JPS63225222A

JPS63225222A - 液晶素子の製造方法

Info

Publication number: JPS63225222A
Application number: JP62060444A
Authority: JP
Inventors: Toshio Miura; 寿夫三浦; Shozo Takamura; 高村　章三; Eiji Imaizumi; 今泉　英次; Yuzo Hayashi; 祐三林
Original assignee: Alps Electric Co Ltd
Current assignee: Alps Alpine Co Ltd
Priority date: 1987-03-16
Filing date: 1987-03-16
Publication date: 1988-09-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」本発明は、マスク層を何する液晶素子の製造方法、特に
２枚の基板の位置を合わせろ方法に関するものである。

「従来の技術Ｊ第２図は、従来の方法によって製造された液晶素子を示
すもので、図中符号【は表示基板、符号６は対向基板で
ある。表示基板１には、画素電極２・・・、カラーフィ
ルタ層３Ｒ・・・、３Ｇ・・・、３Ｂ・・・、配向膜５
および表示コントラストを高めるためのブラックストラ
イプ４が設けられている。また、対向基板６には、透明
電極７、配向膜８が設けられている。これら表示基板ｌ
と対向基板６は、対向するように配置されており、周辺
部分がノール材９で封止されている。

従来の製造方法では、表示基板１および対向基板６のそ
れぞれの周辺部に位置合わせマーク１１・・、６１・・
・を設けておき、　この位置合わせマーク１１・・。

６１・・・を目印に、対向配置された表示基板１、対向
基板６の位置合わせを行っていた。

「発明か解決しようとする問題点」このような従来の製造方法では、位置合わけマーク１１
・・・、６１・・・を設ける位置が不正確であると、表
示基板Ｉと対向基板６を正しく位置合わせできない。こ
のため、従来の製造方法では液晶素子の駆動に直接は必
要でない位置合わせマーク１１・・・、６１・・・によ
って、完成品の歩留りの低下を招いている問題があった
。

「問題点を解決するための手段」本発明の液晶素子の製造方法では、マスク層を利用して
２枚の基板の位置合わせを行うことにより、上記問題点
の解決を図った。

マスク層は、不要な光の透過等を防止して液晶素子の表
示コントラストを高めることを目的に設けられる乙ので
、ここではマトリクス電極構成の液晶素子に設けられる
ブラックストライプを含む。

このマスク層は、液晶素子の表示パターンを形成する部
分を除くように設けられており、マスク層の空白部分は
、表示パターンを形成する部分にほぼ対応してい・る。

ここで、「表示パターンを形成する部分」とは、任意の
パターンを表示するマトリクスＭ枠構成の液晶素子など
にあっては各画素の部分を示し、セグメント極構成や固
定パターン電極構成の液晶素子などにあっては所定のパ
ターンを表示する部分を示す。

本発明の製造方法によって、カラーフィルタ層の設けら
れた液晶素子、例えば任意のパターンをカラー表示する
ようなカラー液晶素子を製造する場合には、画素の部分
にカラーフィルタ層が配置されているので、一方の基板
にマスク層（ブラックストライプ）を設け、他方の基板
にカラーフィルタ層を設けたうえで、一方の基板に形成
されたマスク層の空白部分に他方の基板のカラーフィル
タ層を位置させることにより両法板を位置合イっ仕でき
る。

この製造方法によれば、カラーフィルタ層がマスク層の
空白部分に正確に位置していないと、マスク層とカラー
フィルタ層との重なり合う部分が必ず生じるので、両者
の重なりの有無を観察することによって、両法板の位置
合わせの適否を判断できる。

特にマスク層がブラックストライプである場合には、ブ
ラックストライプの空白部分にカラーフィルタ層が正確
に位置していないとモアレ縞様の模様が生じ、正確に位
置したときにはモアレ縞様の模様が消失するので、この
模様の有無を観察することにより両法板の位置合わせの
適否を容易に判断できる。

上記以外の液晶素子、例えば、任意のパターンを単色表
示する液晶素子や１種あるいは複数の所定パターンのみ
を表示する液晶素子にあっても、本発明の製造方法を適
用できる。すなわち、表示パターンを形成する部分には
対応して、画素電極、セグメント電極、走査電極あるい
は信号電極などと称される表示パターンを形成するため
の電極（以下、表示電極と略称する）が必ず設けられる
ので、このような液晶素子を製造する際には、一方の基
板にマスク層を形成し、他方の基板に表示ミスク層の空
白部分に他方の基板に形成された表示電極を位置させる
ことにより両法板を位置合わけできる。

この製造方法にあっても、表示電極がマスク層の空白部
分に正確に位置していないと、マスク層と表示電極との
重なり合う部分か必ず生じるので、両者の重なりの有無
を観察することによって、両法板の位置合わせの適否を
判断できる。

このように、本発明の液晶素子の製造方法では、マスク
層を利用して２枚の基板を位置合わせするので、位置合
わせマークを基板に設ける必要がない。

「実施例」第１図は、本発明の製造方法の一実施例によって製造さ
れた液晶素子を示すものである。なお、従来の製造方法
によって製造された第２図に示す液晶素子と同一構成部
分には、同一符号を付して説明を簡略化する。

第１図に示す液晶素子にあっては、対向基板６ライブ１
４が設けられている。また、表示基板Ｉには画素電極２
・・・に重ねてカラーフィルタ層３Ｒ・・・。

３Ｇ・・・、３Ｂ・・・か設けられている。前記ブラッ
クストライプ１４は、この液晶素子の表示パターンを形
成する部分（画素の部分）を除いて設けられており、該
ブラックストライプ１４の空白部分２４・・・の幅は、
自ずと表示パターンを形成する画素電極２・・・および
カラーフィルタ層３Ｒ・・・、３Ｇ・・、３Ｂ・・・の
幅とほぼ同寸法に設定されている。

このような液晶素子を製造する際には、まず対向基板６
にブラックストライプ１４を設け、表示基板１にカラー
フィルタ層３Ｒ・・・、３Ｇ・・・、３Ｂ・・・を設け
る。

ついで、これら対向基板６と表示基板１とを対向させた
後、対向基板６に設けられたブラックストライプ１４の
空白部分２４・・に、表示基板ｌに設けられたカラーフ
ィルタ層３Ｒ・・・、３Ｇ・・・、３Ｂ・・・を位置さ
けるようにして、対向基板６と表示基板１の位置合わせ
を行う。

この製造方法によれば、カラーフィルタ層３Ｒ・・・。

３Ｇ・・、３Ｂ・・・か、ブラックストライプ１４の空
白部分２４・・・に正確に位置こていない場合にはモア
レ縞様の模様か生じ、正確に位置したときこの模様が消
失するので、モアレ縞様の模様を観察することにより、
表示基板１と対向基板６の位置合わせか適正であるか不
適正であるか容易に判断できる。従−）で、この製造方
法によれば液晶素子の基板を極めて正確に位置合わせで
きる。

「発明の効果」以上説明したように、本発明の液晶素子の製造方法では
、表示コンストラストを向上するために設けるマスク層
を利用して２枚の基板の位置合わせを行うので、基板に
位置合わせマークを設ける必要がなく、位置合わけマー
ク形成時の位置不良による歩留りの低下を防止できる。

従って、本発明の製造方法によれば、液晶素子の完成品
の歩留りを向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の液晶素子の製造方法の一実施例により
製造された液晶素子を示す断面図、第２図は従来の製造
方法で製造された液晶素子を示す断面図である。ｌ・・・表示基板、２・・・画素電極、３Ｒ，３Ｇ、３
Ｂ・・・カラーフィルタ層、６・・・対向電極、１４・
・・ブラックストライプ、２４・・・空白部分。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）マスク層を利用して２枚の基板の位置合わせを行
うことを特徴とする液晶素子の製造方法。
（２）一方の基板にマスク層を設け、他方の基板にカラ
ーフィルタ層を設けたうえで、一方の基板に設けられた
マスク層の空白部分に他方の基板に設けられたカラーフ
ィルタ層が位置するようにして位置合わせすることを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載の液晶素子の製造方
法。
（３）一方の基板にマスク層を設け、他方の基板に表示
パターンを形成する電極を設けたうえで、一方の基板に
設けられたマスク層の空白部分に他方の基板に設けられ
た電極が位置するようにして位置合わせすることを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の液晶素子の製造方法
。