JPS63222858A - 印刷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 上位のホスト装置から送られてくる印刷データを解析し
、印刷用紙の所定位置に綴じ代を取って両面に情報を印
刷する印刷装置であって、綴じ代を取って両面に情報を
印刷する場合、その綴じ大制御を行うために印刷装置の
用紙搬送方向と綴じ代の位置を意識して両面印刷を行う
必要があったのに対して、印刷用紙の綴じ代位置により
印刷用紙の長辺方向と平行な軸を中心に論理的に反転さ
せる指定手段と、短辺方向と平行な軸を中心に反転させ
る指定手段を構成することにより、印刷装置の用紙搬送
方向には無関係に両面印刷を行うことが可能となる。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、印刷用紙の所定位置に綴じ代を取って印刷用
紙両面に情報を印刷する印刷装置に関する。

印刷装置が印刷する印刷用紙は、当初連続用紙が主であ
ったが、最近はファイリングの容易さ、扱い易さ等から
Ａ４／８４等のカット紙を使用する率が年々増加傾向に
ある。

これらカット紙を使用する印刷装置は、通常用紙１枚に
１ペ一ジ分の印刷を行う印刷装置（ページプリンタとも
言う）であるが、近年ファイルする物理的な用紙枚数を
少なくするために、印刷用紙の両面（即ち、表面／裏面
）に情報が印刷出来る印刷装置が実用化されるようにな
っている。

かかる印刷装置にあって、印刷装置が固有に有する用紙
搬送方向に関係なく、簡易な方法で柔軟性を持った反転
方法にて両面印刷が可能なことが要望されるようになっ
た。

〔従来の技術〕

第５図は従来例を説明するブロック図、第６図は両面印
刷状況を説明する図、第７図は印刷装置が受信するデー
タ形式を説明する図、第８図はホストシステムからの印
刷制御状況を説明する図、第９図は左綴じを行う場合の
制御状況を説明する図をそれぞれ示す。

第６図は印刷装置２での両面印刷状況を説明する図を示
す、即ち、ホッパー２５から供給された用紙（ａ）は、
感光ドラム２６でまず表面に情報が印刷された後、経路
■〜■を経て装置２が固有に有する用紙反転機構２８に
て表面から裏面に物理的に反転され、経路■、■を経て
再び感光ドラム２６で裏面に所定情報の印刷が行われ、
スタンカー２７に収納される。

このような印刷装置２において、用紙（ａ）を第８図（
Ａ）（１）のように縦長に置いた時、文字が判読出来る
ように印刷するポートレートモード及び、用紙（ａｌを
第８図（Ａ）（２）のように横長に置いた時文字が判読
出来るように印刷するランドスケープモードの印刷や、
第９図に示すように綴じ代を指定する場合には、用紙（
ａｌに対する文字配置の指示を行っている。

第５図は上述のような印刷時の制御を行う機能ブロック
を示す図であり、その構成は、ホストシステム１から送
出されて来る情報のうち、印刷情報を示す識別子である
コマンドコードを識別するコマンドコード解析部２１と
、表面に印刷する１ペ一ジ分の文字パターンを保持する
と共にその文字配置を指定・制御する表面制御部２２と
、 裏面に印刷する１ペ一ジ分の文字パターンを保持すると
共にその文字配置を指定・制御する裏面制御部２３と、 印刷開始指示信号により表面制御部２２又は裏面制御部
２３の内容を読取り用紙（ａ）の表面又は裏面への印刷
処理の制御を行う印刷制御部２４とを具備して構成され
ている。

尚、第７図はホストシステム１から送出されて。

来る情報の形式を示し、その先頭部分にコマンドコード
領域（ｂｌ、次にデータ領域（Ｃ）を持って転送して来
る。

例えば、コマンドコード領域（ｂ）に印刷情報を示す識
別子コードが指定されている場合は、データ領域（Ｃ）
には印刷データを乗せて転送される。

又、コマンドコード領域（ｂ）が文字配置を指定するコ
ードが指定されていれば、データ領域（Ｃ）にはその指
定情報を乗せて転送されることになる。

即ち、印刷装置２によっては用紙（ａ）の搬送方向が１
種類でなく、用紙（ａ）の種類によって短辺方向送り（
第８図（Ｂ）　（１））　、長辺方向送り（第８図（Ｂ
）（２））が存在しているため、ホストシステム１は各
々の印刷装置２の用紙送り方向を意識して第８図（Ａ）
に示すような回転指示を行う。

即ち、第８図（Ａ）左側に示す文字配置（ＡＢＣ・・・
）と同一配置の場合（（１）の場合）は回転０１１、（
２）のように横長方向の場合は回転９０″、（３）のよ
うに縦長方向でしかも入力する位置に対抗する位置から
の場合は１８０　°、（４）のように横長方向でしかも
（２）の場合と対抗する位置の場合は２７０　。

の回転を指示する。

更に、綴じ代を取って文字配置を指示する場合は、第９
図のように配置指示（但し、左綴じの場合を例に取る）
を行う。

即ち、短辺送り用紙の場合は第９図（Ａ）のように、０
°ＩＯ’、長辺送りの場合は第９図（Ｂ）のように、０
＠、１８０　　°で指示することにより左綴じを実現し
ている。

尚、綴じ代を取る場合の指定も、第７図に示すコマンド
コード領域（ｂ）で回転情報を示す識別子コードを指定
し、その回転指示をデータ領域（Ｃ）で行う。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述のコマンドコード領域（ｂ）及びデータ領域（Ｃ）
に対する指定・指示はホストシステム１で、例えばプロ
グラムに基づき行う場合、そのホストシステｌが各印刷
装置２の用紙搬送方向を意識して、それに対応する指示
を行うことになる。

そのため、ホストシステ１側の負荷が増すばかりでなく
、もし用紙（ａ）の搬送方法が変更された場合又は搬送
方向の相違する他の印刷装置２に対して同一ホストシス
テ１から情報を送る場合は、これらのデータをその都度
変更する必要があると言う問題点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の詳細な説明するブロック図を示す。

第１図に示す本発明の原理ブロック図は、第５図で説明
したホストシステム１と下記に説明する印刷装置２０と
で構成されている。

又、本発明の印刷装置２０は第５図で説明した機能ブロ
ック２１〜２４と、 印刷用紙に対する両面印刷時、文字配置の反転指示を印
刷用紙の長辺方向と平行な軸を中心に反転させる長辺方
向反転指示と、印刷用紙の短辺方向と平行な軸を中心に
反転させる短辺方向反転指示を綴じ代の位置に応じて行
う論理反転指定手段（論理反転指定部）４０とを具備し
て構成されている。

〔作用〕

情報を両面印刷する場合、印刷用紙の綴じ代位置により
印刷用紙の長辺方向と平行な軸を中心に文字配置を反転
させる場合と、短辺方向と平行な軸を中心に文字配置を
反転させる場合とで指定するように構成することにより
、印刷装置の用紙搬送方向には無関係に両面印刷を行う
ことが可能となる。

〔実施例〕

以下本発明の要旨を第２図〜第４図に示す実施例により
具体的に説明する。

第２図は本発明の詳細な説明するブロック図、第３図は
本発明の実施例における反転指定状況を説明する図、第
４図は本発明の実施例における反転指定と印刷イメージ
の関係を説明する図をそれぞれ示す。尚、全図を通じて
同一符号は同一対象物を示す。

本実施例の論理反転指定部４０は、印刷文字配置指示方
法として、印刷用紙（ａ）の長辺方向と平行な軸中心の
反転を指示する長辺方向反転指定部４１（第３図に示す
ａ軸反転に相当する）と、印刷用紙（ａｌの短辺方向と
平行な軸中心の反転を指示する短辺方向反転指定部４２
（第３図に示すｂ軸反転に相当する）とを具備している
。

それぞれの文字配置の反転指示は、長辺方向反転指定部
４１及び短辺方向反転指定部４２を活性化することによ
り、論理的に反転指定を行う。

又、どの指定部４１．４２を活性化するかの指示は、ホ
ストシステムｌから第７図の形式で転送される情報をコ
マンド解析部２１で解析した時の信号により行われるも
のとする。

尚、この反転指定は印刷装置２が用紙反転機構２８（第
６図で説明済）で行う、用紙（ａ）をメカ的に反転する
固有の反転方法とは違うもので、印刷データの配置を指
定するために論理的に指定した反転指示である。

ホストシステム１からの反転指定は、ＪＣＬ　　（ジョ
ブ制御言語）等によって与えられた綴じ方向（左／右／
上／下等）に対応して行われる。

即ち、第３図に示すように左／右綴じの場合はａ軸反転
（印刷用紙（ａ）の長辺方向と平行な中心をａ軸とする
反転）を指定し、上／下織じの場合はｂ軸反転（印刷用
紙（ａｌの短方向と平行な中心をｂ軸とする反転）を指
定する。

次に、本実施例の処理動作を説明する。

ホストシステム１は印刷装置２０に対して、印刷情報を
第７図の形式で送出する。

この情報をコマンド解析部２１が解析し、印刷データで
あることが判明すると表面制御部２２へその情報（文字
コード）を転送し、表面制御部２２はその情報（文字コ
ード）を解析して文字コードに対応した文字パターンを
、１ペ一ジ分内部に確保しているメモリ　（図示してな
い）上に配置する。

以後、１ペ一ジ分の情報になるまで上記動作を繰り返し
行う。

次に、ホストシステム１はユーザからＪＣＬ　　（ジョ
ブ制御言語）等によって与えられた綴じ方向（左／右／
上／下等）に対応した反転方向情報（第３図に示すａ軸
及びｂ軸反転）を、印刷装置２０に対して第７図の形式
で送出する。

反転方向情報はコマンド解析部２１で解析され、その解
析結果により長辺方向反転指定部４１又は短辺方向反転
指定部４２が活性化され、反転方向が指定される。

又、コマンド解析部２１は表面の印刷イメージの作成完
了により印刷指示信号を印刷制御部２４に対して送出す
る。

印刷制御部２４はこれらの指示を受けると、ホッパー２
５（第６図で説明済）から１枚の用紙（ａｌを給紙し、
表面の印刷を完了させた後、第６図に示すように経路■
〜■を経て印刷装置２０が固有に有する用紙反転機構２
８で用紙（ａ）を反転させ、経路■。

■を経て裏面の印刷指示を待つ。

一方、コマンド解析部２１によって解析され活性化され
た長辺方向反転指定部４１又は短辺方向反転指定部４２
からの反転指示は、裏面制御部２３にも同時に通知され
、指定された反転方向に見合った印刷データ配置を行う
。

続いて、ホストシステム１から送られて来る裏面印刷用
の印刷データが表面の場合と同様に裏面制御部２３内に
、指示された論理反転方向を参照して裏面の印刷イメー
ジを完成させる。

以上の方法にて両面印刷を行った場合の実施例、即ち綴
じ位置に応じたａ軸反転及びｂ軸反転にて印刷した状況
を第４図に示す。

以上のような両面印刷の場合は、印刷装置２０が有する
固有の用紙搬送方向をホストシステム１が意識すること
なく処理することが可能となるため、その分ホストシス
テム１の負荷が軽減されることになる。

〔発明の効果〕

以上のような本発明によれば、ホストシステムの負荷が
軽減されると共に、印刷装置の用紙搬送方向には無関係
に柔軟性を持って両面印刷を行うことが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明するプロ・ツク図、第２図
は本発明の詳細な説明するブロック図、第３図は本発明
の実施例における反転指定状況を説明する図、 第４図は本発明の実施例における反転指定と印刷イメー
ジの関係を説明する図、 第５図は従来例を説明するブロック図、第６図は両面印
刷状況を説明する図、 第７図は印刷装置が受信するデータ形式を説明する図、 第８図はホストシステムからの印刷制御状況を説明する
図、 第９図は左綴じを行う場合の制御状況を説明する図、 をそれぞれ示す。 図において、 １はホストシステム、　　２，２０は印刷装置、２１は
コマンド解析部、　　２２は表面制御部、２３は裏面制
御部、　　　　２４は印刷制御部、２５はホッパー、　
　　　　　２６は感光ドラム、２７はスタンカー、　　
　　２８は用紙反転機構、４０は論理反転指定部（論理
反転指定手段）、４１は長辺方向反転指定部、 本著明の叙埋配柁輯するフ・口・、り口慣　１　（２） ム梵田の袈」却１ゆｊヒ姑し鴨ずろつ゛ロー、り亘惑　
２　回 歳襄 水ｉ１の匈慟剤（テおけるに転亀区秋慧乞救桐６巳ち　
　ろ　　図 〔長〕　　　　　　導〕 ＃＆近遊′ｊ明魂にのα紬且転 （美ｆｆｌ！θヂニ（〕ｍシー１１の０４）−コ尽Σ組
）Ａ＼本覧ｇ８７１ｒｌ　欠奥イワリ　（て−〇　　　
　　　　　　〔裏〕 ’Ｕｌ邂・１田観ｉ鳶反転 （長逍崖−ＩＦ＠腋のし輪動１） 罰ｉ彰詣弛と印刷イ≠−ジの藺保俄気呵する１へも　４
　図 燵楽濤１！ｊ（ｔ９＠するブ”Ｏ，、、ｒ月Ａり５　　
同 ａＪ）ψ暑ｊ状北乞沌叶０図 弗　６　区 卯、妙１襞！す３廟４６子゛−り把式トＥ＆び呵１ろ目
（表面〕　　　　　　　　（襄ｉ） ０’　　　　　　　　　　　Ｑ’ （長め］　　　　　　　　　　　　　　（裏面ン０°　
　　　　　　　　　１８ｏ。 方ジ柁１ａｔＺテう祠も。会、！７１制瑠ｉｐｔ虻鴫と
右、息を９Ｒ７６図発　９　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 印刷用紙をメカ機構で反転する用紙反転機構を有し、前
   記印刷用紙の所定位置に綴じ代を取って両面に情報を印
   刷する印刷装置であって、 前記印刷用紙に対する両面印刷時、印刷する情報配置の
   論理的な反転指示を、前記印刷用紙の長辺方向と平行な
   軸を中心に反転させる長辺方向反転指定と、前記印刷用
   紙の短辺方向と平行な軸を中心に反転させる短辺方向反
   転指定を綴じ代の位置に応じて行う論理反転指定手段（
   ４０）を設け、前記印刷用紙の所定面への情報印刷が終
   了すると、前記印刷用紙の他面へ印刷する情報配置の論
   理的な指定を、該印刷用紙の綴じ代の位置に応じて前記
   論理反転指定手段（４０）で行うことを特徴とする印刷
   装置。