JPS63218333A - 合成樹脂管の製造装置 - Google Patents

合成樹脂管の製造装置

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JPS63218333A
JPS63218333A JP62052290A JP5229087A JPS63218333A JP S63218333 A JPS63218333 A JP S63218333A JP 62052290 A JP62052290 A JP 62052290A JP 5229087 A JP5229087 A JP 5229087A JP S63218333 A JPS63218333 A JP S63218333A
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belt
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strip
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Akio Nagayoshi
昭夫 永吉
Seiji Nagayoshi
清治 永吉
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば地中に埋設して使用されるコルゲート
管のように、表面に山部と谷部を有する波付きの外観を
呈し、かつ内面を平滑に形成した合成樹脂管を製造する
S!置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、この種の合成樹脂管の製造装置は、仮想円柱上
に複数の成形用回転軸を配置して、該成形用回転軸の一
端部を基台に片持吠に軸架すると共に、各回転軸を駆動
手段に連動連結し、かっこの成形用回転軸を前記仮想円
柱の軸芯に対し稍傾斜させた構成を有しており、管成形
時には成形用ダイから供給される帯状成形材を各成形用
回転軸上間に亙るように巻回して、その一端部と隣合う
他端部とを重合溶着し、かかる状態で各成形用回転軸を
−・芥駆動させるのであって、これにより順次管体が成
形されて、成形用回転軸の遊端部側がら送り出されるよ
うになっており、このような装置を用いて、従来では例
えば次のような各手法により前記コルゲート管の如き合
成樹脂管を成形していた。即ち、このような構成のコル
ゲート管において、外h4部と内壁とを−・体的に成形
する一般的な手法としては、まず、 (イ)半溶融状の帯状材を螺旋状に巻回して、この右同
時に該帯状材の両側縁部どうしを重合することにより前
記内壁となる内層管を成形して行き、先行して巻回され
た内層管上に帯状成形材を巻き付けることにより、山部
と谷部を有する外層管を重合溶着して成形するもの、ま
たは、 (ロ)山部と谷部とを有すると共に、その一端部からヒ
レ状片を延設した形状をもつ単一の帯状成形材を巻回し
て、該ヒレ状片の端部を帯状成形材の他端部に重合溶着
することにより、山部と谷部を何する外層部と平坦な内
壁部とを同時成形するものの大別して2種類の手法が用
いられている。
また従来、山部と谷部を有する外層部分は例えば次の各
種の手法を用いて成形されていた。即ち■ 成形用ダイ
によって山部と谷部を有する帯状成形材を成形すると共
に、該成形用ダイから半溶融状の帯状成形材を成形用回
転軸に供給して螺旋状に巻回し乍ら、この巻回によって
隣合う帯状成形材の両端部を谷部において重合溶着する
ことにより成形するもので、この場合山部の内側を中空
状に形成することが可能である。また、この場合例えば
内層管を先行して成形した上に、これにより成形される
外層管を重合溶着することにより、前記(イ)の手法で
内壁を形成することが可能であり、或は帯状成形材の一
端部にヒレ状片を延設することで、前記(ロ)の方法で
内壁を一体的に同時成形することが可能である。
■ 山部と谷部を有する帯状成形材の成形時に、この成
形材の山部の内側に、帯状の整形用芯材を沿わせた状態
で、該整形用芯材と帯状成形材とを同時に成形用回転軸
に巻回し、前記従来例■と同様に成形用回転軸上で隣合
う谷部どうしを重合溶着するもので、これでは成形され
た管体の山部の内側に螺旋状の整形用芯材が一体的に取
り付けられたものとなる。この場合も、前記従来例■と
同様の手段を用いて平坦な内壁を構成することがrI丁
能である。
■ 山部整形用の多数の整形用突部を所定ピッチで螺旋
状に配設した成形用回転軸を用い、この成形用回転軸−
1−に平帯杖の成形材、または予め山部と谷部とを成形
した半溶融状の帯状成形材を螺旋状に巻回し、この右同
時に該成形材を整形用突部に沿って変形させることによ
り山部を成形し、或は帯状成形材の山部を整形用突部に
より整形すると共に、該帯状成形材の両端部を重合溶着
するもので、これによって成形された管体も前記従来例
■と同様に山部の内側が中空状となる。
■ 特開昭51−37969号公報に開示されているよ
うに、型体の内面側に熱可塑性合成樹脂シートを重ねて
成形用回転軸に螺旋状に巻回すると共に、前記型体上に
帯状成形材を巻回し、前記樹脂シートが冷却固化した後
、一体化した型体と樹脂シートを除去する方法で、山部
の内側が中空状の管体が構成されるものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかし乍ら、1−記したいずれの従来例の場合もそれぞ
れ次のような問題点があった。即ち、従来例■の場合、
山部と谷部とが成形用ダイにより予め成形された帯状成
形材を用い、この帯状成形材を゛1′溶融状態でその偵
、成形用回転軸に高速で巻回するものであるため、内部
が中空状となる管体の山部が巻回中に必然的に形崩れを
起こす。このため、高精度で整然とした形状の管体を得
ることは極めて困難であった。
また従来例■によると、山部の形状は整形用芯材により
整然とした形状で成形され、形崩れをなくすことができ
るが、これによって成形された管体中には整形用芯材が
一体的に内装されているため、管体の重量が高張るとい
う不都合があり、またこの方法によっては中空の山部を
もつ管体を作成することができない。
更、に、従来例■では、平帯杖の成形材或は山部と谷部
とが予め成形しである帯状成形材のいずれを用いても、
山部は整形用突部により形崩れが防出され、整然とした
山部形状の管体を得ることが可能であるが、これで問題
となるのは、整形用突部は成形用回転軸」−に一体的に
形成されたものであるため、例えば管径やピッチが相違
する管体を成形する場合、別の成形装置を準備する必要
がある。また、この従来例■の場合、例えば逆台形状の
ように外周面側の方が内周面側よりも大きい山部断面形
状を有するものを成形することは不可能である。更にこ
の場合、前記(イ)(ロ)いずれの方法も用いることが
できず、従って内壁を同時に成形することは不可能であ
る。
このように従来の製造装置によって成形が可能な合成樹
脂管にはいずれも−・長−短があるが、これに加えて上
述の各従来例で特に問題となるのは、山部と谷部の形状
が相違する管体を成形する場合に、いずれの方法によっ
ても成形用ダイまたは成形用回転軸を交換しなければな
らず、その段取りのための作業手間と時間を要するばか
りか、コスト的にも非常な不利を伴うものであった。
また、従来例■によると、型体の形状を適宜変更するこ
とにより、管体の表面形状を任意に設定することが可能
であり、口径やピッチを変更できる装置にも適用できる
ものであるが、平坦な管内壁を成形する時に、内層管を
先に成形してから、この内層管上に外層管を重ねて成形
することが不i+J能である。また強いてこの方法を用
いて成形するには、内層管成形用の帯状材を成形完了後
の外層管内面に巻回し乍ら溶着する工程では、既に外層
管は冷却固化しているため、接合後の内層管の冷却時に
おける収縮により接合部が分離する危険性が大きい。
本発明は、かかる従来の問題点を解決するためになされ
たものであって、軽量で山部の形状が整然とした管体の
製造が可能で、しかも管体の[1径やピッチの変更が可
能なもの、更には平坦な内壁面を備える管体の製造も良
好に行える装置を提供することを目的とするものである
(問題点を解決するための手段) 上記のような目的を達成するために本発明は、螺旋管杖
に巻回された帯状成形材の表面に螺旋状の山部と谷部が
交互に形成され、かつ内面側に平坦な内壁が形成された
合成樹脂管を製造する装置であって、半溶融状の帯状成
形材を螺旋状に巻回して管杖に成形する成形用回転軸を
備え、この成形用回転軸に、前記山部に適合する形状を
有する型体を前記帯状成形材の内面に沿う杖態で螺旋状
に巻回すると共に、この型体の径方向外方に、該型体を
抜き取るべく前記山部の頂部を切断する切断用カッター
を配設した構成に特徴を有するものである。
(作用) 1ユ記構成によると、成形用回転軸に巻き取られた帯状
成形材は型体により山部を整然と保形乃至成形されるの
であり、該型体を任意の形状に設定することにより、所
望の山部形状、なかでも逆台形状断面を有するもの等従
来成形が困難であったものも成形できる。また、型体を
成形用回転軸に巻回することで、この型体に被さる帯状
成形材の山部を整形できるので、複数の成形用回転軸の
径方向位置を可変とし、口径やピッチの相違する管体の
成形が可能な成形装置に適用することができる。
史に、型体は山部を切断して管体の外方に抜き取るもの
であるから、管内壁を外壁と同時成形するようにした帯
状成形材を用いて平坦な内壁を形成することができ、或
は先行して成形される内層管の外周に山部と谷部のみを
有する外層管を巻き付けて表面に山部と谷部を有すると
共に、内壁面が平坦な管体を成形することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図及び第2図に示したこの実施例の装置は本発明を
口径並びにピッチの異なる管体の成形が可能な装置に適
用したものを示しており、図において、(1)は基台、
(2)は基台(1)に多数の支持杆(3)を介して固定
支持された面板であって、この基台(1)と面板(2)
とにより作動軸(4)を回転可能に支持している。この
作動軸(4)を中心とする仮想円柱上には複数本の成形
用回転軸(5)が配置されている。この各成形用回転軸
(5)はそれぞれ自在継手(6)を介して連結された大
径の長袖(5a)と小径の短軸(5b)とで構成されて
おり、該自在継手(6)により長袖(5a)を短軸(5
b)に対し稍屈曲させることにより、長袖(5a)が前
記作動軸(4)に対し稍傾斜するようにしている。前記
各短軸(5b)はそれぞれ伸縮並びに屈曲可能な連結軸
(7)を介して駆動手段(M)に連動連結されており、
この駆動手段(M)により各成形用回転軸(5)が同一
方向に−・斉駆動するようになっている。
前記作動軸(4)には、これの回動操作により軸方向で
n:いに近接或は離間する方向に移動するコマ部材(8
a)(8b)が装着され、この各コマ部材(8a)(8
b)に前記長軸(5a)をそれぞれ連接杆(9a)(9
b)を介して揺動可能に枢着することにより、前記各成
形用回転軸(5)を作動軸(4)上に径方向移動可能に
支持している。
(10)は押出成形手段(A)に設けられた成形用ダイ
であって、この成形用ダイ(1G)からは、所要の形状
に成形された帯状成形材(11)が半溶融状態で各成形
用回転軸(5)上に供給され、この各成形用回転軸(5
)−L間に反るようにして螺旋状に巻回されるのである
第3図に示すように、この帯状成形材(11)は例えば
ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等のポリオレフ
ィン系の硬質合成樹脂からなり、台形状に屈曲させた1
対の凸部(13)(13)と、この各凸部(13)(1
3)の対向下端部間を繋ぐ中間辺部(I4)、一方の凸
部(I3)の一端側ド端部から延びる長辺部(15)と
、他方の凸部(13)の他端側下端部から延びる短辺部
(I6)とを一連に形成したものである。
前記成形用回転軸(5)の巻回面間に屍る位置には型体
(12a)及び整形用芯材(12b)がそれぞれ数ピツ
チずつ巻回されている。第4図に示すように、この型体
(12a)は帯状成形材(11)の一方の凸部(13)
と同形の台形断面を有するベルトを巻回すると共に、そ
の両端を繋いで無端状としたもので、頂部には後記する
切断用カッター(19)の進入を許すV字状乃至U字状
の条溝(a)が形成され、また必要に応じて帯状成形材
(11)が右同時に進入する始端部にガイドローラー(
+7a)を取付けである。
また整形用芯材(12b)は後記する合成樹脂管(C)
の谷部(I8)に沿う逆台形断面を何するベルトを型体
(12a)と同様に巻回して、その成形材進入始端部に
ガイドローラー(17b)を設けたものである。
(・19)は成形用回転軸(5)の径方向外方に配設さ
れた切断用カッターであって、後記する帯状成形材(1
1)の山部(20)の頂部(20a)中央を切断するも
のである。
次に一ヒ記構成の作動を説明すると、第4図及び第5図
において、押出成形手段(A)の成形用ダイ(I0)か
ら供給される半溶融状の帯状成形材(11)は−斉に駆
動回転する各成形用回転軸(5)土間に亙るように巻回
され、この右同時に帯状成形材(11)は短辺部(16
)がガイドローラー(+7b)に案内されて整形用芯材
(12b)の内面側に進入し乍ら、型体(12a)と整
形用芯材(12b)と同ピツチで螺旋状に巻回され、こ
の後順次両凸部([3)(13)が型体(12a)の外
周面に沿い、また長辺部05)がガイドローラー(17
a)に案内されて型体(12a)の内周面側に進入して
いくみこのようにして一周分巻回されると、一方の凸部
(13)が先行して巻回された他方の凸部(13Ll−
に被さって溶着され、前記山部(20)が成形されると
共に、短辺部(1B)が先行する中間辺部(14)の基
端部」二に重合溶着されて前記谷部(18)が成形され
る。更に、もう−周分巻回が進むと、二層分先行して巻
回された長辺部(I5)の末端部−1ニに、長辺部(I
5)の基端部が重合溶着され、この時点で長辺部(15
)が先行する長辺部(15)と繋がって、平坦な内壁(
21)が成形されるのであり、また一方の凸部(13)
と長辺部(15)とで形成される台形状の中空部(22
)中に型体(12a)が該一方の凸部(I3)と密接し
て内装された形となる。
帯状成形材(11)の成形用回転軸(5)への巻回位置
において、山部(20)の頂部(20a)中央が切断用
カッター(19)によって連続的に切断され、この切断
によって形成されたスリット条痕(23)から型体(1
28)が抜き取られていく。尚、山部頂部(20a)の
切断時においては、切断用カッター(19)は型体(9
)の条溝(a)まで刃先が進入するので、完全に切断す
ることができる。また、帯状成形材(1菖)は型体(1
2a)が抜き取られても該山部(20)が形崩れしない
程度にまで冷却しておく。
また、型体(12a)の右回始端部と終端部との接続部
分を成形用回転軸(5)から離れて位置させておくこと
により、該型体(12a)は成形用回転軸(5)の回転
に伴って自動的にスリット条痕(23)から抜は外れて
いく。同様に整形用芯材(12b)の始端部と終端部と
の接続部分も成形用回転軸(5)から離れて位置させて
おくと、成形完了後の合成樹脂管(C)の巻回方向への
進行を妨げにならない。
このようにして型体(12a)が抜き取られた後、山部
(20)の頂部(20a)に、帯状成形材(11)とは
別に供給されて来た半溶融状の帯状材(24)が巻回さ
れると同時に重合溶着され、これによってスリット条痕
(23)が完全に閉塞される。この帯状材(24)は帯
状成形材(11)と同質の合成樹脂製で、山部(20)
の幅より梢幅広に成形されたものである。また型体(1
2a)の抜き取り時、該型体(12a)によって拡開さ
れたスリット条痕(23)は抜き取り後に完全に閉合せ
ず、相開いた状態となるが、前記半溶融状の帯状材(2
4)はその一部がスリット条痕(23)中に進入後固化
して、スリット条痕(23)に分断された山ffi<(
20)を強固に接合するバインダーの役割を果たすので
ある。
尚、このようにして成形された合成樹脂管(C)は図示
例では帯状成形材(1)及び帯状材(11)の各接合境
界を明示しているが、実際には全て同質の材料が熱溶着
されて一体化している。
第6図において、本実施例の装置によって、上記のよう
に構成された合成樹脂製のコルゲート管(C)の山部(
20)は重合溶着された両凸部(13)(+3)及び帯
状材(24)により、また谷部(18)は重合溶着され
た中間辺部(14)、短辺部(16)及び長辺部(15
)により、更に内壁(2M)は両端が重合して管軸方向
に連続する長辺部(15)により構成されており、各山
部(20)によって耐圧潰強度を、また各谷部(18)
によって柔軟な可撓性を、更に平坦な内壁(21)によ
って低い管内流路抵抗を実現したものである。
尚、上記の如く構成した合成樹脂管(C)は谷部(+8
)、山部(20)及び内壁(21)のいずれもが帯状成
形材(If)を重合溶着して形成されているから、該成
形材(11)を薄形に成形でき、その公事溶融状態で接
合する際の温度管理も容易な上に、接合性も向トさせる
ことができ、しかも各接合部は重合溶着によるものであ
るため、優れた接合強度を得ることができる。
尚、本発明は既述実施例において、帯状成形材(1N)
を平帯状に成形し、この半溶融状とした成形材(11)
の−11面側に整形用芯材(12b)が、また該成形材
(!l)の下面側に型体(12a)が市なる状態で成形
用グイ(10)から送り出して、それぞれ成形用回転軸
(5)に巻回することにより、該整形用回転軸(5)で
、型体(12a)及び整形用芯材(12b)により山部
(2G)と谷部(18)を成形と同時に整形するように
してもよい。
また、型体(12a)及び整形用芯材(12b)はそれ
ぞれアルミニウムブロックの他、ゴム、合成樹脂、皮革
等によって作成することができる。また、その形状も台
形断面の他1.必要に応じて例えば半円状や角形、丸形
断面のものとしてもよい。
第7図はこの゛1′、円状断面の山部(20)を有する
管体の一例を示すものであり、前記実施例の各部に相当
する箇所には同一符号を付してその説明を省略する。こ
の実施例では帯状成形材(11)を91−・の凸部(+
3)と、この凸部(13)の一端側下端部から妊びるヒ
レ状の長辺部(15)及び該凸部(13)の他端側下端
部から延びる短辺部(1B)とを形成すると共に、右同
時に短辺部(1B)と−周分先行する長辺部(15)の
基端部、及び二層分先行する長辺部(15)の末端部と
が谷部(18)において重合溶着されるもので、成形時
には型体(12a)のみで管体の整形を行うようにして
整形用芯材(12b)を省略している。
このように整形用芯材(12b)を省略した場合も、型
体(tZa)による山部(20)の整形時に同時に谷部
08)もある程度整形されるので該整形用芯材(12b
)は特に必要とするものではない。
またこの実施例のように、帯状成形材(11)に単一の
凸部(13)を設けたもの、また前記実施例のように凸
部(13)を2個形成したものの他、3個以上の凸部(
13)を形成して、それぞれを成形時に重合するものと
してもよい。
また、前記帯状材(24)は第8図に示すように、山部
(20)の頂部(20a)に加えて、両側部(20b)
(20b)に及んで被さるものとし、該南部(20)を
更に強化するようにしてもよい。尚、このようにすれば
スリット条痕(23)を山部(20)の角部に形成する
ようにしたものについても適用できる。
更に逆台形状断面の山部のように従来作成が不可能であ
った異形断面形状にして、各種の山部形状を有する管体
を成形することができる。
この他、本発明では逆台形状断面の山部のように従来作
成が不可能であった異形断面形状にして、各種の山部形
状を有する管体を成形することができる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、半溶融状の帯状成
形材を螺旋杖に巻回して管状に成形する成形用回転軸を
備え、この成形用回転軸に型体を帯状成形材の内面に沿
う状態で螺旋杖に巻回すると共に、この型体の径方向外
方に、該型体を抜き取るべく山部の頂部を切断する切断
用カッターを配設した構成としたから、成形用回転軸に
巻き取られた帯状成形材は型体により山部を整然と保形
乃至成形されるのであり、該型体を任意の形状に設定す
ることにより、所望の山部形状、なかでも逆台形状断面
を有するもの等従来成形が困難であったものも成形でき
る。また、型体を成形用回転軸に巻回することで、この
型体に被さる帯状成形材の山部を整形できるので、複数
の成形用回転軸の径方向位置を可変とし、口径やピッチ
の相違する管体の成形が可能な成形装置に適用すること
ができる。
更に、型体は山部を切断して管体の外方に抜き取るもの
であるから、管内壁を外壁と同時成形するようにした帯
状成形材を用いて、平坦な内壁を形成することができ、
或は先行して成形される内層管の外周に山部と谷部のみ
を有する外層管を巻き付けて表面に山部と谷部を有する
と共に、内壁面が平坦な管体を成形することができる。
しかも内層管の成形時に、この内層管成形用の樹脂シー
トと帯状成形材とを゛μ溶溶融悪態接合できるから、例
えば軟質合成樹脂製の内層管成形用樹脂シートと硬質合
成樹脂製の帯状成形材とをバインダーを介することなく
強固に溶着することができる等、広範囲な用途に適用す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2図は第1
図における切断線■−■に沿う端面図、第3図は帯状成
形材のパターンを示す端面図、第4図及び第5図はそれ
ぞれ本装置による管体の成形工程の一例を示す要部断面
図、第6図は成形された合成樹脂管の要部断面図、第7
図は本発明の他の実施例を示す要部断面図、第8図は本
発明の更に他の実施例を示す要部断面図である。 (5)・・・成形用回転軸、(■)・・・帯状成形材、
(12a)・・・型体、(tS)・・・谷部、(19)
・・・切断用カッター、(20)・・・山部、(20a
)・・・山部の頂部、(21)・・・内壁。 第3図 第4図 第5図 1、)  +4  12a   21 23第6図 第8図 丁  続  補  IF   +’T      (自
発)昭和62年 特許願 第52290シJ。 2、発明の名称 合成樹脂管の製造装置 3、補if(をする者 π件″との関係  特許出願人 住所  大阪府堺市宮山台1丁2a1号氏名 永n清治 4、代理人 住所  大阪市阿倍野区阪南町1−「[147番1号7
、補IFの内容 (1)明細−を全文を別紙のとおり補+I:、Lます。 (2)添付図面中「第2図」を別紙のとおり補正します
。 (補正)明  細  書 1、発明の名称 合成樹脂管の製造装置 2、特許請求の範囲 外周面に中空突条が螺旋状に形成され且つ内周面が平坦
な内壁に形成された合成樹脂管の製造装置であって、半
溶融状態の帯状材を螺旋状に巻回させて管状に成形する
成形用回転軸を備え、該成形用回転軸における前記帯状
材の巻き込み開始端部から適宜長さ部分の外周に、前記
中空突条と同一断面形状を有し且つ周面に前記半溶融状
態の帯状材を沿わせる無端成形ベルトを巡回運行可能に
螺旋状に巻回すると共に、この成形ベルトの前記成形用
回転軸に対する螺旋進行方向の外方適所に、成形ベルト
に沿って形成された帯状材の中空突条の適所を長さ方向
に連続切断するカッターを配設したことを特徴とする合
成樹脂管の製造装置。 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば地中に埋設して使用されるコルゲート
管のように、外周面に突条が螺旋状に形成され且つ内周
面が平滑な面に形成された合成樹脂管の製造装置に関す
るものである。 (従来の技術) 一般に、この種の合成樹脂管の製造装置としては、例え
ば、仮装円柱上に数本の成形用回転軸を配設して、該成
形用回転軸の一端部を基台に片持状に軸架すると共に、
各回転軸を駆動手段に連結し、且つこの成形用回転軸を
前記仮装円柱の軸芯に対してやや周方向に傾斜させた構
成を有しており、管成形時には、成形後に螺旋状の補強
条となる中空突条部分と管内周壁となる板状部分とを有
する半溶融状態の帯状成形材を成形用グイから押し出し
て、該帯状成形材を各成形軸上間に亘るように螺旋状に
巻き付けると共に、この巻き付は時に成形材の一側縁部
と隣り合う他側縁部とを順次重合溶着し、成形軸を回転
駆動させながら外周面に中空突条を螺旋状に設けた合成
樹脂管を成形するように構成している。 一方、可撓性を有する成形用帯状芯型を使用して螺旋状
の補強条を形成しながら合成樹脂管を製造する装置も特
開昭51−37969号公報に開示されている。 この装置は、押し出し機より押し出された熱可塑性合成
樹脂シートを前記成形用帯状芯型の表面に重ねた状態で
、隣接する芯型の縁端同士が接するように成形軸に螺旋
状に巻回して合成樹脂管を成形し、樹脂シートの冷却後
、合成樹脂管の内周面から芯型を剥離して中空突条が螺
旋状に連続した管を製造するように構成しているもので
ある。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記いずれの装置においても次のような
問題点がある。 即ち、前者の製造装置によれば、成形用ダイにより予め
中空突条部分と板状部分とを有する半溶融状態の帯状成
形材を押し出して、該帯状成形材をそのま一各成形軸上
に亘るように螺旋状に巻き付けるものであるから、中空
突条が内部から何らの支えもされていないために巻回中
に形崩れが生じ、高精度で整然とした形状の合成樹脂管
を製造することは極めて困難である。さらに、中空突条
の形状やその螺旋ピッチの異なる合成樹脂管を成形する
場合、成形用ダイ及び成形軸を交換する必要が生じ、そ
の段取りのための作業手間と時間を要するという問題点
があった。 一方、後者の装置によると、成形用帯状芯型の表面形状
に適合した中空螺旋状の突条を有する合成樹脂管を製造
することができるが、成形用帯状芯型は管の製造後、管
の内面から剥脱しなければならないので、その作業が著
しく煩わしい上に剥脱後の成形用帯状芯型を再使用可能
にするには管の切断前に除去する必要があり、又、芯型
除去後には管の内周面に外周面と同様な螺旋状凹凸面が
形成されて使用時には流動抵抗が増大するという問題点
がある。 本発明はこのような従来の問題点を解決するためになさ
れたものであって、外周面に中空突条が補強条として整
然と形崩れすることなく螺旋状に形成されていると共に
内周面が平坦に形成された合成樹脂管を製造することが
でき、しかもこの合成樹脂管の口径の変更が可能な装置
に容易に適応できると共にピッチの変更も簡単且つ正確
に行え、管の製造が能率よく連続的に行える装置の提供
を目的とするものである。 (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の合成樹脂管の製造
装置は、実施例に対応する図面に示すように、外周面に
中空突条03)が螺旋状に形成され且つ内周面が平坦な
内壁(21)に形成された合成樹脂管の製造装置であっ
て、半溶融状態の帯状材θDを螺旋状に巻回させて管状
に成形する成形用回転軸(5)を備え、該成形用回転軸
(5)における前記帯状材θDの巻き込み開始端部から
適宜長さ部分の外周に、前記中空突条側と同一断面形状
を有し且つ周面に前記半溶融状態の帯状材00を沿わせ
る無端成形ベル) (12a)を巡回運行可能に螺旋状
に巻回すると共に、この成形ベル) (12a)の前記
成形用回転軸(5)に対する螺旋進行方向の外方適所に
、成形ベルト(12a)に沿って形成された帯状材θD
の中空突条側の適所を長さ方向に連続切断するカッター
09)を配設したことを特徴とするものである。 (作  用) 半溶融状態の帯状材(IQを成形用回転軸(5)に巻き
込ませる際に、該成形用回転軸(5)に巻装している無
端成形ベル) (12a)上に重なり合うように供給す
ると、帯状材00がこの無端成形ベル) (12a)の
形状に適合するように予め型成形されている場合には無
端成形ベル) (12a)により保形されながら成形用
回転軸(5)に螺旋状に巻回され、又、帯状材01)が
平帯状態のま一供給される場合には無端成形ベルト(1
2a)の外形に密接するように変形しながら無端成形ベ
ル) (12a)と一体に成形用回転軸(5)に螺旋状
に巻回されていく。 こうして、帯状材00が無端成形ベルト(12a)と共
に成形用回転軸(5〕に螺旋状に巻回されると、無端成
形ベルト(12a)に密接した部分が連続螺旋突条03
)を形成していくと共に該突条03)の両端から水平方
向に延出する部分が無端成形ベルト(12a)の内周面
に沿って次に巻回される水平延出部分と一体的に連続し
ながら内周面が平坦な壁面(21)を形成していくもの
であり、無端成形ベルト(12a)と共に該ベル) (
12a)により成形保持された帯状材aOが成形用回転
軸(5)の軸芯方向に螺旋状に進行しながら冷却され、
カッター側の位置まで達すると、該カッター0■により
その一部が長さ方向に連続的に切断されてその切断個所
を押し広げながら無端成形ベルト(12a)が成形用回
転軸(5)から離間していく。 無端成形ベル) (12a)が抜き取られた中空突条面
は、直ちにその切断部の広がりを閉止する方向に復元す
る一方、成形用回転軸(5)から離間した無端成形ベル
) (12a)は成形用回転軸(5)の帯状材巻き込み
開始端部側に巡回し、再び前記同様にして該成形用回転
軸(5)に巻回されて帯状材ODの成形を行い、合成樹
脂管を製造していくものである。 (実 施 例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。 第1図及び第2図に示したこの実施例の装置は、管口径
並びに補強条となる中空突条側のピッチが変更可能にし
た合成樹脂管の製造装置に適用したものであり、図にお
いて、(1)は基台、(2)は基台(1)に多数の支持
杆(3)を介して固定支持された面板であって、この基
台(1)と面板(2)とにより作動軸(4)を回転可能
に支持している。 この作動軸(4)を中心とする仮想円柱上には複数本の
成形用回転軸(5)が配置されている。 この各成形用回転軸(5)はそれぞれ自在継手(6)を
介して連結された大径の長軸(5a)と小径の短軸(5
b)とで構成されており、該自在継手(6)により長袖
(5a)を短軸(5b)に対して稍屈曲させることによ
り、長袖(5a)を短軸(5b)に対して稍傾斜させる
ようにしである。 又、前記各短軸(5b)はそれぞれ伸縮並びに屈曲可能
な連結軸(7)を介して駆動手段(M)により連動連結
されており、この駆動手段(M)により各成形用回転軸
(5)が同一方向に一斉駆動するようになっている。 前記作動軸(4)には、該作動軸(4)の回動操作によ
り軸方向で互いに近接或いは離間する方向に移動するコ
マ部材(8a) (8b)が装着され、この各コマ部材
(8a) (8b)に前記長軸(5a)をそれぞれ連接
杆(9a)(9b)を介して揺動可能に枢着することに
より前記複数本の成形用回転軸〔5)で形成された仮想
円柱を拡径、縮径可能に支持している。 (10)は押出成形手段(A)に設けられた成形用ダイ
であって、この成形用ダイaωからは、所要の形状に形
成された帯状材00が半溶融状態で各成形用回転軸(5
)上に供給され、この各成形用回転軸(5)土間に亘る
ようにして螺旋条に巻回されるものである。 この帯状材Ql)は、例えば、ポリエチレン樹脂、ポリ
エチレン樹脂等のポリオレフィン系の硬質合成樹脂から
なり、成形用ダイ0ωから平帯形状に成形されて成形用
回転軸(5)上に供給されるか、或いは、第3図に示す
ように、後述する無端成形ベルト(12a)の形状に合
致する台形状に屈曲された一対の中空突条(1310つ
と、この中空突条0■側の対向下端部間を繋ぐ中間辺部
側、一方の中空突条面の一端側下端部から延びる水平長
辺部00と、他方の中空突条側の他端側下端部かの延び
る水平短辺部06)とを成形用ダイ00)により一連に
形成されるものである。 前記成形用回転軸(5)上には、帯状材ODの巻き込み
開始端部から適宜長さ部分の外周に、前記中空突条0り
と同一断面形状(図においては台形状)を有し且つ周面
に前記半溶融状態の帯状材00を沿わせる無端成形ベル
ト(12a)が螺旋状に数回、所望ピッチを存して巻回
されていると共に、巻回された無端成形ベル) (12
a) (12a)間に沿って、同様にして得られる合成
樹脂管(C)の谷部θ印に沿う断面逆台形状の無端整形
ベル) (12b)が螺旋状に巻回されてあり、これら
の無端成形ベルト(12a)及び整形ベルI−(12b
)は巻回終端で成形用回転軸(5)から離間し、元の巻
回始端部に連続的に巡回するようになっである。 無端成形ベル) (12a)の頂面中央には後述する切
断カッター09)の進入を許すV字状乃至はU字状の条
溝(a)が全長に亘って刻設してあり、さらに、無端成
形ベルト(12a)と整形ベルl−(12b)との帯状
材(11)が巻回時に進入する始端部には、ガイドロー
ラ(17a) (17b)がそれぞれ配設されである。 09)は成形ベル) (12a)の前記成形用回転軸(
5)に対する螺旋進行方向の外方適所に配設した切断カ
ッターで、成形ベル) (12a)に沿って形成された
帯状材(11)の中空突条03)の山部QOの頂部(2
0a)中央を長さ方向に連続切断するものである。 以上のように構成した実施例の作動を説明すると、作動
軸(4)を中心として配設された各成形用回転軸(5)
(5)を回転させると共に押出成形手段(A)の成形用
ダイ0■から半溶融状態の帯状材(IQを前記無端成形
ベル) (12a)の巻回始端部上に供給すると、該帯
状材aθがこの無端成形ベル) (12a)の形状に適
合するように予め型成形されている場合には無端成形ベ
ル) (12a)にその中空突条03)を被嵌させなが
ら成形用回転軸(5)に螺旋状に巻回され、又、帯状材
ODが成形用ダイ00)により半溶融の平帯状態に成形
される場合には無端成形ベル) (12a)の外形に沿
ってその一部が密接変形して中空突条03)を形成する
と共に他の部分で水平辺部θ4)〜06)を形成しなが
ら無端成形ベルト(12a)と一体に成形用回転軸(5
)に螺旋状に巻回されていく。 この時、無端成形ベル) (12a)によって成形保持
される一方の中空突条側が、先行して巻回された他方の
中空突条θ■上に被さって重合溶着されて山部Q(Dが
形成されると共に水平短辺部06)が、先行する中間辺
部04)の基端部上に重合溶着されて谷部08)が形成
され、さらに、水平長辺部05)の末端部上面に、次に
巻回される水平長辺部Q■の基端部が重合溶着されて平
坦な管の内壁(21)が成形される。 従って、無端成形ベル) (12a)は中空突条03)
と該内壁(21)で囲まれた中空部(22)に内装され
た状態となると共に、整形ベルl−(12b)によって
、重合した中空突条Ql (13)の傾斜壁と水平辺部
側〜0ωが押圧成形されながら螺旋状に進行し、成形用
回転軸(5)上に合成樹脂管(C)が形成されていく。 この進行中に、中空突条0■及び内壁(21)が適宜冷
却されて硬化し、カンタ−09)の位置に達すると、第
4図に示すように、該カッター09)によって中空突条
側の頂部(20a)の中央が連続的に切断され、無端成
形ベル) (12a)の巻回終端側においてこの切断に
より形成されたスリット条痕(23)から該無端成形ベ
ルト(12a)が第5図に示すようにスリット条痕(2
3)を押し広げながら抜は出して成形用回転軸(5)か
ら離間し、元の巻回始端側に巡回して前記同様に帯状材
(11)を螺旋状に巻装すると共に整形ベル) (12
b) も同様に巡回運行する。 なお、前記カッター(+9)による中空突条面の頂部中
央の切断時においては、カッター09)が無端成形ベル
) (12a)の頂面中央に設けた条溝(a)まで刃先
が進入するので、完全に切断することができる。 又、中空突条03)から無端成形ベル) (12a)が
抜き取られる際に、該中空突条0ωが形崩れの生じない
程度にまで冷却されているものであり、スリット条痕(
23)を押し広げて無端成形ベル) (12a)が抜き
取られたのちには、該スリット条痕(23)は元の状態
に弾性的に復元するものである。 こうして、中空突条03)から無端成形ベルト(12a
)が抜き取られたのち、合成樹脂管(C)がさらに進行
すると、帯状材OOとは別に半溶融状態の細幅帯状材(
24)を中空突条(+31の頂面に供給して巻回させる
と同時に該頂面に重合溶着させ、この細幅帯状材(24
)によって第5.6図に示すように、前記スリット条痕
(23)を完全に閉塞させる。 この細幅帯状材(24)は帯状材θ0と同質の合成樹脂
材料よりなり、中空突条0りの山部(20)の幅と同等
か又はや−幅広く形成されている。 中空突条03)の頂面に半溶融状態の細幅帯状材(24
)が重合すると、その一部がスリット条痕(23)内に
進入後、固化してスリット条痕(23)により分断され
た中空突条03)の山部I2のを強固に接合するもので
ある。 なお、このようにして成形された合成樹脂管(C)は、
図示例では帯状材θD及び細幅帯状材(24)の各接合
境界を明示しているが、実際には全て同質の材料が熱溶
着されて一体化している。 こうして得られた合成樹脂管(C)は、第6図に示すよ
うに、その螺旋条の中空突条Q3)によって耐圧潰強度
を保持すると共に各谷部08)によって柔軟な可撓性を
発渾し、さらに、平坦な内壁(21)によって低い管内
流路抵抗を実現するものである。 さらに、この合成樹脂管(C)の谷部08)、山部■及
び内壁(21)はいずれも帯状材00を重合溶着して形
成するものであるから、該帯状材Ql)として薄物を使
用でき、その分、半溶融状態で接合する際の温度管理も
容易となる上に、接合性を向上させることができ、優れ
た強度を得ることができる。 なお、無端成形ベル) (12a)及び整形ベルト(1
2b)は、ゴム、合成樹脂、皮革、補強芯入り合成ゴム
、或いは多数のアルミニウムブロック片を長さ方向に連
続的に接合することによっても作成することができ、そ
の断面形状も、上記実施例において述べた台形状の他、
半円形状や角形、さらには逆台形等に形成することがで
きるものであり、さらに、全長に亘って同一断面にする
ことなく、所定長さ寸法毎に断面形状を異にしたベルト
を使用することもできる。 第7図は半円形状断面の中空突条θωを有する合成樹脂
管の一例を示すもので、帯状材θI)として単一の中空
突条側と、この中空突条側の両端側下端部から延びる水
平長辺部05)及び水平短辺部06)とを成形できる幅
を有するものを使用し、この帯状材(11)を無端成形
ベルト(12a)上に供給して成形用回転軸(5)上で
螺旋状に巻回時に、水平短辺部06)と−周分先行する
長辺部Qωとの基端部、及び二層分先行する長辺部05
)との末端部とが谷部a印において重合溶着され、さら
に、整形ベルl−(12b)を使用することなく無端成
形ベルト(12a)のみで成形したものである。その他
の構造は前記実施例の各部に相当する個所に同一符号を
付してその説明を省略する。 このように、整形ベル) (12b)を省略した場合で
も、無端成形ベル) (12a)によって中空突条面が
保形され且つ谷部もある程度整形されるので、整形ベル
) (12b)は必ずしも必要としない。 又、以上の実施例においては、帯状材(1θによって単
−又は2個の中空突条03)を螺旋状に巻回していくこ
とを述べたが、−条の帯状材で3個以上の中空突条0り
を形成してもよい。 さらに、中空突条0りに頂面に重合溶着させる細幅帯状
材(24)としては、第8図に示すように、該頂面から
両側部(20b) (20b)に及んで被さるようにし
て中空突条031を一層強化させるようにしてもよい。 この場合、中空突条0■に設ける無端成形ベル) (1
2a)の離脱用スリット条痕(23)は中空突条03)
の角部や側面上部に設けるようにしたものについても適
用でき、従って、必ずしも中空突条面の頂面中央に設け
る必要はない。 (発明の効果) 以上のように本発明の合成樹脂管の製造方法によれば、
半溶融状態の帯状材を螺旋状に巻回させて管状に成形す
る成形用回転軸を備え、該成形用回転軸における前記帯
状材の巻き込み開始端部から適宜長さ部分の外周に、前
記中空突条と同一断面形状を存し且つ周面に前記半溶融
状態の帯状材を沿わせる無端成形ベルトを巡回運行可能
に螺旋状に巻回すると共に、この成形ベルトの前記成形
用回転軸に対する螺旋進行方向の外方適所に、成形ベル
トに沿って形成された帯状材の中空突条の適所を長さ方
向に連続切断するカッターを配設したので、成形用回転
軸に供給する帯状材を該成形用回転軸に螺旋状に巻回し
た無端成形ベルトによって確実に成形保持させながら成
形用回転軸上で螺旋状の中空突条を形削れが生じること
なく形成していくことができると共に中空突条の両端か
ら水平に延出する帯状材部分を互いに重合溶着させて内
周面が平坦な内壁に形成された合成樹脂管を精度良く且
つ容易に製造することができ、中空突条による大きな強
度と平坦な内壁による流体の流動抵抗の減少効果を奏す
る合成樹脂管が得られるものである。 又、無端成形ベルトは、成形用回転軸における帯状材の
巻き込み開始端部から適宜長さ部分の外周に巡回運行可
能に螺旋状に巻回していると共にこの成形ベルートの前
記成形用回転軸に対する螺旋進行方向の外方適所に、成
形ベルトに沿って形成された帯状材の中空突条の適所を
長さ方向に連続切断するカッターを配設したので、該中
空突条の適所をカッターにより切断したのち、その切断
個所から無端成形ベルトを円滑に離脱させて再び成形用
回転軸に対する帯状材の巻き込み始端部側に巡回させる
ことができ、合成樹脂管を能率よく連続製造していくこ
とができるものである。 さらに、無端成形ベルトは成形される帯状材が冷却固化
するに必要な長さだけあればよく、従って、装置全体の
構造が簡略化できると共に製造すべき合成樹脂管の径に
応じてその巻回径を簡単に変更でき、その上、巻回ピッ
チや断面形状も任意に設定できて、種々の形状の合成樹
脂管を製造することができるものである。 4、図面の簡単な説明 図面は本発明の実施例を示すもので、第1図はその平面
図、第2図は第1図における切断線■−■に沿う端面図
、第3図は帯状材のパターンを示す端面図、第4図及び
第5図は夫々、本装置による管体の成形工程の一例を示
す要部の断面図、第6図は成形された合成樹脂管の要部
断面図、第7図は本発明の他の実施例を示す要部断面図
、第8図は本発明の更に他の実施例を示す要部断面図で
ある。 (5)・・・成形用回転軸、(11)・・・帯状材、(
12a)・・・無端成形ベルト、a3)・・・中空突条
、09)・・・切断カッター、(21)・・・内壁、(
C)・・・合成樹脂管。 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 螺旋管状に巻回された帯状成形材(11)の表面に螺旋
    状の山部(20)と谷部(18)が交互に形成され、か
    つ内面側に平坦な内壁(21)が形成された合成樹脂管
    を製造する装置であって、半溶融状の帯状成形材(11
    )を螺旋状に巻回して管状に成形する成形用回転軸(5
    )を備え、この成形用回転軸(5)に、前記山部(20
    )に適合する形状を有する型体(12a)を前記帯状成
    形材(11)の内面に沿う状態で螺旋状に巻回すると共
    に、この型体(12a)の径方向外方に、該型体(12
    a)を抜き取るべく前記山部(20)の頂部(20a)
    を切断する切断用カッター(19)を配設したことを特
    徴とする合成樹脂管の製造装置。
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JPH02503407A (ja) * 1987-05-14 1990-10-18 ウポノル・エヌ・ヴエー 外面に中実の横リブを有するプラスチック管の成形装置、このような装置を備えた設備およびプラスチック管を成形する方法

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