JPS63227142A

JPS63227142A - 通信回線多重化装置

Info

Publication number: JPS63227142A
Application number: JP62059997A
Authority: JP
Inventors: Yuzo Okamoto; 岡本　勇三
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1987-03-17
Filing date: 1987-03-17
Publication date: 1988-09-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的コ（産業上の利用分野）本発明は、通信回線の多重化を行う通信回線多重化装置
に関するものである。

（従来の技術）近年、ＯＡ−ＦＡ、ＬＡ化が進み、各種端末機を電子計
算機に接続し、各種端末機と電子計算機との間での電文
伝送が広く行われるようになっている。これに相俟って
既存の電子計算機及び端末機を変えずに各種端末機と電
子計算機との間の通信回線を多重化する装置が考えられ
てきた。この装置は、各種端末機からの電文に回線識別
コードを付加してこれをメモリに蓄積しておくもので、
このメモリの記憶内容は電子計算機によって読み出され
るようになっている。

しかしながら、この方式を採用する従来装置においては
、電子計算機によって多車化装置内の複数個のメモリを
順にスキャンしてゆきメモリ内に電文が存在するか否か
を常にチェックしなければならないために、また、各種
端末機によって電文フォーマットが異なるために、電子
計算機の負荷が増大するという欠点がある。また、各種
端末機から送出された電文はある一定時間内に電子計算
機に伝達されなければならず（タイムアウトの制約があ
る）、これとの関係で従来の受動的多重化装置では各種
端末顆と電子計算機との間の同期処理が困難になってい
る。

（発明が解決しようとする問題点）上述したように従来の多重化装置においては、電子計弾
機の負荷が増大するという問題点、及び各種端末液と電
子計算機との間の同期処理が困難になるという問題点を
生じている。

そこで本発明は上記の欠点を除去するもので、電子計算
機の負荷の軽減を図ることができ、また、各種端末機と
電子計算機との間の同期処理を容易に行うことができる
通信回線多徂化装置の提供を目的としている。

［発明の構成１（問題点を解決するための手段）本発明は、複数のスレイブ側通信回線に対応して複数配
置され、且つ、スレイブ側通信回線より取り込まれた電
文のフォーマットの標準化を行うと共に、該電文の送出
優先順位を示す回線優先情報を該電文に付加する第１の
手段と、この第１の手段よりの電文を優先順位に従って
マスタ側通信回線に送出する第２の手段とを有するもの
である。

（作　用）前記スレイブ側通信回線より前記第１の手段に電文が取
り込まれると、この第１の手段により電文フォーマット
の標準化、及び回線優先情報の付加が行われ、これが前
記第２の手段に送出される。そして第２の手段により、
優先順位に従って前記マスタ側通信回線に電文が送出さ
れる。各スレイブ側通信回線に接続された端末装置間の
差異を電文フォーマット標準化により吸収することがで
きるため、また、上記の電文送出動作が能動的でおるた
め、マスタ側通信回線に接続された電子計算機の負荷を
軽減することができる。更に、前記スレイブ側通信回線
苺に優先度が設定されるため、複数の端末液と電子計算
機との間の同期処理を容易に行い得る。

（実施例）以下、本発明を実施例により具体的に説明する。

第１図は本発明−実施例装置のブロック図である。同図
に示すように本実施例装置は、複数のスレイブ回路１−
１．１−２．・・・、１−ｎ（ｎは正の整数）と、スマ
タ回路３とを有する。

複数のスレイブ回路１−１乃至１−ｎは、それぞれスレ
イブ側通信回線（以下、「スレイブ回線」という）２−
１乃至２−ｎを介して各種端末機（図示せず）に接続さ
れている。しかしてスレイブ回路２−１乃ｆｆ１２−ｎ
は、それぞれスレイブ回線２−１乃ｆｆ１２−ｎより取
り込まれた電文のフォーマットの標準化を行うと共に、
該電文の送出優先順位を示す回線優先情報を該電文に付
加するもので、レジスタファイル１１．ラインバッファ
１２、スレイブ制御回路１４を有して成る。

複数のスレイブ回路１−１乃至１−ｎの構成は全て等し
いのでスレイブ回路１−１について説明する。ラインバ
ッファ１２は、端末機よりスレイブ回線２−１を介して
取り込まれた電文を逐次記憶するものであり、レジスタ
ファイル１１は回線情報を記憶するものである。回線情
報としては、終了キャラクタ（文字ストリンゲス）、電
文長。

編集情報１回線優先情報等が挙げられる。終了キャラク
タは第２図（ａ）に示すように最大４文字で定義され、
電文長は同図（ｂ）に示すように２バイトで表わされる
。

また、編集情報は第３図＜ａ）乃至（Ｃ）に示すように
、ストリップ情報、ヘッダ情報、トレイラ情報より成り
、いずれも最大４文字で定義される。回線優先情報は同
図（ｄ＞に示すように１バイトで表わされる。以上の回
線情報は外部よりスレイプ回線毎にプリセット可能とな
っている。スレイブ制御回路１４は、前記ラインバッフ
ァ１２内に電文が書き込まれる毎に、この電文内容と前
記レジスタファイル１１内の終了キャラクタとの比較を
行い、それが一致した場合、又は電文の入力文字数が電
文長と一致した場合に、当該電文フォーマットの標準化
及び回線優先情報の付加を行うものである。電文フォー
マットの標準化は、各種端末機によって電文フォーマッ
トが責なるために行われるもので、具体的にはレジスタ
ファイル１１内の編集情報に基づいて、先ず電文中のヘ
ッダ、ホリゾンタルタブー、終了キャラクタを除去しく
ストリップ処理）、その後、電文に対してシステムで定
めるヘッダ、トレイラを付加することによって行われる
。

このスレイブ回路２−１乃至２−ｎがそれぞれ本発明に
おける第１の手段に相当する。

次に、スマタ回路３は、前記各スレイブ回路２〜１乃至
２−ｎより送出された電文（フォーマット標準化処理及
び回線優先情報の付加処理がなされたもの）を記憶する
バッファ３１と、マスタ側通信回線（以下、「マスタ回
線」という）３４に伝送する電文を決定するための優先
度情報を記憶する優先度レジスタ３２と、この優先度レ
ジスタ３２の内容とバッファ３１内における電文の回線
優先情報との比較により前記マスタ回線への送出電文を
決定するマスタ制御回路３３とを有する。

優先度レジスタ３２の内容はマスタ制御回路３３により
マスタ回線３４への電文送出毎に更新されるようになっ
ている。

このマスタ回路３が本発明にあける第２の手段に相当す
る。尚、マスタ回線３４には電子計ｗ機（図示ぜず）が
接続されている。

次に上記構成の作用について説明する。

スレイブ回線２−ｎを介してスレイブ回線１−ｎ内に例
えば第４図に示すような電文が取り込まれる場合を考え
てみる。

スレイブ制御回路１４は、スレイブ回線１−ｎから電文
人力がおる毎にこの入力をレジスタファイル１１内の終
了キャラクタ（第２図（ａ）参照）と比較し、例えばｒ
ＣＲ，ＬＦ、ＥＴＸＪの終了キャラクタと一致した場合
には、これによって当該電文の終了を認識し、レジスタ
ファイル１１内の編集情報に基づいてストリップ処理、
ヘッダ。

トレイラの付１３０、及び回線優先情報の付加を行う（
第５図（ａ＞乃至（ｄ）参照）。この結果、当該電文は
第５図（ｅ）に示すような編集後テキストとなってバッ
ファ３１内に書き込まれる。回線優先情報は優先レジス
タ３２の内容と比較され、この比較において回線優先情
報の優先度の方が高ければ、優先度レジスタ３２の内容
が回線優先情報の内容に得き替えられる。

マスタ回路３におけるマスタ制御回路３３は、バッファ
３１内にテキストが存在するか否かの判別を行い、この
判別においてテキストが存在すると判断したなら、優先
度レジスタ３２の優先度をもつテキストをバッファ３１
内より読み出し、それをマスタ回線３４に送出する。優
先度が同じテキストは受付順によってマスタ回線３４へ
の送出順を決定する。しかしてマスタ制御回路３３は優
先度レジスタ３２の内容を減じ、その優先度を有するテ
キストをバッファ３１内より読み出し、これをマスタ回
線３４に送出する。このようにしてバッファ３１内の全
てのテキストをマスタ回線３４に送出する。

尚、滞留したテキストの優先度を上げることは、所定時
間毎に優先度レジスタ３１．バッファ３１内の優先度情
報を減じることにより行い得る。

このように本実施例装置においては、電文フォーマット
の標準化により、各スレイブ回線に接続された各種端末
機間の差異を吸収することができ、また、電文送出が能
動的であるため、マスタ回線に接続された電子計算機の
負荷を軽減することができる。更に、前記スレイブ回線
毎に優先度が設定されるため、複数の端末門と電子計算
機との［ｎの同期処理を容易に行い得る。

以上本発明の一実施例について説明したが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が
可能となる。

上記実施例ではスレイブ回線からマスタ回線に電文を送
出する系について説明したが、逆にマスタ回線からスレ
イブ回線に電文を分配する系にも、上記実施例と同様に
回線情報による電文編集を行う機能実現手段を設けても
よく、この場合にも電子計算機の負荷軽減の点で有利と
なる。

［発明の効果］以上詳述したように本発明によれば、電子計算機の負荷
の軽減を図ることができ、また、各種端末機と電子計算
機との間の同期処理を容易に行うことができる通信回線
多重化装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明−実施例装置のブロック図、第２図（ａ
＞、（ｂ）及び第３図（ａ）、（ｂ）。（ｃ）、（ｄ）は本実施例における終了キャラクタ、電
文長１編集情報９回ＦＱ優先情報の説明図、第４図及び
第５図（ａ＞、（ｂ）、（ｃ）、（１（ｅ）は本実施例
の作用説明図である。１−１乃至１−ｎ・・・スレイブ回路（第１の手段）２
−１乃至２−ｎ・・・スレイブ側通信回線、３・・・マ
スタ回路（第２の手段）、３１・・・バッファ、　３２・・・優先度レジスタ、３
３・・・マスタ制■回路、　３４・・・マスタ側通信回
線。代理人　弁理士　則　　近　　憲　　缶周　　　　　　
大　　　胡　　　典　　　夫：篩Ｌｎ第１図（Ｇ）（ｂ）（Ｇ）（ｂ） “ｒ＠様考先檀幇〕（ｄ）第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複数のスレイブ側通信回線とマスタ側通信回線と
の間で通信回線の多重化を行う通信回線多重化装置にお
いて、前記複数のスレイブ側通信回線に対応して複数配
置され、且つ、スレイブ側通信回線より取り込まれた電
文のフォーマットの標準化を行うと共に、該電文の送出
優先順位を示す回線優先情報を該電文に付加する第１の
手段と、この第１の手段よりの電文を優先順位に従って
前記マスタ側通信回線に送出する第２の手段とを有する
ことを特徴とする通信回線多重化装置。
（２）前記第２の手段は、伝送電文決定用の優先度情報
を記憶する優先度レジスタと、この優先度レジスタの内
容と前記第１の手段により付加された回線優先情報との
比較により前記マスタ側通信回線への送出電文を決定す
るマスタ制御回路とを有する特許請求の範囲第１項記載
の通信回線多重化装置。
（３）前記優先度レジスタの内容は前記マスタ側通信回
線への電文送出毎に更新される特許請求の範囲第２項記
載の通信回線多重化装置。