JPS63214460A - 通電転写記録式プリンタ - Google Patents

通電転写記録式プリンタ

Info

Publication number
JPS63214460A
JPS63214460A JP4784487A JP4784487A JPS63214460A JP S63214460 A JPS63214460 A JP S63214460A JP 4784487 A JP4784487 A JP 4784487A JP 4784487 A JP4784487 A JP 4784487A JP S63214460 A JPS63214460 A JP S63214460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
ink ribbon
ink
heat
ribbon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4784487A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadayoshi Ono
大野 忠義
Kazushi Nagato
一志 永戸
Tsutomu Kanai
努 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4784487A priority Critical patent/JPS63214460A/ja
Publication of JPS63214460A publication Critical patent/JPS63214460A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/325Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads by selective transfer of ink from ink carrier, e.g. from ink ribbon or sheet
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J31/00Ink ribbons; Renovating or testing ink ribbons

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分a> この発明は熱転写記録方式のプリンタ、特に通電熱転写
記録方式のプリンタに関する。
(従来の技術) 熱転写記録方式のプリンタは、ノンインパクト方式で騒
音がなく、また、信頼性、安定性にすぐれたプリンタと
して、オフィス用プリンタパーソナル用プリンタとして
、広く利用されている。
この熱転写記録方式のプリンタとしては、従来サーマル
ヘッドを用いて、サーマルヘッドの発熱素子で発生した
熱により、当接するインクリボンよりインクを記録紙に
転写、記録する方式のプリンタがあった。このプリンタ
は、構造が簡単で普通紙に記録できることから一般に広
く用いられている。しかし、このプリンタは一般に広く
用いられているPPC用紙やレターヘッド用紙として欧
米のオフィスで良く利用きれる゛メンF紙など、表面の
粗い紙に良好を印字が難かしいという問題点があった。
これに対して種々の方式が提案されているが、ざンド祇
にも良好な印字ができる通電転写記録方式のプリンタが
発表されている(IBM・Journal of Re
5earch and Develop ment、 
volume29 、 No 5 、 Septemb
er 19135 )oこのプリンタの記録原理を第4
図に示す。
ポリカーボネイトに導電性カーボンパウダーを高濃度に
分散させた抵抗性支持体1上に、A7の導file 2
 、熱可塑性インク層3が順次積層された抵抗性インク
リボン濾と記録紙5をインク層3を介して重ね合せ、支
持体1に当接している記録電極6に記録電極駆動回路7
の働きにより通電し、支持体1の記録電極下の領域8に
生ずるジュール熱によりインクを軟化させ、記録紙5に
転写する。
領域8を通過した記録電流は、導電層2を通り、支持体
1を通って接地された帰路電極に流れる(矢印で示す)
。帰路電極9下の支持体1に於ては、記録電極6の接触
面積と比べて、帰路電極9のそれが格段に広いため、電
流密度が低下し、インクを軟化させるほどの熱が発生し
ない。このプリンタでは、従来のサーマルヘッドを用い
た方式に使用されているインクより軟化、溶融時に凝集
力の強い高分子量の樹脂を主成分とするインクを用いて
いる。このため、軟化又は溶融状態にするには、従来の
インクより大きい記録エネルギーを必要とする。このプ
リンタで表面の粗い紙、すなわち、転写すべきインクが
全て紙に付着していなくても転写できる理由は次の様に
理解される。通電により転写すべき領域のインクが軟化
又は溶融している間にインクリボンと記録紙を剥離する
インク層内では、転写すべき領域の軟化又は溶融領域と
、非転写領域の固体領域に明確に区分されているため、
剥離に伴なうインク層内の分離は歪の集中する〜この真
領域の境界面に沿って容易に起こる。また、記録紙に付
着していないインク領域も、インクの強い凝集力によっ
て記録紙に付着しているインク領域に引張られ、インク
リボンより剥離されて記録紙に転写される。このように
転写すべき領域の全てのインクが記録紙に転写できる。
しかし、従来の通電転写方式のプリンタでは次のような
問題点があった。第5図は通電転写方式シリアルプリン
タの印字部分を梗式的に示したものである。4は抵抗性
インクリボン、10は複数の記録電極(図示せず)を持
つ記録ヘッド、9は帰路!!極である。インクリボンA
の長手方向に直角な方向(インクリボン幅方向)へのイ
ンク転写領域が少ない場合(例えば図中の“A″ )は
良いが、領域11のようにインクリボン幅方向にインク
転写領域が多くなるとインクリボンが破断するという問
題点があった。第5図の領域11のようなパターンはグ
ラフィックプリントでは良く生ずる。例えばパーチャー
トや円グラフの一部などである。このような問題点に対
して、ソリッドパターン転写の時、記録電極を1本置き
、あるいは2本置きに駆動して、インクリボン上には第
5図の領域11のようなパターンを生じないようにし、
この間引き駆動を記録紙の同じ場所に対して、複数回繰
り返す印字方法が実施されている。しかし、この方法で
は、記録時間が2倍あるいは3倍となり、また、インク
リボン使用量も2倍あるいは3倍になるという欠点があ
った。また、第6図に示すように溝部12の形成と共に
記録電極6と帰路電極9の間の電流径路となる導電層2
が溝部12で切断さ゛れるため、記録電流径路の電気抵
抗値が着るしく大きくなり(記録電流は切断されていな
い両端部の導電層を流れる)、記録電流が著るしく小さ
くなる。このため、インク転写量の減少による濃度変化
あるいは、インクの軟化あるいは溶融を生ぜず、記録不
能に至る場合もある。
(発明が解決しようとする問題点) このように、従来の通電転写記録方式では記録パターン
によってはインクリボンの切断、記録濃度変化、あるい
は、記録不能という不良事態が発生していた。
そこで、この発明は、どのような記録パターンであって
も、インクリボンが切断する等のことがなく、良好な記
録が実現し得る通電転写式プリンタを提供することを目
的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) この発明は、通電転写式プリンタにおいて、抵抗性イン
クIJ gンが、複数の記録電極から構成される記録電
極列の長さの2倍以上の幅を持つことを特徴とする。
(作用) この発明の詳細な説明に先立ち、この発明が生まれた過
程について説明する。先に述べたインクIJ d、”ン
切断が次の様な原因によって生ずることを見出した。
通電転写記録方式ではインクリボンのインクキャリアで
ある抵抗性支持体でインクの軟化又は溶融に必要な熱を
発生させるため、その時に発生する熱で抵抗性支持体の
温度は200〜300°Cに達する。無滴抵抗性支持体
が、カーボンなどの導電性微粒子を分散させた樹脂フィ
ルムのように支持体が不均一相である時は、さらに高温
の微小部分も存在する。一方、抵抗性支持体の主成分で
ある有機樹脂材料の熱変形温度は上記の温度より低い(
例えば、ポリカーボネイトの熱変形温度は、130〜1
40°C,ポリエチレンテレフタレートは〜150’C
である)。このため、第5図の領域11のようなインク
転写を行なう時には、第6図に示すように、インクリボ
ン4の抵抗性支持体1の通電部分は、その熱変形温度以
上にある時、インクリボン搬送駆動のためにインクリボ
ン4に掛かっている張力T(矢印方向)のため、幅方向
に長い支持体1の伸びによる溝部12を生ずる。
この溝部12はこの部分の温度が熱変形温度以下にある
間は、張力Tの働きにより変形、すなわち伸びを続けて
、溝部12の厚みは薄くなる。このため、支持体1の機
械的強度が著るしく劣化し、インクリボン4の破断を生
ずる。しかし、支持体1の通電部分の温度が熱変形温度
以下、例えば常温では未通電部分と比べて若干の機械的
強度の劣化は生ずるものの、なお、十分な機械的強度を
維持しており、インクリボン搬送駆動のための張力に対
しても問題のないことが発明者等の実験によって明らか
になった。
すなわち、通電転写記録方式でのインクリボンの破断は
、通電部分がインクリボン(またはインクリボンの支持
体)の幅方向の大部分に連続領域として形成され、その
部分の温度がインクリボンの支持体の熱変形温度以上と
なり、その温度以上にある間に高温部分に張力がかかり
、その部分に変形が生じた時に生ずることを見い出した
このような知見に基づいて、この発明はなされたもので
ある。
すなわち抵抗性インクリボンの幅を少くとも記R?li
横列の長さの2倍以上の長さとすることにより、全電極
に同時に通電した場合でも、インクリボン搬送のための
張力に対して、インクリボン機能を失なわないための機
械的強度を得ることができる。また、機構上の精度のバ
ラツキを吸収して、有効印字幅を保証するためにインク
リボンの幅両端部に必要な)び部分”の一方を共用する
ことができる。
(実施例) 次に図面を以ってこの発明の実施例を詳細に説明する。
第2図はこの発明になる通電転写記録式プリンタの一実
施例を示したものである。13は記録ヘッドで、電極密
度10/Imで40本の記録電極(図示せず)が抵抗性
インクリボン14の幅方向に一列に設けられ記録電極列
を形成している。
抵抗性インクリボン14・は第4.5図に示したインク
リボン4と同じ構造で、その幅は12a+で、記録電極
列の長さ4fiの2.5倍となっている。
15は回転可能なローラ状帰路電極、16はその対ロー
ラである。17はインクリボンカートリッジである。イ
ンクリボン供給リール18に巻かれているインクリボン
14は記録ヘッド13、帰路電極15を経由してインク
リボン巻き取りリール19に巻き取られる。インクリボ
ン供給リール18、インクリボン巻き取りリール19は
共に、インクリボン巻き取り側のリール位置に対応して
、設けられているインクリボン巻き取りの駆動力を伝達
する凸起部(図示せず)が挿入できる構造となっており
、また、凸起部の溝と係合する溝(図示せず)が設けら
れている。20は、記録ヘッド13、帰路電極15、対
ロー・う16、インクリボンカセット17を載せて、往
復動するキャリッジである。
21は記録紙、22は回動可能なプラテンローラ、23
はキャリッジ駆動用モータ、24はプラテンローラ22
駆動用モータである。次にこのプリンタの動作の説明を
する。記録原理については既に第4図に用いて説明しで
あるので省略する。印字スタート信号に応じて、キャリ
ッジ20はホームポジション(プリンタの左端部)より
右1方向に移動する。所定位置で退避位置にあった記録
ヘッド13を記録ヘッド付勢手段(図示せず)の働きに
よりインクリボン14、記録紙21を介して、プラテン
22に当接させる。所定の速さでキャリッジを右方(矢
印入方向)へ移動させつつ、記録信号に応じて、記録ヘ
ッド13の記録電極に選択的に通電して、先に述べたよ
うにインクリボン14の通11L領域を発熱させ、イン
クを記録紙21に転写していく。このようにしτ′右端
σ)所定位置まで、記録を行ない一行分の記録が終了す
る。この間、インクリボン14は、キャリッジの#Jき
に同期して、インクリボン供給リール18J:り繰り出
され、インクリボン巻き取りリール19に巻き取られる
その後、記録−・ラド13は記録−・ツF付勢手段の働
きにより、記録ヘッド13、インクリボン14゜記録紙
21、プラテン22による圧接状態を解除して、退避位
置に移動する。記録ヘッド退避後、キャリッジはホーム
ポジション方向(矢印B方向)に移動して、ホームボジ
シ雪ン位骸に戻る。この間に、プラテンローラ22は回
動して、記録21を一行分の長さ、キャリッジ走査方向
の垂直方向に送る。このような一連の動作を繰り返すこ
とにより、所定の記録を行なう。
インクリボンカセット17に収納されているインクリダ
ン14が使用され、インクリボン供、姶リール18から
のインクリボン供給ができなくなったならば、このプリ
ンタではインクリボンカセット17の上下をひつくり返
して再び、キャリッジ20にセットする。すなわち、イ
ンクリボンを巻き取っていたインクリボン巻き取りリー
ルをインクリボン供給リールとして、インクリボンを供
給していたインクリボン供給リールをインクリボン巻き
取りリールとして、使用する。このようにして、このプ
リンタでは収納するインクリボンの長さの2倍の長さの
記録を行なうことができる。
第2図を用いてこの発明の更に詳細な説明を行なう。記
録ヘッド13に設けられている40本の記録電極からな
る記録電極列25はインクリボン14の略下半分に当接
している。従がうて通電されるインクリボン領域は下半
分となる。例えば図に示したような従来は、インクリボ
ンの破断を生じやすい(全部黒のソリッドパターン)パ
ターンを記録した場合、インクリボン14の通電された
領域26のインクリボン幅方向に占める最大の長さでも
、インクリボンの全幅の半分以下となるため、木通直部
分の上半分の機械的強度によってインクリボンの破断は
生じない。また、既に上半分(現在、記録に使用してい
ない領域)に通電部分27がある場合でも、通電部分2
7の温度は常温となっているため、先に述べたように上
半分に通電部分がない場合に比べて、インクリボンの機
械的強度は下るものの、インクリボン駆動のための張力
に対して、十分な機械的強度を維持できる。
記録ヘッド13の記録電極列25に当接するインクリボ
ン領域に対応して当接する帰路電極15の部分には針状
凸起28が設けられている。これは、この凸起によりて
インクリボン14の導電層(図示せず)に直接、帰路電
極に接触するためである。抵抗性支持体を経由せずに記
録電流は、帰路電極に流れるため、この部分の抵抗によ
る損失を防ぐことができる。この凸起は図に示すように
記録電極列25の長さに対応して設けられるのが良い。
インクリボンの全幅に対して設けられた場合、2回目の
インクリボン使用時に、記録電極列は凸起によって凹凸
の生じた抵抗性支持体面に当接することになり、記録電
極と抵抗性支持体の接触不良による記録異状を生ずる恐
れがある。また、凸起形成面は、インクリボン支持の役
割を果している上半分の面と同一面とすることにより、
インクリボンに歪みを与えず、確実な支持をすることが
できる。帰路電極形状としては第3図(a)に示すよう
に、第1図に示した帰路電極の凸起のないもの、あるい
は第3図(b)に示すように、インクリボン幅の半分以
下の長さを持つ表面に凸起を形成した形状であっても、
この発明になるプリンタの性能を損なうものではない。
上記実施例によれば、記録パターンによらず、インクI
J &ンの切断も生ぜず、良好な記録が達成される。こ
れらのインクリボンは、記録部分のインク層がほぼ完全
に転写してしまうため、一般にインクリボンが1回しか
使用できないという問題があった。
この間融に対して、抵抗性支持体上に微細多孔性の樹脂
成分相とその微細孔中に充填された熱溶融性固体インク
とからなる転写層を設けたインクIJ &ンが提案され
ている(特開昭58−215395)。
この構成のインクリボン6では、1対の記録電極7.8
の間の抵抗性支持体9が発熱するため、画点のニジミが
生ずるあるいは転写層10が厚くなることにより、記録
速度が遅くなるという問題点があった。
また、高い濃度を得るために通電々流を大きくすると、
転写層自体が転写され、繰り返し使用できなくなるとい
う問題点もあった。
そこで、以下の実施例では、上記間象点をも除去したイ
ンクリボンに2いて説明する。
この実施例でのインクリボンは、抵抗性支持体とその上
に形成された導電層と導電層の上に繰り返し使用可能な
熱により感応する多孔性インク層を設けた通電転写記録
用インクリボンにより解決を図るものである。多孔性イ
ンク層が耐熱性樹脂と、熱により溶融、軟化あるいは昇
華などを生ずる熱感応性色材とのマトリクスよりなるこ
とを特徴としており、さらに両者の耐熱温度の関係を耐
熱樹脂の耐熱温度が熱感応性色材の溶融温度、軟化温度
あるいは昇華温度などの熱感応温度より高くすることに
よりよりすぐれた繰り返し使用特性を実現するものであ
る。また、多孔性インク層の構成を無機顔料と結合材か
らなる多孔質形成体とそれに含まれる熱感応性色材より
なる構成としても良い。
ここで、抵抗性支持体と多孔性インク層の間に導電層を
介在させることにより、通電(インク転写)領域に電流
を集中、すなわち、熱を集中して発生させることができ
る。またインク層を多孔性インク層とすることにより、
1回の使用でインク層のインクが全てなくなることがな
い。さらに多孔質形成体の耐熱温度を熱感応性色材の熱
感応温度より高く設計することにより常に色材のみが転
写される。さらに色材は転写されても、多孔質形成体は
安定して抵抗性支持体上に残るため、インクIJ ff
ンの機械的強度が劣化することがない。
次に図面を以ってこの実施例に係るインクリボンを詳細
に説明する。第7図にこの発明になるインクリボンの基
本構成を示す111は抵抗性支持体である。抵抗性支持
体は導電性材料と支持体材料よりなる。導電性材料とし
ては、カーメングラフいは導電性ポリマーなどが使用で
きる。支持体材料としては、ポリカーボネイト、ポリエ
チレンテレフタレートなどのポリエステル樹脂、ポリイ
ミド樹脂、セロファンなどのセルロース系樹脂、などの
耐熱性樹脂が使用できる。抵抗性支持体は導電性材料を
支持体材料に均一に分散させたものを使用できる。ある
いは、抵抗性支持体の厚み方向に導電異方性を持つ構造
のものも使用できる。抵抗性支持体111の厚みは3μ
〜50μの範囲が良く、特に20μ以下の厚みが好適に
使用できる。
抵抗性支持体の抵抗値は100〜1000Ω/口の範囲
が良く、特に700Ω/ロ以下が良い。抵抗値が高いと
、必要な記録電流を流すために記録電極に印加される電
圧が高くなり、記録電極の寿命を縮めたり、画質を劣化
させる放電の起こる確率が高くなるからである。112
は導電層である。導電層材料としては、アルミニ、ラム
、沃代銅などの金属が使用できる。導電層112はこれ
らの金属を蒸着・スパッターなどの薄膜形成技術により
、抵抗性支り層である。多孔性インク層113は、多孔
性の非転写性樹脂層と、熱感応性インクよりなる。多孔
性樹脂層形成材料としてブチラール樹脂ナイロン樹脂、
ケリ塩化ビニール樹脂・塩化ビニール/酢酸ビニール共
重合樹脂などあビニール樹脂、ポリ、エチレンテレフタ
レートなどのポリエステル樹脂、ポリメタアクリル酸エ
ステルなどのアクリル酸エステル樹脂、アセタール樹脂
、ポリカーボネイト樹脂、酢酸セルロースなどのセルロ
ース系樹脂などが使用できる。また、特開昭59−19
0896に示されるように、カーボングラファイトと結
合剤を用いてもよい。多孔性樹脂層形成材料は使用され
る熱感応性インクの熱感応温度より高い耐熱温度を持つ
必要がある。この性質はこの発明の重要な点で、多孔性
樹脂層形成材料の耐熱温度を熱感応性インクの熱感応温
度より高くすることにより、繰り返しの使用に対してイ
ンクのみを記録紙に転写することが可能となる。多孔性
樹脂層形成材料の耐熱温度と熱感応性インクの熱感応温
度との差は30.、’C以上あることが望ましい。
熱は抵抗性支持体1側より流入するため、多孔性インク
層113の厚み方向に温度差を生じ、この温度差以下で
は、記録紙に接りする側のインクが溶−ける温度になっ
た時、抵抗性支持体11側の多孔性樹脂層形成材料の耐
熱温度以上になる恐れがある。熱感応性インクは熱溶融
性インクあるいは熱昇華性インクを利用することができ
る。熱溶融性インクはカーメンブラックなどの顔料、染
料などの色材と熱溶融性あるいは熱軟化性のバインダよ
りなる。熱溶融性あるいは熱軟化性バインダとしては、
エチレン/酢酸ビニル共重合樹脂などの脂肪族系エステ
ル樹脂、低分子量ポリエチレンなどのMu族系樹脂、ポ
リステ・アリン酸ビニル、石油樹脂、塩化ゴム、ビニル
トルエン/アクリル共重合樹脂、エチレンビニルアセテ
ートなどの樹脂類、カルナバワックス、モンタンマイク
ロワックス、パラフィンワックス、酸化ワックス、エス
テルワックスなどの固形ワックス類、芳香族カルボン酸
などが利用できる。熱昇華性インクは、熱昇華性色材と
バインダよりなる。熱昇華性色材としては、モノアゾ系
、アントラキノン系、ニトロジフェニルアミン系などの
分散染料で熱昇華性を有する染料などを利用することが
できる。バインダーとしては澱粉、エチルセルロース、
ポリビニルアルコールなどの水溶性バインダー、ま麩は
ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル系樹脂、エチルセルロー
スなどのセルロース系樹脂などの有機溶剤可溶性バイン
ダーなどを利用することができる。多孔性インク層11
3は前記カーボングラファイトと結合剤および前記熱溶
融性インクを混合し、よく分散したものを前記抵抗性支
持体上に設けられた導電層上に塗布乾燥させて形成する
ことができる。また、多孔性樹脂層形成材料に発泡剤を
混入して抵抗性支持体上で発泡せしめて多孔質構造を形
成し、前記熱感応性インクを含浸させて多孔性インク層
を形成しても良い。あるいは、食塩、デンプンなど水溶
性粉末を前記多孔性樹脂層形成材料と混入し、抵抗性支
持体上に塗布、乾燥させた後、水などの溶出させて多孔
質構造を形成し、前記熱感応性インクを含浸させて、多
孔性インク層を形成しても良い。発泡剤と、水溶性粉末
の両方を用いて、多孔質構造を形成できるのは勿論であ
る。多孔性インク層の厚みは3μ〜20μが良い。3μ
以下では、繰り返り使用回数が数回と少なすぎ、20μ
より厚いと熱容量が大きすぎて、記録感度が低下する。
あるいは、解像度が低下する。熱感応性インクの熱溶融
または熱軟化温度、あるいは熱昇華温度は40〜100
’Cが望ましい。40°C以下では、保存性あるいは支
持体へのインク裏移りなどの問題が生じ、100°C以
上では、記録感度が悪くなり実用性がなくなる。
次にこの実施例のインクリボンの実験例をあげて説明す
る。
実験例1 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合樹脂    40重量部
マイクロクリスタリンワックス    20 l鉱  
              油     10 lカ
ーボングラファイト   81 メチルエテルケトン 2001 ト       ル       エ      ン 
    100   #以上をボールミルで分散混合後
、カーボングラファイトを分散させた16μのポリカー
ボネイトフィルムに蒸着により0.1μのアルミニウム
の導電層を設けた上に塗布し、乾燥させ、10μの多孔
性インク層を形成した。
実験例2 オイ ルブラ ッ り         10重量部カ
ルナバワックス       30 Iカーざングラ7
アイト         10 l溶        
   剤          200  7以上をボー
ルミルで分散、混合して塗液を得た。
実験例1で用いたと同じ抵抗性支持体上に設けたアルミ
ニニウム導m層上に、アクリル樹脂を溶カした塗液を塗
布、乾燥させて約3μの中間層を形成した。この上にイ
ンク塗液を塗布し、乾燥させて10μの多孔性インク層
を形成した。この構造のインクリボンでは、カーボング
ラファイトが中間層によって結合され、多孔性構造を形
成する。
実験例3 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合樹脂    15重量部
食                塩     40
重量部pSp’−オキシービス(ベンゼンスルホちルヒ
ドラジド)21メチルエチルケトン  50 N ヘ      プ      タ       ン  
     40 1以上をボールミルで十分に混合分散
して得た塗液を、実験例1で用いた抵抗性支持体上のア
ルミニニウム導t、II上に塗布し、加熱して順次溶剤
を蒸発させ、さらに発泡剤を分解させ、分解ガスを放出
させて多孔性樹脂層を得た。さらに水でリンスして、食
塩を溶出させ、水分を除去することにより厚さ10μ、
耐熱温度130°Cの多孔性樹脂層を得た。この多孔性
樹脂層に下記の熱溶融性インク組成物を塗布、含浸、乾
燥させた。
エチレンビニルアセテ−)    10 mW mカー
ボングラファイト   2I ト    ル    オ    −    ル    
  40  lこの熱溶融性インクの溶融温度は約’y
o’cであった。次に、この実施例になるインクリボン
を用いた通電転写式プリンタについて説明する。第8図
には一実施例であるシリアルプリンタの例を示しである
。114は記録ヘッドで24本の記録電極(図示せず)
設けられている。記録ヘッド114は記録ヘッドで24
本の記録電極(図示せず)設けられている。記録へラド
114は記録ヘッド付勢手段であるバネ(図示せず)に
より記録時には、プラテン115に付勢され、非記録時
にはプラテン115より離される。116は帰路電極で
ある金fig−ラで記録ヘッド2の記録電極よりインク
リボン117の抵抗性支持体(図示せず)に広い面積で
接りしている。118はインクリボンカセットである。
インクリボンカセット118には、この実施例の特徴に
なるインクリボン117がニレドレスに収納されている
。このインクリボン117の幅は、記録電極の幅の倍と
なっている。インクリボン117は、インクリボンカセ
ット118より引き出され、記録へラド114、帰路電
極116を通ってインクリボンカセット118に巻き取
られ、再び繰り返し使用される。119はキャリッジで
記録ヘッド114帰路電極116、インクリボンカセッ
ト118を搭載している。キャリッジ119はキャリッ
ジ駆動ベルト120ヲ介して、中ヤリフジ駆動用モータ
121でプラテン115に沿りてキャリッジガイド12
2の支持により、左右に移動する。123はプラテン駆
動用モータでタイミングベルト124を介してプラテン
105を回動させる。125は記録紙である。このプリ
ンタの記録原理を第9図を用いて説明する。126はイ
ンクリボンで、抵抗性支持体127、アルミニウム導電
層128、多孔性インク層129からなる。
130は記録ヘッド(図示せず)の記録電極であり、記
録時には図に示すように抵抗性支持体に当接している。
131は接地された帰路電極で抵抗性支持体に、記録電
極130より広い面積で接りしている。
また帰路電極131は、フォローローラ132と共働し
て、キャリッジ119の移動に従って、インクリボン1
26を搬送する。記録信号に従って記録電極130に給
電されると、記録電流は矢印で示す。抵−抗性支持体−
アルミニウム導電層、抵抗性支持体そして帰路電極の径
路で流れる。この時、記録電極130下の抵抗性支持体
では電流が集中して、その直下の多孔性インク層の熱感
応性インクを溶融軟化あるいは昇華させるに十分なジュ
ール熱が発生する(斜線部)。この実施例になるインク
リボンでは、記録電流が記録電極130下の導電層に流
れこむため第10図に示した場合に比較して、記録電極
下の抵抗性支持体での電流集中が良い。このため、通電
領域に対応した多孔性インク層のインクにのみ熱が伝達
され、熱効率の良い、ニジミのない鮮明な画点が得られ
る。斜線部で発生した熱は、隣接する多孔性インク層を
加熱し、その部分(人で示す)のインクを溶融・軟化あ
るいは昇華する。ここで多孔性インク層の多孔性樹脂層
133の耐熱温度はインクの熱感応温度よりも高いので
、インクのみが記録紙125に付着する。しかし、加熱
された領域の多孔性インク層には連結する孔を通してイ
ンクが補充され、その部分のインクの全てがなくなるこ
とはない(Bで示す)。記録電極の移動(矢印C方向)
に伴なって、インクリボン126と記録紙125は剥離
され、インクは転写され、画点134を形成する。
第8図に示したプリンタ動作について説明する。
スタート信号に従って、ホームポジションにあったキャ
リッジ119は右方向に移動し、印字開始位置にくると
記録へラド114はインクリボン117記録紙125を
介してプラテン105に付勢される。記録信号に従って
、通電転写記録を行ない、キャリッジ119がプラテン
115の右端に位置する印字終了位置に来た時、印字を
やめ、記録ヘッド114をプラテン115より離間させ
る。この後キャリッジは停止し、キャリッジ駆動用モー
タ121を逆転させて、キャリッジをホームlダシ冒ン
に復動する。この間にプラテン駆動用モータ123の働
きによりプラテン115を1行分移動させる。これら一
連の動作を繰り返すことにより記録が行なわれる。この
ようにして先に実施例で示した3種類のインクリボンを
テストしたところ、10〜15回の繰り返し使用が可能
であった。
また、階調信号に応じた記録電流を通電したところ、滑
らかな階調記録が得られた。
実施例で示したインクリボンの熱感応性インクは熱溶融
性のものを示したが、熱昇華性のものでも同様の効果の
得られるのは勿論である0この実施例になるインクリボ
ンは上記実施例の効果に加え熱効率が良く鮮明な画点が
形成でき、かつ、繰り返し使用できる。また、記録エネ
ルギーに変動があっても、多孔性インク層が転写される
というエラーがなく、インクのみが転写され1安定性の
良い記録ができる。さらに、通電された領域においても
多孔性樹脂層が残り、補強材の役割をするので、繰り返
し使用しても抵抗性支持体の変形による導電層の破損が
なくなり、導電層の破損が繰り返し使用回数を制限する
ことを除いている。
〔発明の効果〕
この発明になる通電転写記録式プリンタにより、画点密
度の高いツリードパターン記録でも、−回の記録走査が
出来るので、文字、グラフィックプリントを同速で行な
うことができる。さらに従来のプリンタに比べて、グラ
フィックプリントの場合、記録時間の大幅な短縮、イン
クリボンの節約ができる。さらにインクリボン温度に関
係なくリサン搬送が可能であるので、従来より格段向上
した高速記録が可能である。さらに従来の2倍の長さの
記録を1つのリボンカセットで行なえるので、インクリ
ボンカセット(リボンを含む)のコストの低減に役立つ
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明になるプリンタの効果を説明するため
の図、第2図はこの発明になる一実施例のプリンタを示
した図、第3図はこの発明になるプリンタの帰路電極の
代表的形状を示した図、第4図は、通電転写記録式プリ
ンタの記録原理を示した図、第5図は従来装置での問題
点を説明するための図、第6図はこの発明のもとになっ
た知見を説明するための図、第7図はこの発明になるイ
ンクリボンの構成を示す図、第8図はこの発明になるイ
ンクリボンを使用するプリンタの一例を示す図、第9図
はこの発明になるインクリボンの記録原理を示す図、第
10図は従来の繰り返し使用可能な通電転写記録用イン
クリボンの構成と、問題点を説明するための図である。 1・・・抵抗性支持体、 2・・・導電層、3・・・イ
ンク層、4.14・・・インクリボン、6・・・記録電
極、    9.15・・・帰路電極、1O113・・
・記録ヘッド、 12・・・Ni 、17・・・インクリボンカセット、
25・・・記録電極列、 111.127・・・抵抗性支持体、 112.128・・・導電層、 113.129・・・多孔性インク層、125・・・記
録紙、 126・・・インクリボン、 130・・・記録電極、 131・・・帰路電極。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同      竹  花  喜久男 d 第1図 第2図 第3図 第10図 第4図 fハ 第5図 第6図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)抵抗性インクリボンの抵抗性支持体面に例に並ん
    だ複数の記録電極を当接させ、前記インクリボンと相対
    的に移動しつつ前記記録電極より記録信号に応じて通電
    して前記インクリボン内部にジュール熱を発生せしめ、
    この熱により前記インクリボンよりインクを記録紙に転
    写して記録を得る通電転写式プリンタにおいて、前記抵
    抗性インクリボンが、複数の記録電極から構成される記
    録電極列の長さの2倍以上の幅を持つことを特徴とする
    通電転写記録式プリンタ。
  2. (2)1回の記録に於て、抵抗性インクリボンの幅方向
    に略2等分した片側領域のみを使うことを特徴とする特
    許請求範囲第1項記載の通電転写記録式プリンタ。
  3. (3)抵抗性インクリボンがカセットに収納されており
    、前記インクリボンの幅方向に略2等分した片側領域の
    みを終端まで使用した後、カセットをひっくり返し、残
    りの片側領域を使用することを特徴とする特許請求範囲
    第1項記載の通電転写記録式プリンタ。
JP4784487A 1987-03-04 1987-03-04 通電転写記録式プリンタ Pending JPS63214460A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4784487A JPS63214460A (ja) 1987-03-04 1987-03-04 通電転写記録式プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4784487A JPS63214460A (ja) 1987-03-04 1987-03-04 通電転写記録式プリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63214460A true JPS63214460A (ja) 1988-09-07

Family

ID=12786676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4784487A Pending JPS63214460A (ja) 1987-03-04 1987-03-04 通電転写記録式プリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63214460A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6444140U (ja) * 1987-09-14 1989-03-16

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6444140U (ja) * 1987-09-14 1989-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4897669A (en) Thermal transfer recording media
JPS5940637B2 (ja) 熱記録媒体
JPS59229381A (ja) サ−マルプリンタ
JPS63214460A (ja) 通電転写記録式プリンタ
US5005993A (en) Electrothermal printer with a resistive ink ribbon and differing resistance current return paths
EP0203714B1 (en) Resistive ribbon system for a colour printer
US4710782A (en) Current-applying thermal transfer film
US5885929A (en) Reusable donor layer containing dye wells for thermal printing
JPS63283971A (ja) 感熱転写体用カ−トリッジ
JPH0249918B2 (ja)
EP0168616B1 (en) Apparatus and method for multicolour printing by means of a thermal ink ribbon
JP2892239B2 (ja) 熱転写プリンタ、リボンカセットおよび熱転写シート
JPS60189489A (ja) 感熱転写材
JP3142178B2 (ja) 熱溶融転写用インクリボン
JPH01154787A (ja) 通電記録用支持体
JP2911907B2 (ja) 昇華型熱転写記録媒体
JPH01228893A (ja) 通電転写記録用インクリボン
JPH115364A (ja) ノンインパクト記録方法
JPS61295092A (ja) 感熱転写記録方法
JPH0267191A (ja) 昇華型熱転写媒体
JPH0516527A (ja) 多数回印字方法
JPH02274593A (ja) 熱転写受像紙
JPH02227292A (ja) 昇華型熱転写記録媒体
JPS61295077A (ja) 感熱転写記録方法
JPH02279377A (ja) 通電熱転写用インクリボン