JPS6322821B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6322821B2
JPS6322821B2 JP58152116A JP15211683A JPS6322821B2 JP S6322821 B2 JPS6322821 B2 JP S6322821B2 JP 58152116 A JP58152116 A JP 58152116A JP 15211683 A JP15211683 A JP 15211683A JP S6322821 B2 JPS6322821 B2 JP S6322821B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
flow rate
arm nozzle
water
washing water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58152116A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6045335A (ja
Inventor
Yukio Hirai
Hiromi Hirota
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP15211683A priority Critical patent/JPS6045335A/ja
Publication of JPS6045335A publication Critical patent/JPS6045335A/ja
Publication of JPS6322821B2 publication Critical patent/JPS6322821B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は水量、消費電力量が少く、かつ使用時
の洗浄騒音の低い食器洗い機に関するものであ
る。
従来例の構成とその問題点 従来の洗浄水噴射式の食器洗浄機においては、
一つの洗浄工程における洗浄ノズルからの洗浄水
噴射流量或いは噴射圧は前記洗浄工程の期間中、
常に一定で被洗浄食器に与える機械力も洗浄工程
全体を通じて変化が無いものである。
周知のように、食器の噴射洗浄は、機械力の
他、化学力、洗浄水の温度らなる洗浄要因の合成
作用により行なわれるものである。すなわち、食
器に付着するでんぷん、たんぱく、油脂類を、洗
剤による化学力、及び洗浄水、その水温により膨
潤、溶解しつつ噴射の機械力により剥離してゆく
ものである。したがつて、化学力と温水による洗
浄効果と機械力による洗浄効果をうまく整合させ
てゆくことが、効率の高い洗浄を行なう為の大き
な課題となつている。しかしながら、従来の噴射
洗浄においては、洗浄工程の全時間、最高能力で
洗浄水噴射を行なつており、化学力や温度による
付着汚れの膨潤、溶解に必要な時間を無視して、
不必要に強い噴射力を連続して食器に与えるとい
う効率の悪い洗浄を行なつていた。この結果、洗
浄用ポンプ能力は必要以上に高いものを使用し、
洗浄水量も同様に必要以上の量を使用せざるを得
なかつた。これが従来の食器洗浄機の運転コスト
を高め、また噴射による洗浄騒音を高める原因に
もなつていた。
発明の目的 本発明は前記のような従来の欠点を解消する技
術を提供するものであり、洗浄能力を落とさず
に、所要洗浄水量及びポンプ能力を低減すること
により効率の高い即ち経済性が極めて高くしかも
低騒音の洗浄を実現した食器洗浄機を提供するも
のである。
発明の構成 本発明の食器洗浄機は、洗浄水供給流量制御手
段によりアームノズルからの洗浄水噴射量を所定
の周期で連続的に増減させて強弱繰返して噴射洗
浄を行なわせるようにしたものである。
実施例の説明 第1図に本発明の一実施例を示す。図において
1は洗浄タンク、2はモータ3により駆動される
ポンプ、4aおよび4bはそれぞれ加圧水の作用
により洗浄タンク1内で数10rpmする下段および
上段のアームノズル、5は洗浄水量検知装置、6
は洗浄タンク1の底部に貯水された洗剤を含む洗
浄水、7はプログラムタイマ、8は下段のアーム
ノズル4aと上段のアームノズル4bへ送る洗浄
水供給流量制御手段として設けた洗浄水の分流流
量を制御する分流制御弁で、ポンプ2の吐出口と
上段および下段のアームノズル4a,4bに至る
洗浄水循環流路との分岐部に設けてある。9は洗
浄水の加熱ヒータである。10a,10bは被洗
浄食器類で、下段および上段ラツク11a,11
bに保持されて洗浄タンク1内に収納されてい
る。
上記構成において、洗浄タンク1内に設けられ
た下段ラツク11aおよび上段ラツク11bに収
納された被洗浄食器類10a,10bに対し、洗
浄タンク1底部に貯水された洗剤を含む洗浄水6
が、モータ3により駆動されるポンプ2で加圧さ
れ、数10rpmで回転する下段のアームノズル4a
および上段のアームノズル4bの噴出口よりそれ
ぞれ噴射される。前記食器類を洗浄した後の洗浄
水は再びタンク底部に貯水される。また、上段の
アームノズル4bおよび下段のアームノズル4b
に供給される水量は所定のプログラムに従い分流
制御弁8によつて制御される。分流制御弁8が存
在しない場合は各アームノズル4a,4bへの洗
浄水供給流路は各々全開の状態であり、両アーム
ノズル4a,4bからは常にそれぞれ最大の洗浄
水流量が噴射される。したがつて、ポンプ能力は
高いものが要求され、所要洗浄水量も大量を必要
とし、更に噴射洗浄騒音も大きくなる。ところ
が、両アームノズル4a,4bへのそれぞれの洗
浄水供給流路の分岐部に設けた分流制御弁8を図
に示す実線で示した位置と、点線で示した位置の
2点間を回動し、上段および下段のアームノズル
への流路を交互に半閉するように数秒周期で繰返
し作動させることにより、それぞれのアームノズ
ル4a,4bへ供給される洗浄水流量は交互に増
減し、結果として、上段及び下段のアームノズル
4a,4bからの洗浄水噴射流量は交互に連続的
に増減を繰り返す。
第2図は噴射流量を変化させ、従来と同等の洗
浄能力を維持するレベルを実験により確認した結
果を示したもので、縦軸に噴射流量、横軸に時間
をとつたものである。従来例においては、総噴射
流量QT、下段のアームノズル噴射流量Qa、上段
のアームノズル噴射流量Qbが図の点線qTで示し
た状態となる。これに対し実施例ではそれぞれ分
流制御弁8の作動により実線で示したQT,Qa
Qbとなる。実施例における下段および上段それ
ぞれのアームノズルからの噴射流量は、従来例の
それぞれのアームノズルからの噴射流量を最大値
として、数秒周期で互いに180゜位相のずれたサイ
ンカーブQa,Qbで表わされ、任意の時間に於け
る両者の和は直線で表わされた一定流量QTとな
る。具体的な実験結果では、同容量の食器洗浄機
での総噴射流量が、従来2l/sec必要としたもの
が、実施例では1.5l/secとほぼ75%の流量で従
来例と同等の洗浄能力を維持した。すなわち、噴
射による機械力のピーク値が、従来例と同レベル
であれば連続してそのピーク値を維持する必要は
なく、化学力と温度による膨潤、溶解作用を促進
する為の時間を適当にとつてやることにより、機
械力の増減があつても、ピーク値で連続洗浄する
のと同等の洗浄効果を出すことができるという結
果である。またアームノズルからの噴射流量が増
減するということは、噴射口径、噴射口数が同一
のノズルにおいては噴射圧が変化することになり
洗浄噴射圧力の強弱が繰返されることになる。こ
の噴射圧力の強弱変化により、噴射洗浄水の被洗
浄食器への衝突速度が変化する為、噴射水の2次
反射速度も変化し、2次反射水滴の飛散方向が変
化する。この2次反射による洗浄の寄与率は相当
高く、この反射方向の変化により、食器類の各部
に万辺なく洗浄水が行きわたり、洗浄効果を高め
る効果がある。また、噴射圧力の強弱繰り返しに
より食器に付着する残滓に対しても機械力の強弱
による振動を与え、落ちやすくする効果もある。
上記実施例では、アームノズルが上、下2段備
えた例を示したが、一段だけのアームノズルの場
合であつても同様な効果が期待できるものであ
る。
そしてこの場合は、洗浄水供給流量制御手段で
ポンプ2自体を制御するようにすればよい。
発明の効果 以上述べてきたように、本発明の食器洗浄機
は、洗浄水供給流量制御手段を備えていることに
より、同一洗浄効果を挙げるのに必要な水量が削
減でき、ポンプも小型のものですますことができ
る。また総噴射洗浄水流量が削減できるので洗浄
騒音の低減化が図れる。更に、強弱繰返し噴射洗
浄による二次反射水滴の角度が変ることから、食
器類の隅々にまで均一な洗浄効果が期待でき、ま
た更に付着残滓に対する強弱水流による振動効果
により洗浄力が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す食器洗浄機の
断面図、第2図は従来と本発明の実施例との洗浄
水噴射流量の比較図である。 1……洗浄タンク、2……ポンプ、3……モー
タ、4a……下段アームノズル、4b……上段ア
ームノズル、5……洗浄水量検知装置、6……洗
浄水、8……洗浄水供給流量制御手段、9……加
熱ヒータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被洗浄食器を収納する洗浄タンク、前記食器
    類に洗浄水を噴射する複数の噴射口を有するアー
    ムノズル、前記アームノズルに洗浄水を供給する
    循環ポンプ、前記アームノズルからの洗浄水噴射
    流量を所定の周期で連続的に増減させる洗浄水供
    給流量制御手段とを有する食器洗浄機。 2 アームノズルは複数段備え、それぞれのアー
    ムノズルからの噴射流量を、アームノズルに洗浄
    水を分流供給する分流制御弁の作動により所定の
    周期で連続的に増減させる特許請求の範囲第1項
    記載の食器洗浄機。
JP15211683A 1983-08-20 1983-08-20 食器洗浄機 Granted JPS6045335A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15211683A JPS6045335A (ja) 1983-08-20 1983-08-20 食器洗浄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15211683A JPS6045335A (ja) 1983-08-20 1983-08-20 食器洗浄機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6045335A JPS6045335A (ja) 1985-03-11
JPS6322821B2 true JPS6322821B2 (ja) 1988-05-13

Family

ID=15533405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15211683A Granted JPS6045335A (ja) 1983-08-20 1983-08-20 食器洗浄機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6045335A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030034649A (ko) * 2001-10-26 2003-05-09 엘지전자 주식회사 식기 세척기의 세척 방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5789838A (en) * 1980-11-27 1982-06-04 Tokyo Shibaura Electric Co Tableware washing machine

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5789838U (ja) * 1980-11-21 1982-06-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5789838A (en) * 1980-11-27 1982-06-04 Tokyo Shibaura Electric Co Tableware washing machine

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6045335A (ja) 1985-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101306717B1 (ko) 식기 세척기 및 그 제어 방법
WO2011132358A1 (ja) 食器洗い機
US8518188B2 (en) Method of controlling dishwasher
US20140283880A1 (en) Dishwasher and a method for controlling the same
EP0547011B1 (en) A washing method for a dishwashing machine of industrial type
JPS6322821B2 (ja)
JP3835393B2 (ja) 食器洗い機
JP4215060B2 (ja) 食器洗い機
JP3799747B2 (ja) 食器洗浄機
JPH04338438A (ja) 食器洗浄機
JP3651240B2 (ja) 食器洗浄機
JP3985398B2 (ja) 食器洗浄機
KR102369577B1 (ko) 개량된 구간 이송구조를 갖는 식기세척장치
JP2002065571A (ja) 食器洗い乾燥機
JP3835400B2 (ja) 食器洗い機
JP4110921B2 (ja) 食器洗浄機
JPH06121760A (ja) 食器洗浄機
JPH04279134A (ja) 食器洗浄機
JP3334210B2 (ja) 食器洗浄機
JP3336710B2 (ja) 食器洗浄機
JPH041895Y2 (ja)
KR200146594Y1 (ko) 식기세척기의 분사노즐
JPH06237879A (ja) 小型食器洗浄機
JP3823566B2 (ja) 食器洗い機
JP2006198052A (ja) 食器洗浄機