JPS63220235A

JPS63220235A - カラ−画像露光装置

Info

Publication number: JPS63220235A
Application number: JP5312287A
Authority: JP
Inventors: Atsushi Takagi; 厚高木
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1987-03-10
Filing date: 1987-03-10
Publication date: 1988-09-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明の装置は、カラー画像記録装置において、原稿面
からの反射光を感光材料に照射する露光装置に関する。

〔発明の技術的前景とその問題点〕

カラー画像を記録するための感光材料として、例えば、
乾式の簡易な処理により高い品質の画像を得ることので
きる記録材料が本出願人の出願に係る特願昭６０−１１
７０８９号明細書に開示されている。

この記録材料は感光感圧性の熱現像材料であって、支持
体上に少なくとも感光性ハロゲン化銀、還元剤、重合性
化合物および色画像形成物質が塗設されており、少なく
とも該重合性化合物および色画像形成物質は同一のマイ
クロカプセルに封入されている感光性組成物から成るも
のである。

この感光材料を用いて画像を記録する画像記録方法とし
て、例えば本出願人の出願に係わる特願昭６０−１２１
２８４号明細書に開示されているものがある。この画像
記録方法は、まず、像様露光を行って潜像を形成し、そ
の後加熱によって現像を行い、潜像が存在する部分の重
合性化合物を重合して高分子化合物を生成させてマイク
ロカプセルを硬化させる。ついで色画像形成物質が転写
し得るような受像層を有する受像材料と重ねて加圧し、
潜像が存在しない部分のマイクロカプセルの少なくとも
一部を破裂させ、色画像形成物質を受像材料に転写させ
て受像材料上に画像を得るものである。

そして、上述の感光材料を用い、この感光材料に像様露
光後、加熱境像を行い、次いで受像材料と重ね合せてこ
れらを加圧して転写により受像材料に画像を得るまでを
自動により行う画像記録装置としては、例えば、本出願
人の出願に係わる特願昭６１−５１８９６号明細書に開
示されている。

このようなカラー画像記録装置の例を、第４図に示す。

この装置の結像光学系２００　は、ガラス板２の全面の
下方を一体で走査する照明ランプ２０８、ミラー２１０
．２１２　、２１４　、及び結像レンズ・フィルタユニ
ットの組立体２１６、さらに上記照明ランプ２０８等の
走査距離の〃だけ同一方向に移動するミラー２１Ｂ　、
２２０　、そして固定ミラー２２２からなる。

そして、組立体２１６内にはフィルタユニットがあり、
透過率の異なった複数のレッドフィルタ、グリーンフィ
ルタ、ブルーフィルタ及びＮＤフィルターがソレノイド
ソレノイドによって支持され、ソレノイドの駆動により
任意のフィルタが光軸２２６に挿入される。

この様な結像光学系においては、比較的長い焦点距離が
必要なため大きなスペースが必要となり、カラー画像記
録装置の小型化にとって大きな障害となっている。さら
に、濃度および色補正においても濃度用および色補正用
それぞれ多数のフィルタを挿入する複雑な構成をとって
いる。

〔発明の目的〕

本発明の目的は上述の問題を解決することにあり、占有
スペースが小さく濃度及び色補正が簡素化されたカラー
画像露光装置を提供するにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の装置は上述の目的を原稿面からの光を集束して
カラー感光材料面上へ照射するためのファイバレンズア
レイと、該ファイバレンズアレイと前記カラー感光材料
もしくは前記原稿面との間に該ファイバレンズアレイの
光軸内へ出入り可能な光学フィルタとを有する構成によ
り達成している。

なお、ファイバレンズアレイとは集光性の光伝導体アレ
イであって、例えば、セルフツクレンズ（日本板硝子社
製の屈折率分布型レンズの商品名）あるいはマイクロレ
ンズアレイ等を使用することができる。

また、本発明におけるカラー感光材料は、カラー画像を
記録できるものであればどのようなタイプのものであっ
ても良い０例えば、湿式の現像が行なわれるいわゆるカ
ラーフィルム、カラーペーパー等のカラー感光材料を使
用することができる。

また、本発明のカラー感光材料としては、熱現像カラー
感光材料あるいは感光感圧性のカラー感光材料等を用い
ることもできる。熱現像カラー感光材料としては、例え
ば本出願人の出願に係わる特開昭５７−１７９８４０号
公報に開示されたものがある。

この材料は、熱現像により拡散性色素を放出する色素供
与性物質を含有する拡散転写型熱現像カラー感光材料で
、支持体上に、少なくとも感光性ハロゲン化銀、を機銀
塩酸化剤、疎水性バインダー、色素放出助剤および拡散
性色素を放出する還元性色素供与性物質を含有するもの
である。

また、感光感圧性のカラー感光材料としては、例えば、
本出願人の出願に係わる特開昭５７−１７９８３６号公
報に開示された、露光により重合性化合物を像様に硬化
させ、その後圧力を加えて可視像を得・るタイプのもの
がある。この材料は、支持体上にビニル化合物、光重合
開始剖および着色プリカーサ−を含有する合成高分子横
脂壁カプセルを担持したものである。

〔実施態様〕

本発明の装置の実施例態様を図面を用いて説明する。

第１図は本発明のカラー画像露光装置の実施態様を適用
した画像記録装置の概略図である。

ハウジング１の上面に原稿支持ガラスｖｉ２が取付けて
あり、ガラス板２の下方には、結像光学系２００が配設
されている。

ハウジング１の側部には、感光材料Ｓを巻付けた感材ロ
ール１２を収容した感材カートリッジ１４が取りはずし
自在に取付けられている。感材カートリッジ１４からく
り出された感光材料Ｓはカッターユニット２３によって
一定長に切断され、露光部３０において光軸２２６から
の画像光を受けて像様露光される。

露光部３０において像様露光された感光材料Ｓは、熱現
像装置４０によって加熱現像され、重ね合わせ装Ｗ７０
によって、受像紙供給装置７２から供給された受像紙Ｃ
，ｌ！：感光材料Ｓが重ね合わされ、加圧転写装置８０
によって約５００　ｋｇ　／　ａｄの圧力が加えられ転
写が行なわれる。

この加圧転写後、剥離装置９０において、感光材料Ｓと
受像紙Ｃは剥離され、感光材料Ｓは感材廃棄部１０４へ
廃棄される。そして、受像紙Ｃは定着装置１０６によっ
て定着され取出しトレイ１３０へ送出される。

前記結像光学系２００は第２図に示されている。

ここで、ガラス板２が原稿を乗せて移動して照明ランプ
２３０が原稿を走査する。照明ランプ２３０からの光は
原稿に反射した後、ファイバレンズアレイ２４０に入射
し、色補正用フィルタ２５０及び濃度補正用フィルタ２
６０を通過して感光材料Ｓの露光面で結像する。このフ
ァイバレンズアレイ２４０は焦点距離が短いため、ガラ
ス板２と感光材料Ｓとの間の距離を短くすることができ
る。また、ファイバレンズアレイ２４０と感光材料Ｓと
の間には上述の様にフィルタ２５０．２６０が配置され
ているので、感光材料側からの紙粉やガスによるファイ
バレンズアレイ２４０の汚染を防止し、なおかつ、フィ
ルタ２５０．２６０を脱着できる構成とすることが容易
なので、ファイバレンズアレイ２４０の清掃も可能であ
る。

第３図には本発明の装置の別の実施態様が示されており
、第２図の様に原稿からの光がファイバレンズアレイ２
４０を通過してから色及び濃度補正を行なうばかりでな
く、色補正用フィルタ２５０　と濃度補正用フィルタ２
６０　との間にファイバレンズアレイ２４０を配置する
こともできる。この場合、フィルタ２５０．２６０の位
置は入れ換えてもよい。

なお、フィルタ２５０．２６０をファイバレンズアレイ
２４０の光軸内へ出し入れするには、例えばモータおよ
びラックとピニオン方式を深川することができる。また
、回転円板にフィルタを取り付けてファイバレンズアレ
イの光軸内へ出し入れする方式でもよい。

本実施態様は、感光材料に像様露光後、加熱現像し、感
光材料の露光面と受像材料の受像面を重ね合わせて加圧
転写する画像記録装置を示したが、こればかりでなく、
カラー電子写真用の画像記録装置にも使用できる。

〔発明の効果〕本発明の装置によれば、ファイバレンズアレイを用い、
該ファイバレンズアレイに近接して色補正用あるいは、
濃度補正用等の光学フィルタを該ファイバレンズアレイ
の光軸内への出入り可能な構成とすることで、カラー画
像露光部が小さくなり、カラー画像記録装置全体を小型
にすることができる

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の装置の実施態様が適用されたカラー画
像記録装置の概略図、第２図はカラー画像露光装置の実
施態様の概略図、第３図はカラー画像記録装置の他の実
施態様の概略図、第４図は従来のカラー画像記録装置の
概略図である。図中符号：１・・・ハウジング　　　２・・・ガラス板３・・・下
部ユニ７ト１２・・・感材ロール１４・・・感材カート
リッジ２３・・・カンタ−ユニット３０・・・露光部　
　　　　４０・・・加熱装置７０・・・重ね合わせ部　
　７２・・・受像紙供給装置８０・・・加圧転写装置　
　９０・・・剥離装置１０４・・・感材廃棄部　　１０
６・・・定着装置１３０・・・取出しトレイ　Ｓ・・・
感光材料Ｃ・・・受像紙　　　　　２００・・・結像光
学系２２４・・・隔壁　　　　　２２６・・・光軸２０
Ｂ　、２３０・・・照明ランプ２４０　・・・ファイバレンズアレイ２５０　・・・色補正用フィルタ２６０・・・濃度補正用フィルタ２１０．２１２．２１４・・・移動ミラー２１６・・・
組立体　　　　２１８．２２０・・・移動ミラー２２２
・・・固定ミラー（ほか３名）第　　２　　図第　　３　　図

Claims

【特許請求の範囲】

原稿面からの光を集束してカラー感光材料面上へ照射す
るためのファイバレンズアレイと、該ファイバレンズア
レイと前記カラー感光材料もしくは前記原稿面との間に
該ファイバレンズアレイの光軸内へ出入り可能な光学フ
ィルタとを有することを特徴とするカラー画像露光装置
。