JPS63213550A - コポリエステルーカーボネート樹脂とポリエステル樹脂の改良された色特性を示すブレンド - Google Patents

コポリエステルーカーボネート樹脂とポリエステル樹脂の改良された色特性を示すブレンド

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JPS63213550A
JPS63213550A JP62316406A JP31640687A JPS63213550A JP S63213550 A JPS63213550 A JP S63213550A JP 62316406 A JP62316406 A JP 62316406A JP 31640687 A JP31640687 A JP 31640687A JP S63213550 A JPS63213550 A JP S63213550A
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carbonate
copolyester
ester
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JP62316406A
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リンダ・ハーモン・ネルソン
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Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/05Alcohols; Metal alcoholates
    • C08K5/053Polyhydroxylic alcohols
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates
    • C08L69/005Polyester-carbonates

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  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 コポリエステル−カーボネート樹脂とポリエステル樹脂
とのブレンドは、当該技術分野において公知である。こ
れらのブレンドは、フィルム、繊維及び成形品の製造に
有用な優れた特性を有する。
これらは、例えばポリエステル樹脂自体よりも良好な延
性を冑し、コポリエステル−カーボネート樹脂自体より
も良好な加工性を有する。しかし、これらブレンドのい
くつかは、変色あるいは黄変する傾向がある。もし、黄
変する傾向のあるコポリエステル−カーボネートとポリ
エステルのブレンドに、改良された色特性、即ち黄変の
軽減が与えられたならば、極めて有益であろう。
そこでここに、通常は黄変する傾向のあるコポリエステ
ル−カーボネート/ポリエステルのブレンドにおけるそ
の黄変が、これらブレンドに少量のポリオール化合物を
加えることにより減少されることが見い出された。
発明の概要 本発明は、主要量の少なくとも1種のフポリエステルー
カーボネート樹脂及びポリエステル樹脂と少量の少なく
とも1種のポリオールを含む樹脂組成物に係わる。前記
ポリオールは、変色する傾向のあるこれらブレンド中で
色安定剤として作用し、またはこれらブレンドにおいて
黄変防止に有効な量で存在する。
発明の説明 芳香族コポリエステル−カーボネート樹脂とボリエステ
ル樹脂のブレンドにおける黄変等の色の形成を、少なく
とも1種のポリオールをこれらブレンドに加える、即ち
これらブレンドと混合することにより、軽減あるいは抑
制し得ることが見い出された。これらポリオールは、コ
ポリエステル−カーボネート/ポリエステルのブレンド
において、黄変を抑制あるいは軽減する作用をする。即
ち、これらポリオールは、前記ブレンドと混合された場
合に、色安定剤もしくは黄変防止剤として作用する。
ポリオールは、コポリエステル−カーボネート樹脂とポ
リエステル樹脂のブレンドに、比較的少量で添加乃至混
合される。これらの色安定化コポリエステル−カーボネ
ート/ポリエステルブレンドは、ポリオール色安定剤を
含有しない匹敵するブレンドよりも良好な色特性、即ち
軽減した黄変を示す。
このポリオール色安定剤による黄変の軽減は、コポリエ
ステル−カーボネート樹脂をポリエステル樹脂に対し広
範な比率で含有するブレンドにおいて示される。更に、
この作用は幅広い種類の異なるコポリエステル−カーボ
ネート樹脂及びポリエステル樹脂に対して発揮される。
本発明において使用されるコポリエステル−カーボネー
ト樹脂は、その製造法と共にとりわけ米国特許第3.1
69.121号、同4,238゜597号、同4,15
6,069号、同4,238.597号及び同3,55
9,388号各明細書に記載されているよく知られた熱
可塑性樹脂である。
簡潔に説明すると、高分子量熱可塑性芳香族コポリエス
テル−カーボネート樹脂は、ポリマー鎖中に繰返しのカ
ーボネート単位、カルボキシレート単位及び芳香族炭素
環状単位を含み、そのうち少なくともいくつかのカーボ
ネート基及び少なくともいくつかのカルボキシレート基
が、芳香族炭素環状基の環炭素原子に直接結合している
コポリエステル−カーボネートは、ポリマー鎖中にエス
テル結合及びカーボネート結合を含み、エステル結合の
量は約25乃至約90モル%、好ましくは約35乃至約
80モル%である。例えば、4モルのイソフタロイルジ
クロリド及び1モルのホスゲンを5モルのビスフェノー
ル−Aに完全に反応させると、80モル%のエステル結
合を有するコポリエステル−カーボネートが生成される
コポリエステル−カーボネートは、溶融重合法、エステ
ル交換法及び界面重合法を含む種々の方法によって調製
され得る。
これらのコポリエステル−カーボネートは、(i)少な
くとも1種の二価フェノール、(ii )カーボネート
前駆物質及び(ii )少なくとも1種のエステル前駆
物質の界面重合によって有利に調製され得る。
使用される二価フェノールは、代表的には式I:により
表わされ得る。
式中、Rは夫々ハロゲン原子、1価の炭化水素基及び1
価の炭化水素オキシ基から選ばれ、R1は夫々ハロゲン
原子、1価の炭化水素基及び1価の炭化水素オキシ基か
ら選ばれ、Wは、2価の炭化水素基、−5−1−S−S
−1o   OO II    II     II −〇−5−S−1−〇−及び−8−から選ばれ、!1 ゜ n及びnlは、夫々0乃至4の値を有する整数から選ば
れ、そして bは、0又は1である。
R及びR1で表わされる1価の炭化水素基には、アルキ
ル基、シクロアルキル基、アリール基、アルアルキル基
及びアルカリール基が包含される。
好適なアルキル基は、炭素数1乃至12のアルキル基で
ある。好適なシクロアルキル基は、4乃至約8個の環炭
素原子を有するものである。好適なアリール基は、6乃
至12個の環炭素原子を有するもの、即ちフェニル基、
ナフチル基及びビフエニル基である。好適なアルアルキ
ル基及びアルカリール基は、7乃至約14個の炭素原子
を有するものである。R及びR1で表わされる好適なハ
ロゲン原子は、塩素原子及び臭素原子である。
R及びR1で表わされる1価の炭化水素オキシ基は、式
■ニ ーOR’ で表わすことができる。式中、R′は、R及びR1に関
して前記したタイプの1価の炭化水素基である。好適な
1価の炭化水素オキシ基は、アルコキシ基及びアリール
オキシ基である。
式IにおいてWで表わされる2価の炭化水素基には、ア
ルキレン基、アルキリデン基、シクロアルキレン基及び
シクロアルキリデン基が包含される。好適なアルキレン
基は、2乃至約30個の炭素原子を有するものである。
これらのアルキレン基は、直鎖状アルキレン基又は分枝
状アルキレン基であることができる。好適なアルキリデ
ン基は、1乃至約30個の炭素原子を有するものである
これらのアルキリデン基は、直鎖状アルキリデン基又は
分枝状アルキリデン基であることができる。
好適なシクロアルキレン基は、6乃至約16個の環炭素
原子を有するものである。好適なシクロアルキリデン基
は、6乃至約16個の環炭素原子を有するものである。
シクロアルキレン基は、環上に例えばアルキル基等の置
換基を有することができる。好適なアルキル基は、1乃
至約5個の炭素原子を有するものである。シクロアルキ
リデン基も同様に、環上に例えばアルキル基等の置換基
を有することができる。これらのアルキル基も同様に、
好ましくは1乃至約4個の炭素原子を有する。
式Iの二価フェノールの若干の例示的で非限定的な例に
は、 2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビ
スフェノール−A); 2.2−ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン; 2.2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン; 1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサ
ン; 1.1−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)シクロヘキサン; 1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)デカン;1.
3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン; 1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロドデカ
ン; 1.1−ビス(3,−5−ジメチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)シクロドデカン; 4.4′−チオジフェノール;及び ビス(4−ヒドロキシフェニル)エーテル;が包含され
る。
このほかに有用な二価フェノールが、米国特許第2.9
98.835号、同3,028,365号及び同3,3
34,154号に記載されている。
カーボネート前駆物質は、ハロゲン化カルボニル、炭酸
エステル又はビスハロホルメートであることができる。
ハロゲン化カルボニルは、臭化カルボニル、塩化カルボ
ニル又はこれらの混合物であることができる。炭酸エス
テルは、炭酸ジフェニル;例えば炭酸ジ(ブロモフェニ
ル)、炭酸ジ(クロロフェニル)及び炭酸ジ(トリブロ
モフェニル)等の炭酸ジ(ハロフェニル);例えば炭酸
ジ(トリル)等の炭酸ジ(アルキルフェニル);炭酸ジ
(ナフチル);炭酸クロロフェニルクロロナフチル;及
び炭酸フェニルトリル;であることができる。ビスハロ
ホルメートには、例えばビスフェノール−A及びハイド
ロキノンのビスクロロホルメート等の二価フェノールの
ビスハロホルメート;及び、例えばエチレングリコール
、ネオペンチルグリコール及びポリエチレングリコール
のビスクロロホルメート等のグリコールのビスハロホル
メートが包含される。好適なカーボネート前駆物質は、
ホスゲンとしても知られている塩化カルボニルである。
エステル前駆物質は、二官能性カルボン酸又は好ましく
は二官能性カルボン酸のエステル形成反応性誘導体であ
り得る。一般に、線状ポリエステルの調製に従来から使
用されている、例えばジカルボン酸等の二官能性カルボ
ン酸及び好ましくはそのエステル形成反応性誘導体の何
れかを、本発明に係るコポリエステル−カーボネートの
調製に使用することができる。一般に、二官能性カルボ
ン酸、好ましくはそのエステル形成反応性誘導体には、
脂肪族ジカルボン酸、芳香族ジカルボン酸、脂肪族−芳
香族ジカルボン酸及びこれらのエステル形成反応性誘導
体が包含される。若干の有用な二官能性カルボン酸が、
米国特許第3,169゜121号明細書に開示されてい
る。
特に有用な二官能性カルボン酸、好ましくはそれらのエ
ステル形成反応性誘導体は、芳香族ジカルボン酸である
好適な芳香族ジカルボン酸のエステル形成反応性誘導体
は、二階ハライド、好ましくは二階クロリドである。こ
れらの誘導体の若干の例示的で非限定的な例は、イソフ
タロイルジクロリド、テレフタロイルジクロリド及びこ
れらの混合物である。
特に有用なイソフタル酸及びテレフタル酸のエステル形
成反応性誘導体の混合物は、イソフタロイルジクロリド
をテレフタロイルジクロリドに対し約1:10乃至約9
.8:0.2の重量比で含むものである。
特に有用なコポリエステル−カーボネートは、約70乃
至約80モル%のエステル含有分を含み、該エステル含
有分が約1乃至約10モル%のテレフタル酸エステル及
び約90乃至約99モル%のイソフタル酸エステルから
成るものである。
コポリエステル−カーボネートの有利な製造法は、界面
重合法である。この方法は、混和しない2つの異なる溶
媒媒体を利用する。1つの溶媒媒体は水性の塩基性媒体
であり、もう1つの媒体は塩化メチレン等の有機媒体で
ある。この方法においては、ポリマーの鎖長乃至分子量
を鎖末端停止メカニズムにより調節する分子量調節剤及
び触媒が更に使用される。分子量調節剤は、当該技術分
野においてよく知られており、またこれらに限定はされ
ないが、フェノール、p−ターシャリ−ブチルフェノー
ル及びクロマンーエを包含する。触媒もまた当該技術分
野においてよく知られており、これらには限定されない
が、トリエチルアミン等の第三アミン、テトラエチルア
ンモニウムプロミド等の第四アンモニウム化合物及びn
−ブチルトリフェニルホスホニウム等の第四ホスホニウ
ム化合物を包含する。
このほかコポリエステル−カーボネートという用語には
、一般に多官能性芳香族化合物である分枝剤を二価フェ
ノール、カーボネート前駆物質及びエステル前駆物質に
反応させて成るランダムに分枝した熱可塑性コポリエス
テル−カーボネートが包含される。これらの多官能性芳
香族化合物は、カルボキシル基、カルボン酸無水物基、
へロホルミル基及びこれらの混合した基であり得る少な
くとも3個の官能基を有する。これらの芳香族多官能性
化合物の若干の例示的で非限定的な例には、トリメリド
酸無水物、トリメリド酸、トリメリチルトリクロリド、
4−クロロホルミルフタル酸無水物、ピロメリト酸、ピ
ロメリト酸二無水物、メリト酸、トリメシン酸及びベン
ゾフェノンテトラカルボン酸が包含される。
前記ポリエステル樹脂は、当該技術分野においてよく知
られており、その製造法と共に文献に豊富に記載されて
いる。これらは、とりわけ米国特許第2,485,31
9号、同3,047,539号、同3,317,464
号、同3,351゜624号、同3,498.950号
及び同4. 066.627号各明細書及び二ニー・ヨ
ーク州二ニー・ヨーク市のインターサイエンス・パブリ
ッシャーズ社の、エフφダブリニー〇ビルマイヤー・ジ
ュニア著、「テキストブック拳オブ・ポリマー・サイエ
ンスJ  (1962年)、434〜436頁、472
〜475頁及び504〜505頁(Blllmeyer
、FJ、、Jr、、Textbook of Poly
mer 5cienc(3,IntQrSClenCe
 PubLISher’;、NeW York+N、Y
、、1962、pp、434−438.472−475
 and 504−505)に記載されている。
ポリエステルは、一般にジカルボン酸とグリコールの反
応により調製され得る。
ポリエステルは、通常脂肪族、芳香族又は脂肪族−芳香
族である。ポリエステルは、ポリマー鎖中に繰返しエス
テル単位、即ち炭化水素基又は置換された炭化水素基の
炭素原子に結合したカルボン酸エステル基を有すること
によって特徴づけられる。
本発明で使用するのに好適なポリエステルは、通常一般
式: で表わされる繰返し構造単位の少なくとも1種を有する
。式中、R2及びR3は、夫々2価の炭化水素基又は置
換された2価の炭化水素基から選ばれる。
脂肪族ポリエステルの場合 R2及びR3の両方共、夫
々2価の脂肪族炭化水素基又は置換された2価の脂肪族
炭化水素基から選ばれる。2価の脂肪族炭化水素基には
、アルキレン基、アルケニレン基、アルキリデン基、シ
クロアルキレン基、シクロアルキリデン基及びシクロア
ルケニレン基が包含される。好適なアルキレン基は、2
乃至約20個の炭素原子を有するものである。好適なア
ルキリデン基は、1乃至約20個の炭素原子を有するも
のである。好適なアルケニレン基は、2乃至約20個の
炭素原子を有するものである。好適なシクロアルキレン
基、シクロアルキリデン基及びシクロアルケニレン基は
、約4乃至約8個の環炭素原子を有するものである。置
換された2価の脂肪族炭化水素基は、上記の2価の脂肪
族炭化水素基が少なくとも1個の置換基、好ましくは1
乃至約3個の置換基を有するものである。好適な置換基
は、ハロゲン原子、ニトロ基及びアミノ基である。
本発明で使用するのに適した芳香族ポリエステルは、一
般にR2及びR3が夫々2価の芳香族基又は置換された
2価の芳香族基から選ばれる式■の繰返し構造単位の少
なくとも1種を有する。
R2及びR3で表わされる2価の芳香族基には、フェニ
レン基、置換されたフェニレン基、ビフェニレン基、置
換されたビフェニレン基、ナフチレン基、置換されたナ
フチレン基及び一般式■a:(式中、Rs R’ s 
Ws n s n ’及びbは、前記で定義したとおり
である) で表わされる基が包含される。
特に有用な芳香族ポリエステルは、R3がフェニレン基
であり、R2が式■aで表わされる基である様なもので
ある。
脂肪族−芳香族ポリエステルは R2及びR3のうち1
つが2価の芳香族基であり、R2及びR3のうち1つが
2価の脂肪族基である様なものである。好適な脂肪族−
芳香族ポリエステルは、R2が2価の脂肪族基又は置換
された2価の脂肪族基であり、R3が2価の芳香族基又
は置換された2価の芳香族基である様なものである。
特に有用な詣肪族−芳香族ポリエステルの1つの群は、
ポリアルキレンテレフタレート又はポリアルキレンイソ
フタレートである。これらのタイプのポリエステルは、
一般式■b: で表わされる繰返し構造単位の少なくとも1種を有する
。式中、mは2乃至4の値を有する整数である。特に好
適な式mbのポリエステルは、ポリエチレンテレフタレ
ート及びポリ(1,4−ブチレンテレフタレート)であ
る。
特に有用な脂肪族−芳香族ポリエステルのもう1つの群
は、これらに限定されないが、(a)1゜4−シクロヘ
キサンジメタノールを含むグリコール部分とテレフタル
酸、イソフタル酸又はこれらの混合物を含む酸部分との
;又は(b)1.4−シクロヘキサンジメタノール及び
エチレングリコールを含み、1,4−シクロヘキサンジ
メタノールのエチレングリコールに対するモル比が約4
=1乃至約1:4であるグリコール部分とテレフタル酸
、イソフタル酸又はこれらの混合物を含む酸部分との;
反応生成物を含み得るポリエステル共重合体、即ちコポ
リエステルである。
これらのタイプのコポリエステルは、当該技術分野でよ
く知られており、例えば大略米国特許第2.901.4
66号明細書に記載されている様な縮合反応等の方法に
より調製され得る。更に詳しく述べると、例えばテレフ
タル酸ジメチル等の、単一もしくは複数の芳香族ジカル
ボン酸又はエステルが、二価アルコールと共にフラスコ
中に装填され、共重合体の縮合が開始されるのに十分な
温度、例えば175〜225℃に加熱される。しかる後
に、温度が約250℃乃至300℃に高められ、真空が
適用され、モして縮合反応が実質的に完了するまで進め
られる。
縮合反応は、反応物質の性状に応じて選択された触媒の
使用により促進される。多種の触媒が、当該技術分野に
おいて極めてよく知られており、その数は多過ぎて個々
に揚げることはできない。
しかし、一般的に言って、ジカルボン酸化合物のアルキ
ルエステルが使用される場合には、例えばn−ブタノー
ル中でのNaHTI  (OCC4H9)6等のエステ
ル交換型の触媒が好適である。
遊離の酸が遊離のグリコールと反応せしめられる場合に
は、触媒は通常予備縮合が開始されるまでは添加されな
い。
反応は一般に過剰のグリコールの存在により開始され、
予備縮合及び続く過剰のグリコールの蒸発を引き起こす
ため先ず十分な温度へ加熱される。
全体の反応が、不活性雰囲気中で攪拌下に行なわれる。
直ぐに真空を加えるかあるいは加えずに、温度がを利に
高められる。温度が更に高められるとき、圧力を有利に
可成り減少せしめることができ、縮合は所望の重合度が
達成されるまで進行せしめられる。製品は、この段階で
仕上ったものとして扱われるか、あるいはよく知られた
方法により固相で更に重合に付される。例えば、高度に
モノマーの縮合がなされた製品を冷却して粉砕し、この
粉末を固体粒子の凝集を避けるため溶融重合の最終段階
で使用された温度より幾分低い温度において加熱する。
固相重合は、所望の重合度が達成されるまで行なわれる
。固相重合は、所望の重合度を達成するため十分に高い
温度で溶融重合の最終段階を続行した際に頻繁に起る劣
化を伴なうことなく、とりわけ、より高い重合度を達す
る。
固相法は、不活性雰囲気を用い、大気圧下かあるいは可
成りの減圧下で、攪拌を伴なって有利に行なわれる。こ
れらのコポリエステルは、約25℃で60/40の割合
のフェノール/テトラクロロエタンあるいは他の類似の
溶媒中で測定して、一般に少なくとも約0.4dj2/
gの固有粘度を有し、また、約60℃乃至約70℃の熱
変形温度を有スる。コポリエステル(b)のグリコール
部分における1、4−シクロヘキサンジメタノールのエ
チレングリコールに対する相対量は、1. 4−シクロ
ヘキサンジメタノールのエチレングリコールに対するモ
ル比が約1:4乃至約4:1である限り、上記の範囲内
の熱変形温度及び他の適切な特性を有するポリエステル
共重合体を得るために変動され得る。
1 f1!の極めて有用なタイプのコポリエステルは、
グリコール部分においてエチレングリコールが1゜4−
シクロヘキサンジメタノールに対し量で勝り、例えば5
0150より多くシ、特に好ましくは約30モルの1.
4−シクロヘキサンジメタノールに対し約70モルのエ
チレングリコールとなし、酸部分がテレフタル酸である
様な前記のタイプのコポリエステルである。このタイプ
の好適なコポリエステルは、イーストマン争ケミカルー
カンパニー(Eastman Chemical Co
、)から商標コダール・ピー・イー・ティー・ジー67
63 (KODARPETG8783)の名で市場入手
可能である。別の好適なコポリエステルは、グリコール
部分が1.4−シクロヘキサンジメタノールで酸部分が
イソフタル酸とテレフタル酸の混合物から誘導されてい
るものである。このタイプのコポリエステルは、イース
トマン・ケミカル・カンパニーから商標コダール・ニー
150 (KODARA150)の名で入手可能である
本発明のブレンドにおけるポリエステルのコポリエステ
ルーカーボネートに対する比率は、広範に変更され得る
。一般に、約5乃至約95重量%のコポリエステル−カ
ーボネート及び約95乃至約5重量%のポリエステルを
含有する組成物が好ましく、約20乃至約80重量%の
コポリエステル−カーボネート及び約80乃至約20重
口%のポリエステルを含有する組成物が更に好ましい。
コポリエステル−カーボネートの重量%は、組成物中に
存在するコポリエステル−カーボネート樹脂とポリエス
テル樹脂の総量を基準としている。
コポリエステル−カーボネート及びポリエステルと混合
され、黄変するこれらブレンドにおいて色安定剤として
作用するポリオールは、文献に豊富に記載され、一般に
市場入手可能であるかあるいは公知の方法により調製可
能であるよく知られた化合物である。
これらは、一般式■: R4−←OH)。
で表わすことができる。式中、R4は脂肪族炭化水素成
分、置換された脂肪族炭化水素成分、脂肪族−芳香族炭
化水素成分又は置換された脂肪族−芳香族炭化水素成分
であり、好ましくは2乃至約20個の炭素原子を有し、
R4が前記脂肪族−芳香族又は置換された脂肪族−芳香
族炭化水素成分である場合にはヒドロキシル基は前記成
分の脂肪族部分に結合している。
rは、2からR4に存在する置換可能な水素原子の数ま
での値、好ましくは2乃至約8の値を有する正の整数で
ある。
R4で表わされる脂肪族炭化水素成分には、非環状脂肪
族成分と環状脂肪族成分とがある。非環状脂肪族成分は
、好ましくは直鎖又は分枝鎖中に2乃至約20個の炭素
原子ををするものである。
環状脂肪族成分は、好ましくは4乃至約8個の環炭素原
子を有するものである。これら環状脂肪族成分は、環炭
素原子上にアルキル置換基を有することができ、ヒドロ
キシル基は環炭素原子又はアルキル置換基の何れか一方
、又は両方に結合することができる。
R4で表わされる脂肪族−芳香族炭化水素成分は、好ま
しくは6乃至12個の環炭素原子、即ちフェニル基、ビ
フェニル基、ナフチル基を含む芳香族部分及び芳香族部
分の環炭素原子に結合した脂肪族部分を含み、ヒドロキ
シル基が脂肪族部分上だけに存在する様なものである。
ただ1つの脂肪族部分が芳香族部分に結合することがで
き、あるいは2個又はそれ以上の脂肪族部分が芳香族部
分に結合し得ることが理解されるべきである。脂肪族−
芳香族成分の芳香族部分に1個より多くの脂肪族部分が
結合する場合、ヒドロキシル基は別々の脂肪族部分に存
在し得る。
R4で表わされる置換された脂肪族成分及び置換された
脂肪族−芳香族成分は、炭化水素成分上に置換基、好ま
しくは1乃至約4個の置換基を有−する様なものである
。好適な置換基は、ハロゲン原子、好ましくは塩素原子
及び臭素原子、アミノ基及びニトロ基である。1個より
多くの置換基が存在する場合、これらは同一であっても
異なっていてもよい。
好適な式■のポリオールは、非環状脂肪族多価アルカノ
ールであり、とりわけ六価アルカノールが好ましい。こ
の類型の好適なポリオールは、ヒドロキシル基が非環状
炭化水素成分の別々の炭素原子に結合している様なもの
である。
式■で表わされるポリオールの若干の例示的で非限定的
な例には、シクロヘキサンジメタツール、ブタンジオー
ル、マンニトール、ソルビトール、1.3−プロパンジ
オール、グリセロール、1゜2−シクロベンタンジオー
ル、イノシトール、1゜3.4−シクロヘキサントリオ
ール、1.2.3゜4.5−ペンタヒドロキシベンクン
及び1,1゜2.2−テトラヒドロキシエタンが包含さ
れる。
本発明の組成物中に存在するポリオールの量は、存在す
るコポリエステル−カーボネート、ポリエステル及びポ
リオールの総量を基準として少量であり、コポリエステ
ル−カーボネート及びポリエステルが本発明の組成物中
に主要成分として存在する。一般に、存在するポリオー
ルの量は約0゜01乃至約5重量%、好ましくは約0.
05乃至約2重量%である。ポリオールの重量パーセン
トは、本発明の組成物中に存在するコポリエステル−カ
ーボネート、ポリエステル及びポリオールの総量を基準
としている。
これらの黄変するコポリエステル−カーボネート/ポリ
エステル組成物において、存在するポリオールの量は黄
変防止に有効な量である。
黄変防止に有効な量とは、コポリエステル−カーボネー
ト/ポリエステル組成物の色を安定化させるのに有効な
量、即ちこれらのブレンドの黄変を抑制あるいは軽減す
るのに有効な量を意味している。一般に、この量は少な
くとも約0.01重量%、好ましくは少なくとも約0.
05重量%である。色安定剤の重量パーセントは、組成
物中に存在する色安定剤及びコポリエステル−カーボネ
ート/ポリエステル樹脂ブレンドの総量を基■としてい
る。存在する色安定剤の量の上限は、コポリエステル−
カーボネート/ポリエステルブレンドの実質的に殆どの
有利な特性に実質的な程度の重大な悪影響を及ぼすには
不十分な量である。一般に、この量は約5重量%、好ま
しくは約2重量%、最も好ましくは約1重量%を超える
べきではない。
本発明の組成物は、例えば最初にコポリエステル−カー
ボネート樹脂とポリエステル樹脂のブレンドを調製し、
しかる後にこのブレンドと共に所望の量の前記ポリオー
ルを十分に混合するなど、よく知られた従来からのブレ
ンド法により調製することができる。
単一のポリオールと同様に、2種又はそれ以上の異なる
ポリオールの混合物が色安定剤として使用され得ること
が、理解されるべきである。
本発明の組成物は、随意に、例えば、酸化防止剤;離型
剤;ガラス、タルク、マイカ及びクレー等の充填材;ベ
ンゾフェノン類、ベンゾトリアゾール類及びシアノアク
リレート類等の紫外線安定剤;有機ホスファイト等の従
来からの色安定剤;及び難燃剤等の一般に知られまた使
用されている添加剤を含むことができる。一部の特に有
用な難燃剤は、有機スルホン酸のアルカリ及びアルカリ
土類金属塩である。これらのタイプの難燃剤が、とりわ
け、米国特許第3,933.734号、同3.931,
100号、同3.978,024号、同3,948,8
51号、同3,926,908号、同3,919.16
7号、同3. 909. 490号、同3,853,3
96号、同3,853゜399号、同3,917.55
9号、同3,951.910号及び同3,940,36
6号各明細書に記載されている。
好適な実施態様の説明 以下の実施例は、本発明を更に説明するために示されて
おり、本発明をこれらに限定するものと解釈されるべき
ではない。特に断りのない限り、実施例における全ての
部及び百分率は重量基準による。
下記実施例は、本発明の範囲外にある組成物を説明して
いる。これは比較のためのみに提供されている。
実施例1 コポリエステル樹脂(コダール・A150)50重量部
及びコポリエステル−カーボネート樹脂(75モル%の
エステル含有分を有し、このエステルがイソフタル酸エ
ステル93モル%、テレフタル酸エステル7モル%から
なり、ビスフェノール−A5ホスゲン、インフタロイル
ジクロリド及びテレフタロイルジクロリドから誘導され
ている)50重量部を混合して、ブレンドが調製された
このブレンドは、樹脂ブレンド100部あたり0゜03
重口部の従来の有機ホスファイト色安定剤と混合された
。この混合物は、スターリング(SterlIng)単
軸(1・3ハインチ)押出機により、570”Fの溶融
温度で押出された。178インチの試験用薄板が、3オ
ンスのパン・トーン(Van Dorn)上で570”
Fの溶融温度、180″Fの型キヤビテイ温度及び10
/20サイクル時間を用いて射出成形された。試験用薄
板の黄変度(Yl)が、ガードナー(Gardner)
比色計により、ASTM試験法D1925に従って測定
された。結果が表Iに示された。
以下の実施例は、本発明の詳細な説明している。
実施例2 実施例1の混合物に樹脂ブレンド100部あたり0.1
2重量部のマンニトールが加えられた以外は、実施例1
の方法が実質的に繰り返された。
Ylが測定され、結果が表Iに示された。
実施例3 樹脂100部あたり0.12重量部のマンニトールを樹
脂100部あたり0.03重量部の有機ホスファイトの
代りに用いた以外は、実施例1の方法が実質的に繰り返
された。Ylが測定され、結果が表工に示された。
実施例4 実施例1の混合物に樹脂ブレンド100部あたり0.1
2fflfit部のイノシトールが加えられた以外は、
実施例1の方法が実質的に繰り返された。
YIが測定され、結果が表Iに示された。
表I 実施例No、      Y 1 1      76.8 2      14.5 3      15.6 4      52.9 表Iのデータで例証される様に、本発明の組成物(実施
例2〜4)は、ポリオールを含有しないコポリエステル
−カーボネート/ポリエステルのブレンド(実施例1)
よりも低いYI値、即ち低い黄変度を示す。従来の有機
ホスファイト色安定剤を何ら含有しない組成物(実施例
3)のYI値は、マンニトール及び有機ホスファイト色
安定剤の両方を食付する組成物(実施例2)のYI値に
比べ1ポンドより僅かに高いだけである。従って、有機
ホスファイト色安定剤の存在乃至不存在は、特に対照例
(実施例1)もまた有機ホスファイト色安定剤を含有し
ている事実から亘で、組成物のYIへの影響において余
り重要ではない。このことは、本発明に係るポリオール
がコポリエステル−カーボネート/ポリエステルブレン
ドの黄変を減少させるのに極めて有効であることを明確
に例証している。
本発明の組成物は、黄変をより軽減された押出又は射出
成形品の製造において有用である。
本発明に係るポリオールは、黄変の傾向があるブレンド
の黄変を軽減する以外に、エステル交換を被るコポリエ
ステルカーボネート/ポリエステル樹脂ブレンドに対し
エステル交換を抑制あるいは軽減するために、変色や黄
変が余り重要な聞届とならないタイプのコポリエステル
−カーボネート/ポリエステル樹脂ブレンドにも有利に
添加又は混合することができる。この様な場合、組成物
は、約0.01乃至約5重量%、好ましくは約0゜05
乃至約2重量%、更に好ましくは約0.1乃至約2重量
%のポリオールを含有する。ポリオールの重量パーセン
トは、存在するポリオール及びコポリエステル−カーボ
ネート/ポリエステル樹脂ブレンドの総量を基僧として
いる。
以上の教示から、明らかに、本発明のこのほかの変更乃
至変形が可能である。従って、特許請求の範囲に規定さ
れた、本発明の範囲内の全てに亘って、前記説明された
本発明の特定の実施態様に変更がなされ得る。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(i)少なくとも1種のコポリエステル−カーボ
    ネート樹脂、 (ii)少なくとも1種のポリエステル樹脂 及び (iii)少量の少なくとも1種のポリオールを含む樹
    脂組成物。
  2. (2)ポリオールの少量が存在する(i)、(ii)及
    び(iii)の総量を基準として約0.01乃至約5重
    量%である特許請求の範囲第1項記載の樹脂組成物。
  3. (3)ポリオールの少量が約0.05乃至約2重量%で
    ある特許請求の範囲第2項記載の樹脂組成物。
  4. (4)ポリオールの量が黄変防止に有効な量である特許
    請求の範囲第1項記載の樹脂組成物。
  5. (5)黄変防止に有効な量が、存在する(i)、(ii
    )及び(iii)の総量を基準として少なくとも約0.
    01重量%である特許請求の範囲第4項記載の樹脂組成
    物。
  6. (6)黄変防止に有効な量が少なくとも約0.05重量
    %である特許請求の範囲第5項記載の樹脂組成物。
  7. (7)ポリオールが、式: R^4−(OH)_r (式中、R^4は脂肪族炭化水素成分、置換された脂肪
    族炭化水素成分、脂肪族−芳香族炭化水素成分又は置換
    された脂肪族−芳香族炭化水素成分で、R^4が脂肪族
    −芳香族又は置換された脂肪族−芳香族成分である場合
    にはヒドロキシル基はこれらの脂肪族部分にのみに結合
    し、rは2からR^4に存在する置換可能な水素原子の
    数までの値を有する正の整数である) で表わされる特許請求の範囲第1項記載の樹脂組成物。
  8. (8)R^4が2乃至約20個の炭素原子を有する特許
    請求の範囲第7項記載の樹脂組成物。
  9. (9)rが2乃至約8の値を有する特許請求の範囲第8
    項記載の樹脂組成物。
  10. (10)R^4が非環状脂肪族炭化水素成分である特許
    請求の範囲第8項記載の樹脂組成物。
  11. (11)ポリオールが六価アルカノールである特許請求
    の範囲第10項記載の樹脂組成物。
  12. (12)ポリオールがマンニトール、イノシトール又は
    これらの混合物である特許請求の範囲第11項記載の樹
    脂組成物。
  13. (13)ポリエステルがポリ(アルキレンテレフタレー
    ト)である特許請求の範囲第1項記載の樹脂組成物。
  14. (14)ポリ(アルキレンテレフタレート)がポリ(ブ
    チレンテレフタレート)である特許請求の範囲第13項
    記載の樹脂組成物。
  15. (15)ポリエステルが1,4−シクロヘキサンジメタ
    ノール、エチレングリコール又はこれらの混合物からな
    るグリコール部分と、イソフタル酸、テレフタル酸又は
    これらの混合物からなる酸部分との反応生成物からなる
    特許請求の範囲第1項記載の樹脂組成物。
  16. (16)コポリエステル−カーボネート樹脂が少なくと
    も1種の二価フェノール、カーボネート前駆物質及び少
    なくとも1種のエステル前駆物質の反応生成物から成る
    特許請求の範囲第1項記載の樹脂組成物。
  17. (17)エステル前駆物質がイソフタル酸もしくはその
    エステル形成反応性誘導体、テレフタル酸もしくはその
    エステル形成反応性誘導体又はこれらの混合物から選ば
    れる特許請求の範囲第16項記載の樹脂組成物。
  18. (18)カーボネート前駆物質がホスゲンである特許請
    求の範囲第17項記載の樹脂組成物。
  19. (19)二価フェノールがビスフェノール−Aである特
    許請求の範囲第18項記載の樹脂組成物。
  20. (20)コポリエステル−カーボネート樹脂が約70乃
    至約80モル%のエステル含有分を含む特許請求の範囲
    第17項記載の樹脂組成物。
  21. (21)エステル含有分が約1乃至約10モル%のテレ
    フタル酸エステル及び約90乃至約99モル%のイソフ
    タル酸エステルである特許請求の範囲第20項記載の樹
    脂組成物。
  22. (22)難燃化量の少なくとも1種の難燃化化合物を含
    有する特許請求の範囲第21項記載の樹脂組成物。
  23. (23)難燃化化合物が有機スルホン酸のアルカリ又は
    アルカリ土類金属塩から選ばれる特許請求の範囲第22
    項記載の樹脂組成物。
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