JPS6321532A - 失火検出装置 - Google Patents

失火検出装置

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JPS6321532A
JPS6321532A JP16482186A JP16482186A JPS6321532A JP S6321532 A JPS6321532 A JP S6321532A JP 16482186 A JP16482186 A JP 16482186A JP 16482186 A JP16482186 A JP 16482186A JP S6321532 A JPS6321532 A JP S6321532A
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JP
Japan
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misfire
crank angle
cylinder pressure
cylinder
specific crank
Prior art date
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JP16482186A
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Toshimi Anpo
安保 敏巳
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、エンジンの筒内圧力に基づいて失火を検出
する失火検出装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の失火検出装置としては1例えば特願昭6
0−164012号に所載されているようなものがある
。この装置によれば、基本的には筒内圧力が最大になる
クランク角度から失火を検出するもので、失火が起ると
筒内圧力が上死点で最大になることを利用して失火の判
別を行なえるようにしている。勿論、筒内圧力を直接高
速でA/D変換して筒内圧力最大時期を求めるようにす
ることもできる。
また、特開昭48−16031号には1点火栓の近傍に
ネオン管を取り付けて、点火による瞬間的な高圧電流の
発生の有無を検出することにより。
エンジンの失火の有無を検出するようにしたものが開示
されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の失火検出装置にあって
は、夫々次のような問題があった。
前者の特願昭60−164012号に所載の装置の場合
、ピーク検出を行なうために筒内圧力波形を微分してい
るため、ノイズによる誤検出が生じる恐れがあり、また
筒内圧力を直接高速でA/D変換する場合には、筒内圧
力ピークの検出精度を上げるために細か<A/D変換(
例えばクランク角度2°毎)を行なおうとすると、やは
りノイズによる誤判定を起し易くなるし、失火の有無を
判゛刑するマイクロコンピュータの負荷も過大になるの
で、さらに改良の余地があった。
また、後者の装置では、点火栓に火花が発生しても1例
えば空燃比の大幅なずれ等の別の要因で失火した場合に
は、それを検出できないと云う間層点があった。
この発明は、このような従来の問題点を解決することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、この発明による失火検出装置は、第1図に機能
ブロック図で示すように、エンジンの気筒内の燃焼圧力
を検出する筒内圧センサAと、予め定めた特定のクラン
ク角度区間を規定するタイミング手段Bと、これによっ
て規定される特定のクランク角度区間における筒内圧セ
ンサAの出力に基づく燃焼圧力波形を確率密度関数と見
做してそれに基づく予め定めた統計量を算出する統Rf
fi演算手段Cと、この統計量演算手段Cによって算出
された統計量から失火の有無を判別する判別手段りとに
よって構成される。
〔作 用〕
このように構成することにより、統計的諸量が比較的荒
い層数的なサンプルからでも、原因の如何にかかわらず
失火現象のみをノイズに影響されずに精度良く捕えるこ
とができ、しかもこの統計的諸量では例えば確率密度関
数の重心位はのように失火時とアイドル時とでその値が
異なるため、より正確な失火検出を行なうことができる
ようになる。
〔実 施 例〕
以下、この発明の実施例を図面の第2図乃至第S図を参
照しながら説明する。
第2図は、この発明の一実施例を示すブロック図である
同図において、1は筒内圧センサであり、エンジンの気
筒内の燃焼圧力を検出する。2は入力アンプ(チャージ
アンプ)であり、筒内圧センサ1の出力を入力してそれ
に応じた電圧信号を出力する。
3はA/D変換器、4はマイクロコンピュータ。
5はクランク角センサであり、マイクロコンピュータ4
にはクランク角センサ5からの所要のクランク角度信号
が入力され、マイクロコンピュータ4は後述する特定の
クランク角度区間における所定クランク角度毎にA/D
変換器3を起動して、入力アンプ2からの電圧信号をA
/D変換させると共に、その変換データを読み込む。
なお、マイクロコンピュータ4は、後述する第3図のフ
ロー図に基づくプログラムを実行することによって、第
1図におけるタイミング手段B。
統計量算手段C9及び判別手段りの各機能を果す。
次に、第3図のフロー図を参照しながら、この実施例の
作用を説明する。
なお、第4図及び第5図は、筒内圧力波形の一例を示し
、ff54[mはアイドル時の筒内圧力波形。
第5図は通常運転時の筒内圧力波形であり1両図中の破
線は失火時の波形を示す。また1両図中に斜線を施した
部分が筒内圧力波形のバラツキ範囲を示している。
第3図において、マイクロコンピュータ4のCPUは、
先ずステップ1でクランク角センサ5がらのクランク角
度信号に基づいてエンジンの現在のクランク角度Xを検
出する。
そして、その検出したクランク角度Xが第4図及び第5
図に示す予め定めた特定のクランク角度区間−40° 
(上死点前40°CA)〜+40゜(上死点後40°C
A)の範囲にあるか否かをステップ2でチェックし、−
40’≦X≦+40″でなければステップ1の処理に戻
り。
−40”≦X≦+40°であれば次のステップ3の処理
に進む。
ステップ3では、現在のクランク角度工が第4図及び第
5図に示す特定クランク角度区間における予め定めたク
ランク角度毎の離散的な値、即ち一40@CA、−20
” CA、0”  (TDC)。
+20°CA、+40°CAの何れかのサンプリングタ
イミングか否かをチェックし、Xが上記何れでもない場
合には最初のステップ1に戻り、Xが上記何れかの値な
ら次のステップに4進む。
ステップ4では、A/D変換器3を起動して、当該クラ
ンク角度時の筒内圧力を示す電圧信号をA/D変換し、
その変換データを読み込むサンプリング処理を行ない、
それに引き続きステップ5でその読み込んだデータをデ
ータメモリ(RAM)に−時格納する。
次に、上:25ポイントのデータを全て格納してlサイ
クルのサンプリングを全て終了したか否かをステップ6
でチェックし、終了していなければ最初のステップに戻
り、終了していればステップ7の重心位置Gの演算処理
に移る。
ステップ7の重心位[Gの演算処理では、データメモリ
(RAM)に格納した上記5ポイントの各筒内圧データ
エ1 、 OC2、Z3 、工4.工5(第4図、第5
図参照)と、−40’ CA。
−20’ CA、O’  (TDC)、+20″’ C
A。
+40’CAとに基づき1次のような演算を行なって、
!1〜刀5を結ぶ連続な確率密度関数の重心位置Gを算
出する6 そして、求めた重心位置Gを次のステップ8にて失火判
別用の予め定めた判別基準値Q refと比較し、G≧
Grefなら失火なしとして最初のステップに戻り、G
<Grefなら次のステップ9にて失火があったことを
認識してから最初のステップに戻り、以後上記各処理を
繰り返す。
第6図は、いくつかの運転条件で求めた筒内圧ピーク位
置と重心位置の関係を示す。失火が起った場合、データ
は図中40で示す範囲に入り、同様に41はアイドル時
、42〜45は通常′M転時のデータの範囲である。
なお、同図の両軸は上死点のクランク角度でマイナスは
上死点前を示す。
この第6図かられかるように、筒内圧ピーク位置に比べ
て重心位置の方がバラツキが小さく、また筒内圧ピーク
位置では、正常#;燃焼しているアイドル時と失火時と
を誤判定する可能性があるが、重心位置の場合明確にそ
れ等を区別できる。
また、クランク角度20°毎の荒いサンプリングでも、
かなり安定したバラツキの小さいデータとなるところに
統計量を用いたメリットがあることがわかる。
さらに、特定クランク角度区間に筒内圧力波形を用いた
のは、本来燃焼部分にのみ着目すれば良いことと、多気
筒エンジンに適用する場合、全区間を着目するためには
回路が複雑になるためである。
さらに、付は加えれば、上死点前後の筒内圧力波形の面
積比(例えば第4図の場合(x 4 +−s )/(E
++”2)に相当する)から失火を判別する方法もある
が、筒内圧力波形に直流バイアス分があると検出精度が
低下する。
しかし、重心位置の場合は、全くバイアスの影響は受け
ない。また、センサ感度すなわちゲインの変動に対して
も重心の場合全く影響は受けないにのような意味で自動
車に応用する場合、筒内圧力波形の統計的諸量を用いる
ことは非常に有益である。
また、単に重心ばかりでなく、特にピーク位置を強調す
る意味で筒内圧力波形のべき乗を使って重心位置を求め
るのも有効である。
なお、上記実施例では、特にエンジンの気筒数には着目
しなかったが、多気筒エンジンにこの発明を適用する場
合は、各気筒毎に筒内圧力を検出してそれ等の検出結果
を順次上記の如く時系列に処理するようにすれば良い。
また、上記実施例では、マイクロコンピュータ4がA/
D変M″a3を所要のタイミングで起動するようにした
例について述べたが、これに限るものではなく、クラン
ク角センサ5から上記の−40゜CA、−20” CA
、0°、+20’ CA、+40’CAの各クランク角
度毎に信号を発生するようにして、その信号によりA/
D変換器3を起動すると共に、マイクロコンピュータ4
に割込みをかけるようにしても良い。
さらに、クランク角度区間及び該区間における離散的ク
ランク角度は、上記値に限られるものではなく、適宜変
更できることは云うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、この発明によれば、特定クラ
ンク角度の筒内圧力波形の統計量から失火の有無を検出
する構成としたため、ノイズにも強く、アイドル時にも
誤判定がない精度の高い失火検出を行なえ、しかも如何
なる要因による失火をも検出できるばかりか、失火判別
を行なうマイクロコンピュータに過大な負荷をかけなく
て済む。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の構成を示す機能ブロック図。 第2図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第3図
は第2図のマイクロコンピュータ4におけるCPUが実
行するプログラムの一例を示すフロー図、 第4図はアイドル時の筒内圧力波形の一例を示す線図。 第5図は通常運転時の筒内圧力波形の一例を示す線図、 第6図はこの発明の効果説明に供する線図である。 1・・・筒内圧センサ   2・・・入力アンプ3・・
・A/D変換器  4・・・マイクロコンピュータ5・
・・クランク角センサ 第1図 第2図 第3囚 μ−−−り?’y:X;間→           ク
ランク角度第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンジンの気筒内の燃焼圧力を検出する筒内圧セン
    サと、予め定めた特定のクランク角度区間を規定するタ
    イミング手段と、このタイミング手段によつて規定され
    る特定のクランク角度区間における前記筒内圧センサの
    出力に基づく燃焼圧力波形を確率密度関数とみなしてそ
    れに基づく予め定めた統計量を算出する統計量演算手段
    と、この統計量演算手段によつて算出した統計量から失
    火の有無を判別する判別手段とからなることを特徴とす
    る失火検出装置。 2 統計量演算手段が、前記確率密度関数の重心位置を
    算出する手段である特許請求の範囲第1項記載の失火検
    出装置。
JP61164821A 1986-07-15 1986-07-15 失火検出装置 Expired - Lifetime JPH0810172B2 (ja)

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JP61164821A JPH0810172B2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15 失火検出装置

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JPS6321532A true JPS6321532A (ja) 1988-01-29
JPH0810172B2 JPH0810172B2 (ja) 1996-01-31

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01210840A (ja) * 1988-02-18 1989-08-24 Jgc Corp ディーゼルエンジンの異常診断エキスパートシステム
JPH0261368A (ja) * 1988-08-25 1990-03-01 Mitsubishi Electric Corp 内燃機関の失火検出装置
US4977667A (en) * 1988-07-29 1990-12-18 Mazda Motor Corporation Vehicle suspension assembly system

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5842949A (ja) * 1981-09-08 1983-03-12 Sumitomo Metal Ind Ltd 周期運動体の監視方法
JPS6123876A (ja) * 1984-07-13 1986-02-01 Toyota Motor Corp 内燃機関の失火検出方法

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