JPS6322478Y2 - - Google Patents

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JPS6322478Y2
JPS6322478Y2 JP1982118080U JP11808082U JPS6322478Y2 JP S6322478 Y2 JPS6322478 Y2 JP S6322478Y2 JP 1982118080 U JP1982118080 U JP 1982118080U JP 11808082 U JP11808082 U JP 11808082U JP S6322478 Y2 JPS6322478 Y2 JP S6322478Y2
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JP
Japan
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compressor
blower
box
closet
evaporator
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JP1982118080U
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JPS5923090U (ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は冷凍サイクル式の除湿装置に関する。
〔従来の技術〕
冷媒の圧縮、凝縮、膨張及び蒸発を繰り返す冷
凍サイクル式の除湿装置は、従来から知られてお
り、室内除湿用としても用いられている(例え
ば、特開昭50−146963号公報参照)。
他方、家庭では、洗濯物やふとんの乾燥に、多
くの場合、戸外に乾し、太陽熱を利用して行なわ
れていた。しかしながら雨天の場合、あるいは環
境美化の観点から洗濯物やふとんを乾せない事情
の場合もある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
そこで、浴室を洗濯物のための乾燥室として利
用し、該浴室内での洗濯物の乾燥を、前記冷凍サ
イクル式の除湿装置で行ない、該浴室に隣接する
押入れの内部でのふとんの乾燥を、前記除湿装置
の冷凍サイクルを構成する圧縮機の発生熱で行な
うことが考えられる。このようにすれば、浴室内
での洗濯物の乾燥と、該浴室に隣接する押入れ内
でのふとんの乾燥とが、一つの冷凍サイクル式の
除湿装置で達成され、低コスト化となる。
しかし、従来の冷凍サイクル式の除湿装置は、
上述の特開昭50−146963号公報にも開示されてい
るように、圧縮機が凝縮器及び蒸発器と共に、一
つの筐体内に組み込まれている構造のため、浴室
内の洗濯物の乾燥と該浴室に隣接する押入れ内で
のふとんの乾燥との両方を、一つの冷凍サイクル
式の除湿装置で行なうことはできない。
本考案の目的は、浴室を洗濯物等の乾燥室とし
て利用することを可能とする冷凍サイクル式の除
湿装置であつて、しかも、冷凍サイクルを構成す
る圧縮機の発生熱を利用して押入れ内のふとん等
の乾燥をも行ない得るようにした除湿装置を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案によれば、内部に閉空間を形成する箱に
吸入口及び吐出口が設けられ、該箱内には第1の
送風機と蒸発器と凝縮器とが設置され、前記第1
の送風機は前記箱内に前記吸入口から前記吐出口
に向う風路を形成可能であり、前記蒸発器は前記
風路における前記吸入口寄りの位置に設置され、
前記凝縮器は前記風路における前記吐出口寄りの
位置に設置され、前記箱の吸入口及び吐出口は浴
室に連絡され、一方、押入れ内の仕切棚上には、
圧縮機と第2の送風機とが収納された圧縮機収納
室が設置されると共に、該圧縮機収納室上に前記
箱が結合され、該第2の送風機は、前記圧縮機を
冷却でき、且つ前記圧縮機の発生熱を前記押入れ
内にて循環させ得るように、配置され、前記圧縮
機と前記凝縮器と前記蒸発器とは、冷媒の圧縮、
凝縮、膨張及び蒸発を順次行なう冷媒循環サイク
ルを構成していることを特徴とする除湿装置が得
られる。
〔実施列〕
以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図を参照すると、本考案の一実施例に係る
壁組込み型除湿装置10は、浴室20と押入れ3
0との間の壁40に組込まれる冷凍サイクル式の
除湿装置である。本実施例の壁組込み型除湿装置
10は、浴室20内に干された洗濯物21やタオ
ル22等を乾燥することができるのみならず、押
入れ30内のふとん31等の乾燥をも行ない得る
ものである。
第2図を参照すると、本実施例の壁組込み型除
湿装置10においては、内部に閉空間を形成する
箱11の前面に、吸入口11a及び吐出口11b
を設けた箱11が壁40に組込まれる。この際、
箱11は、吸入口11a及び吐出口11bをもつ
面が浴室20に面するように配置される。この箱
11は、断熱材11cを用いて構成されたもので
ある。この箱11内には、第1の送風機12と蒸
発器13と凝縮器14とが設置される。第1の送
風機12は、箱11内の中央位置に配置され、箱
11内に下側の吸入口11aから上側の吐出口1
1bに向う風路Aを形成可能である。蒸発器13
は前記風路Aにおける吸入口11a寄りの位置、
即ち、第1の送風機12の下側の位置に、設置さ
れる。一方、凝縮器14は前記風路Aにおける吐
出口11b寄りの位置、即ち、第1の送風機12
の上側に、配置される。箱11の底面11dは前
方に向つて下る傾斜面をなし、底面11dの前方
端の排水口にはドレンホース15が接続されてい
る。この傾斜面11dとドレンホース15とによ
つて、蒸発器13の冷却作用により生じる水は浴
室20内へ排水される。
一方、押入れ30側に位置する箱11の外側下
部には、圧縮機収納室16が形成されている。圧
縮機収納室16の後板の上部には吸入口16aが
設けられ、また圧縮機収納室16の底板には吐出
口16bが設けられている。圧縮機収納室16は
押入れ30の棚32上に載置され、棚32には吐
出口16bに対応する位置に穴32aが設けられ
ている。圧縮機収納室16内には、圧縮機17と
第2の送風機18とヒータ19とが配置される。
第2の送風機18は吸入口16aから吐出口16
bに向う風路Bを形成可能である。この風路Bに
おける吐出口16b寄りの位置、即ち第2の送風
機18の下方に、圧縮機17が配置されている。
また、上記風路Bの途中にヒータ19が設置され
ている。第2の送風機18によつて、圧縮機17
は冷却され、且つ圧縮機17の発生熱及びヒータ
19の発生熱は押入れ30内にて循環させられ
る。
圧縮機17と凝縮器14と蒸発器13とは、第
3図に示したような冷媒循環回路を構成してい
る。この冷媒循環回路において、50はキヤピラ
リであり、ここで冷媒の膨張が行なわれる。冷媒
は矢印Cの方向に流れる。この冷媒循環回路にお
いて、冷媒の圧縮、凝縮、膨張及び蒸発が繰り返
し行なわれる。
上述した本考案の実施例に係る壁組込み型除湿
装置は、第4図の制御回路によつて制御される。
第4図においてS1〜S4は操作スイツチ、Rはリレ
ー、r1はリレーRのメーク接点、r2はリレーRの
ブレーク接点、100は電源である。
操作スイツチS1,S2,S4をオンにすると、リレ
ーRが通電され動作する。さらに、第1の送風機
FM112も通電され動作する。また、メーク接
点r1を介して圧縮機CM17及び第2の送風機
FM218も通電され動作する。従つて、この場
合、浴室20内の空気は、吸入口11aから吸入
されて、蒸発器13による冷却作用及び凝縮器1
4による加熱作用を受け、吐出口11bから再び
浴室20内に吐出される。この際、吐出された空
気は、蒸発器13等に着露した分だけ除湿された
ことになる。このようにして浴室20内の乾燥が
行なわれる。同時に、圧縮機17の発生熱によつ
て押入れ30内の乾燥も行なわれる。
一方、操作スイツチS1,S3をオンにすると、ヒ
ータ19と第2の送風機FM218とが通電され
動作する。従つて、この場合は、ヒータ19の発
生熱によつて押入れ30内の乾燥が行なわれる。
このように、圧縮機17が停止している時にはヒ
ータ19の発生熱によつて押入れ30内の乾燥を
行なうことができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、浴室を
洗濯物等の乾燥室として利用することを可能にし
た冷凍サイクル式の除湿装置であつて、冷凍サイ
クルを構成する圧縮機の発生熱を利用して押入れ
内のふとん等の乾燥をも行ない得るようにした除
湿装置が得られる。更に、本考案によれば、除湿
装置が押入れの仕切棚上に置かれるので、この除
湿装置を支持するための特別な支持板を用意する
必要はなく、除湿装置の取付作業が極めて簡単に
なる。
なお、本考案は上述した実施例に限定されるこ
となく、該実施例に設計変更を施したものをも含
むことはもちろんである。例えば、上記実施例で
は、壁組込み型の除湿装置を説明したが、第2図
の除湿装置全体を押入れ30内に設置し、吸入口
11a及び吐出口11bを浴室20に連絡するよ
うにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る除湿装置を壁
に組込んだ状態にて示した断面図、第2図は第1
図の除湿装置10の拡大図、第3図は第2図の除
湿装置10の冷媒循環回路を示した図、第4図は
第2図の除湿装置10の制御回路を示した回路図
である。 10……除湿装置、11……箱、11a……吸
入口、11b……吐出口、11c……断熱材、1
2……第1の送風機、13……蒸発器、14……
凝縮器、16……圧縮機収納室、17……圧縮
機、18……第2の送風機、19……ヒータ、2
0……浴室、30……押入れ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に閉空間を形成する箱に吸入口及び吐出口
    が設けられ、該箱内には第1の送風機と蒸発器と
    凝縮器とが設置され、前記第1の送風機は前記箱
    内に前記吸入口から前記吐出口に向う風路を形成
    可能であり、前記蒸発器は前記風路における前記
    吸入口寄りの位置に設置され、前記凝縮器は前記
    風路における前記吐出口寄りの位置に設置され、
    前記箱の吸入口及び吐出口は浴室に連絡され、一
    方、押入れ内の仕切棚上には、圧縮機と第2の送
    風機とが収納された圧縮機収納室が設置されると
    共に、該圧縮機収納室上に前記箱が結合され、該
    第2の送風機は、前記圧縮機を冷却でき且つ前記
    圧縮機の発生熱を前記押入れ内には循環させ得る
    ように、配置され、前記圧縮機と前記凝縮器と前
    記蒸発器とは、冷媒の圧縮、凝縮、膨張及び蒸発
    を順次行なう冷媒循環サイクルを構成しているこ
    とを特徴とする除湿装置。
JP11808082U 1982-08-03 1982-08-03 除湿装置 Granted JPS5923090U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11808082U JPS5923090U (ja) 1982-08-03 1982-08-03 除湿装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11808082U JPS5923090U (ja) 1982-08-03 1982-08-03 除湿装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5923090U JPS5923090U (ja) 1984-02-13
JPS6322478Y2 true JPS6322478Y2 (ja) 1988-06-20

Family

ID=30271555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11808082U Granted JPS5923090U (ja) 1982-08-03 1982-08-03 除湿装置

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JP (1) JPS5923090U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54147060U (ja) * 1978-04-04 1979-10-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5923090U (ja) 1984-02-13

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