JPS63226402A

JPS63226402A - 土壌つき固め機

Info

Publication number: JPS63226402A
Application number: JP63049466A
Authority: JP
Inventors: トーマス　ジー　アーツバーガー
Original assignee: MBW Inc
Current assignee: MBW Inc
Priority date: 1987-03-03
Filing date: 1988-03-02
Publication date: 1988-09-21
Also published as: DE3805585A1; GB2201643B; FR2611769B1; DE3805585C2; GB2201643A; GB8803442D0; CA1267023A; US4732507A; FR2611769A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は一対の振動ドラムと連接構造フレームとを有す
る手押し式土壌つき固め機に関する。

従来の技術通常の手押し式加振土壌つき固め機は一対の側端板の間
に軸支された単一の振動ドラムを使用する。かかる土壌
つき固め機は溝の中で土をつき固めるのに使われること
が多いが一つしかないドラムユニットの両側に側端板が
存在するため溝壁のすぐ下の部分の土壌をうまくつき固
めることができない問題点を有する。また深い溝等では
土壌つき固め機は作業者が溝の中に入らなくてもよいよ
うに遠隔操縦されることが多い。しかし単一のドラムを
有するつき固め機を使用した場合、溝の側壁のすぐ下の
部分の土壌をつぎ固めるのは手作業によって行なうしか
なく、従って深い溝では作業者は事故の危険にさらされ
ることになる。

発明が解決しようとする問題点より最近になって、単一の中央垂直支持板を有しその両
側にドラムが片持ち支持されている構成の２ドラム式土
壌つき固め機が使用されはじめた。

かかる２ドラム式の土壌つき固め機はドラムの端から外
方へ突出する支持フレームがないため垂直な溝壁のすぐ
下の部分の土をドラムによってつき固めることができる
利点を有する。かかる従来の２ドラム式土壌つき固め機
は変形しない非連接構造フレームを使用しておりまた操
舵を後部の駆動輪を使用する他に個々のドラムを独立し
た油圧モータによって駆動することによって行なってい
る。

しかし、このような非変形フレーム構造を使用するとつ
き固め機は地面上を平坦にならすことができず、このた
め地面の高くなった部分はつき固めることができても低
くなった部分は適切に突き固めることができない問題点
を有する。

問題点を解決するための手段そこで、本発明は一対の振動ドラムと連接構造フレーム
とを有する新規な構成の改良された手押し式土壌つき固
め機を提供することにより上記問題点を解決することを
目的とする。本発明による土壌つき固め機は一対の駆動
輪を備えた後部ユニットを有し、この後部ユニットの前
方に前部フレームが連接つぎ手により結合されている。

前部フレームには振動遮断部分を介して垂直支持板を備
えたドラムフレームが結合され、一方この垂直支持板に
は水平軸が回動自在に軸支されている。垂直支持板を中
央としてその両側に延在する水平軸上にはそれぞれつき
固めドラムが取り付けられ、この中央支持板と水平軸の
みによりドラムが支持される。すなわち、ドラムの側端
より外方には外部フレームやその他の支持構造は設けら
れない。

支持板上にはドラムを駆動する油圧モータ等の動力源が
取付けられ、この動力源は駆ｇｉｎ車系を介して前記水
平軸に結合される。

さらに、ドラムフレームの上端部には振動励起ユニット
が取付けられてドラムフレーム及びドラムに振動運動を
加える。

ドラムは軸上に片持ち支持されており、また軸は中央支
持板上で担持されているため、ドラムの外端よりも外側
に位置するフレーム部材はなく、このためドラムは垂直
な壁や障害物のすぐ下の地面を邪魔されずに突き固める
ことができる。さらに、ドラムは保守点検のために容易
に取外すことができ、また異なった寸法のドラムと交換
することも容易に行なえる。このためには、軸の両端に
螺入されているナツトを外しさえすればよい。

作用前部フレームは連接つぎ手手段により後部駆動ユニット
に結合されているためドラムは後部駆動ユニット・に対
し垂直及び水平方向に枢回自在であり、このためつき固
め機は地面を平坦にならすことができ高くなった部分も
低くなった部分も一様につき固めることができる。

ドラムフレーム上には振動ユニットが設けられているが
、振動ユニットは振動″ａ断部分で隔てられた前方フレ
ーム上に設けられているため前部フレームから後部駆動
ユニットへ伝達される撮動は最小化される。

また、ドラムの他に後部駆動ユニットの車輪も駆動され
るため良好な牽引力が得られる。

実施例本発明のその他の目的及び特長は以下の詳細な説明より
明らかとなろう。

第１図〜第５図は本発明による手押し式加振土壌つき固
め機を示す。本発明による土壌つき固め機は内燃エンジ
ン３により通常通りに駆動される一対の車輪２を有する
後部駆動ユニット１を有する。

この後部駆動ユニット１には一対の離間した垂直板５を
有する前部フレーム４が結合される。前記一対の垂直板
５はそれぞれ後端部６が下方へ向って延在し、板と板の
間に第５図に示すような略矩形をした水平梁７が通され
ることにより相互に結合される。フレーム４は後部ユニ
ット１に水平梁７の壁面中に画成された整列孔中に収め
られた管９と管９の両端に固定された一対の軸受け１０
とよりなる連接つぎ千８により結合される。軸受け１０
中には軸１１が軸支され、軸１１の両端は、後部駆動ユ
ニット１に取付けられたブラケット１４上に担持されて
いる垂直軸１３に対して回動自在に取付けられた略り字
形状のブラケット１２に回動自在に結合される。連接つ
ぎ手８自体は公知のものであり、これを設けることによ
り前部フレーム４が軸１１の回りで枢回自在になると同
時に垂直軸１３の回りでも枢回自在になる。

前記一対の垂直板５の前端部は第１図に示すように水平
板１５によって結合される。

本発明のつき固め機はさらにフレーム４の一対の垂直板
５の外側に平行に離間して設けられた一対の垂直板１７
よりなるドラムフレーム１６を含む。前記一対の板１７
の前端部はそれぞれ対応する板５に板１７と板５の間に
挿入された弾性的撮動遮断部１９中を延在するボルト１
８により結合される。同様に、板１７の後端部も対応す
る板５に同様な弾性的振動遮断部２１中を延在するボル
ト２０により結合される。振動遮断部１９及び２１はド
ラムフレーム１６からフレーム４あるいは後部駆動ユニ
ット１へ撮動が伝達されるのを軽減する。

フレーム４の垂直板５の下側には一対の板１７の下端を
結んで横断フレーム２２が延在し、この横断フレーム２
２上に振動励起ユニット２３が取付けられる。振動励起
ユニット２３は油圧モータ２４によって駆動される通常
のものでよく、ドラムフレーム１６に振動を加える偏心
加ｆ機構を含んでいる。

ドラムフレーム１６にはさらに横断フレーム２２に固定
されて下方へ延在する中央垂直支持板２５が設けられる
。板２５の両側にはボルト２７により一対の室２６が板
２５中に形成された間口部２８を囲むように固定される
。

第４図に示すように、左右の空２６中ではそれぞれ水平
な駆動＠２９が各室中に設けられ軸受け３０によって軸
支される。軸２９の端はそれぞれの室２６から外方へ突
出し、この軸２９の突出部分にはキー３１によりドラム
３３のハブ３２が固定される。ドラムには略円筒形の外
殻部３４が形成され、外殻部３４は内壁３５によりハブ
３２に結合される。

第２図に示すように、軸２９の外殻部には螺条が形成さ
れており、この螺条形成部にワッシャ及びナツト３６を
係合させることによりドラム３３が軸２９上に固定され
る。

ドラム３３を駆動するため軸２９の中央部分には歯車３
７がキー溝係合により嵌入される。歯車３７には油圧モ
ータ４０の駆動軸３９上に設けられたビニオン３８が係
合する。油圧モータ４０は第２図に示すように一方の室
２６の一部に形成された開口部内に取付りられる。この
ように駆動系を構成することにより油圧モータを作動さ
せるとビニオン３８が駆動されこれに対応して駆動歯車
３７が駆動されてドラム３３が回転する。

図示した例ではつき固め機は単一のモータが、歯車系を
介して両方のドラム３３を駆動するように構成されてい
るが、各々のドラムに別の駆動モータが協働するように
構成することもできる。

ドラム３３に必要に応じて図示してはいないがスクレー
バを設けてもよい。スクレーパは中央垂直支持板２５の
下端部に結合すればよく、ドラム面に付着した土壌やそ
の他の材料をかき落す。

ドラム３３は平坦面を有するドラムであってもまたシー
ブフットローラであってもよく必要に応じて選べばよい
。

本発明ではドラム３３は中央垂直板２５によって支持さ
れているだけであるのでドラムの外側に端部フレーム部
材や支持構造物が延在することがない。そこで、ドラム
は垂直な壁や台に隣接して動かすことが可能になる。

また、本発明では後部駆動ユニットと前部フレーム４と
の間に連接つぎ手が設けられているためつき固め機は地
面の上を浮動でき高くなった部分も低くなった部分も一
様につぎ固めることが可能になる。

本発明では振動ユニットがドラムフレーム上に取付けら
れてドラムに振動を加えるが、ドラムフレーム１６は前
部フレーム４に対し振動遮断部１９及び２１を介して結
合されているため後部駆動ユニット１に伝達される撮動
は最小化される。

本発明の要旨内で様々な変形・変更が可能である。

要約すると、本発明は一対の振動ドラムと連接構造フレ
ームとを有する改良された手押し式土壌つき固め機を開
示する。本発明による土壌つき固め機は一対の駆動輪を
備えた後部ユニットを右し、この後部ユニット前方に前
部フレームが連接つぎ手により結合される。前部フレー
ムは振ｖＪ遮断部分を介して垂直支持板を備えたドラム
フレームに結合される。この垂直支持板には水平軸が軸
支され、支持板の両側に延在する水平軸上にはそれぞれ
ドラムが固定される。また、ドラムフレーム上には動力
駆動機構が担持され、歯車系を介して水平軸に結合され
ドラムを駆動する。またドラムフレーム上には振動ユニ
ットが取付けられてドラムに振動を加える。ドラムは垂
直支持板によって支持されているのみなので本発明つき
固め磯は垂直な壁のすぐ下の地面でもつき固めることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による土壌つき固め機の外観図、第２図
は第１図のつき固め機の前方部分を部分的に切除して示
す側面図、第３図は第２図中３−３線に沿う垂直高面図
、第４図はドラム駆動機構を示す部分拡大垂直断面図、
第５図は後部駆動ユニットと前部フレームとの間の連接
つぎ手を示す拡大部分垂直断面図である。１・・・後部駆動ユニツ］・、２・・・駆動輪、３・・
・内燃エンジン、４・・・前部フレーム、５．１７・・
・垂直板、６・・・垂直板後端部、７・・・水平梁、８
・・・連接つぎ手、９・・・管、１０．３０・・・軸受
け、１１・・・軸、１２゜１４・・・ブラケット、１３
・・・垂直軸、１５・・・水平板、１６・・・ドラムフ
レーム、１８，２０．２７・・・ボルト、１９．２１・
・・振動遮断部、２２・・・横断フレーム、２３・・・
振動励起ユニット、２４・・・油圧モータ、２５・・・
中央垂直支持板、２６・・・室、２８・・・開口部、２
９・・・水平軸（駆動軸）、３１・・・キー、３２・・
・ハブ、３３・・・ドラム、３４・・・ドラム外殻部、
３５・・・内壁、３６・・・ナツト、３７・・・歯車、
３８・・・ビニオン。特許出願人　エム−ビー−ダブリューインコーホレーテッド、し□ 同　　　　　弁理士　　松　　浦　　兼　　行　・（（
１，−、、ｒ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）駆動輪手段を有する後部ユニットと、第１のフレ
ーム手段と、該第１のフレーム手段を該後部ユニットに
結合する連接つぎ手手段と、該第１のフレーム手段に結
合され垂直支持板を含む第２のフレーム手段と、該垂直
支持板上に回動自在に軸支された水平軸手段と、該水平
軸手段上に該垂直支持板の両側に位置するように取付け
られた一対のドラムと、該ドラムを駆動する駆動手段と
、該第２のフレーム手段上に設けられて該ドラムに振動
を加える振動手段とよりなり、該軸手段は該垂直支持板
のみによつて支持されていることを特徴とする土壌つき
固め機。
（２）該第１のフレーム手段と該第２のフレーム手段と
を結合する振動遮断手段を更に備えたことを特徴とする
請求項１記載の土壌つき固め機。
（３）該第１のフレーム手段は一対の略平行な第１のフ
レーム部材を含み、該第２のフレーム手段は一対の略平
行な第２のフレーム部材を含み、該垂直支持板は該一対
の第２のフレーム部材の間に形成されることを特徴とす
る請求項１記載の土壌つき固め機。
（４）該第２のフレーム手段は該第１のフレーム手段の
外側方に配設されることを特徴とする請求項３記載の土
壌つき固め機。
（５）該駆動手段は該第２のフレーム手段上に支持され
ている動力源手段と、該動力源手段と該水平軸手段とを
結合する歯車手段とよりなることを特徴とする請求項１
記載の土壌つき固め機。
（６）該歯車手段は該駆動源手段に結合された第１の歯
車と、該水平軸手段上に取付けられ該第１の歯車と係合
する第２の歯車とよりなることを特徴とする請求項５記
載の土壌つき固め機。
（７）一対の駆動輪を有する駆動ユニットと、第１のフ
レームと、該第１のフレームを該駆動ユニットの端部に
該第１のフレームが該駆動ユニットに対して水平及び垂
直方向に自在に枢回できるように結合する構成の連接つ
ぎ手手段と、該第１のフレームに結合され中央開口部を
有する略垂直な支持板を含む第２のフレームと、該開口
部中を延在し該支持板に対して回動自在に軸支された水
平軸手段と、該支持板の両側で該水平軸手段上に固定さ
れたドラムと、該支持板上に設けられ該水平軸手段に動
作的に結合されて該ドラムを回動させる駆動手段と、該
第２のフレーム上に取付けられて該ドラムに振動を加え
る振動手段とよりなることを特徴とする土壌つき固め機
。
（８）該支持板の両側に、支持板中に画成された開口部
を囲むように形成された一対の室を有し、該室中に軸受
手段が設けられて該水平軸手段を回動自在に軸支するこ
とを特徴とする請求項７記載の土壌つき固め機。
（９）該第１のフレームと該第２のフレームを結合する
振動減衰手段をさらに含むことを特徴とする請求項７記
載の土壌つき固め機。
（１０）該第１のフレームは一対の略平行な第１の板を
含み、該第２のフレームは該第１の板に対して平行に配
設された一対の略平行な第２の板を含み、該第２のフレ
ームはさらに該一対の第２の板を相互に結合する横断部
材を含み、該振動手段は該横断部材上に支持されている
ことを特徴とする請求項７記載の土壌つき固め機。
（１１）該第２の板は該第２の板の側外方に設けられて
おり、該横断部材は該第１の板の下方を延在し、該振動
手段は該第１の板の間に設けられていることを特徴とす
る請求項１０記載の土壌つき固め機。