JPS6321625Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6321625Y2 JPS6321625Y2 JP13940082U JP13940082U JPS6321625Y2 JP S6321625 Y2 JPS6321625 Y2 JP S6321625Y2 JP 13940082 U JP13940082 U JP 13940082U JP 13940082 U JP13940082 U JP 13940082U JP S6321625 Y2 JPS6321625 Y2 JP S6321625Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- piece
- rising
- movable
- plate piece
- upper plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 16
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 8
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 7
- 101100008049 Caenorhabditis elegans cut-5 gene Proteins 0.000 description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、シーム溶接による被覆金属外囲体の
熱伸縮に対応して可動し、一枚の板片をプレス加
工にて製作でき、構成が極めて簡単な可動吊子に
関する。
熱伸縮に対応して可動し、一枚の板片をプレス加
工にて製作でき、構成が極めて簡単な可動吊子に
関する。
近時、構造物の内、外面に被覆金属材(主にス
テンレス材)をシーム溶接して水密且つ気密に施
工する被覆金属外囲体が盛んに研究、開発されて
いる。その被覆金属材の立上り部を構造物に取付
けるのに、被覆金属材の熱伸縮に対応して適宜可
動する舌片を有した可動吊子が使用されている。
該可動吊子の舌片は熱伸縮に対応してスムーズに
摺動するすることが特に要求されている。また、
その可動吊子本体と舌片との引張強度を強固にす
ることも要求されるが、これを構成する金属材の
板厚を厚くする以外に工夫されたものが殆ど開発
されていなかつた。また、その可動吊子は実際の
施工においては、約20cm及至約30cmのピツチで取
付けるため、その可動吊子を使つての被覆金属外
囲体の施工では、可動吊子がかなりの数になり、
施工費を割高にしており、その可動吊子を簡単で
且つ安価に構成するものが要望されている。
テンレス材)をシーム溶接して水密且つ気密に施
工する被覆金属外囲体が盛んに研究、開発されて
いる。その被覆金属材の立上り部を構造物に取付
けるのに、被覆金属材の熱伸縮に対応して適宜可
動する舌片を有した可動吊子が使用されている。
該可動吊子の舌片は熱伸縮に対応してスムーズに
摺動するすることが特に要求されている。また、
その可動吊子本体と舌片との引張強度を強固にす
ることも要求されるが、これを構成する金属材の
板厚を厚くする以外に工夫されたものが殆ど開発
されていなかつた。また、その可動吊子は実際の
施工においては、約20cm及至約30cmのピツチで取
付けるため、その可動吊子を使つての被覆金属外
囲体の施工では、可動吊子がかなりの数になり、
施工費を割高にしており、その可動吊子を簡単で
且つ安価に構成するものが要望されている。
そこで考案者は、前記問題点等を解決すべく鋭
意、研究を重ねた結果、本考案を、上板片、下板
片からなる取付部の上板片の一側に立上り片を設
け、取付部の上板片に、立上り片に略平行な切込
みを入れ、長手方向の一部を残して上板片の立上
り片寄りを摺動片とし、該切込みした側の立上り
片を垂直状の可動舌片とし、切込みの延長部の取
付部の立上り片寄りをくりぬき、該くりぬき箇所
に対応した、可動舌片と切込みしない側の立上り
片との間を蛇腹状に屈曲形成した蛇腹部とし、そ
の摺動片を取付部の下板片端から折返した押圧板
片にて押圧するようにし、これらを一枚の金属板
片にて成形した可動吊子としたことにより、シー
ム溶接による被覆金属外囲体の熱伸縮に対応して
可動し、一枚の板片をプレス加工にて製作でき、
構成が極めて簡単で安価にでき、前記の問題点等
を解決したものである。
意、研究を重ねた結果、本考案を、上板片、下板
片からなる取付部の上板片の一側に立上り片を設
け、取付部の上板片に、立上り片に略平行な切込
みを入れ、長手方向の一部を残して上板片の立上
り片寄りを摺動片とし、該切込みした側の立上り
片を垂直状の可動舌片とし、切込みの延長部の取
付部の立上り片寄りをくりぬき、該くりぬき箇所
に対応した、可動舌片と切込みしない側の立上り
片との間を蛇腹状に屈曲形成した蛇腹部とし、そ
の摺動片を取付部の下板片端から折返した押圧板
片にて押圧するようにし、これらを一枚の金属板
片にて成形した可動吊子としたことにより、シー
ム溶接による被覆金属外囲体の熱伸縮に対応して
可動し、一枚の板片をプレス加工にて製作でき、
構成が極めて簡単で安価にでき、前記の問題点等
を解決したものである。
以下、本考案の実施例を第1図乃至第4図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
1は取付部であつて、方形状をなし、その上板
片1a一端より下面側に下板片1bが屈曲形成さ
れ、さらに、下板片1bの端より上板片1aの上
側になる押圧板片2が一体形成されている。その
取付部1と押圧板片2との略中央に取付貫孔3が
穿設されている。また、場合によつては取付部1
と押圧板片2の両端2ケ所に端部貫孔を設けるこ
ともある。その上板片1aの一側(第2図におい
て左側)に立上り片4が一体形成されている。該
立上り片4に略平行に切込み5され、長手方向の
一部を残して取付部1の立上り片4寄りが摺動片
1a′として形成されている。また、その切込み5
された側の立上り片4を垂直状の可動舌片4aと
して形成されている。その切込み5の延長部の取
付部1の立上り片4寄りがくりぬかれ、該くりぬ
き箇所に対応した、可動舌片4aと切込み5しな
い側の立上り片4との間が蛇腹状に屈曲形成した
蛇腹部4bが形成されている。
片1a一端より下面側に下板片1bが屈曲形成さ
れ、さらに、下板片1bの端より上板片1aの上
側になる押圧板片2が一体形成されている。その
取付部1と押圧板片2との略中央に取付貫孔3が
穿設されている。また、場合によつては取付部1
と押圧板片2の両端2ケ所に端部貫孔を設けるこ
ともある。その上板片1aの一側(第2図におい
て左側)に立上り片4が一体形成されている。該
立上り片4に略平行に切込み5され、長手方向の
一部を残して取付部1の立上り片4寄りが摺動片
1a′として形成されている。また、その切込み5
された側の立上り片4を垂直状の可動舌片4aと
して形成されている。その切込み5の延長部の取
付部1の立上り片4寄りがくりぬかれ、該くりぬ
き箇所に対応した、可動舌片4aと切込み5しな
い側の立上り片4との間が蛇腹状に屈曲形成した
蛇腹部4bが形成されている。
また、取付後は押圧板片2の端で摺動片1a′を
押圧するように構成され、その可動舌片4aは取
付部1に対して摺動可能に設けられている。その
取付部1には必要に応じて膨出リブ等が形成され
ることが多い。
押圧するように構成され、その可動舌片4aは取
付部1に対して摺動可能に設けられている。その
取付部1には必要に応じて膨出リブ等が形成され
ることが多い。
6は下板片1b及び押圧板片2の一側(第2図
において左側)に一体形成されている高さの低い
ガイド板片である。このような可動吊子は、一枚
の金属板がプレス加工にて一体形成されている。
即ち、第3図に示すような展開図に打ち抜きこれ
を適宜折返して第1図のような可動吊子を形成す
る。該可動吊子は、実験例では耐久性、強度性、
耐蝕性等の面からバネ鋼またはステンレス鋼を使
用し、他の金属板とシーム溶接でき、且つ溶接後
水密性を保持できる条件を備えたものとして、約
0.2mm乃至2mmの板材とした。
において左側)に一体形成されている高さの低い
ガイド板片である。このような可動吊子は、一枚
の金属板がプレス加工にて一体形成されている。
即ち、第3図に示すような展開図に打ち抜きこれ
を適宜折返して第1図のような可動吊子を形成す
る。該可動吊子は、実験例では耐久性、強度性、
耐蝕性等の面からバネ鋼またはステンレス鋼を使
用し、他の金属板とシーム溶接でき、且つ溶接後
水密性を保持できる条件を備えたものとして、約
0.2mm乃至2mmの板材とした。
図中7はアンカーボルト、ドリルビス、釘等の
取付具、8はシーム溶接可能な薄材(例えば、約
約0.2mm乃至1mm)よりなる被覆金属材(主にス
テンレス材)で、平坦状の主板8aの両側に立上
り部8b,8bが一体形成されている。9は鉄
骨、または鉄筋コンクリート等の下地材である。
取付具、8はシーム溶接可能な薄材(例えば、約
約0.2mm乃至1mm)よりなる被覆金属材(主にス
テンレス材)で、平坦状の主板8aの両側に立上
り部8b,8bが一体形成されている。9は鉄
骨、または鉄筋コンクリート等の下地材である。
先ず、本考案を使つての被覆金属外囲体の施工
について述べると、鉄骨または鉄筋コンクリート
等の下地材9の上部または側部に被覆金属材8を
載置し、該一側の立上り部8aの長手方向に適宜
の間隔をおいて可動吊子を多数固着する。これを
詳述すると、その立上り部8bの外面に可動舌片
4aが接触するようにして取付部1及び押圧板片
2の取付貫孔3または端部貫孔に取付具7を挿入
しつゝその下地材9に取付具7を固着する。この
ように可動吊子を摺動可能にするため、位置がず
れることもあり、その可動舌片4aを立上り部8
bに仮止め(スポツト溶接等)することもある。
次いで隣接の被覆金属材8を、前位の被覆金属材
8に並べて立上り部8b,8a相互が接触するよ
うにし、且つその間に可動吊子の可動舌片4aを
挾持させ、その立上り部8b,8a相互を可動舌
片4aと共にシーム溶接し、これらを順次繰返し
て被覆金属外囲体の施工を完了する。
について述べると、鉄骨または鉄筋コンクリート
等の下地材9の上部または側部に被覆金属材8を
載置し、該一側の立上り部8aの長手方向に適宜
の間隔をおいて可動吊子を多数固着する。これを
詳述すると、その立上り部8bの外面に可動舌片
4aが接触するようにして取付部1及び押圧板片
2の取付貫孔3または端部貫孔に取付具7を挿入
しつゝその下地材9に取付具7を固着する。この
ように可動吊子を摺動可能にするため、位置がず
れることもあり、その可動舌片4aを立上り部8
bに仮止め(スポツト溶接等)することもある。
次いで隣接の被覆金属材8を、前位の被覆金属材
8に並べて立上り部8b,8a相互が接触するよ
うにし、且つその間に可動吊子の可動舌片4aを
挾持させ、その立上り部8b,8a相互を可動舌
片4aと共にシーム溶接し、これらを順次繰返し
て被覆金属外囲体の施工を完了する。
本考案においては、上板片1a下板片1bから
なる取付部1の上板片の1a一側に立上り片4を
設け、上板片1aの立上り片4寄りを摺動片1
a′とし、切込み5した側の立上り片4を垂直状の
可動舌片4aとし、切込み5の延長部の取付部1
の立上り片4寄りをくりぬき、該くりぬき箇所に
対応した、可動舌片4aと切込み5しない側の立
上り片4との間を蛇腹状に屈曲形成した蛇腹部4
bとし、その摺動片1a′を取付部1の下板片1b
端から折返した押圧板片2にて押圧するように
し、これらを一枚の金属板片にて成形した可動吊
子としたことにより、シーム溶接による被覆金属
外囲体の熱伸縮に対応して可動し、一枚の板片を
プレス加工にて製作でき、構成が極めて簡単で安
価にできる等の作用効果を奏する。
なる取付部1の上板片の1a一側に立上り片4を
設け、上板片1aの立上り片4寄りを摺動片1
a′とし、切込み5した側の立上り片4を垂直状の
可動舌片4aとし、切込み5の延長部の取付部1
の立上り片4寄りをくりぬき、該くりぬき箇所に
対応した、可動舌片4aと切込み5しない側の立
上り片4との間を蛇腹状に屈曲形成した蛇腹部4
bとし、その摺動片1a′を取付部1の下板片1b
端から折返した押圧板片2にて押圧するように
し、これらを一枚の金属板片にて成形した可動吊
子としたことにより、シーム溶接による被覆金属
外囲体の熱伸縮に対応して可動し、一枚の板片を
プレス加工にて製作でき、構成が極めて簡単で安
価にできる等の作用効果を奏する。
これらの効果について詳述すると、外気温に応
じて熱伸縮する被覆金属外囲体の該熱伸縮にも対
応してその可動舌片4aはこれに連続した蛇腹部
4bが適宜伸縮し、その熱伸縮を吸収することが
でき、その被覆金属外囲体に熱応力歪を一切発生
させないようにできる。また、外力(風圧等の引
張荷重)に対してもその摺動片1a′を取付部1の
下板片1b端から折返した押圧板片2にて押圧す
るようにしたので、外力に対する引張強度は比較
的強固にできる。
じて熱伸縮する被覆金属外囲体の該熱伸縮にも対
応してその可動舌片4aはこれに連続した蛇腹部
4bが適宜伸縮し、その熱伸縮を吸収することが
でき、その被覆金属外囲体に熱応力歪を一切発生
させないようにできる。また、外力(風圧等の引
張荷重)に対してもその摺動片1a′を取付部1の
下板片1b端から折返した押圧板片2にて押圧す
るようにしたので、外力に対する引張強度は比較
的強固にできる。
また、本考案は、これらを一枚の金属板に成形
したので、展開すれば、一枚の金属板片で構成さ
れ、これをプレス加工にて簡単に製作でき、部材
量が少なく構成が著しく簡単であり、量産が可能
で安価に提供できる。
したので、展開すれば、一枚の金属板片で構成さ
れ、これをプレス加工にて簡単に製作でき、部材
量が少なく構成が著しく簡単であり、量産が可能
で安価に提供できる。
第1図は本考案の斜視図、第2図は本考案を下
地材に取付けた状態の断面図、第3図は第1図の
展開図、第4図は本考案を使用して施工した被覆
金属外囲体の一部斜視図である。 1……取付部、1a……上板片、1a′……摺動
片、1b……下板片、2……押圧板片、4……立
上り片、4a……可動舌片、4b……蛇腹部、5
……切込み。
地材に取付けた状態の断面図、第3図は第1図の
展開図、第4図は本考案を使用して施工した被覆
金属外囲体の一部斜視図である。 1……取付部、1a……上板片、1a′……摺動
片、1b……下板片、2……押圧板片、4……立
上り片、4a……可動舌片、4b……蛇腹部、5
……切込み。
Claims (1)
- 上板片、下板片からなる取付部の上板片の一側
に立上り片を設け、取付部の上板片に、立上り片
に略平行な切込みを入れ、長手方向の一部を残し
て上板片の立上り片寄りを摺動片とし、該切込み
した側の立上り片を垂直状の可動舌片とし、切込
みの延長部の取付部の立上り片寄りをくりぬき、
該くりぬき箇所に対応した、可動舌片と切込みし
ない側の立上り片との間を蛇腹状に屈曲形成した
蛇腹部とし、その摺動片を取付部の下板片端から
折返した押圧板片にて押圧するようにし、これら
を一枚の金属板片にて成形したことを特徴とした
可動吊子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13940082U JPS5942219U (ja) | 1982-09-14 | 1982-09-14 | 可動吊子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13940082U JPS5942219U (ja) | 1982-09-14 | 1982-09-14 | 可動吊子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5942219U JPS5942219U (ja) | 1984-03-19 |
JPS6321625Y2 true JPS6321625Y2 (ja) | 1988-06-15 |
Family
ID=30312460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13940082U Granted JPS5942219U (ja) | 1982-09-14 | 1982-09-14 | 可動吊子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5942219U (ja) |
-
1982
- 1982-09-14 JP JP13940082U patent/JPS5942219U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5942219U (ja) | 1984-03-19 |
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