通する。
が有利である。押しボタンの内部ダクト・システムは、
弁棒の延長部分に位置するようにした軸線方向のダクト
を備えている。このダクトは、円筒形の通路に開口して
いる。この円筒形の通路は一方の側では押しボタンの側
壁まで延び栓により密閉してあるが、この通路はその他
端部では噴霧ノズルに至るダットに直径を縮小した穴を
介して連通する。
【００１２】押しボタンは、各密閉手段がそれぞれ噴霧
ノズルを閉じる位置を占めるときに、各密閉手段の前方
に位置する円筒形の通路の一部分を大気圧に露出する露
出手段を備えるのがよい。大気圧のこの露出は、使用者
が押しボタンを押すことを止めると生ずる。
ノズルを閉じる位置を占めるときに、各密閉手段の前方
に位置する円筒形の通路の一部分を大気圧に露出する露
出手段を備えるのがよい。大気圧のこの露出は、使用者
が押しボタンを押すことを止めると生ずる。
【００１３】大気に露出するこれ等の露出手段は、押し
ボタンを弁棒の端部から動かすことのできる弾性手段を
備え、押しボタンに対する押出力を止めるときに、大気
と連通する。
ボタンを弁棒の端部から動かすことのできる弾性手段を
備え、押しボタンに対する押出力を止めるときに、大気
と連通する。
【００１４】弾性手段に、加圧容器に固定するためのカ
ラーと、噴霧ノズルのなるべくは反対側に位置する押し
ボタン区域との間を確実に連結する膜ヒンジを設けるの
が有利である。この膜ヒンジに対し正反対側の押しボタ
ンの一部分は固定のカラーに対し自由である。この組合
せは、押しボタンの休止位置で膜ヒンジが弁棒の端部か
ら或る距離を隔てて軸線方向ダクトの円すい台形端部を
保持するように定めてある。
ラーと、噴霧ノズルのなるべくは反対側に位置する押し
ボタン区域との間を確実に連結する膜ヒンジを設けるの
が有利である。この膜ヒンジに対し正反対側の押しボタ
ンの一部分は固定のカラーに対し自由である。この組合
せは、押しボタンの休止位置で膜ヒンジが弁棒の端部か
ら或る距離を隔てて軸線方向ダクトの円すい台形端部を
保持するように定めてある。
【００１５】角度αに対する限度である所定値γは約３
０°が有利である。
０°が有利である。
【００１６】本発明は又、前記したような押しボタンを
取付けた加圧容器に関する。
取付けた加圧容器に関する。
【００１７】前記した構造とは別に本発明をその若干の
実施例について添付図面により詳細に説明する。
実施例について添付図面により詳細に説明する。
【００１８】
【実施例】図１には頭部を上にした位置で機能すること
ができ液体を霧化するようにした加圧容器１を示してあ
る。加圧容器１は、その上部部分に、キャップ２により
閉じた穴を設けてある。キャップ２は、この穴の周縁部
にクリンプされ（ｃｒｉｍｐ）中空の弁棒３を設けた弁
を取付けてある。弁棒３は、押し下げられるときに、弁
を確実な開き、液体を加圧容器１から外部に通過させる
ことができる。キャップ２の周縁になるべくはつかみ係
合（ｃａｔｃｈ ｅｎｇａｇｅｍｅｎｔ）により、押し
ボタンを固定するためのカラー５を基部に備えた押しボ
タン４を、加圧容器１上に載置している。
ができ液体を霧化するようにした加圧容器１を示してあ
る。加圧容器１は、その上部部分に、キャップ２により
閉じた穴を設けてある。キャップ２は、この穴の周縁部
にクリンプされ（ｃｒｉｍｐ）中空の弁棒３を設けた弁
を取付けてある。弁棒３は、押し下げられるときに、弁
を確実な開き、液体を加圧容器１から外部に通過させる
ことができる。キャップ２の周縁になるべくはつかみ係
合（ｃａｔｃｈ ｅｎｇａｇｅｍｅｎｔ）により、押し
ボタンを固定するためのカラー５を基部に備えた押しボ
タン４を、加圧容器１上に載置している。
【００１９】押しボタン４は、カラー５より小さい直径
を持つ円筒形の上部部分６を備えている。押しボタン４
は、噴霧ノズル７と、この噴霧ノズル７に弁棒３の出口
を連結することのできる内部ダクト・システム８とを備
えている。
を持つ円筒形の上部部分６を備えている。押しボタン４
は、噴霧ノズル７と、この噴霧ノズル７に弁棒３の出口
を連結することのできる内部ダクト・システム８とを備
えている。
【００２０】押しボタン４は、内部ダクト・システム８
の円すい台形の下端部を、休止位置で弁棒３の上端部か
ら或る距離に保つことのできる弾性手段Ｅを備えてい
る。
の円すい台形の下端部を、休止位置で弁棒３の上端部か
ら或る距離に保つことのできる弾性手段Ｅを備えてい
る。
【００２１】図１に明らかなようにこの休止位置では、
弁棒３の上縁部と、端部９の表面との間に空気を通すこ
とのできる空間ｊを設けてある。
弁棒３の上縁部と、端部９の表面との間に空気を通すこ
とのできる空間ｊを設けてある。
【００２２】弾性手段Ｅは、噴霧ノズル７に対向する細
くした片寄り部分に設けられ、カラー５及び円筒形の上
部部分６の間を確実に連結する膜ヒンジ１０により構成
するのが有利である。円筒形の上部部分６の下部周辺の
大部分は、カラー５に対し、とくに膜ヒンジ１０に対し
直径に沿い反対の領域で自由であり、上部部分６の下縁
部と、カラー５の隣接縁部との間に半径方向のすきま１
１を設けてある。
くした片寄り部分に設けられ、カラー５及び円筒形の上
部部分６の間を確実に連結する膜ヒンジ１０により構成
するのが有利である。円筒形の上部部分６の下部周辺の
大部分は、カラー５に対し、とくに膜ヒンジ１０に対し
直径に沿い反対の領域で自由であり、上部部分６の下縁
部と、カラー５の隣接縁部との間に半径方向のすきま１
１を設けてある。
【００２３】押しボタン４の後方上部部分を押すことに
より、この押しボタンを、これと共に弁棒３を押すこと
ができる。押しボタン４の上部部分には凹入区域１２を
設けてある。凹入区域１２では横方向のみぞ１３により
使用者の指を押しボタン４に適正に接触させることがで
きるようにしてある。
より、この押しボタンを、これと共に弁棒３を押すこと
ができる。押しボタン４の上部部分には凹入区域１２を
設けてある。凹入区域１２では横方向のみぞ１３により
使用者の指を押しボタン４に適正に接触させることがで
きるようにしてある。
【００２４】内部ダクト・システム８は、ほぼ上下方向
で押しボタン４が図１に示すようにその休止位置にある
ときに弁棒３の軸線に整合する軸線を持つ軸線方向のダ
クト１４を備えている。この場合加圧容器１は上下方向
である。
で押しボタン４が図１に示すようにその休止位置にある
ときに弁棒３の軸線に整合する軸線を持つ軸線方向のダ
クト１４を備えている。この場合加圧容器１は上下方向
である。
【００２５】さらに内部ダクト・システム８は、加圧容
器の軸線Ａと上下方向線との間に挟んだ角度α（図３参
照）が所定値γを越えたときに、噴霧ノズル７に通ずる
通路１５を閉じることのできる密閉手段Ｆを設けてあ
る。密閉手段Ｆは、角度αが所定値γ以下になると開く
ことができる。
器の軸線Ａと上下方向線との間に挟んだ角度α（図３参
照）が所定値γを越えたときに、噴霧ノズル７に通ずる
通路１５を閉じることのできる密閉手段Ｆを設けてあ
る。密閉手段Ｆは、角度αが所定値γ以下になると開く
ことができる。
【００２６】通路１５は、噴霧ノズル７の出口オリフイ
スの軸線と、ダクト１４の軸線とを通る平面内に位置す
る軸線を持つ円筒形通路である。通路１５は、ダクト１
４の軸線〔加圧容器１の軸線Ａと同じである〕に対し角
度βだけ傾けてある。角度βは所定値γに対し余角であ
る、すなわちβ＝π／２−γである。問題の例では、前
記の所定値γは約３０°であるが、角度βは約６０°で
ある。
スの軸線と、ダクト１４の軸線とを通る平面内に位置す
る軸線を持つ円筒形通路である。通路１５は、ダクト１
４の軸線〔加圧容器１の軸線Ａと同じである〕に対し角
度βだけ傾けてある。角度βは所定値γに対し余角であ
る、すなわちβ＝π／２−γである。問題の例では、前
記の所定値γは約３０°であるが、角度βは約６０°で
ある。
【００２７】円筒形の通路１５の下部部分が、上部部分
６の側面に開口する。通路１５はこの端部を栓１６によ
り閉じてある。通路１５の反射側の上端部１７は円すい
台形であり、縮小した断面を持つ半径方向のみぞ穴１８
を介し噴霧ノズル７の出口オリフイスに連通している。
ダクト１４は通路１５に開口している。
６の側面に開口する。通路１５はこの端部を栓１６によ
り閉じてある。通路１５の反射側の上端部１７は円すい
台形であり、縮小した断面を持つ半径方向のみぞ穴１８
を介し噴霧ノズル７の出口オリフイスに連通している。
ダクト１４は通路１５に開口している。
【００２８】密閉手段Ｆは、重力の作用のもとに通路１
５内で移動できるボール１９により構成した可動な密閉
要素を備えている。ボール１９は、図３に示すようにボ
ール１９の受け座として作用する円すい台形の端部１７
に漏れ止め状態に当てがうことができる。通路１５の内
径と、ボール１９の直径とは、ダクト１４の内径より大
きい。
５内で移動できるボール１９により構成した可動な密閉
要素を備えている。ボール１９は、図３に示すようにボ
ール１９の受け座として作用する円すい台形の端部１７
に漏れ止め状態に当てがうことができる。通路１５の内
径と、ボール１９の直径とは、ダクト１４の内径より大
きい。
【００２９】ダクト１４は、スリーブ２０内に形成さ
れ、スリーブ２０の外径は円筒形の上部部分６の内径よ
り著しく小さく、これ等の２表面間に環状の空間が存在
する。角度的に規則正しく互いに間隔を置いた強めリブ
２１を設けて、スリーブ２０の外面と、上部部分６の内
面との間の半径方向連結を形成するようにしてある。
れ、スリーブ２０の外径は円筒形の上部部分６の内径よ
り著しく小さく、これ等の２表面間に環状の空間が存在
する。角度的に規則正しく互いに間隔を置いた強めリブ
２１を設けて、スリーブ２０の外面と、上部部分６の内
面との間の半径方向連結を形成するようにしてある。
【００３０】次に本発明押しボタンの作用を以下に述べ
る。
る。
【００３１】図１に示した休止位置では加圧容器１はほ
ぼ垂直方向すなわち上下方向である。スリーブ２０の円
すい台形の端部９は、弁棒３からわずかな距離を置いて
いる。ボール１９は、重力の作用によって通路１５の底
部部分の栓１６に接触している。
ぼ垂直方向すなわち上下方向である。スリーブ２０の円
すい台形の端部９は、弁棒３からわずかな距離を置いて
いる。ボール１９は、重力の作用によって通路１５の底
部部分の栓１６に接触している。
【００３２】加圧容器１は、頭部を上にして操作するよ
うにしてあるから、図２に示すように使用者が加圧容器
１をその適正な上下方向位置に保ちながら、押しボタン
４を押すと、押しボタン４は膜ヒンジ１０のまわりに時
計回りに傾き、円すい台形の端部９は弁棒３を押すこと
により弁棒３に漏れ止め状態に接触する。ボール１９
は、栓１６に接触した状態で通路１５の底部に留まる。
霧化液体は図２に示すように、弁棒３、ダクト１４、通
路１５の上部部分及びノズル７を介して出る。
うにしてあるから、図２に示すように使用者が加圧容器
１をその適正な上下方向位置に保ちながら、押しボタン
４を押すと、押しボタン４は膜ヒンジ１０のまわりに時
計回りに傾き、円すい台形の端部９は弁棒３を押すこと
により弁棒３に漏れ止め状態に接触する。ボール１９
は、栓１６に接触した状態で通路１５の底部に留まる。
霧化液体は図２に示すように、弁棒３、ダクト１４、通
路１５の上部部分及びノズル７を介して出る。
【００３３】何等かの理由で図３に示すように使用者が
所定値γを越える角度αだけ上下方向に対して加圧容器
１の軸線Ａを傾けても、ボール１９が重力の作用により
移動し円すい台形の受け座１７に係合し噴霧ノズル７に
向かう通路を閉じる。この場合霧化はもはや生じない。
所定値γを越える角度αだけ上下方向に対して加圧容器
１の軸線Ａを傾けても、ボール１９が重力の作用により
移動し円すい台形の受け座１７に係合し噴霧ノズル７に
向かう通路を閉じる。この場合霧化はもはや生じない。
【００３４】この霧化の停止は、押しボタン４を押し続
ける間に使用者が認められた限度を越えて加圧容器１を
傾けたときに図２の状態で霧化が始まっても生ずるか
ら、動的なものである。
ける間に使用者が認められた限度を越えて加圧容器１を
傾けたときに図２の状態で霧化が始まっても生ずるか
ら、動的なものである。
【００３５】押しボタン４を押す前でも加圧容器１を傾
斜させると、使用者が押しボタン４を押す瞬間から霧化
が妨げられるのはもちろんである。
斜させると、使用者が押しボタン４を押す瞬間から霧化
が妨げられるのはもちろんである。
【００３６】使用者が押しボタン４を押すのを止めて加
圧容器１をその上下方向位置にふたたび位置させると、
膜ヒンジ１０は押しボタン４を図１の位置に戻し、ダク
ト１４と、円すい台形の受け座１７に接触するボール１
９の前方に位置する通路１５の部分とを大気に露出する
すきまｊをふたたび生成する。通路１５及びダクト１４
に含まれる加圧ガスは、逃げることができ、ボール１９
は図１に示した底部位置に戻ることができる。
圧容器１をその上下方向位置にふたたび位置させると、
膜ヒンジ１０は押しボタン４を図１の位置に戻し、ダク
ト１４と、円すい台形の受け座１７に接触するボール１
９の前方に位置する通路１５の部分とを大気に露出する
すきまｊをふたたび生成する。通路１５及びダクト１４
に含まれる加圧ガスは、逃げることができ、ボール１９
は図１に示した底部位置に戻ることができる。
【００３７】以上「頭部を上にして」機能するようにし
た加圧容器について説明した。
た加圧容器について説明した。
【００３８】本発明押しボタンは「頭部を下にして」機
能するようにしてもよいのは明らかである。従って通路
１５の傾斜は、上下方向に対する容器の軸線の傾斜が所
定値を超えたときに前記したのと同じ結果、すなわち出
口ノズルの閉鎖が起るように選定する。
能するようにしてもよいのは明らかである。従って通路
１５の傾斜は、上下方向に対する容器の軸線の傾斜が所
定値を超えたときに前記したのと同じ結果、すなわち出
口ノズルの閉鎖が起るように選定する。
【図１】外部を一部だけ示した加圧容器に取付けた休止
位置における本発明押しボタンの１実施例の縦断面図で
ある。
位置における本発明押しボタンの１実施例の縦断面図で
ある。
【図２】加圧容器を霧化できる適正な位置に配置したと
きの押し下げた押しボタンを示す図１と同様な縦断面図
である。
きの押し下げた押しボタンを示す図１と同様な縦断面図
である。
【図３】加圧容器が不適当な位置にある間に押し下げら
れ霧化を防いだ押しボタンを示す図２と同様な縦断面図
である。
れ霧化を防いだ押しボタンを示す図２と同様な縦断面図
である。
１ 加圧容器 ３ 中空の弁棒 ４ 押しボタン ５ カラー ７ 噴霧ノズル ８ 内部ダクト・システム １５ 通路 Ａ 軸線 Ｆ 密閉手段 γ 所定値
Claims (10)
- 【請求項１】 （イ）加圧容器に固定しようとするカラ
ーと、（ロ）噴霧ノズルと、（ハ）この噴霧ノズルに中
空の弁棒の出口を連結することのできる内部ダクト・シ
ステムとを備え、前記弁棒を押し下げ、霧化を生ずるの
に適し、前記弁棒を取付けた、液体霧化用の加圧容器用
押しボタンにおいて、前記内部ダクト・システム（８）
に、前記加圧容器の軸線Ａと、上下方向線との間に形成
される角度αが、所定値γを越え不適当な位置に対応す
るときは、前記噴霧ノズル（７）に通ずる通路（１５）
を閉じることのできる密閉手段Ｆを設けると共に、これ
等の密閉手段Ｆは、前記角度αがふたたび前記所定値γ
以下になり適正な使用位置に対応するようになるとき
に、開くことができるようにしたことを特徴とする加圧
容器用押しボタン。 - 【請求項２】 前記密閉手段Ｆに、前記押しボタン
（４）の内部に配置され、重力の作用のもとに移動する
ことのできる可動な密閉要素（１９）用のハウジングと
して役立つ円筒形の前記通路（１５）を設け、この円筒
形の通路（１５）が前記加圧容器への押しボタン取付け
時に、かつ前記加圧容器が正常な使用位置を占めるとき
に、この加圧容器の軸線Ａと同じになる上下方向に位置
するようにした押しボタン軸線に対し、所定値γの余角
（π／２−γ）に等しい角度βを形成するようにしたこ
とを特徴とする、請求項１の加圧容器用押しボタン。 - 【請求項３】 前記可動な密閉要素（１９）を、ボール
により構成したことを特徴とする、請求項１又は２の加
圧容器用押しボタン。 - 【請求項４】 前記押しボタンの内部ダクト・システム
（８）に、前記弁棒（３）の延長部分に位置するように
した軸線方向のダクト（１４）を設け、このダクトが、
前記円筒形の通路（１５）に開口するようにしたことを
特徴とする、請求項１ないし３のいずれか一項に記載の
加圧容器用押しボタン。 - 【請求項５】 前記円筒形の通路（１５）が一方の側で
は前記押しボタンの側壁まで延び、栓（１６）により密
閉されるが、前記通路がその他端部において、縮小した
直径を持つ穴を介し、前記噴霧ノズル（７）に通ずるダ
クト（１８）に連通するようにしたことを特徴とする、
請求項２の加圧容器用押しボタン。 - 【請求項６】 前記密閉手段（Ｆ、１９）がそれぞれ前
記噴霧ノズル（７）を閉じる位置を占めるときに、前記
密閉手段（Ｆ、１９）の前方に位置する前記円筒形の通
路（１５）の一部分を大気圧に露出する露出手段（Ｅ、
ｊ）を備え、大気圧へのこの露出が、前記押しボタン
（４）に加えられる押し下げ作用を使用者が止めるとき
に生ずるようにしたことを特徴とする、請求項１ないし
５のいずれかに記載の加圧容器用押しボタン。 - 【請求項７】 大気圧に露出する前記露出手段に、前記
押しボタンに加えられる圧力を止めるときに、大気との
連通部ｊを形成するように、前記弁棒（３）の端部から
前記押しボタンを移動させることができる弾性手段Ｅを
設けたことを特徴とする、請求項６の加圧容器用押しボ
タン。 - 【請求項８】 前記弾性手段Ｅに、前記加圧容器に固定
するカラー（５）と、前記噴霧ノズル（７）の反対側に
位置する押しボタン区域との間を確実に連結する膜ヒン
ジ（１０）を設け、この膜ヒンジ（１０）に対し正反対
側の前記押しボタンの一部分を前記固定のカラーに対し
自由にし、この組合せを、前記押しボタンの休止位置に
おいて前記膜ヒンジにより前記軸線方向のダクト（１
４）の円すい台形端部（９）を前記弁棒（３）の端部か
ら或る距離に保持するように、定めたことを特徴とする
請求項７の加圧容器用押しボタン。 - 【請求項９】 角度αの限度である前記所定値γを、約
３０°にしたことを特徴とする請求項１ないし８のいず
れか一項に記載の加圧容器用押しボタン。 - 【請求項１０】 請求項１ないし９のいずれか一項に記
載に加圧容器用押しボタンを取付けた加圧容器。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9109728A FR2679880B1 (fr) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | Bouton-poussoir pour recipient pressurise destine a la pulverisation d'un liquide, et recipient pressurise equipe d'un tel bouton-poussoir. |
| FR9109728 | 1991-07-31 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05200332A true JPH05200332A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=9415772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4223662A Pending JPH05200332A (ja) | 1991-07-31 | 1992-07-31 | 加圧容器用押しボタン |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0526298B1 (ja) |
| JP (1) | JPH05200332A (ja) |
| AT (1) | ATE127763T1 (ja) |
| DE (1) | DE69204779T2 (ja) |
| ES (1) | ES2076711T3 (ja) |
| FR (1) | FR2679880B1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0930576A (ja) * | 1995-07-13 | 1997-02-04 | L'oreal Sa | ディスペンサー及び該ディスペンサー用リセプタクル |
| JP2013230825A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | エアゾール容器 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5348199A (en) * | 1993-09-13 | 1994-09-20 | Summit Packaging Systems, Inc. | Aerosol valve having means to shut off flow if valve is tipped beyond a certain inclination from vertical |
| FR2739085B1 (fr) * | 1995-09-21 | 1997-11-14 | Oreal | Dispositif de conditionnement et de distribution |
| US5690256A (en) * | 1996-05-06 | 1997-11-25 | Summit Packaging Systems, Inc. | Aerosol valve having mechanism to reset flow shutoff if valve is tipped beyond a certain inclination from vertical |
| US6047946A (en) | 1998-02-27 | 2000-04-11 | Precision Valve Corporation | Blocking structure for preventing actuation of a valve for pressurized containers |
| FR2804666B1 (fr) | 2000-02-04 | 2002-06-14 | Oreal | Distributeur pour le stockage d'au moins deux composants et la distribution selective soit d'un constituant seul, soit de leur melange, et procede pour sa mise en oeuvre |
| FR2824539B1 (fr) | 2001-05-09 | 2003-12-19 | Oreal | Dispositif pour le conditionnement separe de deux produits, et leur distribution sous pression, de maniere separee ou en melange |
| CN109466874A (zh) * | 2018-12-05 | 2019-03-15 | 上海升村包装材料有限公司 | 一种喷雾瓶盖 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR1279218A (fr) * | 1958-10-13 | 1961-12-22 | Bouchon distributeur pour récipient sous pression de gaz | |
| US4174053A (en) * | 1976-03-15 | 1979-11-13 | Zojirushi Vacuume Bottle Co., Ltd. | Vacuum bottle having a tilt responsive closure |
| FR2631320B1 (fr) * | 1988-05-10 | 1990-11-30 | Oreal | Recipient pressurise comportant une valve et un dispositif d'actionnement de la valve |
| FR2637870B1 (fr) * | 1988-10-13 | 1990-12-28 | Oreal | Recipient pressurise comportant un systeme de blocage de la valve lorsque le recipient n'est pas en position convenable |
-
1991
- 1991-07-31 FR FR9109728A patent/FR2679880B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-07-16 DE DE69204779T patent/DE69204779T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-07-16 EP EP92402049A patent/EP0526298B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1992-07-16 AT AT92402049T patent/ATE127763T1/de not_active IP Right Cessation
- 1992-07-16 ES ES92402049T patent/ES2076711T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-07-31 JP JP4223662A patent/JPH05200332A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
| JPH0930576A (ja) * | 1995-07-13 | 1997-02-04 | L'oreal Sa | ディスペンサー及び該ディスペンサー用リセプタクル |
| JP2013230825A (ja) * | 2012-04-27 | 2013-11-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | エアゾール容器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2679880B1 (fr) | 1993-11-19 |
| DE69204779D1 (de) | 1995-10-19 |
| ES2076711T3 (es) | 1995-11-01 |
| ATE127763T1 (de) | 1995-09-15 |
| FR2679880A1 (fr) | 1993-02-05 |
| EP0526298A1 (fr) | 1993-02-03 |
| EP0526298B1 (fr) | 1995-09-13 |
| DE69204779T2 (de) | 1996-05-23 |
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