JPS63223497A - フイン付熱交換器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気調和機等における、内部に冷媒が流れる
フィン付熱交換器に関するものである。

従来の技術 近年、フィン付熱交換器は、高性能化の方向にあり、冷
媒管についても内面形状の検討がなされている。

２へ−７ 以下、図面を参照しながら、上述の従来のフィン付熱交
換器の一例について説明する。

第１０図は、従来の空気調和機におけるフィン付熱交換
器の断面図である。

第１０図において、１は所定間隔に平行に並べられたフ
ィン、２は鋼管をＵ字形に成形したヘアピンチューブ部
３を有し、かつ前記フィン１に直角に押入された冷媒管
である。

第１１図において、４は冷媒管の内面全周に形成された
複数の溝である。

第１２図において、５は前記溝の谷部、６は冷媒管どお
しをロー付等の手段を用い接続するＵ字管、７は前記Ｕ
字管６の挿入の為に前記冷媒管２に形成された拡管部で
ある。

かかる構成は、例えば特開昭６０−２１６１９０号公報
に示される。

以上の様に構成されたフィン付熱交換器についてフィン
付熱交換器が凝縮器として働く場合の動作について説明
する。

冷媒は、ガスの状態で冷媒管２０入口（図示せ３ヘー。

ず）より流入し、出口（図示せず）より流出する間に、
冷媒管２の溝４により凝縮は促進され、ガスは液化され
る。

発明が解決しようとする問題点 しかし、このように冷媒管２の内面全周に溝４を設ける
ことにより、熱伝達率が向上する一方、管内の流通抵抗
が増加し、それだけ圧力損失も大きくなる。特にヘアピ
ンチ、−−プ部３は、熱交換には直接寄与していない為
、そこでの管内溝を形成す゛る必要はなく、また、ヘア
ピンチューブ部３の肉厚が薄く、そこにかかる応力は、
他のようにフィンによって支えられていないので、応力
による電量発生も考えられる。

このように管内面全周に形成された溝もしくは凹凸を形
成することにより、管内側熱伝達率を向上させることが
可能とされてきたが、その反面、ヘアピンチューブ部３
内の圧力損失増大、また、ヘアピンチューブ部３の谷底
部５での薄肉厚による亀裂発生も生じてくる。

そこで、本発明は上記従来の熱交換器にみられる欠点を
除去するもので、ヘアピンチューブ部３での応力による
亀裂発生防止とあわせて管内の流通抵抗を低減させる事
を目的とする。

問題点を解決するだめの手段 そして上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は、
平板フィン群の両端間をこえない範囲の管群の内面にの
み、複数の溝もしくは凹凸を設け、他の溝もしくは凹凸
を形成しない部分の管の肉厚を前記溝もしくは、凹凸部
の谷の肉厚よりも大きくしたものである。

作　　用 この技術的手段による作用は次のようになる。

すなわち、複数の溝もしくは、凹凸を形成しない部分に
、冷媒が通過する際、そこでの流通抵抗を低減させるこ
とができ、寸だ、同時にその部分の管の肉厚を溝もしく
は凹凸部の谷の肉厚よりも大きくしているので、フィン
によって、支えられていなくても、応力に対して充分針
えつる強度がある。

実施例 ５ベーノ 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。

第１図に示すように、一枚の平板１０に、複数溝もしく
は凹凸を形成した溝群部８と肉厚を溝群部８の谷の肉厚
より大きくした非溝部９を形成し、溝群部の長さｅ８を
平板フィン群の両端間をこえない範囲の管の長さと等し
くし、非溝部の長さ１９１ｄ、、ヘアピンチューブ部の
長さと等しくするよう加工する。

そして次に、第２図のように、溝が内側に位置するよう
に平＠１０の端を巻囲わしてグイス１１に通し、管を成
形すると共に、第３図のようにその継目部分１２を連続
溶接１３を行ない、冷媒管１４をつくる。

そして非溝部がヘアピンチー−ブ部１５部分になるよう
に第４図に示すようにヘアピンパイプ曲げをし、次に第
５図のように、平板フィン１６に管１４の外径よりも若
干太き目の穴をあけ、それを「Ｆねてフィン１６の穴に
（ｉ＆（ヘアピンノダイプ）を差し込むセンディングを
行ない、次にフィンと６へ−７ 管とを密着させる為に管内径よりわずかに大きい直径の
拡管具１７を第６図のように、管の中へ押し込んで内部
より拡管する。

又、ベンド部１８の接合には第７図のようなトーチロウ
付は法などが用いられ第８図に示すように、フィン付熱
交換器は造られる。

上記構成において、非溝部９であるヘアピンチ、−プ部
１５は、従来例での溝による冷媒の流を抵抗を受けない
為に管内流通抵抗が減少し、それだけ入ロ〜出ロ間の冷
媒の圧力降下が少なくなり、高い蒸発温度が維持される
ので、冷凍サイクル側の効率も良くなる効果がある。

また、非溝部分の管肉厚が、前記溝群部の谷の肉厚より
大きくしたことにより、フィンに支えられていないヘア
ピンチューブ部でも充分応力に劇うる強度をもつ。

発明の効果 」二記実施例より明らかなように本発明のフィン伺熱交
換器は、平板フィン群の両端間をこえない範囲の管群部
の内向にのみ、複数の溝もしくは、７ベー／ 凹凸を設け、他の溝もしくは、凹凸を形成しない部分の
管の肉厚を前記溝もしくは凹凸部の谷の肉厚より大きく
したことにより、たとえば、管内に冷媒が流れるとき、
従来でのヘアピンチューブ部における溝による冷媒の流
豪抵抗がなくなり、その為、管内側の流通抵抗が減少で
き、さらに、従来からのヘアピンチューブ部の溝による
薄肉厚や、そこの部分が、フィンなどに支えられていな
いことからおきる応力亀裂なども、防止できる。

を示す平面図、第２図は第１図における平板を巻回する
状態を示す斜視図、第３図は同巻回状態を示す縦断値面
図、第４図はヘアピンパイプ曲げ加工図、第５図は管と
フィンとのセツティング図、第６図は冷媒管の拡管工程
図、第７図はベンド部と管との接合図、第８図、第９図
は異なるフィン付熱交換器の斜視図、第１０図は同熱交
換器の断面図、第１１図は従来例の内面溝付管の外観図
、第１２図は間管の拡大断面図である。

８・・・・・・溝群部、９・・・・・・非溝部、１４・
・・・・・冷媒管、１５・・・・・・ヘアピンチューブ
部、１６・・・・・・平板フィン、１７・・・・・・拡
管具、１８・・・・・・ベンド。

代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はが１名ｃ−
３寸　　　　　　　　の 憾　　　　　　　　　　　憾 ｌ６−−−平λ之フイン 第４図　　　　　　　ＩＢ−ベンド 第９図　　　　　第１１図 ？ と 第、０図　　　　　　　第１２図 γ 」目ｌ＝−２

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 平行に所定間隔で並べられ、その間を気流が流動する平
   板フィン群と、この平板フィン群に直角に押入され内部
   を流体が流動する管群とからフィン付熱交換器を構成し
   、平板フィン群の両端間をこえない範囲の管群部の内面
   に複数の溝もしくは、凹凸を設け、他の溝もしくは凹凸
   を形成しない部分の管の肉厚を前記溝もしくは凹凸部の
   谷の肉厚より大にしたフィン付熱交換器。