JPS63216736A - 補強吸着性シ−ト - Google Patents

補強吸着性シ−ト

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Publication number
JPS63216736A
JPS63216736A JP62049992A JP4999287A JPS63216736A JP S63216736 A JPS63216736 A JP S63216736A JP 62049992 A JP62049992 A JP 62049992A JP 4999287 A JP4999287 A JP 4999287A JP S63216736 A JPS63216736 A JP S63216736A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fibers
melting point
activated carbon
synthetic fibers
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP62049992A
Other languages
English (en)
Inventor
西川 悌雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、活性炭繊維、イオン交換繊維等の吸着性繊維
を含む補強吸着性シートに関するものである。
〔従来の技術〕
粉末状や粒状などの活性炭、イオン交換樹脂が一般にガ
スや溶液中の各種の物質に対する吸着材として広く使用
されており、このほか活性炭等を繊維状にしてガスや溶
液が透過しやすいフィルターを形成することも提案され
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、粉末状あるいは粒状の活性炭、イオン交
換樹脂は、吸着にさいしてガスや溶液中に混入のおそれ
があるため、フィルターなどで限定された容積内で吸着
が行われ、ガスや溶液をそのなかに送り込むのにかなり
圧力を要したり、がなり大きな粒状とするため、吸着力
が小さくなったりするなどの欠点がある。また、活性炭
繊維などは、前記の欠点については改善されているが、
強度が著しく弱いという欠点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、かかる現状に鑑み、高融点合成繊維と低融点
の熱融着性合成繊維と吸着性繊維とが混合され、低融点
の熱融着合成繊維の融着により形成された不織布の二層
の間に剛性シートを埋めこんだことを、その特徴とする
補強吸着性シートである。
ここで、活性炭繊維はコールタールを重合させて等方性
の紡糸用ピッチとなし、これを溶融紡糸してピッチ糸を
形成し、次いで高温処理して不融化と炭素化を行い、酸
化性ガス中で賦活化することにより得られるものであり
、上記の炭素化工程により網目構造が発達すると共に、
炭素以外の元素がガスとして放出され、多数の脱ガス気
孔(マクロポア)が生じて表面積が増大し、次いで行う
賦活化工程により酸化性ガスによるエツチングがなされ
、前記増大した表面にさらにオングストローム単位の孔
径の細孔(ミクロポア)が無数に生じて表面積が著しく
増大する。各物質の吸着は、この細孔によって行われ、
その孔径によって吸着物質が決定され、その個数、孔径
、深さによって吸着量が決定される。細孔の孔径、個数
、深さなどは原料と製造条件によって変化するが、50
0〜2500rrr/gの比表面積のものが望ましく、
例えば15〜20ミクロンが最適である。活性炭繊維は
、長繊維でも短繊維でも良く、長繊維の場合には、押出
成形された多数の繊維を空気流にて引き取り、コンベア
ベルト上にランダムに集積せしめて不織布を形成し、短
繊維の場合には押出成形された繊維を適宜の長さにカッ
トすることにより形成する。
また、イオン交換繊維は、イオン交換基を含有する繊維
であって、イオン交換基にはアニオン交換基、カチオン
交換基、キレート基等があり、アニオン交換基としては
ハロアルキル化糸をトリメチルアミン等の第三級アミン
やジプロピルアミン等の第二級以下のアミン等で処理し
て得られる塩基性交換基、カチオン交換基としてはクロ
ルスルホン酸等で得られる強酸性カチオン交換基やカル
ボン酸等の弱酸性カチオン交換基、キレート基としては
イミノジ酢酸基等のキレート形成怒応基が挙げられるが
、これに限らない。
活性炭繊維、イオン交換性繊維等と混合する高融点合成
繊維としては、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリア
ミド等の各種合成繊維が使用され、低融点の熱融着合成
繊維は高融点合成繊維の融点より少なくとも40℃以下
の融点を有するものを使用することが望ましい。高融点
合成繊維と低融点の熱融着性合成繊維は同系のものが望
ましいが、親和性があれば異なる合成繊維の組合わせで
も良い。両繊維がポリエステルよりなる場合には、軟化
点が240℃以上のポリエステルを高融点合成繊維とし
、軟化点が100〜150°Cのポリエステルを低融点
の熱融着繊維とすることが望ましい。
さらに、詳細には低融点合成繊維としては二塩基酸また
はその誘導体のいずれか1種とグリコール類の1種とこ
れらと異なる二塩基酸またはグリコール類の1種以上と
を反応せしめて得られるものであることが望ましく、こ
の−例としてはテレフタール酸、イソフタール酸および
エチレングリコールを主成分とする共重合ポリエステル
が挙げられる。低融点の熱融着合成繊維としては、上記
のほかポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン等
も使用することができる。ポリエステルを両繊維として
使用する場合には、嵩高性、弾性回復性が優れている。
他の繊維としては、高融点合成繊維をポリプロピレンと
し、低融点合成繊維をポリエチレン、ポリスチレン、エ
チレンプロピレン共重合体等とするものも望ましい。
高融点合成繊維と低融点の熱融着合成繊維は後述のカー
ドなどで混綿されるにさいし、混綿を良くし、活性炭繊
維、イオン交換繊維等の吸着性繊維との融着が容易なよ
うに50〜150mにカットされ、捲縮と混合を行って
ウェブを形成し、熱風炉等に通して高融点合成繊維と低
融点の熱融着性合成繊維との各融点の間の温度に加熱し
て低融点の熱融着性合成繊維を活性炭繊維、イオン交換
繊維等の吸着性繊維との接点に融着する。これにより強
度、嵩高性、弾性回復性などの優れた活性炭繊維、イオ
ン交換繊維等の吸着性繊維等の不織布が得られる。
剛性シートは、金属製またはプラスチック七ノフィラメ
ント製の織物、編物、ネット、引き揃えたものなどであ
る。
さらに、上記のほか各種のものを包含させることも可能
であり、例えば約20〜40μφの超極細銅繊維を混入
すれば、殺菌性や静電防止効果が改善され、吸水性が改
善される。
〔作用〕
本発明における補強吸着性シートは繊維状活性繊維は合
成繊維にて補強されていると共にプラスで広範な用途を
有する。
〔実施例] 以下、本発明を図示の実施例に従って詳細に説明するこ
ととする。
実施例1 第1図において、1は冷蔵庫内の悪臭を吸着する送風用
プロペラ型被回転部にして、該プロペラ型被回転部1の
シート状片2は第2図に示すように活性炭繊維不織布3
,4の間に金属線織物5を埋めこんだ補強吸着性シート
からなっている。活性炭繊維不織布3,4はコールター
ルを重合させて紡糸用ピッチとなし、これを高温処理し
て不融化と炭素化を行い、長繊維状にランダムに集積せ
しめて不織布を形成し、これに繊維状バインダー(ユニ
チカ株式会社製メルテイ、単糸繊度4デニール、伸度4
5%)をローラーカードを用いて開繊、混合してこれを
不織布用回転処理装置に通してヒートセット温度110
°Cにて繊維状バインダーの融着により形成した。なお
、繊維状バインダーは融点が240°Cのポリエチレン
テレフタレートを芯成分とし、融点が110°Cの共重
合ポリエステルを鞘成分とする熱可塑性融着繊維である
得られた送風用プロペラ型被回転部は、金属線織物で補
強されているので、強度が大きく耐久性に優れており、
しかも金属線織物の変形により加熱を要しないで所望の
形状に成形することが可能であった。
実施例2 第3図において、6はアンモニアなどのガスや塩素イオ
ン、硝酸イオンなどの低分子量のイオンなどの極性物質
を吸着するフィルターにして、該フィルター6はイオン
交換繊維不織布の間にブラチックモノフィラメント織物
を埋めこんだ補強吸着性シートをマンドレルに巻き付は
熱固定し、マンドレルを除き円筒状とし上下両端にプラ
スチック製リング7を接着したものである。イオン交換
繊維不織布は、アクリル酸重合体のハロアルキル化糸を
トリメチルアミンで処理して得られるイオン交換繊維を
実施例1の繊維状バインダーと混合してヒート温度11
0°Cにて繊維状バインダーの融着により形成した。
得られたフィルターは、熱固定により安定に形態が保持
され、しかもプラスチックモノフィラメント織物によっ
て補強されているので、溶液やガスの流動による圧力に
も充分耐えることができる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば各種物
質に対する優れた吸着性、透過性を有し、また活性炭等
の吸着性繊維が強固に保持され、紛失することがなく、
さらに本質的に強度の弱い吸着性繊維が合成繊維と剛性
シートにて補強されているので、優れた強度を有し、広
範な用途に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものにして、第1図は送風
用プロペラ型被回転部の正面図、第2図はそのシート状
片の断面図、第3図はフィルターの斜面図である。 l:送風用プロペラ型被回転部 2:シート状片 3.4:活性炭繊維不織布 5:金属線織物   6:フイルター 7:プラスチック製リング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  高融点合成繊維と低融点の熱融着性合成繊維と吸着性
    繊維とが混合され、低融点の熱融着合成繊維の融着によ
    り形成された不織布の二層の間に剛性シートを埋めこん
    だことを特徴とする補強吸着性シート。
JP62049992A 1987-03-06 1987-03-06 補強吸着性シ−ト Pending JPS63216736A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62049992A JPS63216736A (ja) 1987-03-06 1987-03-06 補強吸着性シ−ト

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JP62049992A JPS63216736A (ja) 1987-03-06 1987-03-06 補強吸着性シ−ト

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Publication Number Publication Date
JPS63216736A true JPS63216736A (ja) 1988-09-09

Family

ID=12846505

Family Applications (1)

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JP62049992A Pending JPS63216736A (ja) 1987-03-06 1987-03-06 補強吸着性シ−ト

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