JPH0451157Y2 - - Google Patents

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JPH0451157Y2
JPH0451157Y2 JP13283587U JP13283587U JPH0451157Y2 JP H0451157 Y2 JPH0451157 Y2 JP H0451157Y2 JP 13283587 U JP13283587 U JP 13283587U JP 13283587 U JP13283587 U JP 13283587U JP H0451157 Y2 JPH0451157 Y2 JP H0451157Y2
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JP
Japan
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valve
cap
tank
cylindrical body
attached
Prior art date
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Expired
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JP13283587U
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English (en)
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JPS6439244U (ja
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Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 弁付キヤツプを使用するカートリツジタンクに
関するものである。
〔従来の技術〕
カートリツジタンクは弁付キヤツプを取り外し
て灯油などの液体を給液し、キヤツプを強く締付
けて移動し、受皿に転倒装着することによつて弁
を開き液体を供給するものである。
この時キヤツプの締付けが悪いとタンクを転倒
した時にキヤツプが外れ、タンク内の液体が一度
に流出するトラブルがある。このトラブルを防ぐ
為にタンク1の口金に第2の弁を着脱自在に取付
け、キヤツプが外れても口金に装備した弁が閉
じ、液体の流れを止める実公昭60−14119号があ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで口金に装備した第2の弁は給液時ホー
スポンプの先端などで軽く開路となる必要がある
が、軽く開くようにすれば弁の閉止能力が悪くな
り完全に液体の流出を止めることができなくなる
欠点がある。また弁の一部がホースポンプの流れ
の邪魔になると液体が飛び散り、かつ密閉状態の
カートリツジタンクへの給液は弁部分から空気を
排出しながら行なわれる為に、この空気排出がで
きずエアロツクして液体をあふれさせてしまうト
ラブルがあり、結局いつも行なわれる給液操作を
優先し、エアロツクが起きない閉止能力の弱い弁
構造によつて実施せざるを得なかつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案はカートリツジタンク内に装備する弁
構造の改良によつて上記キヤツプ外れのトラブル
に対応したもので、1はカートリツジタンク、2
はカートリツジタンク1のネジ付口金、4はネジ
付口金2に嵌合するキヤツプである。3はキヤツ
プ4内に装着した弁であり、該弁3は口金2内部
にのぞませて構成部品が突出しており、該構成部
品はキヤツプ4裏面で口金2内にのぞませた凸部
5を形成している。6はタンク1の口金2に取付
した筒体で、該筒体6はすべてタンク1内に位置
しており、実施例の筒体6は弾性のあるプラスチ
ツクで構成され、筒体6の端部は口金2の内径よ
りやや径の大きなフランジ6′と、口金2の内縁
と係止するツメ6″を有し、タンク口金2に固着
する。7は筒体6内壁に形成した弁座、9は弁座
7よりタンク1内方の筒体6壁に形成した開口、
8は筒体6内に摺動自在に収納した開閉弁、11
は開閉弁8に取付けたおもりである。13はタン
ク1内に挿入した筒体6の先端部に取付けた開閉
弁8の抜け止めストツパー、10はストツパー1
3とおもり11との間に取付けた開閉弁バネであ
り、開閉弁バネ10の押力とおもり11の重力と
をバランスさせており、実施例は第2図に示す如
く給液時はおもり11がバネ10を圧縮し、弁座
7と開閉弁8とは離開する。またタンク1正立時
はおもり11による重力と開閉弁バネ10の伸び
力とで開閉弁8を弁座7に押付け閉路となる。1
2はキヤツプ4にのぞませた開閉弁8の端部に形
成した傾斜部であり、第2図に示すようにホース
ポンプの先端14から供給される液体は傾斜部1
2に沿つて円筒6の開口9に向つて流れ、円滑に
給液できる。
〔作用の説明〕
叙上の構成であるこの考案は口金2を上方に向
けた時、おもり11は開閉弁バネ10を圧縮して
ストツパー13に保持されており、キヤツプ4を
外して口金2から液体を注入すれば、開閉弁8の
端の傾斜部12沿つて円滑に流れ、筒体6の開口
9を介してタンク1内に供給できる。その後口金
2にキヤツプ4を装着すればキヤツプ4の弁3は
閉じており、開閉弁8の位置に関係なくタンク1
は密閉できる。
而してタンク1を転倒して弁付キヤツプ4を受
皿に装着すれば、弁3は受皿によつて押開かれ、
かつ弁3を構成する弁軸などによるキヤツプ2の
凸部5は開閉弁8をおもり11が開閉弁バネ10
に抗して押上げており、弁座7と開閉弁8が開か
れているので筒体6の開口9及び弁3を介して受
皿内に液体を供給することができる。
一方受皿に装着すべくタンク1を転倒した時に
もしキヤツプ3が外れると、該開閉弁8は装着し
たおもり11によつて弁座7に押付けられ、更に
開閉弁バネ10によつても弁座7に押付けられ、
奏合した二つの力で口金2への流路を完全に閉ざ
し、漏れ量をゼロにする。
〔効果の説明〕
以上の様にこの考案はタンク1や弁付キヤツプ
4の改造は全く行つておらず、対応する受皿も従
来品がそのまま利用でき、従来品のカートリツジ
タンクと完全な互換性が保たれるものである。
またカートリツジタンクの口金2に開閉弁8等
を装着した弾性の筒体6を挿入固着するものであ
るから、組立工程は非常に簡単であり、従来品の
改善に優れている。
更に受皿に装着する為にタンク1を転倒させれ
ば、開閉弁8はおもり11によつて弁座7方向に
付勢されるだけでなく、開閉弁バネ10の力でも
弁座7方向に付勢され、二つの力によつて確実に
弁閉を保つことができ、キヤツプ4が外れた時に
は確実に液体の流出を防ぐことができた。
一方おもり11の重力と開閉弁バネ10の力を
バランスさせており、タンク1が傾斜している時
はバネ10の力が強く弁座7と開閉弁8とが密着
位置に保持しているが、タンク1を給液の為に正
立させた時はおもり11の重力がバネ10の伸力
に勝り、開閉弁8は弁座7から離れる。この時開
閉弁8の先端に傾斜部12を形成したからホース
ポンプはスムーズに口金2に挿入でき、液体も傾
斜部12から開口9に流れ、飛沫をほとんど発生
させないから、光センサー付のオートストツプ付
のホースポンプの使用が可能となつたものであ
り、キヤツプ4が外れた時の油もれ防止構造が始
めて実用レベルで実施できたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の断面図、第2図は給液時の
断面図である。 1……タンク、2……口金、3……弁、4……
キヤツプ、5……凸部、6……筒体、7……弁
座、8……開閉弁、9……開口、10……開閉弁
バネ、11……おもり、12……傾斜部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) タンク1の口金2に弁3を有するキヤツプ4
    を着脱自在に取付け、かつキヤツプ4の裏面に
    タンク1内にのぞませて凸部5を形成し、かつ
    タンク1内に位置した筒体6をタンク口金2に
    取付し、該筒体6内壁に弁座7を形成し、かつ
    筒体6内に弁座7と対向して開閉弁8を摺動自
    在に収納し、かつ弁座7より内方の筒体6に開
    口9を形成し、カートリツジタンク転倒使用時
    キヤツプ4の凸部5と開閉弁8とが当接し、弁
    座7と開閉弁8とを離開するカートリツジタン
    クに於て、該開閉弁8には弁座7に開閉弁8を
    押付ける開閉弁バネ10とおもり11を取付
    け、開閉弁バネ10の押力とおもり11の重力
    とをほぼバランスさせたことを特徴とするカー
    トリツジタンクの弁装置。 (2) 開閉弁8のキヤツプ4にのぞませた端部に傾
    斜部12を形成した実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のカートリツジタンクの弁装置。
JP13283587U 1987-08-31 1987-08-31 Expired JPH0451157Y2 (ja)

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JP13283587U JPH0451157Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

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Publication Number Publication Date
JPS6439244U JPS6439244U (ja) 1989-03-08
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