JPS6322489B2 - - Google Patents

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JPS6322489B2
JPS6322489B2 JP14025380A JP14025380A JPS6322489B2 JP S6322489 B2 JPS6322489 B2 JP S6322489B2 JP 14025380 A JP14025380 A JP 14025380A JP 14025380 A JP14025380 A JP 14025380A JP S6322489 B2 JPS6322489 B2 JP S6322489B2
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Japan
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frequency
circuit
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JP14025380A
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JPS5772416A (en
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Matsuhiro Oono
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Furuno Electric Co Ltd
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Furuno Electric Co Ltd
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Publication of JPS6322489B2 publication Critical patent/JPS6322489B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J5/00Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner
    • H03J5/02Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with variable tuning element having a number of predetermined settings and adjustable to a desired one of these settings
    • H03J5/0245Discontinuous tuning using an electrical variable impedance element, e.g. a voltage variable reactive diode, in which no corresponding analogue value either exists or is preset, i.e. the tuning information is only available in a digital form
    • H03J5/0272Discontinuous tuning using an electrical variable impedance element, e.g. a voltage variable reactive diode, in which no corresponding analogue value either exists or is preset, i.e. the tuning information is only available in a digital form the digital values being used to preset a counter or a frequency divider in a phase locked loop, e.g. frequency synthesizer
    • H03J5/0281Discontinuous tuning using an electrical variable impedance element, e.g. a voltage variable reactive diode, in which no corresponding analogue value either exists or is preset, i.e. the tuning information is only available in a digital form the digital values being used to preset a counter or a frequency divider in a phase locked loop, e.g. frequency synthesizer the digital values being held in an auxiliary non erasable memory

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、受信周波数の選択操作の簡素化、
受信周波数の設定精度などを改善した業務通信用
受信機に関する。
〔従来の技術〕
船舶等で使用される業務通信用受信機では、安
全航行などの要請から、感度、安定性などの基本
的な機能の他に操作性に優れ、とりわけ、受信周
波数を設定する操作は、業務の性格上迅速かつ円
滑に行えることが要求されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、従来の業務通信用受信機では、同調
操作は、周波数調定つまみの回動により行われ、
しかも周波数バンドの切換え操作を伴うことか
ら、迅速性に欠ける上、最適同調状態を得るため
に相当の技術を必要としていた。しかも、周波数
設定が機械的ダイヤル機構で行われるため、永年
の使用で機械的接触部に摩耗が生じることから、
安定性に欠ける上、一定の精度を長期に亘り維持
することが困難であり、信頼性が低いなどの欠点
があつた。
そこで、この発明は、受信周波数の選択操作を
簡素化して操作性を向上するとともに、高精度で
しかも信頼性の高い受信周波数の設定を実現した
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の業務通信用受信機は、第1図ないし
第3図に示すように、受信周波数を表すチヤンネ
ル番号または周波数値を入力する第1の接点(4
61、462、463……)とともに、第1の接
点による入力操作に連続して操作されて入力終了
を指定する第2の接点46Eを含み、チヤンネル
番号または周波数値を表示しているとき、第2の
接点の操作によつてチヤンネル番号及び周波数値
の相互の表示変更を指定するキースイツチ46
と、このキースイツチ46からの入力がチヤンネ
ル番号か周波数かを指定する入力指定スイツチ
(フアンクシヨンスイツチ42の接点42B、4
2C)と、設定された受信周波数を変更する周波
数変更スイツチ52と、キースイツチ46による
受信チヤンネル番号又は周波数値の選択に応じて
周波数設定コードを出力するとともに、第2の接
点46Eによる指定入力によつて、受信チヤンネ
ル番号と周波数値との相互の変更を行う周波数設
定回路54と、この周波数設定回路54によつて
設定される周波数設定コードに対応した周波数情
報を記憶するとともに、受信周波数に対応した復
調モード情報又はバンド情報を記憶する記憶装置
74と、周波数変更スイツチ52の操作に応じて
一定の時間間隔で段階的に周波数変更出力を発生
して記憶装置74から読み出された周波数情報を
変更する周波数変更制御回路88と、特定の周波
数を発振する基準発振器124、この基準発振器
124の発振周波数から第1および第2の基準周
波数を形成する分周手段(プログラマブルデイバ
イダ128、130および分周器136、14
0)、この分周手段で得られた第1の基準周波数
と記憶装置74から読み出された周波数情報又は
周波数変更制御回路88で変更された周波数情報
に基づいて第1の発振周波数を出力する第1の位
相同期ループ(第1発振部118、カウンタ制御
部116のプログラマブルデイバイダ148、プ
リスケーラ152及びアンプ154)とともに、
第2の基準周波数と記憶装置74から読み出され
た周波数情報又は周波数変更制御回路88で変更
された周波数情報に基づいて第2の発振周波数を
出力する第2の位相同期ループ(第2発振部12
0、カウンタ制御部116のプログラマブルデイ
バイダ150、プリスケーラ156およびミクサ
回路158)を備え、第1および第2の位相同期
ループで得られた発振周波数を混合して受信周波
数に対応する局部発振周波数を出力する局部発振
回路(周波数シンセサイザ局部発振回路86)
と、この局部発振回路と高周波信号とを混合して
受信信号を中間周波数信号に変換する周波数変換
手段(周波数混合回路28)と、この周波数変換
手段の前段側に設けられてバンド情報に応じて任
意に選択されるフイルタ(第1のフイルタ回路
6、第2のフイルタ回路8及び第3のフイルタ回
路26)と、周波数変換手段の後段側に設置され
て前記復調モード情報によつて復調モードが選択
される復調手段(AM検波回路34A、SSB検波
回路34B等)と、周波数設定回路からの周波数
値または受信チヤンネル番号を表す周波数設定コ
ードに基づいて記憶装置から読み出された周波数
値または受信チヤンネル番号を表す表示出力を発
生する表示回路108と、この表示回路108が
発生した表示出力に基づいて周波数値または受信
チヤンネル番号を視覚的に表示する表示装置50
とを備えたものである。
〔作用〕
このように構成すると、入力指定スイツチ(フ
アンクシヨンスイツチ42の接点42B、42
C)の操作によつてチヤンネル番号入力か周波数
値入力かを指定した後、キースイツチ46の第1
の接点461、462、463……の入力操作と
ともに、その入力操作後、入力終了を第2の接点
46Eの操作によつて指定することによつて、受
信周波数を表すチヤンネル番号または周波数値の
何れかが入力される。
周波数設定回路54は、このようなキースイツ
チ46の操作による受信チヤンネル番号又は周波
数の選択に応じて周波数設定コードを出力し、そ
れを記憶装置74に読出し入力として加え、ま
た、第2の接点46Eによる指定入力によつて、
受信チヤンネル番号と周波数値との相互の変更を
行う。記憶装置74は、周波数設定コードに対応
した周波数情報を記憶するとともに、受信周波数
に対応した復調モード情報またはバンド情報を記
憶するので、この周波数設定コードが指定される
と、この記憶装置74から周波数情報とともに、
バンド情報が読み出される。
また、周波数変更制御回路88は、周波数変更
スイツチ52の操作に応じて一定の時間間隔で段
階的に周波数変更出力を発生するので、記憶装置
74から読み出された周波数情報が周波数変更制
御回路88の出力によつて変更される。
そして、局部発振回路(周波数シンセサイザ局
部発振回路86)は、内部に含む基準発振器12
4の発振周波数から分周手段によつて第1および
第2の基準周波数を形成し、第1の基準周波数と
記憶装置74から読み出された周波数情報または
周波数変更制御回路88で変更された周波数情報
に基づいて第1の発振周波数を発振するととも
に、第2の基準周波数と記憶装置74から読み出
された周波数情報または周波数変更制御回路88
で変更された周波数情報に基づいて第2の発振周
波数を発振し、第1および第2の発振周波数を混
合して受信周波数に対応する局部発振周波数を発
生する。
この局部発振周波数は周波数変換手段(周波数
混合回路28)に加えられ、受信された高周波信
号は局部発振周波数との混合で中間周波数信号に
変換される。
このとき、この周波数変換手段の前段側に設け
られたフイルタ(第1のフイルタ回路6、第2の
フイルタ回路8及び第3のフイルタ回路26)
は、記憶装置74から読み出されたバンド情報に
応じて受信周波数のバンドに対応した任意のもの
が選択され、また、周波数変換手段の後段側に設
置された復調手段(AM検波回路34A、SSB検
波回路34B等)は、記憶装置74から読み出さ
れた復調モード情報によつて復調モードが選択さ
れる。
したがつて、この業務通信用受信機では、簡素
化された周波数の選択操作で業務通信の必要に応
じることができ、相手局などの周波数に同調を取
ることができるのである。
〔実施例〕
以下、この発明を図面に示した実施例に基づき
詳細に説明する。
第1図は、この発明の業務通信用受信機の実施
例を示す。この受信機には全受信範囲280kHz〜
28MHzに対応するメインアンテナ2に対して27M
Hzバンド受信用のサブアンテナ4が設けられてい
る。これらアンテナ2、4からの高周波信号は第
1及び第2のフイルタ回路6、8を介して高周波
増幅回路10に入力される。第1のフイルタ回路
6にはリレー接点12A、12Bで切換えられる
ラジオビーコン受信用の帯域フイルタ14、中波
放送バンド受信用の減衰器16、高周波バンド受
信用の高域フイルタ18および27MHzバンド受信
用の帯域フイルタ20が設けられている。そし
て、リレー接点12A、12Bの開閉は所定のバ
ンド情報に基づいて受信周波数制御装置22で制
御される。また、第2のフイルタ回路8には前記
受信周波数制御装置22の制御出力で選択される
減衰器24及び複数の帯域フイルタ241、24
2、……24Nが各周波数バンドに対応して設け
られている。
そして、高周波増幅回路10の出力は第3のフ
イルタ回路26を介して周波数変換手段としての
周波数混合回路28に入力される。第3のフイル
タ回路26には第2のフイルタ回路8と同様に減
衰器30及び複数の帯域フイルタ301、30
2、……30Nが設けられており、これらは受信
周波数制御装置22の制御出力で選択される。こ
の実施例の場合、周波数混合回路28には二重平
衡変調回路(DBM)が使用され、受信周波数制
御装置22から局部発振周波数(Fo+i)入力
が与えられている。従つて、この周波数混合回路
28において、高周波信号は中間周波信号(i)
に変換され、中間周波信号は中間周波増幅回路3
2で増幅された後、AM検波回路34Aまたは
SSB検波回路34Bに入力されて復調される。
SSB検波回路34Bには受信周波数制御装置22
から復調用搬送波入力が与えられている。そし
て、復調出力はゲイン調整用可変抵抗36を介し
て低周波増幅回路38に入力され、この増幅出力
でスピーカ40が駆動される。
また、受信周波数制御装置22にはフアンクシ
ヨンスイツチ42、エミツシヨンスイツチ44、
キースイツチ46及び周波数変更スイツチ52が
設けられている。フアンクシヨンスイツチ42は
2182kHzの周波数設定、チヤンネル指定によるス
ポツト周波数設定又はマニアル周波数設定の選択
用である。エミツシヨンスイツチ44はCW、
SSBおよびAMの受信モード選択用である。キー
スイツチ46はテンキーを成してチヤンネル番号
の入力またはマニアル周波数の表わす数値の入力
のために設けられている。これら入力は表示装置
50に6桁で表示され、チヤンネル番号表示の場
合、前1桁を空白にして「CH」の文字とともに
チヤンネル番号が表示され、また周波数表示の場
合末桁を100Hzとして表示される。そして、マニ
アル周波数設定の場合、設定周波数の上昇又は下
降は周波数変更スイツチ52の操作によつて行わ
れる。
次に、第2図は、受信周波数制御装置22の具
体的構成を示す。キースイチツチ46は、チヤン
ネル番号又は周波数値などの入力を行う第1の接
点46C、461、462……460、46Pと
ともに、その入力終了を指定するために操作し、
又は、チヤンネル番号と周波数値の表示が行われ
ている場合、その表示を変更するための変更指定
を行う第2の接点46Eを備え、チヤンネル番号
又は周波数値及び入力終了指定、又は、表示変更
のための周波数設定コードを表わす周波数設定信
号を発生する。そして、周波数設定回路54に
は、ゲート回路56、波形整形回路58、コード
変換回路60、シフトレジスタ62、一時記憶回
路(RAM)64、バスドライブ回路66、コー
ド変換回路68及びフアンクシヨン選択回路70
が設けられている。フアンクシヨン選択回路70
はアドレスバス72を介して記憶装置(ROM)
74に接続されている。
記憶装置74は、記憶素子76、78を含んで
おり、一方の記憶素子76にはチヤンネル番号に
対応したスポツト周波数情報とともにエミツシヨ
ン情報が記憶され、他方の記憶素子78には周波
数バンド情報が記憶されている。これら記憶素子
76、78において、周波数情報は周波数バス8
0、周波数バンド情報はバンドバス82、またエ
ミツシヨン情報はエミツシヨンバス84に出力さ
れ、周波数情報及び周波数バンド情報は周波数シ
ンセサイザ局部発振回路86に入力されている。
なお、エミツシヨン情報はCW、AMまたはSSB
の復調モードの切換に使用され、バンド情報はフ
イルタ回路6、8、26の選択制御入力として利
用される。
また、周波数変更スイツチ52は早送り接点5
20、上昇接点52U及び下降接点52Dを有
し、これら接点520、52U、52Dから発生
する周波数変更命令信号は周波数変更制御回路8
8に入力されている。この周波数変更制御回路8
8はゲート回路90、アツプ・ダウン判別回路9
2、クロツク信号発生回路94、波形整形回路9
6、アツプ・ダウンカウンタ98及びバスドライ
ブ回路100から構成されている。例えば、キー
スイツチ46でマニアル周波数が設定されている
場合、キースイツチ46の操作をそのままの状態
に置き、一定の時間間隔で前記周波数設定回路5
4の出力が修正される。この実施例の場合、アツ
プ・ダウンカウンタ98には、周波数バス80の
周波数設定信号を保持するラツチ回路が含まれて
いる。
また、フアンクシヨンスイツチ42には、
2182kHz設定用接点42A、スポツト周波数設定
用接点42B及びマニアル周波数設定用接点42
Cが設けられ、エミツシヨンスイツチ44には
CW設定用接点44A、SSB設定用接点44B及
びAM設定用接点44Cが設けられ、各接点42
A……44Cには操作中を表示するランプ101
が並設されている。各接点42A……44Cの操
作で発生する信号は、ホトカプラ102を介して
キー入力回路104に入力され、キー入力回路1
04にはランプ点灯出力、SLフアンクシヨン出力
SFおよびエミツシヨン出力SEが発生する。ランプ
点灯出力SLはランプドライブ回路106に入力さ
れ、フアンクシヨン出力SFは表示装置50の表示
回路108に入力される。また、エミツシヨン出
力SEはエミツシヨンバス84に出力されている。
表示回路108にはチヤンネル表示用ドライブ
回路110と、表示装置50のセグメントドライ
ブ回路112とが含まれ、前者にはフアンクシヨ
ン出力SFが制御入力として与えられ、また後者に
は周波数情報が周波数バス80からBCD(Binary
Coded Decimal)コードで与えられる。
次に、第3図は、前記周波数シンセサイザ局部
発振回路86の具体的構成を示す。この局部発振
回路86は位相同期ループ(PLL:Phase
Locked Loop)で構成され、駆動部114、カ
ウンタ制御部116、第1発振部118、第2発
振部120および周波数混合部122から成つて
いる。
駆動部114には基準発振器124、データセ
レクタ126、プログラマブルデイバイダ12
8、130、分周器132、134、136、1
38、140、ドライバ142、バツフアアンプ
144及び低域フイルタ146が設けられ、プロ
グラマブルデイバイダ128に入力されるデータ
入力に基づき、分周器140から第1の基準周波
数、分周器136から第2の基準周波数が出力さ
れ、例えば、第1及び第2の基準周波数として
10kHz及び100kHzが出力されると同時に、出力端
子OUT1より前記復調用搬送波5340kHzが出力
される。なお、この実施例の場合、基準発振器1
24の出力周波数は42720kHz、プログラマブル
デイバイダ128の分周比Nは1/26689〜1/
26711に設定され、また、プログラマブルデイバ
イダ130の分周比Nは1/267に設定されてい
る。
カウンタ制御部116にはプログラマブルデイ
バイダ148、150、プリスケーラ152、ア
ンプ154、ドライバ156及びミクサ回路15
8が設けられている。プログラマブルデイバイダ
148は、10MHz、1MHz、100kHzの周波数を分
周し、分周比N1は1/786〜1/486の範囲でプ
ログラムされている。また、プログラマブルデイ
バイダ150は、10kHz、1kHz、100Hzの周波数
を分周し、分周比N2は1/5400〜1/4401の範
囲でプログムされる。これら分周比N1、N2は、
周波数バス80からBCDコードで受信周波数に
応じて選択指定される。
第1発振部118は、位相弁別器160、チヤ
ージポンプ162、アンロツク検出回路164、
低域フイルタ166及び電圧制御発振器168を
備え、この第1の発振部118とカウンタ制御部
116のプログラマブルデイバイダ148、プリ
スケーラ152およびアンプ154とを以て第1
の位相同期ループを成す。また、第2発振部12
0は、位相弁別器170、チヤージポンプ17
2、アンロツク検出回路174、低域フイルタ1
76及び電圧制御発振器178で構成され、この
第2の発振部12とカウンタ制御部116のプロ
グラマブルデイバイダ150、プリスケーラ15
6およびキクサ回路158とを以て第2の位相同
期ループを成す。そして、第1発振部118は、
プログラマブルデイバイダ148の分周比N1
基づいて出力周波数が制御され、周波数48.6〜
78.6MHzを100kHzステツプで出力する。また、第
2発振部120は、プログラマブルデイバイダ1
50の分周比N2に基づいて周波数43.1601〜
43.26MHzを100Hzステツプで出力する。
周波数混合部122は、ミクサ回路180、帯
域フイルタ182及びアンプ184、186から
構成され、第1及び第2発振部118、120の
出力周波数を混合して出力端子OUT2より局部
発振周波数(Fo+5340)kHzを出力する。
以上の構成に基づいて、受信周波数の設定及び
その変更の制御について動作を説明する。
(1) チヤンネル番号入力による周波数設定 この受信機の場合、電源投入と同時に自動的に
2182kHz、AM復調に設定されるので、フアンク
シヨンスイツチ42のスポツト周波数設定用接点
42Bをオン状態にする。この接点42Bによる
設定入力は、ホトカプラ102を介してキー入力
回路104に入力され、このキー入力回路104
より出力されるフアンクシヨン出力SFとしてスポ
ツト周波数設定出力がチヤンネル表示用ドライブ
回路110に入力される。この結果、チヤンネル
表示ドライブ回路110の表示出力により表示装
置50には「CH」表示出力が与えられ、「CH」
の文字が前2および3桁に表示される。次にキー
スイツチ46より所望のチヤンネル番号を入力す
る。即ち、クリヤ接点46Cを操作した後、チヤ
ンネル番号を上位桁の番号から入力し、続いて接
点46Eを操作する。このとき、チヤンネル番号
入力に基づき表示装置50にはチヤンネル番号が
表示され、接点46Eの操作により表示装置50
の表示はROM74からのチヤンネル番号に対応
する周波数表示に変わる。即ち、チヤンネル設定
入力信号はゲート回路56より波形整形回路58
に入力され、波形整形された後、コード変換回路
60でBCDコードに変換される。このコード変
換回路60の出力コード信号は、シフトレジスタ
62に蓄積され、次いでRAM64に一時的に記
憶される。このRAM64の出力はバスドライブ
回路66を経てコード変換回路68で16進コード
に変換され、この出力はフアンクシヨン選択回路
70に入力される。フアンクシヨン選択回路70
は2182kHzかスポツト周波数かを選択し、この場
合スポツト周波数入力であることから前記コード
信号はアドレスバス72よりROM74に入力さ
れる。この結果、チヤンネル番号に対応した所定
の周波数情報、バンド情報およびエミツシヨン情
報が読み出され、これらの情報はBCDコードの
形で所定のバス80、82、84に出力される。
周波数情報は、周波数バス80より表示回路1
08のセグメントドライブ回路112および第3
図に示すカウンタ制御部116のプログラマブル
デイバイダ148、150に分周比N1、N2とし
て入力される。この分周比N1、N2に基づいて受
信周波数に対応する局部発振周波数(Fo+5340)
kHzが出力端子OUT2より出力される。この出
力は周波数混合回路28に入力され、受信周波数
入力が中間周波数に変換され、中間周波増幅され
た後、復調される。
この場合、バンド情報に基づいて各フイルタ回
路6、8、26の選択制御が行われ、エミツシヨ
ン情報に基づいてSW、SSB又はAMのいずれか
の復調形態が選択される。なお、この場合、エミ
ツシヨンスイツチ44を操作すれば、記憶情報に
基づかないエミツシヨン形態を取ることも可能で
ある。また、表示装置50が周波数表示にある場
合において、キースイツチ46の接点46Eを操
作すれば、表示装置50の表示をチヤンネル表示
に切換えることも可能である。
(2) 受信周波数のマニアル設定 フアンクシヨンスイツチ42のマニアル周波数
設定用接点42Cをオン状態にすることでチヤン
ネル指定およびその表示が解除される。この状態
において、キースイツチ46より所望受信周波数
の周波数値を最高位桁の数字から順次入力する。
この場合、ゲート回路56、波形整形回路58、
コード変換回路60、シフトレジスタ62及び
RAM64までの動作は前記チヤンネル設定と同
様である。この場合、RAM64より与えられる
BCDコードの周波数設定信号は、直接周波数バ
ス80に出力されて表示回路108に入力される
とともに、プログラマブルデイバイダ148、1
50に分周比N1、N2として入力される。この結
果、表示装置50には周波数が表示される一方、
その受信周波数に対応した局部発振周波数(Fo
+5340)kHzが出力される。
(3) 周波数変更制御 前記(1)および(2)において設定された受信周波数
は周波数変更スイツチ52の操作で段階的に変更
することができる。即ち、周波数のアツプまたは
ダウンに応じて上昇接点52Uまたは下降接点5
2Dをオン状態に操作する。この入力信号はアツ
プ・ダウン判別回路92で判別された後、この判
別回路92の出力はクロツク信号発生回路94の
起動信号となる。このクロツク信号発生回路94
の出力クロツク信号は波形整形回路96で波形整
形された後、アツプ・ダウンカウンタ98で計数
され、一定時間毎にバスドライブ回路100に変
更制御信号が出力される。即ち、上昇接点52U
又は下降接点52Dが操作されている間、一定の
時間間隔で出力が発生される。この場合、周波数
バス80の周波数情報はアツプ・ダウンカウンタ
98に保持され、この保持された周波数情報は修
正されて周波数バスに出力される。この結果、表
示装置50には100Hz間隔で上昇または下降する
表示が行われ、またプログラマブルデイバイダ1
50の設定された分周比N2がN2+1、N2+2…
…又はN2−1、N2−2……に変更され、100Hz
ステツプ局部発振周波数(Fo+5340)kHzが変
更されることになる。
また、この設定周波数の上昇又は下降操作にお
いて、上昇接点52U又は下降接点52Dととも
に早送り接点520をオン状態にすれば、これに
基づいてクロツク信号発生回路94の出力クロツ
クパルスの発生周期が制御され、この結果、所望
周波数に早送りで移行できる。この早送り接点5
20は操作の停止に基づき、自動的に復帰する。
(4) その他モード切換え及び2182kHz設定 モード切換えは、エミツシヨンスイツチ44の
操作により自由に行うことができる。また、
2182kHzの設定はフアンクシヨンスイツチ42の
2182kHz設定用接点42Aの操作で行うことがで
きる。この場合、2182kHzは優先的に設定され、
表示装置50に表示される。
〔発明の効果〕
この発明によれば、受信周波数の設定及び変更
のスイツチ操作が簡素化できるとともに、局部発
振周波数の精度を高め、高精度で信頼性の高い周
波数設定ができるので、業務通信のみならず遭難
通信など非常通信に迅速に対応でき、信頼性の高
い受信を行うことができ、しかも、受信チヤンネ
ル番号又は周波数値を入力した後、その表示を単
一のスイツチ操作によつてチヤンネル番号表示か
ら周波数値表示、周波数値表示からチヤンネル番
号表示に相互に変更でき、受信周波数を周波数値
及び受信チヤンネル番号の双方を以て容易に確認
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は受信機の概要を示すブロツク図、第2
図はこの発明に係る受信機の受信周波数制御装置
の実施例を示すブロツク図、第3図は周波数シン
セサイザ局部発振回路のブロツク図である。 22……受信周波数制御装置、46……キース
イツチ、461、462……460、46P、4
6C……接点(第1の接点)、46E……接点
(第2の接点)、42C……フアンクシヨンスイツ
チ(入力指定スイツチ)、50……表示装置、5
2……周波数変更スイツチ、54……周波数設定
回路、74……記憶装置、86……周波数シンセ
サイザ局部発振回路、88……周波数変更制御回
路、108……表示回路、116……カウンタ制
御部、118……第1発振部、120……第2発
振部、122……周波数混合部、124……基準
発振器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 受信周波数を表すチヤンネル番号または周波
    数値を入力する第1の接点とともに、第1の接点
    による入力操作に連続した操作によつて入力終了
    を指定する第2の接点を含み、チヤンネル番号又
    は周波数値を表示しているとき、第2の接点の操
    作によつてチヤンネル番号及び周波数値の相互の
    表示変更を指定するキースイツチと、 このキースイツチからの入力がチヤンネル番号
    か周波数値かを指定する入力指定スイツチと、 設定されている前記受信周波数を変更する周波
    数変更スイツチと、 前記キースイツチに対する受信チヤンネル番号
    又は周波数値の選択に応じて周波数設定コードを
    出力するとともに、前記第2の接点による指定入
    力によつて、受信チヤンネル番号と周波数値との
    相互の変更を行う周波数設定回路と、 この周波数設定回路によつて設定される周波数
    設定コードに対応した周波数情報を記憶するとと
    もに、受信周波数に対応した復調モード情報また
    はバンド情報を記憶する記憶装置と、 前記周波数変更スイツチの操作に応じて一定の
    時間間隔で段階的に周波数変更出力を発生して記
    憶装置から読み出された周波数情報を変更する周
    波数変更制御回路と、 特定の周波数を発振する基準発振器、この基準
    発振器の発振周波数から第1及び第2の基準周波
    数を形成する分周手段、この分周手段で得られた
    第1の基準周波数と前記記憶装置から読み出され
    た周波数情報又は周波数変更制御回路で変更され
    た周波数情報に基づいて第1の発振周波数を出力
    する第1の位相同期ループとともに、第2の基準
    周波数と前記記憶装置から読み出された周波数情
    報又は周波数変更制御回路で変更された周波数情
    報に基づいて第2の発振周波数を出力する第2の
    位相同期ループを備え、第1及び第2の位相同期
    ループで得られた発振周波数を混合して受信周波
    数に対応する局部発振周波数を出力する局部発振
    回路と、 この局部発振回路と高周波信号とを混合して受
    信信号を中間周波数信号に変換する周波数変換手
    段と、 この周波数変換手段の前段側に設けられて前記
    バンド情報に応じて任意に選択されるフイルタ
    と、 前記周波数変換手段の後段側に設置されて前記
    復調モード情報によつて復調モードが選択される
    復調手段と、 前記周波数設定回路からの周波数値又は受信チ
    ヤンネル番号を表す周波数設定コードに基づいて
    前記記憶装置から読み出された周波数値または受
    信チヤンネル番号を表す表示出力を発生する表示
    回路と、 この表示回路が発生した表示出力に基づいて周
    波数値または受信チヤンネル番号を視覚的に表示
    する表示装置とを備えた業務通信用受信機。
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