JPS63223674A - 静電潜像の現像装置 - Google Patents

静電潜像の現像装置

Info

Publication number
JPS63223674A
JPS63223674A JP5778087A JP5778087A JPS63223674A JP S63223674 A JPS63223674 A JP S63223674A JP 5778087 A JP5778087 A JP 5778087A JP 5778087 A JP5778087 A JP 5778087A JP S63223674 A JPS63223674 A JP S63223674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
magnetic brush
density
latent image
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5778087A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigekazu Enoki
繁和 榎木
Noriyuki Kimura
則幸 木村
Masaki Tokuhashi
徳橋 正樹
Junichi Murano
順一 村野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP5778087A priority Critical patent/JPS63223674A/ja
Publication of JPS63223674A publication Critical patent/JPS63223674A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野) 本発明は、静電潜像の現像装置に係り、特に、乾式2成
分現像剤を1成分現像剤的に使用せしめるようにした混
成型の静電潜像の現像装置に関する。
(従来技術) 一般に、乾式2成分現像剤を使用する現像装置では、第
4図に示すように、大型の現像タンク1内に撹拌ローラ
2や搬送スクリュー3や撹拌セパレータ4等の撹拌機構
が設けられている。この撹拌ローラ2等の撹拌機構によ
って、トナーホッパ5側から補給されたトナーがキャリ
アと十分混合・撹拌された後、現像剤支持部材としての
現像ロー56に供給され、該現像ロー56の表面に層状
の磁気ブラシを形成するようになっている。この付着現
像剤層の厚みはドクターブレード7により規制される。
上記現像ローラ6は、スリーブ8の内部に複数の磁石9
を備えて始り、スリーブ8と磁石9との少なくとも一方
を一定方向に回転させることによってスリーブ8の表面
に形成された磁気ブラシが一定方向へ移動される。そし
て、その磁気ブラシが潜像担持体としての感光体ドラム
10に接触されることにより該感光体ドラム10上に形
成された静電潜像が現像され顕像化される。現像後、磁
気ブラシは、現像タンク1内に掻き落とされ、再び撹拌
ローラ2等の撹拌機構により混合・撹拌が行なわれる。
このように2成分現像剤は、十分な撹拌と混合とを必要
とするが、それはトナー濃度の均一性を保ち、あるいは
トナー帯電を良好に行なうため等の理由からである。し
かして、上記2成分現像剤を用いる従来の現像装置によ
れば、画像品質を安定化させることができるという利点
はあるが、そのため、上述のように現像剤の十分な撹拌
を行なわねばならない。そして十分な撹拌を行なうには
種々の撹拌機構が必要となり、また、撹拌流路を形成す
るために十分なスペースを要する。さらに、キャリアと
しては、良好な撹拌特性を得るため、流動性の良いもの
が求められる。特に、残留磁気のために、磁場を取り去
ってもなお凝集性を示すようなキャリアは、上記撹拌機
構を前提とした現像装置には適用不能である。その上、
撹拌を頻繁に行なうと、キャリアの疲労が早く進むこと
となり、耐久性に難点がある。
一方、このような2成分現像剤を用いる現像装置の欠点
を解決するため、現像剤の混合・撹拌を省略しうるよう
にした現像装置も従来から種々開発されている。このよ
うな現像装置には、トナーを帯電ローラ表面に付着させ
た上でこの帯電ローラを磁気ブラシに接触させることに
よりトナーの供給を行なうようにしたものや、磁気ブラ
シを用いて現像ローラにトナーを供給し、トナーの薄層
を現像ローラ上に形成するようにしたものがある。
しかし、前者では、現像ローラ上のトナー濃度にむらが
生じ易いという欠点があり、後者では、現像剤の混合・
撹拌を依然として十分に行なわねばならないという問題
がある。
(目  的) そこで本発明は、装置全体の小型化および取扱性、耐久
性の向上を図り、しかも画像安定性を良好に維持するこ
とができるように、乾式2成分現像剤を1成分現像剤的
に扱うようにした混成型の現像装置を提供することを目
的とする。
(構  成) 上記目的を達成するため、本発明による混成型の現像装
置は、トナー現像域にて潜像担持体上の潜像にトナーを
供給するように現像剤支持部材上に形成されてなる磁気
ブラシと、この磁気ブラシに対してトナー供給域にて荷
電されたトナーを供給するように配置されてなるトナー
供給手段と、現像後に磁気ブラシ上に残留するトナーを
トナー回収域にて磁気ブラシから回収するように配置さ
れてなるトナー回収手段とを備えてなり、トナー現像域
における実効磁気ブラシ密度ρ。を、該磁気ブラシの中
に含まれるキャリア粒子の嵩密度ρ1に対して、o、3
ρ1〜0.7ρ1の範囲に設定してなることを特徴して
いる。
このような混成型の現像装置では、2成分現像剤が1成
分現像剤的に扱われる。すなわち、トナー供給域におい
て荷電されたトナーは、トナー供給手段によって磁気ブ
ラシ側に供給され、現像が行なわれる。現像後、磁気ブ
ラシ上に残留するトナーは、トナー回収域においてトナ
ー回収手段により回収され、トナー濃度のむらをなくし
た上で磁気ブラシが再びトナー供給域に戻されるように
なっている。
そして、特に、本発明に係る混成型の現像装置では、現
像剤支持部材上に形成される磁気ブラシの実効密度がキ
ャリア粒子の嵩密度ρの30%ないし70%の範囲に設
定されているため、潜像に対して常に適切な密度の磁気
ブラシが接触され、これにより現像領域におけるいわゆ
る剤溜りの発生が防止されることとなり、安定した画像
が得られるようになっている。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図に示すように、潜像担持体としての感光体ドラム
11が、図示を省略した駆動機構により矢印へ方向すな
わち時計回りの方向へ回転駆動されている。この感光体
ドラム11は、有機感光体(OPC)からなり、該感光
体ドラム11上に形成される静電潜像の極性が負(−)
になされるようになっている。したがって、後述する現
像用のトナーは、これと逆極性の正(+)に帯電される
ようになされている。
さらに、上記感光体ドラム11の近傍には、現像剤支持
部材としての円筒状スリーブ12が、ギャップ量G に
て配置されている。この円筒状スリーブ12は、アルミ
ニウム等からなる非磁性体から形成されている。また上
記ギャップIG  は、前述した現像バアス値や装置の
各種構造により決定されることとなる。一方、円筒状ス
リーブ12の内部には、複数の異なる磁極が交互に配置
されてなる現像磁石ローラー3が上記円筒状スリーブ1
2の内面側から一定間隔を隔てて設けられており、該現
像磁石ローラー3から発せられる磁力によって円筒状ス
リーブ12の表面上に、磁性のキャリアとトナーとを含
んでなる磁気ブラシ14が形成されるようになっている
。この磁気ブラシ14は、円筒状スリーブ12および現
像磁石ローラー3の少なくとも一方が回転することによ
って矢印B方向つまり時計回りの向きに移動される。
ここで、磁気ブラシ14を構成するキャリアとしては、
平均粒子径が50〜250μm、より好ましくは80〜
150μmのものが用いられている。これは、画質向上
のためには小粒径のものがよく、キャリア付着を防止す
るためには大粒径のものがよいという両方の要請を満足
させるように決定された粒径値である。また画像品質の
安定性を良くするための粒度分布としては、中心粒径に
対して出10μm以内の粒子が99重量%で分布するも
の、より好ましくは中心粒径に対して立5μm以内の粒
子が99重置%で分布するものを採用するのがよい。さ
らに、キャリアの抵抗値は、静電潜像のリークを生じさ
せない範囲で十分高い値に設定するのがよく、例えば1
010Ωα以上、より好ましくは1013Ωarr以上
にすることがよい。
キャリアの抵抗が低い場合には、潜像のリーク以外に誘
導電荷によるキャリア付着が発生しやすくなるからであ
る。さらにまた、本実施例におけるキャリアは、その磁
気特性が1キロエルステツドの磁界中にて、30emu
/g以上、好ましくは50emu/ g以上の最大磁束
密度を示すものが採用されている。これは、通常用いる
現像磁石ローラの表面磁力である600〜1000ガウ
スに対して十分な磁気ブラシを形成することができる最
大磁束密度を有するものが必要であることからである。
また、前記磁気ブラシ14は、そのトナー現像域におけ
る実効磁気ブラシ密度ρ。が、該磁気ブラシ14の中に
含まれているキャリア粒子の嵩密度ρ に対して、0.
3ρ 〜0.7ρ1の範囲、好ましくは0.4ρ 〜0
.6ρ1の範囲に設定されている。ここで、実効磁気ブ
ラシ密度ρ。とは、円筒状スリーブ12の外周半径をr
、磁気ブラシ14の形成幅をノ、磁気ブラシ14を形成
するキャリア粒子の重量をWとしたとき、上記現像で表
わされるものをいう。特に本実施例では、トナー現像域
における実効磁気ブラシ密度ρ。が、1.52〜1.8
5に設定されており、前述したキャリア粒子の嵩密度ρ
1−3.9との比をとると、実効磁気ブラシ密度ρ。は
、キャリア粒子の嵩密度ρ1に対して39%〜47%に
なされている。
つぎに、上記円筒状スリーブ12および感光体ドラム1
1には、同極性の現像バイアス電圧が電源回路15によ
り印加されている。そして、円筒状スリーブ12上の磁
気ブラシ14の穂が移送されながら感光体ドラム11に
接触すると、上記現像バイアス電圧の下で、静電潜像1
6にトナーが与えられて現像が行なわれ、顕像17を形
成するようになされている。
なお、本実施例では、円筒状スリーブ12は、外径20
Ill#Iのものが用いられるとともに、現像磁石ロー
ラ13としては、円筒状スリーブ12の表面磁力が約9
00ガウスとなるものが採用されている。これにより、
磁気ブラシ14の高さとして0.3〜5IRIR好まし
くは0.7〜21mとすることができる。
また、上記現像バイアスは、地汚れ防止と画像濃度調整
のために印加されるものである。本実施例では、潜像電
位が一900V、地肌部電位が一50Vに設定されると
ともに、現像バイアス電圧が一250〜350Vに設定
されている。その結果、トナー付着をさせるためのいわ
ゆる静電コントラストとして550〜650Vが与えら
れることとなり、十分な画像濃度が得られるようなって
いる。すなわち、現像バイアスはその印加電圧が大きく
なれば静電潜像コントラストが小さくなってしまい、画
像濃度の低下を招来することとなる。そのため、静電コ
ントラストとしては500■より好ましくは600V以
上に設定するのがよい。なお、R終的な現像バイアス値
は、原稿濃度あるいは使用者の所望に応じて定められる
こととなる。
さらに、現像を終えた後の磁気ブラシ1.4から残留ト
ナーを回収するトナー回収手段としてのトナー回収ロー
ラー8が、上記円筒状スリーブ12の上方側部分にギャ
ップ量G にて設置されている。
このトナー回収ローラ18には、電源回路19によって
所定のトナー回収用のバイアス電圧が印加されている。
このトナー回収用のバイアス電圧は、磁気ブラシ14上
に残留するトナーを回収するために、上記潜像と同極性
すなわち負(−)に設定されるものであり、現像ポテン
シャルと同じレベルすなわち、トナー回収ローラ18を
潜像担持体とした場合に全面現像しうるレベルになせば
良い。本実施例では、トナー回収用のバイアス電圧が−
100〜−400Vに設定されている。
この場合、トナーの回収は、磁気ブラシに含まれるトナ
ーすべてを回収する必要はなく、磁気ブラシ表面近傍の
トナーを選択的に回収することで足りる。つまり、その
最低条件は、現像によって生じた磁気ブラシ14上のト
ナー濃度分布差をなくすことである。たとえば、黒部、
ハーフトーン部、地肌部でトナー消費に差が出たものを
均等になしてやればよい。
一般的には、2成分現像剤のトナー付着口は、単位面積
当り0.8〜1.011gであり、感光体ドラム11と
磁気ブラシ14とは、約1:3の相対速度が与えられた
状態で潜像16ヘトナー供給が行なわれている。すなわ
ち、磁気ブラシ14は、単位面積当り、0.27〜0.
33+yのトナー供給能力しか持たないこととなる。し
たがって、このトナー供給能力を越えるようにトナーの
回収を行なえば、磁気ブラシ14上のトナー濃度分布は
、均一化され、現像による影響が完全にキャンセルされ
ることとなる。
この点についてさらに詳細に説明すると、かさ比重2、
トナー濃度3%のごく一般的な2成分現像剤の特性から
、高さ1sの磁気ブラシの重量は、単位面積当り0.2
SFであり、その中に含まれるトナーは、6■であるか
ら、実際に現像に寄与するトナーは、磁気ブラシ中の5
%程度でしかない。
言い換えれば、この5%相当のトナーを回収すれば、良
いのである。本発明における磁気ブラシでは、約0.3
q/dのトナーが後述するトナー供給ローうによって磁
気ブラシの表面近傍に偏在させられているので、トナー
消費の差の解消は効果的に行なえる。
また、トナー回収ローラー8は、矢印C方向すなわち時
計回り方向へ回転駆動されている。これは、回収トナー
が磁気ブラシ14へ再付着することを防ぐためである。
さらに、トナー回収ローラ18には、掻落ブレード21
が付設されており、この掻落ブレード21により回収さ
れたトナーが掻き落とされるとともに、その掻き落とさ
れたトナーが、トナーホッパ23側へ戻されるようにな
っている。
さらにまた、円筒状スリーブ12の下方側部分すなわち
磁気ブラシ14の下流側部分には、トナー供給手段とし
てのトナー供給ローラ24が、円筒状スリーブ12に対
し、ギャップIGdにて設置されている。この円筒状ス
リーブ12とトナー供給ローラ24とのギャップ量Gd
は、前述した円筒状スリーブ12とトナー回収ローラ1
8とのギャップlGcおよび円筒状スリーブ12と感光
体ドラム11とのギャップ量G の各位を越えないよう
に、それらのギャップ量以下に設定されている(Gd≦
Go、GD)ことが好ましい。
このトナー供給ローラ24は、図示を省略した回転駆動
機構によって矢印り方向すなわち反時計回り方向に回転
駆動されている。これにより、トナーホッパ23内に蓄
えられたトナー25が磁気ブラシ14側へ送られていく
ようになっている。
この場合、トナー供給ローラ24は、磁気ブラシ14の
穂の高さを均一に規制する機能を備えることとなり、画
像濃度むらの解消に寄与する。この場合における円筒状
スリーブ12とトナー供給ローラ24との最小ギャップ
量Gdm1nは、磁気ブラシ14のトナー現像域におけ
る実効磁気ブラシ密度ρ。が該磁気ブラシ14の中に含
まれているキャリア粒子の嵩密度ρ に対して0.3ρ
1以下好ましくは0.4ρ1以下とならないように設定
する必要がある。
また、上記トナー供給ローラ24には、トナ一層規制ブ
レード26が圧接されている。このトナ一層規制ブレー
ド26によって、トナー供給ローラ24上にトナー25
が均−薄層状に被着されるとともに、トナー25の摩擦
帯電が行なわれるようになっている。
さらに、トナー25を摩擦帯電する機能をより発揮させ
、かつ、トナー供給ローラ24にトナーをむら無く付着
せしめるように、スポンジローラ等からなる帯電補助部
材27が、トナー供給ローラ24に接触・配置されてい
る。
さらにまた、上記トナー供給ローラ24および帯電補助
部材27には、電源回路28による所定のトナー供給用
のバイアス電圧が印加されており、このトナー供給用の
バイアス電圧により、トナー25が磁気ブラシ14側へ
良好に転移されることとなる。上記トナー供給用のバイ
アス電圧は、潜像と逆極性すなわち帯電トナーと同極性
で+50〜+400Vに設定されている。
前記現像バイアス電圧を与える電源回路15には、出力
電位を4ビツトに分割して信号化するエンコーダが備え
られており、現像バイアス電圧の出力値を表わす信号が
図示を省略した制御回路に印加されている。制御回路に
は、現像バイアス電圧値に対応する適正なトナー供給用
のバイアス電圧値を算出する演算回路が備えられている
。そして、上記制御装置の出力信号は、トナー供給用の
バイアス電圧を与える電源回路28に与えられており、
これによって、トナー供給用のバイアス電圧値が定めら
れている。たとえば、両バイアス電圧の差が常に一定と
なるように制御されている。
上記トナー回収ローラ18およびトナー供給ローラ24
の材質は、円筒状スリーブ12との間に電気的なバイア
ス効果が得られるものであればよく、金属や導電性ゴム
等を採用することができる。
また、両ローラ18.24は、磁気ブラシ14の高さの
50%〜100%を占る割合で接触するように配置する
ことが可能である。しかし、エアーギャップの絶対値が
、1m以下であれば、100%を越えて設置することも
できる。この場合には、電気的バイアス手段の併用が必
須となる。さらに、上記両ローラ18.24の外径は、
任意に選定しつるが、小型化の要請により、円筒状スリ
ーブ12の外径の80%以下あるいは、絶対値とじて5
〜60II11!、好ましくは、8〜40aIIとする
ことがよい。磁気ブラシ14へのトナー供給量は、磁気
ブラシ14と供給ローラ24との相対速度によっても決
定されるので、供給量を、トナー供給ローラ24の回転
数を可変とすることによって制御してもよい。すなわち
、既知のセンサ一手段でトナー濃度を検出してトナー供
給ローラ24の回転数を検出して、トナー供給ローラ2
4の回転数を制御することができる。トナー濃度検出の
一例としては、トナー回収ローラ18上のトナーの反射
濃度を検出して算出する手段がある。
さらにまた、トナ一層規制ブレード26をトナー供給ロ
ーラ24に対して本実施例と反対側の面に圧接するよう
に設ける場合には、トナー供給ローラ24は、矢印りと
反対方向に回転させることになる。
つぎに、トナーホッパ23内には、トナーブロッキング
を防止するアジテータ29が設けられている。このとき
、掻落ブレード21によってトナー回収ローラ18から
掻き落されたトナーを上記アジテータ29のなるべく近
傍に供給するようにすれば、回収トナーと新規トナーと
の混合効率を高めることができる。
このような実施例における混成型の現像装置では、まず
、トナーホッパ23内のトナー25が、トナー供給ロー
ラ24および帯電補助部材27の回転によってトナー供
給ローラ24に送給・保持される。この保持されたトナ
ーは、トナ一層規制ブレード26により、均一薄層化さ
れながら摩擦帯電される。
そして、所定のトナー供給用のバイアス電圧によって、
トナー供給ローラ24上のトナー25が磁気ブラシ14
側に均一薄層状に供給・移行されていく。この場合、上
記円筒状スリーブ12とトナー供給ローラ24とのギャ
ップ量Gdが、円筒状スリーブ12とトナー回収ローラ
ー8とのギャップ量G および円筒状スリーブ12と感
光体ドラム11とのギャップfiG  を越えないよう
に設定されている(Gd≦G、、GI))ため、トナー
供給ローラ24の上流側にいわゆる剤溜りが形成され、
この剤溜りによって、均一で良好なトナー供給動作を実
現することができる。
これに対して、円筒状スリーブ12とトナー供給ローラ
24とのギャップIGdが、円筒状スリーブ12と感光
体ドラム11とのギャップIG。
の値より大きく設定されている場合(G、>Gp)には
、上述した剤溜りは、円筒状スリーブ12と感光体ドラ
ム11との間部分、特に、感光体ドラム11の下流側に
発生することとなる。この結果、トナー供給ローラ24
と磁気ブラシ14との間におけるトナー供給能力に余裕
がなくなることとなり、良好なトナー供給が行なえなく
なって画像濃度の低下あるいは画像むらを招来してしま
うことになる。また、上記円筒状スリーブ12とトナー
供給ローラ24とのギャップIGdが、円筒状スリーブ
12とトナー回収ローラー8とのギャップ量G の値よ
り太きく (G、>Go)設定されている場合も同様に
、トナー供給ローラ24側の磁気ブラシは充分機能しな
くなり、良好なトナー供給が行なえなくなって画像濃度
の低下および画像むらを生じさせてしまう。
トナーが供給された磁気ブラシ14は、感光体ドラム1
1側に移送され、磁気ブラシ14の穂が感光体ドラム1
1上に形成された静電潜像16に接触することにより現
像が行なわれることとなる。
この場合、磁気ブラシ14は、そのトナー現像域におけ
る実効磁気ブラシ密度ρ。が、該磁気ブラシ14の中に
含まれているキャリア粒子の嵩密度ρ に対して、0.
3ρ1〜0.7ρ1の範囲、好ましくは0.4ρ 〜0
.6ρ1の範囲に設定されているから、極めて適正な画
像濃度を得ることができる。すなわち、キャリア量が一
定量より少ない場合、つまり実効磁気ブラシ密度ρ。が
小さすきる場合には、磁気ブラシ14の穂が感光体ドラ
ム11側に届かなくなってしまい、画像濃度の低下を招
来する。一方、キャリア量が一定量より多い場合、つま
り実効磁気ブラシ密度ρ。が大きすぎる場合には、磁気
ブラシ14の穂が感光体ドラム11上のトナー像を擦り
とってしまい、トナー像にいわゆる穂跡が発生したり、
現像磁石ローラ13の磁力が穂の先端部分まで及ばなく
なり、キャリア粒子がトナー像側に付着してしまうとい
う不都合を生じる。
第2図は、平均粒径100μm、嵩密度3.9のキャリ
ア粒子を、直径20tntyt、fa気ブラシ形成幅3
05#の円筒状スリーブ12に保持させた上で、現像ギ
ャップG を1.2#lに設定したときのトナー像の画
質について、横軸にキャリア量、縦軸に現像バイアス電
圧値をとって適正画像を表示したものである。図中、水
平線■は地汚れ限界線を示すとともに、垂直線■は穂跡
限界線を示し、さらに傾斜線■はキャリア付着限界線を
示し、凸状湾曲線■は画像濃度限界線をそれぞれ示して
いる。そして、本図中の斜線を施した領域が適正画像範
囲を示すこととなる。したがって、本図から判明するよ
うに、この場合の適正キャリア量は、37g〜45gで
ある。なお、トナー供給ギャップGdおよびトナー回収
ギャップG。は、ともに1.2Al151に設定してい
る。また、平均粒径100μm、嵩密度ρ1が2.9の
キャリア粒子を用い、実効磁気ブラシ密度ρ。を1.5
9〜1.89とした場合(現像ギャップG =供給ギヤ
ツブGd=回収ギヤツブG =1.○#)には、適正キ
ャリア量は32g〜38gであり、嵩密度ρ1に対する
実効磁気ブラシ密度ρ。の比は0.55〜0゜65とな
る。さらに、平均粒径112μm、嵩密度ρ1が4.2
のキャリア粒子を用い、実効磁気ブラシ密度ρ。を1.
85〜1.93とした場合(現像ギャップG =供給ギ
ャップG、=回収ギャップG=1.2ax)には、適正
キャリア量は45g〜479であり、嵩密度ρ1に対す
る実効磁気ブラシ密度ρ。の比は0.44〜0.46と
なる。このように、いかなる場合の条件T1;あ゛いて
も良好な画像濃度を得るためには、実効磁気ブラシ密度
ρ。が、該磁気ブラシ14の中に含まれているキャリア
粒子の嵩密度ρ1に対して、0.3ρ 〜0.7ρ の
範囲、好ましくは0.4ρ、1〜0.6ρ1の範囲に設
定されていることがt件となる。
現像完了後、磁気ブラシ14には、画像に対応したトナ
ー濃度差(むら)が生じることになるが、この磁気ブラ
シ14上の残留トナーは、トナー回収用のバイアス電圧
力によってトナー回収ローラ18側に移行・回収される
。この場合、トナー回収バイアスを適正値に調整してや
れば、均一で良好なトナー回収動作を実現することがで
きる。
このような工程によって、磁気ブラシ14のトナー濃度
差は解消され均一濃度になされる。すなわち、トナー回
収後の磁気ブラシ14は、均一なトナー濃度分布の状態
でトナー回収ローラ18から離れていき、再びトナー供
給側へ進んでいく。
また、電源回路28により与えられるトナー供給用のバ
イアス電圧値は、電源回路15により与えられる現像バ
イアス電圧値に基づいて制御されている。すなわち、現
像によるトナーの消費量に応じた分だけの新たな量のト
ナーが前記磁気ブラシ14に供給されるようになってい
る。これにより、トナーの消費量と供給量とのバランス
がとられ、トナーの供給過多や供給不足をなくすことが
できる。
つぎに、上述した現像装置を採用した複写機の例を第3
因に基づいて機能的に説明する。
まず、光学系を説明すると、ハロゲンランプ31から出
た光は、原稿32に当って、第1ミラー33、第2ミラ
ー34、第3ミラー35、レンズ36、第4ミラー37
および防塵ガラス38を順に通って、感光体ドラム11
上に結像される。
防塵ガラス38は、浮遊物が光学系に入らないように設
けられているものである。なお、本装置には、最大20
0%から最小50%まで、1%ごとのズーム変倍機能が
備えられている。また、光ファイバーを用いて原稿32
の地肌濃度を検出し、それに基づいて現像バイアスを補
正することにより、きれいな地肌を有する画像を得るこ
とができるようにした自動濃度調整システムが設けられ
ている。
感光体ドラム11の回りには、帯電部40、イレーザ4
1、現像装置42、除電部43、転写分離部44、クリ
ーニング部45等が配列されている。
除電部40においては、暗中でチャージワイヤに高圧電
圧が印加されてコロナ放電が行なわれ、マイナス電荷が
、感光体ドラム11上に均一に帯電される。このときの
感光体ドラム11の電位は、上述のように一80o■に
なされる。帯電チャージャ40aの前面からは、放電効
率を上げるように空気が送り込まれている。上記チャー
ジワイヤとしては、直径0.08#!Il+のワイヤが
用いられており、このワイヤの表面には、カーボンコー
ティングが施されている。また、チャージワイヤと感光
体ドラム11との間には、電位を均一かつ一定に制御す
るためのグリッドが配置されている。また、帯電チャー
ジャ40aを抜き差しすることによってチャージャの汚
れを清掃するようにしたチャージクリーナが付設されて
いる。
イレーザ41は、帯電された感光体ドラム11に光を当
てて不要な電荷を消去し、クリーニングの容易化を図る
ものである。イレーザ41は、長尺状のLEDからなり
、サイトイレースおよび先端イレースを行なっている。
イレース基板には、2つのサーミスタが取り付けられて
おり、一方はハード、他方はソフトで使用され、バイア
ス補正が行なわれている。
現像装置42は、第1図で説明したものが採用されてい
る。
除電部43は、転写前除電43aおよび除電ランプ43
bを有している。両者共に、メインモータ46のスター
トと同時に点灯され、フィルタにより拡散されながら感
光体ドラム11上の残留電荷を消去する光が照射される
ようになっている。
転写前除電43aとしては、冷陰極管が用いられている
転写分離部44は、レジストローラ44aから送り出さ
れたペーパーを感光体ドラム11に密着させながら、転
写チャージャ44bでトナーをペーパー側に転写させる
とともに、分離チャージャ44cによって感光体ドラム
11からペーパーを分離させるようにしたものである。
万一、分離が出来なかった場合には、分離爪47により
強制的に分離させる。分離後のペーパーは、搬送ベルト
44dにより定着部48側へ搬送される。
クリーニング部45は、感光体ドラム11上の留トナー
を掻き落すファーブラシ45aおよびクリーニングブレ
ード45bを備えている。クリーニングブレード45b
は、左右の接触圧が均一化されるように、中央一点支持
にて構成されている。
ファーブラシ45aは、感光体ドラム11と同一方向に
回転されている。このファーブラシ 45aは、クリー
ニングブレード45bでは除去されにくい紙片等の異物
を除去する機能を有している。
ファーブラシ45aおよびクリーニングブレード45b
により掻き落されたトナーは、トナー回収コイル45C
によって外部に排出されボトルに回収されるようになっ
ている。
上記定着部48は、搬送部から送られて来たペーパーに
一定の温度および圧力を加えて、トナーをペーパー上に
融着させるものである。サーミスタ48aによって温度
検知を行ないながら、ヒータ48b (100V750
W)(7)1度制御力行なわれている。
なお、上述した装置では、磁気ブラシ担持体として円筒
状スリーブが用いられているが、ベルト状の磁気ブラシ
担持体を採用することもできる。
(効  果) 以上述べたように、本発明による混成型の現像装置は、
磁気ブラシに対してトナ、−供給手段およびトナー回収
手段を付設してなるから、従来のように2成分現像剤の
撹拌を行なう必要がなく、2成分現像剤を用いる現像装
置の各種撹拌機構および撹拌スペースを省略することが
可能となり、装置全体を大幅に小型化することができ、
1成分現像方式と同様な取り扱いの容易化を図ることが
できる。しかも、撹拌の省略によってキャリアの早期疲
労を防ぐことができ、さらに、2成分現像方式の画像安
定性およびフレキシビリティ−は、そのまま維持するこ
とができる。
特に、本発明では、磁気ブラシの実効密度を適正に設定
しているから、画像濃度を適正に維持し、しかもキャリ
ア付着や穂跡といった異常画像の発生を防止することが
できる。さらに、このような特性によって、カラー複写
、カラー印刷等のトナー消費が多い場合でもトナーを撹
拌することなく大量に供給して、濃度変化および画像劣
化の少ない安定した画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における現像装置の縦断面図
、第2図は適正画像領域を示した線図、第3図は本発明
による現像装置を適用した複写機の縦断面説明図、第4
図は一般の現像装置の縦断面図である。 11・・・感光体ドラム、12・・・円筒状スリーブ、
14・・・磁気ブラシ、16・・・静電潜像、18・・
・トナー回収ローラ、24・・・トナー供給ローラ、2
5・・・トナー。 第2図 Φ咋すア量     (9)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. トナー現像域にて潜像担持体上の潜像にトナーを供給す
    るように現像剤支持部材上に形成されてなる磁気ブラシ
    と、この磁気ブラシに対してトナー供給域にて荷電され
    たトナーを供給するように配置されてなるトナー供給手
    段と、現像後に磁気ブラシ上に残留するトナーをトナー
    回収域にて磁気ブラシから回収するように配置されてな
    るトナー回収手段とを備えてなり、トナー現像域におけ
    る実効磁気ブラシ密度ρ_0を、該磁気ブラシの中に含
    まれるキャリア粒子の嵩密度ρ_1に対して、0.3ρ
    _1〜0.7ρ_1の範囲に設定してなることを特徴と
    する静電潜像の現像装置。
JP5778087A 1987-03-12 1987-03-12 静電潜像の現像装置 Pending JPS63223674A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5778087A JPS63223674A (ja) 1987-03-12 1987-03-12 静電潜像の現像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5778087A JPS63223674A (ja) 1987-03-12 1987-03-12 静電潜像の現像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63223674A true JPS63223674A (ja) 1988-09-19

Family

ID=13065383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5778087A Pending JPS63223674A (ja) 1987-03-12 1987-03-12 静電潜像の現像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63223674A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5232336A (en) * 1975-09-05 1977-03-11 Minolta Camera Co Ltd Toner replenishing device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5232336A (en) * 1975-09-05 1977-03-11 Minolta Camera Co Ltd Toner replenishing device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4885223A (en) Method and apparatus for developing electrostatic latent image
JP2003156971A (ja) 画像形成装置
JP4714896B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP3356948B2 (ja) 現像装置
US6640072B2 (en) Image forming apparatus including an image bearing member and a charging member featuring a controlled peripheral velocity difference therebetween during charging
JP2654005B2 (ja) 静電潜像の現像装置
JP2644225B2 (ja) 現像装置
JPS63223674A (ja) 静電潜像の現像装置
JP2011107662A (ja) 画像形成装置
JP2521677B2 (ja) 静電潜像の現像装置
JPS6344678A (ja) 静電潜像の現像装置
JP2007086448A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JPH0792873A (ja) 画像形成方法
JPS6344677A (ja) 静電潜像の現像装置
JPS63146082A (ja) 静電潜像の現像装置
JPS62275279A (ja) 静電潜像の現像方法および現像装置
JP2634036B2 (ja) 静電潜像の現像装置
JP2617915B2 (ja) 静電潜像の現像装置
JP2980654B2 (ja) 潜像担持体のクリーニング兼フィルミング除去装置
JP2596261B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2000010363A (ja) 画像形成装置
JP3359202B2 (ja) 画像形成装置
JPH04127179A (ja) 電子写真画像形成装置の現像装置
JPH0315872A (ja) 画像形成装置
JPS62246081A (ja) 静電潜像の現像装置