JPH04110576A - ヒートポンプ式空気調和装置 - Google Patents

ヒートポンプ式空気調和装置

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JPH04110576A
JPH04110576A JP22800190A JP22800190A JPH04110576A JP H04110576 A JPH04110576 A JP H04110576A JP 22800190 A JP22800190 A JP 22800190A JP 22800190 A JP22800190 A JP 22800190A JP H04110576 A JPH04110576 A JP H04110576A
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JP
Japan
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heat exchanger
defrosting
compressor
outdoor
heat
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JP22800190A
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Ichiro Hongo
一郎 本郷
Koji Kashima
弘次 鹿島
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) この発明は、室内等を冷房したり暖房したりするヒート
ポンプ式空気調和装置に関する。
(従来の技術) 室内等の冷暖房に用いられるエアコン(空気調和装置)
には、従来、第13図に示されるように密閉形の圧縮機
1に、四方弁2、室内ユニット3に内蔵した室内側熱交
換器4、膨張弁5(減圧装置)、室外ユニット6に内蔵
した室外側熱交換器7を順次連結して構成される冷暖房
運転可能な冷凍サイクル8が用いられている。なお、1
aは圧縮機1の電動機部(図示しない)に接続された同
電動機部の電源周波数を可変するためのインバータ回路
、4aは室内ユニット3に内蔵された室内ファン、7a
は室外ユニット6に内蔵された室外ファンである。
そして、四方弁2を暖房側に切換えて圧縮機1を運転す
ることにより、暖房運転が行われるようになっている。
すなわち、暖房運転は、圧縮機ユから吐出された高温・
高圧の冷媒ガスが室内側熱交換器4での冷却により凝縮
する。続く膨脹弁5により同凝縮した冷媒が低温・低圧
の状態に膨脹する。この膨脹した冷媒が室外側熱交換器
7において、外気からの吸熱により蒸発した後、圧縮機
1に戻るという暖房サイクルでなされる。
なお、この暖房運転中、圧縮機1の能力は、マイクロコ
ンピュータで構成される制御部9により、制御される。
詳しくは、制御部9は室内ユニット6に設けた室温検知
センサー15からの室内温度と操作部10で設定された
設定温度との差にしたがってインバータ回路11を制御
して、圧縮機1の電動機部の回転数を負荷に応じて可変
する。
ところで、エアコンは低外気温の暖房運転時、室外側熱
交換器7の表面に着霜(表面に空気中の水分が凝縮・凍
結することによる)が生じることがある。この着霜は室
外側熱交換器7の熱交換性を損なうので、暖房能力を低
下させる。
そこで、エアコンでは、着霜量が多くなり室外側熱交換
器7の温度か低下すると、除霧運転を行なうようにして
いる。
従来、この除霜には、第13図に示されるように室外側
熱交換器7に同熱交換器7の温度を検知する熱交センサ
ー12を設ける。また圧縮機1の吐出側と室外側熱交換
器7の暖房運転時、入口となる口部7b側との間に、圧
縮機1からの吐出ガスを室外側熱交換器7に導くバイパ
ス路13を設け、かつバイパス路13に例えば常閉形の
開閉弁14(電磁二方弁よりなる)を設ける。そして、
制御部9の制御により、室外側熱交換器7の温度が霜に
より所定温度まで低下すると、すなわち着霜と検知され
ると、開閉弁14を「開」にし、圧縮機1からの高温の
吐出ガスを室外側熱交換器7に直接流入させて、室外側
熱交換器7の表面に着いた霜を溶解することが行われて
いる。
(発明か解決しようとする課題) ところが、こうした除霜運転中は、主に圧縮機1に蓄積
された熱量が除霜用の熱源として用いられる上、外気か
らの吸熱は期待できないので、第14図に示されるよう
にヒートポンプによる暖房能力は確保できない難点があ
る。このため、除霜を含めた平均暖房能力は低い。通常
、室外側熱交換器7からの放熱ロスを避けて除霜時間を
短くするために、除霜運転時、室外ファン7aの運転を
停止させるが、このようなときは著しい。
具体的には、外気温・湿度等によって異なる除霜インタ
ーバルと除霜時間とから暖房能力の低下を調べた結果、
乾球温度2℃、湿球温度1℃の条件では暖房運転中の除
霜インターバルは約30分で、除霜時間は約3分を費や
し、除霜を含めた平均暖房能力は8〜10%程度低下す
るものであった。
しかも、除霜運転の終了時は、圧縮機1の温度が低下し
ているので、暖房運転に復帰したときの立ち上がりに時
間がかかる難点もあった。
そこで、除霜時間を短縮させるために圧縮機1での除霜
用の熱入力を増大させることが考えられる。
しかしながら、除霜中は室外側熱交換器1での吸熱が期
待できない以上、圧縮機1の液バツク運転を避けるため
に圧縮機1は低回転数で運転する必要がある。このため
、除霜中の圧縮機]の入力、すなわち除霜用の熱入力は
小さく、また圧縮機1に蓄積された熱量の取出し速度も
大きくできず、簡単には上記問題点を改善できるもので
はなかった。
この発明は、このような事情に着目してなされたもので
、その目的とするところは、除霜を含む平均暖房能力を
向上させるとともに、暖房運転復帰時の立上り時間を短
縮させることができるヒートポンプ式空気調和装置を提
供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明のヒートポンプ式
空気調和装置は、複数に分割した熱交換器を並列に接続
してなる室外側熱交換器と、この室外側熱交換器に圧縮
機、四方弁、室内側熱交換器、減圧装置を接続して構成
される暖房運転可能な冷凍サイクルと、前記圧縮機から
吐出した吐出ガスを前記室外側熱交換器の暖房運転時、
入口となる各熱交換器の口部にそれぞれ導くためのバイ
パス路と、このバイパス路の各出口を開閉する開閉手段
と、前記室外側熱交換器の各熱交換器に対する着霜を検
知する検知手段と、暖房運転時、前記検知結果にしたが
って前記開閉手段を制御し前記圧縮機からの吐出ガスを
前記着霜した熱交換器へ流入させる手段とを設けたこと
にある。
(作用) この発明のヒートポンプ式空気調和装置によると、着霜
検知にしたがって除霜が必要となると、開閉手段を介し
て圧縮機の高温な吐出ガスが、室外側熱交換器の着霜し
ている熱交換器に流入されていく。
ここで、分割された室外側熱交換器の複数の熱交換器は
、配置などの差異により、霜の着き具合が異なるから、
各熱交換器の全てが同時に除霜が必要となる状態にはほ
とんどならない。
このことは、室外側熱交換器は、除霜運転中、除霜サイ
クルに入る熱交換器と、外気から吸熱を継続する熱交換
器とを同時に有することになる。
つまり、室外側熱交換器は、分割したうちの一部の熱交
換器の除霜を行ないながら、他の熱交換器で新たに外気
から吸熱を行なうことになる。
したがって、除霜を行ないながら、暖房運転も同時に継
続することができ、除霜による暖房能力の低下を改善す
ることができる。しかも、外気からの吸熱により、除霜
運転時は圧縮機に対する冷媒の液バツク運転が抑制され
るから、その分、圧縮機の能力(回転数)を高めて除霜
用の熱入力を大きくすることができる。
それ故、除霜運転中における除霜用熱量とヒートポンプ
による暖房能力との双方を増大することができ、除霜を
含む平均暖房能力の向上を図ることができる。しかも、
除霜時間も短縮する。
そのうえ、除霜中の圧縮機の入力を増大できるので、暖
房運転復帰時の立上り時間の短縮も図ることができる。
(実施例) 以下、この発明を第1図に示す第1の実施例にもとづい
て説明する。なお、第1図において、先の「従来の技術
」の項で挙げた第13図のエアコンと同じ部分には同一
符号を付してその説明を省略し、この項では異なる部分
(発明の要部)について説明することにする。
本実施例は、分割した室外側熱交換器20を用いた点で
異なっている。詳しくは、以下のようになっている。
すなわち、室外側熱交換器20は、例えば第13図に示
す室外側熱交換器7を熱交換器20aと熱交換器20b
とに二分割してなる。これら二分割した熱交換器20a
、20bは、室外ユニット6に形成されている風路6a
に同風路6aの送風方向(室外ファン7aで決まる)に
対して並列に配置され、従来と同様、1つの室外ファン
7aで熱交換されるようにしである。
これら熱交換器20a、20bが、それぞれ冷媒流路2
1a〜2.1 dを介して、四方弁2と膨張弁5との間
の冷媒循環路22に並列に接続されている。また各熱交
換器20a、20bの暖房運転時、入口となる冷媒流路
21bおよび冷媒流路21dには、バイパス路13の出
口部が並列に接続され、各熱交換器20a、20bに圧
縮機1からの吐出ガスを直接、導くことができるように
なっている。また冷媒流路21b、冷媒流路21dバイ
パス路13の分岐した各出口部分13a。
13bには、それぞれ例えば常閉形の電磁二方弁で構成
される開閉弁23〜26が設けられている。
そして、これら開閉弁23〜26の開閉により、独立し
て各熱交換器20a、20bへ膨張弁5からの冷媒を流
入したり、圧縮機1からの冷媒を流入したりできるよう
になっている。
また各熱交換器20a、20bには、熱交換器の温度を
検知する熱交センサー27.28(着霜を検知する手段
に相当)が設けられている。これら熱交センサー27.
28が制御部9に接続されている。そして、制御部9は
、暖房運転時、開閉弁23.25を「開」、開閉弁24
.26を「閉」にするに設定されている。さらに制御部
9は、暖房運転中、熱交センサー27.28の検知温度
により、いずれかの熱交換器20a、20bで、除霜が
必要であると判定すると、つぎの表に示すように着霜し
ている熱交換器20a(あるいは20b)側の開閉弁2
3(あるいは25)を「閉」、同じく開閉弁24(ある
いは26)を「開」にするに設定されていて、着霜して
いる熱交換器20a(あるいは20b)を選択してこれ
に圧縮機1の吐出ガスを流入させるようにしている(除
霜運転)。なお、室外ファン7aは従来と同様、除霜運
転時になると停止するようにしである。
つぎに、このように構成されたエアコンの作用について
説明する。
操作部10を用いて、暖房側にセットするとともに、設
定温度を設定していく。すると、四方弁2が暖房側に切
換わり、圧縮機1が運転していく。
このとき開閉弁23.25は「開」 開閉弁24.26
は「閉」になっているから、圧縮機1から吐出された冷
媒は四方弁2、室内側熱交換器4、膨張弁5、室外側熱
交換器20の各熱交換器20a、20bを順に流れて循
環していく。
これにより、暖房サイクルが構成され、室内などを暖房
していく。なお、この暖房運転中、圧縮機1の回転数は
、操作部10で設定された設定温度と室温検知センサー
15で検知された室内温度との差にしたがって制御され
るインバータ回路1aにより可変される。なお、室外フ
ァン7aは室外側熱交換器20の温度にしたがって作動
している。
しかして、暖房運転が低外気温で行われると、室外側熱
交換器20の表面に着霜が生じていく(空気中の水分が
凝縮・凍結することによる)。
ここで、室外側熱交換器20を構成する熱交換器20b
は、同熱交換器20aよりも風路6aの風上側(吸込側
)に配置されているから、熱交換器20bに集中して着
霜が生じる。
ここで、各熱交換器20a、20bの温度は各熱交セン
サー27.28を介して制御部9に入力されている。上
記暖房運転の継続により、着霜量が多くなって熱交換器
20bの温度か所定の温度まで低下すると、制御部9は
除霜が必要と判定して、開閉弁25を「閉」、開閉弁2
6を「開」にするとともに、室外ファン7aを停止させ
る。
すると、圧縮機1の吐出ガスが、バイパス路13を通っ
て、熱交換能力が低下している熱交換器20bに直接、
流入され、圧縮機1に蓄積された熱量を主な熱源として
、熱交換器20bに着いた霜を溶解していく。
これにより、熱交換器20aを吸熱のための熱交換器(
蒸発器)とした暖房サイクルを維持しながら、圧縮機1
、バイパス路13、熱交換器20bを冷媒が循環する除
霜サイクルが独立に構成されてい(。つまり、室外側熱
交換器20は、除霜サイクルに入る熱交換器20bと、
外気からの吸熱を継続する熱交換器20aとを同時に有
する。
ついて、除霜の終えて熱交換器20bが所定の温度まで
上昇すると、制御部10は開閉弁25゜26を元の状態
に戻し、暖房運転に復帰する。
その後、つぎに熱交換器20aで@霜が生じると、先に
述べたのと同様な工程で熱交換器20aの除霜が行われ
る。すなわち、送風系の構造よる着霜具合の差異により
、熱交換器20aと熱交換器20bとは交互に除霜が行
われる。
かくして、除霜運転を行ないながら、暖房運転も同時に
継続することができ、除霜による暖房能力の低下を改善
することができる。しかも、外気からの吸熱により、除
霜運転時は圧縮機1に対する冷媒の液バツク運転が抑制
されるから、吸熱熱量分、圧縮機1の能力(回転数)を
落さずにすみ、その分、除霜用熱量を増大できるととも
に、ヒートポンプによる暖房能力を増大することができ
る。
したがって、除霜を含む平均暖房能力の向上を図ること
ができる。また除霜時間の短縮化が図れる。しかも、除
霜中の圧縮機1の入力は吸熱熱量分、増大できるので、
暖房運転復帰時の立上り時間の短縮化も図ることができ
る。
なお、この発明は、第1の実施例に限定されるものでは
なく、第2図に示す第2の実施例、第3図に示す第3の
実施例、第4図に示す第4の実施例、第5図に示す第5
の実施例、第6図および第7図に示す第6の実施例のよ
うにしてもよい。
第2の実施例は、第1の実施例に加え、室外ファン7a
を外気温および熱交換器20a、20bに応じて制御し
たものである。
詳しくは、制御部(図示せず)に、室外ユニット20に
設けた外気温センサー29を接続する。
また制御部に、例えば外気温が「0℃以上」で、風上側
の熱交換器20bを除霜するときのみ、室外ファン7a
を暖房運転時の回転数よりも低い回転数(小風量)で作
動させる設定をなしたものである。
このようにすれば、風上側の熱交換器20bを除霜する
際、風下側の熱交換器20aは、外気から吸熱するとと
もに、上記熱交換器20bからの放熱ロスを回収するこ
とができ、効率的な平均暖房能力の向上か図れる。
第3の実施例は、三分割した熱交換器30a〜30cよ
りなる室外側熱交換器30を風路6aの送風方向に対し
て並行に配置したものである。
本実施例では、着霜した熱交換器30a〜30cに吐出
ガスを流入させる技術と、最風下側の熱交換器30aを
除霜する以外は室外ファン7aを作動させる上記第2の
実施例の技術とを用いている。なお、13cは熱交換器
30cに対するバイパス路13の口部、21e、21f
は冷媒流路30d、30e、30d、30eは開閉弁(
電磁二方弁よりなる)、30fは熱交センサーを示す。
むろん、これを三分割以上に分割した室外側熱交換器に
も適用してもよい。
第4の実施例は、第2の実施例の変形例で、容積が大小
異なる二つのシリンダ40a、40bを備え、かつ吐出
部が一つで、吸込部がシリンダ毎の二つを有する2シリ
ンダ形の圧縮機40を有するエアコンにこの発明を適用
し、除霜運転時において各熱交換器20a、20bを流
れる冷媒流量を、シリンダ別の吸込みにより確保して、
安定した吸熱熱量を得ようとしたものである。
なお、42.43は冷媒の流れを所定に規制するための
逆止弁、44は同じく開閉弁である。
但し、本実施例では冷媒流路21b、21dに膨張弁4
1a、41bを設けている。
第5の実施例は、第4の実施例の変形例で、膨張弁41
a、41bに代えて開閉弁23.25を設けたものであ
る。
第6の実施例は、第4の実施例および第5の実施例の変
形例で、室外側熱交換器20の各熱交換器20a、20
bに独立して外気を送風させる構造を採用して、除霜運
転時、除霜する側の熱交換器20a(あるいは熱交換器
20b)に対しては放熱ロスを防ぐために送風をせず、
吸熱する側の熱交換器20b(あるいは熱交換器20a
)に対しては吸熱熱量を増加させるために積極的に送風
させたものである。
具体的には、室外ユニット6は第7図に示されるような
構造を用いている。すなわち、51は内部が仕切板50
で上下二段に仕切られた本体で、仕切られた本体51内
の上部側と下部側との空間にそれぞれ風路53a、53
bを構成している。
そして、上部側の風路53aに臨む周側部に熱交換器2
0aとプロペラファンを用いた室外ファン20cとを設
け、下部側の風路53bに臨む周側部に熱交換器20b
とプロペラファンを用いた室外ファン20dとを設けて
、それぞれ室外ファン20c、20dにより、独立して
熱交換器20a20bに対して送風を行える構造にして
いる。そして、この室外ユニット6の各室外ファン20
C220dを、制御部で、除霜運転時、除霜側は停止さ
せ、吸熱側は作動させて、高い吸熱熱量を得るようにし
ている。なお、熱交換器20a、20bの双方が除霜に
入るときは、室外ファン20C120dは双方共、停止
する。
なお、この第6の実施例に際し、室外ファン20c、2
0dはプロペラファンでなく、第8図あるいは第9図に
示されるように横流ファンの室外ファン20e、2Of
で、熱交換器20c20dに対し独立に送風させる構造
としてもよい。
なお、第8図に示される室外ユニット6の本体51には
圧縮機1等を収容するための機械室52を形成しである
この他、熱交換器20a、20b毎に室外ファン20c
、20dを設けるのではなく、第10図に示されるよう
に一つの室外ファン20gで、ダンパー54a、54b
の切換動により、風路53a、53bを切換えるように
してもよい。但し、第9図および第10図において、5
1aは吸込口、51bは吹出口を示す。
なお、第2の実施例ないし第6の実施例において、先の
第1の実施例と同一部分には同一符号を付してその説明
を省略するとともに、各実施例の制御系を示す図部分は
第1の実施例と同じなので、その部分を省略している。
一方、第11図は、分割した熱交換器20a20bを直
列に接続してなる室外側熱交換器20を用いて、先に述
べた実施例と同様、除霜運転時、除霜と吸熱とを行なわ
せるようにしたものである。
詳しくは、室外ユニット6の熱交換器20a20bは、
先の第1の実施例のように一つの風路6aに送風方向に
対して並列に配置される。そして、相互かキャピラリチ
ューブ61(減圧装置)と開閉弁62(電磁二方弁)と
を並列に接続した抵抗回路63を介して接続されている
また膨張弁5と熱交換器20aとの間の冷媒循環路部分
と、圧縮機1の吸込側の冷媒循環路部分との間には、開
閉弁64(電磁二方弁よりなる)を介装した第2のバイ
パス路65が接続されている。そして、上記抵抗回路6
3の開閉弁62と第2のバイパス路65の開閉弁64と
は、先の第1の実施例と同様、制御部(図示省略)に接
続されている。そして、制御部は、暖房運転時、バイパ
ス路13の開閉弁14および第2のバイパス路65の開
閉弁64を「閉」、抵抗回路63の開閉弁62を「開」
にする設定がなされている。また制御部には、暖房運転
時、膨張弁5側の熱交換器20aの温度が所定の温度以
下になって着霜か生じたことが検知されると、バイパス
路13の開閉弁14を「開」、抵抗回路63の開閉弁6
2を「閉」にする設定がなされている。この設定により
、熱交換器20aに着霜が生じると、圧縮機1の吐出ガ
スが熱交換器20aに直接、流入されるようになってい
る。これにより、除霜を必要とする熱交換器20aを凝
縮器とし、除霜を必要としない熱交換器20bを蒸発器
として作用させるサイクル(圧縮機1→バイパス路13
−熱交換器20a→キヤピラリチユーブ61→熱交換器
20b)を構成して、先の各実施例で述べたような除霜
を行いながら、外気から吸熱を行えるようにしている。
さらに制御部には、暖房運転時、四方弁2側の熱交換器
20bの温度が所定の温度以下になって着霜が生じたこ
とが検知されると、四方弁2を冷房側(冷房サイクルを
構成する側)に切換え、第2のバイパス路64の開閉弁
64を「開」、抵抗回路63の開閉弁62を「閉」にす
る設定がなされている。この設定により、熱交換器20
bに着霜が生じると、圧縮機1の吐出ガスが熱交換器2
0bに直接、流入されるようになっている。これにより
、除霜を必要とする熱交換器20b凝縮器とし、除霜を
必要としない熱交換器20aを蒸発器として作用させる
サイクル(圧縮機1−四方弁2−熱交換器20b−キャ
ピラリチューブ61−熱交換器20a→第2のバイパス
路65)を構成して、先の各実施例で述べたような除霜
を行いながら、外気から吸熱を行えるようにしている なお、室外ファン7aは先の第1の実施例、あるいは第
2の実施例で述べたのと同様に運転されるようにしであ
る。
第12図は、この第11図の直列接続式の変形例で、こ
れは、上記第6の実施例と同じく、熱交換器20a、2
0b毎に室外ファン20c20dを設けて、各熱交換器
20a、20bに対し独立に送風させる構造にして、吸
熱効果を高めるようにしたものである。
なお、熱交換器毎に室外ファンを設けたが、第10図に
示される構造と同様、一つの室外ファンで、ダンパーの
切換動により、風路を切換えるようにしてもよい。
但し、第11図および第12図において、先に挙げた実
施例と同一部分には同一符号を付してその説明を省略す
るとともに、制御系は先に挙げた第1図と同じなので、
その部分を省略した。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、除霜を行ないな
がら外気から吸熱することができるので、暖房運転も同
時に継続することができ、除霜による暖房能力の低下を
改善することができる。しかも、外気からの吸熱により
、除霜運転時は圧縮機に対する冷媒の液バツク運転が抑
制されるから、その分、圧縮機の能力を高めて除霜用の
熱入力を大きくすることができる。
それ故、除霜運転中における除霜用熱量とヒートポンプ
による暖房能力との双方を増大することができ、除霜を
含む平均暖房能力の向上を図ることかできる。しかも、
除霜時間も短縮する。
そのうえ、除霜中の圧縮機の入力を増大できるので、暖
房運転復帰時の立上り時間の短縮も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例の空気調和装置の構成
を示す図、第2図はこの発明の第2の実施例のヒートポ
ンプ式空気調和装置の構成を示す図、第3図はこの発明
の第3の実施例のヒートポンプ式空気調和装置の構成を
示す図、第4図はこの発明の第4の実施例のヒートポン
プ式空気調和装置の構成を示す図、第5図はこの発明の
第5の実施例のヒートポンプ式空気調和装置の構成を示
す図、第6図はこの発明の第6の実施例のヒートポンプ
式空気調和装置の構成を示す図、第7図は室外ユニット
の外観を示す斜視図、第8図ないし第10図はそれぞれ
異なる室外ユニットの構造を示す斜視図、第11図は分
割した室外側熱交換器を直列に接続してなる室外ユニッ
トをもつヒートポンプ式空気調和装置を示す図、第12
図は異なる直列接続式の室外ユニットをもつヒートポン
プ式空気調和装置を示す図、第13図は従来のヒートポ
ンプ式空気調和装置を示す図、第14図は除霜運転が行
われることによる暖房能力の変化を示す線図である。 1・・・圧縮機、2・・・四方弁、3・・・室内ユニッ
ト、4・・・室外側熱交換器、4a・・・室内ファン、
5・・・膨張弁(減圧装置)、6・・・室外ユニット、
6a・・風路、7a・・・室外ファン、8・・・冷凍サ
イクル、9・・制御部、13・・・バイパス路、15・
・・室温検知センサー 20・・・室外側熱交換器、2
0a、20b・・・熱交換器、23〜26・・・開閉弁
、27.28・・・熱交センサー 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第3図 第 図 第12 図 LJ 第13 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数に分割した熱交換器を並列に接続してなる室外側熱
    交換器と、この室外側熱交換器に圧縮機、四方弁、室内
    側熱交換器、減圧装置を接続して構成される暖房運転可
    能な冷凍サイクルと、前記圧縮機から吐出した吐出ガス
    を前記室外側熱交換器の暖房運転時、入口となる各熱交
    換器の口部にそれぞれ導くためのバイパス路と、このバ
    イパス路の各出口を開閉する開閉手段と、前記室外側熱
    交換器の各熱交換器に対する着霜を検知する検知手段と
    、暖房運転時、前記検知結果にしたがって前記開閉手段
    を制御し前記圧縮機からの吐出ガスを前記着霜した熱交
    換器へ流入させる手段とを具備したことを特徴とするヒ
    ートポンプ式空気調和装置。
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