JPS63219086A - 画像面積計測装置 - Google Patents

画像面積計測装置

Info

Publication number
JPS63219086A
JPS63219086A JP62052573A JP5257387A JPS63219086A JP S63219086 A JPS63219086 A JP S63219086A JP 62052573 A JP62052573 A JP 62052573A JP 5257387 A JP5257387 A JP 5257387A JP S63219086 A JPS63219086 A JP S63219086A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
image
sampling
circuit
areas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62052573A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Aoyama
青山 昭夫
Takahiro Mamiya
高弘 間宮
Katsunori Ishigure
克範 石榑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CKD Corp filed Critical CKD Corp
Priority to JP62052573A priority Critical patent/JPS63219086A/ja
Publication of JPS63219086A publication Critical patent/JPS63219086A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 光哩Ω旦剪 [産業上の利用分野] 本発明は画像面積計測装置に関し、詳しくはサンプリン
グエリアの重なりが許されている画像面積計測装置に関
する。
[従来の技術] 従来、画像の代表特性値として優れた画像面積に着目し
、画像の認識やパターンマツチング等を行なう画像処理
装置において、テレビカメラ等によって撮像された画像
面積の計測が行なわれている。こうした面積計測装置で
は、一画面中に存在する複数の対象を分離して計測した
り、撮像された対象の特徴を好適に捕らえるために、ひ
とつの画面中に更にいくつかのサンプリングエリアを設
定するのが一般的である。即ち、画像面積の計測はこれ
らのサンプリングエリア毎に行なわれるのである。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、対象の特徴を効率よくまた精度よく捕ら
えようとすると、一画面に設定されるサンプリングエリ
アの重なり合いを許すことが望ましいが、重なり合いを
許すとすると面積計測の速度が格段に遅くなるという問
題があった。これは、例えばN個のサンプリングエリア
の重なり合いを許す場合には、第5図(A)に示すよう
に、ひとつの画素に複数のサンプリングエリアが対応し
得るので、画像面積の計測を行なうためには、サンプリ
ングエリアの情報としてNビットを要することによって
いる。これに対し、重なり合いを許さない場合には、第
5図(B)に示すように、ひとつの画素にはひとつのサ
ンプリングエリアしか対応しないので、必要な情報は僅
か(Log2Nに限られる。
この結果、サンプリングエリアの重なりを許す場合には
、画面の一走査においてサンプリングエリア毎に画像の
面積を計測しようとすると、装置・構成が複雑化すると
いう問題を招致する。即ち、サンプリングエリア毎にそ
の内部の画像を構成する画素数をカウントする手段をハ
ード的に実現する場合には、このカウント手段をサンプ
リングエリアの数だけ用意する必要があり、装置・構成
が複雑化する。一方、カウントする手段の数を制限して
重なりあったサンプリングエリア毎の画像の面積の計測
をソフトウェアにより処理する構成とすると、画面の一
走査では限られたサンプリングエリア内の画像の面積し
か計測ができないので、全サンプリングエリアについて
面積の計測が完了するまでには、長時間を要してしまう
本発明の画像面積計測装置は上記問題点を解決し、重な
り合いの許された複数のサンプリングエリア毎の画像面
積の計測を好適に行なうことを目的としてなされた。
光囲Ω揖成 かかる目的を達成する本発明の構成について以下説明す
る。
[問題点を解決するための手段] 2次元画像に対して設定された複数のサンプリングエリ
ア内の画像の面積をサンプリングエリア毎に計測する本
発明の画像面積計測装置は、前記サンプリングエリアの
各々を、互いに重なり合う領域と重なり合わない領域と
に分離する分離手段と、 前記2次元画像の走査に従って、走査位置に対応した前
記領域に存在する画像の面積を計測する領域内面積計測
手段と、 該計測された面積を前記領域毎に記・憶する記憶手段と
、 前記領域内面積計測手段による各領域内の画像面積の計
測終了後、各サンプリングエリアを構成する前記分離さ
れた各領域内の画像の面積を、前記記憶手段から読み出
して加算する面積加算手段と、 該加算された面積をサンプリングエリア内の画像の面積
として出力する計測面積出力手段とを備える。
ここで分離手段とは、各々のサンプリングエリアを互い
に重なり合っている領域と重なり合っていない領域とに
分離する手段であって、予めなされるサンプリングエリ
アの設定に際して、ひとつのサンプリングエリアを最も
多数のエリアが重なっている領域から重なり合いのない
領域まで順に分離していくものであればよい。例えば、
サンプリングエリアの設定の制御を行なうために設けら
れたマイクロコンピュータ等を用いた算術論理演算回路
により容易に実現することができる。
領域内面積計測手段とは、2次元画像の走査位置に応じ
て定まる前記分離された領域内で、この領域内に存在す
る画像の面積を計測するものであり、画像が画素の集合
として表されている場合には、画素数をカウントするカ
ウンタにより実現することができる。こうしたカウンタ
等の構成は、ひとつでも良いし、サンプリングエリアの
数より少ない範囲において適当な個数用意することも差
し支えない。
記憶手段とは、領域毎に計測された画像の面積を各領域
毎とに記憶するものであり、半導体装置いたメモリや磁
気記録装置、あるいはICカード等であってもよい。記
憶手段は、領域毎に面積を記憶するために、2次元画像
の走査位置に対応して分離手段により分離された領域の
番号等を出力する手段を設け、この番号によって記憶手
段内の特定の記憶エリアをアクセスする構成としてもよ
い。
面積加算手段とは、領域内面積計測手段による各領域内
の画像面積の計測終了後に、元のサンプリングエリアを
構成する各領域内に存在した画像の面積を記憶手段から
読み出し、これを加算する手段であり、例えば記憶手段
をアクセスし得る算術論理演算回路によって簡易に構成
することができる。
計測面積出力手段は、サンプリングエリア毎に計測され
た画像の面積を出力するものであり、例えばプリンタや
ディスプレイを用いてもよく、あるいはホストコンピュ
ータ等へデータを出力する構成であってもよい。
[作用コ 上記構成を有する本発明の画像面積計測装置は、予め設
定されるサンプリングエリア毎に画像の面積を計測する
が、サンプリングエリアの設定には重なり合いが許され
ているので、次の手順で面積計測を行なう。
面積計測を行なう2次元画像の走査に先だって、各々の
サンプリングエリアを分離手段により、重なり合う領域
と重なり合わない領域とに分離し、2次元画像の走査に
従って、その位置が分離された領域のいずれに当たるか
を知って領域内における画像の面積を領域内面積計測手
段により計測し、計測された面積を各領域毎に記・追手
段に記憶し、こうした画像面積の計測の終了後、面積加
算手段により、元のサンプリングエリアを構成する各領
域内の画像の面積を記・追手段から読み出して加算し、
これを画像面積出力手段により出力する。この結果、サ
ンプリングエリア内の画像の面積は、2次元画像の走査
において、一旦各領域毎の面積として計測された後、直
ちに求められる。
[実施例コ 以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするた
めに、次に本発明の画像面積計測装置の好適な実施例に
ついて説明する。第1図はこの画像面積計測装置の概略
構成図である。
図示するようLこ、この画像信号二値化装置は、撮像手
段としてのテレビカメラ1からの信号を人力し、撮像さ
れた画像の面積をサンプリングエリア毎に計測して画像
面積出力手段としての端末機2に表示・出力するよう構
成されている。その内部には、同期分離回路3、画像デ
ータ抽出回路5、二値化回路6、垂直座標カウンタ7、
水平座標カウンタ8、水平座標指定回路10、垂直座標
指定回路12、優先順位付与回路15、面積記憶回路1
7、インクリメンタ19および電子制御回路20が備え
られている。
テレビカメラ1は、CCD等の固体撮像素子を用いたも
のであり、−フレーム当り水平方向に512ドツトの、
垂直方向に495ドツトの分解能を有する。このテレビ
カメラ1からの画像信号はまず同期分離回路2と画像デ
ータ抽出回路5に人力される。
画像データ抽出回路5は、人力された画像信号から画像
データを取り出す回路であり、テレビ受像器に必須の回
路として周知のものなので内部の構成については省略す
る。画像データ抽出回路5は、−水平走査線を512ド
ツトのデータに分離して抽出し、各ドツト毎にその濃度
に応じたアナログ信号を二値化回路6に出力する。二値
化回路6は、)農産情報を含むこのアナログ信号を所定
の闇値と比較し二値化されて信号に変換するものである
。本実施例では、二値化のための闇値は予め設定された
値としたが、サンプリングエリア毎に最適の闇値を用い
て二値化するよう構成してもよい。この二値化回路6の
出力は、面積記・憶回路17のライトイネイブル端子W
/Rとインクリメンタ19のイネイブル端子OEとに接
続されている。
また、画像データ抽出回路5は、512ドツトの各デー
タについて一つのパルス信号を水平座標カウンタ8のカ
ウント入力端子Cinと、面積記憶回路17のイネイブ
ル端子OEとに出力する。
同期分離回路2は画像信号に含まれる垂直同期信号(画
像スタート信号)と水平同期信号とを画像データから分
離するものであり、この回路の構成も周知のものなので
説明は省略する。この同期分離回路2からは、画像スタ
ート信号が垂直座標カランタフのリセット端子RESE
Tに出力され、一方、水平同期信号が垂直座標カランタ
フのカウント入力端子Cinと水平座標カウンタ8のリ
セット端子RESETとに出力される。
従って、垂直座標カウンタ7は同期分離回路2の出力す
る画像スタート信号によりリセットされてカウントを開
始し、同期分離回路2の出力する水平同期信号によって
一フレームに495だけカウントアツプされる。これに
対して、水平座標カウンタ8は同期分離回路2の出力す
る水平同期信号によりリセットされてカウントを開始し
、画像データ抽出回路4の出力するパルス信号により一
水平走査において512だけカウントアツプされる。
これらのカウンタ7.8の出力は水平座標指定回路10
と垂直座標指定回路12とに人力される。
垂直座標指定回路12は、垂直座標カウンタ7の出力に
応じて垂直座標の所定の範囲毎に、その出力をアクティ
ブにするものであり、本実施例では、書換え可能なデュ
アルポートのメモリとして構成されている。サンプリン
グエリアが固定的なものでよい場合には、ゲートアレイ
やROM等により構成することができる。本実施例では
、垂直座標指定回路12は、垂直座標の495ドツトに
亘って少なくとも32の範囲が指定できるよう構成され
ている。一方、水平座標指定回路10は、水平座標カウ
ンタ8の出力に応じて水平座標の所定の範囲毎に、その
出力をアクティブにするものであり、垂直座標指定回路
12と同様に構成することができる。本実施例では水平
座標の512ドツトに亘って少なくとも32の範囲が指
定できるよう構成されている。水平座標指定回路10お
よび垂直座標指定回路12の32組の出力は、画像面積
の計測を行なう領域を指定することになる。このような
領域はサンプリングエリアを重なり合う領域と重なり合
わない領域とに分離することによって生成される。第1
図にはこれを模式的に示したが、例えは互いにその一部
が重なり合うサンプリングエリアSl、S2が設定され
ている場合、二つのサンプリングエリア91.82が重
なり合っている領域Aと重なり合っていない領域B、 
 Cとの各々に対応して特定の出力の組がアクティブと
なるよう水平座標指定回路10.垂直座標指定回路12
内にはデータが書き込まれている。こうしたデータの設
定の方法の詳細については後述する。
垂直座標指定回路12および水平座標指定回路10から
の各32の信号線、は、優先順位付与回路15内に備え
られた32個の二人カアンドゲートANDの人力に互い
に接続されている。従って、−フレーム内の走査におい
である位置が指定されたとき、その位置を含む範囲の指
定に対応した二人カアンドゲー)ANDの出力がアクテ
ィブとなる。二人カアンドゲー)ANDの各出力はプラ
イオリティエンコーダ25に人力されていることから、
アクティブとなった二人カアンドゲートANDの内、最
も優先順位が高いものに対応したコードが、優先順位付
与回路15からは出力される。
従って、垂直座標指定回路12及び水平座標指定回路1
0による領域の指定がオーバーラツプする場合でも、予
め割り当てられた優先順位によりどの領域が優先される
かは決定される。この結果、指定がオーバラップするこ
とによって問題が生じることはない。
プライオリティエンコーダ25からは、5本の出力が面
積記憶回路17に接続されている。これら、5本の出力
は32個の領域の指定に対応した32個のアンドゲート
ANDからの信号をエンコードしたものである(12o
g232=5)。面積記憶回路17は、プライオリティ
エンコーダ25の5ビツトの出力によって指定されるア
ドレスに最大18ビツトのデータを記・憶できるデュア
ルポートのメモリとして構成されている。このデータ長
は、最大の面積を有する領域内に存在し得る画像の最大
面積に対応して定められており、サンプリングエリアの
最大値を制限すれは、18ビツトより小さくすることが
できる。
面積記・憶回路17のデータ人出力DTは、インクリメ
ンタ19のデータ人カポ−N)inおよびデータ出カポ
−)Doutに人力されている。インクリメンタ19は
、データ人力ボートDinに与えられたデータを1だけ
インクリメントするものであり、そのイネイブル端子O
Eがアクティブとなったとき、データ出力端子Dout
に、インクリメント後のデータを出力する。面積記憶回
路17のイネイブル端子OEには画像データ抽出回路5
のデータ出力が、一方、面積記憶回路17のライトイネ
イブル単位W/Rとインクリメンタ19のイネイブル端
子OEとには二値化回路6の出力が、各々接続されてい
る。従って、画面の走査においである画素が取り出され
たとき、この画素に対応する領域に存在する画像の面積
としてそれまでに計測された面積値が一旦面積記憶回路
17から読み出され、インクリメンタ19はその内部に
おいてこの面積値を1だけインクリメントしたデータを
生成する。更に、その画素が面積としてカウントすべき
場合には、二値化回路6の出力がアクティブ・となり、
インクリメントされた後のデータがインクリメンタ19
のデータ出力ボートDoutに出力され、これが面積記
憶回路17に書き込まれる。
即ち、画像の面積としてカウントすべき画素が走査され
たときには、対応する領域の面積のデータ(面積記憶回
路17の所定のアドレスに格納されている)は、1だけ
インクリメントされ、それ以外では計測中の面積のデー
タが書換えられることはない。
以上説明した構成の内、水平座標指定回路10゜垂直座
標指定回路12および面積記憶回路17のデュアルポー
トの一方には、電子制御回路20のコモンバスが接続さ
れており、これらの回路は電子制御回路20によって、
その設定に必要なデータの書き込みがなされ、必要なデ
ータの読み出しがなされるよう構成されている。電子制
御回路20は、周知のCPU31.ROM32.RAM
34および入出力ボート35をコモンバス36により相
互に接続したいわゆる算術論理演算回路として構成され
ている。CPU31は、人出力水−ト35を介して接続
された端末機2のキーボードから、サンプリングエリア
の設定に必要なデータを読み込むと共に、サンプリング
エリア内の画像の面積の計測値を端末機2のディスプレ
イに表示する。
吹に、本実施例の画像面積計測装置が行なう処理につい
て説明する。第2図は、電子制御回路20が行なうサン
プリングエリアの設定処理を表すフローチャートである
。図示するように、電子制御回路20は、サンプリング
エリアの設定を行なうときには、サンプリングエリア設
定ルーチンを起動し、まず、端末機2のキーボードから
サンプリングエリアの座標データを人力する処理を行な
う(ステップ100)。本実施例では、サンプリングエ
リアの形状は長方形に限定されているので、その座標デ
ータとしては、サンプリングエリアの左上隅の水平座標
、垂直座標と、右下隅の両座標とを、キーボードから人
力すればよい。尚、座標データの入力は、例えばマウス
等のポインティングデバイスによって行なってもよい。
座標データの人力が行なわれると、次に人力された座標
データに従ってサンプリングエリアの決定を行なう(ス
テップ110)。即ち、第3図(A)に例示するように
、サンプリングエリアS1については座標データbl、
b3を人力することにより、他の頂点b2.b4の座標
を求め、サンプリングエリアS1を決定するのである。
続いて、サンプリングエリアの設定が総て終了したか否
かの判断を行ない(ステップ120)、終了するまで(
第3図(A)に示す例ではサンプリングエリアS2.S
3の設定が終了するまで)座標データの人力とサンプリ
ングエリアの決定とを繰り返す。
サンプリングエリアの設定が終了すると、設定されたサ
ンプリングエリアを、その重なり合いに応じて各領域に
分離する処理を行なう(ステップ130)。例えば、第
3図(A)に例示した三つのサンプリングエリアが重な
り合って存在するケースを考えてみると、重なり合って
いる領域と重なり合っていない領域とを分離すると、本
来ならば、四つの頂点al、b2.a2.c4で囲まれ
た領域Aと、頂点bl、al、c4.a2..b3゜b
4によって囲まれた領域Bと、頂点cl、c2゜c3.
a2.b2.alによって囲まれた領域Cと、頂点di
、d2.d3.d4によって囲まれた領域から上記領域
A、B、Cを除いた領域りとが生成される。しかし、本
実施例では水平座標指定回路10.垂直座標指定回路1
2による領域の指定は長方形の形状でしか行なえないの
で、長方形の領域A(頂点al、b2.a2.c4)、
領域Sl(頂点b1.b2.b3.b4)、領域S2(
頂点cl、c2.c3.c4)、領域S3(頂点di、
d2.d3.d4)の四つに分離する。
続いて、各領域間の優先順位(プライオリティ)の決定
を行なう(ステップ140)。
ここで優先順位は、最初から長方形であった領域を上位
とし、本来長方形でなかったが回路の構成上長方形の形
状となった領域を下位とする。最初から長方形であった
領域がいくつもある場合には、その中での優先順位は特
に決定する必要はなく、本来長方形でなかった領域がい
くつもある場合には、その中での優先順位は重なり合い
の数の多い順となる。第3図(A)に示す例では、領域
A、領領域Sl領領域S2.領域3の順に優先順位が高
いことになる。サンプリングエリアの形状がどのように
複雑になっても、上に挙げた原則に従えはよく、例えば
第3図(B)に示す例では、サンプリングエリアR1な
いし5を、14の領域に分離するが、この内部の優先順
位は、B、  A、 C,D、 E、  F、 G、 
 H>I’、に’、L′>M’ 、J’ >N’となる
。ここで、「ゝ」を付けた領域は、本来長方形ではなか
った領域、例えば頂点i1.i2゜i3.i4.i5.
i6で囲まれた領域Iを、長方形に拡張した領域(頂点
i1.i2.i7.i6)であることを示している。
以上詳述した手順で領域の分離・生成と優先順位の決定
とが行なわれると(ステップ130.140)、続いて
こうして分離された領域の指定を水平座標指定回路10
と垂直座標指定回路12とに書き込む処理が行なわれる
(ステップ150)。
即ち、第3図(A)を再度例にとると、領域A内の画素
の位置が指定された場合には、プライオリティエンコー
ダ17の32個の人力の内、優先順位が最上位の人力に
対応した二人カアンドゲートANDの各人力がアクティ
ブとなるよう水平、垂直座標指定回路10.12の所定
のアドレスにデータを書き込むのである。
各座標指定回路10.12へのデータの書き込みが終了
すると、分離された領域とこれに対応したサンプリング
エリアとの関係をRAM34の所定のエリアに格納しく
ステップ160)、その後rENDJへ抜けて本ルーチ
ンを終了する。
以上の設定がなされた後、テレビカメラ1による画像の
撮像とこれに間開する各領域毎の画像面積の計測が行な
われる。−フレームの走査がなされるだけで、各領域毎
の画像の面積の計測は完了するが、その都度、電子制御
回路20は、画像面積算出ルーチンを実行してサンプリ
ングエリア毎の画像の面積を算出・表示する。この画像
面積算出ルーチンを第4図に示すが、本ルーチンが起動
されると、まず分離された各領域毎の画像面積のデータ
を面積記憶回路17から読み出す処理が行なわれる(ス
テップ200)。画面の一走査の終了後、面積記・憶回
路17の所定のアドレスには領域毎にカウントされた画
素数が保持されているので、電子制御回路20のCPU
31は、デュアルポートメモリとして構成された面積記
憶回路17を、コモンバス36を介してアクセスするこ
とにより、領域毎のデータを読み出すことができる。
続いて、これら読み出された領域毎の画像の面積を、サ
ンプリングエリアに応じて加算する処理が行なわれる(
ステップ210)。即ち、前もって記憶されたサンプリ
ングエリアとこれから分離された領域との関係(第2図
、ステップ160)に基づいて、いくつかの領域内の画
像の面積を加算するのである。
必要な領域の面積データの読み出しと加算とを全サンプ
リングエリアについて繰り返しくステツプ220)、総
て終了後、サンプリングエリア毎の画像の面積を端末機
2のディスプレイ上に表示して(ステップ230)、r
ENDJに抜け、本ルーチンを終了する。
以上説明した本実施例の画像面積計測装置によれは、複
数のサンプリングエリアを重なり合いを許して設定する
ことができ、各サンプリングエリア毎の画像の面積を僅
か一走査の内に計測することができる。しかも、サンプ
リングエリアの設定が極めて容易である。従って、各サ
ンプリングエリア毎の画像の面積をリアルタイムで確認
しながら、サンプリングエリアの変更・調整を行ない、
画像の特徴を最適に捉えるよう各サンプリングエリアを
設定することができる。
また、本実施例の画像面積計測装置は、ハードウェアの
局所的な最適化が図られているので、高速性を実現しな
がら、構成も極めて簡略なものとなっている。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこう
した実施例に同等限定されるものではなく、例えばサン
プリングエリアの指定を行なう回路を全画素に対応した
アドレスを有するメモリとし、分離する領域のサンプリ
ングエリアの形状やこれから分離される各領域の形状を
自由な形状で設定できる構成など、本発明の要旨を逸脱
しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは
勿論である。
発匪辺苅呆 以上詳述したように、本発明の画像面積計測装置によれ
は、簡略な装置・構成によりながら、サンプリングエリ
アの設定に重なり合いが許される場合にも、極めて高速
に各サンプリングエリア毎の画像の面積の計測を行なう
ことができるという優れた効果を奏する。この結果、画
像の特撮を最適に捉えるようなサンプリングエリアの設
定・調整を、極めて迅速に行なうことができ、画像認識
の作業性を格段に改善することができる。また、装置・
構成がいたずらに複雑化することがないので、製造工数
・コストの低減を図ることができ、更には、信頼性・メ
ンテナンス性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例としての画像面積計測装置の概
略構成図、第2図はこの装置において行なわれるサンプ
リングエリア設定ルーチンを示すフローチャート、第3
図(A)、  (B)は各々サンプリングエリアの設定
と領域への分離の手法を示す説明図、第4図は実施例の
画像面積計測装置において行なわれる画像面積算出ルー
チンを示すフローチャート、第5図(A)、(B)は各
々サンプリングエリアの設定の様子を示す説明図、であ
る。 1 ・・・ テレビカメラ 2 ・・・ 端末機 3 ・・・ 同期分離回路 5 ・・−画像データ抽出回路 6 ・・・ 二値化回路 7 ・・・ 垂直座標カウンタ 8 ・・・ 水平座標カウンタ 10 ・・・ 水平座標指定回路 12 ・・・ 垂直座標指定回路 15 ・・・ 優先順位付与回路 17 ・・・ 面積記憶回路 19 ・・・ インクリメンタ 20 ・・・ 電子制御回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 2次元画像に対して設定された複数のサンプリングエリ
    ア内の画像の面積をサンプリングエリア毎に計測する画
    像面積計測装置であって、 前記サンプリングエリアの各々を、互いに重なり合う領
    域と重なり合わない領域とに分離する分離手段と、 前記2次元画像の走査に従って、走査位置に対応した前
    記領域に存在する画像の面積を計測する領域内面積計測
    手段と、 該計測された面積を前記領域毎に記憶する記憶手段と、 前記領域内面積計測手段による各領域内の画像面積の計
    測終了後、各サンプリングエリアを構成する前記分離さ
    れた各領域内の画像の面積を、前記記憶手段から読み出
    して加算する面積加算手段と、 該加算された面積をサンプリングエリア内の画像の面積
    として出力する計測面積出力手段とから構成された画像
    面積計測装置。
JP62052573A 1987-03-06 1987-03-06 画像面積計測装置 Pending JPS63219086A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62052573A JPS63219086A (ja) 1987-03-06 1987-03-06 画像面積計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62052573A JPS63219086A (ja) 1987-03-06 1987-03-06 画像面積計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63219086A true JPS63219086A (ja) 1988-09-12

Family

ID=12918551

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62052573A Pending JPS63219086A (ja) 1987-03-06 1987-03-06 画像面積計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63219086A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6029878A (ja) * 1983-07-28 1985-02-15 Fuji Electric Co Ltd 円形物体検出装置
JPS61173103A (ja) * 1985-01-29 1986-08-04 Nichiden Mach Ltd 画像面積測定回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6029878A (ja) * 1983-07-28 1985-02-15 Fuji Electric Co Ltd 円形物体検出装置
JPS61173103A (ja) * 1985-01-29 1986-08-04 Nichiden Mach Ltd 画像面積測定回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230345135A1 (en) Method, apparatus, and device for processing images, and storage medium
US6069351A (en) Focal plane processor for scaling information from image sensors
US7170553B2 (en) Image processing apparatus, image processing method and portable imaging apparatus
US5058181A (en) Hardware and software image processing system
US5282268A (en) Video image storage system
JPS628072B2 (ja)
US20060255241A1 (en) Integrated circuit device, microcomputer, and monitoring camera system
CN110490196A (zh) 主体检测方法和装置、电子设备、计算机可读存储介质
TW201337835A (zh) 影像模糊金字塔建置方法、影像模糊金字塔建置裝置及影像特徵擷取電路
JPH0810132B2 (ja) 対象パタ−ンの回転角検出方式
JP4670722B2 (ja) 画像処理装置
CN117392161B (zh) 用于远距离大透视畸变的标定板角点及角点编号确定方法
JP5247798B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理用集積回路
JP6525934B2 (ja) 画像処理装置および制御方法
JP4547321B2 (ja) 動きベクトル検出装置及び撮像装置
JPS63219086A (ja) 画像面積計測装置
KR102505705B1 (ko) 이미지 분석 서버, 이미지 분석 서버를 이용한 객체 카운팅 방법 및 객체 카운팅 시스템
JPS6280785A (ja) 画像記憶装置
EP0380090B1 (en) Image processing system
JP6238569B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラム
CN112150345A (zh) 图像处理方法及装置、视频处理方法和发送卡
JPH04290176A (ja) 画像蓄積装置及びこれを具える画像処理装置
CN114187455A (zh) 一种图片比较方法及装置、电子设备、存储介质
KR20230158581A (ko) 3차원 화상 생성 장치 및 3차원 화상 생성 방법
JPH04216179A (ja) 画像処理装置