JPS63211601A - 半導体抵抗素子を用いた温度センサ - Google Patents

半導体抵抗素子を用いた温度センサ

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Publication number
JPS63211601A
JPS63211601A JP4345187A JP4345187A JPS63211601A JP S63211601 A JPS63211601 A JP S63211601A JP 4345187 A JP4345187 A JP 4345187A JP 4345187 A JP4345187 A JP 4345187A JP S63211601 A JPS63211601 A JP S63211601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistance element
resistance
temperature sensor
substrate
semiconductor resistance
Prior art date
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Pending
Application number
JP4345187A
Other languages
English (en)
Inventor
野見山 真弓
秀章 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、温度特性の改善をはかった半導体抵抗素子を
用いた温度センサに関する。
〈従来の技術〉 従来、シリコンやゲルマニウムなどの半導体基板に不純
物元素を拡散し、半導体温度センサとして用いたものと
して薄膜型サーミスタが知られている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記従来のサーミスタは高感度で、小形化が可能である
しかしながらこの様な温度センサはその非直線性が大き
いため、複雑な温度補償回路が必要であるという問題点
がある。
本発明は上記問題点に鑑みて成されたもので。
同一の基板上に2種類の拡散抵抗素子を形成し。
それらの抵抗値の差を検出することにより直線性のよい
半導体抵抗素子を用いた温度センサを実現することを目
的とする。
く問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解決するための本発明の構成は。
シリコン基板中にドナーにもアクセプタにもならない中
性不純物原子をドーピングし、このドーピング領域に形
成した第1の抵抗素子と前記基板中のドーピング領域外
に形成した第2の抵抗素子からなり、前記第1および第
2の抵抗素、子に電圧を印加し、その抵抗値の差を検出
するように栴成したことを特徴とするものである。
〈実施例〉 第1図は本発明の半導体温度センサの平面図を示す(a
)およびその製作工程の概略を示す断面図(b)、(C
)である。。
図(b)において1は比抵抗10ΩCm程度のn型3i
基板であり、この基板1に部分的にマスク(例えばSi
O2層)2を形成した後、加速エネルギー200kev
、ドーズff15X10” cm−2程麿の条件で中性
不純物原子としてのGeをイオン注入した後アニールし
て中性不純物層3を形成する。
次に(C)図に示すようにGeイオンを注入した部分に
マスク2を形成し、Geイオンを注入した部分としない
部分のマスク2を部分的に除去し。
例えばボロン(8)を拡散して2種類の抵抗素子を形成
する(ここではQe層上に形成した抵抗素子4を第1の
抵抗素子、Geのない部分に形成した抵抗素子4′を第
2の抵抗素子と称する)。
図(a)は第1.第2の抵抗素子4,4−の一端を結合
するとともにそれぞれの抵抗素子の他方を導電体6で結
合し、端子8,9.10を設【ブた例を示している。
第2図は第1図(C)の等価回路を示すもので端子8に
定電圧源7を接続し、端子8,9.10間の抵抗値を測
定することにより抵抗値の差を検出することが可能であ
る。
第3図は、シリコン基板にGeをドープした領域に抵抗
素子を形成した場合と領域外に抵抗素子を形成した場合
の温度と抵抗比の関係を示すもので2本出願人が実験に
より求めた圃をプロットしたものである。なお、抵抗比
は20℃における抵抗fifi(ρ0)を1として正規
化し、温度が変化した場合の抵抗値を(ρ)として求め
た。図において1曲線イはGeのドーズ量を5x10”
cm°2とした場合8曲線口はGeのドーズ量を5×1
Q”cm’とした場合を示し1曲線ハはGeドーズ領域
外に抵抗素子を形成した場合を示している。なお、この
実験で使用した基板の抵抗素子部のQeの拡散領域を2
次イオン質量分析法で測定した結果2表面!1度約10
”am−3,深さ約1゜6μmであり、ボロン(B)の
深さは約1.2μmであった。
図によればGeをドープしない場合は温度に対する抵抗
比が大きいがGeをトープした場合は抵抗比が小ざくな
っており、また、どちらも非直線制を持っていることが
分る。
第4図は第2図に示す等価回路の第1の抵抗素子4と第
2の抵抗素子4′の温度と抵抗比の関係を室温で正規化
して示すもので1曲線イは第1の抵抗素子の抵抗として
0.075Ωcmのものを。
曲線口は第2の抵抗素子の抵抗として0.077Ωcm
のちのを用いてプロットしたものであり。
ハは上記2fi類の抵抗値の出力差をプロットしたもの
で、R/Roがほぼ直線になっていることが分る。なお
、この出力特性はGeのドーズmを調整することにより
変化させることが出来、また。
抵抗は大きなものを用いた方が感度が良好である。
第5図は他の実施例を示す等価回路図で1本例では抵抗
をブリッジに構成している。この様な回路においては歪
みなどの外力が印加された場合に影響を受けにくいもの
となる。
なお9本実施例においてはn型のS:基板にGeをドー
プして、この上にBを拡散した例について説明したが1
本例に限ることなくGe以外の他の■族の中性不純物を
用いてもよく、また、p型の3i基板に中性不純物原子
をドープし、この中に拡散抵抗素子を形成してもよい。
また、製作条件も本実施例に限定するでものではない。
〈発明の効果〉 以上、実施例とともに具体的に説明したように本発明に
よれば、半導体温度センサの特性である非直線性の補正
計算が不要なので2回路を簡略化することが可能であり
また。シリコン基板に2種類の抵抗素子を一度のドーピ
ングで同時に作成することが出来るため、プロセス工程
を簡素化することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体温度センサの一実施例を示す平
面図(a)およびその製作工程の概略を示す断面図(b
)、(C)、第2図は第1図(c)の等価回路を示す図
、第3図は温度と抵抗比の関係を示す図、第4因は第2
図に示す等価回路の温度と抵抗比の関係を室温で正規化
して示し、2種類の抵抗値の出力差をプロットした状態
を示す図。 第5図は他の実施例を示す等価回路図である。 1・・・Si基板、マスク、3・・・中性不純物拡散層
。 4・・・第1の抵抗素子、4′・・・第2の抵抗素子、
7・・・定電圧源、7.8.9・・・端子。 第4図 π5図 こ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  シリコン基板中にドナーにもアクセプタにもならない
    中性不純物原子をドーピングし、このドーピング領域に
    形成した第1の抵抗素子と前記基板中のドーピング領域
    外に形成した第2の抵抗素子からなり、前記第1および
    第2の抵抗素子に電圧を印加し、その抵抗値の差を検出
    するように構成したことを特徴とする半導素子抵抗素子
    を用いた温度センサ。
JP4345187A 1987-02-26 1987-02-26 半導体抵抗素子を用いた温度センサ Pending JPS63211601A (ja)

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JPS63211601A true JPS63211601A (ja) 1988-09-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014200011A1 (ja) * 2013-06-12 2014-12-18 アルプス電気株式会社 抵抗体及び温度検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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