JPS63218345A - 熱交換器用アルミニウムフイン材 - Google Patents
熱交換器用アルミニウムフイン材Info
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- JPS63218345A JPS63218345A JP5337787A JP5337787A JPS63218345A JP S63218345 A JPS63218345 A JP S63218345A JP 5337787 A JP5337787 A JP 5337787A JP 5337787 A JP5337787 A JP 5337787A JP S63218345 A JPS63218345 A JP S63218345A
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- JP
- Japan
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- heat exchanger
- fin
- fin material
- aluminum
- aluminum fin
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- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、熱交換器用アルミニウムフィン材に関し、更
に詳しくは、加工性、親水性に優れた熱交換器用アルミ
ニウムフィン材に関する。
に詳しくは、加工性、親水性に優れた熱交換器用アルミ
ニウムフィン材に関する。
従来の技術
アルミニウム或いはアルミニウム合金は熱伝導性、成形
性、耐熱性に優れ、熱交換器用フィン材として広く使用
されている。
性、耐熱性に優れ、熱交換器用フィン材として広く使用
されている。
そしてこのアルミニウムまたは、アルミニウム合金より
なる熱交換器用フィン材に親水性を付与し、水濡れ性を
良好とすることにより、熱交換器として使用する際の通
風抵抗を低下させ熱効率を向上させ、騒音の低下をはか
る場合がある。
なる熱交換器用フィン材に親水性を付与し、水濡れ性を
良好とすることにより、熱交換器として使用する際の通
風抵抗を低下させ熱効率を向上させ、騒音の低下をはか
る場合がある。
このような親水性処理方法としては、ケイ酸塩処理をあ
るいはケイ酸塩皮膜中に界面活性剤を分散させた処理を
施すことが最も有効な方法として知られている。
るいはケイ酸塩皮膜中に界面活性剤を分散させた処理を
施すことが最も有効な方法として知られている。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら上記の構成では、大きく次の問題点があっ
た。
た。
（イ）フィン成形時のプレス油が、ケイ酸塩皮膜中に入
り込み、溶剤脱脂では容易に除去されず、フィン表面に
残存して撥水性となること。
り込み、溶剤脱脂では容易に除去されず、フィン表面に
残存して撥水性となること。
（ロ）空調機等の熱交換器として長期間使用された時、
空気中の油分が付着して撥水性になること。
空気中の油分が付着して撥水性になること。
（ハ） ケイ酸塩処理皮膜は、硬い無機質皮膜であり、
このようなケイ酸塩皮膜処理を施したフィン材を成形加
工する時にプレス金型を著しく損傷する問題があった。
このようなケイ酸塩皮膜処理を施したフィン材を成形加
工する時にプレス金型を著しく損傷する問題があった。
本発明は、上記従来技術における問題点に鑑み、プレス
成形の金属摩耗をおさえ、金型寿命を向上させ、かつプ
レス成形時のプレス油を完全に除去できなくても、尚か
つ、熱交換器として使用されても、常に親水性が優れた
熱交換器用フィン材を提供するものである。
成形の金属摩耗をおさえ、金型寿命を向上させ、かつプ
レス成形時のプレス油を完全に除去できなくても、尚か
つ、熱交換器として使用されても、常に親水性が優れた
熱交換器用フィン材を提供するものである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するための本発明の熱交換器用フィン
材は、アルミニウム合金から成るフィン表面に、アクリ
ル樹脂等の、有機皮膜を設け、前記有機皮膜中に界面活
性剤を分散させたものである。
材は、アルミニウム合金から成るフィン表面に、アクリ
ル樹脂等の、有機皮膜を設け、前記有機皮膜中に界面活
性剤を分散させたものである。
作 用
本発明は、上記した構成を備えさせたため次のような作
用がある。フィン表面はアクリル樹脂等の軟質の皮膜で
構成されており、フィン成形時のプレス金型の摩耗が少
なく、フィン加工が容易である。また前記皮膜中に、分
散させた界面活性剤が、皮膜表面に徐々に流出して、こ
の界面活性剤の作用により、フィン表面に付着したプレ
ス油あるいは、空調用熱交換器として使用された時の空
気中の油分を除去するため、フィン表面は常に油分の付
着しない、清浄な状態に保持され、プレス成形後の脱脂
が不充分であっても、かつ熱交換器として長期にわたり
使用されても、常に水濡れ性の高い親水性能を保持でき
るものである。
用がある。フィン表面はアクリル樹脂等の軟質の皮膜で
構成されており、フィン成形時のプレス金型の摩耗が少
なく、フィン加工が容易である。また前記皮膜中に、分
散させた界面活性剤が、皮膜表面に徐々に流出して、こ
の界面活性剤の作用により、フィン表面に付着したプレ
ス油あるいは、空調用熱交換器として使用された時の空
気中の油分を除去するため、フィン表面は常に油分の付
着しない、清浄な状態に保持され、プレス成形後の脱脂
が不充分であっても、かつ熱交換器として長期にわたり
使用されても、常に水濡れ性の高い親水性能を保持でき
るものである。
実施例
以下、本発明の一実施例の熱交換器用アルミニウムフィ
ン材について図面を参照しながら説明する。
ン材について図面を参照しながら説明する。
１は、アルミニウム又は、アルミニウム合金よりなる熱
交換器用アルミニウムフィン材でｈ！Ｄ、フィン２の表
面にアクリル樹脂の有機皮膜３を母体とした表面処理層
よシなシ、有機皮膜３は、その皮膜中に、スルホコハク
酸ソーダ、アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ、ゼラチ
ン等の親水性の高い界面活性剤４を分散させた構成でつ
くられている。界面活性剤４を有機皮膜３中に分散させ
る方法としては、有機皮膜３をつくる塗料中に界面活性
剤４を攪拌混合したものをフィン２の表面にコーティン
グして焼付硬化させてつくるのが最も一般的な方法であ
る。
交換器用アルミニウムフィン材でｈ！Ｄ、フィン２の表
面にアクリル樹脂の有機皮膜３を母体とした表面処理層
よシなシ、有機皮膜３は、その皮膜中に、スルホコハク
酸ソーダ、アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ、ゼラチ
ン等の親水性の高い界面活性剤４を分散させた構成でつ
くられている。界面活性剤４を有機皮膜３中に分散させ
る方法としては、有機皮膜３をつくる塗料中に界面活性
剤４を攪拌混合したものをフィン２の表面にコーティン
グして焼付硬化させてつくるのが最も一般的な方法であ
る。
以上のように構成された熱交換器用アルミニウムフィン
材１は、フィン材としてのプレス成形加工が容易であり
、又、プレス時の脱脂が不充分であり、フィン表面に油
分が残存していても、かつ熱交換器として長期間使用さ
れて、空気中の油分が、フィン表面に付着しても、界面
活性剤４が結露運転と乾燥運転を繰り返す過程において
、有機皮膜３表面に流出して、フィン２表面に付着した
油分を除去するため、長期にわたシ、フィン材２表面が
油分による汚染を受ける環境下であっても、優れた親水
性を持続できるものである。
材１は、フィン材としてのプレス成形加工が容易であり
、又、プレス時の脱脂が不充分であり、フィン表面に油
分が残存していても、かつ熱交換器として長期間使用さ
れて、空気中の油分が、フィン表面に付着しても、界面
活性剤４が結露運転と乾燥運転を繰り返す過程において
、有機皮膜３表面に流出して、フィン２表面に付着した
油分を除去するため、長期にわたシ、フィン材２表面が
油分による汚染を受ける環境下であっても、優れた親水
性を持続できるものである。
次に本発明め熱交換器用アルミニウムフィン材の親水性
能について、次の親水性評価方法を用いて評価した。
能について、次の親水性評価方法を用いて評価した。
（親水性評価方法）
（Ｉ） 水濡れ性 ： 試料を水中へ浸漬し取シ出し
た後の試料表面の水濡れ 性を評価する （ＩＩ） 水との接触角 ： ゴニオメータにより測
定する（試料の種類） 試料（８）： ０．１５ ｍ厚に圧延したままの無処理
のアルミニウムフィン 試料（至）ニアルミニウムフィンにケイ酸塩処理を施し
たフィン材 試料（ｑ：本発明処理によるものでアルミニウムフィン
にスルホコハク酸ソーダ０．００１〜１ｍｇ／ｄｍを分
散できるようなアクリル樹脂塗装したもの 上記の各試料の初期（テスト前）と、室温が５０℃、湿
度９０％の混生に８時間放置と室温１６時間を１サイク
ルとして５００サイクル行った後（長期性能）の親水性
能を評価した結果を表に示す。
た後の試料表面の水濡れ 性を評価する （ＩＩ） 水との接触角 ： ゴニオメータにより測
定する（試料の種類） 試料（８）： ０．１５ ｍ厚に圧延したままの無処理
のアルミニウムフィン 試料（至）ニアルミニウムフィンにケイ酸塩処理を施し
たフィン材 試料（ｑ：本発明処理によるものでアルミニウムフィン
にスルホコハク酸ソーダ０．００１〜１ｍｇ／ｄｍを分
散できるようなアクリル樹脂塗装したもの 上記の各試料の初期（テスト前）と、室温が５０℃、湿
度９０％の混生に８時間放置と室温１６時間を１サイク
ルとして５００サイクル行った後（長期性能）の親水性
能を評価した結果を表に示す。
上表かられかるように本発明の一実施例による試料（ｑ
はプレス後の脱脂の有無にかかわらず、長期にわたシ良
好な親水性能を有することがわかる。
はプレス後の脱脂の有無にかかわらず、長期にわたシ良
好な親水性能を有することがわかる。
発明の効果
以上のように本発明は、アルミニウムフィン材表面にア
クリル樹脂からなる有機皮膜を有し、前記皮膜中に界面
活性剤を分散させた構成のフィン材であり、プレス成形
で金型摩耗の損傷を与えることもなく、又、プレス後の
脱脂の有無にもかかわらず、空調等の熱交換器として、
長期にわたシ使用されても優れた親水性能を有する。
クリル樹脂からなる有機皮膜を有し、前記皮膜中に界面
活性剤を分散させた構成のフィン材であり、プレス成形
で金型摩耗の損傷を与えることもなく、又、プレス後の
脱脂の有無にもかかわらず、空調等の熱交換器として、
長期にわたシ使用されても優れた親水性能を有する。
図は本発明の熱交換器用アルミニウムフィン材の要部断
面図。 ２・・・・・・フィン材、３・・・・・・有機皮膜、４
・・・・・・界面活性剤。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名１−
ｍ−フイン ３−有機皮膜
面図。 ２・・・・・・フィン材、３・・・・・・有機皮膜、４
・・・・・・界面活性剤。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名１−
ｍ−フイン ３−有機皮膜
Claims (1)
- アルミニウム或いはアルミニウム合金表面にアクリル樹
脂から成る無機物質を含まない有機皮膜を有し、前記皮
膜中に界面活性剤を分散させて成る熱交換器用アルミニ
ウムフィン材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5337787A JPS63218345A (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | 熱交換器用アルミニウムフイン材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5337787A JPS63218345A (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | 熱交換器用アルミニウムフイン材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63218345A true JPS63218345A (ja) | 1988-09-12 |
Family
ID=12941130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5337787A Pending JPS63218345A (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | 熱交換器用アルミニウムフイン材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63218345A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022085267A1 (ja) * | 2020-10-19 | 2022-04-28 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 熱交換システム及び熱交換システムを備える応用機器 |
-
1987
- 1987-03-09 JP JP5337787A patent/JPS63218345A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022085267A1 (ja) * | 2020-10-19 | 2022-04-28 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 熱交換システム及び熱交換システムを備える応用機器 |
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