JPS63218357A - 凹版印刷機のワイピング装置 - Google Patents
凹版印刷機のワイピング装置Info
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- JPS63218357A JPS63218357A JP5207687A JP5207687A JPS63218357A JP S63218357 A JPS63218357 A JP S63218357A JP 5207687 A JP5207687 A JP 5207687A JP 5207687 A JP5207687 A JP 5207687A JP S63218357 A JPS63218357 A JP S63218357A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F9/00—Rotary intaglio printing presses
- B41F9/06—Details
- B41F9/08—Wiping mechanisms
- B41F9/10—Doctors, scrapers, or like devices
- B41F9/1018—Doctors, scrapers, or like devices using a wiping cylinder
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は凹版印刷機において、凹版面に供給されたイン
キのうち、絵柄以外の箇所に付着した余分なイン中を1
枚印刷ごとに拭き取るワイピング装置に関するものであ
る。
キのうち、絵柄以外の箇所に付着した余分なイン中を1
枚印刷ごとに拭き取るワイピング装置に関するものであ
る。
凹版印刷機は周面に凹版が装着された凹版胴と、この凹
版胴に対接する圧胴とを備えており、給紙装置からスイ
ング装置を経て圧胴の爪にくわえ替えられて搬送される
紙には、凹版の版面に供給されたイン中による画像が転
写されることにより印刷が施され、印刷後の紙は排紙チ
ェーンで搬送されて排紙される。
版胴に対接する圧胴とを備えており、給紙装置からスイ
ング装置を経て圧胴の爪にくわえ替えられて搬送される
紙には、凹版の版面に供給されたイン中による画像が転
写されることにより印刷が施され、印刷後の紙は排紙チ
ェーンで搬送されて排紙される。
この種の凹版印刷機には、例えば特開昭58−1.01
060号公報や米国特許3762319号公報に開示さ
れているようなワイピング装置が付設されている。この
ワイピング装置は、凹版胴に対接してこの対接周面が互
いに逆方向へ移動するように回転するワイピングローラ
と、このワイピングローラの周面へパッド面を対接させ
た複数個のブラシと、このブラシのローラ回転下流側に
位置して先端をワイピングローラに対接させた硬質ゴム
製等のドクタブレードとを備えており、インキ装置の着
ローラから凹版面に供給されたインキのうち、絵柄とし
ての凹部の周辺に転移して付着した余分のインキは、版
面に対接して回転するワイピングローラによって拭き増
られ、凹部の絵柄のみが紙に転写される。そして、ワイ
ピングローラは、洗浄液槽内に入れたトリクレンなどの
洗#夜に浸漬されて回転しておシ、前記拭き取りによっ
てワイピングローラに転移したインキは、この洗浄液と
前記ブラシとの洗浄作用で増り除かれるとともに、ワイ
ピングローラで持ち回りされた洗浄液はドクタブレード
で洗浄液内へ掻き落と宕れる。
060号公報や米国特許3762319号公報に開示さ
れているようなワイピング装置が付設されている。この
ワイピング装置は、凹版胴に対接してこの対接周面が互
いに逆方向へ移動するように回転するワイピングローラ
と、このワイピングローラの周面へパッド面を対接させ
た複数個のブラシと、このブラシのローラ回転下流側に
位置して先端をワイピングローラに対接させた硬質ゴム
製等のドクタブレードとを備えており、インキ装置の着
ローラから凹版面に供給されたインキのうち、絵柄とし
ての凹部の周辺に転移して付着した余分のインキは、版
面に対接して回転するワイピングローラによって拭き増
られ、凹部の絵柄のみが紙に転写される。そして、ワイ
ピングローラは、洗浄液槽内に入れたトリクレンなどの
洗#夜に浸漬されて回転しておシ、前記拭き取りによっ
てワイピングローラに転移したインキは、この洗浄液と
前記ブラシとの洗浄作用で増り除かれるとともに、ワイ
ピングローラで持ち回りされた洗浄液はドクタブレード
で洗浄液内へ掻き落と宕れる。
このようなワイピング装置における前記ドクタブレード
は、従来、長尺板状の保持部材としてのブレードホルダ
に保持されていて、このブレードホルダは、複数個の固
定ねじによって機台側である洗浄液槽の固定部にドクタ
ブレード着脱方向へ移動自在に固定されており、また、
これらブレードホルダと機台側固定部との間には、ブレ
ードホルダを機台固定部側に対して移動させる微調節装
置が設けられている。そして印刷作業の中断時等にドク
タブレードをワイピングローラに対して着脱させたり、
あるいは、ワイピングローラの傷付きや、洗浄液上がり
による凹版面の汚れ防止等のためにワイピングローラに
対するドクタブレードの接触圧を調節したすするときに
は、固定ねじを弛めて微調節装置の操作でブレードホル
ダを移動させていた。さらに、ドクタブレードやブラシ
用パッドの交換等のためにブレードホルダを取シ外す場
合には、固定ねじをいっばい弛めて外したのち、ブレー
ドホルダを取り外していた。
は、従来、長尺板状の保持部材としてのブレードホルダ
に保持されていて、このブレードホルダは、複数個の固
定ねじによって機台側である洗浄液槽の固定部にドクタ
ブレード着脱方向へ移動自在に固定されており、また、
これらブレードホルダと機台側固定部との間には、ブレ
ードホルダを機台固定部側に対して移動させる微調節装
置が設けられている。そして印刷作業の中断時等にドク
タブレードをワイピングローラに対して着脱させたり、
あるいは、ワイピングローラの傷付きや、洗浄液上がり
による凹版面の汚れ防止等のためにワイピングローラに
対するドクタブレードの接触圧を調節したすするときに
は、固定ねじを弛めて微調節装置の操作でブレードホル
ダを移動させていた。さらに、ドクタブレードやブラシ
用パッドの交換等のためにブレードホルダを取シ外す場
合には、固定ねじをいっばい弛めて外したのち、ブレー
ドホルダを取り外していた。
このように従来のワイピング装置においては、ブレード
ホルダの移動のたびに固定ねじを弛めていたので、作業
性が悪いばかシでなく、この弛めた状態と調節後締めた
状態とではワイピングローラに対するドクタブレードの
接触圧が変わるので、固定ねじの弛め加減が難しくて熟
練を要し、調節に手間取ると言う問題があった。また、
固定ねじが別体であるために散逸し易かった。
ホルダの移動のたびに固定ねじを弛めていたので、作業
性が悪いばかシでなく、この弛めた状態と調節後締めた
状態とではワイピングローラに対するドクタブレードの
接触圧が変わるので、固定ねじの弛め加減が難しくて熟
練を要し、調節に手間取ると言う問題があった。また、
固定ねじが別体であるために散逸し易かった。
このような問題点を解決するために本発明では固定ねじ
の頭部とドクタブレード保持部材の平面との間に皿ばね
を介装して、この皿ばねと固定ねじ頭部との間にこの皿
ばねより□も弱い圧縮コイルばねを介装し、かつ固定ね
じ抜け止め用ストッパを設けるとともに、ドクタブレー
ド保持部材とその支持部材との間には、保持部材を進退
させるドクタブレード接触圧微調節装置を設けた。
の頭部とドクタブレード保持部材の平面との間に皿ばね
を介装して、この皿ばねと固定ねじ頭部との間にこの皿
ばねより□も弱い圧縮コイルばねを介装し、かつ固定ね
じ抜け止め用ストッパを設けるとともに、ドクタブレー
ド保持部材とその支持部材との間には、保持部材を進退
させるドクタブレード接触圧微調節装置を設けた。
ワイピングローラに対するドクタブレードの接触圧を調
節する場合には、固定ねじを弛めることなく微調節装置
を操作すると、保持部材は皿ばねと支持部材との間で滑
って移動し、接触圧が調節される。保持部材を取υ外す
ときには、固定ねじをいっばい弛めると、保持部材は圧
縮コイルばねで弾発されたストッパで抜け止めされた固
定ねじを伴って取り外される。この保持部材を再固定す
る場合には、固定ねじを少し締めると先ず圧縮コイルば
ねが圧縮され、引き続き皿はねに弾発力が蓄積されなが
ら固定される。ドクタブレードの着脱は別に設けた機構
により支持部材を移動させることによって行う。
節する場合には、固定ねじを弛めることなく微調節装置
を操作すると、保持部材は皿ばねと支持部材との間で滑
って移動し、接触圧が調節される。保持部材を取υ外す
ときには、固定ねじをいっばい弛めると、保持部材は圧
縮コイルばねで弾発されたストッパで抜け止めされた固
定ねじを伴って取り外される。この保持部材を再固定す
る場合には、固定ねじを少し締めると先ず圧縮コイルば
ねが圧縮され、引き続き皿はねに弾発力が蓄積されなが
ら固定される。ドクタブレードの着脱は別に設けた機構
により支持部材を移動させることによって行う。
第1図ないし第5図は本発明に係るワイピング装置の実
施例を示し、第1図はその側面図、第2図は分解平面図
、第3図はドクタブレード装置の縦断面図、第4図は概
要配置図、第5図は本発明を実施した凹版印刷機の概要
側面図である。図において、紙1が積載された給紙装置
2とその前方の印刷装置3との間には、給紙装置2のサ
ッカ機構で上層から1枚ずつ送り出される紙1を受けて
印刷見当を合わせる差板4と、差板4上の紙1をくわえ
て揺動するスイング装置5とが配設されている。印刷ユ
ニット3には、爪6と爪台7とからなる3組のくわえ爪
装置8(以下爪8と略称する)が外周部を円周方向に3
等分する位置に配設された圧胴9が軸架されており、こ
れにははソ同径の凹版胴10と、はソ/3径の渡し胴1
1および排紙胴12が対接されている。このうち渡し胴
11には、爪8と同構成の1組の爪が設けられており、
スイング装置5からくわえ替えた紙1を圧胴9の爪8に
くわえ替えさせるように構成されている。
施例を示し、第1図はその側面図、第2図は分解平面図
、第3図はドクタブレード装置の縦断面図、第4図は概
要配置図、第5図は本発明を実施した凹版印刷機の概要
側面図である。図において、紙1が積載された給紙装置
2とその前方の印刷装置3との間には、給紙装置2のサ
ッカ機構で上層から1枚ずつ送り出される紙1を受けて
印刷見当を合わせる差板4と、差板4上の紙1をくわえ
て揺動するスイング装置5とが配設されている。印刷ユ
ニット3には、爪6と爪台7とからなる3組のくわえ爪
装置8(以下爪8と略称する)が外周部を円周方向に3
等分する位置に配設された圧胴9が軸架されており、こ
れにははソ同径の凹版胴10と、はソ/3径の渡し胴1
1および排紙胴12が対接されている。このうち渡し胴
11には、爪8と同構成の1組の爪が設けられており、
スイング装置5からくわえ替えた紙1を圧胴9の爪8に
くわえ替えさせるように構成されている。
また排紙胴12と同軸上のスプロケットと図示しないス
プロケットとの間には、左右一対の排紙チェーン13が
張架されておシ、これには圧胴9の爪8から紙1をくわ
え替えて排紙チェーン130走行とともに搬送する排紙
爪が設けられている。
プロケットとの間には、左右一対の排紙チェーン13が
張架されておシ、これには圧胴9の爪8から紙1をくわ
え替えて排紙チェーン130走行とともに搬送する排紙
爪が設けられている。
さらに凹版胴の周面には、非画線部としての平面と画線
部としての凹部とで形成された凹版が装着されている。
部としての凹部とで形成された凹版が装着されている。
凹版の表面には、複数個の着肉ローラ14が対接されて
おり、これにはインキ壺15内で回転する壺ロー216
が対接されている。1Tは壺ローラ16に対接しインキ
壺15から流出するインキを均らす振りロー2である。
おり、これにはインキ壺15内で回転する壺ロー216
が対接されている。1Tは壺ローラ16に対接しインキ
壺15から流出するインキを均らす振りロー2である。
概略以上のように構成された凹版印刷機には、全体を符
号20で示すワイピング装置が付設されている。このワ
イピング装置20は、前記凹版胴10の斜め下方に位置
して機台フレーム側に支持された洗浄M!21を備えて
おシ、この洗浄液槽21内には、例えばトリクレンなど
の洗浄液22が蓄えられている。洗浄液槽21の上部開
口端には、枢軸22を中心にして回動自在な半割蝶番式
に形成された一対の軸受カバー23が、両側板に設けら
れており、閉塞後締金具24によって固定されている。
号20で示すワイピング装置が付設されている。このワ
イピング装置20は、前記凹版胴10の斜め下方に位置
して機台フレーム側に支持された洗浄M!21を備えて
おシ、この洗浄液槽21内には、例えばトリクレンなど
の洗浄液22が蓄えられている。洗浄液槽21の上部開
口端には、枢軸22を中心にして回動自在な半割蝶番式
に形成された一対の軸受カバー23が、両側板に設けら
れており、閉塞後締金具24によって固定されている。
各軸受カバー23には、第1図、第2図に示す外周25
&の中心でおるメタル芯Fと、内孔25bの芯であるロ
ーラ芯F1とを図に符号tで示すだけ偏心させた偏心軸
受25が割砕めによって固定されてお夛、この偏心軸受
25の内孔25bには、周面を凹版胴10上の版面に対
接させたワイピングロー226が、両端軸をブツシュ2
7ところがシ軸受28とを升して回動かつ軸線方向へ進
退自在に軸支されている。このワイピングローラ26は
、一方の端軸に固定されたギア29と、その下方のピニ
オン30との噛合によって原動側から回転駆動されてい
るとともに、他端の溝車31にころを嵌合させた図示し
ない振り機構によって軸方向に往復駆動されている。な
お、ワイピングロー226の回転方向は、図に矢印で示
すように、凹版胴10と同方向であって、対接周面は互
いに反対方向へ周回している。
&の中心でおるメタル芯Fと、内孔25bの芯であるロ
ーラ芯F1とを図に符号tで示すだけ偏心させた偏心軸
受25が割砕めによって固定されてお夛、この偏心軸受
25の内孔25bには、周面を凹版胴10上の版面に対
接させたワイピングロー226が、両端軸をブツシュ2
7ところがシ軸受28とを升して回動かつ軸線方向へ進
退自在に軸支されている。このワイピングローラ26は
、一方の端軸に固定されたギア29と、その下方のピニ
オン30との噛合によって原動側から回転駆動されてい
るとともに、他端の溝車31にころを嵌合させた図示し
ない振り機構によって軸方向に往復駆動されている。な
お、ワイピングロー226の回転方向は、図に矢印で示
すように、凹版胴10と同方向であって、対接周面は互
いに反対方向へ周回している。
一方、洗浄液槽21の両側板上端には、ねじ孔を有する
ねじ軸受32がボルト止めされており、各ねじ軸受32
のねじ孔には、ハンドル33付きのねじ軸34が、回動
操作により進退できるように螺合されている。35は各
ねじ軸34の先端に回動自在に装着されたスラストベア
リング36内蔵のカップリングであって、各カップリン
グ35には、それぞれ油圧シリンダ37が、ねじ軸34
と同芯状に固定されており、そのピストンロッド38は
、ワイピングロー226の真下に臨んでいる。そして、
このピストンロッド38の作用端は、前記偏心軸受25
にボルト止めされた金具39にピン40で枢着されてお
り、油圧シリンダ3Tのピストンロッド38を油圧で進
退させることによシ偏心軸受25がメタル芯Fを中心に
して回動し、偏心作用によりワイピングローラ26が凹
版胴1゜の版面に対して着脱されるように構成されてい
る。
ねじ軸受32がボルト止めされており、各ねじ軸受32
のねじ孔には、ハンドル33付きのねじ軸34が、回動
操作により進退できるように螺合されている。35は各
ねじ軸34の先端に回動自在に装着されたスラストベア
リング36内蔵のカップリングであって、各カップリン
グ35には、それぞれ油圧シリンダ37が、ねじ軸34
と同芯状に固定されており、そのピストンロッド38は
、ワイピングロー226の真下に臨んでいる。そして、
このピストンロッド38の作用端は、前記偏心軸受25
にボルト止めされた金具39にピン40で枢着されてお
り、油圧シリンダ3Tのピストンロッド38を油圧で進
退させることによシ偏心軸受25がメタル芯Fを中心に
して回動し、偏心作用によりワイピングローラ26が凹
版胴1゜の版面に対して着脱されるように構成されてい
る。
また、その着状態でハンドル33を回動操作してねじ軸
34を進退させることにょ夛、版面に対するワイピング
ローラ26の接触圧が微調整される。
34を進退させることにょ夛、版面に対するワイピング
ローラ26の接触圧が微調整される。
34&はねじ軸34を回動位置で固定するハンドル34
b付きの固定ナツトである。
b付きの固定ナツトである。
また一方、洗浄液槽21の後側側板21m上面には、断
面横長長方形に形成された長尺のブレードベース41が
、両端と中央との3箇所に設けた犠溝式のガイド42の
嵌合により案内されて軸心直交方向へ平行移動できるよ
うに支持されている。
面横長長方形に形成された長尺のブレードベース41が
、両端と中央との3箇所に設けた犠溝式のガイド42の
嵌合により案内されて軸心直交方向へ平行移動できるよ
うに支持されている。
43はフツードベース41よシも広幅でこれよりもや\
長尺の板状に形成されたブレードホルダであって、ブレ
ードベース41の両端部以外の箇所に形成された傾斜面
41mに重ねられて4個の固定ねじ44(後述)によシ
着脱自在に固定されておシ、その前端部には、合成ゴム
等の弾性材で板状に形成されたドクタブレード45(以
下ブレード45と言う)が、ブレード押さえ46で押さ
えられて複数個のボルト4Tで固定されている。前記固
定ねじ44は複数個の−・ンドル挿入孔441を備えた
頭部44bと、ピン部44cと、スライドベース41の
ねじ孔に螺入されるねじ部44dとで一体形成されてお
)、ピン部44eとねじ部44dとの段部が締付は面に
当接した締付は端唄において、頭部44b下面とブレー
ドホルダ43上面との間に、第3図に符号t0で示す間
隙が形成されるように構成されている。そしてこの間隙
11には、複数個の皿はね48が、キャップ49と座金
50とで上下から挾持されて介装されている。また、頭
部44bに設けられた環状溝内には、圧縮コイルばね5
1が介装されておシ、さらにピン部44eの下端部には
ストッパ52が嵌装されている。なお、ピン部44cの
嵌合孔43mは、ピン部44eとはソ同幅の長孔状に形
成されており、ストッパ52を孔周縁に当接させて固定
ねじ44の抜けを阻止するとともに、ブレードホルダ4
3をワイピングローラ26に対する遠近方向へ移動可能
となるように構成されている。ブレードホルダ43の左
右2箇所には、L字状に形成されたブレードホルダ43
移動用の移動金具53がボルト止めされており、その垂
直部材に設けたU字溝53mには、全体を符号54で示
すブレードホルダ前後調節用の調節ハンドルのピン部5
4mが嵌合されている。調節ハンドル54は、ピン部5
4mと、ハンドル55付きの頭部54bと、この頭部5
4bとともに調節ハンドル54の移動を規制する大径部
54cと、ブレードベース41のねじ孔に螺入されるね
じ部54dとで一体形成されている。そして前記ブレー
ド45は、先端をワイピングローラ26の周面に当接さ
せていて、ワイピングローラ26が持ち回りした洗浄液
を掻き落とす機能を有しており、ハンドル55を把持し
て調節ハンドル54を進退させることにより、ブレード
ホルダ43とともにブレード45が進退し、ワイピング
ロー226に対する接触圧が調節されたり、めるいはブ
レード45がワイピングローラ26から離間したりする
ように構成されている。この場合、本装置においては固
定ねじ44を弛めずに締めたま\でも、皿ばね48の弾
発力が作用しているだけであって、この状態でブレード
ホルダ43の進退が可能でおる。さらにブレードベース
41の左右両端部には、ブレードホルダ43をブレード
ベース41から離間させる方向に弾発する各前後一対の
ばね機構56が設けられている。
長尺の板状に形成されたブレードホルダであって、ブレ
ードベース41の両端部以外の箇所に形成された傾斜面
41mに重ねられて4個の固定ねじ44(後述)によシ
着脱自在に固定されておシ、その前端部には、合成ゴム
等の弾性材で板状に形成されたドクタブレード45(以
下ブレード45と言う)が、ブレード押さえ46で押さ
えられて複数個のボルト4Tで固定されている。前記固
定ねじ44は複数個の−・ンドル挿入孔441を備えた
頭部44bと、ピン部44cと、スライドベース41の
ねじ孔に螺入されるねじ部44dとで一体形成されてお
)、ピン部44eとねじ部44dとの段部が締付は面に
当接した締付は端唄において、頭部44b下面とブレー
ドホルダ43上面との間に、第3図に符号t0で示す間
隙が形成されるように構成されている。そしてこの間隙
11には、複数個の皿はね48が、キャップ49と座金
50とで上下から挾持されて介装されている。また、頭
部44bに設けられた環状溝内には、圧縮コイルばね5
1が介装されておシ、さらにピン部44eの下端部には
ストッパ52が嵌装されている。なお、ピン部44cの
嵌合孔43mは、ピン部44eとはソ同幅の長孔状に形
成されており、ストッパ52を孔周縁に当接させて固定
ねじ44の抜けを阻止するとともに、ブレードホルダ4
3をワイピングローラ26に対する遠近方向へ移動可能
となるように構成されている。ブレードホルダ43の左
右2箇所には、L字状に形成されたブレードホルダ43
移動用の移動金具53がボルト止めされており、その垂
直部材に設けたU字溝53mには、全体を符号54で示
すブレードホルダ前後調節用の調節ハンドルのピン部5
4mが嵌合されている。調節ハンドル54は、ピン部5
4mと、ハンドル55付きの頭部54bと、この頭部5
4bとともに調節ハンドル54の移動を規制する大径部
54cと、ブレードベース41のねじ孔に螺入されるね
じ部54dとで一体形成されている。そして前記ブレー
ド45は、先端をワイピングローラ26の周面に当接さ
せていて、ワイピングローラ26が持ち回りした洗浄液
を掻き落とす機能を有しており、ハンドル55を把持し
て調節ハンドル54を進退させることにより、ブレード
ホルダ43とともにブレード45が進退し、ワイピング
ロー226に対する接触圧が調節されたり、めるいはブ
レード45がワイピングローラ26から離間したりする
ように構成されている。この場合、本装置においては固
定ねじ44を弛めずに締めたま\でも、皿ばね48の弾
発力が作用しているだけであって、この状態でブレード
ホルダ43の進退が可能でおる。さらにブレードベース
41の左右両端部には、ブレードホルダ43をブレード
ベース41から離間させる方向に弾発する各前後一対の
ばね機構56が設けられている。
このはね機構56は、ブレードベース41側の段付ばね
孔に装填された圧縮コイルはね5Tと、これに被冠され
た上下動自在な段付きのキャップ58と、ばね孔の上端
長孔部に装置されて長孔部の底面にボルト止めされた長
方形のキャップ押さえ59とで構成されておシ、キャッ
プ押さえ59でばね孔からの抜けを阻止されたキャップ
58が圧縮コイルばね57に弾発されてブレードホルダ
43を上方へ付勢するように構成されている。
孔に装填された圧縮コイルはね5Tと、これに被冠され
た上下動自在な段付きのキャップ58と、ばね孔の上端
長孔部に装置されて長孔部の底面にボルト止めされた長
方形のキャップ押さえ59とで構成されておシ、キャッ
プ押さえ59でばね孔からの抜けを阻止されたキャップ
58が圧縮コイルばね57に弾発されてブレードホルダ
43を上方へ付勢するように構成されている。
以上のように構成されたブレード装置のブレードベース
41は、調節ねじ54によって微量に進退調節されると
ともに、ワイピングローラ26の着脱動作に連動して進
退するように構成されている。すなわち、前記両側の偏
心軸受25の側面には、外周25mと非同心の円弧状溝
カム面60mを有するカム60がボルト止めされておシ
、一方ブレードベース41の両端部には、溝カム面60
mと係合するカムフォロア61が遊端部に枢着されたカ
ムレバー62がボルト止めされている。このように構成
されていることと、前記ガイド42で案内されているこ
ととによシ、偏心軸受25が回動してこれと一体のカム
60がメタル芯Fを中心にして周回すると、外周25&
と非同心円弧の溝カム面Boaの作用によシ、カムレバ
ー62は上下方向へ静止したま5前後方向へ進退するの
で、ブレード45が進退する。すなわち、ワイピングロ
ーラ26を着状態から脱状態にすると、ブレード45も
着状態から脱状態になシ、ワイピングローラ26の着状
態においてブレード45も着状態になるとともに、この
再度の着状態におけるブレード45の接触圧は、脱動作
前の接触圧がそのま\再現され、再調節の必要がない。
41は、調節ねじ54によって微量に進退調節されると
ともに、ワイピングローラ26の着脱動作に連動して進
退するように構成されている。すなわち、前記両側の偏
心軸受25の側面には、外周25mと非同心の円弧状溝
カム面60mを有するカム60がボルト止めされておシ
、一方ブレードベース41の両端部には、溝カム面60
mと係合するカムフォロア61が遊端部に枢着されたカ
ムレバー62がボルト止めされている。このように構成
されていることと、前記ガイド42で案内されているこ
ととによシ、偏心軸受25が回動してこれと一体のカム
60がメタル芯Fを中心にして周回すると、外周25&
と非同心円弧の溝カム面Boaの作用によシ、カムレバ
ー62は上下方向へ静止したま5前後方向へ進退するの
で、ブレード45が進退する。すなわち、ワイピングロ
ーラ26を着状態から脱状態にすると、ブレード45も
着状態から脱状態になシ、ワイピングローラ26の着状
態においてブレード45も着状態になるとともに、この
再度の着状態におけるブレード45の接触圧は、脱動作
前の接触圧がそのま\再現され、再調節の必要がない。
ここでワイピングローラ26等の位置関係を第4図に基
づいて説明する。本装置においては、メタル芯Fの位置
を、凹版胴芯F8、ワイピングローラ芯F工、ビニオン
芯F8でなす角度θとワイピングローラ芯F工にて点対
称にする位置で、かつ凹版胴芯F8とワイピングローラ
芯F1とを結ぶ線上のワイピングローラ芯F1に立てた
垂線に対する±45 の範囲内に設定するとともに、
ビニオン芯F、とワイピングローラ芯F1とを結ぶ線に
対して±45 の範囲内に設けた。またこの範囲におい
て偏心軸受25の回動によるギア29とビニオン30と
の思量距離の変化に対して、ギアの噛合に支障のない程
度にギアをマイナス転位にした。
づいて説明する。本装置においては、メタル芯Fの位置
を、凹版胴芯F8、ワイピングローラ芯F工、ビニオン
芯F8でなす角度θとワイピングローラ芯F工にて点対
称にする位置で、かつ凹版胴芯F8とワイピングローラ
芯F1とを結ぶ線上のワイピングローラ芯F1に立てた
垂線に対する±45 の範囲内に設定するとともに、
ビニオン芯F、とワイピングローラ芯F1とを結ぶ線に
対して±45 の範囲内に設けた。またこの範囲におい
て偏心軸受25の回動によるギア29とビニオン30と
の思量距離の変化に対して、ギアの噛合に支障のない程
度にギアをマイナス転位にした。
こうすることにより、偏心軸受25を回動させてもギア
29とピニオン30との噛合に支障がない。
29とピニオン30との噛合に支障がない。
第1図において符号63で示すものは、図示しないアー
ムに支持されてパッド面をワイピングローラ26の周面
に着脱自在に対接させた複数個のブラシであって、版面
から拭き取られてワイピングロー226の周面に転移し
たインキを、パッドに浸透した洗浄液の溶解作用と、ブ
ラシ63の抑圧作用とで洗浄液槽21内へ掻き落とすよ
うに構成されている。
ムに支持されてパッド面をワイピングローラ26の周面
に着脱自在に対接させた複数個のブラシであって、版面
から拭き取られてワイピングロー226の周面に転移し
たインキを、パッドに浸透した洗浄液の溶解作用と、ブ
ラシ63の抑圧作用とで洗浄液槽21内へ掻き落とすよ
うに構成されている。
以上のように構成された凹版印刷機において、給紙装置
2から差板4上へ1枚ずつ送シ出された紙1は、スイン
グ装置5から渡し胴11を経て圧胴3の爪8にくわえ替
えられて搬送される。一方、凹版胴10上の凹版面には
、インキ壺15内の3色のインキが着肉ローラ14で供
給されているので、このインキは両川9,10間を通過
する紙1に転写されて印刷が施され、印刷後の紙1は排
紙チェーン13の爪にくわえ替えられて搬送後排紙され
る。
2から差板4上へ1枚ずつ送シ出された紙1は、スイン
グ装置5から渡し胴11を経て圧胴3の爪8にくわえ替
えられて搬送される。一方、凹版胴10上の凹版面には
、インキ壺15内の3色のインキが着肉ローラ14で供
給されているので、このインキは両川9,10間を通過
する紙1に転写されて印刷が施され、印刷後の紙1は排
紙チェーン13の爪にくわえ替えられて搬送後排紙され
る。
このような印刷動作におけるワイピング動作を説明する
。給紙が開、始され印刷胴の胴入れが行われると、この
動作に連動して油圧シリンダ3Tが作動し、後退してい
たピストンロッド38が図示の位置まで前進するので、
偏心軸受25がメタル芯Fを中心にして図の時計方向へ
回動し、図示のようにワイピングローラ26が版面に押
圧される。
。給紙が開、始され印刷胴の胴入れが行われると、この
動作に連動して油圧シリンダ3Tが作動し、後退してい
たピストンロッド38が図示の位置まで前進するので、
偏心軸受25がメタル芯Fを中心にして図の時計方向へ
回動し、図示のようにワイピングローラ26が版面に押
圧される。
このときカム60も図示の位置まで時計方向に周回する
ので、その溝カム面60aにカムフォロア61を保合さ
せカムレバー62が前進し、これと一体のブレードベー
ス41がガイド42に案内されて平行移動し、ブレード
45の先端がワイピングローラ26の周面に対接する。
ので、その溝カム面60aにカムフォロア61を保合さ
せカムレバー62が前進し、これと一体のブレードベー
ス41がガイド42に案内されて平行移動し、ブレード
45の先端がワイピングローラ26の周面に対接する。
この状態で印刷作業を行うと、着肉ロー214によって
凹版面の絵柄部である凹部の周辺に付着された余分なイ
ンキは、ワイピングロー226で拭き取られてその周面
に転移する。転移したインキは、ブラシ63のパッドに
浸透した洗浄液の洗浄作用とブラシ63の抑圧作用とで
洗浄液槽21内の洗浄液中へ掻き落とされるとともに、
ワイピングローラ26に持ち回りされた洗浄液はブレー
ド45によって洗浄液槽21内へ掻き落とされる。
凹版面の絵柄部である凹部の周辺に付着された余分なイ
ンキは、ワイピングロー226で拭き取られてその周面
に転移する。転移したインキは、ブラシ63のパッドに
浸透した洗浄液の洗浄作用とブラシ63の抑圧作用とで
洗浄液槽21内の洗浄液中へ掻き落とされるとともに、
ワイピングローラ26に持ち回りされた洗浄液はブレー
ド45によって洗浄液槽21内へ掻き落とされる。
そして、版面に対するワイピングローラ26の接触圧を
調節する場合には、固定ナラ) 34mを弛めてハンド
ル33を回動操作すると、ねじ軸34がねじ作用で進退
し、これにカップリング36で連結固定された油圧シリ
ンダ3Tが進退し、前記と同様に偏心軸受25がわずか
に回動し、ワイピングローラ26の接触圧が微調節され
る。この調節は機械の運転中にワイピング作用を見なが
ら操作できる。
調節する場合には、固定ナラ) 34mを弛めてハンド
ル33を回動操作すると、ねじ軸34がねじ作用で進退
し、これにカップリング36で連結固定された油圧シリ
ンダ3Tが進退し、前記と同様に偏心軸受25がわずか
に回動し、ワイピングローラ26の接触圧が微調節され
る。この調節は機械の運転中にワイピング作用を見なが
ら操作できる。
また、印刷開始時や、長期使用後の摩耗時等において、
ブレード45による掻き落とし作用を調節する場合には
、ハンドル55を把持して調節ねじ54を回動させると
、ブレードホルダ43が進退してこれと一体のブレード
45が進退するので、ブレード45の接触圧が調節され
る。この場合、従来は固定ねじ44に相当するねじを弛
めてブレードベース41を移動させていたが、本装置で
はブレードベース41は皿ばね48の弾発力でブレード
ベース41に押圧されているだけであるから、固定ねじ
44を締めたま\でブレード45の調節が可能である。
ブレード45による掻き落とし作用を調節する場合には
、ハンドル55を把持して調節ねじ54を回動させると
、ブレードホルダ43が進退してこれと一体のブレード
45が進退するので、ブレード45の接触圧が調節され
る。この場合、従来は固定ねじ44に相当するねじを弛
めてブレードベース41を移動させていたが、本装置で
はブレードベース41は皿ばね48の弾発力でブレード
ベース41に押圧されているだけであるから、固定ねじ
44を締めたま\でブレード45の調節が可能である。
印刷作業の中断時等において、給紙動作が停止して印刷
胴が胴抜きされると、油圧シリンダ3γがこれに連動し
て作動し、ピストンロッド38が後退するので、偏心軸
受25が先程とは逆方向に回動し、偏心作用によシワイ
ピングローラ26が凹版面から離間する。偏心軸受25
の回動によりこれと一体のカム60が周回し、カムレバ
ー62を介してブレードベース41が後退するので、ブ
レード45がワイピングローラ26の周面から離間する
。印刷作業の再開時には、給紙動作が開始されて印刷胴
が胴入れされると、これに連動して油圧シリンダ37の
ピストンロッド38が前進するので、前記印刷作業開始
時と同じくワイピングロー226とブレード45とが連
動して着状態になる。このようなワイピングローラ26
の着脱動作においては、ブレードホルダ43とブレード
ベース41との相対位置が変化しないので、運転再開時
には運転中断前のブレード45の接触圧がそのま\正確
に再現される。また、メタル芯Fの位置設定と4力ム面
60mの形状設定とによりブレード45が先ずワイピン
グローラ26から逃げてこれにワイピングロー226が
追従するようにすることができるので、ブレード45の
先端とワイピングローラ26の周面とが干渉しない。さ
らにメタル芯Fの位置設定によシ、ワイピングローラ2
6が脱状態になってもギア29とピニオン30との噛合
が、支障のめるほど浅くなったシ深くなったシすること
がない。
胴が胴抜きされると、油圧シリンダ3γがこれに連動し
て作動し、ピストンロッド38が後退するので、偏心軸
受25が先程とは逆方向に回動し、偏心作用によシワイ
ピングローラ26が凹版面から離間する。偏心軸受25
の回動によりこれと一体のカム60が周回し、カムレバ
ー62を介してブレードベース41が後退するので、ブ
レード45がワイピングローラ26の周面から離間する
。印刷作業の再開時には、給紙動作が開始されて印刷胴
が胴入れされると、これに連動して油圧シリンダ37の
ピストンロッド38が前進するので、前記印刷作業開始
時と同じくワイピングロー226とブレード45とが連
動して着状態になる。このようなワイピングローラ26
の着脱動作においては、ブレードホルダ43とブレード
ベース41との相対位置が変化しないので、運転再開時
には運転中断前のブレード45の接触圧がそのま\正確
に再現される。また、メタル芯Fの位置設定と4力ム面
60mの形状設定とによりブレード45が先ずワイピン
グローラ26から逃げてこれにワイピングロー226が
追従するようにすることができるので、ブレード45の
先端とワイピングローラ26の周面とが干渉しない。さ
らにメタル芯Fの位置設定によシ、ワイピングローラ2
6が脱状態になってもギア29とピニオン30との噛合
が、支障のめるほど浅くなったシ深くなったシすること
がない。
次に、ブラシ63のパッドが摩耗してその上方から手を
入れる場合や、ブレード45が摩耗したときなどには、
ブレードホルダ43を取り外す。
入れる場合や、ブレード45が摩耗したときなどには、
ブレードホルダ43を取り外す。
すなわち、固定ねじ44のハンドル孔44&にハンドル
を挿入して弛めると、ねじ部44dがねじ孔から抜け出
し、皿ばね48の弾発力が解けるとともに、圧縮コイル
ばね57の弾発力がブレードホルダ43の下面に作用す
る。そしてこの弾発力がブレードホルダ43その他の重
量と釣シ合い、ブレードホルダ43は水平状態かめるい
はブレード45側が上がった状態で上昇する。したがっ
て、通常、ワイピングローラ26空転時の液上がシ防止
のためブレード45先端とワイピングローラ26周面と
の間隙をIIIII11以下にする場合でも、ブレード
45の先端とワイピングローラ26の周面とが接触する
ことがない。ねじ部44dが抜けきると、圧縮コイルば
ね51の弾発力でストッパ52が長孔43mに圧接され
、ブレードホルダ43は固定ねじ44を伴って外される
。交換作業等が終わってブレードホルダ43を再装着す
る場合には、ブレードホルダ43をブレードベース41
上に重ね、ハンドル孔44mにハンドルを挿入して固定
ねじ44のねじ部44dをねじ孔に螺入すると、先ず圧
縮コイルばね51が圧縮され、引き続き皿ばね48に弾
発力が蓄積されながら固定ねじ44はピン部44eの段
部がねじ孔段部で止まるまで螺入される。この結果、ブ
レードホルダ43は長孔43mをピン部44eで案内さ
れて進退可能に支持される。
を挿入して弛めると、ねじ部44dがねじ孔から抜け出
し、皿ばね48の弾発力が解けるとともに、圧縮コイル
ばね57の弾発力がブレードホルダ43の下面に作用す
る。そしてこの弾発力がブレードホルダ43その他の重
量と釣シ合い、ブレードホルダ43は水平状態かめるい
はブレード45側が上がった状態で上昇する。したがっ
て、通常、ワイピングローラ26空転時の液上がシ防止
のためブレード45先端とワイピングローラ26周面と
の間隙をIIIII11以下にする場合でも、ブレード
45の先端とワイピングローラ26の周面とが接触する
ことがない。ねじ部44dが抜けきると、圧縮コイルば
ね51の弾発力でストッパ52が長孔43mに圧接され
、ブレードホルダ43は固定ねじ44を伴って外される
。交換作業等が終わってブレードホルダ43を再装着す
る場合には、ブレードホルダ43をブレードベース41
上に重ね、ハンドル孔44mにハンドルを挿入して固定
ねじ44のねじ部44dをねじ孔に螺入すると、先ず圧
縮コイルばね51が圧縮され、引き続き皿ばね48に弾
発力が蓄積されながら固定ねじ44はピン部44eの段
部がねじ孔段部で止まるまで螺入される。この結果、ブ
レードホルダ43は長孔43mをピン部44eで案内さ
れて進退可能に支持される。
以上の説明によシ明らかなように、本発明によれば凹版
印刷機のワイピング装置において、ドクターブレード保
持部材を機台側支持部材に固定する固定ねじの頭部と上
記保持部材平面との間に皿ばねを介装して、この皿ばね
と固定ねじ頭部との間にこの皿ばねよシも弱い圧縮コイ
ルばねを介装し、かつ固定ねじ抜け止め用のストッパを
設けるとともに、前記保持部材と支持部材との間には、
保持部材を進退させるドクタブレード接触圧倣調節装置
を設けたことによ)、接触圧微調節装置を操作すると、
保持部材は皿ばねと支持部材との間で清って移動し、固
定ねじを弛めることなくワイピングローラに対するドク
タブレードの接触圧を調節することができるので、固定
ねじの弛め加減に熟練を要していた従来と比較して操作
性が向上するとともに、固定ねじを弛めることによるド
クタブレード接触圧の変動が回避できるので、再調節の
必要がなく、休転時間が短縮されて生産性が向上する。
印刷機のワイピング装置において、ドクターブレード保
持部材を機台側支持部材に固定する固定ねじの頭部と上
記保持部材平面との間に皿ばねを介装して、この皿ばね
と固定ねじ頭部との間にこの皿ばねよシも弱い圧縮コイ
ルばねを介装し、かつ固定ねじ抜け止め用のストッパを
設けるとともに、前記保持部材と支持部材との間には、
保持部材を進退させるドクタブレード接触圧倣調節装置
を設けたことによ)、接触圧微調節装置を操作すると、
保持部材は皿ばねと支持部材との間で清って移動し、固
定ねじを弛めることなくワイピングローラに対するドク
タブレードの接触圧を調節することができるので、固定
ねじの弛め加減に熟練を要していた従来と比較して操作
性が向上するとともに、固定ねじを弛めることによるド
クタブレード接触圧の変動が回避できるので、再調節の
必要がなく、休転時間が短縮されて生産性が向上する。
また、ドクタブレードを保持部材とともに取シ外す場合
には、固定ねじをいっばい弛めて取シ外すと、固定ねじ
は圧縮コイルばねで弾発されてストッパで抜け止めされ
、保持部材に付属して取シ外されるので、固定ねじを散
逸することがなく便利である。さらに、固定ねじを締め
る場合も、圧縮コイルばねが先に圧縮されてから皿ばね
が圧縮されるので、ねじが螺入し易くな9、操作性が向
上するとともに、皿ばねであるから少ない締め代で大き
なばね力が得られる。
には、固定ねじをいっばい弛めて取シ外すと、固定ねじ
は圧縮コイルばねで弾発されてストッパで抜け止めされ
、保持部材に付属して取シ外されるので、固定ねじを散
逸することがなく便利である。さらに、固定ねじを締め
る場合も、圧縮コイルばねが先に圧縮されてから皿ばね
が圧縮されるので、ねじが螺入し易くな9、操作性が向
上するとともに、皿ばねであるから少ない締め代で大き
なばね力が得られる。
第1図ないし第5図は本発明に係る凹版印刷機のワイピ
ング装置の実権例を示し、第1図はその側面図、第2図
は分解平面図、第3図はドクタブレード装置の縦断面図
、第4図は概要配置図、第5図は本発明を実施した凹版
印刷機の概要側面図である。 20・・・・ワイピング装置、21・・・・洗浄i4’
ff、41 ・・・・ブレードベース、42・・・・ガ
イド、43・・・・ブレードホルダ、43a・・・・合
孔、44・・・・固定ねじ、44b・・・・頭部、44
c・・・・ピン部、44d・・・・ねじ部、45・ ・
・・ドクタブレード、48・・・・皿ばね、49・・・
・キャップ、50・・・・座金、51・・・・圧縮コイ
ルばね、52・・・・ストッパ、54・・・・調節ハン
ドル、54e・・・・ねじ部。
ング装置の実権例を示し、第1図はその側面図、第2図
は分解平面図、第3図はドクタブレード装置の縦断面図
、第4図は概要配置図、第5図は本発明を実施した凹版
印刷機の概要側面図である。 20・・・・ワイピング装置、21・・・・洗浄i4’
ff、41 ・・・・ブレードベース、42・・・・ガ
イド、43・・・・ブレードホルダ、43a・・・・合
孔、44・・・・固定ねじ、44b・・・・頭部、44
c・・・・ピン部、44d・・・・ねじ部、45・ ・
・・ドクタブレード、48・・・・皿ばね、49・・・
・キャップ、50・・・・座金、51・・・・圧縮コイ
ルばね、52・・・・ストッパ、54・・・・調節ハン
ドル、54e・・・・ねじ部。
Claims (1)
- 洗浄液槽側に水平状に支架された長尺の支持部材と、こ
の支持部材上に重ねられた長尺の保持部材と、この保持
部材に固定されて先端をワイピングローラの周面に臨ま
せたドクタブレードと、頭部を有し前記保持部材の長孔
にピン部を嵌合させて前記支持部材のねじ孔にねじ部を
挿抜自在に螺入させた複数個の固定ねじと、前記頭部と
保持部材の平面との間に介装されて前記保持部材を進退
可能な状態で前記支持部材に圧接させる弾発力が蓄積さ
れた皿ばねと、前記保持部材と支持部材とを連結して設
けられ前記保持部材を進退させるドクタブレード接触圧
微調節装置と、前記長孔の径よりも大きく形成されて前
記ピン部に設けられた固定ねじ抜け止め用ストッパと、
前記皿ばね側と前記固定ねじ頭部との間に介装され皿ば
ねよりも弱いばね定数を有する圧縮コイルばねとを設け
たことを特徴とする凹版印刷機のワイピング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5207687A JPH0798390B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | 凹版印刷機のワイピング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5207687A JPH0798390B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | 凹版印刷機のワイピング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63218357A true JPS63218357A (ja) | 1988-09-12 |
JPH0798390B2 JPH0798390B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=12904727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5207687A Expired - Lifetime JPH0798390B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | 凹版印刷機のワイピング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0798390B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0679865A (ja) * | 1992-06-03 | 1994-03-22 | Man Roland Druckmas Ag | 印刷機のゴム胴のための洗浄装置 |
-
1987
- 1987-03-09 JP JP5207687A patent/JPH0798390B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0679865A (ja) * | 1992-06-03 | 1994-03-22 | Man Roland Druckmas Ag | 印刷機のゴム胴のための洗浄装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0798390B2 (ja) | 1995-10-25 |
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