JPS6322313Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6322313Y2
JPS6322313Y2 JP1981184392U JP18439281U JPS6322313Y2 JP S6322313 Y2 JPS6322313 Y2 JP S6322313Y2 JP 1981184392 U JP1981184392 U JP 1981184392U JP 18439281 U JP18439281 U JP 18439281U JP S6322313 Y2 JPS6322313 Y2 JP S6322313Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
sash
smoke exhaust
stile
smoke
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981184392U
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English (en)
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JPS5889585U (ja
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Publication date
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Priority to JP18439281U priority Critical patent/JPS5889585U/ja
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Publication of JPS6322313Y2 publication Critical patent/JPS6322313Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は火災時などに煙を外部に排出するため
の排煙サツシの改良に関する。
排煙サツシでは気密性または水密性を考慮して
サツシの枠は4周において障子の框と密着してい
る。そして、サツシ枠面と障子框面は外気温の変
化により、朝露や夜露等の結露が生じ、気温が氷
点下に下ると結氷して凍結する。とくに寒冷地で
は雨や雪が長期間にわたり凍結したままになつて
おり、従つてサツシ枠と障子框との取り合い部分
が凍結して障子が開閉不能になり、排煙サツシと
しての機能が失われる欠点があつた。
本考案は上記問題点を解決するものであつて、
それ故、本考案の目的は寒冷地においても常に排
煙機能を発揮し得るように枠と框との取り合い部
分が凍結しないようにした排煙サツシを提供する
ことである。
上記目的を達成するため、本考案による排煙サ
ツシの特徴は障子の4周の框の外方凹所内に帯状
の発熱体を取付けると共に、適宜位置に設けられ
たサーミスターセンサーおよび温度制御器により
前記発熱体の温度を制御し、排煙サツシを常に凍
結しない適切な温度に保つようにしたことであ
る。
次に図面を参照のもとに説明する。第1図およ
び第2図は従来の排煙サツシを示すもので、図に
おいて1は上枠であり、2は下枠、3は縦枠、4
は方立、5は障子の框、6は排煙錠、7は枢止
部、8はパツキンである。従来の排煙サツシでは
図示のように、外気温が氷点下になると4周の枠
と框5との取り合い部分にそれぞれ結氷9が生じ
たため前記のような欠点があつた。
次に本考案による排煙サツシの実施例を説明す
る。なお、従来のものと同一の部品には同一の参
照数字を付してある。本考案の排煙サツシは、第
3図および第4図に示すように、障子の4周(4
辺)の框5の外方に形成された凹所5a内に接着
などにより取付けられた帯状の発熱体10を含
み、この発熱体10は適当な材料からなる帯状物
にニクロム線などの電気的加熱部材を埋込み、電
気エネルギーによつて加熱するものである。そし
て、図示の実施例では、発熱体10は框5の凹所
5a内の室外側立壁に取付けられているが、場合
によつては、凹所5aの底部又は室内側の立壁に
取付けてもよい。好ましくは、この発熱体10は
成形品などの断熱材11によつて被覆される。
さらに、この排煙サツシは枠または框の適宜位
置、例えば第5図に示すように下框5の位置に一
または複数個のサーミスターセンサー(熱感知端
子)12を備え、且つサーミスターセンサーによ
つて発熱体10の温度を制御する温度制御器13
を含む。その組立は、例えばホーローアルミ型材
で各枠を形成し、下枠2の適宜位置に切欠き14
を設け、パツキン8をはめ込んだ後に、切欠き1
4を利用して発熱体10とサーミスターセンサー
12のリード線15を枠の中に配線し、縦枠3の
切欠16よりリード線を出す。縦枠3から出てい
るリード線15は結線ボツクスで結線されて温度
制御器13に接続される。通常、温度制御器には
定格AC100Vが用いられる。また、一般には温度
制御器13は管理事務室に設置され、集中制御さ
れるが、個別制御方式でもよい。
本考案による排煙サツシは上記のように構成さ
れているので、框に取付けられた発熱体10に通
電して障子の4周を加熱することができる。従つ
て、外気温が氷点下に下つてもサツシの枠と障子
の框との間の取り合い部分に結氷を生じることが
防止される。その上、サーミスターセンサー12
および温度制御器13により、常に所定温度に一
定に保つことができ、好ましくは約2℃に保たれ
る。
しかも、この考案では、障子側を加熱するよう
構成しているので、窓枠側を加熱するものに比べ
て熱量は少なくて済み、又、発熱体は框の外方の
凹所内に収納しているので、窓の開閉時にも他の
部分と当接したりすることがなく、発熱体が損傷
する恐れがなく、長期に亘つて必要な加熱性能を
得ることが可能である。
なお、図示の実施例は内倒し型の連窓になつて
いるが、外倒し型、すべり出し型、横軸回転型な
ど、他の型の排煙サツシについても本考案は同様
に適用できることは言うまでもない。また、単窓
の場合にも本考案は同様に具現し得ることは明ら
かである。温度制御についてもダイヤル等で任意
に温度設定を行なうコントロール方式、またはバ
イメタルなどによるサーモスタツト方式など、適
宜方式を用いることができる。
上記のように、本考案によれば、排煙サツシを
常に開放可能な状態に保つことができ、冬期また
は寒冷地においても火災時の煙を排出し、煙によ
る死傷事故を防ぐことができる。また、窓枠側で
なく障子側を加熱しているので、ランニングコス
トも安く、省エネルギーの点でも好ましいものに
なつている上に、発熱体が框の外方の凹所内に収
納されているので、発熱体の損傷の恐れが少な
く、かつ修理点検等も容易に行なえるという効果
がある。さらに短時間の氷解も可能であり、不要
時には節電もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の排煙サツシの縦断
面図および横断面図、第3図は本考案の一例によ
る排煙サツシの縦断面図、第4図はその横断面
図、第5図はその正面図である。 図中、1,2,3,4……枠、5……框、10
……発熱体、11……断熱材、12……サーミス
ターセンサー、13……温度制御器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 窓枠、この窓枠に回動自在に組み込まれる障
    子とを備え非常時に室内の煙を排出する排煙サ
    ツシにおいて、障子の4周を構成する框の外方
    が開放され凹所となつた部分に前記框と密着す
    るよう収納された帯状の発熱体と、前記窓枠ま
    たは框の適宜位置に設けられたサーミスターセ
    ンサーと、前記センサーにより前記発熱体の温
    度を制御する温度制御器を設けたことを特徴と
    する排煙サツシ。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の排煙
    サツシにおいて、前記発熱体は断熱材によつて
    被覆されている排煙サツシ。
JP18439281U 1981-12-11 1981-12-11 排煙サツシ Granted JPS5889585U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18439281U JPS5889585U (ja) 1981-12-11 1981-12-11 排煙サツシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18439281U JPS5889585U (ja) 1981-12-11 1981-12-11 排煙サツシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5889585U JPS5889585U (ja) 1983-06-17
JPS6322313Y2 true JPS6322313Y2 (ja) 1988-06-20

Family

ID=29984516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18439281U Granted JPS5889585U (ja) 1981-12-11 1981-12-11 排煙サツシ

Country Status (1)

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JP (1) JPS5889585U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5688020A (en) * 1979-12-13 1981-07-17 Mitsubishi Electric Corp Conveying speed regulator

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5688020A (en) * 1979-12-13 1981-07-17 Mitsubishi Electric Corp Conveying speed regulator

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5889585U (ja) 1983-06-17

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