JPS6322928B2 - - Google Patents
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- JPS6322928B2 JPS6322928B2 JP55067795A JP6779580A JPS6322928B2 JP S6322928 B2 JPS6322928 B2 JP S6322928B2 JP 55067795 A JP55067795 A JP 55067795A JP 6779580 A JP6779580 A JP 6779580A JP S6322928 B2 JPS6322928 B2 JP S6322928B2
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- discharge
- circuit
- signal
- machining
- abnormal arc
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- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 28
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H1/00—Electrical discharge machining, i.e. removing metal with a series of rapidly recurring electrical discharges between an electrode and a workpiece in the presence of a fluid dielectric
- B23H1/02—Electric circuits specially adapted therefor, e.g. power supply, control, preventing short circuits or other abnormal discharges
- B23H1/024—Detection of, and response to, abnormal gap conditions, e.g. short circuits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は放電加工における正常放電、異常アー
ク放電、短絡、無放電状態などの放電状態を検出
後補正処理する放電状態の検出装置に関するもの
である。
ク放電、短絡、無放電状態などの放電状態を検出
後補正処理する放電状態の検出装置に関するもの
である。
放電加工を安定に行なうために、従来、多くの
提案がされている。例えば、特公昭51−35273、
特開昭51−7595、特公昭46−18915、特開昭47−
26789、特開昭49−135296、及び特開昭50−73298
等である。
提案がされている。例えば、特公昭51−35273、
特開昭51−7595、特公昭46−18915、特開昭47−
26789、特開昭49−135296、及び特開昭50−73298
等である。
これら公知の方法は、放電加工状態を検出し、
その検出信号又はこの検出信号を信号処理した
後、これらをもとに各種制御因子、例えば、加工
パルス波形、加工液供給圧力などを制御すること
により加工が安定に行なわれるようにしている。
その検出信号又はこの検出信号を信号処理した
後、これらをもとに各種制御因子、例えば、加工
パルス波形、加工液供給圧力などを制御すること
により加工が安定に行なわれるようにしている。
しかし、加工形状が複雑になると、被加工物周
辺における加工液の流し方などにより加工が不安
定になり、(すなわち、加工液の流れる方向によ
り、被加工物の加工が速い部分と遅い部分が発生
すること等)上記制御因子だけを制御したのみで
は適正な加工が行うことが難かしいのが実状であ
る。また、これらの制御回路は複雑な構成で、高
価であるということもあり、安定した放電加工を
行なうには更に一層技術改良が進められるであろ
う。
辺における加工液の流し方などにより加工が不安
定になり、(すなわち、加工液の流れる方向によ
り、被加工物の加工が速い部分と遅い部分が発生
すること等)上記制御因子だけを制御したのみで
は適正な加工が行うことが難かしいのが実状であ
る。また、これらの制御回路は複雑な構成で、高
価であるということもあり、安定した放電加工を
行なうには更に一層技術改良が進められるであろ
う。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、放電加工における放電状態を検出し、この
検出値を基に、加工が安定に行なわれるように加
工条件の適正値を求め、操作をしやすくするため
の放電加工状態の表示装置を提供するにある。
くし、放電加工における放電状態を検出し、この
検出値を基に、加工が安定に行なわれるように加
工条件の適正値を求め、操作をしやすくするため
の放電加工状態の表示装置を提供するにある。
上記目的を達成するために放電加工における正
常放電、異常アーク放電、短絡の各放電状態を検
出、判別し、この検出、判別した信号にもとづ
き、連続異常アーク放電を検出し、該検出信号に
より上記正常放電と異常アーク放電検出信号を補
正することを特徴とし、更にこの補正信号を所定
期間ごとに発生率で計数し、この計数した各放電
状態の発生率を所定期間ごとに記憶更新するよう
にしたことを特徴とする。
常放電、異常アーク放電、短絡の各放電状態を検
出、判別し、この検出、判別した信号にもとづ
き、連続異常アーク放電を検出し、該検出信号に
より上記正常放電と異常アーク放電検出信号を補
正することを特徴とし、更にこの補正信号を所定
期間ごとに発生率で計数し、この計数した各放電
状態の発生率を所定期間ごとに記憶更新するよう
にしたことを特徴とする。
以下本発明の一実施例を図を用いて詳細に説明
する。第1図は本発明に係る放電加工状態の検出
装置を示すブロツク図である。同図において1は
加工パルス電源、2は電極、3は被加工物であ
る。4は放電判別回路で後述の第2図に示す如き
ものである。同図において点線で囲んだ部分の4
は放電判別回路であつて、5は加工パルス電源1
のパルス波形を基にして、タイミングパルスT1、
T2、T3を作るためのタイミングパルス発生器、
6,7,8は比較増幅器、9,10,11の設定
電圧E1、E2、E3を与えるための第1、第2、第
3レベル設定器、12,13,15,16,1
7,18はANDゲート回路、、14はフリツプフ
ロツプ、19,20,21はインバータ、22,
23,24は夫々順に正常放電判別信号出力端
子、異常アーク放電判別信号出力端子、短絡判別
信号出力端子、無放電判別信号出力端子を示す。
する。第1図は本発明に係る放電加工状態の検出
装置を示すブロツク図である。同図において1は
加工パルス電源、2は電極、3は被加工物であ
る。4は放電判別回路で後述の第2図に示す如き
ものである。同図において点線で囲んだ部分の4
は放電判別回路であつて、5は加工パルス電源1
のパルス波形を基にして、タイミングパルスT1、
T2、T3を作るためのタイミングパルス発生器、
6,7,8は比較増幅器、9,10,11の設定
電圧E1、E2、E3を与えるための第1、第2、第
3レベル設定器、12,13,15,16,1
7,18はANDゲート回路、、14はフリツプフ
ロツプ、19,20,21はインバータ、22,
23,24は夫々順に正常放電判別信号出力端
子、異常アーク放電判別信号出力端子、短絡判別
信号出力端子、無放電判別信号出力端子を示す。
各放電状態では電極2と被加工物3との間の電
圧波形のパターンを大別すると、第3図aのよう
に正常(a1)、異常アーク(a2)、短絡(a3)、無
放電(a4)の4種類に分けられる。
圧波形のパターンを大別すると、第3図aのよう
に正常(a1)、異常アーク(a2)、短絡(a3)、無
放電(a4)の4種類に分けられる。
次に、第2図の検出、判別回路の動作を第3図
及び第4図の波形を用いて説明する。第2図にお
いて、レベル設定器6,7,8によりE1、E2、
E3を第3図aのごとくE1<E2<E3の順のレベル
に設定しておき、タイミングパルスT1、T2、T3
により各放電状態を検出、判別する。第4図はこ
のときの時間関係図を示すもので、ここでは説明
を簡単にするために正常放電状態の検出について
のみ説明をする。他の放電状態についても同様な
考え方である。
及び第4図の波形を用いて説明する。第2図にお
いて、レベル設定器6,7,8によりE1、E2、
E3を第3図aのごとくE1<E2<E3の順のレベル
に設定しておき、タイミングパルスT1、T2、T3
により各放電状態を検出、判別する。第4図はこ
のときの時間関係図を示すもので、ここでは説明
を簡単にするために正常放電状態の検出について
のみ説明をする。他の放電状態についても同様な
考え方である。
第1レベル設定器6により第3図のレベルE1
に設定すると、第1比較増幅器9の出力波形はe
のごとくなる。第2比較増幅器10の出力波形は
第2レベル設定値E2によりfのごとくなる。こ
れら2つの波形f,eの信号の入力により、
ANDゲート回路12の出力に波形gの信号が得
られる。第3比較増幅器11の出力波形は、第3
レベル設定器8で設定されたE3により波形hの
信号が得られる。タイミンダパルスT1と第3比
較増幅器11の出力信号とにより、ANDゲート
回路13の出力に波形iの信号が得られる。この
iの信号によるセツトとタイミングパルスT3の
リセツト信号によりフリツプフロツプ14の出力
に波形jの信号が得られる。そして、波形jの信
号、タイミングパルスT2、波形gの信号の3入
力により、ANDゲート回路15の出力に波形k
の信号が得られる。この波形kの信号が正常放電
の判別信号である。以下、同様にして、異常アー
ク放電、持続アーク放電、短絡、無放電の判別信
号が、出力端子23,24,25から得られる。
このようにして、放電状態を検出、判別すること
ができる。4′は連続異常アークを検出し、該検
出信号に基づき、前記、正常放電検出判別信号と
異常アーク放電検出判別信号とを補正するための
信号補正回路、また、点線のブロツクで示す28
は正常放電発生率表示回路で32は異常アーク放
電発生率表示回路、33は短絡発生率表示回路、
34は無放電発生率表示回路である。29は信号
補正回路4′から加えられる正常放電補正信号を
所定期間だけ計数するカウンタ、30は計数した
パルス数を記憶するための記憶回路、31は記憶
回路30の内容を所定期間だけ表示する表示回路
である。また、26は加工パルスを所定数カウン
トするカウンタ、27は、遅延回路で各表示回路
28,32,33,34が各放電状態に対応する
パルス信号を計数する期間を設定するためのロー
ド信号及びリセツト信号を発生する時間設定回路
であつて、加工パルス電源1の加工パルスに同期
して作られ、通常、加工パルスの1000パルスでロ
ード信号を1パルス発生する程度がよい。すなわ
ち、加工間隙に1000パルスを加え、その期間の正
常判別補正信号パルスをカウンタ29で計数す
る。記憶回路30はロード信号により計数内容を
記億する。27は上記1000パルスの周期のパルス
を所定値だけ遅延させる遅延回路であつて、ロー
ド信号をこの所定時間だけ遅延させリセツト信号
を作りカウンタ29をリセツトする。以上の説明
は正常放電の場合について述べたが、他の放電状
態の場合同様であるので、その説明は省略する。
に設定すると、第1比較増幅器9の出力波形はe
のごとくなる。第2比較増幅器10の出力波形は
第2レベル設定値E2によりfのごとくなる。こ
れら2つの波形f,eの信号の入力により、
ANDゲート回路12の出力に波形gの信号が得
られる。第3比較増幅器11の出力波形は、第3
レベル設定器8で設定されたE3により波形hの
信号が得られる。タイミンダパルスT1と第3比
較増幅器11の出力信号とにより、ANDゲート
回路13の出力に波形iの信号が得られる。この
iの信号によるセツトとタイミングパルスT3の
リセツト信号によりフリツプフロツプ14の出力
に波形jの信号が得られる。そして、波形jの信
号、タイミングパルスT2、波形gの信号の3入
力により、ANDゲート回路15の出力に波形k
の信号が得られる。この波形kの信号が正常放電
の判別信号である。以下、同様にして、異常アー
ク放電、持続アーク放電、短絡、無放電の判別信
号が、出力端子23,24,25から得られる。
このようにして、放電状態を検出、判別すること
ができる。4′は連続異常アークを検出し、該検
出信号に基づき、前記、正常放電検出判別信号と
異常アーク放電検出判別信号とを補正するための
信号補正回路、また、点線のブロツクで示す28
は正常放電発生率表示回路で32は異常アーク放
電発生率表示回路、33は短絡発生率表示回路、
34は無放電発生率表示回路である。29は信号
補正回路4′から加えられる正常放電補正信号を
所定期間だけ計数するカウンタ、30は計数した
パルス数を記憶するための記憶回路、31は記憶
回路30の内容を所定期間だけ表示する表示回路
である。また、26は加工パルスを所定数カウン
トするカウンタ、27は、遅延回路で各表示回路
28,32,33,34が各放電状態に対応する
パルス信号を計数する期間を設定するためのロー
ド信号及びリセツト信号を発生する時間設定回路
であつて、加工パルス電源1の加工パルスに同期
して作られ、通常、加工パルスの1000パルスでロ
ード信号を1パルス発生する程度がよい。すなわ
ち、加工間隙に1000パルスを加え、その期間の正
常判別補正信号パルスをカウンタ29で計数す
る。記憶回路30はロード信号により計数内容を
記億する。27は上記1000パルスの周期のパルス
を所定値だけ遅延させる遅延回路であつて、ロー
ド信号をこの所定時間だけ遅延させリセツト信号
を作りカウンタ29をリセツトする。以上の説明
は正常放電の場合について述べたが、他の放電状
態の場合同様であるので、その説明は省略する。
第5図は第1図の記憶回路30、表示回路31
の具体例を示したものである。上述のように、加
工パルスを1000パルス加えるとすると、記憶回路
は4ビツトの記憶素子を用いるならば3素子必要
であるので、1の位の桁の素子55、10の位の桁
の素子36、100位の桁の素子37のごとくにな
る。記憶した2進符号を38のデコーダにより10進
符号に変換し、発光素子39に表示する。
の具体例を示したものである。上述のように、加
工パルスを1000パルス加えるとすると、記憶回路
は4ビツトの記憶素子を用いるならば3素子必要
であるので、1の位の桁の素子55、10の位の桁
の素子36、100位の桁の素子37のごとくにな
る。記憶した2進符号を38のデコーダにより10進
符号に変換し、発光素子39に表示する。
第6図は第1図に示した、検出信号の補正回路
4′の具体例を示すものである。
4′の具体例を示すものである。
第2図において、検出信号の出力22,23,
24,25はそれぞれ第6図の端子22′,2
3′,24′,25′に与えられる。フリツプフロ
ツプ402のセツト入力には端子23′から異常
アーク放電検出信号が与えられ、リセツト入力に
はORゲート401の出力が与えられる。ORゲ
ート401の入力には端子22′,24′,25′
から正常放電検出信号、短絡検出信号、無放電検
出信号が与えられる。フリツプフロツプ402の
出力は抵抗403とコンデンサ404からなる積
分回路を通して比較増幅器405の一方の入力に
与えられ、比較増幅器405の他方の入力には可
変抵抗器406によりレベルE4が与えられてい
る。比較増幅器405の出力の1つはインバータ
407を通してANDゲート408とANDゲート
410に与えられる。ANDゲート408と41
0のそれぞれの1つの入力に端23′から異常ア
ーク放電検出信号が与えられる。ANDゲート回
路408の出力はORゲート409の一方の入力
に与えられ、ORゲート409の他方の入力には
端子22′から正常放電検出信号が与えられる。
端子411は補正処理された正常放電検出信号の
出力であり、端子412は補正処理された異常ア
ーク放電検出信号の出力端子である。このような
構成となつているので、上記信号補正回路6の動
作は次のごとくなる。端子23′に異常アーク検
出信号が与えられるとフリツプフロツプ402は
セツトされ、一方、端子22′,24′,25′か
ら正常放電、短絡、無放電検出信号のいずれかが
与えられるとリセツトされる。フリツプフロツプ
402の出力は抵抗403とコンデンサ404と
により積分され、該積分値が設定レベルE4以上
になると比較増幅器の出力は“1”レベルとな
る。すなわち、異常アーク放電検出信号が連続し
て所定時間以上発生したときに比較増幅器405
の出力が“1”レベルになる。この連続異常アー
ク放電時間の設定レベルE4はおよそ1msecとな
るように設定しておくことを推奨する。なぜかと
云えば、この値は経験的に決定されたものである
が、実験によると、異常アーク放電が1msec以
上連続して発生すると、加工面に異常痕跡が生じ
ることから決定される。
24,25はそれぞれ第6図の端子22′,2
3′,24′,25′に与えられる。フリツプフロ
ツプ402のセツト入力には端子23′から異常
アーク放電検出信号が与えられ、リセツト入力に
はORゲート401の出力が与えられる。ORゲ
ート401の入力には端子22′,24′,25′
から正常放電検出信号、短絡検出信号、無放電検
出信号が与えられる。フリツプフロツプ402の
出力は抵抗403とコンデンサ404からなる積
分回路を通して比較増幅器405の一方の入力に
与えられ、比較増幅器405の他方の入力には可
変抵抗器406によりレベルE4が与えられてい
る。比較増幅器405の出力の1つはインバータ
407を通してANDゲート408とANDゲート
410に与えられる。ANDゲート408と41
0のそれぞれの1つの入力に端23′から異常ア
ーク放電検出信号が与えられる。ANDゲート回
路408の出力はORゲート409の一方の入力
に与えられ、ORゲート409の他方の入力には
端子22′から正常放電検出信号が与えられる。
端子411は補正処理された正常放電検出信号の
出力であり、端子412は補正処理された異常ア
ーク放電検出信号の出力端子である。このような
構成となつているので、上記信号補正回路6の動
作は次のごとくなる。端子23′に異常アーク検
出信号が与えられるとフリツプフロツプ402は
セツトされ、一方、端子22′,24′,25′か
ら正常放電、短絡、無放電検出信号のいずれかが
与えられるとリセツトされる。フリツプフロツプ
402の出力は抵抗403とコンデンサ404と
により積分され、該積分値が設定レベルE4以上
になると比較増幅器の出力は“1”レベルとな
る。すなわち、異常アーク放電検出信号が連続し
て所定時間以上発生したときに比較増幅器405
の出力が“1”レベルになる。この連続異常アー
ク放電時間の設定レベルE4はおよそ1msecとな
るように設定しておくことを推奨する。なぜかと
云えば、この値は経験的に決定されたものである
が、実験によると、異常アーク放電が1msec以
上連続して発生すると、加工面に異常痕跡が生じ
ることから決定される。
ANDゲート408の1つの入力には上記比較
増幅器405の出力波形をインバータ407によ
り反転した信号が与えられ、ANDゲート410
には比較増幅器405の出力信号が与えられてい
る。
増幅器405の出力波形をインバータ407によ
り反転した信号が与えられ、ANDゲート410
には比較増幅器405の出力信号が与えられてい
る。
したがつて、異常アークの連続時間がレベル
E4で決定される所定値以下であればインバータ
407の出力は“1”レベルであるのでANDゲ
ート408の出力は端子23′からの異常アーク
放電検出信号が得られORゲートに与えられ、ま
た、正常放電検出信号も端子22′からORゲー
トを通し、いずれの信号もORゲートの出力から
得られる。すなわち、ORゲートの出力からは正
常放電検出信号と短時間発生した異常アーク放電
検出信号が得られるもので、この場合の異常放電
は正常放電とみなすものであり、実際上はこのよ
うに補正処理した正常放電検出信号は加工速度と
1対1の対応関係がより正確であることがわかつ
た。異常アークの連続時間がレベルE4で決定さ
れる所定値以上になつたときは、比較増幅器40
5の出力は“1”レベルとなるのでANDゲート
410からは異常アーク放電検出信号が得られ
る。
E4で決定される所定値以下であればインバータ
407の出力は“1”レベルであるのでANDゲ
ート408の出力は端子23′からの異常アーク
放電検出信号が得られORゲートに与えられ、ま
た、正常放電検出信号も端子22′からORゲー
トを通し、いずれの信号もORゲートの出力から
得られる。すなわち、ORゲートの出力からは正
常放電検出信号と短時間発生した異常アーク放電
検出信号が得られるもので、この場合の異常放電
は正常放電とみなすものであり、実際上はこのよ
うに補正処理した正常放電検出信号は加工速度と
1対1の対応関係がより正確であることがわかつ
た。異常アークの連続時間がレベルE4で決定さ
れる所定値以上になつたときは、比較増幅器40
5の出力は“1”レベルとなるのでANDゲート
410からは異常アーク放電検出信号が得られ
る。
第7図は第1図の表示回路31の他の具体例を
示したものである。記憶回路30の内容をデイジ
タル−アナログ変換器40によりアナログ量に変
換し、抵抗42及びコンデンサ43よりなるフイ
ルタ回路41により平滑化して、平均値をメータ
44に表示する。記憶回路30の内容は実験によ
ると変動が大であるので、上記フイルタ回路によ
り平均化し発生率をメータ44で読みとることが
でき、また、出力端子45の出力を各種加工条件
の制御信号として利用できる。
示したものである。記憶回路30の内容をデイジ
タル−アナログ変換器40によりアナログ量に変
換し、抵抗42及びコンデンサ43よりなるフイ
ルタ回路41により平滑化して、平均値をメータ
44に表示する。記憶回路30の内容は実験によ
ると変動が大であるので、上記フイルタ回路によ
り平均化し発生率をメータ44で読みとることが
でき、また、出力端子45の出力を各種加工条件
の制御信号として利用できる。
第8図は本発明装置により放電加工実験を行な
い、表示値と放電加工性能との対応関係を調べた
ものである。図に示すように、例えば正常放電発
生率は加工速度に対応していることがわかり、本
発明による放電状態の表示値が正しい値を示して
いることがわかる。逆に云えば、正常放電発生率
が最高となるように、加工条件を操作すれば良
い。この時の実験条件は、電極に20mm直径の銅棒
電極を用い、加工物に鋼材を使用し、加工電流の
ピーク値を15A、加工パルス幅を200μsとし、各
放電状態の発生率は加工パルス1000発中での百分
率の値を表示してある。
い、表示値と放電加工性能との対応関係を調べた
ものである。図に示すように、例えば正常放電発
生率は加工速度に対応していることがわかり、本
発明による放電状態の表示値が正しい値を示して
いることがわかる。逆に云えば、正常放電発生率
が最高となるように、加工条件を操作すれば良
い。この時の実験条件は、電極に20mm直径の銅棒
電極を用い、加工物に鋼材を使用し、加工電流の
ピーク値を15A、加工パルス幅を200μsとし、各
放電状態の発生率は加工パルス1000発中での百分
率の値を表示してある。
なお、上記本発明の実施例においては、本発明
により検出した放電加工状態の検出信号を表示装
置により表示し、作業者がその表示を監視しなが
ら加工条件を操作するようにしたが、これに限ら
ず放電加工特性(加工精度、面粗さ等)の決定的
な要因となる加工条件(例えば放電パルス幅、ピ
ーク電流、デユーテイフアクタ等の放電エネルギ
制御要素、加工液供給量、加工液圧、電極の送り
速度(被加工物への進入速度)等の調整因子を自
動的に制御するように形成することもできること
はいうまでもないことである。
により検出した放電加工状態の検出信号を表示装
置により表示し、作業者がその表示を監視しなが
ら加工条件を操作するようにしたが、これに限ら
ず放電加工特性(加工精度、面粗さ等)の決定的
な要因となる加工条件(例えば放電パルス幅、ピ
ーク電流、デユーテイフアクタ等の放電エネルギ
制御要素、加工液供給量、加工液圧、電極の送り
速度(被加工物への進入速度)等の調整因子を自
動的に制御するように形成することもできること
はいうまでもないことである。
以上述べた如く本発明は放電加工における正常
放電、異常アーク放電、短絡の各放電状態を検出
し、判別し、この判別信号に基づいて連続異常ア
ーク放電を検出し、この検出信号により上記正常
放電と異常アーク放電検出信号を補正したもので
あり、更に、この補正信号を所定期間毎に発生率
で計数し、この計数した各放電状態の発生率を所
定期間毎に記憶更新するようにした検出装置であ
るから、放電状態を正確かつ容易に検出、判別
し、その判別結果を自動的に表示できるので、こ
の表示結果により各種加工条件を最良の状態に容
易に調整することができ、操作性が著しく向上す
る。
放電、異常アーク放電、短絡の各放電状態を検出
し、判別し、この判別信号に基づいて連続異常ア
ーク放電を検出し、この検出信号により上記正常
放電と異常アーク放電検出信号を補正したもので
あり、更に、この補正信号を所定期間毎に発生率
で計数し、この計数した各放電状態の発生率を所
定期間毎に記憶更新するようにした検出装置であ
るから、放電状態を正確かつ容易に検出、判別
し、その判別結果を自動的に表示できるので、こ
の表示結果により各種加工条件を最良の状態に容
易に調整することができ、操作性が著しく向上す
る。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第2図は本発明の構成の一部である検出判別回路
の一実施例を示すブロツク図、第3図は各放電状
態における電極間の放電波形及びタイミングパル
スを示す波形図、第4図は第2図の動作を説明す
るための各部信号波形図、第5図は第1図の構成
の一部である記憶回路及び表示回路の具体例を示
す図、第6図は第1図の構成の一部である連続異
常アーク放電検出による正常放電と異常放電検出
信号の補正処理回路、第7図は第1図の構成の一
部である表示回路の他の具体例を示す図、第8図
は本発明の効果の一部を示すための表示値と放電
加工性能との対応関係を示す図である。 1……加工パルス電源、2……電極、3……被
加工物、4……検出(判別)回路、4′……信号
補正回路、402……フリツプフロツプ、40
3,404……積8回路、26……時間設定回
路、27……遅延回路、29……カウンタ、30
……記憾回路、31……表示回路、28,32,
33,34……表示回路、40……デイジタル−
アナログ変換回路、41……フイルタ回路、44
……メータ。
第2図は本発明の構成の一部である検出判別回路
の一実施例を示すブロツク図、第3図は各放電状
態における電極間の放電波形及びタイミングパル
スを示す波形図、第4図は第2図の動作を説明す
るための各部信号波形図、第5図は第1図の構成
の一部である記憶回路及び表示回路の具体例を示
す図、第6図は第1図の構成の一部である連続異
常アーク放電検出による正常放電と異常放電検出
信号の補正処理回路、第7図は第1図の構成の一
部である表示回路の他の具体例を示す図、第8図
は本発明の効果の一部を示すための表示値と放電
加工性能との対応関係を示す図である。 1……加工パルス電源、2……電極、3……被
加工物、4……検出(判別)回路、4′……信号
補正回路、402……フリツプフロツプ、40
3,404……積8回路、26……時間設定回
路、27……遅延回路、29……カウンタ、30
……記憾回路、31……表示回路、28,32,
33,34……表示回路、40……デイジタル−
アナログ変換回路、41……フイルタ回路、44
……メータ。
Claims (1)
- 1 放電加工用電極と、この電極と小間隙を介し
て対向配置された被加工物と、上記電極と被加工
物に加工パルスを供給する電源と、上記電極と被
加工物との間の電圧波形から正常放電、異常アー
ク放電、短絡、無放電の各放電状態を判別する放
電判別回路と、上記放電判別回路からの各放電状
態に対応するパルス信号を積算し各放電状態の発
生率を算出する回路と、上記放電判別回路からの
異常アーク放電に対応するパルス信号の連続が所
定の時間に達するまでの期間は正常放電として積
算し、その時間以後は異常アーク放電として積算
する信号補正回路と有することを特徴とする放電
加工状態の検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6779580A JPS56163835A (en) | 1980-05-23 | 1980-05-23 | Detecting device for electric discharge machining state |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6779580A JPS56163835A (en) | 1980-05-23 | 1980-05-23 | Detecting device for electric discharge machining state |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56163835A JPS56163835A (en) | 1981-12-16 |
JPS6322928B2 true JPS6322928B2 (ja) | 1988-05-13 |
Family
ID=13355237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6779580A Granted JPS56163835A (en) | 1980-05-23 | 1980-05-23 | Detecting device for electric discharge machining state |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56163835A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH660857A5 (fr) * | 1984-10-16 | 1987-05-29 | Charmilles Technologies | Procede pour controler la forme d'une surface usinee par un fil a eroder et dispositif pour sa mise en oeuvre. |
JPS6284918A (ja) * | 1985-10-08 | 1987-04-18 | Amada Co Ltd | 放電加工装置の加工状態検出方法及びその装置 |
JPS6284917A (ja) * | 1985-10-08 | 1987-04-18 | Amada Co Ltd | 放電加工装置の異常放電防止方法及びその装置 |
JPS6284919A (ja) * | 1985-10-08 | 1987-04-18 | Amada Co Ltd | 放電加工装置の加工状態検出方法及びその装置 |
JP3014793B2 (ja) * | 1991-04-01 | 2000-02-28 | 株式会社ソディック | 加工電流制御方法及び加工電流制御装置 |
JP5510616B1 (ja) * | 2012-12-06 | 2014-06-04 | 三菱電機株式会社 | 放電加工装置 |
-
1980
- 1980-05-23 JP JP6779580A patent/JPS56163835A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56163835A (en) | 1981-12-16 |
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