JPS63214370A - 塗装方法およびその装置 - Google Patents

塗装方法およびその装置

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JPS63214370A
JPS63214370A JP4803887A JP4803887A JPS63214370A JP S63214370 A JPS63214370 A JP S63214370A JP 4803887 A JP4803887 A JP 4803887A JP 4803887 A JP4803887 A JP 4803887A JP S63214370 A JPS63214370 A JP S63214370A
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painting
coating
guns
paint
painted
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JP4803887A
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Junichi Murayama
淳一 村山
Tadashi Takeo
竹尾 正
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B13/00Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00
    • B05B13/02Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work
    • B05B13/04Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work the spray heads being moved during spraying operation
    • B05B13/0447Installation or apparatus for applying liquid or other fluent material to conveyed separate articles
    • B05B13/0452Installation or apparatus for applying liquid or other fluent material to conveyed separate articles the conveyed articles being vehicle bodies
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B05B13/00Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00
    • B05B13/02Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work
    • B05B13/0292Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work devices for holding several workpieces to be sprayed in a spaced relationship, e.g. vehicle doors spacers

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 、  [産業上の利用分野] 本発明は塗装方法およびその装置に関し、一層詳細には
、例えば、自動車を構成する車体を所定速度で搬送しな
がら塗装を行う際に、特に、上部に配設された塗装機構
を前記車体の搬送力、  向に進退させながら複数基の
塗装ガンを車体の塗装面形状に対応して回動並びに昇降
させるよう構成し、これによって前記車体の全面に亘り
、  良好な塗装作業を行うと共に、塗装工程の一層の
効率化を達成することを可能にした塗装方法およびその
装置に関する。
[従来の技術] 近年、自動車産業においては、極めて自動化されたライ
ン生産工程により製品としての自動車を効率的に大量生
産している。この大量生産の要請に沿うために、夫々の
部品を組み付ける組付装置、部品を所定の作業位置に順
次搬送する搬送装置と共に、部品、例えば、自動車用車
体を塗装する塗装装置等も相当に自動化されるに至って
いる。
そこで、従来から、自動車用車体を自動的に塗装するた
めに種々の方法が採用されており、例えば、特公昭第5
9−21670号にその技術的思想が開示されている。
これを第1図に示す。
すなわち、第1図において、参照符号2は従来技術に係
る塗装方法を実施するための塗装装置を示す。前記塗装
装置セは門型フレーム4を含み、この門型フレーム4の
両側壁部には夫々側部塗装機構6a、6bを設けると共
に、前記門型フレーム4の土壁部に上部塗装機構8が装
着されている。前記側部塗装機構6a、6bは塗装ガン
10a、10bを含み、前記塗装ガン10a110bは
鉛直方向に延在するスライダ12a、12bに固着され
ており、前記スライダ12a、12bはモータ14a、
14bに係合するクランク16a、16bを介して昇降
自在に構成されている。一方、上部塗装機構8は塗装ガ
ン18a、18bを含み、前記塗装ガン18a、18b
は水平方向に延在するスライダ20に固着されると共に
、このスライダ20はモータ22に係合するクランク2
4を介して水平方向に進退自在に構成されている。
このように構成される塗装装置2において、門型フレー
ム4の内方に搬送装置26を介して車体28が所定速度
で搬送されてくる。そして、車体28が塗装装置2の塗
装作業位置に至ると、側部塗装機構6a、6bおよび上
部塗装機構8が駆動され、夫々の塗装ガン10a、10
bおよび18a、18bから前記搬送されてくる車体2
8の両側部並びにルーフの塗装を行う。その際、モータ
14a、14bの駆動作用下にクランク16a、16b
を介してスライダ12a、12bを昇降させ、車体28
の側部形状に対応して塗装ガン10a、10bを移動さ
せると共に、夫々の塗装ガン10a。
10bから射出される塗料の量を調整することによりこ
の車体28の側部塗装作業を行っている。
一方、モータ22の駆動作用下にクランク24を介して
スライダ20を矢印方向に変位させることにより、塗装
ガフ18a、18bを介して車体28のルーフの塗装作
業を遂行している。
然しなから、前記の従来技術では、搬送装置26を介し
て搬送されて(る車体28の塗装面全面に亘り塗装を施
すことが出来ない。
すなわち、前述した上部塗装機構8では、車体28のボ
ンネット並びにトランクカバーの塗装を行うべく夫々の
塗装ガン18a、18bを昇降自在に構成したとしても
、前記塗装ガン18a、18bを車体28の屈曲乃至湾
曲形状に沿って正確に変位させることは極めて困難とな
ってしまう。
この結果、車体28の屈曲部乃至湾曲部では均一な塗装
を達成することが不可能となり、特に、ボンネットの前
面部およびトランクカバーの後面側を塗装することが出
来ないという不都合が露呈する。結局、塗装装置2を介
して車体28の塗装を行って後、例えば、人手により前
記車体28の不十分な被塗装部分を塗装しなければなら
ず、作業者に負担を強いると共に、塗装工程の効率化が
達成されないという欠点が指摘される。
さらに、塗装の遂行を効率的に行おうとすれば、搬送装
置26を介して車体28を比較的高速且つ連続して搬送
する必要があり、このように高速で搬送される前記車体
28の前部、上部および後部塗装面に上部塗装機構8を
介して均一な塗装面を迅速に形成することは実質的に不
可能であるという欠点を露呈している。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、搬送機構を介して自動車用車体を所定速度で搬
送しながら昇降自在な側部塗装機構で前記車体の側部塗
装面を塗装し、一方、上部塗装機構を前記車体の搬送方
向に進退させると共に、回動並びに昇降させて前記車体
の前部、上部および後部塗装面に略直角に指向させ且つ
所定距離離間させて塗装を施すよう構成することにより
、前記車体の全塗装面に亘り精度に優れた塗装を行うこ
とを可能とし、しかも、車体を比較的高速度で連続的に
搬送して塗装工程を一挙に効率よく遂行することを可能
にした塗装方法およびその装置を提供することを目的と
する。
[問題点を解決するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は搬送機構を介し
て所定速度で搬送されてくる被塗装物を塗装する塗装方
法であって、第1の塗料射出手段を前記搬送されてくる
被塗装物の側部塗装面に対し略直角に指向させ且つ所定
距離離間させた状態で塗料を射出し、一方、第2の塗料
射出手段を前記被塗装物の塗装面に略直角に指向させ、
次いで、前記第2塗料射出手段を回動および/または昇
降させると共に被塗装物の搬送方向に移動させて前記被
塗装物の塗装面に対して所定距離離間させながら塗料を
射出し、これによって被塗装物の前部、上部および後部
に塗装を行うことを特徴とする。
さらにまた、本発明は搬送機構を介して所定速度で搬送
されてくる被塗装物を側部塗装機構と上部塗装機構とを
介して塗装する塗装装置であって、上部塗装機構を前記
被塗装物の搬送方向に進退自在に構成すると共に、前記
上部塗装機構に回動並びに昇降自在に塗料射出手段を装
着し、前記塗料射出手段を前記搬送されてくる被塗装物
の前部、上部および後部塗装面に対し略直角に指向させ
且つ所定距離離間させて塗装を行うよう構成することを
特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係る塗装方法についてこれを実施するた
めの装置との関連において好適な実施態様を挙げ、添付
の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第2図および第3図a乃至Cにおいて、参照符号30は
本発明に係る塗装装置を示す。この場合、前記塗装装置
30は右側部塗装機構32、左側部塗装機構34および
上部塗装機構36を含み、塗装ラインに沿って設けられ
た車体搬送機構38により搬送されてくる車体40は当
該塗装装置30によりその右側部42、左側部44、ボ
ンネット46、ルーフ48およびトランクカバー50の
全面に所定の塗装工程が施される。
右側部塗装機構32および左側部塗装機構34は基本的
には同一に構成されるものであり、前記左側部塗装機構
34について以下に概略的に説明し、前記右側部塗装機
構32の構成の説明は省略する。
すなわち、左側部塗装機構34は基台52を含み、前記
基台52が作業用床面上に配設される。基台52にケー
シング54が立設され、前記ケーシング54内に設けら
れる図示しないアクチュエータの作用下にガンアーム5
6が鉛直方向(矢印A、 D方向)並びに水平方向(矢
印E、F方向)に変位自在に構成される。ガンアーム5
6には塗装ガン58a乃至58dが所定距離離間した状
態で揺動可能に取着される。この場合、ガンアーム56
にはシリンダ57a乃至57dが揺動自在に係着されて
おり、夫々のシリンダ57a乃至57dから延在するピ
ストンロッド59a乃至59dに塗装ガン58a乃至5
8dの端部が係合している。
次いで、第2図に示すように、上部塗装機構36は車体
搬送機構38に平行に配設されるレール部60を含み、
前記レール部60を構成するレールブラケット62はレ
ール部60の一端部から他端部にかけて延在する。この
レールブラケット62の垂直な外側部にはラック部材6
4が前記レールブラケット62の長手方向に延在して配
設される。
そこで、レールブラケット62上に進退自在にケーシン
グ66が載設される。前記ケーシング66の下端部には
板体68が固着され、この板体68の下面−側部に係着
される側板70aに走行用モータ72が係着される。走
行用モータ72の回転軸72aの先端部にピニオン74
が軸着され、このピニオン74はレールブラケット62
に設けられた前記ラック部材64に噛合する。また、板
体68の下面他側部に固着される側板70bと前記側板
70aにレールブラケット62に係合して回転する車輪
部76a、76bが装着される。
一方、ケーシング66内には鉛直方向に延在するボール
螺子78が回動自在に支持され、このボール螺子78の
上端部はケーシング66の上面部に装着した昇降用モー
タ80の駆動軸に連結される。
ボール螺子78の周囲には4本のガイドロッド82a乃
至82dが平行に立設される。ここで、ボール螺子78
には支持板84が螺合しており、この支持板84は前記
ボール螺子78を昇降用モータ80の駆動作用下に回転
させることで上下動するように構成される。なお、前記
支持板84に前記ガイドロッド82a乃至82dが挿通
される。
支持板84の上面部には保持体86を介して旋回用モー
タ88が固着され、前記旋回用モータ88の回転軸88
aに歯車90が軸着される。保持体86は軸受部材92
を保持し、この軸受部材92に旋回軸94が軸支される
と共に、前記旋回軸94の一端部に前記歯車90に噛合
する歯車96が軸着される。
旋回軸94の他端部側はケーシング66より外部へ突出
し、その端部に旋回アーム98の一端部が固着される。
旋回アーム98の他端部側にはシフト手段としてのシフ
ト用シリンダ100が配設される。このシフト用シリン
ダ100のシリンダロッド102はスライドスリーブ1
04に係合すると共に、前記スライドスリーブ104に
水平ガンアーム106が係着する。水平ガンアーム10
6には所定間隔離間してガン支持バー108a乃至10
8Cの一端部が揺動自在に保持され、前記ガン支持バー
108a乃至108cの他端部に塗料射出手段としての
塗装ガン110a乃至110cが係着される。そして、
前記塗装ガン110a乃至110cは揺動手段112の
駆動作用下に一体的に揺動変位する。
前記揺動手段112は回転駆動源114を含み、前記回
転駆動源114は水平ガ・ンアーム106の一端部に係
着される保持体116に吊持されており、この回転駆動
源114の回転駆動軸118に円板120が軸着される
。前記円板120にはその回転中心から所定距離だけ離
間した位置にピン122を介してリンク124の一端が
係着され、前記リンク124の他端は短尺な第1の棒体
126に連結している。前記第1棒体126は水平ガン
アーム106に対し鉛直方向(矢印A、D方向)に摺動
自在な支持体128に嵌合保持されると共に、その端部
に長尺な第2の棒体130が係合する。この場合、前記
第2棒体130は連結ビン132a乃至132cを介し
て夫々のガン支持バー108a乃至108Cに回動自在
に係合している。
本発明に係る塗装方法を実施するための装置は基本的に
は以上のように構成されるものであり、次にその作用並
びに効果について説明する。
そこで、予め、上部塗装機構36に装着された塗装ガン
110a乃至110Cを車体40のボンネット46の前
面に指向した状態で配置すると共に、シフト用シリンダ
100の駆動作用下に矢印EまたはF方向に変位させて
前記塗装ガン110a乃至110Cを前記車体40に対
応して位置決めしてお(。一方、両側部塗装機構32.
34を構成するガンアーム56に設けられたシリンダ5
7a乃至57dを駆動して夫々のピストンロッド59a
乃至59dを所定方向に変位させる。すなわち、前記ピ
ストンロッド59a乃至59dに係合する塗装ガン58
a乃至58dを揺動変位させて前記車体40の両側部4
2.44の形状に対応して配置する。
そして、車体搬送機構38を介して車体40が当該塗装
装置30に搬送されてく−ると、第3図aに示すように
、両側部塗装機構32.34の塗装ガン58a乃至58
dから前記車体40の両側部42.44に指向して塗料
が噴射される。
次いで、車体40のボンネット46の前面が上部塗装機
構36の塗装ガン110a乃至110cに対し所定の距
離となった時点で前記塗装ガン110a乃至110cか
ら前記ボンネット46の前面に対し塗料の噴射が開始さ
れると共に、前記塗装ガン110a乃至110cを揺動
させる。
すなわち、回転駆動源114の駆動作用下に回転駆動軸
118を矢印方向に回転すると、この回転駆動軸118
に軸着される円板120が同様に矢印方向に回転する。
このため、前記円板120に植設されたピン122に連
結されるリンク124を介して第1棒体126および第
2棒体130が矢印EおよびF方向に進退変位する。従
って、前記第2棒体130に連結ピン132a乃至13
2Cを介して回動自在に係合するガン支持バー108a
乃至108cは水平ガンアーム106に係着される一端
部を中心にして揺動変位し、夫々の塗装ガン110a乃
至110cは、第2図中、二点鎖線で示すように、その
先端部を揺動するに至る。
さらに、昇降用モータ80を駆動してこれに連結される
ボール螺子78を回転すると、前記ボール螺子78に螺
合する支持板84を介して旋回アーム98が矢印り方向
に上昇する。このため、前記旋回アーム98に装着され
て矢印EおよびF方向に揺動変位する塗装ガン110a
乃至110cはボンネット46の前面形状に沿って上昇
するに至る。
その際、走行用モータ72の駆動作用下に回転軸72a
に軸着されるビニオン74を回転し、前記ピニオン74
に噛合するラック部材64を介してケーシング66をレ
ールブラケット62に沿って矢印C方向に所定速度で走
行させる。これによって、車体搬送機構38を介して矢
印C方向に搬送されてくる車体40のボンネット46の
前面に対し塗装ガン110a乃至110Cを所定の間隔
だけ離間させた状態で塗装を行うことが出来る。
ボンネット46の前面の塗装が終了すると、走行用モー
タ72の駆動を停止し、あるいは所定の回転速度に減速
すると共に、旋回用モータ88を駆動する。従って、前
記旋回用モータ88の回転軸88aに軸支された歯車9
0に噛合する歯車96を介して旋回アーム9日が旋回軸
94を中心に矢印B方向に回動する。この結果、前記旋
回アーム98に装着される塗装ガン110a乃至110
Cは車体40のボンネット46に垂直に指向することに
なる。そして、車体40が車体搬送機構38を介して矢
印C方向に所定速度で搬送されることにより夫々の塗装
ガン110a乃至110Cを介してボンネット46の塗
装が行われる。
前記ボンネット46の塗装が終了して後、昇降用モータ
80が駆動され、前記と同様に、旋回アーム98が矢印
り方向に変位し、車体40のルーフ48と塗装ガン11
0a乃至110cの間隔が所定の距離となった時点で前
記昇降用モータ80の駆動を停止する。そこで、前記塗
装ガン110a乃至110cを介して車体40のルーフ
48の塗装が開始される。
これを第3図すに示す。
なお、図から諒解されるように、両側部塗装機構32.
34による車体40の両側部42.44の塗装は略終了
している。この場合、前記両測部塗装機構32.34は
ガンアーム56を鉛直方向(矢印A、D方向)並びに水
平方向(矢印E、F方向)に変位させることにより、夫
々の塗装ガン58a乃至58dを両側部42.44の形
状に対応して移動させ、前記両側部42.44に均一な
塗装を施すものとする。
塗装ガン110a乃至110Cによりルーフ48の塗装
が終了すると、昇降用モータ80を駆動して旋回アーム
98を矢印A方向に変位させ、前記塗装ガン110a乃
至110Cとトランクカバー50との間隔が所定の距離
となる際に、前記昇降用モータ80の駆動を停止する。
従って、矢印C方向に搬送される車体40は前記塗装ガ
ン110a乃至110Cによりトランクカバー50の塗
装が行われることになる。
さらに、旋回用モータ88の駆動作用下に旋回アーム9
8を矢印B方向に回動させて塗装ガン110a乃至11
0Cをトランクカバー50の下部側に対し垂直となるよ
う位置決めすると共に、昇降用モータ80の駆動作用下
に前記旋回アーム98を矢印A方向に変位させる。その
際、第3図Cに示すように、前記塗装ガン110a乃至
110Cと前記トランクカバー50の下部との間隔を一
定に確保すべく走行用モータ72を駆動して上部塗装機
構36を矢印C方向に所定速度で移動させる。これによ
って、車体搬送機構38を介して矢印C方向に搬送され
る車体40にはその両側部42.44、ボンネット46
、ルーフ48およびトランクカバー50の全塗装面に対
し塗装作業が行われることになる。
この場合、本発明によれば、車体搬送機構38を介して
所定速度で搬送されてくる車体40に対し、均一で且つ
美観に優れた塗装を施すことが出来ると共に、塗装作業
中の車体40を比較的高速で連続的に搬送して塗装ライ
ン全体の効率化を達成することが可能となる。
すなわち、前述したように、車体40のボンネット46
の前面と上部塗装機構36の塗装ガン110a乃至11
0Cとが所定の距離に至った際に、前記塗装ガン110
a乃至110cを揺動手段112の作用下に揺動変位さ
せると共に、昇降用モータ80の駆動作用下に矢印り方
向に変位させる。その際、塗装ガン110a乃至110
cを装着したケーシング66を走行用モータ72の駆動
作用下に前記車体40の搬送方向(矢印C方向)に所定
の速度で移動させている。このため、前記車体40の搬
送を停止することなく夫々の塗装ガン110a乃至11
0cとボンネット46の前面との距離を所定の間隔で維
持した状態でこのボンネット46の前面に対し均一で効
果的な塗装を達成することが出来る。
一方、ボンネット46、ルーフ48並びにトランクカバ
ー50は車体40の搬送方向(矢印C方向)に延在して
いる。従って、塗装ガン110a乃至110cを旋回用
モータ88の駆動作用下に鉛直下方向に指向させると共
に、昇降用モータ80を介して矢印AまたはD方向に、
移動させるだけで前記ボンネット46、ルーフ48およ
びトランクカバー50の塗装作業が行われることになる
さらにまた、トランクカバー50の下部側はボンネット
46の前面と同様に鉛直方向に指向している。このため
、矢印C方向に搬送される車体40に追随して走行用モ
ータ72の駆動作用下にケーシング66を矢印C方向に
所定速度で変位させれば、塗装ガン110a乃至110
cと前記トランクカバー50の下部とを所定の間隔で離
間させながら前記下部の塗装を行うことが可能となる。
このように、矢印C方向に搬送される車体40において
、ボンネット46の前面およびトランクカバー50の下
部のように鉛直方向に対し傾斜する面部を塗装する際に
、前記車体40の搬送を停止することなく塗装ガン11
0a乃至110c自体を矢印C方向に移動させながら塗
装を行っている。
従って、車体搬送機構38を介して車体40を連続して
搬送することが出来、前記車体40の塗装作業を迅速に
遂行することが可能となる。特に、車体40を比較的高
速度で搬送する際にも塗装不良等を惹起することなく良
好な塗装作業を達成することが出来、塗装ライン全体を
一挙に効率化し得るという利点が挙げられる。
しかも、夫々の塗装ガン110a乃至110cを揺動手
段112を介して車体40の搬送方向(矢印C方向)に
直交する方向に揺動自在に構成するため。
前記車体40のボンネット46、ルーフ48並びにトラ
ンクカバー50の全面に亘りより一層均−で高精度な塗
装を施すことが可能となる。
さらにまた、本発明に係る塗装方法を実施するための塗
装装置の他の実施態様を第4図に示す。
この場合、第2の実施態様に係る塗装装置134は車体
搬送機構38の両側に設けられる第1の右側部塗装機構
32aと第1の左側部塗装機構34aとを含み、前記第
1右側部塗装機構32aの近傍に第1の上部塗装機構3
6aが配設される。
さらに、前記第1上部塗装機構36aに近接して第2の
上部塗装機構36bが配設され、この第2上部塗装機構
36bの端部側に第2の右側部塗装機構32bが固定さ
れると共に、前記第2右側部塗装機構32bに対向して
第2の左側部塗装機構34bが配置されている。なお、
第1の実施態様と同一の構成要素には同一の参照数字を
付してその詳細な説明は省略する。
このような構成において、車体搬送機構38を介して搬
送されてくる車体4(rはその両側部42.44を第1
右側部塗装機構32aと第1左側部塗装機構34aとに
より塗装され、一方、ボンネット46、ルーフ48およ
びトランクカバー50は第1上部塗装機構36aを介し
て塗装される。その際、第1右側部塗装機構32a、第
1左側部塗装機構34aおよび第1上部塗装機構36a
による塗装作業は前述した第1の実施態様に係る塗装装
置3゜と同様に行われるものである。
このようにして、塗装面全面に亘り第1の塗装工程を施
された車体40は車体搬送機構38を介してさらに第2
上部塗装機構36b側に搬送される。このため、車体4
0は第2上部塗装機構36b、第2右側部塗装機構32
bおよび第2左側部塗装機構34bを介して右側部42
、左側部44、ボンネット46、ルーフ48並びにトラ
ンクカバー50の全面に第2の塗装工程が行われるに至
る。
このように、第2の実施態様に係る塗装装置134では
、車体40の塗装面全面に2度に亘り塗装作業を施すた
め、より一層色むら等を防止して均−且つ平滑な塗装を
行うことが出来るという効果が得られる。
し発明の効果] 以上のように、本発明によれば、搬送機構を介して所定
の速度で搬送されてくる車体に対し塗装を行う際、上部
塗装ガンを前記車体の搬送方向に対し進退変位させてこ
の車体の前部、上部および後部塗装面に塗装を行ってい
る。このため、特に、車体の搬送方向前面および後面に
対応する部分を塗装する際、上部塗装ガンを前記車体の
搬送方向に変位させて前記塗装ガンと塗装部位との間隔
を一定に確保しながら塗装を行うことが出来る。従って
、車体の搬送を停止することなく前記車体を一挙に効率
的に塗装することが可能となり、特に、車体を高速度で
搬送する際に効果的に対応することが出来る。
さらに、上部塗装ガンを昇降並びに回動自在に構成する
と共に、車体の搬送方向に直交する方向に揺動自在に構
成するため、この車体の塗装面全体に対し均一な且つ美
観に優れた塗装を行うことが可能となるという利点も挙
げられる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術に係る塗装方法を実施するための塗装
装置の概略説明図、 第2図は本発明に係る塗装方法を実施するための塗装装
置の一部断面側面図、 第3図a乃至Cは第2図に示す塗装装置により車体の塗
装を行う際の説明を示す平面図、第4図は他の実施態様
に係る塗装装置を示す平面図である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)搬送機構を介して所定速度で搬送されてくる被塗
    装物を塗装する塗装方法であって、第1の塗料射出手段
    を前記搬送されてくる被塗装物の側部塗装面に対し略直
    角に指向させ且つ所定距離離間させた状態で塗料を射出
    し、一方、第2の塗料射出手段を前記被塗装物の塗装面
    に略直角に指向させ、次いで、前記第2塗料射出手段を
    回動および/または昇降させると共に被塗装物の搬送方
    向に移動させて前記被塗装物の塗装面に対して所定距離
    離間させながら塗料を射出し、これによって被塗装物の
    前部、上部および後部に塗装を行うことを特徴とする塗
    装方法。
  2. (2)搬送機構を介して所定速度で搬送されてくる被塗
    装物を側部塗装機構と上部塗装機構とを介して塗装する
    塗装装置であって、上部塗装機構を前記被塗装物の搬送
    方向に進退自在に構成すると共に、前記上部塗装機構に
    回動並びに昇降自在に塗料射出手段を装着し、前記塗料
    射出手段を前記搬送されてくる被塗装物の前部、上部お
    よび後部塗装面に対し略直角に指向させ且つ所定距離離
    間させて塗装を行うよう構成することを特徴とする塗装
    装置。
  3. (3)特許請求の範囲第2項記載の装置において、上部
    塗装機構の塗料射出手段は実質的には複数基の塗装ガン
    からなり、前記複数基の塗装ガンを被塗装物の搬送方向
    に直交する方向に一体的に揺動させる揺動手段を設ける
    よう構成してなる塗装装置。
  4. (4)特許請求の範囲第3項記載の装置において、揺動
    手段は回転駆動源に係着して回転する円板と、前記円板
    の中心から偏心した位置にピンを介して係合するリンク
    と、前記リンクに連結されると共に複数基の塗装ガンに
    係着される棒体とを含み、前記回転駆動源の作用下に円
    板を回転させ、リンクを介して棒体を所定方向に進退変
    位させて前記複数基の塗装ガンを一体的に揺動変位させ
    るよう構成してなる塗装装置。
  5. (5)特許請求の範囲第3項記載の装置において、複数
    基の塗装ガンを旋回アームに装着すると共に、前記旋回
    アームを被塗装物の搬送方向に直交する方向にシフト自
    在に構成してなる塗装装置。
  6. (6)特許請求の範囲第2項記載の装置において、側部
    塗装機構に装着される塗料射出手段は少なくとも昇降自
    在に構成してなる塗装装置。
  7. (7)特許請求の範囲第2項記載の装置において、塗装
    ラインに沿って第1の側部塗装機構と第1の上部塗装機
    構とからなる第1の塗装ステーションを形成すると共に
    、前記第1塗装ステーションに近接して第2の側部塗装
    機構と第2の上部塗装機構とからなる第2の塗装ステー
    ションを設け、搬送機構を介して所定速度で搬送されて
    くる被塗装物を第1塗装ステーションでその塗装面全面
    に第1の塗装を行い、さらに第2塗装ステーションで前
    記塗装面全面に第2の塗装を施すよう構成してなる塗装
    装置。
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