JP3343713B2 - 冷媒加熱用熱交換器 - Google Patents

冷媒加熱用熱交換器

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JP3343713B2
JP3343713B2 JP06215596A JP6215596A JP3343713B2 JP 3343713 B2 JP3343713 B2 JP 3343713B2 JP 06215596 A JP06215596 A JP 06215596A JP 6215596 A JP6215596 A JP 6215596A JP 3343713 B2 JP3343713 B2 JP 3343713B2
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heat exchanger
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heating
cylinder
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清 松本
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃焼ガスと熱交換を
して冷媒を加熱するための冷媒加熱用熱交換器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、冷媒加熱装置を具備した空気調和
機が実用化されている。
【0003】以下図面を参照しながら、上述した冷媒加
熱装置を具備した空気調和機の従来の一例について説明
する。
【0004】図は従来の冷媒加熱用熱交換器である。
同図において1は、燃焼室を形成すると同時に冷媒を流
すための管2を支え、管2に熱を伝える内面にフィンを
付けた筒である。冷媒を通す管2は筒1の表面に燃焼ガ
スの流れの方向に配設したものである。また、筒1と管
2は、熱伝導をよくするために管2や、筒1を変形させ
て接触を良くする事が一般的であり、バーナ部3を取り
付け、管2に冷媒を流しながら、バーナに火を付け燃焼
させると、発生した燃焼ガスの熱が筒1の内側のフィン
を伝わって管2に伝達されるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の様
な構成の冷媒熱交換器では、冷媒が燃焼ガスの上流側と
下流側を交互に通るため、熱の伝達効率が悪い。また、
熱伝達をよくするために管を変形させるための工数が必
要となりコストがかかる。また、管の接続のためのUベ
ンド部が必要であるが、吸熱には全く効果がなく無駄で
ある。
【0006】本発明は上記問題点に鑑み、低コストで効
率の良い冷媒加熱用熱交換器を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、内部の一方側から他方向側へ燃焼ガスが流
動する筒の内面に吸熱用のフィンを設けるとともに、
記筒の外面に長手方向に数本の突起部を設け、前記筒の
外周には前記突起部上に密接して冷媒を流す管を周方向
に連続的に巻き付けハンダで前記管を前記筒に密着させ
もので、つくりやすく、しかも熱効率の良い熱交換器
が提供できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明において、請求項1記載に
係る発明は、内部の一方側から他方向側へ燃焼ガスが流
動する筒の内面に吸熱用のフィンを設けるとともに、
記筒の外面に長手方向に数本の突起部を設け、前記筒の
外周には前記突起部上に密接して冷媒を流す管を周方向
に連続的に巻き付けハンダで前記管を前記筒に密着させ
る事により、筒と管の間のハンダの流れが良くなり、作
業効率が向上するものである。
【0009】また、請求項2記載に係る発明は、請求項
1記載の冷媒加熱用熱交換器において、前記管どうしは
適当な間隔を保って前記筒に巻き付けハンダで密着させ
る事により、管全体にまんべんなくハンダが行き渡り、
作業性と美観を向上する事ができるものである。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例の冷媒加熱用熱交換器なら
びに参考例について図面を参考にしながら説明をする。
図において従来例と同一の部分は同一号を付与し、説
明を省略する。
【0011】(参考例) 図により、参考例について説明する。図参考例の
冷媒加熱用熱交換器である。管2を筒1の外周円周上
に巻き付けたものである。筒1と管2は金属接触で熱伝
達を行うものである。この様に非常に簡単な構造のた
め、管2のUベンド部の接続や筒1と管2の全てが接触
するので熱伝達に無駄がないものである。
【0012】また、は、管2の冷媒入口側を燃焼ガ
スの入口側に配設したものである。すなわち冷媒の入口
の低温部と燃焼ガスの高温部、燃焼ガスの排気側の低温
部と冷媒の出口側とを熱交換させる構成により、熱伝達
効率を良くすると同時に、冷媒出口における冷媒の異常
過熱を少なくする事ができるものである。
【0013】(実施例) 次に本発明の実施例について説明する。図は筒1に
突起部を円周上に数本配置したものである。突起部
は、筒1の外周に溶接または、一体成形で付ける事がで
きるものである。この突起部を付けた筒1に管2を巻
き付ける事により、筒1と管2の間に均一な隙間を形成
する事ができるものである。この隙間ハンダ流れや
すくる事で筒1と管2のハンダ付が確実に早くできる
ものである。
【0014】(実施例) 次に本発明の実施例について説明する。図は、突起
の付いた筒1に管2を適当な間隔で離して巻き付
けたものである。この様にすると、ハンダ付の際、管2
の全面にハンダが確実に付き耐食性,美観の向上になる
ものである。
【0015】
【発明の効果】上記説明より明らかな様に本発明は、内
部の一方側から他方向側へ燃焼ガスが流動する筒の内面
に吸熱用のフィンを設けるとともに、前記筒の外面に長
手方向に数本の突起部を設け、前記筒の外周には前記突
起上に密接して冷媒を流す管を周方向に連続的に巻き付
ハンダで前記管を前記筒に密着させた事により、筒と
管の間のハンダの流れが良くなり作業効率が向上するも
のである。
【0016】また、上記に加えて管を適当な間隔を保っ
て巻き付けハンダで密着させる事により、管全体にまん
べんなくハンダが行き渡り、作業性の美観の向上になる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の冷媒加熱用熱交換器の要部
斜視図
【図2】本発明の実施例の冷媒加熱用熱交換器の要部
斜視図
【図3】参考例のバーナ部を備えた冷媒加熱用熱交換器
の要部斜視図
【図4】従来例の冷媒加熱用熱交換器の斜視図
【符号の説明】
1 筒 2 管 3 バーナ部 4 突起部間隔
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−146087(JP,A) 特開 平7−151477(JP,A) 特開 平4−302945(JP,A) 特開 昭54−129552(JP,A) 特開 平9−14872(JP,A) 特開 昭54−36646(JP,A) 特開 昭52−32149(JP,A) 特開 平5−106994(JP,A) 特開 平4−147845(JP,A) 特開 昭51−134459(JP,A) 特開 昭53−48263(JP,A) 特開 昭58−66786(JP,A) 実開 昭56−72081(JP,U) 実開 昭63−49448(JP,U) 実開 平5−8269(JP,U) 実開 昭63−44085(JP,U) 実開 昭57−24870(JP,U) 実開 昭58−111836(JP,U) 実開 昭55−126578(JP,U) 実開 昭60−116142(JP,U) 実開 昭56−136248(JP,U) 実開 昭55−167083(JP,U) 実開 昭54−112651(JP,U) 実開 昭51−140247(JP,U) 実開 昭51−132653(JP,U) 実開 昭62−136767(JP,U) 特公 昭30−339(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F28D 7/02 F25B 41/00 F24F 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部の一方側から他方向側へ燃焼ガスが
    流動する筒の内面に吸熱用のフィンを設けるとともに、
    前記筒の外面に長手方向に数本の突起部を設け、前記
    の外周には前記突起部上に密接して冷媒を流す管を周方
    向に連続的に巻き付けハンダで前記管を前記筒に密着さ
    せたことを特徴とする冷媒加熱用熱交換器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の冷媒加熱用熱交換器にお
    いて、前記管どうしは適当な間隔を保って前記筒に巻き
    付けたことを特徴とする請求項1記載の冷媒加熱用熱交
    換器。
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