JPS6323087Y2 - - Google Patents

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JPS6323087Y2
JPS6323087Y2 JP1983143093U JP14309383U JPS6323087Y2 JP S6323087 Y2 JPS6323087 Y2 JP S6323087Y2 JP 1983143093 U JP1983143093 U JP 1983143093U JP 14309383 U JP14309383 U JP 14309383U JP S6323087 Y2 JPS6323087 Y2 JP S6323087Y2
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JP
Japan
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heat
packaging material
plate
magnetic piece
adhesive
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JP1983143093U
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English (en)
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JPS6049839U (ja
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  • Magnetic Treatment Devices (AREA)
  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は熱治療具に係り、酸化作用によつて発
熱する発熱剤の熱を効率よく集熱して磁性片に伝
え、熱治療効果と磁気治療効果を同時に得ること
を目的とし、発熱剤の熱を磁性片のみに伝えるよ
うに下包材の人体に触れる他の部分に断熱板を添
着したことを特徴とする。
従来より、発熱体、若しくはカイロ状発熱体の
一方の面に、押緘効果、又は押圧効果を有する物
体を添着した熱治療具として、実開昭55−72921
号公報、更に、発熱体の一方の面に、中央部に凸
部を有する伝熱板を、凸部が外側になるようにし
て位置せしめ、該凸部が露出するような小孔を有
する断熱板を、伝熱板の外側になるように位置せ
しめた技術として実公昭57−15号公報、前記断熱
板を、伝熱板の表面のみに限定せず、発熱体の他
の部分にまで適用した技術として、実開昭55−
116639号公報に、それぞれ記されている。
前記の考案が、熱治療具として非常に秀れた技
術を有していることを不定するものではないが、
発熱組成物の熱を人体に伝達する伝達経路に重大
な欠点を有している。特に実公昭57−15号、実開
昭55−116639号公報について前記の欠点を述べる
と、前記技術の発熱体利用の熱治療具は、発熱体
の一方の面に中央に凸部を有する伝熱板を位置さ
せているもので、従つて、発熱組成物と伝熱体の
受熱面との間に、少なくとも発熱体の外装を構成
する包装材料が介在し、多くは更に粘着剤、接着
剤(発熱体と伝熱板を固定する)、空間が介在し
て大きな熱抵抗となつている。前記包装材料が熱
的不良導体である場合は言ふに及ばす、熱的良導
体である金属(アルミ箔等)を用いた場合に於て
も、発熱体と伝熱板を固定するために用いられる
粘着剤、接着剤が抵抗となり、又発熱体と伝熱板
を固定しないで用いた場合には、両者の密着性が
無く、更に大きな熱抵抗となつている。
本考案は前記の欠点を除去するために、発熱体
の一方の面の包装材料と、伝熱板を同一(兼用)
にして、発熱組成物の熱を直接伝熱板に伝達し、
熱抵抗を最小限度にするもので、酸素ガス透過性
を有する上包材、および熱伝導性の秀れた、集熱
板(伝熱板)兼用の下包材との間に、酸化作用に
よつて発熱する発熱剤を封入し、下包材のほぼ中
央部に磁性片を設け、下包材の他の表面部分に
は、前記磁性片が露出するように断熱板を添着せ
しめ、該断熱板の外側表面に粘着剤を塗付し、こ
れを被う離型紙を、剥離自在に添着して成る熱治
療具で、以下本考案の実施例を図面によつて詳述
すると、上包材1は通気性を有する不織布、綿
布、或いは紙材より成り、内面にはヒートシール
可能な合成樹脂2(ポリエチレン樹脂が望まし
い)が一体的にラミネートされかつ発熱剤に酸素
ガス(以下空気と云う)を供給するための通気孔
9が穿設されている。下包材4は発熱剤10の熱
を効果的に集めるための集熱板を兼ねるもので、
金属材又は金属が蒸着された合成樹脂フイルムよ
り成り内面にはヒートシール可能な合成樹脂3
(ポリエチレン樹脂が望ましい)が必要最小限度
の厚さで(外周縁a部のみに限定することが望ま
しい)ラミネートされている。而して上包材1と
下包材4との間に発熱剤10を封入して外周縁a
で熱接着される。下包材4の表面中央部には磁性
片7を添着し、該磁性片7の頭部が露出するよう
に中央部に円孔8を穿つた断熱板5を下包材4の
表面に添着する。而して集熱板を兼ねた下包材4
によつて集められた発熱剤10の熱は断熱板5に
より外部に散逸することなく、磁性片7を通して
人体に効率よく供給すると同時に下色材4が直接
人体に触れて火傷することを防止する目的をも有
するものである。従つて断熱剤5の材質は熱不良
導体たる合成樹脂材、紙材、綿布材、不織布材、
ゴム材又はこれ等の複合素材から成り、而して断
熱板5を下包材4に添着する代わりに粘着剤を分
厚く塗り重ねてもよい。尚断熱板5の表面には人
体貼着用の粘着剤6が塗付してあり、これを剥離
自在に離型紙11が被つて添着されている。
本考案はこのようにして成るから、離型紙11
を剥がして粘着剤6を露出せしめ、磁性片7が人
体の圧痛点若しくはツボに位置するように貼付す
ればよく、発熱剤10の熱は集熱板兼用の下包材
4によつて集熱される。この熱は断熱板5によつ
て外部えの放散が皆無に等しく、而して最も放熱
し易い磁性片7に集中し、これより多量の熱を人
体に供給する。一方集熱して温度が上昇した下包
材4が人体に直接触れて火傷することを断熱板5
によつて防止している。
本考案は以上のように実施出来るものであり、
磁気による治療効果はすでに衆知の事実であるが
同時に同一場所に熱治療を施こすことにより相乗
効果を生み、より高度な治療効果が充分期待出来
る。一方断熱板5を添着したことによつて小量の
熱をも無駄にすることなく、効率の良い熱治療具
がかつ安価に製造、供給出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は平面図、第2図は第1図におけるA−
A断面図である。 1……上包材、2……合成樹脂、3……合成樹
脂、4……下包材、5……断熱板、6……粘着
剤、7……磁性片、8……円孔、9……通気孔、
10……発熱剤、11……離型紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 酸素ガス透過性を有する上包材、および熱伝導
    性の秀れた集熱板兼用の下包材との間に、酸化作
    用によつて発熱する発熱剤を封入し、下包材の表
    面のほゞ中央に磁性片を設け、下包材の他の表面
    部分には前記磁性片が露出するように断熱板を添
    着せしめ、該断熱板の表面に粘着剤を塗付し、こ
    れを被う離型紙を剥離自在に添着して成る熱治療
    具。
JP14309383U 1983-09-13 1983-09-13 熱治療具 Granted JPS6049839U (ja)

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JP14309383U JPS6049839U (ja) 1983-09-13 1983-09-13 熱治療具

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JP14309383U JPS6049839U (ja) 1983-09-13 1983-09-13 熱治療具

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Publication Number Publication Date
JPS6049839U JPS6049839U (ja) 1985-04-08
JPS6323087Y2 true JPS6323087Y2 (ja) 1988-06-24

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ID=30319515

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JP14309383U Granted JPS6049839U (ja) 1983-09-13 1983-09-13 熱治療具

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WO2010013384A1 (ja) * 2008-08-01 2010-02-04 Osada Yumie 温灸器および灸治療用キット

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS6049839U (ja) 1985-04-08

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