JPS63231142A - ヒ−トポンプ式乾燥装置 - Google Patents

ヒ−トポンプ式乾燥装置

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JPS63231142A
JPS63231142A JP6548287A JP6548287A JPS63231142A JP S63231142 A JPS63231142 A JP S63231142A JP 6548287 A JP6548287 A JP 6548287A JP 6548287 A JP6548287 A JP 6548287A JP S63231142 A JPS63231142 A JP S63231142A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はヒートポンプ式乾燥装置に関するものである
(従来の技術) 冷媒のヒートポンプサイクルを乾燥装置に応用した具体
例としては、例えば特開昭59−150228号公報記
載の浴室乾燥装置がある。第4図にその装置の構成を模
式的に示しているが、同図において81は浴室ユニット
であり、その天井に乾燥ユニット82が設置されている
。この乾燥ユニット82内には圧縮機83と送風ファン
84と、互いに隣接して配置された第1、第2熱交換器
85.86とが配置されている。上記送風ファン84作
動時には、天井の吸込口87から浴室内の大気が上記乾
燥ユニット82内に吸込まれ、上記第1、第2熱交換器
85.86を通過した後、吹出口88から浴室へと吹出
される。そしてこのとき上記圧縮機83からの吐出ガス
冷媒を上記第2熱交換器86から第1熱交換器85へと
循環させるのである。上記第2熱交換器85は蒸発器と
して作用し、これを通過する大気を冷却する。一方、上
記第2熱交換器86は凝縮器として作用し、これを通過
する大気を加熱する。したがって流通大気はまず冷却さ
れ、このとき大気中の水分が結露し、除湿される。次い
で温度回復された後に、上記吹出口から乾燥空気として
吹出される。以上の作動を継続することによって、浴室
の乾燥が行われる。
ところで上記従来例は浴室の除湿乾燥を行う装置として
構成されているものであるが、さらに上記のような乾燥
空気の吹出口に、洗濯後等の衣類を吊り下げ、これに吹
出風を当てるようにすることによって、衣類等の乾燥装
置として構成することもできる。すなわち上記のような
乾燥ユニットを浴室、もしくは脱衣室の天井に設けるこ
とによって、入浴時以外は通常未使用状態となる居住空
間の有効活用を図ることができる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで上記のような除湿空気を吹付けて衣類等の乾燥
を行うヒートポンプ式乾燥装置を構成する場合、夏場、
大気温度が高い場合には迅速な乾燥が可能であるが、冬
場等のように大気温度が低い場合には、大気中に含み得
る絶対水分量は小さなものであるために、その範囲内で
なし得る単位時間当りの大気からの除湿量、また衣類付
着水分の蒸発量はいずれも小さなものとなり、このため
乾燥に長時間を要するものとなったり、或いは大気循環
量や、大気冷却能力、加熱能力の大きなヒートポンプ式
乾燥装置が必要となって、経済性に劣るという問題があ
る。
一方、衣類の乾燥は温風を吹付けることによっても行う
二七ができる。この場合、大気温度が低い場合に、その
乾燥効果は顕著であるが、逆に大気温度が高い場合には
、上記除湿乾燥に比べて、乾燥効果は小さなものとなっ
てしまう。
この発明は上記に鑑みなされたものであって、その目的
は、大気温度に応じてより効率的な乾燥を行うことがで
き、そのため乾燥時間の短縮や経済性の向上をなし得る
ヒートポンプ式乾燥装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの発明のヒートポンプ式乾燥装置は、第1図に
その基本構成を示しているように、圧縮alと室外熱交
換器2と、第1及び第2熱交換器3.4を有する乾燥用
熱交換器ユニット5とを冷媒配管6により接続すると共
に、この冷媒配管6に、上記圧縮機1からの吐出冷媒が
上記乾燥用熱交換器ユニット5から室外熱交換器2へと
循環する第1冷媒循環サイクルと、上記圧縮機lと乾燥
用熱交換器ユニット5との間を冷媒が循環する第2冷媒
循環サイクルとを切換えるためのサイクル切換機構7を
設け、また上記乾燥用熱交換器ユニット5に、この乾燥
用熱交換器ユニット5を凝縮器として作用させる第1切
換状態と、上記第1、第2熱交換器3.4の一方を蒸発
器、他方を凝縮器としてそれぞれ作用させる第2切換状
態とを切換えるための熱交換切換機構8を設け、さらに
大気温度が基準温度以下のときには上記第1冷媒循環サ
イクルと第1切換状態とがそれぞれ選択されるように、
また大気温度が基準温度を超えるときには、上記第2冷
媒Wi環サイクルと第2切換状態とがそれぞれ選択され
るように上記サイクル切換機構7と熱交換切換機構8と
をそれぞれ制御するための運転制御手段9を有している
(作用) 上記構成のヒートポンプ式乾燥装置における作用につい
て、第1図を参照して説明すると、大気温度が基準温度
以下のときには、圧縮機1から吐出されるガス冷媒は乾
燥用熱交換器ユニット5で凝縮して放熱し、室外熱交換
器2で薄光して上記圧縮a1に返流される冷媒循環とな
る。一方、外気温度が基準温度を超えるときには、圧縮
機1から吐出されるガス冷媒は、乾燥用熱交換器ユニン
1・5内部で凝縮及び薄発の相変化を生じて圧縮機1に
返流されるように、運転制御手段9によって制御される
。したがって上記乾燥用熱交換器ユニット5は、外気温
度が基準温度以下のときにはこれを流通する大気を加熱
し、一方、基準温度を超えたときには除湿を行うように
自動的に機能の切換えがなされるのである。このため上
記基準温度を適当に設定することによって、外気温度が
低温側では温風送風乾燥で、高温側では除湿乾燥でそれ
ぞれより効率のよい乾燥運転が自動的に選択される乾燥
装置となり、乾燥時間の短縮、運転効率の向上を図るこ
とができる。
(実施例) 次にこの発明のヒートポンプ式乾燥装置の具体的な実施
例について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
先に説明した第1図には、この発明の基本構成を示す冷
媒回路模式図を示しており、そして第2図には、この発
明を適用すると共に、さらに二室空調機能、給湯加熱機
能も有するヒートポンプシステムとして構成した具体例
を示している。
第2図において、Xは室外ユニットであり、この室外ユ
ニットXには圧縮機1が配置されている。
この圧縮機1の吐出配管12と、アキュームレータ13
の介設された吸込配管14とは、空調運転時の冷暖切換
用の四路切換弁(以下、冷暖切換弁と言う)15にそれ
ぞれ接続されているが、上記吐出配管12には、さらに
空調運転と給湯加熱運転とを切換えるための四路切換弁
(以下、給湯切換弁と言う)16が介設されている。こ
の給湯切換弁16の他の2つの接続ポートは、その一方
が配管17によって上記吸込配管14に接続されると共
に、他方は閉鎖弁18の介設された給湯用往管19によ
ってガス側給湯ユニット接続ポート20に接続されてい
る。上記給湯切換弁16の切換作動によって、上記圧縮
機1からの吐出ガス冷媒を、上記冷暖切換弁15側か、
または上記給湯用往管19側かに選択的に供給するよう
になされている。
上記冷暖切換弁15には、第1及び第2のガス管21.
22がそれぞれ接続されている。上記第1ガス管21に
は、閉鎖弁23が介設されると共に、その先端部分は3
本の分岐ガス管24.25.26に分岐されて、それぞ
れガス側室内ユニット接続ボート27.28.29に接
続されている。
一方、上記第2ガス管22には室外熱交換器2が接続さ
れ、この室外熱交換器2には、第1電動弁31と受液器
32と閉鎖弁33とが順次介設された液管34が接続さ
れている。そしてこの液管34の先端部は3本の分岐液
管35.36.37に分岐されて、それぞれ液側室内ユ
ニット接続ポート38.39.40に接続されている。
なお上記各分岐液管35.36.37にはそれぞれ第2
電動弁41.42.43を介設している。また上記受液
器32には、さらに給湯用復管45が接続され、この給
湯用復管45は、第3電動弁46と閉鎖弁47が介設さ
れると共に、法例給湯ユニット接続ボート48に接続さ
れている。さらに上記圧縮機lと給湯切換弁16の間の
吐出配管12と、上記液側室内ユニット接続ボート40
と第2電動弁43との間の分岐液管37とは、閉鎖弁4
9と第1電磁開閉弁50とを介設した乾燥用ガス供給管
51で接続している。
上記のような利用側ユニット接続ボートを有する室外ユ
ニットXにおいて、上記それぞれガス側と法例との対を
なす接続ポートに利用側熱交換器を接続して多機能のヒ
ートポンプシステムが構成される訳であるが、上記実施
例では、給湯ユニット接続ボート20−48間に、給湯
ユニットPの貯湯槽内に配置されて、貯湯水を加熱する
ための給湯用熱交換器55を接続し、また上記3対の室
内ユニット接続ポートには、その2対27−38、2B
−39に、室内ユニットA、Bの各室内熱交換器56.
57を接続している。そして残りの室内ユニット接続ボ
ート29−40間に乾燥ユニットHの乾燥用熱交換器ユ
ニット5を接続している。
つまり上記ガス側室内ユニット接続ポート29には分岐
接続ガス管58を接続すると共に、液側室内ユニット接
続ボート40には分岐接続液管59を接続して、これら
の各分岐接続配管58.58の間に上記乾燥用熱交換器
ユニット5を接続している。
上記乾燥用熱交換器ユニット5を有する乾燥ユニットH
は、全体を排気ダクト6oが接続されたケーシングで覆
われて、例えば浴室或いは脱衣室の天井等に設置される
ものであり、その天井面に吸込口と吹出口とを有し、内
部に設置される送風ファン(図示せず)作動時には、上
記吸込口から浴室又は脱衣室内の大気を吸込み、これを
上記乾燥用熱交換器ユニット5を通過させた後、上記吹
出口から、その下部に吊るされる衣類に吹付けるように
構成される。上記の様に浴室又は脱衣室内の大気を循環
させる際に、後述する温風吹出乾燥時において、水分を
多量に含む吸込み大気は、その一部が上記排気ダクト6
0を通して屋外に排出される。なお上記装置においては
、後述のように、上記温風吹出乾燥とは別に除湿乾燥に
も自動的に切換わる乾燥運転がなされる訳であるが、こ
の除湿乾燥時には上記排気ダクト60を通しての屋外へ
の排気は行われない。
上記乾燥用熱交換器ユニット5は、第2図に示している
ように、第1熱交換器3と第2熱交換器4とを有してお
り、これらの熱交換器3.4を、逆止弁61゛、膨張弁
62、第2電磁開閉弁63の並列接続回路から成る熱交
換切換機構8を介して直列に接続した構成である。上記
逆止弁61は、前記分岐接続ガス管58側に接続された
上記第1熱交換器3側から第2熱交換器4側への冷媒の
流通を許容する。また上記膨張弁62は、上記第2熱交
換器4側からこの膨張弁62を通して第1熱交換器3へ
と冷媒が流通する際に、上記第1熱交換器3の出口側配
管に付設されているサーミスタ64での検出温度に応じ
て、自動的に開度制御するものである。なお上記乾燥用
熱交換器ユニット5には、バイパス配管65が並列に接
続されており、このバイパス配管には異常昇圧防止のた
めの高圧リリーフ弁66が介設されている。
なお上記室外ユニットXには、上記各利用側ユニットA
、B、P、Hにおける運転スイッチのON操作信号等に
応じて、所定の冷媒循環サイクルを形成するための運転
制御装置9が配置されている。
上記構成のヒートポンプシステムにおいて、次に乾燥運
転時の作動状態について説明する。
上記乾燥ユニッ)Hにおいて乾燥運転スイッチがON操
作され、乾燥運転要求信号が上記運転制御装置9に人力
されると、この運転制御装置9においてはまず大気温度
と基準温度との比較が行われる。室外ユニッ)X内に配
設されている大気温度検出用サーミスタ(図示せず)で
の検出温度が基準温度(例えば22°C)以下の場合に
は、上記運転制御装置9からの作動信号によって、前記
各切換弁15.16は第2図中それぞれ実線で示す連通
位置に設定され、第1、第2電磁開閉弁50.63はそ
れぞれ閉弁状態となされて、冷媒の循環が行われる。こ
のとき圧縮機1からの吐出ガス冷媒は、図中実線矢印で
示すように、給湯切換弁16、冷暖切換弁15、第1ガ
ス管21、分岐接続ガス管58を経由して、乾燥用熱交
換器ユニット5に流入する。この乾燥用熱交換器ユニッ
ト5では、第1熱交換器3、逆止弁61、第2熱交換器
4を順次通過して分岐接続液管59へと流出していく訳
であるが、上記逆止弁61は膨張機構として機能するも
のではないので、上記第1熱交換器3と第2熱交換器4
とは一体的に凝縮器として作用し、これらを通過する大
気を加熱する。すなわちこの乾燥ユニッ)Hからは温風
吹出しがなされる。上記乾燥用熱交換器ユニット5で凝
縮した冷媒は、膨張機構として機能する第2電動弁43
、第1電動弁31の介設された液管34がら室外熱交換
器2に流入し、ここで蒸発した後、冷暖切換弁15から
圧縮機1に返流される。以上のような第1の冷媒循環サ
イクルによって、室外熱交換器2で外気より得た熱量が
乾燥用熱交換器ユニット5に転送され、これによって加
熱された温風による乾燥がなされる。なお上記乾燥運転
時には、第2図より明らかなように、室内ユニットA、
 B側(7)第2電動弁41.42を適当に開度制御し
て、室内熱交換器56.57側にも圧縮機1がらの吐出
冷媒を分流して循環させることが可能であり、したがっ
て上記乾燥運転と室内暖房運転との同時運転が可能であ
る。
一方、外気温度が基準温度を超えていることが検出され
た場合には、上記運転制御装置9によって、第1電磁開
閉弁50が開弁されると共に、乾燥ユニッl−H側の第
2電動弁43は閉止開度となされ、また冷暖切換弁15
は図中破線で示す連通位置に切換えられる。第2電磁開
閉弁63は閉弁状態を維持する。このとき圧縮ifから
の吐出ガス冷媒は、図中破線矢印で示すように、乾燥用
ガス供給管51から分岐接続液管59を経由して乾燥用
熱交換器ユニット5に流入する。この乾燥用熱交換器ユ
ニット5内においては、第2熱交換器4から膨張弁62
、第1熱交換器3と順次流通後、分岐接続ガス管58へ
と流出することとなる訳であるが、その流出冷媒温度に
応じて自動的に開度制御される上記膨張弁62によって
、流通冷媒は第2熱交換器4において凝縮し、第1熱交
換器3において蒸発するようになされている。したがっ
てこれらの熱交換器3.4を通過する大気には、第1熱
交換器3から第2熱交換器4へと通過する際に冷却と温
度回復とが与えられる。これにより除湿された乾燥空気
となされて乾燥ユニン)Hの吹出口より吹出される。上
記第1熱交換器3で蒸発したガス冷媒は分岐接続ガス管
58、第1ガス管21、冷暖切換弁15をそれぞれ経由
して圧縮機1に返流される。上記第2の冷媒循環サイク
ルによって、除湿乾燥がなされる。なお上記除湿乾燥運
転時には、圧縮機1からの吐出ガス冷媒を室外熱交換器
2から室内熱交換器56.57へと循環させる冷房運転
を同時に行うことができる。また上記実施例においては
、前記したサイクル切換機構7は、冷暖切換弁15、第
2電動弁43、第1電磁開閉弁50によって構成されて
いる。
第3図には、上記のような除湿乾燥及び温風吹出乾燥に
おける所定の乾燥実験により得られた大気温度と乾燥時
間、消費電力量の関係を示している。同図のように、除
湿乾燥においては、大気温度が高くなる程、乾燥時間は
短くて済み、したがって消費電力量も大気温度が高くな
る程、低下している。一方、温風吹出乾燥においては、
大気温度が高くなる程、乾燥時間は長゛くなり、また消
費電力量も増加する。そして乾燥時間に着目すれば、大
気温度が略22°Cを境として、この温度よりも低温側
では温風送風乾燥の方が、また高温側では除湿乾燥の方
がそれぞれ乾燥時間は短くて済む。そこで、上記実施例
において、基′!$温度を22°Cとすることにより、
これより大気温度が高い場合には除湿乾燥運転を、また
大気温度が低い場合には温風吹出乾燥運転をそれぞれ自
動的に選択して乾燥運転がなされるので、大気温度に応
じてそれぞれより迅速な乾燥がなされることとなる。ま
た上記基準温度を、消費電力量に着目して第3図におい
て除湿乾燥と温風吹出乾燥との各消費電力量の曲線が交
差する8°C程度の温度とすれば、大気温度に応じて消
費電力量を抑えた乾燥運転となり、経済性の向上を図る
ことができる。さらに上記8°Cと22°Cとの間の適
当な温度を基準温度とすることによって、乾燥を迅速に
し、かつ経済性も向上する乾燥運転が可能となる。
以上の説明のように上記実施例においては、大気温度に
応じて、除湿乾燥と温風吹出乾燥とが好適に選択されて
乾燥運転がなされるので、乾燥時間の短縮や、経済性の
向上を図ることができる。
また上記実施例においては、室内空調と組合わせたヒー
トポンプシステムとして構成した場合においても、前記
説明のように、冬場の大気温度が低い場合には、暖房運
転を行いながら温風吹出乾燥を行い、一方夏場の大気温
度が高い場合には、冷房運転を行いながら除湿乾燥運転
を行うようにすることができるので、空調快適性を維持
しながら、上記のような乾燥を行い得るものとなってい
る。
また上記においては、多室空調システム用の室外ユニッ
トXの室内ユニット接続ポートを利用して、乾燥ユニッ
)Hの接続が可能であり、室外ユニットXに大きな改造
を必要としないので、高価な費用を要することなく、乾
燥機能付加装置として構成することができる。なお、第
2図中、熱交換切換機構8を構成する第2電磁開閉弁6
3は、圧縮機1からの吐出ガス冷媒を室外熱交換器2か
ら乾燥用熱交換器ユニット5へと循環させる際に開弁す
ることによって、この乾燥用熱交換器ユニット5を一体
的に蒸発器として作用させることができる。このとき冷
風が吹出されることとなる訳であるが、例えば上記のよ
うな乾燥ユニッ)Hを脱衣室天井に設けることによって
、この脱衣室の冷房も可能となり、これにより夏場の風
呂上りの身体に冷風を送って快適窓を与えることができ
、衣類等の乾燥機能に加えて、冷房機能も有する乾燥ユ
ニットHとなっている。また上記実施例においては、基
準温度と比較する大気温度を、室外ユニットXに配設さ
れたサーミスタで検出される外気温度として説明したが
、乾燥ユニット11に吸込まれる浴室或いは脱衣室にお
ける大気温度として構成することもできる。
(発明の効果) 上記のようにこの発明のヒートポンプ式乾燥装置におい
ては、大気温度が低温側では温風吹出乾燥が、また高温
側では除湿乾燥がそれぞれ好適に選択されて乾燥運転が
なされるので、乾燥時間の短縮や経済性の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のヒートポンプ式乾燥装置の基本構成
を示す冷媒回路模式図、第2図はこの発明を通用すると
共に、二室空調、給湯加熱の各機能も有するヒー1−ポ
ンプシステムとして構成した装置の冷媒回路図、第3図
は除湿乾燥及び温風吹出乾燥時における乾燥時間、消費
電力量と大気温度との関係を示すグラフ、第4図は従来
の乾燥装置の構成を示す模式図である。 1・・・圧縮機、2・・・室外熱交換器、3・・・第1
熱交換器、4・・・第2熱交換器、5・・・乾燥用熱交
換器ユニット、6・・・冷媒配管、7・・・サイクル切
換機構、8・・・熱交換切換機構、9・・・運転制御手
段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、圧縮機(1)と室外熱交換器(2)と、第1及び第
    2熱交換器(3)(4)を有する乾燥用熱交換器ユニッ
    ト(5)とを冷媒配管(6)により接続すると共に、こ
    の冷媒配管(6)に、上記圧縮機(1)からの吐出冷媒
    が上記乾燥用熱交換器ユニット(5)から室外熱交換器
    (2)へと循環する第1冷媒循環サイクルと、上記圧縮
    機(1)と乾燥用熱交換器ユニット(5)との間を冷媒
    が循環する第2冷媒循環サイクルとを切換えるためのサ
    イクル切換機構(7)を設け、また上記乾燥用熱交換器
    ユニット(5)に、この乾燥用熱交換器ユニット(5)
    を凝縮器として作用させる第1切換状態と、上記第1、
    第2熱交換器(3)(4)の一方を蒸発器、他方を凝縮
    器としてそれぞれ作用させる第2切換状態とを切換える
    ための熱交換切換機構(8)を設け、さらに大気温度が
    基準温度以下のときには上記第1冷媒循環サイクルと第
    1切換状態とがそれぞれ選択されるように、また大気温
    度が基準温度を超えるときには、上記第2冷媒循環サイ
    クルと第2切換状態とがそれぞれ選択されるように上記
    サイクル切換機構(7)と熱交換切換機構(8)とをそ
    れぞれ制御するための運転制御手段(9)を有している
    ことを特徴とするヒートポンプ式乾燥装置。
JP62065482A 1987-03-18 1987-03-18 ヒ−トポンプ式乾燥装置 Expired - Fee Related JPH07104056B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101676015B1 (ko) * 2016-05-23 2016-11-15 주식회사 나우이엘 제습건조기의 운전 제어장치 및 방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6387453U (ja) * 1986-11-27 1988-06-07

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