JPS63227806A - メルトブロ−用ダイ - Google Patents
メルトブロ−用ダイInfo
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- JPS63227806A JPS63227806A JP5749487A JP5749487A JPS63227806A JP S63227806 A JPS63227806 A JP S63227806A JP 5749487 A JP5749487 A JP 5749487A JP 5749487 A JP5749487 A JP 5749487A JP S63227806 A JPS63227806 A JP S63227806A
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- capillary
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- Granted
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野・
この発明はメルトブロー用ダイに関し、ことにキャピラ
リーとその周りに形成されるオリフィスからなり、熱可
塑性樹脂をキャピラリーより溶融状態で押出した直後の
繊維をオリフィスから吹出すガスで延伸し、微細化する
メルトブロー用ダイに関する。
リーとその周りに形成されるオリフィスからなり、熱可
塑性樹脂をキャピラリーより溶融状態で押出した直後の
繊維をオリフィスから吹出すガスで延伸し、微細化する
メルトブロー用ダイに関する。
従来技術
毛細管を使用したメルトブロー用ダイは既知である。特
公昭58−44470号に示されるものがそれで、上下
のダイブロック間にキャピラリー多数を横方向に一連に
並べてダイブロックにハンダ付けし、かつガスプレート
を模形状をなすダイ先端部の上下に適当なりリアランス
を存して或いはダイより並列して突出するキャピラリー
の自由端部の上下に適当なりリアランスを存して設けて
おり、ガスプレートとダイ先端部との間或いは毛細管自
由端部との間のクリアランスよりガスを毛細管より押出
された直後の溶融状態の繊維に所定の角度で吹付け延伸
させるようにしている。
公昭58−44470号に示されるものがそれで、上下
のダイブロック間にキャピラリー多数を横方向に一連に
並べてダイブロックにハンダ付けし、かつガスプレート
を模形状をなすダイ先端部の上下に適当なりリアランス
を存して或いはダイより並列して突出するキャピラリー
の自由端部の上下に適当なりリアランスを存して設けて
おり、ガスプレートとダイ先端部との間或いは毛細管自
由端部との間のクリアランスよりガスを毛細管より押出
された直後の溶融状態の繊維に所定の角度で吹付け延伸
させるようにしている。
発明が解決しようとする問題点
上述のメルトブロー用ダイではキャピラリーがダイブロ
ックに直接ハンダ付けされ固定されているため詰りなど
により清掃或いは新品との交換を行う必要が生じた際に
キャピラリーを取外したり取付けたりするのが面倒で手
間がか一つ、またキャピラリーを複数列取付けようとす
る場合、−列のキャピラリーのハンダ付けを終えて隣の
列のキャピラリーをハンダ付けするとき並列するキャピ
ラリーの列間の間隔が狭いとダイブロックが金属製で熱
伝導率がよいためにハンダ付け時の熱が既にハンダ付け
を終えたキャピラリーに伝わり、固化していたハンダが
再び溶融してキャピラリーの一連の並びに乱れを生ずる
おそれがあった。複数列のキャピラリーを一度にハンダ
付けすることもできなくはないが、全てのキャピラリー
を整然と乱れを生ずることなくハンダ付けすることは困
難である。
ックに直接ハンダ付けされ固定されているため詰りなど
により清掃或いは新品との交換を行う必要が生じた際に
キャピラリーを取外したり取付けたりするのが面倒で手
間がか一つ、またキャピラリーを複数列取付けようとす
る場合、−列のキャピラリーのハンダ付けを終えて隣の
列のキャピラリーをハンダ付けするとき並列するキャピ
ラリーの列間の間隔が狭いとダイブロックが金属製で熱
伝導率がよいためにハンダ付け時の熱が既にハンダ付け
を終えたキャピラリーに伝わり、固化していたハンダが
再び溶融してキャピラリーの一連の並びに乱れを生ずる
おそれがあった。複数列のキャピラリーを一度にハンダ
付けすることもできなくはないが、全てのキャピラリー
を整然と乱れを生ずることなくハンダ付けすることは困
難である。
問題点の解決手段
本発明は一連のキャピラリーを予めハンダ付け或いはろ
う付け等をしてユニット化し、これをダイブロックに機
械的に固定することにより上記の問題に対処しようとす
るものである。したがって本発明は一連に並べられた多
数のキャピラリーと、各毛細管の出口の両側に配備され
たオリフィスを有し、熱可塑性物質をキャピラリーより
溶融状態で押出した直後の繊維をオリフィスから吹出す
ガスで延伸し微細化するメルトプロー用ダイにおいて、
一連に並ぶ一定数のキャピラリーを予めハンダ付け或い
はろう付け等をしてユニット化したカートリッジをダイ
ブロック間にネジ止め等による土着或いは挟着等の機械
的手段によって固定したところを特徴とするものである
。
う付け等をしてユニット化し、これをダイブロックに機
械的に固定することにより上記の問題に対処しようとす
るものである。したがって本発明は一連に並べられた多
数のキャピラリーと、各毛細管の出口の両側に配備され
たオリフィスを有し、熱可塑性物質をキャピラリーより
溶融状態で押出した直後の繊維をオリフィスから吹出す
ガスで延伸し微細化するメルトプロー用ダイにおいて、
一連に並ぶ一定数のキャピラリーを予めハンダ付け或い
はろう付け等をしてユニット化したカートリッジをダイ
ブロック間にネジ止め等による土着或いは挟着等の機械
的手段によって固定したところを特徴とするものである
。
ここでいう熱可塑性物質とは、熱可塑性樹脂をいうが、
場合によってはこれに染料、添加剤若くは変性剤が添加
されたものを含むものとする。
場合によってはこれに染料、添加剤若くは変性剤が添加
されたものを含むものとする。
またダイブロックはカートリッジを挟込んでダイを構成
するブロック体をい−、後述の実施例に示すダイブロッ
ク本体、ブロック片等を含むものとする。
するブロック体をい−、後述の実施例に示すダイブロッ
ク本体、ブロック片等を含むものとする。
一列のキャピラリーは通常一つのカートリッジからなる
が、複数のカートリッジからなっていてもよい。
が、複数のカートリッジからなっていてもよい。
一定数のキャピラリーをユニット化するには、例えば一
連に並ぶ各キャピラリーの一方の側好ましくは両側より
金属板、管、ロンド等を当てがってキャピラリーと交叉
させ、両者を銀ろうによりろう付けする方法、一連に並
ぶ各キャピラリーの一方の側好ましくは両側よりセラミ
ックなど譲ろうの付着しない板を当てがって毛細管との
間の隙間に銀ろうを流し込み、冷却固化後板を剥離する
方法等を採用することができる。
連に並ぶ各キャピラリーの一方の側好ましくは両側より
金属板、管、ロンド等を当てがってキャピラリーと交叉
させ、両者を銀ろうによりろう付けする方法、一連に並
ぶ各キャピラリーの一方の側好ましくは両側よりセラミ
ックなど譲ろうの付着しない板を当てがって毛細管との
間の隙間に銀ろうを流し込み、冷却固化後板を剥離する
方法等を採用することができる。
カートリッジの機械的手段による固定において、ネジ止
めによる止着の具体例としてキャピラリーの両側にサイ
ドプレートを固定して該プレート部分でネジ止めする方
法を挙げることができる。
めによる止着の具体例としてキャピラリーの両側にサイ
ドプレートを固定して該プレート部分でネジ止めする方
法を挙げることができる。
カートリッジは特公昭5B−44470号に示されるよ
うに、その全体がダイブロックにより固定され保持され
るようにしてもよいし、基部が固定され片持ばり状に支
持されるようにしてもよいが、好ましくは本出願人がさ
きに特願昭61−251319号で提案したもののよう
に基部及び自由端の二か所で固定され支持される。カー
トリッジの全体をダイブロックで保持した場合或いはカ
ートリッジの基部をダイブロックより片持ばり状に支持
した場合、ガスの吹出口として形成されるオリフィスは
ガスプレートを前者の場合、模状をなすダイ先端部の両
側に適当なりリアランスを存して添設することにより、
また後者の場合、カートリッジ先端部の両側に適当なり
リアランスを存して設けることにより形成されるが、前
者のものではクリアランスを一定に保つために(クリア
ランスが一定でないとガスの吹出量が吹出箇所によって
変化し、繊維の品質にばら付きを生ずるようになる)ガ
スプレートやダイ先端部の加工に厳密な精度が要求され
、当初はクリアランスが一定に組立てられていてもその
後の熱歪や経時歪等によってクリアランスが狂うおそれ
もある。またカートリッジが片持ばり状に支持される後
者のものでも同様にクリアランスを均一に保つために厳
密な加工精度が要求されるほか使用後の熱歪や経時歪等
によってクリアランスが狂うおそれがあり、そのうえ各
キャピラリーの先端が不揃いとなったり、ガスの吹出時
振動するおそれもある。これに対し、カートリッジを基
部と自由端部の二か所で支持した場合、オリフィスは隣
接するキャピラリーと押え面との間で形成されるように
なるが、径の均一な管を平坦面に接触させれば、管と平
坦面とで形成される各クリアランスは全て均一となるか
らキャピラリーを単に平坦な押え面で両側より挟着する
だけでオリフィスが均一のメルトブロー用ダイを容易か
つ確実に得ることができ、また加工誤差や熱歪、経時歪
等により押え面が多少平坦でなくても押え面が毛細管に
接触している限り、各オリフィスを実質上均一に維持す
ることができる。しかも毛細管は先端でも竪固に支持さ
れているので、ガスの吹出時に振動したり、出口が不揃
いとなるといったこともなくなるなどの利点を有する。
うに、その全体がダイブロックにより固定され保持され
るようにしてもよいし、基部が固定され片持ばり状に支
持されるようにしてもよいが、好ましくは本出願人がさ
きに特願昭61−251319号で提案したもののよう
に基部及び自由端の二か所で固定され支持される。カー
トリッジの全体をダイブロックで保持した場合或いはカ
ートリッジの基部をダイブロックより片持ばり状に支持
した場合、ガスの吹出口として形成されるオリフィスは
ガスプレートを前者の場合、模状をなすダイ先端部の両
側に適当なりリアランスを存して添設することにより、
また後者の場合、カートリッジ先端部の両側に適当なり
リアランスを存して設けることにより形成されるが、前
者のものではクリアランスを一定に保つために(クリア
ランスが一定でないとガスの吹出量が吹出箇所によって
変化し、繊維の品質にばら付きを生ずるようになる)ガ
スプレートやダイ先端部の加工に厳密な精度が要求され
、当初はクリアランスが一定に組立てられていてもその
後の熱歪や経時歪等によってクリアランスが狂うおそれ
もある。またカートリッジが片持ばり状に支持される後
者のものでも同様にクリアランスを均一に保つために厳
密な加工精度が要求されるほか使用後の熱歪や経時歪等
によってクリアランスが狂うおそれがあり、そのうえ各
キャピラリーの先端が不揃いとなったり、ガスの吹出時
振動するおそれもある。これに対し、カートリッジを基
部と自由端部の二か所で支持した場合、オリフィスは隣
接するキャピラリーと押え面との間で形成されるように
なるが、径の均一な管を平坦面に接触させれば、管と平
坦面とで形成される各クリアランスは全て均一となるか
らキャピラリーを単に平坦な押え面で両側より挟着する
だけでオリフィスが均一のメルトブロー用ダイを容易か
つ確実に得ることができ、また加工誤差や熱歪、経時歪
等により押え面が多少平坦でなくても押え面が毛細管に
接触している限り、各オリフィスを実質上均一に維持す
ることができる。しかも毛細管は先端でも竪固に支持さ
れているので、ガスの吹出時に振動したり、出口が不揃
いとなるといったこともなくなるなどの利点を有する。
実施例
第5図はメルトブロー用ダイlを使用した紡糸装置を示
すもので、熱可塑性樹脂を押出機2で溶融混練してメル
トブロー用ダイlのキャピラリー3より押出し、押出し
た直後の繊維4をキャピラリー3の周りに形成されるオ
リフィス5(第4図参照)より吹出すガスで延伸し、補
集装M、6にウェブ状に巻取るようにしたものである。
すもので、熱可塑性樹脂を押出機2で溶融混練してメル
トブロー用ダイlのキャピラリー3より押出し、押出し
た直後の繊維4をキャピラリー3の周りに形成されるオ
リフィス5(第4図参照)より吹出すガスで延伸し、補
集装M、6にウェブ状に巻取るようにしたものである。
メルトブロー用ダイ1は第1図に示されるように、一連
に並ぶキャピラリー3の一端を一対のバイブ8により上
下より挟み付け、バイブ8と各キャピラリー3を譲ろう
9によりろう付けし連結してなるカートリッジ11と(
第2図)、■溝12にバイブ8を嵌合させた状態で上下
のバイブ8を上下より挟着することによってカートリッ
ジ11の一端を竪固に支持する一対のダイブロック13
と、上下の各ダイブロック13に取付けられ、リップ部
14でダイブロック13より突出するカートリッジ11
の自由端を上下より挟持するガスプレート16とよりな
っており、上下のダイブロック間にはダイブロック13
を組合せた状態でキャピラリー3に通ずる室17が形成
され、該室17に導入される溶融状態の熱可塑性樹脂が
上述するようにしてキャピラリー3より押出されるよう
になっている。なおダイブロック13とキャピラリー3
との間はV溝12でバイブ8を圧着することによってシ
ールされ、樹脂が洩出することのないようにしである。
に並ぶキャピラリー3の一端を一対のバイブ8により上
下より挟み付け、バイブ8と各キャピラリー3を譲ろう
9によりろう付けし連結してなるカートリッジ11と(
第2図)、■溝12にバイブ8を嵌合させた状態で上下
のバイブ8を上下より挟着することによってカートリッ
ジ11の一端を竪固に支持する一対のダイブロック13
と、上下の各ダイブロック13に取付けられ、リップ部
14でダイブロック13より突出するカートリッジ11
の自由端を上下より挟持するガスプレート16とよりな
っており、上下のダイブロック間にはダイブロック13
を組合せた状態でキャピラリー3に通ずる室17が形成
され、該室17に導入される溶融状態の熱可塑性樹脂が
上述するようにしてキャピラリー3より押出されるよう
になっている。なおダイブロック13とキャピラリー3
との間はV溝12でバイブ8を圧着することによってシ
ールされ、樹脂が洩出することのないようにしである。
ガスプレート16はまたダイブロック13との間にガス
室18を形成し、ガス室18には第5図に示すガス管1
9が連結され、導入口21よりガスが導入されるように
なっている。
室18を形成し、ガス室18には第5図に示すガス管1
9が連結され、導入口21よりガスが導入されるように
なっている。
ガスプレート16のリップ部14はキャピラリー3の押
え面が第3.4図に示されるように平坦面をなし、隣接
のキャピラリー3とリップ部14の押え面とで上記オリ
フィス5を形成している。そしてこのオリフィス5より
上記ガス室に導入されたガスが吹出すようにしている。
え面が第3.4図に示されるように平坦面をなし、隣接
のキャピラリー3とリップ部14の押え面とで上記オリ
フィス5を形成している。そしてこのオリフィス5より
上記ガス室に導入されたガスが吹出すようにしている。
第6,7図はカートリッジの他の例を示すもので、一連
に並べられたキャピラリー23は両側よりサイドプレー
ト24で挟まれ、両サイドプレート24と各キャピラリ
ー23の一端には補強プレート25が上下より当てられ
ている。そして補強プレート25と両サイドプレート2
4及びキャピラリー間には譲ろう26が流し込まれて補
強プレート25、両サイドプレート24及び各キャピラ
リー23がろう付けされ連結されている。
に並べられたキャピラリー23は両側よりサイドプレー
ト24で挟まれ、両サイドプレート24と各キャピラリ
ー23の一端には補強プレート25が上下より当てられ
ている。そして補強プレート25と両サイドプレート2
4及びキャピラリー間には譲ろう26が流し込まれて補
強プレート25、両サイドプレート24及び各キャピラ
リー23がろう付けされ連結されている。
第8図は第6図に示すカートリッジを使用したメルトブ
ロー用ダイを示すもので、上下の各ダイブロック28に
は平溝29が形成され、補強プレート25を嵌合させる
ようになりでおり、シールのために耐熱性と弾性を備え
たパツキン31が補強プレート25と平溝29との間に
介装されている。なおり−トリッジのダイブロック28
への固定は上下いづれか一方のダイブロック28へサイ
ドプレート24においてネジ化めすることにより行われ
る。
ロー用ダイを示すもので、上下の各ダイブロック28に
は平溝29が形成され、補強プレート25を嵌合させる
ようになりでおり、シールのために耐熱性と弾性を備え
たパツキン31が補強プレート25と平溝29との間に
介装されている。なおり−トリッジのダイブロック28
への固定は上下いづれか一方のダイブロック28へサイ
ドプレート24においてネジ化めすることにより行われ
る。
上記各実施例にはカートリッジが一個配設されたメルト
ブロー用ダイが示されているが、必要によってカートリ
ッジを複数乃至多数並設することもできる。第9図は上
下に複−敗設けた例を示すもので、上下のダイブロック
本体33間には上下が対称に形成されるとともにダイブ
ロック本体内側面と上下に対称をなし、かつダイブロッ
ク本体33とともにダイブロックを構成するブロック片
34が複数重ねて組込まれており、ダイブロック本体3
3とブロック片34間及びブロック片間に第2図に示す
カートリッジ11が第1図に示されるようにして取付け
られ固定されている。
ブロー用ダイが示されているが、必要によってカートリ
ッジを複数乃至多数並設することもできる。第9図は上
下に複−敗設けた例を示すもので、上下のダイブロック
本体33間には上下が対称に形成されるとともにダイブ
ロック本体内側面と上下に対称をなし、かつダイブロッ
ク本体33とともにダイブロックを構成するブロック片
34が複数重ねて組込まれており、ダイブロック本体3
3とブロック片34間及びブロック片間に第2図に示す
カートリッジ11が第1図に示されるようにして取付け
られ固定されている。
第10図はカートリッジを横方向に多数設けた例につい
て示すもので、図中36はパイプが嵌合するV溝とガス
室を構成する凹部37を左右対称形に形成したブロック
片であり、第2図に示すカートリッジ11が縦向きにし
て左右のブロック片36により第1図に示されるように
して取付けられるようになっており、上下がブロック片
36とともにダイブロックを構成する一対のダイブロッ
ク本体38で支持されている。39は各ダイブロック3
8の横方向に形成されるガスの流通孔で、凹部37によ
って形成されるガス室に導入孔40を通してそれぞれガ
スが供給されるようになっている。
て示すもので、図中36はパイプが嵌合するV溝とガス
室を構成する凹部37を左右対称形に形成したブロック
片であり、第2図に示すカートリッジ11が縦向きにし
て左右のブロック片36により第1図に示されるように
して取付けられるようになっており、上下がブロック片
36とともにダイブロックを構成する一対のダイブロッ
ク本体38で支持されている。39は各ダイブロック3
8の横方向に形成されるガスの流通孔で、凹部37によ
って形成されるガス室に導入孔40を通してそれぞれガ
スが供給されるようになっている。
発明の効果
本発明のメルトブロー用ダイは以上のように、一連に並
べられた多数のキャピラリーと、各毛細管の出口の両側
に配備されたオリフィスを有し、熱可塑性物質をキャピ
ラリーより溶融状態で押出した直後の繊維をオリフィス
から吹出すガスで延伸し微細化するメルトブロー用ダイ
において、一連に並ぶ一定数のキャピラリーを予めろう
付け或いはハンダ付け等をしてユニット化し、カートリ
ッジとしたもので、カートリッジはダイブロックによる
挟着或いはネジ止め等よりなる機械的手段によってダイ
ブロックに固定され、個々のキャピラリーはダイブロッ
クに直接固定される訳ではないから詰りなどによってキ
ャピラリーを清掃したり、或いは新品と交換する必要が
生じた場合のダイブロックへの着脱が容易となるばかり
でなく、カートリッジ化することにより制作コストも低
下するため使い捨ても可能となる。しかもキャピラリー
を複数列設ける場合、列間隔を狭くすることができるの
で、単位面積当りの紡糸孔数を増加させることができ、
そのためダイの大きさを小型化させて省エネルギー化す
ることも可能となる。
べられた多数のキャピラリーと、各毛細管の出口の両側
に配備されたオリフィスを有し、熱可塑性物質をキャピ
ラリーより溶融状態で押出した直後の繊維をオリフィス
から吹出すガスで延伸し微細化するメルトブロー用ダイ
において、一連に並ぶ一定数のキャピラリーを予めろう
付け或いはハンダ付け等をしてユニット化し、カートリ
ッジとしたもので、カートリッジはダイブロックによる
挟着或いはネジ止め等よりなる機械的手段によってダイ
ブロックに固定され、個々のキャピラリーはダイブロッ
クに直接固定される訳ではないから詰りなどによってキ
ャピラリーを清掃したり、或いは新品と交換する必要が
生じた場合のダイブロックへの着脱が容易となるばかり
でなく、カートリッジ化することにより制作コストも低
下するため使い捨ても可能となる。しかもキャピラリー
を複数列設ける場合、列間隔を狭くすることができるの
で、単位面積当りの紡糸孔数を増加させることができ、
そのためダイの大きさを小型化させて省エネルギー化す
ることも可能となる。
第1図は本発明の一実施例のメルトブロー用ダイの断面
図、第2図は第1図に示すメルトブロー用ダイに使用さ
れるカートリッジを示す斜視図、第3図はメルトブロー
用ダイの側面図、第4図は第3図の要部拡大図、第5図
はメルトブロー法による紡糸装置の斜視図、第6図はカ
ートリッジの他の例を示す斜視図、第7図は第6図に示
すカートリッジの一部を拡大した側面図、第8図は第6
図に示すカートリッジを使用したメルトブロー用ダイの
断面図、第9図は別の実施例の断面図、第10図は更に
別の実施例の要部の斜視図である。 1・・メルトブロー用ダイ 3.23・・キャピラリー 5・・オリフィス8・・
バイブ 9.26・・銀ろう 11・・カートリッジ 12・・V溝 13.28 ・・ダイブロック 14・・リップ部1
6・・ガスプレート18・・ガス室 24・・サイドプレート 25・・補強プレート33.
38 ・・ダイブロック本体 34.36 ・・ブロック片
図、第2図は第1図に示すメルトブロー用ダイに使用さ
れるカートリッジを示す斜視図、第3図はメルトブロー
用ダイの側面図、第4図は第3図の要部拡大図、第5図
はメルトブロー法による紡糸装置の斜視図、第6図はカ
ートリッジの他の例を示す斜視図、第7図は第6図に示
すカートリッジの一部を拡大した側面図、第8図は第6
図に示すカートリッジを使用したメルトブロー用ダイの
断面図、第9図は別の実施例の断面図、第10図は更に
別の実施例の要部の斜視図である。 1・・メルトブロー用ダイ 3.23・・キャピラリー 5・・オリフィス8・・
バイブ 9.26・・銀ろう 11・・カートリッジ 12・・V溝 13.28 ・・ダイブロック 14・・リップ部1
6・・ガスプレート18・・ガス室 24・・サイドプレート 25・・補強プレート33.
38 ・・ダイブロック本体 34.36 ・・ブロック片
Claims (2)
- (1)一連に並べられた多数のキャピラリーと、各毛細
管の出口の両側に配備されたオリフィスを有し、熱可塑
性物質をキャピラリーより溶融状態で押出した直後の繊
維をオリフィスから吹出すガスで延伸し微細化するメル
トブロー用ダイにおいて、一連に並ぶ一定数のキャピラ
リーを予めハンダ付け或いはろう付け等をしてユニット
化したカートリッジをダイブロック間にネジ止め等によ
る止着或いは挟着等の機械的手段によって固定したとこ
ろを特徴とするメルトブロー用ダイ - (2)カートリッジはダイブロック間に基部が固定され
るとともにダイブロックより突出する端部で平坦な押え
面を有するリップ部により挟着される竪着に保持される
ようになっており、またリップ部を備えたガスプレート
とダイブロックとでガス室が形成され、ガス室に供給し
たガスを隣接するキャピラリーとリップ部の押え面とが
形成されるオリフィスより吹出させるようにした特許請
求の範囲第1項記載のメルトブロー用ダイ
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62057494A JPH0823082B2 (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | メルトブロ−用ダイ |
DE8787309319T DE3784619T2 (de) | 1986-10-21 | 1987-10-21 | Extrusionsduese zum schmelzblasen. |
US07/110,787 US4826415A (en) | 1986-10-21 | 1987-10-21 | Melt blow die |
EP87309319A EP0265249B1 (en) | 1986-10-21 | 1987-10-21 | Melt blow die |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62057494A JPH0823082B2 (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | メルトブロ−用ダイ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63227806A true JPS63227806A (ja) | 1988-09-22 |
JPH0823082B2 JPH0823082B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=13057278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62057494A Expired - Lifetime JPH0823082B2 (ja) | 1986-10-21 | 1987-03-11 | メルトブロ−用ダイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0823082B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014218759A (ja) * | 2013-05-08 | 2014-11-20 | トヨタ紡織株式会社 | メルトブロー用口金及び不織布製造装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5844470A (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-15 | Ricoh Co Ltd | 感光体ドラム巻き付きジヤム検知装置 |
-
1987
- 1987-03-11 JP JP62057494A patent/JPH0823082B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5844470A (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-15 | Ricoh Co Ltd | 感光体ドラム巻き付きジヤム検知装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014218759A (ja) * | 2013-05-08 | 2014-11-20 | トヨタ紡織株式会社 | メルトブロー用口金及び不織布製造装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0823082B2 (ja) | 1996-03-06 |
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