JPS63307446A

JPS63307446A - カラ−プリンタ用露光装置

Info

Publication number: JPS63307446A
Application number: JP62141277A
Authority: JP
Inventors: サングマック　リー; 御園　成美
Original assignee: Seiko Instruments Inc; Mead Corp
Current assignee: Seiko Instruments Inc; Mead Corp
Priority date: 1987-06-05
Filing date: 1987-06-05
Publication date: 1988-12-15
Also published as: US4954862A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、原稿像を画像シートにｉｉ！！露光する形式
のカラープリンタに適した露光装置に間する。

（従来技術）カラープリンタには種々な方式が提案されでおり、大別
すると有色トナーを使用するゼログラフィ一方式と、紙
等の担体に発色剤をコーティングした感光シートを用い
る写真方式の２種類がある。倹者の写真方式は装置の構
造が簡単である反面、感光シートの感度が低いために光
量の大きな光源が必要となって光源部が非常に大きくな
り、露光装置の加熱と大型化を招くという問題があった
。

（目的）本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところは可及的に小型で９、しかも
有害な赤外光をカットすることができるカラープリンタ
用露光装置を禮供することにある。

（発明の概要）すなわち、本発明が特徴とするところは、筺体の一方の
面に設けられた透光窓の近傍に、反射部材をもって他方
の面に収束させた光源を配設し、また他方の面に前記光
源からの光を受けで可視光を前記透光窓に反射させるコ
ールドミラーを配設するとともに、原稿面からの反射光
を受けで感光体表面に結像させる光学部材を前記窓に対
向させて配設した点にある。

（実施例）そこで、以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づい
て説明する。

第１図は、本発明の一実施例を示すものであって、図中
符号１．１゛はハロゲンランプ等の高出力棒状ランプで
、厘体３の透光窓４の両Ｉｌｌこ配設され、背面に放物
面鏡５．５°を設ゆられで後述するコールドミラー６．
６゛を介して透光窓４より外方に焦点を結ぶようにされ
ている。６．６゛は、前述のコールドミラーで、放物面
鏡５．５゜からの光束を透光窓４に向けて反射させる角
度に配設されており、表面に照射された光の内、赤外領
域のスペクトル成分子！筺体３外に透過させてしまう一
方、可視光領域のスペクトルを反射させるように各種の
コーティング層を設けて構成されている。７は、収光部
材で入射光を結像させるレンズ作用を備えた導光材、例
えばセルフォックレンズ（′Ｉｌ録商標）７ａ、７ａ、
７ａ−＝をランプ１．１の軸方向で、かつ少なくとも３
列に均一に配列して構成されており、その一方の端面が
透光窓４に、他方の端面が筺体３から露出させた状態で
、画像シートＧに焦点を結ぶ位置に取付けられている。

この収光部材７の外周には一定間隔を保持させて外気に
連通する外筒８を設け、ブロア１９により外気を吸引し
て収光部材７を冷却するように構成されている。

この収光部材７の一方の端面、この実施例では出射光側
に、第２図に示したように主走査方向に平行（こ区分す
るように３＄ｌＩｊのフィルタ２１．２２．２３を配設
し、原稿から反射された光を後述するマイクロカプセル
Ａ１、Ａ２　、Ａ３のそれぞれが感応する波長λ４、Ａ
２、Ａ３に分解するように構成されでいる。

なお、図中符号］５は放物面鏡５．５゛の裏面に設けた
断熱材を、また１６は空気取入口に設けた濾過材をそれ
ぞれ示す。

第３図は、上述した露光装置が適用されたカラープリン
タの一実施例を示すものであって、図中符号３０は、ガ
イド部材３１に原稿台３２の主走査方向に移動可能に設
けられた前述の露光装置で、透光窓４側にはガラス板か
らなる原稿台３２が、また収光部材７の出射光側には後
述する画像シートＧが供給ロール３３と巻取りＯ−ル３
４に張設されている。潜像形成領域の終端より下流側に
は、画像シートＧの感光面に現像シートＨを圧接するよ
うにローラ３５．３５°が配設されている。なお、図中
符号３６は、ヒートローラを示す。

第４図は、本発明に使用する画像シートＧと現像シート
Ｈの一実施例を示すものであって、同図（イ）は画像シ
ートＧを示すものであって、図中符号Ａ１、Ａ２　、Ａ
３は、それぞれシアン、マゼンタ及びイエローを呈色す
るマイクロカプセルで、シアン、マゼンタ及びイエロー
を呈色する発色前駆物質ａ１　、ａｚ　、ａ３と、各色
の発色前駆物質毎に異なる波長λ４、Ａ２、λ、の電磁
波ビーム（第６図）、例えば光ビームに感応して粘度等
を変化して発色前駆物質を不動化する感応組成物ｂ□、
ｂ２、ｂｚをゼラチン等の薄膜Ｃにより囲繞してなるマ
イクロカプセル化されていて、坦体をなすシートＢの表
面に均一にコーティングされている。

同図（ロ）は、前述の画像シートＧと開運して使用され
る現像シートＨで、表面に発色前駆物質ａｔ　、ａｑ　
、ａ３と反応して発色する現像物質ＥをシートＦの表面
にコーティングして構成されている。

ところで、前述した画像シートＧにマイクロカプセル内
の感応組成物ｂｒ　、ｂｚ、ｂｚが感応する波長の光を
当てて露光すると、カプセルＡｔ、Ａ２、Ａ３内の感応
組成物ｔ）ｔ　、ｂ２、ｂｚの粘度が変化する。このよ
うに感光した画像シートを現像シートと一体にして圧力
をかけてマイクロカプセルＡｒ、Ａ２、Ａｚ！破壊する
と、光感応を受けたカプセルと未感応のカプセルから流
出する発色前駆剤の量に差異が生じ、現像シートＨには
露光波長λ１、Ａ２、Ａ３に相関する色彩が現出されて
露光時のパターンに一致したカラーバターンが現出する
ことになる（特開昭５８−８８７３９号公報参照）。

第３図に示した実施例において、第１フイルタ２１には
マイクロカプセルのイエローが呈色する光を透過させる
ものを、また第２、及び第３フイルタ２２．２３には、
それぞれシアンとマゼンタが感応する光を透過させるも
のを選択する。

このような準備を終えた段階で装Ｗを作動させると、ラ
ンプ１．１′から出た光８０％ＲＯ゛は、放物面鏡５．
５°により収束されてコールドミラー６．６゛を照射し
、その内の赤外成分Ｒｔ、Ｒｔ’及び可視光の一部日１
．８３′はコールドミラー６．６′を透過し、また残り
の大部分の可視光Ｒ２、Ｒ２’は原稿Ｐを照射する（第
５図）、コールドミラー６から漏れた可視光Ｒ３は、画
像シートＧの未露光部分を照射し、各マイクロカプセル
Ａｔ　、　Ａ２　、Ａ３１こ一様に光バイアスを与える
。

すなわち、第６図に示したように、上述した画像シート
は、各マイクロカプセルが感応しない程度の光エネルギ
を与えられると、階調性を表わす部分（図中符号Ｑ）の
傾斜が小さく、つまり光エネルギに対する濃度勾配が小
ざくなってΔＬａからΔＬ１の範囲にまで拡大され（Ｑ
”　）　、同時に照射された光エネルギの蓄積効果によ
り前駆物質の硬化ｆこ要する光エネルギが小ざくなりて
ΔＬ２も感度が上昇するから、コールドミラー６．６′
の漏洩先日３．８３′も極めて有効に利用される。

一方、透過した原稿Ｐを照射した光は、原稿Ｐを形成し
ているパターン等の色に対応したスペクトル、及びその
光学的濃度に対応して反射されて収光部材７に入射する
。収光部材７に入射した光は、各位置に配置されている
導光部材７ａ、７ａ、７ａ・・・・を伝ばんし、その入
射角に関わりなく一様に収束されながら出射口に到達し
、ここに配設されている第１、第２及び第３フイルタ２
１．２２．２３に入射し、各フィルタ２１．２２．２３
の幅に比例した光量の感応波長λ４、Ａ２、Ａ３に分解
される。

画像シートＧのカプセル面に結像した各波長の光λ４、
Ａ２、Ａ３は、画像シート０表面のマイクロカプセルＡ
ｔ　、Ａ２　、Ａｓの内、シアンのマイクロカプセル八
１だけを照射光量１こ対応させて硬化させる。

このよう状態で、露光装置が主走査方向（図中矢印Ｓ）
方向に移動すると、フィルタ２１からの光λ１により照
射された部分を、第２２２からの光λ２により照射し、
マイクロカプセルＡ２だけｌＦｒを選択的に感応させる
。

すなわち、マイクロカプセルＡ２．Ａ３は、先に波長λ
１の光照射を受けているとしても、これらマイクロカプ
セルＡ２　、Ａ３は、この波長λ１のエネルギーでは未
露光状態を維持している。さらに、走査領域が移動して
、すでに波長λ１、Ａ２の露光を受けた部分が第３フイ
ルタ２３の領域に到達すると、マイクロカプセルへ３が
始めて露光を受ける。これにより、同一の部分が３原色
に対応する露光を受けることになって、原稿と同一のカ
ラー潜像を形成することになる。

一方、この露光過程において、他方のコールドミラー６
′から漏れた可視光Ｒ３’は、露光済みの領域を照射し
て、マイクロカプセルＡ１、Ａ２、Ａ３を一様に照射し
て階調性と感光感度を向上させる。

このようにして露光量Ｗ３０が移動して行くことにより
、原稿の画像を順次色分解してフィルタ２１〜２３によ
り色分解しながら画像シートに多重露光を行なって潜像
を形成する。潜像を画像シートＧに形成し終えた時点で
、０−ラ３５．３５間で現像シートＨと重ね合わせなが
ら両者に圧力を作用させる。

このとき、画像シートＧ上の各マイクロカプセルＡＩ　
、　Ａ２　、Ａ：！に封入されている光感応組成物ｂ１
、ｂ２、ｂ３が露光量に対応して硬化している卆め、露
光量に対応してカプセルＡｔ、Ａ２、Ａ３内から流出す
る発色前駆剤ａλ、ａ２、ａ３の量が異なる。これによ
り、現像器４１において圧下された部分の画像シートＧ
からは、露光量に相応した量の発色前駆剤ａｔ、ａ２、
ａ３が現像シートＨに侵み出す。

ローラ３５．３５７＆出た画像シートＧは、巻取リール
３４に巻き取られ、また現像シートＨはヒートローラ３
６により加熱を受けて画像シートＧから浸み出した発色
前駆剤ａｌ　、ａ２、ａ３と現像剤Ｅとの反応を急速に
進めて画像信号に対応した色彩を呈し、入力された画像
信号に対応する色彩バクーンを現出していく、言うまで
もなく、画像シートＧの表面には３原色を呈色する多数
のマイクロカプセルへよ、Ａ２、Ａ３がコーティングさ
れでいるため、再現されたカラー画像は微小な３原色色
素の集合として表現され、各原色が融和した状態で色彩
が現出される。

一方、プリントアウトされた画像の色調を変えたい場合
には、第２、及び第３フイルタ１２．１３１Ｆｒ移動さ
せで各フィルタが担当する巾を変えると、第１、第２、
及び第３フイルク２１．２２．２３ｐ＆通過する光の比
率が変化するから、各色彩を受は持つカプセルの感応数
も変化して色調が調整されることになる。

なお、上述の実施例においては、透光窓の両側に光源を
配設するようにしているが、一方にのみ配設するように
しても同様の作用を奏することは明らかである。

また、上述の実施例においては、収光部材の出射口側に
フィルタ部材を配設しているが、入射口側、もしくは両
側に配設しでも同様の作用を奏することは明らかである
。

ざらに、上述の実施例においては、コールドミラーから
漏れた可視光！１ｆＷｔ画像シートに照射しているが、
画像シートによっては漏れ光量が大き過ぎるときには減
衰コールドミラーを設けて光量に調整するようにすれば
よい。

また、上述の実施例においては、原稿照射光を３つの波
長成分に分解して現像シートに照射しているが、これは
光源のスペクトル特性と画像シートの感光特性により相
対的に決まるものであるから、例えば原稿から反射した
光を異なる２つフィルタにより分解するとともに、フィ
ルタを透過させない合計３種類の光を照射したり、ざら
には視感度と同様な感光特性を有する現像シートを使用
した場合には、原稿からの反射光を波長に分解すること
なく直接現像シートに照射しても同様の作用を奏するこ
とは明らかである。

（効果）以上述べたように本発明によれば、筺体の一方の面に設
けられた透光窓の近傍に、反射部材をもっで他方の面に
収束させた光源を配設し、また他方の面に前記光源から
の光を受けて可視光を前記透光窓に反射させるコールド
ミラーを配設したので、筺体内の温度上昇を可及的に低
く抑えて光源の出力を大きくすることができるばかりで
なく、必要的にコールドミラーから漏れた可視光を画像
シートに照射させて階調性と感光感度の向上を図ること
ができ、光源の光出力を有効に利用しで、光源に出力の
小さなものを使用することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す装置の断面図、第２図
は同上装置におけるフィルタ部の一実施例を示す断−面
図、第３図は第１図装置を適用したカラープリンタの一
実施例を示す装置の構成図、第４図は同上装置に使用さ
れる画像シートと現像シートを示す模式図、第５図は第
１図に示した露光装置の動作を示す説明図、第６図は光
エネルギーと画像濃度の関係を示す線図、及び第７図は
上記画像シートの感光特性を示す示す説明図である。１・・・・棒状光源　　４・・・・透孔窓５・・・・放
物面鏡　　６．６′・・・・コールドミラー７・・・・
収光部材　　２ｏ・・・・露光装置３２・・・・原稿台
　　Ｇ・・・・画像シートＨ・・・・現像シート出願人　ザ・ミート・コーポレーションセイコー電子工
業株式会社代理人　弁理士　西　川　慶　治同　木村勝彦第１図第２図第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

筺体の一方の面に設けられた透光窓の近傍に、反射部材
をもって他方の面に収束させた光源を配設し、また他方
の面に前記光源からの光を受けて可視光を前記透光窓に
反射させるコールドミラーを配設するとともに、原稿面
からの反射光を受けて感光体表面に結像させる光学部材
を前記窓に対向させて配設してなるカラープリンタ用露
光装置。