JPS6322658Y2 - - Google Patents
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- JPS6322658Y2 JPS6322658Y2 JP1981090119U JP9011981U JPS6322658Y2 JP S6322658 Y2 JPS6322658 Y2 JP S6322658Y2 JP 1981090119 U JP1981090119 U JP 1981090119U JP 9011981 U JP9011981 U JP 9011981U JP S6322658 Y2 JPS6322658 Y2 JP S6322658Y2
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- adhesive
- magnetic core
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- Expired
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Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、例えばトランス、チヨークコイ
ル、その他インダクタンス素子に使用される磁芯
をアモルフアス磁性体により成形した高周波電力
用変圧器に関するものである。
ル、その他インダクタンス素子に使用される磁芯
をアモルフアス磁性体により成形した高周波電力
用変圧器に関するものである。
従来この種の変圧器に用いられる磁芯はフエラ
イトで成形されており、Ｅ形、EI形が一般的で
あつた。
イトで成形されており、Ｅ形、EI形が一般的で
あつた。
しかしながら製造工程における寸法が不正確で
あり、合わせ面の研磨が必要であるなどの欠点が
あつた。
あり、合わせ面の研磨が必要であるなどの欠点が
あつた。
また、非常に硬く研磨加工中に損傷したり、研
磨装置が大がかりになる等の問題点があるととも
に磁束もれのために高周波領域における損失が大
きくなり、使用範囲が狭くなつていた。
磨装置が大がかりになる等の問題点があるととも
に磁束もれのために高周波領域における損失が大
きくなり、使用範囲が狭くなつていた。
すなわち、電力用トランスに用いた場合、数ワ
ツトから数10ワツトが熱になつてしまう等の熱損
失が多く実用的でなかつた。
ツトから数10ワツトが熱になつてしまう等の熱損
失が多く実用的でなかつた。
そこでＥ形の磁芯における磁束もれを改善する
ためにつぼ形の磁芯が成形されていたが、研磨工
程が増える等製造が困難であり高価にならざるを
得なかつた。
ためにつぼ形の磁芯が成形されていたが、研磨工
程が増える等製造が困難であり高価にならざるを
得なかつた。
この考案は、上述した事情にもとづいてなされ
たものであり、透磁率が大きく高周波領域にも十
分に使用可能なるアモルフアス磁性体からなる薄
板シートを多層に積層して圧着成形した高周波電
力用変圧器を提供するものである。
たものであり、透磁率が大きく高周波領域にも十
分に使用可能なるアモルフアス磁性体からなる薄
板シートを多層に積層して圧着成形した高周波電
力用変圧器を提供するものである。
以下、この考案による実施例を添付した図面に
もとづいて具体的に説明する。第１図はこの考案
による磁芯１の斜視図であり、中心脚２が円柱状
で、この中心脚２の左右に外側脚３及び４を形成
し、外側脚３及び４の内周面５を前記円柱状の中
心脚２と同心円状に成形するとともに、中心脚２
と外側脚３及び４は略板状の接続部６で磁気的に
接続された形状のポツト形磁芯であり、いわゆる
中心脚２から外側脚３及び４にテーパを有して磁
気的に接続された板状の接続部６を有する略断面
Ｅ形の構造となつている。
もとづいて具体的に説明する。第１図はこの考案
による磁芯１の斜視図であり、中心脚２が円柱状
で、この中心脚２の左右に外側脚３及び４を形成
し、外側脚３及び４の内周面５を前記円柱状の中
心脚２と同心円状に成形するとともに、中心脚２
と外側脚３及び４は略板状の接続部６で磁気的に
接続された形状のポツト形磁芯であり、いわゆる
中心脚２から外側脚３及び４にテーパを有して磁
気的に接続された板状の接続部６を有する略断面
Ｅ形の構造となつている。
上記磁芯１は、中央のブロツク１ｂと、該ブロ
ツク１ｂ両側のブロツク１ａ，１ｃに３分割さ
れ、各ブロツク１ａ，１ｂ，１ｃが例えばエポキ
シ系熱硬化性樹脂７を介して加熱圧着して磁芯１
を成形するものである。上記ブロツク１ａ，１
ｂ，１ｃは第３図に示すようにアモルフアス磁性
体の薄板シートを打抜いて成形したシート１a1〜
１ao、１b1〜１bo、及び１c1〜１coを熱硬化性樹
脂７を介してサンドイツチ状に積み重ね、およそ
200℃前後で加熱圧着して成形されるものである。
ツク１ｂ両側のブロツク１ａ，１ｃに３分割さ
れ、各ブロツク１ａ，１ｂ，１ｃが例えばエポキ
シ系熱硬化性樹脂７を介して加熱圧着して磁芯１
を成形するものである。上記ブロツク１ａ，１
ｂ，１ｃは第３図に示すようにアモルフアス磁性
体の薄板シートを打抜いて成形したシート１a1〜
１ao、１b1〜１bo、及び１c1〜１coを熱硬化性樹
脂７を介してサンドイツチ状に積み重ね、およそ
200℃前後で加熱圧着して成形されるものである。
上記各シート間および各ブロツク間の接着に使
用する接着剤としては熱硬化性樹脂以外に熱可塑
性樹脂又は低融点ガラス等を使用する。上記熱硬
化性樹脂としてはエポキシ樹脂、熱可塑性樹脂と
してはビニル系樹脂、低融点ガラスとしては鉛ガ
ラス等が使用される。
用する接着剤としては熱硬化性樹脂以外に熱可塑
性樹脂又は低融点ガラス等を使用する。上記熱硬
化性樹脂としてはエポキシ樹脂、熱可塑性樹脂と
してはビニル系樹脂、低融点ガラスとしては鉛ガ
ラス等が使用される。
上記アモルフアス磁性体の薄板シートは、鉄、
コバルト、ニツケルの三元系を遷移金属成分と
し、ケイ素、ホウ素、リン、炭素を半金属成分と
する合金溶湯を超急冷して非晶化することにより
薄板シート状、又はリボン状に製造したものであ
る。
コバルト、ニツケルの三元系を遷移金属成分と
し、ケイ素、ホウ素、リン、炭素を半金属成分と
する合金溶湯を超急冷して非晶化することにより
薄板シート状、又はリボン状に製造したものであ
る。
上記アモルフアス磁性体は透磁率が大きく、電
気抵抗が大であり、硬度が高く耐摩耗性が良好で
あるとともに薄形化が可能であり、切断、打抜き
等の機械加工によつて磁性がほとんど劣化するこ
とがない特性を有している。
気抵抗が大であり、硬度が高く耐摩耗性が良好で
あるとともに薄形化が可能であり、切断、打抜き
等の機械加工によつて磁性がほとんど劣化するこ
とがない特性を有している。
従つて、上述したように製造されたアモルフア
ス磁性体の薄板シートを所定の形状に打抜いて熱
硬化性樹脂を介して積層し、所定の磁芯を成形す
ることができるものである。
ス磁性体の薄板シートを所定の形状に打抜いて熱
硬化性樹脂を介して積層し、所定の磁芯を成形す
ることができるものである。
ここで、磁芯１を形成するブロツク１ａ，１
ｂ，１ｃのうち、中心脚２と外側脚３及び４を連
結する板状の接続部６は図示のようにテーパ状で
あるので、第４図に示す如くテーパ状の部分を構
成するるシート１a1，１a2…等は傾斜した端部を
有するよう打抜いた薄板シートを積層して形成す
ることが望ましい。
ｂ，１ｃのうち、中心脚２と外側脚３及び４を連
結する板状の接続部６は図示のようにテーパ状で
あるので、第４図に示す如くテーパ状の部分を構
成するるシート１a1，１a2…等は傾斜した端部を
有するよう打抜いた薄板シートを積層して形成す
ることが望ましい。
以上詳細に説明したように、この考案による磁
芯は円柱状の中心脚の左右に外側脚を設け、上記
中心脚から外側脚にテーパを有して磁気的に接続
した板状の接続部を有する形状であり、アモルフ
アス磁性体からなる薄板シートを所定の形状に打
抜き、熱硬化性樹脂を介して積層し、加熱圧着し
て成形されたものであり、透磁率が大きく、高周
波領域における損失及び発熱量も少ないので電力
用変圧器或いはDC−DCコンバータ等に好適な磁
芯である。また、従来のフエライト磁芯などと同
一特性を保持するものであれば極めて小形でコン
パクト化することが可能であり、非常に小形のコ
ンバータ等が得られる。さらに磁芯は中央のブロ
ツクと、該ブロツク両側のブロツクの３ブロツク
で形成されているのでシート状のアモルフアス磁
性体を積層して１体に形成したものに比べ製作が
容易で精度が良いなどの効果を奏する。
芯は円柱状の中心脚の左右に外側脚を設け、上記
中心脚から外側脚にテーパを有して磁気的に接続
した板状の接続部を有する形状であり、アモルフ
アス磁性体からなる薄板シートを所定の形状に打
抜き、熱硬化性樹脂を介して積層し、加熱圧着し
て成形されたものであり、透磁率が大きく、高周
波領域における損失及び発熱量も少ないので電力
用変圧器或いはDC−DCコンバータ等に好適な磁
芯である。また、従来のフエライト磁芯などと同
一特性を保持するものであれば極めて小形でコン
パクト化することが可能であり、非常に小形のコ
ンバータ等が得られる。さらに磁芯は中央のブロ
ツクと、該ブロツク両側のブロツクの３ブロツク
で形成されているのでシート状のアモルフアス磁
性体を積層して１体に形成したものに比べ製作が
容易で精度が良いなどの効果を奏する。
第１図はこの考案による磁芯の斜視図、第２図
は第１図の底面図、第３図はこの考案による磁芯
の成形前を示す説明図、第４図は第３図の要部を
示す拡大図である。 １……磁芯、２……中心脚、３，４……外側
脚、６……接続部、７……熱硬化性樹脂。
は第１図の底面図、第３図はこの考案による磁芯
の成形前を示す説明図、第４図は第３図の要部を
示す拡大図である。 １……磁芯、２……中心脚、３，４……外側
脚、６……接続部、７……熱硬化性樹脂。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 円柱状の中心脚の左右に外側脚を設け、上記
中心脚から外側脚にテーパを有して磁気的に接
続した板状の接続部を有する略断面Ｅ形の磁芯
において、該磁芯は中央のブロツクと該ブロツ
ク両側のブロツクに３分割されており、該３分
割した各ブロツクはアモルフアス磁性体の板状
のシートを所定の形状に形成し、接着剤を介し
てブロツクの各形状となるように積層し圧着す
るとともに、前記各ブロツクを接着剤を介して
互いに圧着して磁芯を構成したことを特徴とす
る高周波電力用変圧器。 (2) 接着剤が熱硬化性樹脂であることを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の高周波
電力用変圧器。 (3) 接着剤が熱可塑性樹脂であることを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の高周波
電力用変圧器。 (4) 接着剤が低融点ガラスであることを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の高周波
電力用変圧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981090119U JPS6322658Y2 (ja) | 1981-06-18 | 1981-06-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981090119U JPS6322658Y2 (ja) | 1981-06-18 | 1981-06-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57201825U JPS57201825U (ja) | 1982-12-22 |
| JPS6322658Y2 true JPS6322658Y2 (ja) | 1988-06-22 |
Family
ID=29885240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981090119U Expired JPS6322658Y2 (ja) | 1981-06-18 | 1981-06-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6322658Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3340303B2 (ja) * | 1996-02-20 | 2002-11-05 | 株式会社東芝 | 薄型ｄｃ−ｄｃコンバータ用部品 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53111427A (en) * | 1977-03-09 | 1978-09-29 | Noboru Tsuya | Transformer for switching |
| JPS5651329B2 (ja) * | 1977-10-06 | 1981-12-04 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS615779Y2 (ja) * | 1979-09-25 | 1986-02-21 |
-
1981
- 1981-06-18 JP JP1981090119U patent/JPS6322658Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53111427A (en) * | 1977-03-09 | 1978-09-29 | Noboru Tsuya | Transformer for switching |
| JPS5651329B2 (ja) * | 1977-10-06 | 1981-12-04 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57201825U (ja) | 1982-12-22 |
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