JPS63219358A - 新規な飲料 - Google Patents

新規な飲料

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Publication number
JPS63219358A
JPS63219358A JP62055035A JP5503587A JPS63219358A JP S63219358 A JPS63219358 A JP S63219358A JP 62055035 A JP62055035 A JP 62055035A JP 5503587 A JP5503587 A JP 5503587A JP S63219358 A JPS63219358 A JP S63219358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
beverage
fruit juice
fruits
separated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62055035A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Shimomai
下舞 俊昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ezaki Glico Co Ltd
Original Assignee
Ezaki Glico Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ezaki Glico Co Ltd filed Critical Ezaki Glico Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 産業上の利用分野 この発明は、果実・果汁等に含まれている水分を有効利
用した新規な風味の飲料を提供するにある。
■ 従来の技術とその問題点 近年、水道水はその原水水質が低下傾向を示すに伴い、
その殺菌用に多量に使用されるカルキの如ぎが有する薬
品臭が益々強くなったり、大全に発生したプランクトン
が産生ずるカビ−埃臭といった異味異臭があることが多
く、風味上難点があり、これを飲料の原料水としてはそ
のまま使用できず、曝気、煮沸等の処理を要するなどの
不便があった。
そのようなことから井戸水とか天然の湧水とかが見直さ
れ、それらをそのまま瓶詰めして市販する風潮もみられ
るようになった。因みに、これらはいずれも鉱物質・無
償質の物質中を通過し、それらに含有されている微量成
分のいくつかを溶存しており、いわば鉱物水とでもいう
べきものである。
本願発明は、従来、飲料にはこのような鉱物水が使用さ
れていたのに対し、生物、殊に植物の体内を通過してき
たないしは植物の体内細胞において生成されたいわば生
物水とでもいうべきものが、より一磨人体にとって自然
な飲み物ではなかろうかという発想に基き完成されたも
のである。
■ 問題点を解決するための手段 上記のことは、果汁の濃縮化・粉末化処理に伴い果実体
から分別され廃棄されていた多量の水を有効に転用する
ことによって達せられる。
果実を濃縮又は粉末化するには、通常、次に述べる処理
法が行われている。
原料の果実を選果し、不良果を取除き、良果のみを洗浄
した後、必要に応じで果皮、種実等を除去し、次いで圧
搾して果汁分と搾汁かすとに分別又は遠心分離法その他
により分離・除去する。もつともこの操作は、必ずしも
不溶分の完全除去を目的とはしていなくて、需要者の嗜
好・商品のタイプに応じ、適宜除去度が調整される。こ
のようにして得られた原果汁を濃縮し又は粉末化するの
である。濃縮ないし粉末化は、従来は殆んどが加熱によ
っており、就中、プレート式が多用されていたが、次第
に半透膜利用の浸透圧法とか冷凍又は凍結による方法な
どが検討されてぎている。浸透圧法とか低温法によると
果汁成分の加熱破壊とか香気成分の揮散などがない点で
は風味上・栄養上有利であるが、反面、コスト高になる
などの不利もある。
このにうにして果汁が濃縮されるに伴い、果汁から水分
が分別されてくる。もっとも、分別されてくる成分は水
分のみに限られず、加熱法のときは低沸点成分(香気成
分など)、浸透法のときは低分子量成分、低温震法によ
るときは水易溶性成分が、夫々混入してくることになる
。本発明に使用される分別水としては、これらのいずれ
もが採用され、そのまま又は適宜の飲料用原料を混入し
て飲用に供させる。
上述により分別採取された生物水をそのまま飲用に供し
たいときは、活性炭処理により脱臭し又せずにそのまま
殺菌処理のみを施し、瓶その他の適宜の容器に充填・密
封すれば流通ルートを経由し店頭販売も可能となり、水
道水の代りとして美味に飲用できる。
生物水を清涼飲料、果実飲料等の原料として使用する場
合は、これに通常の原料、たとえば糖類、果汁、酸、着
色料、香料等を加えて均質になるよう充分混合・溶解す
る。混合・溶解・殺菌・充填その他の製造方法・処理条
件は通常の飲料製造の場合に準じて行う。また、この生
物水には炭酸ガスを飽充し又はアルコール、調味料等を
混入して炭酸飲料とかアルコール性飲料にするも自由で
ある。
■ 実施例 以下に本発明の具体的な一例を示す。
ルプ分を除去した後、92〜93℃・瞬間殺菌した。こ
れを740ratnHCJの減圧下、40〜50℃で短
時間に濃縮し、約7 Kgの1151縮果汁と約28 
Kgの副生じた水分を凝縮・回収した。副生水は缶に充
填後、−85℃・30分間殺菌処理し保存しておいた。
なお、1151縮果汁は他用途に転用された。
一方、市販の115濃縮バレンシアオレンジ果汁を用意
し、このもの2%(重量%、以下おなじン、果糖ぶどう
糖液糖14%、キャロットベースNB(三栄化学工業(
株)製の天然色素)0.04%、オレンジの天然フレー
バー0.1%、L−アスコルビン110.01%及びク
エン酸0.24%に対し、上述により保存されていた副
生水83゜61%を加えて全体を溶解した。これを25
0d容缶に充填して85℃・10分間殺菌した。
このものは20℃・6ケ月間保存後も香り・色調に変化
がなく充填直後の風味を有していた。
■ 発明の作用・効果 果実類は、本来その保存性がひくいため、通常、長期保
存の要に供するのに濃縮ないし粉末化され、その際副生
ずる分別水は不要物として廃棄されていたのは先述の通
りである。本発明ではかがる副生水を殺菌して長期保存
に耐えるものとし、要に臨み市販の濃縮果汁を(その果
汁と副生水の起源とする果実は必ずしも同一である必要
はない)この副生水で還元(希釈)して飲料として再生
するのである。即ち、本発明では従来不要物として廃棄
されていたものを有効利用し有益物に変換したところに
その大きなメリットが存し、新規な風味にすぐれた飲料
を市場に提供することができたのである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 果実又は果汁を濃縮するに際し分別される水分を回収し
    、これをそのまま又はこれに適宜通常の飲料用原料を混
    入して組成したことを特徴とする新規な飲料
JP62055035A 1987-03-09 1987-03-09 新規な飲料 Pending JPS63219358A (ja)

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JP62055035A JPS63219358A (ja) 1987-03-09 1987-03-09 新規な飲料

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JPS63219358A true JPS63219358A (ja) 1988-09-13

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ID=12987401

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JP (1) JPS63219358A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02163064A (ja) * 1988-12-14 1990-06-22 Asahi Breweries Ltd フルーツウォーター
JP2007159444A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Nippon Chemicals Hanbai Kk 果汁製造方法、及びバナナ濃縮果汁
JP2009514521A (ja) * 2005-11-03 2009-04-09 ピローネ,ルイージ 葡萄及び葡萄液の処理から得られる糖溶液、濃縮精留葡萄液、濃縮精留果汁並びに植物の変形産物及び植物由来産物の凝固方法
CN102934826A (zh) * 2012-12-10 2013-02-20 青岛中科润美润滑材料技术有限公司 蓝莓饮品的加工方法
JP2013516959A (ja) * 2010-01-17 2013-05-16 カムボーリス,アムブロシオス 水の回収

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