JPS63222695A - 酵素法によるペルフルオロカルボン酸の製造法 - Google Patents

酵素法によるペルフルオロカルボン酸の製造法

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JPS63222695A
JPS63222695A JP5418987A JP5418987A JPS63222695A JP S63222695 A JPS63222695 A JP S63222695A JP 5418987 A JP5418987 A JP 5418987A JP 5418987 A JP5418987 A JP 5418987A JP S63222695 A JPS63222695 A JP S63222695A
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JP
Japan
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perfluorocarboxylic acid
reaction solution
perfluoroalkyl
enzyme
perfluoroalkyl iodide
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JP5418987A
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Tomoya Kitatsume
智哉 北爪
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AGC Inc
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Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は酵素法によるペルフルオロカルボン酸の製造法
に間するものである。
ペルフルオロカルボン酸はフッ素系界面活性る。従来そ
の製造法としては、 (1)カルボン酸の電解フッ素化(特公昭3l−(2)
ヨウ化ペルフルオロアルキルを無水硫酸あるいは発煙硫
酸と反応させ、次いで水で処理する方法(特開昭53−
111011.56(3)ビニルペルフルオロアルキル
のオゾン分解法(特公昭55−47620) (4)亜鉛金属/炭酸ガスを用いるヨウ化ペルフルオロ
アルキルのカルボキシル化反応(冑機合成協会誌、41
11,432 (1983))等が知られている。
しかしながら、(1)の方法では炭素数5以上の直鎮カ
ルボン酸は合成できない、また、(2)、(3)の方法
は厳しい反応条件を必要とすることや反応装置の腐食等
の問題があり、(4)の方法は工業的スケールで実施す
るには適当でない。
本発明は、従来技術が有していた前述の欠点を解消しよ
うとするものであり、穏和な条件下で効率良く目的とす
るペルフルオロカルボン酸を製造すべく、これまでに検
討例のなかった酵素の利用に注目したものであり、すな
わち、アセチレン誘導体と酸素存在下、ヨウ化ペルフル
オロアルキルをペルフルオロカルボン酸に変換させるこ
とを特徴とするペルフルオロカルボン酸の製造法 を新規に提供するものである。
本発明におけるヨウ化ペルフルオロアルキルとしては下
式[I]で表わされる化合物を用いることができる。
R+CFtI       −−−(11ここでR1は
CsF 2mlで表わされる、分岐していてもよいペル
フルオロアルキル基であり、mは1〜30の整数であり
、特に1〜16であることが好ましい。
アセチレン誘導体としては、アルキルもしくはアリール
置換アセチレンであることが収率向上の点で好ましい、
ここでアルキル置換基としてはC1〜Cxo、特にC5
〜C1@のアルキル基、アルキル置換基としては置換基
を有していてもよいフェニル基が好ましい、かかるアセ
チレン誘導体としては、例えば1−オクチン、2−オク
チン、3−オクチン、1−デシン、1−ドブシン、フェ
ニルアセチレン、1−フェニル−1−プロピン、ジフェ
ニルアセチレン等が挙げられる。
本発明ではヨウ化ペルフルオロアルキルへの一電子移動
が反応の引き金になると考えられるが、そのために有効
な酵素としては特に金属イオンを補欠分子団として有す
る酵素が好ましい。
かかる酵素としてはニッケルを有するウレアーゼや、プ
ロトヘムを有するカタラーゼ、ペルオキシダーゼ、ヘモ
グロビン、ミオグロビン等の酵素を挙げることができる
が、特にウレアーゼやカタラーゼが収率向上の点で好ま
しい。
反応はヨウ化ペルフルオロアルキル1当量に対しアセチ
レン誘導体0 、、01〜1当量、特に好ましくは0.
1〜0.7当量を加え、酵素を添加して水もしくは水を
含むi媒中で、攪拌もしくは振盪することにより行なわ
れる。必要により界面活性剤を添加してもよい、また、
酵素を固定化して使用することも可能である。
反応温度としては0ないし55℃が適当であり、特に好
ましくは20ないし40℃である・反応pHは特に制御
する必要はないが、適当な緩衝液を用いてもよい。
以下本発明を実施例によ)てさらに詳しく説明するが、
本発明はこれら実施例に限定される喝のではない。
実施例1〜11゜ 表1に示した一連のヨウ化ペルフルオロアルキル(10
mmo l ) 、アセチレン誘導体(5mmol)に
対しカタラーゼもしくはウレアーゼくいずれも長潮!!
Ill、10mg)を添加し、pH8リン酸緩衝液中で
1〜4週間攪拌した結果、同表に示したペルフルオロカ
ルボン酸が得られた。
表1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アセチレン誘導体と酸素存在下、ヨウ化ペルフルオ
    ロアルキルをペルフルオロカルボン酸に変換させること
    を特徴とするペルフルオロカルボン酸の製造法 2、酵素として金属イオンを補欠分子族として有する酵
    素を用いることを特徴とする特許請求範囲第1項記載の
    製造法 3、ヨウ化ペルフルオロアルキルをアセチレン類に対し
    て過剰量用いることを特徴とする特許請求範囲1項記載
    の製造法
JP5418987A 1987-03-11 1987-03-11 酵素法によるペルフルオロカルボン酸の製造法 Pending JPS63222695A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8212064B2 (en) 2008-05-14 2012-07-03 E.I. Du Pont De Nemours And Company Ethylene tetrafluoroethylene intermediates
US8318877B2 (en) 2008-05-20 2012-11-27 E.I. Du Pont De Nemours And Company Ethylene tetrafluoroethylene (meth)acrylate copolymers

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8212064B2 (en) 2008-05-14 2012-07-03 E.I. Du Pont De Nemours And Company Ethylene tetrafluoroethylene intermediates
US8318877B2 (en) 2008-05-20 2012-11-27 E.I. Du Pont De Nemours And Company Ethylene tetrafluoroethylene (meth)acrylate copolymers

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