JPS63230821A - 熱間圧延鋼線材の直接球状化処理方法 - Google Patents

熱間圧延鋼線材の直接球状化処理方法

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JPS63230821A JP6134987A JP6134987A JPS63230821A JP S63230821 A JPS63230821 A JP S63230821A JP 6134987 A JP6134987 A JP 6134987A JP 6134987 A JP6134987 A JP 6134987A JP S63230821 A JPS63230821 A JP S63230821A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、熱間圧延−線材の直接球状化処理方法に関
するものである。
〔従来の技術〕
C: 0.10〜1.00wt、%を含有する炭imt
たは合金鋼等からなる熱間圧延された鋼線材は、・ぞ−
ライト、ベーナイト、網状セメンタイト等の組織を有し
ているので、そのままでは冷間加工性に乏しく、強度に
冷間加工を行うと割れが発生する。
そこで、このような鋼線材の冷間加工性を改善するべ〈
従来から、セメンタイトを球状にするための球状死焼な
まし処理が行われている。
従来から行われている球状死焼なまし処理方法の代表例
としては、熱間圧延された鋼線材をA1点(変態点)直
上の温度で約6時間保持した後、A1点直下の温度まで
徐冷し、その温度で約8時間保持した後、徐冷する方法
が皐げられる。しかしながら、上述した球状死焼なまし
処理方法は、1コイルの処理に全体として約20時間の
長時間を必要とする。
このような球状死焼なまし処理を省略し、熱間圧延鋼線
材を直接軟化するために、従来から次の+11および(
2)に述べる方法が行われている。
(1)熱間圧延中の被圧延材を、仕上圧延前において水
冷することによシA1点近傍の温度にて仕上圧延し、次
いで徐冷することにょシ鋼を軟化する方法。
(2)熱間圧延された鋼線材をA□点直上の温度まで急
冷し、次いで徐冷することによシ鋼を軟化させる方法。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述の(1)および(2)の方法により
得られる鋼組織は、主としてフェライトおよびパーライ
ト組織である。従って、これらの方法では、球状の炭化
物を得ることはできない。即ち得られた鋼線材は、硬さ
および冷間加工性において、球状死焼なまし処理を施し
た鋼線材のレベルにまで達することはできない。
従って、この発明の目的は、熱間圧延された鋼線材の冷
却過程を制御することによって、従来不可欠とされてい
た2次加工工程における球状死焼なまし処理を省略し、
従来の球状死焼なまし処理状比処理方法を提供すること
にある。
〔問題点を解決する。ための手段〕
この発明は、C: 0.10〜1.00wt、*を含有
する鋼片を熱間圧延し、仕上圧延機群の入側における被
圧延材の温度を650〜850℃となし、仕上圧延機群
の出側における前記被圧延材の最終仕上温度を750〜
900℃となして銅線材を調製し、次いで、前記鋼線材
を2℃/秒以上の冷却速度で650℃以下の温度まで冷
却し、次いで、冷却された前記鋼線材を2℃/秒臥上の
加熱速度でAc。
〜Ael + 160℃の温度域まで加熱し、そして、
前記温度域において5分間μ内の時間保持し、次いで、
前記温度域に加熱、保持された前記@線材を、任意の冷
却速度でAr1〜Ar、−60℃の温度域まで冷却し、
そして、前記温度域において5〜60分間の時間保持す
ることを特徴とし、または、前記A、、1〜に、t +
 160℃の温度域に加熱、保持された前記鋼線材を、
任意の冷却速度でArtの温度まで冷却し、次いで、前
記温度に冷却された前記鋼線材を、2℃/秒以下の冷却
速度でArr  80’Cの温度まで冷却することに特
徴を有するものである。
次に、この発明の方法を詳細に説明する。
鋼線材を迅速に球状化させるためには、球状化に適した
均一微細な前組織を得ることが重要である。
このために、本発明においては、熱間圧延によって微細
なオーステナイト組織を生成させるために、仕上圧延機
群(仕上ブロックミル)の入側および出側に配置した水
冷ゾーンによって被圧延材を冷却し、仕上圧延機群の入
側における被圧延材の温度を650〜850℃の範囲内
となし、一方、仕上圧延機群の出側におけるレイングヘ
ッドによる巻取シ直前の被圧延材の最終仕上温度を75
0〜900℃の範囲内に限定した。
仕上圧延機群の入側における被圧延材の温度を650〜
850℃の範囲内に限定した理由は、前記温度が850
℃を超えると仕上圧延機群での圧延時の発熱による温度
上昇によシ微細なオーステナイト粒を生成させることが
困難となシ、一方、前記温度が650℃未満では、仕上
圧延機群にかかる負荷が大きくなシロール破損の危険が
生ずるからである。
被圧延材の最終仕上温度を750〜900℃の範囲内に
限定した理由は、前記温度が900℃を超えると、オー
ステナイト粒の生長が起こシやすぐ、一方、前記温度が
750℃未満では、レイングヘッドによって鋼線材をコ
イル状に巻き取ることが困難になるからである。
μ上述べた工程ktc=てレイングヘッドによってコイ
ル状に巻き取られた鋼線材は、搬送開始後直ちに2℃/
秒以上の冷却速度で650℃以下の温度まで急冷するべ
きである。けだし、これによシ微細なフェライトおよび
・ぞ−ライト組織(銅の化学成分によっては、これらに
ベーナイト、セメンタイトまたはマルテンサイトが混在
することもある)を得ることができるからでおる。
冷却速度を2℃/秒臥上に限定した理由は、このような
急冷を行うことにより、球状化に適した微細な前組織を
短時間に得ることができるからである。
冷却速度が2℃/秒未満では、ツク−ライトが粗くなり
、且つ、変態までに時間を要するので適当でない。なお
、冷却速度の上限としては、通常工業的に容易に実施可
能な水冷によって、100℃/秒程度が適当である。
冷却温度’i 650 ’C以下に限定した理由をよ。
650℃超では、オーステナイトからパーライト等への
変態に長時間を必要とし、且つ、生成する組織が球状化
に適さない粗い組織となるからである。
なお、冷却@度の下限としては、300℃程匣とするこ
とが好ましい。冷却温度が300℃程度より低くなると
5次工程における急速加熱にあたってエネルギーロスと
なり、経済的に不利となる。
このように、650 ’C以下のli[まで冷却された
鋼線材は、次いで2℃/秒以上の加熱速度にてAc、 
−Ac、 + 160℃の温度域まで加熱し、そして、
加熱された温度で5分間μ円の時間保持する。
本工程の目的は、前工程で得られたパーライト等の微細
組織中のセメンタイトの一部を溶解し、一部を球状化の
ための核として残すことにある。
加熱速度を2℃/秒以上に限定した理由は、2℃/秒未
満の加熱速度では、目標温度までの加熱に長時間を要す
るからである。
加熱目標温度および加熱保持温度をA。1〜Ao工+1
60℃の温度域に限定した理由は、前記温度がAo□未
満ではセメンタイトの溶解が起こらず、一方、前記温度
がAcl+160℃を超えると、セメンタイトの溶は込
みが急速に起こシ球状化のための核を残すのが困難にな
るからである。
加熱保持時間を5分間以内とした理由は、5分間μ内の
短時間で十分に目的が達せられるからである。
このように、Ao1〜Acl+160℃の温度域で加熱
保持された鋼線材は、次に述べる2つの方法のいづれか
によシ、オーステナイト中の炭素を球状化炭化物として
析出させるために冷却する。
第1の方法は、任意の冷却速度でArt〜Art−60
℃の温度域まで冷却し、そして、その冷却温度で5〜6
0分間の時間保持することにょ)行う。
第2の方法は、任意の冷却速度でAr1の温度まで冷却
し、次いで、2℃/秒以下の冷却速度でAr1−80℃
の温度まで冷却することにょシ行う。
8g1および第2の方法において、冷却速度は、前工程
における加熱保持温度(Act〜Ac1+160℃)に
よって任意に選択する。
例えば、前工程における加熱保持温度がAC□に近い温
度のときは、セメンタイトの溶は込みを促進するために
できるだけゆつくシ冷却することが好ましい。一方、加
熱保持温度がA。1+160℃に近い温度のときは、セ
メンタイトの急速な溶は込みを防ぐために、できるだけ
急冷することが好ましい。
第1の方法において冷却温度をArt〜Ar、−60℃
の温度域に限定した理由は固溶している炭素を球状セメ
ンタイトとして析出させるためには、最低でもArlま
で冷却する必要があるからである。
冷却後、そのままの温度で等温保持する温度域はAr、
 −Ar、 −60℃、保持時間は5〜60分とするべ
きである。けだし、Ar1−60℃未満の低い温度で等
温保持すると、セメンタイトの析出が急速に進行し、炭
化物が球状にならず層状の・ぐ−ライトになるからであ
る。また、等温保持時間が5分未満では、炭化物の球状
化が十分完了せず、一方、60分を超えても炭化物球状
化の向上はみられず、60分以下で十分に目的を達せら
れるからである。
第2の方法において、2℃/秒以下の速度でAr1から
Ar1−80℃まで冷却する理由は、Ar1−80℃ま
での徐冷で炭化物の球状化が完了するからである。
また、冷却速度を2℃/秒以下に限定した理由は、2℃
/秒を超える速い冷却速度で冷却すると、炭化物は球状
にならず層状の・ぐ−ライトになるからである。
以上述べた処理を終えた非同心リング状の鋼線材は、リ
フオーミングタプにてコイル状に成形され、次いで空冷
される。
本発明における鋼片の化学成分組成は、炭素の含有量が
0.10〜1.00wt、% の範囲内であるほかは、
特に限定するものではなく、上記炭素を含有する冷間圧
造用炭素鋼、構造用合金鋼、軸受鋼および炭素工具鋼等
に適用できる。
〔実施例〕
次にこの発明の方法を実施例によシ比較例とともに説明
する。
第1表に示す化学成分組成を有する供試材としての54
5C(Ac1=725℃,Ar1=715℃)の114
φ鋼片を8φ鋼線材に熱間圧延し、第2図に示す設備を
使用し、下記に示す球状化処理工程によって、本発明の
範囲内の供試体JFX1 、2 、および、本発明の範
囲外の比較用供試体屋5〜10に調製した。
同様に、第1我に示す化学成分組成を有する供試材とし
ての5qr440(A(i=740℃,Art=720
℃)の114−鋼片を8φ鋼線材に熱間圧延し、第2図
に示す設備を使用し、下記に示す球状化処理工程によっ
て、本発明の範囲内の供試体点3゜4、および本発明の
範囲外の比較用供試体&11〜16に調製した。
第1表 第2図において、3は仕上圧延後群入側水冷ゾーン、4
は仕上圧延機群、5は仕上圧延機群山側水冷ゾーリ、6
はレインダヘッド、7は急冷装置、8は再加熱装置、9
は等温保持(または徐冷)装置である。被圧延材1は、
仕上圧延後群入側水冷シー73、仕上圧延機群4、仕上
圧延後群出側水冷ゾーン5をこの順序で通って仕上圧延
が施された後、レイングヘッド6によシコイル状に巻き
取られ、次いでコイル状の鋼線材2は、急冷装置7、再
加熱装置8および等温保持(または徐冷)装置9をこの
順序で通って、急冷、再加熱、冷却、等温保持または徐
冷が順次流される。
次に、球状化処理工程を第1図のヒートノソターンを示
すグラフによって説明する。
第1図において、T□は仕上圧延機群40入側温度、T
2は仕上圧延機群4の出側における最終仕上温度、T3
は急冷装置7によシ急冷された後の再加熱開始温度、T
4は再加熱装置8によシ加熱された後の等温保持温度、
T5は冷却後の等温保持温度、T6は徐冷停止温度であ
る。
熱間圧延された供試材を、仕上圧延後群入側水冷ゾーン
3によってT工の温度まで冷却した後、仕上圧延機群4
によって仕上圧延を行った。仕上圧延機群4の仕上圧延
によシ復熱後、仕上圧延後群出側水冷ゾーン5によって
T2の温度まで冷却した後、レイングヘッド6によって
コイル状に巻き取った。次いで、コイル状の供試材をス
テルモアライン(図示せず)上を搬送中に急冷装置7に
おける衝風によって2〜b まで冷却し、次いで、冷却されたコイル状の供試材を再
加熱装置8によってT4の温度まで急速加熱し、そして
、T4の温度に30〜60秒間保持1シ水。
次いで、T4の温度で30〜60秒間保持された供試材
をT5の温度まで冷却し、次いで、等温保持装置9によ
ってT5の温度にts分間等温保持した後、空冷した。
一方、T4の温度に30〜60秒間保持された供試材を
Ar□まで冷却し、次いで、徐冷装置9によってT6の
温度までO,OS607秒の速度で徐冷した後、空冷し
た。
上述したT1〜T6  の各温度を変えることにより、
本発明の範囲内および範囲外の数種類の供試体を潤製し
た。次いで、各供試体の組織の球状化率C8A率)およ
び硬度(Hv)を調べ、処理温度Tl〜T6とともに第
2表に示した。
第1表に示すように、仕上圧延後群入側温度T1および
最終仕上温度T2が本発明の範囲より高すぎた比較用供
試像点5および墓11は、球状化前組織が粗く球状化率
が劣っていた。
急冷後の再加熱開始温度T3が本発明の範囲よシ′高す
ぎた比較用供試体A6およびA12は、At以下への冷
却が不十分なため球状化のための核としての炭化物が不
足しておシ、球状化率が劣シ、硬度も高かった。
等温保持温度T4がAcl+160℃より高すぎた比較
用供試体A7および煮13は、セメンタイトの溶は込み
が急速に進行した結果、球状化のための核としての炭化
物が不足しており、球状化率が劣シ、硬度も高かった。
等温保持温度T5がAr、よシも高すぎた比較用供試体
&8および洗14は、十分固溶炭素が析出しきらないう
ちに空冷された結果、粗い再生・ぐ−ライトが出て球状
化率が劣っておシ、硬度も高かった。
逆に、等温保持温度T5がAr160℃、l:りも低す
ぎた比較用供試体扁9および415は、急速に炭化物が
析出した結果十分球状化しなかった。さらに、硬度も高
かった。
徐冷停止温度T6がAr、−80℃よりも高すぎた比較
用供試体A10および屋16は、徐冷が不十分なために
、以後に行った空冷工程において再生ノぐ一ライトが出
たことにより、球状化率が劣り、硬度も高かった。
これに対して、本発明の供試体煮1〜4は、良好な球状
化率および低い硬度が得られた。
第3図は本発明の供試体4の金属組織を示す、400倍
の顕微鏡写真である。
第3図に示すように、本発明の供試体4は、良好な球状
化をなしておシ、通常の球状化焼なまし処理を施した鋼
線材と比べても、球状化状況は全く遜色なかった。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の方法によれば、従来の
球状化焼なまし処理方法によシ処理された線材と同等の
球状化率および硬度を有する線材を、従来よシも大幅に
短縮された時間によって製造することができるので、生
産能率が大幅に向上する産業上有用な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の球状化処理方法のヒート・!ターンを
示すグラフ、第2図は熱間圧延鋼線材の球状化処理設備
の概要を示す工程図、第3図は本発明の方法によシ製造
した5Cr440 の鋼線材の金属組織を示す顕微鏡写
真である。図面において、1・・・被圧延材、    
2・・・鋼線材、3・・・仕上圧延後群入側水冷ゾーン
、4・・・仕上圧延機群、 5・・・仕上圧延機群山側水冷ゾーン、6・・・レイン
グヘッド、    7・・・急冷装置、8・・・再加熱
装置、 9・・・等温保持(または徐冷)装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)C:0.10〜1.00wt.%を含有する鋼片
    を熱間圧延し、仕上圧延機群の入側における被圧延材の
    温度を650〜850℃となし、仕上圧延機群の出側に
    おける前記被圧延材の最終仕上温度を750〜900℃
    となして鋼線材を調製し、次いで、前記鋼線材を2℃/
    秒以上の冷却速度で650℃以下の温度まで冷却し、次
    いで、冷却された前記鋼線材を2℃/秒以上の加熱速度
    でA_c_1〜A_c_1+160℃の温度域まで加熱
    し、そして、前記温度域において5分間以内の時間保持
    し、次いで、前記温度域に加熱、保持された前記鋼線材
    を、任意の冷却速度でA_r_1〜A_r_1−60℃
    の温度域まで冷却し、そして、前記温度域において5〜
    60分間の時間保持することを特徴とする、熱間圧延鋼
    線材の直接球状化処理方法。
  2. (2)C:0.10〜1.00wt.%を含有する鋼片
    を熱間圧延し、仕上圧延機群の入側における被圧延材の
    温度を650〜850℃となし、仕上圧延機群の出側に
    おける前記被圧延材の最終仕上温度を750〜900℃
    となして鋼線材を調製し、次いで、前記鋼線材を2℃/
    秒以上の冷却速度で650℃以下の温度まで冷却し、次
    いで、冷却された前記鋼線材を2℃/秒以上の加熱速度
    でA_c_1〜A_c_1+160℃の温度域まで加熱
    し、そして、前記温度域において5分間以内の時間保持
    し、前記温度域に加熱、保持された前記鋼線材を、任意
    の冷却速度でA_r_1の温度まで冷却し、次いで、前
    記温度に冷却された前記鋼線材を、2℃/秒以下の冷却
    速度でA_r_1−80℃の温度まで冷却することを特
    徴とする、熱間圧延鋼線材の直接球状化処理方法。
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