JPS6321999Y2 - - Google Patents

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JPS6321999Y2
JPS6321999Y2 JP1983009980U JP998083U JPS6321999Y2 JP S6321999 Y2 JPS6321999 Y2 JP S6321999Y2 JP 1983009980 U JP1983009980 U JP 1983009980U JP 998083 U JP998083 U JP 998083U JP S6321999 Y2 JPS6321999 Y2 JP S6321999Y2
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JP
Japan
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cloth
washing
roll
water
present
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JP1983009980U
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JPS59120093U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主として、走行する2枚のエンドレ
スなベルト状布間に被処理スラリーを挟み、該
2枚の布の両面より多数のロールにより圧搾脱
水するようにしたベルトプレス脱水機等のベルト
状布の脱水スラツジ排除後の布を洗浄し再生
するために使用される水切り装置を有する布洗
浄装置に関する。
ベルトプレス脱水機等においては布洗浄装置
は該脱水機の脱水能力を低下させないで連続運転
するためには不可欠であるが、布洗浄の際の
布の水切り操作も、後の脱水能力に大きく影響す
るものである。布洗浄水が布に付着したまま
脱水洗浄装置を出ると、該脱水機の脱水能力を低
下させる原因となるものであり、是非布に付着
した水分は除去する必要がある。
本考案は以上のことから布を洗浄しかつ水を
除去するための水切り装置を有する布洗浄装置
に関するものである。
本考案の布洗浄水切り装置は、脱水スラツジ
の排除後、布回送域の相隣接する2つのロール
間に配設してベルト状布に付着する固形物を該
布上より散水し洗浄して布を清浄化する箱状
の装置内において、布の出口側に近い位置の
布の下面から該布の幅よりも長い長さのロール
を該布の進行方向に直角に布を緊張させる如
く設けて、該布の走行に従い前記ロールを自由
に回転できるようにして該布に付着残留する水
を除去するようにしたものである。
本考案の布洗浄水切り装置を図を用いて説明
する。第1図は本考案が適用される脱水機の一実
施例の説明図である。無端のベルト状の上布1
は多数の小ロール3の下面を、又無端のベルト状
の下布2は多数の小ロール4の上面に接して走
行し、複数の圧縮ロール5において2枚の布
1,2は重ね合され、複数の圧縮ロール5に図の
如く巻きかけられ、2枚の布は最後の圧縮ロー
ル5を通つて再び上下2枚の布1,2に分けら
れ上布1は脱水スラツジ排除後に布回送域を
形成する駆動ロール6及びロール7,8をへて再
びもとの脱水域を形成する多数の小ロール3の下
面に戻り、下布2は上布1と同様に脱水スラ
ツジ排除後に布回送域を形成する駆動ロール
9、ロール10,11をへて再びもとの多数の小
ロール4の上面に戻るような移動が行われる。本
脱水機では、被処理スラリはA部で供給され、B
部で少しづつ圧縮され、C部で少しづつ強く圧搾
され、脱水後のケーキは駆動ロール部に設けられ
た掻取刃で掻き落されて排出される。本考案の
布洗浄装置は、上下の布1,2がそれぞれロー
ル7,10を通つた後に、ロール7,8間ないし
ロール10,11間に張られた布1,2の適当
位置例えば、12,13の位置に設けられる。
本考案の布洗浄装置は3Kg/cm2程度の水圧の
洗浄水を使用し、第3図における如く、ボツクス
本体21を通る布1,2の上面より洗浄水管2
6の散水ノズル27から散水して布を洗浄す
る。ボツクス本体21の布の入口及び出口にお
いて、該布の両面に対し、前記の洗浄水が外部
に漏水しないようにゴム等の可撓性材料で作られ
たシール板22c,22d,23c,23dが設
けられている。
本考案の布洗浄水切り装置はこの様な布の
スラツジ排除後に設けられるもので、本考案の水
切り装置付布洗浄装置は走行する布の下側で
布の出口側に近い洗浄ボツクス内で、布の走
行方向に直角に、該布幅より長い長さを有する
水切りロール28を該ボツクスの両側壁に固定し
た軸受29により自由に回転できるように回転自
在に支持したものである。水切りロール28は該
水切りロールに接する前の布と接した後の布
の表面のなす角αをある一定の角度となるように
該水切りロールを配すると、布に付着している
洗浄水は該ロール28部で落下し、洗浄ボツクス
21から出た布は洗浄水が殆んど付着しない状
態となり、後の脱水操作等において良好な状態の
布とすることができる。
以上の様に本考案は、水切りロールを布洗浄
装置に設けることにより、充分に脱水された布
が該洗浄装置を出ることになり、後の脱水操作等
を好ましいものとすることができる。
本考案の水切り装置付洗浄装置は先にも述べた
如く、3Kg/cm2G程度の圧力の洗浄水を使用する
布洗浄装置に通常用いられるが、洗浄水に20
Kg/cm2以上で約30Kg/cm2程度の高圧水を使用する
高圧布洗浄装置に取付ける事も当然可能であ
り、有効に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の布洗浄装置が適用される脱
水機の一実施例の説明図、第2図は本考案の布
洗浄装置の上部板等のない場合の平面図、第3図
は第2図の装置の垂直断面説明図。 1,2……布、21……布洗浄ボツクス、
26……洗浄水管、27……散水ノズル、28…
…水切りロール、29……軸受。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行する無端の布が通過できかつ漏水防止用
    シール板を有する布の入口及び出口と、該入口
    と出口の間で布に散水して布を洗浄する装置
    を有する閉鎖された箱状の布洗浄装置におい
    て、前記布洗浄装置内の布の走行方向に直角
    に、かつ布の下面に接しかつ布の出口側に近
    い位置に、布幅よりも長い長さを有するロール
    を布の走行に従い自由に回転できるように設け
    たことを特徴とする布洗浄水切り装置。
JP998083U 1983-01-28 1983-01-28 濾布洗浄水切り装置 Granted JPS59120093U (ja)

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JP998083U JPS59120093U (ja) 1983-01-28 1983-01-28 濾布洗浄水切り装置

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JP998083U JPS59120093U (ja) 1983-01-28 1983-01-28 濾布洗浄水切り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59120093U JPS59120093U (ja) 1984-08-13
JPS6321999Y2 true JPS6321999Y2 (ja) 1988-06-16

Family

ID=30141427

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP998083U Granted JPS59120093U (ja) 1983-01-28 1983-01-28 濾布洗浄水切り装置

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JP (1) JPS59120093U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS617032U (ja) * 1984-06-15 1986-01-16 住友電気工業株式会社 半導体装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS617032U (ja) * 1984-06-15 1986-01-16 住友電気工業株式会社 半導体装置

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JPS59120093U (ja) 1984-08-13

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