JPS63222365A - 磁気デイスク装置バツクアツプ方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、磁気ディスク装置の記録内容をバックアッ
プする磁気ディスク装置バックアップ方式に関する。

（従来の技術） 磁気ディスク装置の記録内容は、ハードウェアの故障や
オペレーション上の誤り等により破壊される恐れがある
ため、他の外部記憶装置、例えばｌａ気テープ装置等を
用いてバックアップする必要がある。従来のバックアッ
プ方式は、磁気ディスクボリューム全体のセーブを行な
うか、ソフトウェアによって必要なファイルのセーブを
行なうのが一般的であった。前者の方式では磁気ディス
クボリューム全体の大きざに相当する容量のバックアッ
プ用記録媒体を必要とし、不経済である上に長時間を要
する。又、後者の方式ではソフトウェアに負担が掛る上
バツクアップに要する時間が長くなりがちである。

〈発明が解決しようとする問題点〉 このように従来のバックアップ方式においては、大容量
のバックアップ用記録媒体が必要である、あるいはバッ
クアップに要する時間が長くなるという欠点があった。

本発明はこれらの欠点を解消するためになされたもので
、その目的はバックアップ用記録媒体の記録容量とバッ
クアップに要する時間を節約することにある。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明では、中央処理装置にシステムバスを介して接続
されたマスストレージコントローラに、磁気ディスク装
置及びバックアップ用の外部記憶装置とを接続して成る
システムの磁気ディスク装置バックアップ方式において
、上記マスストレージコントローラは、上記中央処理装
置から上記磁気ディスク装置への書き込み命令がある毎
に書き込みを行なったディスク上の場所を記憶し、上記
中央処理装置からバックアップの命令があるとき、記憶
した上記ディスク上の場所に記録されているレコードを
上記外部記憶装置へ順次転送するようにした。

（作用） 上記方式によれば、ディスク上の更新されたレコードの
みがバックアップされることになり、またバックアップ
のための動作は主としてマスストレージコントローラが
行なうので中央処理装置の負担が軽減される。

（実施例） 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。

第１図は本発明が適用されるシステムの構成ブロック図
である。図中１は中央処理装置（以下ＣＰＵと称す）、
２はメインメモリユニット、３はＣＰＵ２及びメインメ
モリユニット２を接続するシステムバス、４はシステム
バス３に接続されたマスストレージコントローラ（以下
ＭＳＣと称す）、５はバックアップすべき磁気ディスク
装置、６はバックアップ用の磁気テープ装置である。磁
気ディスク装＠５及び磁気テープ装置６はＭＳＣ４に接
続され、ＭＳＣ４によって制御されるものでおる。７は
ＭＳＣ４に内蔵されているランダムアクセス可能なロー
カルメモリでおる。このローカルメモリ７にはディスク
更新記録テーブルが設けられている。このディスク更新
記録テーブルは、磁気ディスク装置５の磁気ディスク上
の各場所（トラック番号とセクタ番号で指定される）に
おけるレコード（物理レコード）が更新されているか否
かを示すものである。第２図に示すｂは磁気ディスク上
のレコード配置の一例を示したもので、同図ａはこの配
置に対応したディスク更新記録テーブルの概念を示した
ものである。

次に、このように構成されたシステムの動作を説明する
ことによって本発明方式を説明する。

まずシステムの初期状態において、ＭＳＣ４は現在接続
されている磁気ディスク装置５に対応してローカルメモ
リ７の中にディスク更新記録テーブルを作成し、その磁
気ディスク全体が未更新であることを意味するようにそ
のテーブルを初期化する。ここでは未更新を意味する記
号を“Ｏｎｅとする。尚、テーブルの初期化はＣＰＵ１
の命令によって行なわせるようにしても良い。

以後、ＣＰＵＩからＭＳＣ４に対し磁気ディスク装Ｍ３
のディスクアクセスの為種々の命令が発行されるが、Ｍ
ＳＣ４はこれら種々の命令を逐次調べ、その内容がディ
スク上の書き換えを要求するものである時、出き換えが
行なわれるディスク上の場所と対応する上記テーブル中
の箇所に、更新が行なわれたことを示す記号を記入する
。ここではその記号を°“１′′とする。第２図の矢印
に示すように、例えばディスク上のトラック１のセクタ
１が更新されたならば、テーブル上のそれに対応する箇
所には“１″が記入される。

以上のようにして上記テーブルにはディスクの更新記録
が蓄積されるが、ある時点でＣＰＵ１からＭＳＣ４に対
して磁気ディスク装置５のバックアップ命令が発行され
ると、ＭＳＣ４は上記テーブルを参照し、更新されてい
るディスク上のレコードを次々に読み出し、これを磁気
テープ装＠６に転送する。

本実施例によれば、ＭＳＣに内蔵されているメモリに磁
気ディスク更新記録テーブルを設け、ＭＳＣがバックア
ップの作業を行なうので新たな装置は不要である。

［発明の効果］ 本発明によれば、バックアップ用記録媒体の使用量を削
減することができ、かつバックアップに要する時間を短
縮することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方式が適用されるシステムの溝成図、第
２図は第１図に示したシステムの動作を説明するための
図である。 １・・・ＣＰＵ　　　　　２・・・メインメモリユニッ
ト３・・・システムバス　４・・・ＭＳＣ５・・・磁気
ディスク装置　６・・・磁気テープ装置７・・・ローカ
ルメモリ 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　山王　− 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 中央処理装置にシステムバスを介して接続されたマスス
   トレージコントローラと、このマスストレージコントロ
   ーラに接続された磁気ディスク装置及びバックアップ用
   の外部記憶装置とを具備するシステムの磁気ディスク装
   置バックアップ方式において、前記マスストレージコン
   トローラは、前記中央処理装置から前記磁気ディスク装
   置への書き込み命令がある毎に書き込みを行なったディ
   スク上の場所を記憶し、前記中央処理装置からバックア
   ップの命令があるとき、記憶した前記ディスク上の場所
   に記録されているレコードを前記外部記憶装置へ順次転
   送することを特徴とする磁気ディスク装置バックアップ
   方式。