JPS6322592A - アルキルヒドロキシアルキル−オルトリン酸エステル - Google Patents

アルキルヒドロキシアルキル−オルトリン酸エステル

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JPS6322592A
JPS6322592A JP62164135A JP16413587A JPS6322592A JP S6322592 A JPS6322592 A JP S6322592A JP 62164135 A JP62164135 A JP 62164135A JP 16413587 A JP16413587 A JP 16413587A JP S6322592 A JPS6322592 A JP S6322592A
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moles
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ウルリツヒ・ツアイトレル
アルフレート・メフエルト
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Henkel AG and Co KGaA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規アルキルヒドロキシアルキルオルトリン酸
エステル混合物及びその製造方法に関する。
(従来の技術及びその問題点) o−IJン酸部分エステルを、脂肪アルコールを五酸化
リンと反応させて製造すること並びにこれらのエステル
及びその水溶性塩を表面活性剤として、特に化粧料用乳
化剤として使用することはずっと前から知られている。
また、例えば米国特許第3487180号明細書により
リン酸を長鎖α−エポキシドと反応させてリン酸−2−
ヒドロキシアルキルエステルを製造することも知られて
いる。
これらのエステル、特に部分エステルの水溶性塩を化粧
用乳剤及び工業乳剤のだめの乳化剤として使用すること
は従来から知られていることであるが、今や驚くべきこ
とに本発明者は、微分散度がよシ高く且つよシ安定な乳
剤をアルキルヒドロキシアルキルリン酸エステル混合物
を用いて製造しうることを見い出した。
(問題点を解決するための手段) 従って、本発明は実質的に次式(I) R’ −0−P−0−CH2−CH(OH)R”   
 (I)占R6 〔式中R1及びR2は炭素原子数6ないし22のアルキ
ル基;R3は水素原子 R1と同様と基又は−CH2−
CH(OH)−R基を表わす。〕で示される化合物から
成ることを特徴とする新規アルキルヒドロキシアルキル
オルトリン酸エステル混合物に関する。特に良好な乳化
特性は式(I)中のR1及びR2が炭素原子数10ない
し18の直鎖アルキル基であるアルキルヒドロキシアル
キルオルトリン酸エステル混合物によシ示される。
本発明の新規アルキルヒドロキシアルキルオルトリン酸
エステル混合物は非常に簡単な方法により製造できる。
本発明の更に一つの対象であるこの方法は五酸化リン1
モルを式R−OHで示される第1脂肪アルコール3モル
・と反応させるか又はXがOないし1の値を意味するこ
とができるとして上記脂肪アルコール3−xモル及び水
Xモルと反応させ、その際に形成されたオルトリン酸部
分エステル混合物を0.5ないし8モルの、好ましくは
0.5ないし2モルの式なるエポキシドと反応させるこ
とに特徴がある。
上記の式中 R1及びR2は式(I)に対して記載した
意味を有する。
五酸化リンと上記脂肪アルコールとの反応は、次の反応
式 に従って進行し、脂肪アルコールのリン酸モノエステル
とジエステルの混合物が生じる。p20s1モルあたシ
使用する脂肪アルコールが3モルよりも少ない場合、使
用するモル比に応じてピロリン酸又はポIJ IJン酸
の脂肪アルコールエステルが生じる。この場合、なお存
在するp−o−p結合を開裂させるため水を加えなけれ
ばならない。しかし、本発明によるエステル混合物を主
生成物として得なければならない場合は、P2O51モ
ルあたり脂肪アルコール2モル以上を使用すべきである
。次いでこのようにして得られた脂肪アルコールのオル
トリン酸モノエステル及びジエステルの混合物を0.5
ないし3モルのαO される直鎖状1−エポキシアルカンと反応させる。この
反応においてα−エポキシドは一部オリゴマー化される
ので、エステル混合物中に−CH2−CH(OH)R2
の代わりに−(CH2CHR20)xH基−この式にお
いて又はエポキシドのオリゴマー化の程度を表わす−を
有するリン酸エステルも副生成物として含まれている。
この方法において、(P2051モルあたシ)エポキシ
ドを3モル用いた場合でさえもP−OH基がいくぶん残
存し、このことはリン酸エステル混合物の酸価で明らか
になる。
従って五酸化リン1モルを直鎖状第1脂肪アルコール8
モルと反応させ、その除虫じるリン酸部分エステル混合
物をエポキシド0.5ないし2モルと反・応させるのが
好ましい。
脂肪アルコールとP2O5の反応は、発熱を伴うので冷
却して反応温度を70ないし100℃の範囲に保つべき
である。α−エポキシドとリン酸−脂肪アルコール部分
エステルの反応もまた発熱を伴うので淡色の反応生成物
を得るだめには冷却して反応温度を70ないし120℃
の範囲に保つべきである。
本発明によるアルキルヒドロキシアルキルオルトリン酸
エステル混合物は、いくぶん高い酸価に特徴がある。こ
の酸価は R3が水素原子である式(I)の化合物の含
有量による。上記エステル混合物は水酸化アルカリ又は
アミンのような塩基で中和すると表面活性剤として、特
に工業及び化粧料用の乳化剤として使用するのに適する
。この中和されたエステル混合物は、特に化粧料用の油
及び脂肪を安定な細かく分散された水中油型乳剤となす
のに適する。
このような化粧料用油及び脂肪成分には、例えば不飽和
トリグリセリド油型の天然油、例えばオリーブ油、ひま
わり油又はアーモンド油:炭化水素油、例えばパラフィ
ン油;液体脂肪酸エステル、例えばヘキシルラウラート
、テシルオレアート、インオクチルステアラード、イソ
プロピルミリスタート及びオレイルオレアート;合成ト
リグリセリド、例えばカプリル酸−及びカプリン酸トリ
グリセリド;脂肪アルコール、例エバ、オレイルアルコ
ール;合成枝分れアルコール、例えば2−オクチルドデ
カノール、2−へキシルデカノール及びインステアリル
アルコール;及び化粧料用油及び脂肪成分として知られ
ている他の多くの天然又は合成の油及び脂肪がある。
本発明によるアルキルヒドロキシアルキルオルトリン酸
エステル混合物はこの混合物単独で使用するよシむしろ
他の既知の乳化剤及びコンシスチンシー調整剤と共に使
用するのが好ましい。アルキルヒドロキシアルキルオル
トリン酸エステル混合物と共に使用できる既知化合物に
は、例えば脂肪酸部分グリセリド、すなわち、炭素原子
数16ないし22の脂肪酸のグリセロールモノエステル
及びジエステルの混合物及びセチル−ステアリルアルコ
ール−混合物がある。
アルキルヒドロキシアルキルオルトリン酸エステル混合
物を乳化剤として使用するためには、R3が水素原子で
ある式(I)の化合物を、アルカリ塩又はアンモニウム
塩に、又は炭素原子数が1ないし12の他の脂肪族又は
脂環式第一、第二又は第三アミン又はアルカノールアミ
ンの塩に、例えばアルカノール基中の炭素原子数が2な
いし4であるモノ−、ジー又はトリアルカノールアンモ
ニウム塩に又は、アルキル基中の炭素原子数が1ないし
4であるモノ−、ジー又はトリアルキルアンモニウム塩
に、又はモルホリニウム塩に変えなければならない。上
述のことハ、側光ばアルキルヒドロキシアルキルリン酸
エステル混合物の酸価を基準として化学量論量の塩基を
添加して塩を形成させ、このようにして生じた塩を乳化
剤として使用することにより行うことができる。しかし
酸性アルキルヒドロキシアルキルリン酸エステル混合物
を油相に加え塩基を乳剤の水相に加えてもよく、その結
果、乳化剤として作用する塩が乳化の間に初めて形成さ
れる。
本発明によるアルキルヒドロキシアルキルリン酸エステ
ル混合物を、乳剤全体を基準として0.1ないし10重
量%の量で使用するのが好ましいり特にこの混合物を0
.5ないし5重量%の量で(乳剤を基準として)工ない
し25重量%の慣用の共乳化剤、例えば脂肪酸部分グリ
セリド又ハセチルーステアリルアルコールと共に使用す
るのが好ましい。
このようにして得られた水中油型乳剤は安定で細かく分
散され、しかも特になめらかで光沢があるため、とりわ
け外観上人を引き付ける。
従って、これら乳剤は、化粧用のスキンケア成分として
使用するのにきわめて適している。
(実施例) 以下の実施例によシ本発明の詳細な説明する。
実施例 1、製造例 一般的手順 炭素原子数12ないし14の脂肪アルコール混合物(水
酸基価290 ) 8モルを20℃で反応器に入れ、次
いで五酸化リン1モルを攪拌しなから徐々に加えた。反
応温度が反応熱の影響で80℃まで上昇した後は、さら
にP2O5ノを加える間冷却してこの温度を維持し、そ
の後さらに2時間維持した。この時間の後、20℃で半
固体の、脂肪アルコールのリン酸モノエステル及びジエ
ステルの混合物からなるエステル化生成物が形成されて
おり、その酸価は225であった。
このエステル化生成物に直鎖状α−エポキシアルカンn
モルを50℃において滴加した。再び発熱反応が始まっ
た。温度は冷却して90℃に保った。滴加終了後、混合
物を90℃でなお2時間攪拌した。この時間の後、反応
混合物中のエポキシド酸素の含有量はOに低下していた
次表に示した特有値を有するワックス様ないし固体の無
色ないし淡黄色の生成物が得られた。
1.1ないし1.6による乳化剤を酸価に相当すル量の
N、N−ジメチルエタノールアミン(DMEA)を添加
することによってN、N−ジメチルエタノールアンモニ
ウム塩に変えた。このようにして得られたDMEA塩を
表■によるテスト乳剤に乳化剤として入れた。乳剤は、
常法にょシ乳化剤と脂肪成分を約70℃の温度において
化合させ、激しく攪拌し力から75℃に加熱した水相を
加え、乳剤が形成された後2o℃に冷却することによシ
製造された。乳剤を50日間−6°、+23℃及び+4
0℃で貯蔵した。この時間の後、乳剤の微細分散度及び
安定性について明白な変化は認められなかった。
乳剤の成分を表■に示す。
表■ 次の商品名を表■に載せた成分に使用した。
クーy−t (Cutina)(R)MD :パルミチ
ン酸及びステアリン酸のモノ−及びジグリセ リド混合物(CTFA名:グリセ コール(CTFA名:セテアリル アルコール) エウタノール(EutanOl)(R)G02−オクチ
ルトデカノールセチオール(Cetiol) Vニオレ
イン酸テシルエステルン酸トリグリセリ ド(CTFA 名工カプリリックー/カプ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、実質的に、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中R^1及びR^2は炭素原子数6ないし22のア
    ルキル基;R^3は水素原子、R^1と同様の基又は−
    CH_2−CH(OH)−R^2基を表わす。〕で示さ
    れる化合物より成ることを特徴とするアルキルヒドロキ
    シアルキル−オルトリン酸エステル混合物。 2、実質的に、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中R^1及びR^2は炭素原子数6ないし22のア
    ルキル基;R^3は水素原子、R^1と同様の基又は−
    CH_2−CH(OH)−R^2基を表わす。〕で示さ
    れる化合物より成るアルキルヒドロキシアルキル−オル
    トリン酸エステル混合物を製造するにあたり、五酸化リ
    ン1モルを式 R_1−OHで示される脂肪アルコール3モルと反応さ
    せるか又はxが0ないし1の値を意味することができる
    として脂肪アルコール3−xモル及び水xモルと反応さ
    せ、その際に形成されたオルトリン酸部分エステル混合
    物を式▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるエポキシド0.5ないし3モルと反応させる
    ことを特徴とする、上記アルキルヒドロキシアルキル−
    オルトリン酸エステル混合物の製造方法。 3、五酸化リン1モルと直鎖状第1脂肪アルコール3モ
    ルとを反応させ、その際に形成されたリン酸部分エステ
    ル混合物をエポキシド 0.5ないし2モルと反応させる、特許請求の範囲第2
    項に記載の製造方法。 4、一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中R^1及びR^2は炭素原子数6ないし22のア
    ルキル基;R^3は水素原子を表わす。〕で示される化
    合物の、アルカリ塩又はアンモニウム塩又は炭素原子数
    1ないし12の他の脂肪族−又は脂環式第一、第二又は
    第三アミン又はアルカノールアミンとの塩より成る乳化
    剤。
JP62164135A 1986-07-04 1987-07-02 アルキルヒドロキシアルキル−オルトリン酸エステル Pending JPS6322592A (ja)

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