JPS63228048A - 基礎重量センサおよびシート状物質の組成を特徴づける方法 - Google Patents

基礎重量センサおよびシート状物質の組成を特徴づける方法

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JPS63228048A
JPS63228048A JP62282298A JP28229887A JPS63228048A JP S63228048 A JPS63228048 A JP S63228048A JP 62282298 A JP62282298 A JP 62282298A JP 28229887 A JP28229887 A JP 28229887A JP S63228048 A JPS63228048 A JP S63228048A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シート紙の品質を特徴づける装置および方法
に関するものであり、更に詳しくいえば、シート紙が細
い光ビームを垂直に横切って動く時にそのシート紙を透
過するその光ビームの強さの変化を監視することにより
、そのシート紙中のセルローズ繊維の分布を測定する装
置および方法に関するものであ゛る。
〔従来の技術〕
紙は懸濁された繊維から製造される。紙は、主として木
材およびぼろから製造されたセルローズで通常製造され
る。シート紙の光学的性質、機械的性質および印刷性の
面にとっては、シート紙中にそれらの繊維が一様に分布
していることが極めて重要である。したがって、製紙業
における主な目標の1つは製紙法を開発し、製造された
シート紙中でのそれらの繊維の「基礎重量」すなわち分
布をできるだけ一様にするために製紙法のパラメータを
調整することである。従来の製紙技術においては、「基
礎重量」という用語はシート表面の単位面積当りの紙を
構成している繊維の重量を指していた。繊維が一様に分
布され、紙が一様な基礎重量を有している時は、シート
紙の強度は最大で、平滑な見かけおよび手ざわりを有し
、印刷が鮮明に行われる。それとは逆に1.基礎重量が
部分的に異なるシート紙の場合には強度が低い。その理
由は、繊維数が少ないシート部分に応力が集中して、そ
れらのシート部分が最初に裂けるためである。更に、基
礎重量が不均一であるシートは見かけおよび手ざわりが
粗く、印刷が不鮮明である。
シート紙の品質を特徴づけるために、製紙業者はシート
の「組成」を参照する。その「組成」の標準的な定義は
ないことが明らかである。しかし、本発明の目的のため
に、ここでは「組成」を紙シートを構成している繊維が
シート中で分布され、配置され、かつ相互に混合される
態様を示すものであると定義することにする。あらゆる
紙シートにおいて、紙を構成している繊維は、少なくと
もある範囲までは、「フロック」と呼ばれている束に不
均一に分布される。しかし、全体として一様に分布され
て、相互にからみ合っている繊維は良い組成を持ってい
るといわれる。それとは逆に、シートを構成している繊
維が許容できないほど不均一にフロックで分布されてい
る場合には、紙シートは平滑ではなくて粗く、組成が悪
いといわれる。
紙シートの組成の種々の特性を測定するために各種の装
置が存在する。それらの装置の1つ、基礎重量センサ(
または微小濃度計)と呼ばれるものにおいては、光ビー
ムを垂直に横切ってシートが動く時にその光ビームがシ
ートを透過させられる。そのシートを透過した光ビーム
の強さが光検出器により測定される。その光検出器はシ
ートを中心として光源の反対側に設けられる。光検出器
は透過した光ビームの強度を示す電気信号を発生する。
光ビームが透過するシート部分の基礎frllが増加す
ると、シートを透過した光ビームの強度が低下する。し
たがって、光検出器からの電気信号はそのシートの、基
礎重量を示す。
先に述べたように、紙シートを構成する繊維はフロック
状に集まる傾向がある。任意の1枚のシートにおいては
、それらのフロックの寸法はまちまちである。したがっ
て、紙シートが先ビームを垂直に横切って動くにつれて
、光検出器により発生される電気信号は、フロック寸法
の分布および紙シートが光ビーム中を動(速さに対応す
る複数の周波数で変調される。シートが動く速さが増す
と、フロックが電気的基礎重量信号を変調する周波数が
高くなる。同様に、小さいフロックは大きいフロックよ
りも高い周波数で信号を変調する。
それらの変調の振幅は基礎重量の部分的な変化に対応し
、またはフロックを構成している繊維の分布の部分的な
変化に同程度に対応する。
1つの技術においては、組成を特徴づける装置は、基礎
重量センサにより発生された電気信号の平均ビークビー
ク値を指示する。電気信号の平均ビークビーク値はシー
トの基礎重量の変化の大きさを示すものといわれる。し
かし、後で述べる理由から、この技術はシートの組成に
ついて誤った指示を行うことがある。
多くの場合に、製紙業者はできるだけ一様な繊維分布を
有するシート、すなわち、良い組成を有するシートを製
造したいと望んでいる。これを行うだめに、製紙業者は
、基礎重量の変化の大きさばかりでなく、フロックの寸
法分布も知ろうとする。また、製紙業者はシートの最適
基礎重量部分の強度を知ることも望んでいる。しかし、
基礎重量信号の平均ビークビーク値だけを生ずる前記技
術は、基礎重量信号のそれらの変化を生ずるフロックの
寸法、またはシートの最も弱い部分の強度は指示しない
。したがって、この技術はシートのフロックを完全に特
徴づけることができない。
シートのフロックを特徴づける別の技術においては、ベ
ータ放射線写真が紙シートの標本にされる。それから、
光がその放射線写真を透過させられ、またはその放射線
写真から反射される。その放射線写真がその光の細いビ
ームに対して垂直に一様な速さで動くにつれて、そのビ
ームの強度の変化が電気信号に変換される。その電気信
号の変調の振幅がその信号を構成している波長の関数と
してグラフ表示される。その表示は波長パワースペクト
ラムと呼ばれる。第1図は上、中、下の各組成を有する
紙のいくつかの等級についてのそのような表示の一例を
示すものである。この技術は、ノーマン(Norn+a
n)およびウォーレン(Wahren)のシンポジウム
における論文「マス・ディストリビニ−ジョン・アンド
・シート・プロパーティース伊オブ・ペーパー(Mas
s Distribution andSheet P
ropcrtlcs of Paper ) Jを含め
たいくつかの論文において論じられている。
〔発明か解決しようとする問題点〕
ある種の商業的な製紙状況においてはノーマンとウォー
レンの技術は適切ではないことがある。
第1図に示されているように、約11以下の波長におい
ては、良く製造されたシートと、粗雑に製造されたシー
トの波長パワースペクトルの間には差がほとんどない。
しかし、約1〜32關の波長においては大きい差が存在
する。しかし、ノーマンおよびウォーレンの技術は、製
紙業者がシートの組成を決定するために必要なものより
多くの情報を生ずる。この技術の別の起り得る欠点は、
専門家でない者にとっては解釈が困難であるような非常
に多くの情報を生ずることである。多くの商業的製造状
況においては、全てのスペクトル表示よりも、シートの
組成を完全に特徴づけるほんの僅かな情報を与える装置
および技術を好む。更に、基礎重量信号の平均ビークビ
ー り値を測定する前記技術と同様(ピ、この技術はシ
ートの最も弱い部分の強度を製紙業者へ与えることがで
きない。したがって、それら両方の技術が同時に用いら
れたとしても、シートの組成を完全に特徴づlするため
に必要な全ての情報を製紙業者は依然として与えられな
い。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、次のようなシート組成・パラメータ(1)所
定の最小寸法または最小寸法範囲のフロックによりひき
起されたシートの基礎重量の変化の大きさ、(2)シー
トの最も弱い部分の強度、(3)シートを構成している
フロックの寸法、を示す1組の電気的出力信号を与える
方法および装置を提供するものである。それらの出力信
号を数値に変えて、製紙機械のオペレータに対して表示
できる。オペレータはそれらの数値を用いて、製造され
たシートの組成を監現し、希望の特性を持った紙シート
を製造するために製紙法のパラメータを調整する。ある
いはそれらの電気信号をコンピュータまたはその他の装
置へ与えることができる。そうすると、コンピュータま
たはその他の装置はそれらの与えられた電気信号を用い
て、希望の特性を有する紙を得るために製紙法を自動的
に調整する。
本発明の装置は、紙シートの基礎重量の部分的な変化を
正確に測定する基礎重量センサを含む。
そのセンサは、シートの一方の側に配置された光ビーム
源と、シートの光ビーム源とは反対の側に配置された「
受光器」とを含む。この受光器は細いサファイヤ棒のよ
うな光パイプを含む。その棒の一端がシートの光ビーム
源とは反対の側でシートに接触する。このシートがセン
サの中を先ビームに対して動くと、シートを透過した光
だけが棒に入射できるように、そのシートは棒の端部に
対して保持される。その棒は光ビームの少なくとも一部
を光ダイオードのような光検出器へ向ける。
そうすると光ダイオードは、光ビームがシートを透過し
た後のその先ビームの強度に比例する電気出力を発生す
る。
紙シートが基!!重量センサの中を動くにつれて、その
紙シートめ基礎重量の部分的な変化によって、シートを
透過した光ビームの強度を変化させる。
センサの受光器部分における光検出器が、透過したビー
ムの強度に比例する、したがってビームの検出された部
分が通るシート部分の基礎重量に逆比例する電気信号を
発生する。紙は各種の寸法のフロックで構成されている
から、紙シートが光源とセンサの受光器半分の間を動く
につれて、センサからの電気信号はいくつかの周波数で
変調される。それらの周波数は、紙がセンサの中を動く
速さと、シートを構成している種々のフロックの寸法と
に依存する。しかし、本発明の信号処理回路は、紙がセ
ンサの中を動く速さの変化を考慮に入れる。したがって
、組成を特徴づける出力信号の紙の動く速さとは独立し
ている。
本発明の信号処理回路は複数の電気的チャネルを有する
。各チャネルは、種々の所定の最小フロック寸法と、そ
の最小寸法より大きいフロック寸法に対応する基礎重量
センサからの基礎重量信号を処理する。この処理は、各
チャネルの入力端部に低域フィルタを置くことにより行
われる。基礎玉量センサからの信号はそれらの各低域フ
ィルタへ与えられる。しかし、引続く各チャネルの低域
フィルタの遮断周波数は先行するチャネルの低域フィル
タの遮断周波数より低い。また、それらの各低域フィル
タの遮断周波数は可変であり、紙がセンサの中を動く速
さに比例するように制御される。したがって、各チャネ
ルの低域フィルタの遮断周波数は特定の所定最小寸法の
フロックに対応し、センサの中を紙が動く速さが変化し
てもその所定最小寸法のフロックに対応し続ける。
各低域フィルタの出力信号は別々の交流−直流変換器へ
与えられる。その交流−直流変換器は関連する低域フィ
ルタからの濾波された信号を、その信号の実効値(RM
S値)に比例する直流出力する。したがって、各交流−
直流変換器の出力は、ある最小寸法のフロック(すなわ
ち、遮断周波数のすぐ下の周波数で基礎重量信号を変調
するフロック)と、その最小寸法より大きい全てのフロ
ックにより製造されたシートの基礎重量の変化の大きさ
を示す。゛ また、第1のチャネルの低域フィルタ(第1のチャネル
の低域フィルタは最窩の遮断周波数を有する)からの信
号はピーク検出器回路へ与えることができる。その回路
は、基礎重量センサの中を通った紙の所定の長さにわた
る基礎重量信号の最大強度、またはいくつかの信号ピー
クの平均値を指示するように製作できる。より強い送ら
れる光ビームはより軽い基礎重量に対応する。したがっ
て、ピーク検出器が基礎重量信号の最大強度を指示する
ように製作されると、ピーク検出器回路の出力の大きさ
がシートの最も弱い点の強度を特徴づける。あるいは、
いくつかの信号ピークの平均値を指示するようにピーク
検出器回路が製作されると、そのピーク検出器回路の出
力はシートのいくつかの最も弱い点の強度の平均値を特
徴づける。
更に、第1のチャネルの低域フィルタからの信号をフロ
ック寸法測定回路へ与えることができる。
フロック寸法測定回路は比較回路を含む。この比較回路
はその低域フィルタの出力信号の値をシートの平均基礎
重量を示す値と比較する。比較回路の出力は、第1のチ
ャネルの低域フィルタの信号がシートの平均基礎重量に
対応する値を得るシートを示す。第1のチャネルの低域
フィルタの出力信号が平均基礎重量に対応する線を比較
的まれに横切るものとすると、シートは比較的大きい寸
法のフロックで構成されている。あるいは、基礎重量信
号が平均基礎重量線を頻繁に横切ると、シートは比較的
小さいフロックで構成されている。したがって、紙シー
トが基礎重量センサを通る速さは既知であるから、フロ
ック寸法測定回路は、シートの動く速さと比較回路の出
力から、そのシートを構成されているフロックの寸法を
計算できる。
以上述べた3つの各パラメータ、すなわち、基礎重量の
変化の大きさ、シートの最も弱い部分の強度、およびフ
ロック寸法、は組成すなわち紙シートを構成している繊
維の分布の一様さに関連する。先に述べたように、紙シ
ートの組成はそれの光学的特性、機械的特性および印刷
性にとって極めて重要であるから、繊維を一様に分布さ
せて、良く構成された紙シートを製造する助けとするた
めに、製紙業者は本発明の装置の3種類の出力電気信号
を使用できる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
A、基礎重量センサ 第2図は本発明の基礎重量センサ10の好適な実施例を
示す。この基礎重量センサ10は「光源」半分12と「
受光器」半分14の2つの半分で構成されているものと
考えることができる。紙シート16の一方の側に配置さ
れている光源半分12は、組成を決定するべき紙シート
16に光ビームを透過させる。受光器半分14は紙シー
ト16の光源半分12とは反対側に配置され、紙シート
16を透過した光の強度に比例する電気信号を発生する
。光源半分12は、高輝度白熱灯20のような光源18
と、白熱灯20からの光のビームをシート16へ送る反
射器22とを含む。シート16へ向って進む光は拡散器
24を通る。この拡散器はそれを通った光の向きをでた
らめにする。
拡散光源を使用することが重要である。非拡散光源を使
用したとすると、センサ10の受光器半分14が、シー
ト16の基礎重量の部分的な変化によりひき起される送
られた光の強度の変化ではなく、1つの特定の方向から
来る光に対するシート表面の反射率の変化によりひき起
される送られたビームの強度の変化を測定できる。
センサ10の受光器半分14は、レンズ系28へ向って
シート16を透過して送られた拡散光ビームの小さい光
点を送る直径1n++sのサファイヤ光パイプ26を含
む。そのレンズ系28は光バイブ26からの光を光検出
シリコン光ダイオード30上に集束する。その光ダイオ
ード30は、送られた光の点の強度に比例する電気的出
力信号を発生する。
光パイプの端部36に入射した光がシート16を透過し
たものであるようにするように、シート16がセンサ1
0の所を動く間はシート16を光パイプの端部36に強
く保持することが重要である。そのために、組成センサ
10の光源半分12には光パイプ2゛6の両側に「スキ
ッド板」と呼ばれる突出部32が形成される。また、光
パイプの端部36はシート16へ向って延び、光源とセ
ンサ10の受光器半分の間を矢印38の向きに動いてい
るシート16が光パイプの端部36に対して保持される
ように、光パイプ26を囲む別のスキッド板34により
検出される。
紙シート16がスキッド板32.34と光パイプ36の
端部の間を通って、それらのスキッド板と光パイプの端
部に接触すると、それらのスキッド板と光バイブの端部
が摩耗される。したがって、スキッド板32.34は合
金鋼のような耐摩耗材料で製作され、光バイブ26はサ
ファイヤその他それに類似の透明な耐摩耗材料で製作さ
れる。
B、信号処理回路 前記したように、基礎重量センサ10は、シ−ト16の
うち、検出された光ビームの点が透過した部分の基礎重
量に逆比例する大きさを有する電気信号を発生する。シ
ート16はフロックで構成されているから、シート16
がセンサ10の中を通ると、そのシート16を透過した
光の強度、したがってセンサの信号は変化する。そのセ
ンサ信号は増幅されてから信号処理回路へ与えられる。
その信号処理回路は、(1)所定の最小寸法または最小
寸法範囲のフロックによりひき起されたシートの基礎重
量の変化の大きさ、(2)シートの最も弱い部分の強度
、(3)シートを構成しているフロックの寸法、を示す
電気的出力信号を発生するためにセンサ信号を処理する
ために構成されている。
信号処理回路50の好適な実施例が第4図にブロック図
で示されている。この信号処理回路50は複数の低域フ
ィルタ52〜62を有する。各低域フィルタ52〜62
は特定の電気チャネルに組合わされる。各チャネルはそ
れらの低域フィルタ52〜62を1つと、RMS−交流
−直流変換器78〜88の1つとを含む。本発明の装置
は任意の数のチャネルを持つことができる(図示を簡単
にするためにチャネル4,5は省略しである)。
第4図に示されている実施例においては、本発明の装置
はチャネ゛ルを6個有する。6個の各低域フィルタ52
〜62は2個の人力信号を受ける。各低域フィルタ52
〜62へ与えられる第1の入力信号は前記基礎重量セン
サ10から与えられる。
その第1の入力信号は各低域フィルタ52〜62の第1
の入力端子へ与えられる。
各低域フィルタ52〜62の遮断周波数は第2の入力信
号の周波数に比例する。第2の入力信号の周波数は各低
域フィルタ52〜62ごとに同じではない。その代りに
、各低域フィルタ52〜62への第2の入力信号の周波
数は、先行するチャネルの低域フィルタの第2の入力端
子へ与えられる信号の周波数の2分の1である。したが
って、第1のチャネルの低域フィルタの遮断周波数は最
高であり、6番目のチャネルの低域フィルタの遮断周波
数は他の任意の低域フィルタ52〜62の遮断周波数よ
り低い。いいかえると、第1のチャネルの低域フィルタ
52は基礎重量センサ10からの信号を通す。その信号
の最高周波数成分はある最小フロック寸法に対応する。
基礎重量センサ10の光パイプ26(第2図)の直径が
1■であるから、基礎重量センサ10は1順以下で起る
基礎重量の変化を検出できない。したがって、低域フィ
ルタへ与えられた最高周波数の基礎重量信号は1mmの
フロックに対応する。したがって、この実施例において
は、第1のチャネルの低域フィルタ52の遮断周波数は
1龍のフロックによりひき起された基礎重量の変化に対
応するように、その低域フィルタ52の第2の入力端子
へ与えられた信号の周波数が調整される。チャネル2〜
6の低域フィルタ54〜62の遮断周波数がフロック寸
法2mm、 4mm、 8mm、  16mm、  3
2mmにそれぞれ対応するように、それらの低域フィル
タの第2の入力端子へ与えられる信号の周波数が調整さ
れる。
各低域フィルタ52〜62の遮断周波数はシートが基礎
重量センサ10を通る速さにも比例する。
したがって、シートが基礎ff1fflセンサ10を通
る速さが変化しても、各低域フィルタ52〜62の遮断
周波数は上記寸法のフロックの基礎重量信号の周波数特
性に対応し続ける。
ここで説明し゛ている実施例においては、各低域フィル
タ52〜62への第2の人力信号は、シートがセンサ1
0を通る速さをまず測定することにより得られる。シー
トの動く速さを測定する装置はこの分野において良く知
られている。多くの最近の製紙機械は高度に自動化され
ており、製紙法の種々のパラメータを監視および制御す
るコンピュータを含む。したがって、ここで説明してい
る実施例においては、製紙機械のコンピュータからの紙
の動く速さを示すデジタル信号を用いて、各チャネルの
低域フィルタ52〜62の遮断周波数を制御する。その
デジタル速さ信号はデジタル−アナログ(D−A)変換
器64へ与えられる。このD−A変換器はそのデジタル
速さ信号をそれに比例した電圧に変換する。その電圧は
電圧−周波数変換器(VFC)66へ与えられる。その
VFC66はD−A変換器64の出力電圧に比例し、し
たがってセンサ10を通る紙シートの速さに比例する周
波数を有する信号を出力する。第1のチャネルを除く各
チャネルは分周器68〜76を含む。VFC66の出力
信号は第1のチャネルの低域フィルタ52の第2の入力
端子と第2のチャネルの分周器68へ与えられる。その
分周器68はVFC66から与えられた信号の周波数を
分周し、それにより得られた低い周波数の信号が第2の
チャネルの低域フィルタ54の第2の入力端子と第3の
チャネルの分周器70へ与えられる。したがって、第1
のチャネルの低域フィルタ52への第2の入力の周波数
はXである。その周波数Xは紙シートがセンサ10を通
る速さに対応する。ここで説明している実施例において
は2分の1分周器が用いられているから、第2のチャネ
ルの低域フィルタ54への入力信号の周波数はX/2で
ある。
第2のチャネルの分周器68の信号出力は第3のチャネ
ルの分周器70の入力端子へも与えられる。
引続く各チャネル4,5.6も分周器、たとえば分周器
76、を有する。それらの分周器は先行するチャネルの
分周器からの信号を受け、受けた信号の周波数の2分の
1の周波数を有する信号を出力する。したがって、第3
のチャネルの低域フィルタ56の第2゛の入力端子へ与
えられる信号の周波数はX/4であり、第4のチャネル
の低域フィルタ(図示せず)の第2の入力端子へ与えら
れる信号の周波数はX/8である、等である。このよう
にして、第1のチャネルの低域フィルタ52の出力は、
最小寸法すなわちll1l+1より大きい、またはそれ
に等しいフロック寸法に対応する周波数を含む。各引続
くチャネルの低域フィルタの出力信号の最高周波数は、
しだいに大きくなるフロックの最小寸法、すなわち、2
關、 4mm、 8mm、  16mtm、  30m
m、に対応する。各チャネルの低域フィルタ52〜62
の出力は処理されて、特定のチャネルの最小フロック寸
法である、またはその最小フロック寸法より大きいフロ
ック寸法に対して検出されたシートの種々の組成パラメ
ータを指示する。
シートの基礎玉量の変化の大きさを示す出力信号を得る
ために、各低域フィルタ52〜62の出力信号は関連す
る交流−直流変換器78〜88へ与えられる。各交流−
直流変換器78〜88は関連する低域フィルタ52〜6
2からの交流信号出力の実効値に等しい直流電圧を発生
する。各交流−直流変換器78〜88により発生された
直流電圧の実効値は、特定の最小寸法のフロックにより
ひき起されたシートの基礎重量の変化の大きさに比例す
る。各引続くチャネルの低域フィルタ52〜62の遮断
周波数はしだいに低くなる周波数にセットされているか
ら、各引続くチャネルの直流出力電圧の実効値の大きさ
は、しだいに大きくなる最小フロック寸法によりひき起
されるシートの基礎重量の変化の大きさに対応する。
ある状況においては、ある特定の寸法範囲のフロックに
よりひき起されたシートの基礎重量の変化の大きさを製
紙機械のオペレータが知りたいことがある。本発明の装
置は、あるチャネルの交流−直流変換器の直流出力の実
効値から別のチャネルの交流−直流変換器の直流出力の
実効値を差引くだけでその情報を得ることができる。そ
れらの値の差は、2つのチャネルの低域フィルタの遮断
周波数の間の寸法範囲のフロックによりひき起された基
礎重量の変化の大きさに対応する。
任意の2つの選択された交流−直流変換器の出力を入力
端子1,2に受けるために減算回路122を設けること
ができる。この減算回路は、選択された2つの交流−直
流変換器の出力の差に対応する出力電圧を発生する。あ
るいは、種々の交流−直流変換器の出力を数値で表示す
るものとすると、製紙機械のオペレータは減算により任
意の2つのそのような出力の差を得ることができる。
たとえば、4〜8龍のフロックによりひき起された基礎
重量の変化の大きさを決定するために、製紙機械のオペ
レータは第3のチャネルの交流−直流変換器の出力の値
から第4のチャネルの交流−直流変換器の出力の値を単
に差引く。
多くの標準的なrRMsJ交流−直流変換器は入来信号
のピークピーク電圧を実際に測定し、それから、入来信
号が正弦波であるならば、入力信号の真の実効値に対応
する出力直流信号を与える。
しかし、基礎重量信号の波形は一般に正弦波ではない。
したがって、本発明の交流−直流変換器78〜88は基
礎玉量信号の真の実効値に対応する直流電圧を出力する
ことが重要である。さもないと、それらの交流−直流変
換器78〜88の出力信号は基礎重量の変化の不正確な
、01定値を与えることがある。
1つのチャネルの交流−直流変換器の出力が別のチャネ
ルの交流−直流変換器の出力から差引かれて、特定の寸
法範囲のフロックによりひき起された基礎重量の変化へ
の寄与を決定する場合には、真のRMS−交流−直流変
換器を使用することがとくに重要である。基礎重量信号
の実効値への種々の寸法のフロックの寄与が異なるとし
ても、種々の寸法のフロックは基礎重量信号に同じビー
クビーク変化を行なわせることがある。したがって、た
とえば、最小フロック寸法8關に対応する周波数を含ん
でいる基礎重量信号から得た交流−直流変換器の出力を
、最小フロック寸法4mmに対応する周波数を含んでい
る基礎重量信号から得た交流−直流変換器の出力から差
引(と、真のRMS−交流−直流変換器が使用されてい
るならば、4〜8m+sの寸法範囲のフロックによりひ
き起された基礎重量の変化への寄与を示す信号を必ず生
じ、かつ生ずるであろう。しかし、ビークビーク信号値
の測定からrRMSJ信号が実際に得られ、種々の寸法
のフロックが基礎重量信号に同じピークビーク変化を行
わせるものとすると、2つの交流−直流変換器の出力の
差は零である。しかし、これは、4〜8龍の範囲のフロ
ックによりひき起される基礎重量の変化への寄与の正し
い指示ではない。
したがって、標準的なビークビーク交流−直流変換器を
本発明の装置を使用すると誤った指示が行なわれること
がある。
第1のチャネルの低域フィルタ52の出力をピーク検出
回路90の入力端子へ与えることにより、シートの最も
弱い部分の強度を示す第2のパラメータが得られる。先
に述べたように、送られたビームの強度の大きさはシニ
トの基礎重量に逆比例するから、この低域フィルタ52
の出力端子における交流信号の大きさも、その時にセン
サ10により検出されているシート部分の部分的な基礎
重量に逆比例する。ピーク検出回路90は、所定の時間
中すなわちセンサ10を通る所定の長さのシートの間に
第1のチャネルの低域フィルタ52を通る最大の電圧ピ
ークに比例する直流出力を与えるように設計できる。あ
るいは、ある設定された時間すなわちセンサ10を通る
ある設定された長さのシートに対するいくつかの信号ピ
ークの平均に比例する出力を発生するように構成される
。後の場合には、ピーク検出回路90の出力はシート中
の゛ド均の弱い点を特徴づける。
本発明の信号処理回路50は紙シートの別の特徴、すな
わち、平均フロック寸法、を示す更に第3の出力信号を
製紙業者へ与える。このパラメータを得るために、第1
のチャネルの低域フィルタ52の出力がフロツク寸法n
1定回路92へ与えられる。このフロック寸法測定回路
は、所定の時間中に、第1のチャネルの低域フィルタ5
2の出力信号がシートの平均基礎重量に対応する値を得
る回数をカウントする。この信号がこの平均基礎重量値
を横切る頻度を、センサを通るシートの速さで除したち
のiよ、シートを構成しているフロックの平均寸法を示
す。フロック寸法測定回路92はこの除算を電子的に行
い、平均フロック寸法に対応する信号を出力する。たと
えば、紙シートが1000m/分の速さで動いており、
第1のチャネルの低域フィルタの出力が1秒間に平均基
礎重量の3333倍に対応する値を得たとすると、シー
トの平均フロック寸法は10mm+(1000m/分°
1分/60秒11秒/3333交差゛2交差/フロック
)である。したがって、シートの表面に沿う直線または
曲線(まとめて「線」と呼ぶ)に沿う紙シートの基礎重
量を検出することにより、本発明の装置および方法は、
シートを構成しているフロックの寸法を示す出力信号を
製紙業者へ与えることができる。
C4装置の使用および較正 製紙機械においては、紙は約7.6m(約25フイート
)の幅のシートで製造されるのが普通である。シート全
体を特徴づけるために、シートが「機械方向」 (すな
わち、長手方向)に沿って動く時にシートの「交差方向
」 (すなわち、シートの幅を横切る方向)に1つの基
礎重量組成センサを前後に動かす、すなわち「走査」で
きる。あるいは、複数のセンサを、シートの幅の一部だ
けを横切って交差方向に前後に走査できる。たとえば、
約7.6m (25フイート)幅のシートに50個の基
礎重量センサを用いられたとすると、各センサは約15
.2cm(6インチ)幅のシート条を横切って前後に走
査させられる。典型的には、製紙機械はそのようなシー
トを1分間に約305m(1000フイート)より長く
製造し、ここで説゛明している実施例においては、セン
サが前後に走査する速さは1分間当り約18.3m (
60フイート)に設定できる。したがって、低域フィル
タの遮断周波数は、出力指示に大きな誤差を導入するこ
となしに、シートが機械方向に動く速さのみに比例させ
ることかできる。センサの交差方向の動きによりひき起
される、センサの紙シートが動く速さへの付加寄与は最
小であり、通常は無視できる。     ゛ 基礎重量センサ10の受光器半分14(第2図)を正し
く動作させるためにはセンサの光源半分12からの光を
シートの受光部側とは反対側で受光器半分に直接整列さ
せねばならない。しかし、受光器半分14と光源半分1
2の間を紙シート16が動くから、受光器半分と光源半
分を一緒に直接接続させることはできない。受光器半分
と光源半分が紙シート16を横切って前後に走査してい
る間に、それらを直接向き合わせておくために、何種類
かの機構を使用できる。そのような機構の1つが、たと
えば、紙シート16の両側に配置された2つのトラック
(図示せず)で構成される。
センサの光源半分12は一方のトラックの上にのり、受
光器半分14が他方のトラックの上にのる。
歯車機構またはプーリ機構が光源半分と受光器半分を向
き合わせつつ、紙シート16の幅を横切って連動して前
後に動かす。このようにして、光源半分12と受光器半
分14は、連結部材を紙シートに貫通させる必要なしに
、向き合わせたままとされる。
本発明の装置の較正は「紙シートを離れて」、すなわち
、センサの光源半分と受光器半分の間に紙シートを存在
させることなしに行うことができる。低域フィルタの出
力を較正するために、センサの光源18と光ダイオード
の間にチョッパ輪100(第2図、第3図)が設けられ
る。ここで説明している実施例においては、チョッパ輪
100は先パイプ26の下端部に位置させられる。
チョッパ輪100は不透明な飼料の円板102で作られ
、その円板の周囲に複数の半径方向スロット104が設
けられる。先ダイオード30がパルス状の光を受けるよ
うに、チョッパ輪100は既知の回転速度で駆動される
。パルス率は円板100の所定の回転速度により決定さ
れる。それから、全てのチャネルの低域フィルタ52〜
62(4図)が信号を関連するRMS−交流−直流変換
器(78〜88)へ送るように紙シート速さ信号をセッ
トできる。次に、より低い紙シート送り速さを順次人力
することにより、低域フィルタの遮断周波数を較゛正で
きる。たとえば、第3図に示されている半径方向スロッ
トのように4個の半径方向スロット104が設けられて
いるチョツノく輪100が1秒間当り142.5回転の
速さで回転させられたとすると、チョッパ輪100は光
検出器に入射した光を57011zで変調する。VFC
66からの紙シート速さ信号が1094m/分より高い
とすると、全てのチャネルはその信号を見る。しかし、
紙シートの速さが1094m/分より低くなると、チャ
ネル1〜5だけが出力を与える。紙シートの送り速さを
更に低くすると、更に多くの低域フィルタが基礎重量セ
ンサ10からの信号を遮断させられる。
光検出器に到達する光の強さを変調できるものであれば
どのような装置でもチョッパ輸100の代りに使用でき
る。たとえば、音叉をチヨ・ソック輸100の代りに使
用できる。この場合には、音叉のアームが既知の振動数
で振動して光ビームの光路に入ったり、光路から出たり
する。
紙は種類によっである振動数の光をとくに吸収したり、
反射したりする。したがって、基礎重量の変化に対する
基礎玉量センサの感度を最適にするために、光ビームの
光路中に光帯域フィルタ110(第2図)を置くことが
できる。この光帯域フィルタ110はとくにある振動数
の光を光ダイオード30まで透過させる。
紙シートの基礎重量の変化を正しく測定するためには、
増幅器120(第4図)により増幅された基礎重量信号
が紙シートの基礎重量に逆比例させることが重要である
。低域フィルタ52〜62へ与えられた基礎重量信号の
振幅を基礎重量の変化に対して直線的に応答させるため
に、光ビームの光路中に置かれたニュートラル密度フィ
ルタ130(第2図)を用いて、または用いることなし
に、増幅された検出器信号を測定できる。そのニュート
ラル密度フィルタ130は光ビームの強さを既知の割合
だけ減衰させる。増幅された基礎重量信号の振幅は、ピ
ボット132がニュートラル密度フィルタ130を光ビ
ームの光路から外している間に最初に測定すべきである
。ニュートラル密度フィルタ130が光ビームの光路中
にある間に、増幅された基礎重量信号を再び測定すべき
である。それから、先ビームの光路中にニュートラル密
度フィルタ130を置くことによりひき起された増幅さ
れた基礎ff1it信号の振幅の変化が、先ビームの光
路中にニュートラル密度フィルタ130を置くことによ
りひき起された光ビームの強さの既知の変化に直線的に
対応するように、増幅器120(第4図)を調整するこ
とによりセンサの出力の非直線性を補償できる。
本発明の装置のここで説明している実施例においては、
製紙における次の3つの重要なパラメータ、すなわち、
(1)所定の最小寸法または最小寸法範囲のフロックに
よりひき起された紙シートの基礎重量の変化の大きさ、
(2)紙シートの最も弱い部分の強度、(3)紙シート
を構成しているフロックの寸法、に対応する出力信号が
製紙業者へ与えられるそれらのパラメータを監視するこ
とにより、繊維が一様に分布した紙シートを製造するた
めに製紙業者は製紙プロセスを調整できる。
このようにして良く製造された紙シートは強く、光学的
性質、地質および印刷性が良い。
以上、基礎重量センサおよび信号処理回路の1つの好適
な実施例について説明した。しかし、ここで説明した基
礎重量センサまたは信号処理回路を、本発明の要旨を逸
脱することなしに種々変更できることがわかるであろう
。たとえば、基礎重量センサの先パイプの直径が、製紙
業者が調べることを希望している最小フロック寸法に一
致する場合には、基礎重量センサからの信号の最高周波
数成分は、光パイプの直径に等しい最小寸法フロックに
対応する。したがって、光パイプの直径に等しい最小寸
法を何するフロックに対応する第1のチャネルからの信
号を調べることだけを希望するものとすると、第1のチ
ャネル中の低域フィルタは不要である。その代りに、増
幅された基礎重量センサ信号を第1のチャネルのRMS
−交流−直流変換器へ直接与えることができる。更に、
希望によっては、第1のチャネルの以外のチャネルの低
域フィルタの出力信号がピーク検出回路またはフロック
寸法゛測定回路へ送られるように信号処理回路を変更で
きる。あるいは、ピーク検出回路およびフロック寸法測
定回路への入力を希望する任意のチャネル中の低域フィ
ルタから選択できるように信号処理回路を構成できる。
これが第4図にオプションとして示されている。更に、
紙シート以外のシート物質をセンサの中を通し、本発明
の装置により特徴づけることができる。したがって、本
発明はここで説明した好適な実施例に限定されない。
【図面の簡単な説明】
第1図は等級の異なる何種類かの紙についての波長パワ
ースペクトルを示すグラフ、第2図は本発明の基礎重量
センサの一実施例の概略線図、第3図は本発明の装置を
較正するチョッパ輪の平面図、第4図は第2図に示され
ている基礎重量センサからの信号を処理するために用い
られる本発明の回路の一実施例のブロック図である。 10・・・基礎重量センサ、12・・・光源半分、14
・・・受光器半分、18・・・光源、26・・・先パイ
プ、30・・・先ダイオード、50・・・信号処理回路
、52〜62・・・低域フィルタ、68,70.76・
・・分周器、78〜88・・・RMS−交流−直流変換
器、90・・・ピーク検出回路、92・・・フロック寸
法測定回路、122・・・減算回路。 出願人代理人  佐  藤  −雄 −人の浄書(^容に1更なし) ?〜 手続補正書(′j5均 昭和63年3月g日 寺許庁長官 小川邦夫殿 昭和62年特許願第282298号 2、発明の名称 基礎重量センサおよびシート状物質の 組成を特徴づける方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 メジュアレックス、コーポレーション ↓3代 理 人 (郵便番号100) 昭和63年2月3日 (発送日 昭和63年2月23日) 5、補正の対象

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)シート状物質すなわち薄板状物 質の光を透過させる光源手段と、 (b)シート状物質を透過した光を検 出し、その検出した光の強さを示す信号を発生する光検
    出器手段と、 (c)光源手段と光検出器手段の間に 配置され、光源手段からの光を光検出器手段へ導くよう
    に、光を受けるために前記光源手段に向けられた第1の
    端部と、この第1の端部とは反対側で、前記光検出器手
    段へ向けられた第2の端部とを有する光パイプと、 (d)動いているシート状物質を光パ イプの前記第1の端部に対して保持する保持手段を備え
    ることを特徴とする基礎重量センサ。 2、特許請求の範囲第1項記載の基礎重量センサにおい
    て、光検出器手段により検出された光の強さを所定の周
    波数で変調する変調手段を更に備えることを特徴とする
    基礎重量センサ。 3、特許請求の範囲第2項記載の基礎重量センサにおい
    て、変調手段は、少なくとも1つの貫通開口部を有する
    回転可能な不透明円板で構成されたチョッパ輪を含み、
    前記開口部は前記円板の中心から隔てられることを特徴
    とする基礎重量センサ。 4、特許請求の範囲第1項記載の基礎重量センサにおい
    て、前記光パイプはサファイヤで製作されることを特徴
    とする基礎重量センサ。 5、特許請求の範囲第1項記載の基礎重量センサにおい
    て、前記光源手段は拡散光源であることを特徴とする基
    礎重量センサ。 6、シート状物質の一部の基礎重量を検出して、そのシ
    ート状物質の一部の基礎重量を示す基礎重量信号を発生
    する基礎重量センサ手段と、基礎重量信号を受けて、そ
    の基礎重量信号の実効値を示す出力信号を発生する第1
    の交流−直流変換器を含む第1のチャネルと、 を備えることを特徴とする薄板形成特徴づけ装置。 7、特許請求の範囲第6項記載の装置において、少なく
    とも1つの付加チャネルを更に備え、各付加チャネルは
    低域フィルタを含み、この低域フィルタは基礎重量信号
    を受ける入力端子と出力端子を有し、この低域フィルタ
    は基礎重量信号の成分のうち、所定の遮断周波数より高
    い周波数成分を除去し、濾波された基礎重量信号を出力
    端子へ送り、各付加チャネルは低域フィルタの出力端子
    へ作動的に接続された第2の交流−直流変換器を更に含
    み、この第2の交流−直流変換器は濾波された基礎重量
    信号の実効値を示す出力信号を発生することを特徴とす
    る装置。 8、特許請求の範囲第7項記載の装置において、各付加
    チャネルの低域フィルタの遮断周波数を、薄板が基礎重
    量センサの近くを動く速さに関して直接変える手段を更
    に備えることを特徴とする装置。 9、特許請求の範囲第7項または第8項記載の装置にお
    いて、複数の付加チャネルを有し、各付加チャネルの低
    域フィルタの遮断周波数は各地の付加チャネルの低域フ
    ィルタの遮断周波数とは異なることを特徴とする装置。 10、特許請求の範囲第9項記載の装置において、2つ
    の交流−直流変換器からの出力信号を選択して、選択さ
    れた交流−直流変換器の出力の差を示す信号を発生する
    手段を更に備えることを特徴とする装置。 11、シート状物質の一部の基礎重量を検出して、その
    シート状物質の一部の基礎重量を示す基礎重量信号を発
    生する基礎重量センサ手段と、基礎重量センサへ作動的
    に接続され、所定の時間中に受けた基礎重量信号中の少
    なくとも1つのピーク値を示す出力信号を発生するピー
    ク検出器手段と、 を備えることを特徴とする薄板形成特徴づけ装置。 12、シート状物質の一部の基礎重量を検出して、その
    シート状物質の一部の基礎重量を示す基礎重量信号を発
    生する基礎重量センサ手段と、基礎重量センサへ接続さ
    れ、所定の時間中に受けた基礎重量信号が所定の値を得
    た回数を示す出力信号を発生するフロック寸法測定手段
    と、を備えることを特徴とするシートの組成を特徴づけ
    る装置。 13、シート状物質の基礎重量の変化を測定する過程と
    、 薄板の基礎重量の測定された変化の実効値を示す出力信
    号を発生する過程と、 を備えることを特徴とするシート状物質の組成を特徴づ
    ける方法。 14、シート状物質の基礎重量の変化に従って第1の信
    号を変調する過程と、 第1の信号を濾波して、第1の信号のうち所定の周波数
    より高い全ての周波数成分を濾波することによりおのお
    のが前記第1の信号から得られるような複数の濾波され
    た出力において、前記所定の周波数は各濾波された出力
    ごとに異なるようなものである、前記複数の濾波された
    出力を発生する過程と、 各濾波された出力信号に対する所定の周波数の値を第1
    の信号の変化に従って変化させる過程と、を備えること
    を特徴とするシート状物質の組成を特徴づける方法。 15、特許請求の範囲第14項記載の方法において、各
    濾波された出力から別々の直流出力を発生する過程を更
    に備え、各直流出力は濾波された出力の実効値を示すこ
    とを特徴とする方法。 16、特許請求の範囲第15項記載の方法において、 2つの直流出力を選択する過程と、 選択された直流出力のうちの一方の直流出力の値を、選
    択された直流出力のうちの他方の直流出力の値から差引
    く過程と、 とを更に備えることを特徴とする方法。 17、シート状物質の基礎重量の変化を基にして信号を
    変調する過程と、 所定の時間中に得た変調された信号の少なくとも1つの
    信号ピークを示す出力信号を発生する過程と、 を備えることを特徴とするシート状物質の組成を特徴づ
    ける方法。 18、シート状物質を通る線に沿うそのシート状物質の
    基礎重量の変化を示す第1の信号を発生する過程と、 第1の信号が所定値を得る周波数を示す第2の信号を発
    生する過程と、 を備えることを特徴とするシート状物質の組成を特徴づ
    ける方法。 19、特許請求の範囲第18項記載の方法において、所
    定値はシート状物質の平均基礎重量を示すことを特徴と
    する方法。
JP62282298A 1986-11-12 1987-11-10 基礎重量センサおよびシ―ト状物質の組成を特徴づける方法 Expired - Lifetime JP2533580B2 (ja)

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