JPS63230926A - エンジンの燃焼室構造 - Google Patents

エンジンの燃焼室構造

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JPS63230926A
JPS63230926A JP6697187A JP6697187A JPS63230926A JP S63230926 A JPS63230926 A JP S63230926A JP 6697187 A JP6697187 A JP 6697187A JP 6697187 A JP6697187 A JP 6697187A JP S63230926 A JPS63230926 A JP S63230926A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion chamber
engine
aluminum
cylinder
intake
Prior art date
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Pending
Application number
JP6697187A
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English (en)
Inventor
Takashige Tokushima
徳島 孝成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はエンジンの燃焼室構造、特にシリンダブロック
およびシリンダヘッドがアルミ合金で形成され、且つピ
ストンのストロークに対してボア径が比較的大きく設定
されたショートストローク、即ち、該ピストン上死点位
置における燃焼室容積に対する該燃焼室表面積の割合が
大きく設定されたエンジンの燃焼室構造に関する。
(従来の技術) 近年、自動車の燃費性能等を向上させることを目的とし
て、例えば実開昭60−65356号公報に記載されて
いるように、エンジンのシリンダブロックをアルミ合金
等の軽合金で製作する他、シリンダヘッドも同様にアル
ミ合金で製作することにより、エンジンの軽量化を図る
ことが行なわれている。
また一方、エンジンを、該エンジンにおけるシリンダブ
ロックのボア径がピストンのストロークに対して比較的
大きく設定されたショートストロークとすることにより
、該エンジンを高速化すると共に、該エンジンの全高を
極力低く押さえてエンジンルーム内をよりコンパクトに
まとめて、自動車全体のレイアウトに多用性を持たせる
ように考慮されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで上記のごとく、例えばアルミ合金によリシリン
ダブロックおよびシリンダヘッドが形成されたエンジン
においては、上記アルミ合金が非常に高い熱伝導率を有
しているために、上記アルミブロックならびにアルミヘ
ッドにより形成される燃焼室周囲よりの熱逃げが大きく
、その為、高負荷時における冷却性は向上するものの、
低負荷時には燃焼室壁温が過冷却状態となり燃焼安定性
や燃費が悪化する。
特に、エンジンの高速化および該エンジンの全高を極力
低く押さえることを目的として、ショートストロークと
されたエンジンにおいては、その分、シリンダブロック
のボア径およびピストン径が大きいので、ピストン上死
点位置での燃焼室容積に対する該燃焼室表面積の割合、
即ち、S/V値が大きくなり、上記燃焼安定性や燃費の
悪化問題が大きくなることが懸念される。そこで、SZ
V値を種々変化させて燃費率およびリーンリミットをテ
ストした結果、第3図に示すように、SZV値が約2.
5以上で燃費率、リーンリミットともに急激に悪化する
ことが判明した。
従って、上記のごとくショートストロークとすることに
よりS/V値が大きく設定されたエンジンで、しかも、
該エンジンにおけるシリンダブロックおよびシリンダヘ
ッドをアルミ合金で形成した場合には、最も燃焼性が悪
化することになる。
尚、断熱性の問題については、燃焼室の周辺を例えばセ
ラミックで形成して、該燃焼室の断熱性を向上させるこ
とができるのであるが、この場合には、吸入される空気
が加温されて膨張して、空気充填量が減少し出力の低下
を招くことになって不都合である。
そこで本発明は、シリンダブロックおよびシリンダヘッ
ドがアルミ合金で形成され、且つショートストロークと
されたエンジンにおいて、燃焼性を向上させるようにし
た燃焼室構造を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明は次のように構成
したことを特徴とする。
即ち、シリンダブロックおよびシリンダヘッドがアルミ
合金で形成され、且つ該シリンダブロックにおけるボア
径がピストンのストロークに対して比較的大きく設定さ
れたショートストロークのエンジンにおける燃焼室構造
において、上記シリンダブロック内周に鋳鉄製のシリン
ダライナを嵌合すると共に、吸排気バルブを中空形状と
した構造とする。
(作  用) 上記の構成によれば、アルミブロックの内周に、アルミ
合金よりは熱伝導率の低い鋳鉄製のシリンダライナが嵌
合されているので、該シリンダライナにより周壁面が形
成される燃焼室の熱逃げが低減されることになる。しか
も吸排気バルブが閣 中空形状とされているので、該中空部が断熱全骨として
作用することになって燃焼室の熱逃げが更に一段と抑制
されることになる。その結果、アルミブロックおよびア
ルミヘッドで形成され且つショートストロークとされた
エンジンにあっても、燃焼性が向上し、燃費性能等が改
善されることになる。
尚、上記鋳鉄ライナと中空形状の吸排気バルブと仲より
燃焼室の周囲を弱断熱構造としたので、例えばセラミッ
クにより燃焼室周辺を形成し、該燃焼室を確実に断熱保
温する場合のように、空気充填量が低下することなく、
出力の低下を招くこともない。
(実  施  例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。尚、
この実施例は4バルブ式エンジンに本発明を適用したも
のである。
第1図に示すように、エンジン1においては、アルミ合
金で形成されたシリンダブロック2上に、同じくアルミ
合金で形成されたシリンダヘッド3が載置固定され、且
つこれらアルミブロック2とアルミヘッド3との間には
ガスケット4が介挿されている。そして、上記アルミブ
ロック2の内周面には、シリンダライナ5が嵌合されて
シリンダボア6が形成されていると共に、該シリンダラ
イナ5と、これにリング部材7・・・7を介して摺接す
るピストン8の上面、更には上記アルミヘッド3の下面
凹所とで燃焼室9が形成されている。
また、このエンジン1は、該エンジン1の全高を極力低
く押さえると共に、高速化することを目的として、上記
ボア6の直径がピストン8のストロークに対して比較的
大径とされショートストローク型であって、このため、
第1図に示すように、ピストン8の上死点位置における
上記燃焼室9の容積に対する該燃焼室9の表面積の割合
、つまり、S/V値が大きく設定されている。
一方、上記アルミヘッド3には、所定の燃焼室9内へ通
じる吸気ボート10.10、ならびに排気ボート11.
11が夫々第2図に示すように、2個づつ設けられてい
ると共に、これら各吸排気ポー)10,11を開閉すべ
く各吸排気ボート10.11ごとに吸排気バルブ12.
12.13゜13が夫々上動自在に設けられている。そ
して、これら各吸排気バルブ12.13の上端部がタペ
ット14.14を介して、アルミヘッド3の上部に平行
して架設されたカム軸15a、15bに一体的に形成さ
れたカム16a、16bに当接されていることにより、
クランク軸(図示せず)より駆動されるカム軸15a、
15bの回転に伴って、各吸排気バルブ12.13がバ
ルブスプリング17.17に抗して夫々所定のタイミン
グで開動されるようになっている。更に、上記アルミヘ
ッド3には、点火プラグ18が配設されており、該点火
プラグ18の先端部が、第2図に示すように上記燃焼室
9の略中央部に位置されるようになっている。
然して、本実施例においては、第1図に示すごとく上記
アルミブロック2の内周面に嵌合されたシリンダライナ
5が鋳鉄で形成されていると共に、上記各吸排気バルブ
12.13が中空部20.21を有する中空形状とされ
ている。そして、これら各吸排気バルブ12.13は夫
々少なくとも中央部より下方が、例えばインコネルによ
り形成されていると共に、各中空部20.21の先端が
同じくインコネルにより形成された蓋部材12a、13
aにより閉塞されている。
上記の構成によれば、アルミブロック2の内周に嵌合さ
れて燃焼室9の周壁面を構成するシリンダライナ5が、
アルミ合金よりは熱伝動率の低い鋳鉄で形成されている
と共に、各吸排気バルブ12.13には中空部12a、
13aが形成されており、該中空部が断熱空間として作
用することになるので、燃焼室9が弱断熱構造となる。
これにより燃焼室9の周囲よりの熱逃げが抑制されるこ
う ンジンであっても、燃焼性が向上されることになる。
しかも、上記鋳鉄ライナキと各吸排気バルブ12.13
とで燃焼室9が弱断熱構造とされているので、例えば該
燃焼室9の周辺をセラミックで形成し、該燃焼室9を確
実に断熱保温する場合のように、空気充填量が低下する
ことなく、出力の低下を招くことがない。
更に、上記シリンダライナ5が鋳鉄製とされているので
、該ライナ5の#牽耗性が向上することになる。
(発明の効果) 以上のごとく本発明は、シリンダブロックおよびシリン
ダヘッドが夫々アルミ合金等で炒成され且つショートス
トロークとされたエンジンにおいて、上記アルミブロッ
ク内周に鋳鉄製のシリンダライナを嵌合すると共に、吸
排気バルブを中空形状とすることにより、燃焼室を弱断
熱構造に構成したので、該燃焼室周囲よりの熱逃げが抑
制されることになって燃焼性が向上することになる。そ
の結果、燃費性能等が改善されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1.第2図は夫々本発明の実施例を示すもので、第1
図は本実施例の燃焼室構造が適用されたエンジンの燃焼
室及びその周辺を示す縦断面図、第2図は第1図■−■
線よりみたシリンダヘッドの概略底面図である。また、
第3図はS/V値を種々変化させて燃費率およびリーン
リミットをテストした結果を表すグラフである。 1・・・エンジン、2・・・アルミブロック、3・・・
アルミヘッド、5・・・鋳鉄ライナ、6・・・シリンダ
ボア、8・・・ピストン、9・・・燃焼室、12.13
・・・吸排気バルブ、20.21・・・中空部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリンダブロックおよびシリンダヘッドがアルミ
    合金で形成され、且つ該シリンダブロックにおけるボア
    径がピストンのストロークに対して比較的大きく設定さ
    れたショートストロークのエンジンにおける燃焼室構造
    であつて、上記シリンダブロック内周に鋳鉄製のシリン
    ダライナが嵌合されると共に、吸排気バルブが中空形状
    とされていることを特徴とするエンジンの燃焼室構造。
JP6697187A 1987-03-19 1987-03-19 エンジンの燃焼室構造 Pending JPS63230926A (ja)

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JP6697187A JPS63230926A (ja) 1987-03-19 1987-03-19 エンジンの燃焼室構造

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JPS63230926A true JPS63230926A (ja) 1988-09-27

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ID=13331418

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JP6697187A Pending JPS63230926A (ja) 1987-03-19 1987-03-19 エンジンの燃焼室構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5365997A (en) * 1992-11-06 1994-11-22 Ford Motor Company Method for preparing an engine block casting having cylinder bore liners

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5365997A (en) * 1992-11-06 1994-11-22 Ford Motor Company Method for preparing an engine block casting having cylinder bore liners
US5771955A (en) * 1992-11-06 1998-06-30 Ford Global Technologies, Inc. Core assembly manufacturing apparatus of casting engine blocks and method for making the assembly

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