JPS6322383Y2 - - Google Patents

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JPS6322383Y2
JPS6322383Y2 JP9161784U JP9161784U JPS6322383Y2 JP S6322383 Y2 JPS6322383 Y2 JP S6322383Y2 JP 9161784 U JP9161784 U JP 9161784U JP 9161784 U JP9161784 U JP 9161784U JP S6322383 Y2 JPS6322383 Y2 JP S6322383Y2
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JP
Japan
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shaft
insertion hole
collar
engagement
engagement member
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JP9161784U
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English (en)
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JPS617667U (ja
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  • Mechanical Sealing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は軸封装置たるメカニカルシールの改良
に関し、さらに詳しくは、メカニカルシールを構
成するシールリングをシヤフトに固定するために
用いられるカラーの改良を提案するものである。
(従来の技術) 従来のメカニカルシールとして、第4図に例示
したごときものが一般に知られている。すなわち
非回転部材のハウジング(図示せず)側に固定さ
れた固定環たるフローテイングシートaと、回転
部材のシヤフトbにカラーcにより固定され、該
シヤフトに従回動するシールリングdとが、その
対向端面a′,b′において互いに密接摺動すること
により、回転部分における流体の密封を行なうも
のである。前記カラーcはシヤフトbにセツトス
クリユーeの締結により固着され、ドライブピン
fによりシールリングdを係着している。
(考案が解決しようとする問題点) 上記構成によれば、シヤフトbにカラーcを取
着するには、その位置を定めたのち、該カラーに
配設されたセツトスクリユーeを各各、レンチ
(図示せず)等により締結しなければならなかつ
た。本考案は上記問題点に鑑みて、これを解決
し、着脱作業のきわめて簡単なメカニカルシール
を提供することを目的としてなされたものであ
る。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段ならびにその作
用) 上記目的を達成するため、本考案メカニカルシ
ールは、シールリングをシヤフトに固定するカラ
ーに対し、その径方向に係合部材挿入孔を、また
その軸方向にロツド挿通孔を穿設し、該両孔が略
十字状に互いに交叉してなり、一方、シヤフト外
周の所定位置に皿状の係合凹部を形成し、前記係
合部材挿入孔より挿入されて該係合凹部に係合す
る係合部材と、前記ロツド挿通孔に挿通し、該係
合部材を係合凹部に固定せしめるプツシユロツド
とを有する構成としたものである。したがつて該
メカニカルシールの組み付けにおいては、係合部
材挿入孔より挿入された係合部材を、シヤフトの
係合凹部に係合せしめたのち、ロツド挿通孔に挿
通したプツシユロツドにてこれを固定することに
よりきわめて簡単にカラーをシヤフトに固着する
ことができる。
(実施例) 以下、本考案メカニカルシールの一実施例を図
面にもとづいて説明する。まず第1図において、
符号aは固定環であるフローテイングシート、b
はシヤフト、dはフローテイングシートaと密接
摺動する回転環であるシールリング、fはドライ
ブピン、gはカラーである。該カラーには周方向
等配位置に対し、その径方向に係合部材挿入孔1
を穿設され、また該孔1に略十字状に交叉するロ
ツド挿通孔2が軸方向に穿設されている。係合部
材挿入孔1には、該孔1と同径になる球状の係合
部材3が挿入され、またロツド挿通孔2には軸部
の所要位置に環状凹部4を形成したプツシユロツ
ド5が挿入され、該プツシユロツドはコイルスプ
リング6により抜出せんとする方向へ弾性付勢さ
れている。7は該ロツド5のコイルスプリング6
による抜出を阻止するためのスナツプリングであ
る。一方、シヤフトbの外周面所要位置には、前
記係合部材3と係合する係合凹部8が皿もみによ
り形成されている。本実施例のメカニカルシール
は以上のような構成になり、該メカニカルシール
の組み付けにおいては、まず第2図に示すよう
に、プツシユロツド5の環状凹部4が係合部材3
と咬合するごとく両部材5,3をカラーgにセツ
トしたうえで、該カラーの軸孔9にシヤフトbを
挿入する。そして、第3図に示すように該シヤフ
トに形成された係合凹部8がカラーgの係合部材
挿入孔1と重合する位置に到達した瞬間、環状凹
部4と係合部材3との咬合状態からコイルスプリ
ング6の弾発力によりプツシユロツド5は図上矢
示方向へ抜出せんとするため、係合部材3は、該
ロツド5の環状凹部4のテーパ面4′に押圧され
て前記係合凹部4に係合する。そしてプツシユロ
ツド5はスナツプリング7がロツド挿通孔2の開
口端部2′に当接するまで抜出して止まり、前記
第1図に示した状態のように係合部材3は、係合
部材挿入孔1とプツシユロツド5と係合凹部8と
に咬持される。該作用は、周方向に配設された複
数の該組付装置について同時に行なわれるもので
あり、これによりカラーgは瞬時にしてシヤフト
bに固着されることとなる。
つぎに、第1図に示した組付状態からカラーg
をシヤフトbより取り外してメカニカルシールを
分解せんとするときは、コイルスプリング6を押
し縮める方向にプツシユロツド5を押圧してその
環状凹部4が係合部材挿入孔1と合致する位置へ
該ロツド5を軸方向移動せしめることにより、係
合部材3は、該ロツド5、係合部材挿入孔1およ
び係合凹部4との咬合状態より解除されて遊嵌状
態となるので、カラーgは軸方向および周方向に
対して自由に移動することが可能となり、よつて
簡単に取り外しを行なうことができるようになる
ものである。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案メカニカルシール
は、シールリングをシヤフトに固定するカラーを
セツトスクリユーの締結によらず、カラーに穿設
した係合部材挿入孔より係合部材を挿入してシヤ
フトの係合凹部に係合せしめ、これを前記係合部
材挿入孔と交叉するごとく穿設したロツド挿通孔
に挿通したプツシユロツドにて固定することによ
りシヤフトに組み付けるもので、周方向に配設さ
れた複数の該組付装置についてその作業が同時に
行なわれるもので、よつてその組み付けおよび分
解をきわめて容易かつ迅速に行なうことができる
という実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案メカニカルシールの一実施例を
示す要部半裁断面図、第2図および第3図は同実
施例の組み付け過程を示す要部半裁断面図、第4
図は従来のメカニカルシールの一例を示す要部半
裁断面図である。 1……係合部材挿入孔、2……ロツド挿通孔、
3……係合部材、5……プツシユロツド、8……
係合凹部、b……シヤフト、g……カラー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 非回転のハウジングに固定されるフローテイン
    グシートと、回転するシヤフトの所定位置に固定
    されて該シヤフトに従回動するシールリングとが
    密接摺動し、その摺動面にて流体の密封を行なう
    メカニカルシールにおいて、前記シールリングを
    シヤフトに固定するカラーに対し、その径方向に
    係合部材挿入孔を、またその軸方向にロツド挿通
    孔を穿設し、該両孔が略十字状に互いに交叉して
    なり、一方、シヤフト外周の所定位置に皿状の係
    合凹部を形成し、前記係合部材挿入孔より挿入さ
    れて、該係合凹部に係合する係合部材と、前記ロ
    ツド挿通孔に挿通し該係合部材を係合凹部に固定
    せしめるプツシユロツドとを有することを特徴と
    するメカニカルシール。
JP9161784U 1984-06-21 1984-06-21 メカニカルシ−ル Granted JPS617667U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9161784U JPS617667U (ja) 1984-06-21 1984-06-21 メカニカルシ−ル

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JP9161784U JPS617667U (ja) 1984-06-21 1984-06-21 メカニカルシ−ル

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Publication Number Publication Date
JPS617667U JPS617667U (ja) 1986-01-17
JPS6322383Y2 true JPS6322383Y2 (ja) 1988-06-20

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JP9161784U Granted JPS617667U (ja) 1984-06-21 1984-06-21 メカニカルシ−ル

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JPS617667U (ja) 1986-01-17

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