JPS6322098A - B型肝炎ウイルス抗原とその製造法 - Google Patents

B型肝炎ウイルス抗原とその製造法

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JPS6322098A
JPS6322098A JP61143412A JP14341286A JPS6322098A JP S6322098 A JPS6322098 A JP S6322098A JP 61143412 A JP61143412 A JP 61143412A JP 14341286 A JP14341286 A JP 14341286A JP S6322098 A JPS6322098 A JP S6322098A
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Hiroyuki Fujita
弘之 藤田
Sadao Manabe
貞夫 真鍋
Masahiko Kato
正彦 加藤
Juichiro Osame
納 寿一郎
Iwao Yoshida
吉田 巌
Takeo Takanobu
高延 壮男
Yoshinori Takaku
高久 慶典
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/005Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from viruses
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61K39/00Medicinal preparations containing antigens or antibodies
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N2730/00Reverse transcribing DNA viruses
    • C12N2730/00011Details
    • C12N2730/10011Hepadnaviridae
    • C12N2730/10111Orthohepadnavirus, e.g. hepatitis B virus
    • C12N2730/10122New viral proteins or individual genes, new structural or functional aspects of known viral proteins or genes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/8215Microorganisms
    • Y10S435/911Microorganisms using fungi
    • Y10S435/94Saccharomyces
    • Y10S435/942Saccharomyces cerevisiae

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、B型肝炎ウィルスの表面抗原(以下、r+s
s抗原」という)に関するものである。
更に詳しくは、HBs抗原に随伴するポリペプチド、プ
レー)(BsK原(J:J、’FrPreSJという)
に含まれるアミノ酸10個のポリペプチドを有するHB
s抗原に関する、本発明の抗原は、安全性、有効性並び
に均質性を兼眞した高純度の8型旺−炎ワクチンとして
優れて有用であり、しかも、安価かつ安全に大量生産で
きるものである。本発明の抗原は、高度の免疫学的特異
性を有するため、抗B型肝炎ウィルスの優れた診断剤と
して有用であると共に、抗ウイルス抗体の作成にも使用
できる。
[従来の技術] 急性並びに慢性のB型肝炎、及び慢性のB型肝炎に連座
して生じる肝硬変並びに肝癌は、いずれも、B型肝炎ウ
ィルスの感染の関与していることが知られている。また
1B型肝炎の患者は、東南アジア及びアフリカ中央部の
多発地帯を中心にして全世界に分散して潜在しており、
その数は約21人に遠い日本での潜在的患者数は、人口
の約2.5%に当たる約300万人であると51算され
ている。従って、B型肝炎は日本のみならず、全世界の
重大感染症であり、その予防、早期診断及び治療は、世
界的な重要課題になっている。
B型肝炎ウィルスの完全粒子は、ディン粒子と呼ば机、
直径が約42nmの球形の大型粒子であり、その表面は
HBs抗原で覆われており、−方、その内部には直径約
27nmのコアを有する。
コアには、部分的に一本鎖からなる全体として環状の二
本!11DNA、及びONΔポリメラーゼが存在する。
ウィルス遺伝子としてのHDNAの艮ざは、−末鎖の部
分を二本鎖に人工f)’J1.:I復させた完全な二本
鎖の状態では、約3200塩基対に相当する。HBs抗
原は226fAのアミノ酸のポリペプチドであり、その
平均分子母は2.4X106ダルトンである。自然状態
下の一部のHBsにはPre3が随伴し結合していると
考えられている。尚、Pre3は、163仏の7ミノ酪
からなるポリペプチドである。また、HBs抗原は、そ
の抗原性についての診断学及び疫学では大戦、4種の亜
型、adr、adw、ayr、及びaywの各型に分類
されており、日本を含むアジア諸lではadr型が、一
方、欧米諸国ではadw型が分布の主流を占めているこ
とが知られている。
[発明が解決しようとする問題点] B型肝炎ウィルスは、その宿主域が極めて狭く、ヒト及
びチンパンジーに限られており、ウィルス培養宿主とし
て細胞培養を用いて生産することが不可能である。その
ため、HBS抗原は、高濃度のB型肝炎つィルス粒子の
保持者である無症候キャリアーの血液から、遠心法、l
ii!1安沈′R法等により分離精製されている。しか
しながら、かかるヒト血液の供給口には限度があるため
、世界の需要を満たす(まどHBs抗原を大」生産する
ことはできない。このことが、HBs抗原が貴重かつ高
価であることの要因になっている。
上記は、当業者の衆知するところであり、これを解決す
るため、すてに槌々の試みがなされている。例えば、組
換えDN、A技術を用いてHBs抗原を大腸菌、枯草菌
、シュードモナス几菌、酵母、カビ類等の形質転換体で
生産(特開昭55−104887、特開昭56−639
95.特開昭57−181099.特開昭57〜209
298゜特開昭59−48082.特開昭59−317
99つ、特開昭59−36699.特開昭59−749
88.特開昭60−89431.公表昭56−5011
28);組換えDNA技術を用いてH3s抗原を体ll
1l胞培養の形質転換体で生産(特開昭58−995)
;B型肝炎ウィルスの持続感染培養細胞系で)−I B
 S抗原を生産(特開昭56−150020);HBs
抗原ノ化学合成([[57−136527)等をあげる
ことができる。しかしながらこれらの試みは、HBS抗
原の生産収率や免疫原性、更には、品質に関し、難点及
び欠陥があるため、未だ実用化されていない。
[問題点を解決するための手段及び作用]本発明者らは
、前記問題点を解決すべく鋭意研究を行った結果、B型
肝炎ウィルス(以下[HBVJという)の感染防1lI
Iの1能を有するHBS抗原並びにpre3をコードす
る遺伝子DNAをクローニングすることに成功した。更
に、クローニングにより得られたDNAの塩基配列を決
定すると共に、かかるクローニングされたDNAを組換
え遺伝子技術により発現させたところ、優れた免疫原性
と品質とを兼備したHBs抗原が安全かつ安価に、しか
も安定して出産できることを見出した。本発明者らは、
これらの知見に基づき、本発明を完成した。
本発明によれば、次式(1): %式% (式中Alaはアラニン、Aroはアルギニン。
Asnはアスパラギン、ASpはアスパラギン酸。
CySはシスティン、Glnはグルタミン、GIUはグ
ルタミン酸、Glyはグリシン、Hisはヒスチジン、
Ileはインロイシン、Lysはリジン、1−euはロ
イシン、Metはメチオニン。
Pheはフェニルアラニン、Proはプロリン。
Serはセリン、Thrはスレオニン、Trpはトリプ
トファン、Tyrはチロシン、Valはバリンの各残基
をそれぞれ表わす)、で表わされるアミノ酸配列を有す
ることを特徴とするHBs抗原が提供される。
また、本発明によれば、前記(I)式で表されるアミノ
酸配列をコードする塩基配列を有するDNAを用いて、
組換えDNA技術によりHBs抗原を産生ずる形質転換
体を取1!!シ、これを培養し、これより単離¥Ii製
する等によりHBs抗原を製造する方法が提供される。
更にまた、本発明によれば、前記(I)で表されるアミ
ノ酸配列を有するHBs抗原を抗体産生に有効な伍含有
するワクチンが提供される。
本発明のHBs抗原は前記(I)式で表されるアミノ酸
配列を有するものであり、前記(1)式で表されるアミ
ノ酸配列は、HBs抗原の全アミノ酸226g、及びH
Bs抗原に隣接したPreSの部分のアミノM10個が
連係したものである。
前記(1)式で表されるアミノ酸配列を有するHBsi
原は次のようにして製造することができる。
(I)ディン粒子(HBVウィルス完全粒子)のII−
−HBVのコアに存在するHBe抗原の保有者は活動性
肝炎の[1が高いため、その血中にはゲイン粒子の存在
の可能性が高い。従って、ゲイン粒子を取るための出発
材料としてHBe抗原陽性lth液の使用が望ましい。
尚、ディン粒子のIIは公知の常法、例えば、超遠心法
等により行うことができる。
(ff)内在性DNAポリメラーゼで修復したHBVD
NAの回収−−HBVの環状の二本鎖DNAは、部分的
に一本鎖になっているので、HBV粒子に内在するDN
Aポリメラーゼを利用して全領域が二本鎖になるよう常
套の術式により修復する。修復されたDNAの抽出並び
に回収は、フェノール抽出法等、常用の方法で行うこと
ができる。
(Iff)HBVDNAのクローニングー−この工程で
用いるクローニングベクターとしては、大腸菌、枯草菌
等の原核細胞を宿主とするプラスミド、また、λフ?−
ジ、T4系ファージ由来のベクターなど、公知のものを
使用できる。この工程では、クローニングベクターとそ
の宿主細胞と組合せて選択使用することが望ましい。ま
た、クローニングされたH B V D N Aの検出
及び同定は、公知の常法、例えば、ブラックハイブリタ
ゼイションやサザンプロットハイプリダイゼイション法
で行うことができる。尚、このとき用いるプローブは、
公知の常法1例えば、後述の実施例2に記載の方法によ
り調製できる。この工程で留意すべき点として、前記(
IF)工程では、通常、極めて撤回のHBVDNALか
回収できないので、かかる微量のHBVDNAをクロー
ニングする場合には、クローニングの確率の高いファー
ジベクターを用いて、予めHBVDNAのクローニング
を達成する必要がある。次いで、クローニングされたH
BVDNAをi!1幅するため、プラスミドベクターを
用いて再クローニングする必要がある。
(rV)Has抗原発現プラスミドの構築と改造−−こ
の工程で用いるベクターとしては、大腸菌、枯草菌等の
原核細胞を宿主とする発現ベクター、酵母を含む真核細
胞を宿主とする発現ベクター、発現用シャトルベクター
、ワクシニアウィルス、SV40等のウィルス遺伝子由
来の発現ベクターなど公知のものを使用できる。この工
程では、発現ベクターとその宿主細胞とを組合せて選択
使用することが望ましい。この工程で特に留意すべき困
nな点として、HBVDNAと公知の発現ベクターとを
単純に連係したものを宿主細胞に移入することにより得
られた形質転換体では、抗原性、免疫原性等を有するH
Bs抗原の生産がほとんど期待できないことである。従
って、HBVDNAと公知の発現ベクターとの連係には
大概、次の工夫を要する:所望の抗原性並びに免疫原性
を得るため、HBVDNAのどの部分を発現ベクターに
連係するかを決定する:HBs抗原の産生母を可能な限
り高める:発現産物の抗原性並びに免疫原性を高める:
発現ベクター及びその形質転換体の遺伝的安全性を高め
る二発現産物を細胞外へ分泌させるなどして、電画工程
を容易にする;発現産物が細胞内の蛋白分解醇素により
分解されないようにする;形質転換体の培養条件を可能
な限り単純化し、その培養を容易にする。これらの工夫
は、主に発現ベクターの改造構築により達成できる。
(V)発現用プラスミドによる酵母の形質転換と形質転
換体Nff1の単離−一発現用ブラスミドの移入による
Mlの形質転換は、アルカリカチオン法等の公知の方法
で行うことができる。また、形質転換体!シ母の10離
は、予め発現ベクターに組込んだ薬剤耐性、アミノ酸要
求性等の遺伝子の形質発現を指標として達成できる。、
18標としては、多数のコロニーの中から所望の形質転
換体を釣り上げることになるので、形質転換体の識別又
は検出が迅速かつ容易に行える詣標を選択使用する必要
がある。
(Vl>形質転換体ll?母の培養とHBs抗原の抽出
−一形質転換体III母を公知の常法により培養し、H
Bs抗原を産出させる。なお、HBs抗原の産生聞を高
めると共に、それを安定化するため、培地組成、培養条
件、形質転換体の継代等を適宜選択する。HBS抗原の
抽出は、物理的に菌体を破砕するなど公知の常法により
行うことができる。
(Vl)形質転換体酵母のHBsBs抗原産生側定−一
前記(Vl>で肖られた抽出物中のHBS抗原の産生量
は、公知の常法3例えば、HBS抗[ii(311+定
キツトにより測定できる。
(■)HBS構造遺伝子の塩基配列の決定−−HBs抗
原の産生のあった形質転換体から発現ベクターを抽出し
、そのベクター上に連係しているHBSIIII造遺伝
子の塩基配列を決定する。塩基配列の決定は、公知の常
法、例えば、ジデオキシチェインターミネータ−法等に
より行うことができる。
(rX)生産されたHBs抗原の分子量の測定と同定−
一公知の常用の5DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳
動法等により分子量の測定と同定とを行うことができる
。また、抗原性による同定は、常用の寒天ゲル内沈降反
応等で達成できる。
尚、Has抗原の同定は、後述の実施例9にに記載のよ
うに、二つ以上の方法を組合せて用いることにより、確
実に行うことが望ましい。
(X)生産されたHBs抗原の免疫原性の検定−一公定
の「生物学的製剤基準」 (厚生省告示用159iに準
拠し、マウスやモルモットを用いて力価試験を行う必要
がある。
前記工程で最終的にクローニングされたHBS抗原をコ
ードするDNAは次式(II)で表される塩基配列を有
する: ATG TCG AGG ACT GGG GACCC
T GCA CCG AACATG GAG AACA
CA ACA TCA GGA TTCCTA GGA
CCCCTG CTCGTG TTA CAG GCG
 GGG TTT TTCTTG TTG ACA A
GA ATCCTCACA ATA CCA CAGA
GT CTA GACTCG TGG TGG ACT
 TCT CTCAATTTT CTA GGG GG
A GCA CCCACG TGT CCT GGCC
AA AAT TCG CAG TCCCCA ACC
TCCAAT CACTCA CCA ACCTCT 
TGT CCT CCA ATT TGT CCTGG
CTAT CGCTGG ATG TGT CTG C
GG CGT TTTATCATA TTCCTCTT
CATCCTG CTG CTA TGCCTCATC
TTCTTG TTG GTT CTT CTG GA
CTACCAA GGT ATG TTG CCCGT
T TGT CCT CTA CTTCCA GGA 
ACA TCA ACT、ACCAGCACG GGA
 CCATGCAAG ACCTGCACG ATT 
CCT GCT CAA GGAACCTCT−ATG
 TTT CCCTCT TGT TGCTGT AC
AAAA CCT TCG GACGGA AACTG
CACT TGT ATTCCCATCCCA TCA
 TCCTGG GCT TTCGCA AGATTC
CTA TGG GAG TGG GCCTCA GT
CCGT TTCTCCTGG CTCAGT TTA
 CTA GTG CCA TTT GTTCAG T
GG TTCGTA GGG CTT TCCCCCA
CT GTTTGG CTT TCA GTT ATA
 TGG ATG ATG TGG TATTGG G
GG CCA AGT CTG TACAACATCT
TG AGTCCCTTT TTA CCG CTA 
TTA CCA ATT TTCTTTTGT CTT
 TGG GTA TACATT・ ・ ・ ・ ・ 
(II) (式中、△はデオキシアデニル酸残基、Gはデオキシグ
アニル酸残基、Cはデオキシシチジル酸残基及び丁はデ
オキシチミジル酸残基を表わし、式(n)の左端および
右端はそれぞれ5′−水酸基側および3″−水酸基側を
表ゎづ) 上記J:A基配列配列前記式(I)のアミノ酸配列を変
えない限り、遺伝B’i1号の重複に基づき、その11
基配列の少なくとも1つの塩基を別の塩基と置換するこ
とが可能である。本発明のHBs抗原は、上記塩基配列
を有するDNAを公知の組換えDNA技術を用いて複製
可能な発現ベクターに結合して組換え体DNAを得、こ
れを宿主細胞に移入して形質転換体を得、この形質転換
体を培養することにより産生せしめることができる。前
記式(n)で表される塩基配列を有するDNAは前述の
工程(1)〜IX)を繰返すことによって1りることが
できる。また、該DNAはその一部または全部を市販の
DNA合成装HWを用いることにより有機合成すること
もできる。
組換えDNA技術で本発明のHBs抗原を製造する際に
用いる宿主及び発現ベクターとしては、前述の工程(I
V)に記載のものを用いることができる。
形質転換体の培養により産生されたHBs抗原は形i転
換体の111111を破砕するなどして抽出した後、公
知の常法、例えば、ろ過、塩析、遠心分離、カラムクロ
マトグラフィー等を組合わせることにより精製すること
ができる。
また、上記塩基配51]のDNAは、発現ベクターとの
連係技術に基づき、発現ベクター由来のペプチド、リン
カ−由来のペプチド、10個以外のアミノ酸数からなる
pre3由来のペプチド、HBS抗原及びPreS以外
のHBV構造蛋白由来のペプチド等が付加したペプチド
として発現させることができる。この場合、これらのペ
プチドを化学的または′PI素的に切断するか、もしく
は抗原性に影響がなければ、そのまま用いることができ
る。
本発明の抗原を遺伝子工学的に製造するために用いるD
NAは、その一部または全部を市販のDNA合成Vi置
装により有機合成することができる。
また、本発明の抗原は、市販のペプチド合成装M等によ
り有別合成することができる。更にまた、公知の蛋白学
工学の手法により本発明の抗原の各エピトープのデザイ
ン、合成及び修飾をも容易に行うことができる。
本発明の抗原は、B型肝炎ワクチンの有効成分として用
いることができる。ワクチンの調製(よ、本発明の抗原
を、滅菌済の生理的食塩水、リン酸緩衝液等の等張液に
添加して行う。この場合、ペプトン、アミノu、m類な
どを安定剤として用いることが望ましく、また、本発明
の抗原をホルマリン等であらがしめ固定化してお(こと
も可能である。更に、液状ワクチンだけではなく、免疫
原性を高めるため、アジュバントを添加した沈降ワクチ
ンやリポソームワクチン、また、高度に安定化し輸送を
容易にするため、凍結乾燥ワクチン等をIIIすること
もできる。更にまた、予防接種での被接種率を高め、接
種費用を節減するため、他種ワクチンとの混合ワクチン
をも調製できる。その上、分子接合法や細胞内で關訳後
のri飾を用いて本発明の抗原に例えば、糖鎖等号導入
し、品質を高めることも可能である。尚、ワクチンのド
ーズ当たりの抗原母は、通常、0.001〜1000μ
Jである。
また、本則の抗原は、HBV感染や肝炎患者な対する免
疫学的診断剤として用いることができる。例えば、酵素
結合抗体免疫アッセイ、逆受身赤血球凝集反応、更に、
螢光色素、!)素及び放射性同位元素等で標識された抗
原又は抗体を用いるその他の種々の診断試験等において
も有用である。
抗HBS抗体の検出及び同定用の抗原として用いる場合
には、上記の各種試験並びに反応についての公知の術式
に従って、調製かつ使用する。本発明の抗原な用いて抗
体を作成する場合には、本発明の抗原を実験用動物等に
接種し抗体を産生させた後、被接種動物の血液又は体液
を採取するか、又は公知の細胞融合技術を用いる。これ
より容易に作成されるポリクローナル抗体及びモノクロ
ナール抗体は、1−IBs抗原の検出及び同定用の抗体
として、上記の各種試験並びに反応についての公知の術
式に従って調製かつ使用fる。
更にまた、本発明の抗原又はこれを用いて作成される抗
体は、抗原抗体反応に基づくバイオセパレーター、バイ
オリアクター、並びにバイオセンサー等に用いることが
できる。この場合には、本発明の抗原又は抗体を基板又
は支持体に公知の常法により固定化する。更に、使用目
的に従い、本発明の抗原とその抗体は、螢光色素、酵素
、放射性同位元素等により公知の常法のもとでIIEし
て用いることができる。
次に本発明を実施例により説明するが、本発明は以下の
実施例に限定されるものではない。
実施例1 ディン粒子(HBVウィルス粒子)の精製;外来患者の
検体血液をプールして得たHBe抗原陽性血清を10.
000rpm、10分55℃で遠心し、上溝を得る、次
に、これを28.OO’Orpm、4時間、5℃で遠心
し、沈漬を(稈る。この沈渣を10m1  TNEME
BSA(’0.01M  ト’JスHc1.DH7,5
,0,1M  ’NaC1,O,OOIM  EDTA
、0.1%2メルカプトエタノール、1mQ/ml  
BSA)に再浮遊した後、30%蔗糖を含むT N E
 M E B S Aをクッションにして40.000
rom、13時間、5℃で遠心する。この沈漬を400
μIのTNEME (上記TNE〜IEBSAより1m
Q/mIBsAを除いたもの)に再浮遊し、精製ディン
粒子溶液を得た。
実施例2 内在性DNAポリメラーぜで4復したHBVDNAの回
収:  yIaディン粒子溶液50μmに150μlの
TE(10mM  トリスHCI、pH8,0,1mM
EDTA)を加え、次に100μmの反応溶液(0,3
3M  I−リスHCI  pH8,0,0,125M
  MqCI、0.4MNH401,0,4%  NP
−40,0,5%2メルカプトエタノール、2mM  
dATP、2mM  dTTP、0.5mM  dCT
P<0.5mM  dGTP、3MM  a [32P
I cjcTP。
3MM α[32P]dGTP)を加え37℃で2時間
反応させる。次に各7.5μmの10m〜1dCTP及
びdGTPを加え、37℃でさらに3時間反応させる。
このポリメラーゼ反応によりHBVDNAの一末鎖部分
カrituすn、[P]?’ラベルされた材料が得られ
る。このHBVDNAをウィルス粒子から取り出す為、
上記反応液に3C1lの0.5M、EDTA  pH8
,Oと100μmの5mQ/ml  プロテアーゼに、
50uIの10%SO8を加え56℃で2時間反応させ
る。さらに水飽和フェノール550μIで3回抽出した
後、セファデックスG−50カラムでボイド(vOld
)画分を分取し[32P]ラベルしたHBVDNAを得
た。
実施例3 HBVDNAのクローニング:実施例2で得られたHB
Vを各種制限酵素により消化すると、XhoIとBam
HIの切断部位をそれぞれ1カ所もっことがわかり、こ
れらの制限酵素により、クローニングできることが分っ
た。そこで、まず、λフアージシャロン28(ベセスダ
リサーチラボラトリーズ社製)のXho 1部位にクロ
ーニングし、さらに、プラスミドpBR322のBam
Hrサイトにクローニングする。
(A)λフアージシャロン28のXhO11位へのクロ
ーニング:前記HBVDNAを10mMトリスHC1,
7mMM0CI2.100mMNaCl、7m〜12−
メルカプトエタノール氾液に溶解し、11限酵素Xho
lにより、37℃、1時間処理する。次に、等量の水飽
和フェノールで抽出し、2倍量の冷エタノールと1/1
01の3M酢酸カリウムpH4,8を加え一20℃に1
時間静置し、DNAを沈澱させる。10000rc+m
10分間遠心分離し、沈澱するDNAを回収する。
またλフアージシャロン2BDNA(Xhol認識部位
を1カ所有する)も同様の方法でxhOIlすR裂t、
、前記のHBV−DNA (Xho 1でrA裂)と混
合し、67mMトリスHCl pH7゜6.6.7mM
MaC12,100ua/mIゲラチン、10mMジチ
オスレイトール、1mMATP条件下で12℃、12時
間開4−DNAリガーゼを動かせる。このd合液を前記
と同(工にフェノール抽出、エタノール沈澱し、得られ
た沈漬を10μmのTEに溶解する。
この槌にして得たDNAを市販のλ−DNAin  V
itrODaCkaQinQ  kit(TAKARA
  Co、Ltd、)を用い、常法通り(Method
s  in  l:nzymol。
oV  (1978)68.299−309)  i 
 nvitro  packagingを行い、大腸菌
DP50   F株に吸着させ、L−寒天培地(バup クトトリブトン1%、イーストエキストラクト0゜5%
、!!化ナトリウム0.5%、寒天1.5%。
p)17.2〜7.4)に拡げ、37℃で5〜8時間培
養する。プラークが形成の後、[遺伝子操作マニュアル
J  (p68〜73,1M1社サイエンティフィック
、1982年9月20日発行)に記載の方法により、プ
ラークハイプリダイゼイションを、実施例2で得た32
PラベルのHBV−DNAをプローブとして用いて行い
、HBV−DNAが組み込まれたクローンを多数分離し
た(第1図)。
(B)プラスミドpBR322の3MmHIサイトへの
再クローニング:前記(A)で得られたHBV−DNA
組み込まれたファージを大腸菌DP50supF株に感
染させ、遺伝子iQ作マニュアル、Pll−20の方法
にしたがって、ファージを大患に調製、ざらに、ファー
ジDNAe得る。得られたファージDNAを前記と同様
の方法でXh。
I開裂し、この反応液を1%低融点アガロース電気泳初
にかけ9餡した約3,2kbのHBV−DNA1片な含
むゲルを5倍容聞のTEと共に、65℃に加温し溶解す
る。この溶液を前記と同様の方法でフェノール抽出、エ
タノール沈澱した後、得られた沈漬を前記と同様の条件
でT4リガーゼで反応させM鎖状DNAを環状DNAと
する。反応液を前記と同様の方法でフエノル抽出、エタ
ノール沈澱し、得られた沈漬を、10mMトリスHCI
 DH8,0,7mM1vlaCI2,100mMNa
C+、2m〜12−メルカプトエタノール01%ウシ血
清アルブミン混液に溶解し、制限酵素3amHIで開裂
し、さらに、フェノール抽出。
エタノール沈澱し、両端が3amHIとなったHBV−
DNAを得る。
つぎに、プラスミドpBR322を同様にBamHlで
IR裂し、先に得たBamHIで開裂したHBV−DN
Aと混合し、前記と同様の条件でT4リガーゼと反応さ
せ、得られたDNAを用い。
[N4olecular   cloninoJ  (
1)254 〜255.Cold   Spring 
  Harbor  Laborotory.1982
年発行)に記載の方法に従い、大腸菌χ1776株を形
質転換し、アンピシリンを25μQ/−含むvN菌試験
用培地3(0+rco社製〉プレート上に拡げる。pB
R322のBamH+切断部位にHBV−DNAをクロ
ーニングすることにより、このプラスミドを持つ大腸菌
は、アンピシリン耐性、テトラサイクリン感受性の性質
を示す。この性質を°示す大腸菌より、前述のrMo 
l ecu I arc l on i naJ (D
368 〜369)に記載の方法に従い、プラスミドD
NAを抽出する。このプラスミド[)NAを前記と同t
lの方法でBamHIをrA裂し、前述の「遺伝子操作
マニュアル」(p73〜80)に2観の方法でサザーン
・ハイブリダイゼイションを、実施例2でで得た32P
ラベルのHBV−DNAをプローブに用いて行い、約3
.2kbのHBV−DNAがクローニングされているこ
とを確認するとともに、pMIBll(1!工研条寄第
1o81号)を得た(第1図)。
実施例4 Has抗原発現プラスミドの構部と改造:実施例3で得
たプラスミドC)MlBllを制限酵素Xho I及び
BamHI消化し、HBsl伝子l金子約3.2kbの
断片を得る.また、プラスミドpPHO5(Kenji
  A.、et  at,。
Nucl.Acid  Res.10.1741。
1982)をIII I N素BamH 1、3a I
 I消化し、PHO5ブOモーター遺伝子を含む約0.
6kt)のDNA断片を1ηる.更に、かかる2つのD
NA断片をT4DNAリガーゼを用いて連係させた後、
v1限NJIBaml−11F開裂し、約1.9kbの
PH05プロモーターとHas遺伝子とを持つDNA断
片を得た。次いで、該DNA断片を、プラスミドOBR
325を制限酵素Bam)−II及びアルカリホスファ
ターゼで消化したDNA断片と混合し、T4リガーゼで
反応させ、DBR325の3amHr部位にPI−10
5プロモーター下流にHBs遺伝子が同一方向にクロー
ニングされたプラスミドを得る。このプラスミドをυ1
限酵素Kpntで消化し、さらに、エキソヌクレアーゼ
8a131で消化することにより、PH05の構造遺伝
子の開始コドンATGを欠失したプラスミドpH81 
03が多数得られる。このプラスミドを各クローン毎に
BamHrで消化し、プラスミドYEp13の9amH
Iサイトにクローニングし、発現用プラスミドDBH1
03系列(第2図)を得た。
実施例5 発現用プラスミドによる酵母の形質転換と形質転換体酵
母の単離:発現用プラスミドを用いて、酵母(sacc
hromyces  cerevisiae)SHY4
株(ATCC  NQ44772)をアルカリカチオン
法で形質転換するため、酵母をYP[)培地(バクトペ
ブトン2%.イーストエキストラクト1%,デキストロ
ース2%)にて培養する.培養液を5−とり、2500
rpm,5分間遠心し菌体を5mIのTEに浮遊し、さ
らに、遠心して得られた菌体を0.6dのTEに再浮遊
する。この内の0.5−に等足の0.2〜1酢酸リチウ
ム液を加え、30℃で60分間インキュベートする。次
いで、0,1dをとり、これに前述の発現用プラスミド
を5〜10μm加え、30℃で30分間再びインキュベ
ートする。0.1mの70%ポリエチレングライコール
4000液を加え、更に30℃で60分間インキュベー
トしたのち、蒸留水2dを加え、250Orpmで5分
間遠心し、菌体を少囚の′FA留水に再浮遊した後にロ
イシンを含まない選択培地であるSD寒天培地(0゜6
7%バクトイーストナイトロジエンベースアミノ酸フリ
ー(Difco社製)、2%デキストロース、各々20
(JQ/dのウラシル、L−トリプトファン、L−ヒス
チジン、2%寒天)に拡げ、30℃で培養し、出現した
コロニーをLi1鰭した。
実施例6 形質転換体酵母の培養とHBS抗原の抽出二実施例5で
得た形質転換体酵母を、第1リン酸カリ1.50/Iを
含む完全合成培地バルクホルダー培地(Burkhpl
der、P、R,、eta 1.、Am、J、Bota
ny、30.206、.1943:各々2CIQ/ml
のウラシル。
L−トリプトファン、L−ヒスチジンを含む)に接種し
、30℃で24時時間上う培養後、250Qrpmで5
分間遠心して集菌する。−度、菌体を蒸留水で洗浄後、
第1リン酸カリの代りに塩化カリ1.50/lを含むバ
ルクホルダー培地に植込み、更に30℃で24時時間上
う培養する。菌体を遠心操作により集め、洗浄後50m
〜1リン酸バッファーpH7,2に再浮遊し、ガラスピ
ーズ(φ0.45−0.55mm) を加え、強り振ト
うして菌体を破砕し、10.000romで10分間遠
心して、上清を1分離して酵母抽出液を得た。
実施例7 形質転換体酵母のHas抗原産生量の測定:酵母抽出液
中のHas蛋白の定量は市販の)−IBs抗原測定キッ
ト(オースリア■、アボット社製)を使用し、実施例5
で得た形質転換体酵母クローンのHBS抗原産生量を測
定したところ、プラスミドDBH103−ME5を持つ
クローンによる産生旦が最も高かった。また、pBH1
03−CTと命名したプラスミドを有するクローンもH
BS抗原産生を示した。その結果を第1表に示す。
第1表 形質転換体酵母   形質転換体11!母クローンが有
する  クローンのHBsプラスミド     抗原産
生(nQ/m1)p B H103−M E 5   
  953DBH103−CT       184実
施例8 プラスミドDBH103−ME517)PHO5ブOモ
ーター及び)189構造遺伝子のDNA塩基配列の決定
: プラスミドDBH103−〜+E5を各種!71限
酊素で切断し、プラスミドpUc12(Mess i 
no、J、(1983)Meth。
ds  in  ZnzymoloQV、101.pa
rtC,20)にクローニングし、ジデオキシチェーン
ターミネータ−法(Sanger、F、。
et   al、、Proc、Natl、Acad。
Se t 、USA、工1.5463. 1977:+
attori、M、、et   al   Anai、
Biol、、工旦ユ、232.1986)にてDNA1
!基配列を決定した。
その結果、プラスミドpBH103−ME5のHas構
造遺伝子は、本来の226個のアミノ酸のN末にPre
S由来の9個のアミノ酸と開始コドンATG由来のメチ
オニンの計1([のアミノ酸を余分に持つ蛋白をコード
していた(第3図)また、DBH103−CTについて
も同様の方法で塩基配列を決定した。その結果、該HB
S構造遺伝子は、HBV本来の226囮のアミノ酸のみ
からなっていることが判明したく第3図)。
実施例9 形質転換体酵母5HY4/pBHI 03−ME5によ
り産生されるHas抗原の分子量測定及び同定: 実施
例6に2駅の方法で組換え体酵母5HY4/1)BHl
 03−ME5を培養し抽出液を得る。この抽出液に活
性炭2%(〜V/W)を加え、室温で30分攪拌する。
次に300Orpm10分間遠心し、上清をqる。この
上清を膜濃縮り、 tc I、20〜50%(W/W)
の蔗IL!I密度勾Rにff1fflし、20.OOO
rpm20時間遠心シタところHBS抗原は蔗糖35%
付近に活性のピークを示した、この両分を50mMリン
酸バッファーpH7,2に透析し、比重1.2になる様
CsC1を加え42.OOOrpm40時間遠心スルと
比重1.21にHBS抗原活性のpeakを示す。この
精%uHBS溶液を5DS−ポリアクリルアミドゲル電
気泳動し、ニトロセルロース躾ヘゲル上の蛋白をブロッ
ティングし、市販の抗ヒトHBsヤーf血清[ダ’:J
 (OAKO)社1t−HRPO標識したものと反応さ
せ、4−クロロ−インドナフトールを発色させることに
よりHBs抗原を同定した。その結果、分子In24K
dの位置にバンドが検出された(第4図)。
更に、抗ヒト)−IBsヤギ血清(ダコ社製)、ヒト血
液由来Has抗原、及び上記の精製HBs抗原を用いて
π天ゲル内沈降反応を行う:0.8W/%アガロースゲ
ル上の三つの穴(各穴は三角形の頂点の位置関係にある
)のそれぞれに、上記血清または抗原を50μI加え、
室温で一夜反応させて、出現する沈降線をvA察する。
上記血清とヒト血液由来Has抗原との間の沈降線は、
上記血清と本発明の蹟’IIHBs抗原との間の沈降線
と完全に融合していた。従って、本発明のIIHaS抗
原は、ヒト血液由来HBs抗原と抗原性が同一であると
判定された。
実施例10 形質転換体M母5HY4/DBH103−ME5により
産生されるHBs抗原の免疫原性の検定: 実施例9に
記載の方法により、精製HBS抗原を得る。次いで、「
生物学的製剤基準」 (厚生省告示第159号)に定め
られた沈降B型肝炎ワクチン製剤基準に準随して、ワク
チンのyJ製とマウス力価試験を行う:生理的食塩水を
用いて、上記精製抗原40μg/ml及び水酸化アルミ
ニウム0.4mG/mlをvAIJ41、かかる両液を
等澁混合し、アルミrJ:降B型肝炎ワクチンを試作す
る。該ワクチンを生後5週のBALB/Cマウス10匹
の背部にそれぞれ1mlずつ皮下接種する。
接種から5週間後に採血し、血中抗体価を受身赤血球凝
集反応により測定する。その結果を第2表に示す。
第2表 ワクチン    相対力価 参   照   品2)      i、。
1)本発明のワクチン: 2)国立予防衛生研究所交付の力価試験用「参照沈降B
型肝炎ワクチン」 [発明の211渠] 本発明のHBS抗原はクローニングされたH3s抗原遺
伝子を遺伝子工学r!L術により発現させて製造するた
め、HBVが感染したヒトの血液を取扱う従来技術に比
べ、生産工程下でのバイオハザードの確率は実質的に皆
無になる。また、生産コストが大幅に低減されると共に
、財界の需要を満たし得るだけのHBS抗原の置屋が可
能になる。
更に、培地を含む培養系の組成と構成がすべて既知であ
るため、精製が容易になり、^純度の製品が得られる。
その上、製品の分子構造が明確であるため、有効性並び
に安全性が優れて高くかつ均質な生物学的製剤、及び極
めて特異性の高い^性能の診断剤の提供が可能になる。
尚、この発明の優れた抗原性と免疫原性は実施例9及び
10に記載の通りである。
4 図面のIIB甲な説明 第1図は、HBVDNAのクローニング、及びプラスミ
ドpMIB11作成のフローチャート;第2図は、プラ
スミドpBH103系列作成のブローチヤード:第3図
は、本発明の1−(Bs抗原の遺伝子DNAの塩基配列
及びアミノ酸配列;第4図は、5O8−ポリアクリルア
ミドゲル電気泳動による本発明のHBS抗原の同定と分
子ff1l定の結果;をそれぞれ示す。
第1 Z シ?Oン28フy−′)DNA           
 @   0anehl子第2図 c=l+Ic;!Jt−C3oU>U>口0l−01−
OCI(’+ < −m <−の りり−じ−い マU
L、LJL−−Q000 −〇リリリー ヘQ巳り2N
< o < o    +−o I+o    I−+
111 )−1/1(ILI(Jl−LJI+lJL+
   じスQΣIJ L IJ o+U (L LJ 
(L    ←LJ [−u<L、<L+UI+IjL
−(0<0 すr、lJ、c    LJJ:+りぶ   リL+t
JL。
<h−<h−(:)−()−(JQjJL0コUコ  
 リ0IJOF−0←0 1−、 OJ )−ILI   Uμ八  (JL、(
JLLJJLJJ    IJ(LIJll、    
(J(LtJ(LL+ ’!7 (J al    <
 m (cd    l−n←4トー←−U−リー  
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t   )−oJ)−ar   リL、LJL←」←J
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  ←」←」)−+巳←(L    )−ψヒリρ  
 ロUωU6Jロ ロ←e+仁0 ロリ的り1ロΦ←ぶ
I−二す 1く−く哨囚 −<−<−リ1− (L I
+龜  −< < < (−crリエリ=−U O+L
) (L    <りく哨   Qリリリじフリフ  
 ヒ0I−O’)−■I−−←υ)+υ   LII+
tJL    LJ−’tJ−’U J () J  
  g CLU (L    u < lj <リコじ
)    I−I/IF−1←0)−0)−υI−υ 
   じXじ諷    LJ L、 IJ L。
す」す」   ←す←(J    UOjJ(Lし:I
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J←」    ←Ut−Ui1    1−1171)
−b’+    リαu ct    < >< >1
、:++、、QL+<噴く哨   じ−リーU<U< 
    じ< 1.:+<     (jリリリじコリ
フ   ←)←コ    (JI+tJL+)−[F]
I+6JI−+6J←υ    U勺UのUJtJJ 
   LJJIJJ    <りく■QφuI71  
ua+uυ   <−<−aLaL+    1−+p
+s     usuztJ(IJ()−(L)+龜 
  <I−+<ト)−L+←L+Ualすυ   く島
イ為く\く>   ←−←−じ−リー I+←←←   (−<−(jりじじ り>U為   リコU〕   く0イ0じ−Q−I  
 1−+υI−υ   LIL、UL。
じL−+リリ   LJ 」u J    (J a、
 (J侃Oヒ[F]Hυロ 0(J6Jす6J00←−
一一ロcoI+−←−い 寸−ρト二−0←弓−弓ト”
F < −(−寸 の←工←―請 ■U〉す〉り1−1
111−Ll’l       +−か←い     
 Hし←−リメリ>      リーリー      
リJ:LJ、二ヒUl+リ   UcCtJ((←くヒ
←しI−+シ    リ―(J−+    Ij ou
 。
U二IJJ:    l−1111−づ   り−Q−
<1−+<1+   リ〉す〉   U匡り龜り蛸Uリ
   < −(L    u LすLす>す>   U
ωUV    リυすυI+(Jl+LJ    l−
ψI−リ   Hψ−ψ<><\   じ111.りへ
   リ\a>リーリー   じり、すLI   じ−
じ−りL−1ICU   ヒ←←←   Cりじ0じL
Iじり、Uへりへ   リ0すQ すQすaJ    リL−リー   −二−二1+哨I
−蛸   ←ヒ←←   ト龜ヒエ0<−<Lロ ロ<
)<■ロ ローm−一〇の   クリぷり二〇 −リL
じ−Cト←ヴヒ弓マ寸<h<1−+寸 の<<<<マ 
いり〉じ〉h塚    I−叶1   く−く弔   
F−u←υU>す2   リーU−+j:ヒ二 )−IJI−IJ    u<じく   ←エヒエ(J
 IQIJ I/IU al U LIJ< O< 0
す>じ>   1−ぶ←二   U−U−←す←(J 
   I+(L l−(L    U O,、(J I
F−1I′+H哨   H田←−リーじ−じ>じ>  
 Q−リー   I−叶i)+す+U    じくりく
   リ>a>1− L l−L、    リOLじへ
   くフくコIJQJUυ   じLリー   ←υ
←Q←切)+リ   トヒl+l−tJJIJJ(J 
OIJ OLJ L u L、    <)〈フuL+
uL、IJυすυ   ヒυ←υLJ CL (J C
L    l−1/1 )−171)−J + JI−
+6J+−+υ   < L、 (L、    I−−
ヒーI−+z+−+x    u uu U    t
r va eJ)−(L )−CL    I−蛸トい
   く力くりじ4Jリー   <O<OUフリコ F−aJ)−al    ULUL    I−Ul−
υ<】<ユ   リ上り龜   しJ IJ Jl−L
)−L、   UaIuaJao、v=UυQU   
 ←−トー   リI−L+し+−+ψ←リ   <−
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 LIJ U Q Uく←く←   リ(L(JOL 
   l−力ヒ哨リフじコ   IJLL)L。
ヒV←V   <諷く為 IJ J IJ J      1−1−←H)−L−
? L−< −< −+ すVすaJ    、)−弓Hづ くりく哨   じ〉す〉 (0(OじcLじへ u LILI LI   リーじ− IJ L tJ Ql)−1−)+← LI+>Uさ   ←コヒコ リーじ−   I+6J )−41 図    リリリじ   Q」す」 す0+り色   UυすV すLLjL    −ぶト: ←←←ヒ   I−+Q+1−+色 り4Jリ一   ヒ0←V I−+υ)−+li+    %+−←−くΣく乏  
 <−〈− リ−aw    <o<。
1− al l−ILI   L) LIIJ L<Σ
<Σ   L) (L LI乙 (jへじへ   く〕くフ じL+Φ−   ←6JHat ←←1−1+   ←」ヒ」 (aJ (CIIJ    <コく〕 ←−←−じ5じ3 <−<− ←−H−+    lj Oす0 ←−←−IJLLJL。
じ〉じ〉   U匡り色 <1くし   くコくコ UυUυ   )+6J←V 1−ψI−哨   )−J )−J I−+フトコ   ←IIJ←υ )+[F])−+[F]   I−−二←二UJ(JJ
    ←(L)−+上 りへりへ   u o u 。
じLIす1+IJ L、 LI L− ←I−+←←   IJ CL LJ (L第4図 抗ヒトHBsヤギ血清 酵  酵 母母 HBs抽 抗  出 原液 手続補正書(自発) 1 事件の表示 昭和61年特許願第143412号 2 発明の名称 ガタカンエン コウゲン セイゾウホウB型肝炎ウィル
ス抗原とその製造法 3 補正分する者 i件との関係 特許出願人 スイタシャマダオ力 住所 大仄府吹田市山田丘3番1号 オオサカダイガクナイ 大阪大学内 フカイ  コウノスケ 理事長深井 孝之助 5 手続補正の日付 「自発」 6 補正の対象 「明細書の発明の詳細な説明の欄」 7 補正の内容 明細書の発明の詳細な説明の欄の記載を下記の通り訂正
する: べ−ジ 行      補正前        補正後
9 下10〜 2.4x 106ダルトン  2.3X
刊卒下り 10 上2   B型肝炎ウィルスは、 B型肝炎ウィ
ルスの宿主域は、 「その宿主域が」を 削除する n  上3   ライ         かつライJI
 上4   ルス培養宿主     ルスの培養宿主I
I   II    細胞培養を用いて生  細胞培養
を用いるこ産するこ       のウィルスの生産は
未だ、 II  上5   とが不可能である。  達成されて
いない。
10〜 下1〜  特開昭59−3t 7999   
 特開昭59−3179911 上1 17 下3   遺伝的安全性     遺伝的安定性
21 下2   遺伝暗号の重複    遺伝子暗号の
縮重28 上9   実施例2で得     32pラ
ベルとせずに実施例2と同様にし て得 ページ 行      補正前        補正後
28 下9   所もつこと      所もつこと2
9 上1   混液に        混液50μgに
30 上7  5〜8時      6時ノl 下4 
   BV−DNA     BV−DNAが33 上
6  約3.2kb     約1..3kbノl  
上8     10.1741.      11.1
657゜jノ  上9     1982      
     198334 上7   YEp13   
   YEp13 (ATCCNo、37t15) 35 下I   Burkhplder     Bu
rkholder37 下3  2nzymolooy
      Enzymology38 上3   e
t at Anai、B     et al、、An
al、B39 下7    HRPOHRPO(西洋ワ
サビ ペルオキシダー ゼ) (以下余白)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)次式( I ): 【遺伝子配列があります】 ・・・・・( I ) (式中Alaはアラニン、Argはアルギニン、Asn
    はアスパラギン、Aspはアスパラギン酸、Cysはシ
    ステイン、Glnはグルタミン、Gluはグルタミン酸
    、Glyはグリシン、Hisはヒスチジン、Ileはイ
    ソロイシン、Lysはリジン、Leuはロイシン、Me
    tはメチオニン、Pheはフェニルアラニン、Proは
    プロリン、Serはセリン、Thrはスレオニン、Tr
    pはトリプトファン、Tyrはチロシン、Valはバリ
    ンの各残基をそれぞれ表わす)、で表わされるアミノ酸
    配列を有するヒトB型肝炎ウィルス抗原。 2)次式( I ): 【遺伝子配列があります】 ・・・・・( I ) (式中Alaはアラニン、Argはアルギニン、Asn
    はアスパラギン、Aspはアスパラギン酸、Cysはシ
    ステイン、Glnはグルタミン、Gluはグルタミン酸
    、Glyはグリシン、Hisはヒスチジン、Ileはイ
    ソロイシン、Lysはリジン、Leuはロイシン、Me
    tはメチオニン、Pheはフェニルアラニン、Proは
    プロリン、Serはセリン、Thrはスレオニン、Tr
    pはトリプトファン、Tyrはチロシン、Valはバリ
    ンの各残基をそれぞれ表わす)、で表わされるアミノ酸
    配列を有するヒトB型肝炎ウィルス抗原の製造方法にし
    て、 (1)前記式( I )で表わされるアミ ノ酸配列をコードする塩基配列を有するDNAを複製可
    能な発現ベクターに結合して組換え体DNAを得、 (2)得られた組換え体DNAで微生 物または培養細胞を形質転換して形質転換体を形成せし
    め、 (3)該形質転換体を該微生物または 培養細胞から分離し、 (4)得られた形質転換体を培養して、 該形質転換体にB型肝炎ウィルス表面抗原をコードする
    DNAを発現せしめて該抗原を産出させ、そして、 (5)該抗原を培養した形質転換体か ら単離精製することを含むヒトB型肝炎ウィルス抗原の
    製造方法。 3)次式( I ): 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 ・・・・・( I ) (式中Alaはアラニン、Argはアルギニン、Asn
    はアスパラギン、Aspはアスパラギン酸、Cysはシ
    ステイン、Glnはグルタミン、Gluはグルタミン酸
    、Glyはグリシン、Hisはヒスチジン、Ileはイ
    ソロイシン、Lysはリジン、Leuはロイシン、Me
    tはメチオニン、Pheはフェニルアラニン、Proは
    プロリン、Serはセリン、Thrはスレオニン、Tr
    pはトリプトファン、Tyrはチロシン、Valはバリ
    ンの各残基をそれぞれ表わす)、で表わされるアミノ酸
    配列を有するヒトB型肝炎ウィルス抗原を抗体産生に有
    効な量含有するワクチン。
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