JPS6321221Y2 - - Google Patents

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JPS6321221Y2
JPS6321221Y2 JP1984023544U JP2354484U JPS6321221Y2 JP S6321221 Y2 JPS6321221 Y2 JP S6321221Y2 JP 1984023544 U JP1984023544 U JP 1984023544U JP 2354484 U JP2354484 U JP 2354484U JP S6321221 Y2 JPS6321221 Y2 JP S6321221Y2
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JP
Japan
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waste liquid
thin paper
oil
waste
absorbent material
Prior art date
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JP1984023544U
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JPS60137704U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の分野 この考案は、たとえば調理後に生じる廃油など
廃液を吸収させた状態で捨て去るための廃液パツ
ドの構造の改良に関する。
先行技術の説明 たとえば天麩羅や炒めものの調理後に生じた廃
油、あるいは自動車の廃オイルなどは、家庭内で
流し等に直接捨て去ることはできない。配管の目
づまり、あるいは排水汚染の問題を生じるからで
ある。したがつて、従来より、種々の廃油処理方
法が実施されている。すなわち、アルミ箔と合
成樹脂フイルムとの複合材からなる袋の中に、パ
ルプ繊維もしくは綿などからなる油吸収材を入れ
て、該袋に廃油を注入した後、袋を閉じて捨て去
る方法、およびパルプ繊維もしくは綿のブロツ
クからなる油吸収材を矩形に成型したものを、調
理後の鍋やフライパン等に入れて廃油を吸収さ
せ、廃油を吸収した該油吸収材を捨て去る方法な
どである。
しかしながら、の方法では、安全のために調
理後油が冷却するまで待つ必要があり、また鍋も
しくはフライパンを手で持ち、廃油がこぼれない
ように袋に注ぎ入れなければならず、煩雑な作業
を強いられるという問題があつた。
他方、の方法では、調理後の鍋に油吸収材を
投入しておけば、油が吸収されるため、上記のよ
うな問題点はないが、パルプ繊維もしくは綿繊維
がむき出しであるため、油を吸収した油吸収材を
取出す際に、吸収した油の一部が自重により糸状
に垂れて周囲を汚染するという欠点があつた。
考案の目的 それゆえに、この考案の目的は、上記欠点を解
消し、廃油等の廃液を簡単に、かつ周囲を汚染す
ることなく処理し得る新規な構造の廃液パツドを
提供することにある。
考案の構成 この考案は、要約すれば、廃液吸収材と、該廃
液吸収材の少なくとも一部を包む第1の薄葉紙
と、廃液吸収材および第1の薄葉紙を包み込み、
かつ熱可塑性合成樹脂粉末または繊維を混入して
なる第2の薄葉紙とを備えることを特徴とする、
廃液パツドである。この考案における「廃液吸収
材」としては、パルプ繊維もしくは綿繊維などの
繊維状部材を成型したものが用いられる。このよ
うな繊維状部材を成型した廃液吸収材を用いるこ
とにより、毛細管現象により、廃油等の廃液を速
やかに吸収することが可能である。
廃液吸収材の外側には、該廃液吸収材の全体ま
たは一部を包む第1の薄葉紙が設けられており、
また廃液吸収材および第1の薄葉紙を包み込み、
かつ熱可塑性合成樹脂を漉き込んでなる第2の薄
葉紙が設けられている。したがつて、廃液吸収材
の外側では、第1の薄葉紙および第2の薄葉紙に
より2重構造とされているため、第1の薄葉紙と
第2の薄葉紙との間で吸収された廃液の一部が表
面張力により保持され、また外側の第2の薄葉紙
には合成樹脂繊維が漉き込んであるため、紙の繊
維が適度に詰まり吸収された廃液が自重により外
側に垂れることはない。すなわち、この考案で
は、廃液吸収材の吸収性および毛細管現象により
廃液が吸収され、吸収された後には、外側の2重
構造の第1の薄葉紙および第2の薄葉紙により、
自重により廃液の垂れることが防止される。
「第2の薄葉紙に混入される熱可塑性合成樹
脂」としては、たとえばポリエチレンまたはポリ
プロピレンなどが挙げられ、第2の薄葉紙のパル
プ重量に対し3から15重量%程度混入される。こ
のように熱可塑性合成樹脂繊維を混入することに
より、上記のように吸収された廃液の外部への垂
れ込みを防止することができるとともに、熱シー
ルなどにより、第2の薄葉紙同士を融着させるこ
とができ、全体を袋状にすることができる。な
お、「混入」については、漉き込み、混合等適宜
の方法を用い得ることを指摘しておく。
考案の効果 この考案は、上記のように廃液吸収材と、該廃
液吸収材の全体または一部を包む薄葉紙と、廃液
吸収材および第1の薄葉紙を包み込み、かつ熱可
塑性合成樹脂を混入してなる第2の薄葉紙とで構
成され、廃液吸収材により廃液は速やかに吸収さ
れ、また吸収された廃液の一部は廃液吸収材から
垂れたとしても、外側の第1の薄葉紙および第2
の薄葉紙間で表面張力により保持され、さらに第
2の薄葉紙が合成樹脂をすき込んでなるため、廃
液パツド外部に廃液が自重により垂れることが確
実に防止される。したがつて、この考案の廃液パ
ツドを用いれば、周囲を汚染することなく廃液を
処理することができ、また調理後の熱い廃油等の
中に直接投入し、短時間に吸収させることができ
るため、煩雑な作業をも回避し得る。
この考案は、調理後の廃油に限らず、車両の廃
オイル、あるいは他の種々の廃液等の処理に用い
られ得るものであることを指摘しておく。
実施例の説明 第1図および第2図は、この考案の一実施例を
示す斜視図および−線断面図である。第1図
および第2図に示した実施例では、厚さ5〜30mm
の平板状に成型された油吸収材1が用いられる。
油吸収材1は、たとえばパルプ繊維または綿繊維
などを成型して得られるものであり、上記厚みに
成型された後、任意の寸法に切断され、その外側
が第1の薄葉紙2により包まれている。第1の薄
葉紙2としては、たとえば10〜20g/cm2のものを
用いることができる。第1の薄葉紙2の周囲は、
たとえばポリエチレンまたはポリプロピレンなど
の熱可塑性合成樹脂繊維等をすき込んでなる第2
の薄葉紙3で包み込まれており、袋状にされてい
る。第2の薄葉紙3は、たとえば10〜30g/cm2
ものが用いられ、パルプ重量に対し3〜15重量%
の熱可塑性合成樹脂繊維が漉き込まれている。し
たがつて、図示のように、熱シールにより第2の
薄葉紙3同士を融着することができ、全体を袋状
にすることができる。この実施例では、第2の薄
葉紙3の融着された縁に貫通孔4が形成されてお
り、該貫通孔4にひも5が通されている。したが
つて、この実施例の廃液パツドを鍋等に投入する
際、あるいは取出す際に、ひも5を手で持つこと
により処理でき、取扱い容易である。なお、第2
の薄葉紙3は、熱可塑性合成樹脂繊維を漉き込ん
だものにすぎないため、表面に任意の模様もしく
は商品名等を印刷することができ、したがつて美
観に優れた廃液パツドを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、この考案の一実施例を
示す斜視図および−線断面図である。 1……廃液吸収材、2……第1の薄葉紙、3…
…第2の薄葉紙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 廃液吸収材と、該廃液吸収材の少なくとも一
    部を包む第1の薄葉紙と、前記廃液吸収材およ
    び前記第1の薄葉紙を包み込み、かつ熱可塑性
    合成樹脂粉末または繊維を混入してなる第2の
    薄葉紙とを備えることを特徴とする、廃液パツ
    ド。 (2) 前記廃液吸収材は、繊維状部材を成型したも
    のである、実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の廃液パツド。
JP2354484U 1984-02-20 1984-02-20 廃液パツド Granted JPS60137704U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2354484U JPS60137704U (ja) 1984-02-20 1984-02-20 廃液パツド

Applications Claiming Priority (1)

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JP2354484U JPS60137704U (ja) 1984-02-20 1984-02-20 廃液パツド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60137704U JPS60137704U (ja) 1985-09-12
JPS6321221Y2 true JPS6321221Y2 (ja) 1988-06-13

Family

ID=30516868

Family Applications (1)

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JP2354484U Granted JPS60137704U (ja) 1984-02-20 1984-02-20 廃液パツド

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0741682Y2 (ja) * 1993-03-15 1995-09-27 第一衛材株式会社 廃油回収容器

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JPS4728560U (ja) * 1971-04-23 1972-12-01
JPS4943118U (ja) * 1972-07-19 1974-04-16
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JPS529280U (ja) * 1975-07-08 1977-01-22
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JPS60137704U (ja) 1985-09-12

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