JPS63212813A - 距離分布測定方法 - Google Patents

距離分布測定方法

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JPS63212813A
JPS63212813A JP25858086A JP25858086A JPS63212813A JP S63212813 A JPS63212813 A JP S63212813A JP 25858086 A JP25858086 A JP 25858086A JP 25858086 A JP25858086 A JP 25858086A JP S63212813 A JPS63212813 A JP S63212813A
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signal
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  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は距離分布測定方法に関し、特に周囲環境の物体
までの距離の分布を光学的に測定する方法に関する。こ
の様な距離分布測定方法はたとえば自動走行ロボットの
環111認識のための視覚的手段として有効に利用され
る。
[従来の技術] 光学的に物体までの距離を測定する方法としていわゆる
ステレオ法と呼ばれる方法がある。この方法においては
焦点距離が同一の2つの対物レンズを光軸を平行に保ち
且つ所定の距離隔てて並列に維持し該各対物レンズの後
方にそれぞれ照度分布測定手段を配置し、これら2つの
測定手段により測定される同一の照度分布パターンの位
置関係から物体までの距離を算出することができる。
第8図(a)、(b)はステレオ法の原理を説明するた
めの図である0図において、101,102は焦点距離
の等しい光集束性の対物レンズであり、l0IA、10
2Aはそれぞれそれらの光軸である。レンズ101,1
02は光軸101A、102Aが平行になる様に且つレ
ンズ中心間を結ぶ直1iA(基線)が光軸101A、1
02Aと直交する様に配置されている。レンズ101(
7)後方には該レンズの焦点距離Fだけ隔てられた位置
に測定手段103が配置されており、レンズ102の後
方には距11Fだけ隔てられた位置に測定手段104が
配置されている。これら測定手段はレンズlot、10
2の基線方向と平行な方向の1つの直線上に配置されて
いる。
第8図(a)においては物体105が光軸1OIA上に
おいて無限遠に存在する。この場合には、レンズ101
による測定手段103上での物体105の像ioaは光
軸101A上に存在し、同様にレンズ102による測定
手段104上フの物体105の像107は光軸102A
上に存在す′る。
第8図(b)においては物体105が光軸1OIA上に
おいて有限の距glxだけ離れた位置に存在する。この
場合には、レンズ101による測定手段103上での物
体105の像106は光軸101A上に存在するが、レ
ンズ102による測定手段104上での物体105の像
107は光軸1  ′02Aから距離りだけ離れた位置
に存在する。
従って、像107の光軸102Aからのずれ量りを測定
手段で検出することによって、レンズ101.102と
測定手段と103.104との間の距離F及び基線長り
から、測定すべき距離Xは次式により計算処理で求める
ことができる。
X=FL/D ところで、一般に測定手段上には全体にわたって画像が
形成され、同一物体上の同一物点の像を特定することは
困難である。そこで1以上の様なステレオ法においては
、0定手段103,104により像106,107の位
置を求めるために。
一方の測定手段103における照度分布と他方の測定手
段104における照度分布との相関をとることが行なわ
れる。
第9図(a)、(b)、(c)はこの様な相関法の原理
を説明するための図である。
測定手段103,104としては、たとえば自己走査型
センサであるCCDアレイが用いられる。
第9図(a)において、レンズ101に対応する測定手
段であるCCD7レイ103はn個の受光要素を有し、
レンズ102に対応する測定手段であるCCDアレイは
m個の受光要素を有する( m > n ) *即ち、
光軸101A上の物体までの距離を測定するとすれば、
レンズlO1による像lO6は物体までの距離にPIA
IA係に光軸101A上に存在するが、レンズ102に
よ!ff1107ji物体までの距離に応じて位置が変
化するので、CCDアレイ104にはCCDアレイ10
3よりも多くの受光要素が設けられている。この様な配
置において、CCDアレイ103を基準視野と称し、C
CDアレイ104を参照視野と称する。
第9図(a)に示される様な基準視野及び参照視野での
照度分布は第9図(b)に示される様になる。即ち、レ
ンズlO1に関、する物体105及び像106の光軸方
向の結像関係はレンズ102に関する物体105及び像
107の光軸方向の結像関係と等しい(即ち、倍率が等
しい)ので、像106の照度分布と像107の照度分布
とは光軸から距離りだけずれた点が異なるのみである。
従って、CCDアレイ103,104からは。
第9図(c)に示される様な各受光要素に対応する出力
が得られる。
そこで、2つのCCDアレイの出力の相関をとるため、
先ず基準視野における第1 w n番[1の受光要素の
出力5(1)〜5(n)と参照視野における第1−n番
目の受光要素の出力R(1)〜R(n)との対応する出
力どうしの差の和COR(1)=Σ[S (k)〜R(
k) 1に〜1 を求める0次に同様にして、基準視野における第1〜n
番(1の受光要素の出力S (1) 〜S (n)と参
照視野における第2〜(n+ 1)番目の受光要素の出
力R(2)〜R(n+1)との対応する出力どうしの差
の和 を求める。以下、同様にして COR(m−n+ 1) :Σ[S (k) 〜R(k+m −n) ]k=1 まで求める。
この様にして求めた(m−n+1)個の値のうちで最も
小さい値(理想的にはO)となるCOHの番号を選び、
その番号にCCDアレイの1受光要素の幅を乗すること
により上記りの値を求めることができる。
E発IIが解決しようとする問題点] ところで、以上の様な相関法では、たとえば緑返しパタ
ーン像等の場合には相関をとる際に誤った位こでも対応
関係がある様に判定される場合があり、測定の正確さが
未だ十分でないという問題点がある。また、以上の様な
相関法に基づく距離測定を各方向に関し行なって周囲環
境の物体までの距離分布を求めようとする場合には、相
関をとる際の演算の回数が極めて多くなり、測定装置の
処理回路が複雑化するという問題点もある。更に、相関
法では方向の分解数を十分に高めることができないとい
う問題点もある。
そこで1本発明は、この様な従来技術の問題点を解決し
、高い精度且つ高い方向分解数での測定を簡易に実行し
得る光学的距離分布測定方法を提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] 本発明によれば、以上の如き目的を達成するものとして
、実質上同一の焦点距離を有する2つの光学系を光軸が
平行になる様に配置し、各光学系の後方に同一距離隔て
て光軸と垂直に照度分布測定1段を配置し、少なくとも
光学系と照度分布測定手段との間隔を変化させながら各
照度分布測定手段により照度分布を測定し、該2つの照
度分布をそれぞれ位置に関して微分し、該2つの微分信
号において絶対値が所定値以上である対応信号を抽出し
、これら対応信号の位置、光学系の焦点距離ならびにそ
の時の2つの光学系及び2つの照度分布測定手段の位置
関係とから上記対応信号位置について物体までの距離を
算出することを特徴とする、距離分布測定方法、が提供
される。
[実施例] 以下、図面を参照しながら本発明の具体的実施例を説明
する。
第1図は本発明による距離分布測定方法を実施するため
の装置の一実施例の構成を示すブロック図であり、第2
図(a)、(b)は該装置の一部J!略図である。
第2図(a)、(b)において、11はレンズ1の鏡筒
であり、該鏡筒は不図示のフレームに固定されている。
尚、LAはレンズ1の光軸である。12はレンズ2の鏡
筒であり、該鏡筒には基線方向に延びた1対の付属部材
12a、12bが付設されている。該付属部材にはそれ
ぞれ上記基線方向に延びたガイド長穴13a、13bが
形成されている。14a、14bはそれぞれ不図示のフ
レームに固定されたガイドピンであり、これらはそれぞ
れ上記ガイド長穴13a、13bに嵌合されている。上
記鏡筒12にはまた光軸方向及び基線方向の双方に直交
する方向(以下、P方向と称する)に突出せるがイドピ
ン15が付設されている。上記レンズ1.2の焦点距離
はともにFである。
16はクランクレバーであり、該レバーはほぼ直交する
2つの腕16 a 、’ 18 bを有する。腕16a
はほぼ光軸方向に延びており、腕16bはほぼ基線方向
に延びている。これら2つの腕の接続部分にはP方向の
回転軸16cが設けられている。該回転軸は不図示のフ
レームに回転自在な様に連結されている。上記腕lea
の先端部には上記回転軸16cの中心へと向かう方向に
延びたガイド長穴17aが形成されており、一方上記腕
16bの先端部には上記回転軸16cの中心へと向かう
方向に延びたガイド長穴17bが形成されている。そし
て、上記鏡筒12に付設されたガイドピン15は上記ガ
イド長穴17aに嵌合されている。
3.4はそれぞれレンズ1.2に対応して配置された同
数の受光要素を有するCCDアレイであり、該CCDア
レイはいづれも基線方向に沿って支持体18に固定され
ている。該支持体にはP方向に突出せるガイドピン19
が付設されている。
そして、該ガイドピンは上記ガイド長穴17bに嵌合さ
れている。また、支持体18には光軸方向に延びてたガ
イド長穴20が形成されている。21a、21bは光軸
方向に沿って整列して不図示のフレームに固定されてい
るガイドピンであり、該ガイドピンは上記ガイド長穴2
0に嵌合されている。
上記支持体1Bには該支持体を光軸方向に往復移動させ
るための駆動手段が連結されている。該駆動手段はパル
スモータ22と該モータの駆動回転軸に付設されたオネ
ジ部材23と該オネジ部材とかみ合う様に上記支持体に
付設されたメネジ部材24とからなる。
第2図(a)においては、レンズlの中心とレンズ2の
中心とは基線方向に距#Lを隔てて位置しており、同様
にCCDアレイ3の中心とCCt)アレイ4の中心とは
基線方向に距faLを隔てて位置しており、且つレンズ
1.2とCCDアレイ3.4とはレンズ1.2の焦点圧
#lFだけ陥てて位置している。
第2図(b)は第2図(a)の状態からクランクレバー
16を回転軸16cのまわりに図中反時計回りに角度θ
だけ回転させた状態を示すものである。この回転により
、鏡筒12はガイド長穴17aとガイドピン15との結
合関係及びガイド長穴13a、13bとガイトビy14
a、14bとの結合関係に基づき基線方向に図中左方へ
と距離ΔLだけ移動する。一方、この回転により、支持
体18はガイド長穴17bとガイドピン19との結合関
係及びガイド長穴20とガイドピン21a、21bとの
結合関係に基づき光軸方向に図中下方へと距離ΔFだけ
移動する。そして、第2図(b)では、レンズlとレン
ズ2との間の距離がL’(=L−ΔL)であり、レンズ
1.2とCCDアレイ3.4との間の距離がF’(=F
+ΔF)である。
ここで、クランクレバー16の腕16aが光軸方向の時
に、該クランクレバー16の回転軸16Cの中心から上
記鏡筒12に付設されたガイドピン15の中心までの距
離をA−Lとし該回転輪16cの中心から上記支持体1
8に付設されたガイドピン19の中心までの距離をA@
Fとしておく(ここで、Aは比例定数である)。
この場合、上記回転角0(ラジアン)が小さいとすれば
、 ΔL=A−L・0 ΔF=A−F−0 と近似でき、従って。
L′・F’=(L−A−L・0)11 (F+A−F  拳 0) =L−F−A2 LP01 である、そして、0が小さい場合にはA2LFO2は無
視し得るので。
L′・F’=L−F と近似できる。
第1図において、CCDアレイ3,4は同一の駆動回路
31により同時に読出し駆動され、またパルスモータ2
2は駆動回路32により駆動される。
CCDアレイ3.4からはそれぞれ時系列的に順次受光
要素からの画素信号が出力され画像情報信号として微分
回路33.34に入力される。#微分回路では画像情報
信号の微分信号がイ!Iられる。該微分信号は時系列的
に入力される各画素信号について当該画素信号の前の画
素信号に対する増分の時系列的0号を意味するものであ
り、画像情報信号を一画素分だけラッチしておき続いて
入力される画素信号に対し引算することにより得ること
ができる。
上記微分回路33.34の出力は差分回路35に入力さ
れ、ここでは2つの微分信号の差信号が得られる。
上記差分回路35の出力はA/Dコンバータ36に入力
され、ここで上記差信号がデジタル化される。
」−記A/Dコンバータ36の出力は続いて遅延回路3
7、差分回路38及び比較回路39に入力される。
」二記遅延回路37ではBBDの様な1画面の画像情報
信号を保持して時間的に遅延させる手段が利用される。
従って、上記差分回路38へはA/Dコンバータ36の
出力である信号と1画面前の該A/Dコンバータの出力
とが同時に入力される。そして、該差分回路38ではこ
れら2つの信号の差信号が得られる。
該差分回路38の出力は比較回路40に入力される。該
比較回路40では入力信号の絶対値と所定の第1のしき
いイ1との比較が行なわれ、入力信号の絶対値が該しき
い値よりも大なる時のみ信号を出力する。
一方、比較回路39では上記A/Dコンバータ36から
の入力信号の絶対値と所定の第2のしきい値との比較が
行なわれ、入力信号の絶対値が該第2のしきい値よりも
小なる時のみ信号を出力する。
該比較回路39の出力と上記比較回路40の出力とがA
ND回路41に入力され、ここで双方の入力信号のAN
D信号が得られる。
該AND回路41の出力はCPU42に入力される。
一方、上記モータ駆動回路32からはモータの回転角(
#回転角はCCDアレイ3,4の光軸方向の位置に対応
する)の信号が出力され、該信号は距離算出回路43に
入力される。
該距離算出回路43では距離算出を行なう、該算出結果
はCP U−42を経てメモリ44に記憶される。
尚、45は装置の各ブロックの動作のクロックを制御す
るためのクロック制御回路である。
以下、上記第1図及び第2図、更には第3図以降の図面
を参照しながら本実施例装置の動作即ち本発明方法の一
実施例を説明する。
第3図(a)、(b)は本実施例の測定の詳細を説明す
るための光学図である。
物体5は光軸IA、IBに沿って有限の距離xだけ離れ
た位置に存在し、基線方向に所定の長さを有するものと
する。
先ず、第3図(a)に示される様に、レンズ1.2間の
距離をCCDアレイ間の距離と同一のLとし旦つレンズ
1.2とCCDアレイ3.4との間の距離をレンズの焦
点距離Fとしておく、これは上記第2図(&)の状態に
相当する。
この状態では、レンズ1によるCCDアレイ3上の画像
は第4図(a)の様になり、物体5の像がぼけた状態で
中央に形成されている。一方、レンズ2によるCCDア
レイ4上の画像は第4図(b)の様になり、物体5の像
がぼけた状態で中央から右よりにずれた位置に形成され
ている。そして、CCDアレイ4上の画像はCCDアレ
イ3Lの画像を右向きに所定距離移動させた様な画像で
ある。尚、第4図(a)、(b)はそれぞれCCDアレ
イ3,4から出力される画像情報信号に相当する。
従って、微分回路33.34の出力である微分信号は、
それぞれwS4図(C)、(d)の様になる1画像情報
信号はCCDアレイ上の画像のぼけによりなだらかな信
号であるので、微分信号の絶対値は小さい。
差分回路35では上記微分回路33.34の出力におけ
る対応する画素信号どうしの差の信号列が形成され、該
差信号は第4図(e)の様になる。該出力信号は上記微
分信号の絶対値が小さいことに基づき絶対値が小さい。
該差分回路35からの出力信号はA/Dコンバータ36
によりデジタル化され、以降の信号処理がデジタルで行
なわれる。
差分回路38では上記A/Dコンバータ36の出力信号
と遅延回路37の出力信号との差の信号が出力される。
尚、初期状態では遅延回路37からは1画面前の信号の
出力がないので、差分回路38では該遅延回路からの入
力信号のダミーとしてA/Dコンバータ36からの入力
信号を用いて引算が行なわれ、従って該差分回路38の
出力信号は全体的に0の信号となる。
従って、上記比較回路40への入力信号は全体にわたっ
て該比較回路に設定されているしきい値よりも絶対値が
小さいので、該比較回路の出力信号は第4図(f)に示
される様に全体的にOとなる。
一方、比較回路39への入力信号は全体にわたって該比
較回路に設定されているしきい値よりも絶対値が小さい
ので、該比較回路の出力信号は第4図(g)に示される
様に全体的に1となる。
従って、AND回路41の出力は第4図(h)に示され
る様に全体的にOとなる。
このAND回路41の出力がCPU42に入力され、該
信号中には1が含まれていないので、この時点では該C
PUから距離算出回路43に対し距離算出指令が発せら
れることはない。
但し、モータ駆動回路32からはモータ回転角信号が距
離算出回路43に対し出力される。
次に、モータ駆動回路32によりパルスモータ22を適
宜の角度回転させて支持体18を光軸方向に所定距離移
動させ、かくして鏡筒12を基線方向に所定の距離移動
させる。
この状態で形成される新たな画面について上記と同様に
信号処理を行なう、この状態では、CCDアレイ3,4
上での画像は上記の場合とほぼ同様のパターンで且つ少
しだけ合焦状態に近づいたものとなる。但し、CCDア
レイ4上での画像は物体5の像が上記の場合よりも少し
中央に近づいたものとなる。
この状態での信号処理においても上記と少しだけ異なる
かまたは同一の信号が得られる。
以下同様にして、モータ22の駆動と信号処理とを繰返
す。
第3図(b)は、レンズ1,2間の距離がLであり且つ
レンズ1.2とCCDアレイ3,4との間の距離がF′
である状態を示す、この状態は上記モータ22の駆動を
繰返すことにより実現される。これは」−記pIS2図
(b)の状態に相当する。
本実施例においては、クランクレバー16の回転に際し
、上記の様にL’−F’=L−Fなる関係を維持してΔ
L及びΔFが変化するので、物体5の像6.7はそれぞ
れCCDアレイ3,4の中央に合焦状態で位置すること
になる。
即ち、上記の様に、第3図(a)、(b)において、L
’−F’=L−Fであるので、L・F= (L−ΔL)
(F+ΔF) が成り立つ、また、第3図(b)における相似関係から
、 (L−ΔL)/X= L/ [X+ (F十ΔF)] が成り立つ、これらの式から。
1/F= l/X+ 1/ (F+AF)が導かれる。
これにより第3図(b)における物体5と像6,7とは
それぞれレンズ1.2に関し合焦結像の公式を満たして
いることが分る。
この合焦状態に到達する直前(1画面前)の状態では、
レンズlによるCCDアレイ3上の画像は第5図(a)
の様になり、物体5の像が殆ど合焦状態に近くわずかに
ぼけた状態で中央に形成されている。一方、レンズ2に
よるCCDアレイ4上の画像は第5図(b)の様になり
、物体5の像が合焦状態に近くわずかにぼけた状態で中
央かられずかに右よりにずれた位置に形成されている。
そして、CCDアレイ4上の画像はCCDアレイ3上の
画像を右向きにわずかな距離移動させた様な画像である
。尚、第5図(a)、(b)はそれぞれCCDアレイ3
.4から出力される画像情報信号に相当する。
従って、微分回路33.34の出力である微分信号は、
それぞれ第5図(c)、(d)の様になる0画像情報信
号はCCDアレイ上の画像が殆ど合焦状態であることに
基づきエツジ部の傾きがかなり急な信号であるので、微
分信号には該エツジ部に絶対値の比較的大きな部分があ
られれる。
従って、差分回路35の出力である差信号は第5図(e
)の様になる。尚、i5図(e)において1点線は一画
面前の該差信号即ち遅延回路37の出力を示す。
これにともない、差分回路38の出力信号は第5図(e
′)の様になる。
従って、上記比較回路40への入力信号は該比較回路に
設定されているしきい値よりも未だ絶対値が小さいので
、該比較回路の出力信号は第5図(f)に示される様に
全体的にOとなる。
一方、比較回路39への入力信号は該比較回路に設定さ
れているしきい値よりも絶対値が大きい部分があるので
、該比較回路の出力信号は第5図(g)に示される様に
部分的に1となる。
従って、AND回路41の出力は第5図(h)に示され
る様に全体的にOとなる。
このAND回路41の出力がCPU42に入力され、該
信号中にはlが含まれていないので、この時点では該C
PUから距gI算出回路43に対し距1111出指令が
発せられることはない。
続いてモータ22を駆動することにより上記第3図(b
)に示される合焦状態となるが、この合焦状態では、レ
ンズlによるCCDアレイ3上の画像は第6図(&)の
様になり、物体5の像が十分な合焦状態で中央に形成さ
れている。一方、レンズ2によるCCDアレイ4上の画
像は第6図(b)の様になり、物体5の像が十分な合焦
状態で中央に形成されている。そして、CCDアレイ4
上の画像はCCDアレイ3上の画像と同等の画像である
。尚、第6図C&)、(b)はそれぞれCCDアレイ3
.4から出力される画像情報信号に相当する。
従って、微分回路33.34の出力である微分信号は、
それぞれ第6図(C)、(d)の様になる1画像情報信
号はCCDアレイ上の画像が十分な合焦状態であること
に基づきエツジ部Eの傾きが極めて急であるので、微分
信号には該エツジ部Eに絶対値の十分に大きな部分があ
られれる。
以上の様に、CCDアレイ3.4の出力が同一であるこ
とにより微分回路33.34のII力である微分信号も
同一であるので、差分回路35の出力である差信号は第
6図(e)に示される様に全体的にOとなる。尚、第6
図(e)において、点線は一画面前の該差信号即ち遅延
回路37の出力を示す。
これにともない、差分回路38の出力信号は第6図(e
′)の様になる。
従って、上記比較回路40への入力信号には該比較回路
に設定されているしきい値よりも絶対値の大きな部分が
含まれるので、該比較回路の出力信号は第6図(f)に
示される様に部分的に1となる。
一方、比較回路39への入力信号は全体にわたって該比
較回路に設定されているしきい値よりも絶対値が小さい
ので、該比較回路の出力信号は第6図(g)に示される
様に全体的に1となる。
従って、AND回路41の出力は第6図(h)に示され
る様に部分的に1となる。
このAND回路41の出力がCPU42に入力され、該
信号中に1が含まれているので、この時点で該CPUか
ら距離算出指令43に対し距離算出指令が発せられ、該
距S算出回路ではモータ駆fh回路32から入力される
CCDアレイ3,4の移動距離ΔFに関する情報を介し
て得られるレンズ2の移動距離ΔLに基づき1次の関係
式X=L’・F’/ΔL =L−F/ΔL を用いて、物体5までの距raxを算出する。
該算出された距離Xの値はCPU42に入力され、上記
AND回路41の出力信号中に含まれるlの部分に対応
する距離としてメモリ44に記憶される。尚、第6図(
f)、(h)においては各エツジ部Eに対応して信号中
に2つの1の部分が示されているが、適当な処理により
エツジ部に正確に対応する部分以外を除去することがで
きる。
第7図は、以上の様な本実施例においてwSG図に示さ
れる画像のエツジ部Eに着目した場合のレンズ1.2間
距離の変化に対する差分回路35の出力信号の絶対イ1
の変化を概略的に示す図である。
本実施例においては、レンズ間距離を変化させながら該
差分回路35の出力が急激に0となるレンズ間距離を検
出しているので1合焦状態の検出が容易であり、且つ検
出精度が十分に高い。
以上の実施例においては、物体のエツジ部が等距離で2
箇所である例が示されているが、一般的には周囲環境に
はこの様な物体エツジ部が種々の距離に数多く存在する
ので、上記第3図(a)に示される様な無限遠に合焦す
る状態から第3図(b)に示される様な状態を経て更に
至近距離に合焦する状態までレンズ及びCCDアレイの
移動を行なうことにより、各エツジ部ごとに距離測定が
実行され、距離分布が測定される。
尚1以上の実施例において、画像信号を順次読出し出力
する時点即ち画像信号を順次読出す際のレンズ間距離は
所望の仕様に応じて適宜設定して測定精度を向上させる
ことができる。更に、比較回路40における第1のしき
い値及び比較回路39における第2のしきい値は、第1
のしきい値は比較的大きな値とし且つ第2のしきい値は
殆ど0に近い比較的小さな値として、所望の仕様に応じ
て適宜設定することができる。
上記実施例においては差分回路35の出力をA/Dコン
バータ36によりデジタル化しているが、信号のデジタ
ル化はこの段階に限定されることはなく、たとえばCC
Dアレイ3.4の出力を直ちにデジタル化してもよく、
あるいはその他の適宜の段階でデジタル化してもよい。
上記実施例においては第2図に示される様な機構を用い
てレンズ2及びCCDアレイ3.4を所定の関係を維持
しながら移動させているが、該レンズ及びCCDアレイ
の移動を独立にパルスモータ等の駆動手段で駆動し、こ
の移動の際の所定の関係の維持をCPU42からの制御
信号により行なうことも可能である。
上記実施例においては照度分布測定手段がCCDアレイ
である場合が例示されているが、本発明においては照度
分布測定手段はその他の手段であってもよく、特に2次
元イメージセンサであってもよい、2次元センサの場合
には主走査線の方向を基線方向とし、lライフ分ごとに
上記実施例に示される様な処理を実行すればよく、これ
により所定の視野範囲についての距離分布が測定される
[発明の効果] 以上の様な本発明によれば、照度分布測定手段により測
定される照度分布の微分信号に基づき合焦状態にあるこ
との検出を行なった上で該合焦状態部分までの距離を光
学系等の配置に基づき算出するので、相関法で生ずるこ
とのある擬似対応に基づく測定ミスをg/J[t:する
ことができ、測定精度は大幅に向上する。また、本発明
によれば、距離測定の方向の分解数は照度分布測定手段
の受光要素程度にまで高めることが可能である。更に、
本発明によれば、相関法に比べて演算処理が簡単である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するための装置の構成を示す
ブロック図である。 第2図(a)、(b)は本発明方法を実施するための装
置の一部概略図である。 第3図(a)、(b)は本発明方法を実施するための装
置における光学図である。 第4図(a) 〜(h) 、第5図(a) 〜(h)及
び第6図(a)〜(h)は本発明方法を実施するための
装置における信号を示す図である。 第7図は本発明方法を実施するための装置におけるレン
ズ間距離変化の際の信号変化を示す図である。 第8図(a)、(b)はステレオ法の原理を説明するた
めの図である。 第9図(a)、(b)、(c)は相関法の原理を説明す
るための図である。 1.2:レンズ、     IA、2A:光軸。 3.4 : CCDアレイ、  5:物体、6.7:像
、       11,12:鏡筒、16.26:クラ
ンクレバー、18:支持体。 第1図 第2図(Q) 第3図 (a)               (b)第4図 (C)               (d)(h) 第5図 (h) 第6図 第7図 レレス°゛M了E舊斥 第 (a) 、ノ105 8 図 (b) 手続補正書(方式) %式% 事件の表示 特願昭61−258580号 2 発明の名称 距離分布測定方法 3 補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称  (100)  キャノン株式会社4 代理人 昭和63年 3月29日 1 補正の対象 明細書の図面の簡単な説明の欄 −補正の内容

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)実質上同一の焦点距離を有する2つの光学系を光
    軸が平行になる様に配置し、各光学系の後方に同一距離
    隔てて光軸と垂直に照度分布測定手段を配置し、少なく
    とも光学系と照度分布測定手段との間隔を変化させなが
    ら各照度分布測定手段により照度分布を測定し、該2つ
    の照度分布をそれぞれ位置に関して微分し、該2つの微
    分信号において絶対値が所定値以上である対応信号を抽
    出し、これら対応信号の位置、光学系の焦点距離ならび
    にその時の2つの光学系及び2つの照度分布測定手段の
    位置関係とから上記対応信号位置について物体までの距
    離を算出することを特徴とする、距離分布測定方法。
  2. (2)2つの微分信号において絶対値が所定値以上であ
    る対応信号を抽出するに際し、光学系と照度分布測定手
    段との間隔を変化させながら間欠的に微分信号を得、2
    つの微分信号の差分を作成し、該差分と前回の該差分と
    の差を求め、該差の絶対値が所定値よりも大である状態
    から小である状態へと移行したか否かを判定する、特許
    請求の範囲第1項の距離分布測定方法。
  3. (3)光学系と照度分布測定手段との間隔の変化に際し
    、2つの光学系の光軸間の距離が変化せしめられ且つ2
    つの照度分布測定手段間の距離が一光学系−照度分布測
    定手段間の距離との積がほぼ一定に維持される、特許請
    求の範囲第1項の距離分布測定方法。
  4. (4)2つの照度分布測定手段が実質上同等である、特
    許請求の範囲第3項の距離分布測定方法。
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JP2015227849A (ja) * 2014-06-02 2015-12-17 中国電力株式会社 ステレオマッチング法による絶対座標位置計測方法およびステレオマッチング法による絶対座標位置計測装置

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