JPS63210412A - 動圧式軸受装置 - Google Patents

動圧式軸受装置

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JPS63210412A
JPS63210412A JP3792887A JP3792887A JPS63210412A JP S63210412 A JPS63210412 A JP S63210412A JP 3792887 A JP3792887 A JP 3792887A JP 3792887 A JP3792887 A JP 3792887A JP S63210412 A JPS63210412 A JP S63210412A
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JP
Japan
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fluid
thrust
dynamic pressure
friction
piece
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Pending
Application number
JP3792887A
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English (en)
Inventor
Saburo Kazama
風間 三郎
Seiichi Narishima
誠一 成島
Masaharu Ono
正治 小野
Tomohito Yamashita
智史 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS63210412A publication Critical patent/JPS63210412A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/12Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load
    • F16C17/18Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load with floating brasses or brushing, rotatable at a reduced speed

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、潤滑流体の動圧で回転体を非接触支持する機
構に係り、特に小型・低摩擦・長寿命・低コスト化に好
適な動圧式軸受装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種動圧式軸受装置は、例えば特開昭59−4
5635号公報に記載のように、スラス  。
ト部、ジャーナル部ともその支承部は回転構体に対して
全て固定構造で流体動圧を発生する構成となっていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術においては、流体動圧発生部の流体摩擦の
低減策については配慮されておらず、玉軸受構造等に比
べ大幅な高摩擦性と、これによる駆動モータ等の消費電
力増大、発生トルクの変動増大等を引き起こすという問
題があった。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決し、小型軽量で
低摩擦・高円滑回転性等高性能の得られる動圧式軸受装
置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の動圧式軸受装置で
は、回転体との間に流体動圧を発生させて該回転体を支
承するための支承構体側とも回転可能な構成とし、支承
構体に対する回転体の相対速度を減らして該回転部の流
体摩擦抵抗の大幅低減化を図った。
これにより、モータ等の駆動部の消費電力も大幅に低減
され、同時に該モータ等の発生トルク値も軽減されるた
め、トルクリップルも低減されて高円滑回転化も容易に
達成できる。
さらに、滑動面や潤滑流体の長寿命化やモータ等駆動部
による短時間の起動立上り等も可能となる。
〔作用〕
支承構体を回転可能な構成としたため、回転体との相対
速度が低減され、滑動面における流体の流速が低くなり
、その摩擦抵抗が大幅に低減する。
流体摩擦は回転体の角速度の約了乗に比例して増大する
ため、滑動構体の相対速度を減らすことは摩擦低減化の
上で極めて効果的である。支承構体数を複数に分割し、
滑動面各部の相対速度を低くする程、全体の摩擦は低減
する。この摩擦低減化により、省電力化働低トルクリッ
プル化・長寿命化・起動性向上等が実現される。
また、支承構体をモータ構成やアクチェエータ構成で能
動的に回転作動させる構成では、回転構体との相対速度
を一定値に保持したり、または回転構体の回転状態に対
応してこれを制御できるため、流体摩擦を一定に保持し
、安定性の極めて高い回転にできる他、回転体の浮上高
さ、軸中心位置等も高精度に保持・制御される、回転体
の起動時特性も改善される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明による動圧式軸受装置の第一実施例の構
造説明図で、(&)は断面図、(b)はスラスト支承片
の表側平面図、(0)はスラスト支承片の裏側平面図で
ある。同図において、1は中心軸、2は回転構体、5は
スラスト支承片、4は固定構体、5は潤滑流体、10 
、10’はジャーナルグループ、11 、11’はスラ
ストグループ、20はスラスト第1滑動面、50はスラ
スト第2滑動面、また、ω、はスラスト支承片の回転角
速度、ω、は回転構体の回転角速度を示す。
第1図に示した動圧式軸受装置は、中心軸1を固定構体
4に固定し、これに回転構体2を軸受部を介して回転自
在に係合した構造である。軸受部は中心軸1の表面の上
下2箇所にくの字形の浅溝(ヘリングボーン形グループ
:ジャーナルグループ) 10 、10’を設けて成る
ジャーナル支承部と、回転構体2の下端面に設け、これ
を支承するスラスト支承片3から成るスラスト支承部と
から構成されている。
図示の構成においては、スラスト支承片5は中心軸1や
固定構体4に固定されておらず1回転部体2の回転に追
随してこれよりも低速で回転できるようになっている。
スラスト支承片3は、その表裏両面にヘリングボーン形
グループ(スラストグループ)、11.11’を設けて
あり、該両面で流体5により動圧を発生できるようにし
である。
なお、スラストグループ11 、11’はそのへリング
ボーン形状が方向反対でほぼ同じ形状としである。また
、スラスト支承片5の表面は1回転部体2の回転滑動面
、裏面は固定構体4に対する回転滑動面である。回転構
体2は角速度ω、で回転この回転に伴い、各グループ部
の潤滑流体5は。
ジャーナル部、スラスト部で流体動圧を発生し、回転部
を浮上させてこれを非接触状態で支承する。
固定構体4の凹部14は潤滑流体5を保持し、潤滑面2
0と50に該流体5を安定に供給するためのものである
第2図は第1図に示した動圧式軸受装置の動圧軸受部の
(a)詳細構造とその動圧分布図、(b)スラスト支承
部とその動圧分布図であって1回転部体2やスラスト支
承片3の回転により、潤滑流体5がボンピング作用によ
ってジャーナルグループ10゜10′やスラストグルー
プ11 、11’内を矢印8の方向に流動して各潤滑面
の内方に押し込まれ、動圧を発生する。ジャーナル部、
スラスト部とも。
動圧P、 、 p、はそのピーク値がくの字形の頂点に
なる全周形分布となる。
ジャーナル部の流体動圧PJにより、回転構体2は中心
軸1の周囲に同心状に非接触に支承され、また動圧P、
によりては同回転構体2はスラスト支承される。スラス
ト支承片5は回転構体2と同方向に角速度ω、で回転し
【いるため、流体5の流速は回転構体2の角速度ω1と
スラスト支承片3の角速度ω1との差ω、−ω、に対応
した値となる。スラスト支承片5の裏面でも同様にグル
ープ11′内への流体流動があり、これによってスラス
ト方向の動圧Pt′(図示せず)が発生している。
この動圧Pt′はスラスト支承片5を上方に押し上げ、
非接触に支承する。
第3図は上記第一実施例の構造におけるスラスト支承部
の流体摩擦値φと回転体の浮上量りの特性図である。グ
ループの形状・寸法及び流体粘度を固定した条件におい
ては、流体摩擦φは回転滑動部の角速度の7乗に比例し
、浮上量りは同角速度の7乗に比例する。同図中、70
,71は支承片3が固定されている場合のスラスト部の
摩擦特性と浮上量特性、60.61は本発明の場合の特
性である。構体2の支承片3に対する相対速度はω、−
ω4、 これによる相対摩擦はφ1−φ、。
相対浮上量はり、−h、である。また、支承片5の固定
構体4に対する角速度はω1、摩擦は約φい浮上量は約
り、である。従って、固定構体4に対する回転構体2の
全摩擦φは約φ、−φ、+φ、=φ1.浮上量りは約り
、−h、+h、=h。
となり、摩擦φはスラスト支承片3が固定の場合の摩擦
値φ1′に比べ約弓倍の低い値にでき、浮上量は逆に約
1.5倍の高い値になる。すなわち、上記実施例の構造
では低摩擦化及び浮上量増大が容易に可能である。
支承片3の角速度ω、を感じ1回転構体2の支承片5に
対する相対角速度ω、−ω、を増すと。
回転構体2と固定構体4との間の全摩擦φ、は増大する
。また逆に、ω、を増し、ω、−ω、を減するとφ1−
φ、は、減るが、全摩擦φ8はやはり増大する。
上記したごとく1本実施例によれば、滑動面20.30
における相対速度を低減できるため、流体の摩擦抵抗を
大幅に減すことができるため回転構体2を駆動するため
のモータ等駆動部の消費電力を大幅軽減することができ
る。また、モータ等駆動部の発生トルクも減らせるため
1発生トルク自体の変動を軽減でき、高円滑回転化でき
る。
摩擦トルクの変動も低減でき、一層の高円滑回転にでき
る。さらに、潤滑流体5や流動面の劣化と摩擦を大幅忙
低減しても長寿命化できるし、回転体の起動時間も短縮
できる。さらにまた、支承片3を凹部14中に設けであ
るため流体5を消失、消散することもなく、常に安定に
滑動面20゜30に供給でき、長寿命化を図れる。また
支承片3が回転するため、グループ10′へも凹部14
中の流体5を供給できる。支承片5の材質に線膨張係数
の大きなものを選ぶと、流体5の粘度の温度特性による
回転構体2の浮上量変動を該支承片5の温度変化に対応
した伸縮によって補償できるので回転構体2の浮上高さ
位置を一定に保つことができる。
第4図は本発明の第二実施例を示す断面図であって、ス
ラスト支承片を2枚(第1のスラスト支承片5.第2の
スラスト支承片5′)設けた構成である。同図において
、支承片5は回転構体2と同方向に角速度ω、で回転し
、支承片3′はω2で回転し、それぞれ表裏面で流体5
による動圧を発生する。その他の基本構造は前記第一実
施例と同様である。
第5図は第4図に示した構造の動圧式軸受において、ω
、中−ω2キ了ω、(ω、は回転構体2の回転角速度)
の場合のスラスト部の流体摩擦φの特性を示す図(図中
60)。同図中、70は支承片5.5′が回転せず固定
の場合の特性を示す。
支承片5の固定構体4に対する流体摩擦はφ、。
支承片5′の支承片5に対する流体摩擦はφ2−φ4、
回転構体2の支承片6′に対する流体摩擦はφ5−φ2
で、φ、中φ2−φ、中φ1−φ2である。
従つ【、全摩擦φ、中5φ、となり、支承片3゜5′が
固定の場合の摩擦φ′8=5βφ、に比較し苔で大幅に
低い。ω1.ω2の各位を上記条件よりずれた値にする
と、全摩擦φ、は次第に増大してφ′、値に近づく。こ
の第二実施例の構造においては、上記のよ5に一層の摩
擦低減効果が得られる。
その他の効果については前記第一実施例の場合と同様で
ある。
第6図は本発明の第三実施例を示す断面図であって、ス
ラスト支承片をさらに増やして3枚とした構造である。
同図においては、動圧発生滑動面は4箇所(図中・20
,30,40,45)あるために、各滑動面部での支承
片間または回転構体2との間の相対速度は前記第一、第
二実施例よりも一層低くでき、流体摩擦も軽減できる。
前記第二実施例の場合と同様に、各支承片5゜51 、
511及び回転構体2のそれぞれに対する相対速度を等
しくして回転させた場合、全摩擦φ、は支承片が固定さ
れている場合のそれ(φ′、)K比べ了になる。
第7図は本発明の第四実施例を示す断面図であって、ス
ラスト支承片3,3′の外周または内周にテーパ部を設
け、流体5を各中央部の滑動面部20.50.40に導
入し易いようにし、潤滑と動圧発生を完全ならしめるよ
うにした構成である。
第8図は本発明の第五実施例を示す断面図であって、前
記第四実施例に示した構造に加え、スラスト支承片の外
周部に潤滑流体保持リング200゜200′を設けた構
造である。
同図に示した構造によれば、各滑動面への流体5の供給
をより一層完全化し得る他、流体保持量を増して軸受を
長寿命化できる。
第9図は本発明の第六実施例を示す断面図であって、前
記第五実施例に示す構造に加え、支持片3.5′の外周
に凹部な設け、より一層流体保持をし易くし、かつカバ
ー148を設けて軸受部へのゴミ等の侵入を防止したり
、潤滑流体5の揮発を抑制できるよう圧している。
第10図は本発明の第七実施例を示す断面図であって、
スラスト支承部にマグネット180,181゜182を
併設し、同磁極性間の反撥力を併用する構造例である。
同図(a)はスラスト支承片5,5′の外周側面に各マ
グネット181,182を設けた場合、同図(b)はス
ラスト支承片3,3′の厚み方向に各マグネットを積層
した構造である。これらの実施例の構造によれば、マグ
ネットの反撥力を流体動圧に付加して浮上刃にできるた
めの流体5として低粘度流体を用いたり、滑動面20,
50゜40におけるグループの形状、寸法をし℃動圧剛
性を低減化する仕様(例えば、流体流入角を小さくした
り、グループの位置を小半径位置にしたりする)にでき
るため、それだけ流体摩擦を軽減できる。
第11図は本発明の第八実施例の説明図であって、スラ
スト支承片5の下部に圧電機50を設け。
これに交流電圧を印加して励振し、該支承片を回転駆動
させるようにした構成としている。
同図において、185は駆動回転部、55.56は正電
機面上に設けた電極であり、(Jl)は断面図。
(b)は圧電機50の表面の電極構成図、(0)は動圧
を発生する滑動面20における流体摩擦特性図である。
電極55,56&C2相の交流電圧を印加すると圧電機
50は振動し、振動体51の表面に進行波を生じ、これ
に接したスラスト支承片6を進行波方向に回転させる。
この回転角速度ω、を回転構体2の回転角速度ω、より
低くすると、滑動面20で発生する流体動圧φ、は相対
角速度ω、−ω、に対応した値となり、ω、=了ω8の
時φ、は低減する。この実施例によれば、圧電機50の
励振入力条件(電圧値9周波数等)によって支承片の回
転角速度ω、を自由に変化させることができ、滑動面の
流体摩擦φ及び浮上量を広範囲に変化させ得る。
また、支承片5の角速度ω、を増す程、相対角速度ω。
−ω、を減らして流体摩擦値φを低減できる。さらに、
角速度ω1を高精度の二定値に保持し易いため、上記摩
擦値も一定値にでき1回転部体の回転を一層円滑にする
ことができる。
第12図は本発明の第九実施例を示す断面図であって、
上記第八実施例に示した構造にさらにスラスト支承片3
′を付加した構成である。
同図において、支承片を複数化することによって一層流
体摩擦を低減できるという付随効果があることは前記第
二実施例以降で説明したものと同様である。ただし、本
実施例の場合は、圧電機5o、振動体51及び第1のス
ラスト支持片3は一体化固定しであるため、動圧の発生
する滑動面は20゜50で示した2箇所である。
第13図は本発明の策士実施例の説明図であって、25
0はセンサ、400は制御部(比較部も含む)で駆動部
185の出力を制御して圧電機50の励振条件を制御す
るように構成したものである。
同図において、センサ250は回転構体2の浮上量や回
転速度または負荷変動、流体5の粘度や温度等を検知し
て、これを制御部400に入力する。
制御部400では、これと基準信号を比較し、その差信
号により駆動部185を制御する信号を形成する。例え
ば、所定の回転状態で回転体2の浮上量が増した場合、
センサ250でこれを検知し、制御部400でこれに対
応して浮上量を減じる制御信号を形成し、駆動部の出力
(例えば、出力電圧のレベルや周波数)を増大させ、圧
電機50の振動を増加させて支承片3の回転数ω1を増
大させる。これにより、相対速度ω8−ω、が減って支
承片5Vc対する回転体2の浮上量は減り、正常値に復
帰する。
浮上量が低減した場合に、これを復帰させる制御は上記
の逆の動作を行なわせればよい。
この外、センサ250で回転速度や負荷変動等を検知し
、回転構体2の回転状態を常に一定に保つよう制御する
場合も、上記と同様である。
本実施例の構成によれば、流体5の粘度の温度特性によ
る回転構体の浮上量の変動の補償や流体摩擦の一定値化
制御等を容易に行うことができ。
回転構体2をして低摩擦の高精度回転をさせることがで
きる。
第14図は本発明の策士−実施例の説明図であって、電
磁石の吸引力9反撥力を利用して支承片3.3′の浮上
量や回転数、摩擦を制御し、回転構体2の浮上量や摩擦
を各目的に合わせて制御するように構成したもので、同
図(a)は吸引力のみを増減して制御する構成で、支承
片5,3′には鉄等の磁性機片193,194を固定し
、固定構体4側にはヨーク190とコイル195から成
る電磁石と、ヨーク191とコイル196とから成る電
磁石とを固定しである。そして、上記策士実施例と同様
に、センサ250の信号に従って制御部400゜駆動部
185を作動させ、コイル195,196の通電電流を
制御して磁性機片193,194に対する電磁吸引力を
制御する。なお、回転構体2にも磁性機片を固定し、上
記と同様に電磁石吸引力を作用させて浮上量や摩擦等を
制御してもよい。
第14図(b)は電磁石の吸引力と反撥力の両方を利用
して広範囲の制御を行うことができるようにした構成の
説明図であって、支承片3,3′側にマグネット182
,181を固定し、これを上記(a)の構成と同様に電
磁石と対向させ、電磁石のコイル195,196の通電
電流を増減または正逆に反転通電し℃吸引力の増減また
は反撥力の増減を行い、支承片5,3′の回転数、浮上
蓋、摩擦等を制御し、回転構体2の回転条件を目的に合
わせて制御するようにしたものである。
第14図(o)は支承片5,5’llC固定したマグネ
ッ)182,181.固定桝体4に固定したマグネット
183を互に同極性の磁極を対向させて、予め相互間に
反撥力が作用するようにした構成な示す。これらを各対
向した電磁石の吸引力、反撥力で制御することは上記(
b)の場合と同様である。
以上説明した(a) 、 (b) 、 (o)の構成に
よれば、駆動部185を含め、低コストの簡易構成で容
易に広範囲の浮上量制御等を行うことができる。また、
各支承月毎に制御し得るため、きめ細かく自由度の高い
制御が可能である。
第15図は本発明の策士二実施例の説明図でああって、
支承片3,3′をモータの回転子とし、これに近接し【
固定した固定子コイルで回転駆動させる構成である。同
図(a)は支承片3,3′自体を導電機や磁性機等で構
成し、外周部に設けた移動磁界発生用コイル197,1
98で励磁して渦電流トルク、誘導トルクまたは同期ト
ルク等を発生せしめ、各独立に所定の速度で回転せしめ
るようにしたものである。また同図(b)は支承片3,
5′の外周に多極着磁のマグネット184を固定し。
これを移動磁界発生用コイル197,198で励磁して
回転駆動せしめるようにしたものである。
これらの構成においては、支承片3,3′の回転駆動力
は全部駆動部185から供給され、回転構体2側からは
供給されない。このため、回転構体2を駆動するモータ
等の駆動部は、その負荷が大幅に軽減される。従って、
回転構体2は大幅に低消費電力でかつ低トルクリップル
になる。また、支承片5,3′は各独立に回転駆動され
るため、その回転速度、浮上量等を高精度かつ広範囲に
容易に制御することができる。
第16図は本発明の第十三実施例の説明図であって、上
記第一〜第十三実施例とは軸1′を回転させるようにし
た点で異なる。このため1本実施例では支承片5は回転
軸1′に固定してあり、軸1′と同速度で回転するよう
に構成しである。同図(alは回転構体2の回転に軸1
′及び支承片6と流体摩擦で追随させて回転させる構成
としたものであり、同図(b)は支承片5に接した振動
体51の振動で軸1′と支承片3を回転せしめる構成と
したものである。振動体51は圧電機50の振動で励振
される。
同図(Jl) j (b)の構成の外、軸1′を回転駆
動する駆動源として直流または交流モータ、またはこれ
に類する構成を用いてもよい。また、スラスト支承片の
数を複数用いてもよいものである。
本実施例の構成では、軸1′も回転させるため、回転構
体2の流体摩擦はスラスト部とジャーナル部(グループ
10 、10’部)の両方で低減されるため、その低減
効果は極めて顕著である。また軸1′及び支承片5を駆
動するモータ等の駆動源は固定構体4の下部等、その外
部に設けることができるため、構造が簡単となり製作し
易い。
第17図は本発明の第十三実施例の説明図であって、ス
ラスト支承部を軸1,1′の上部に設けたものであり、
同図(a) 、 (b)は軸1を固定し、支承片3を回
転させる場合の構成、同図(o)は軸1′を回転構体2
よりも低速で回転させる場合の構成を示す。
同図<5L) 、 (b)の構成では、支承片5を回転
構体2よりも低速で回転させる。スラスト動圧発生用グ
ループ11 、11’ (第1図参照)は、支承片3の
両面に設けても、または受片35の面上に設けてもよい
。同図(0)では、受片35の面上に設けている。
同図(a)、(b)において、支承片3にさらに支承片
を積層したり、同図(Q)において受片35の下部に支
承片を設け、それぞれ動圧発生用滑動面の数を増す構成
としてもよい。
上記実施例における効果は前記各実施例と同様である。
第18図は本発明の第十三実施例の構成を示す断面図で
あって、動圧発生用可動支承片3,3′を回転構体2の
上下両端に設けた構成である。
同図の構成によれば、上下で浮上量を抑制し合うため、
回転構体2の浮上高さ位置を常に定位置く保持できる。
したがって、潤滑流体5の粘度の温度特性の影響をほと
んどなくすことができる。
以上説明した各実施例では、支承片5 (5’、 5”
)を回転構体2と同方向に、これよりも低速で定常的に
回転させる構成としたが、この他、支承片を回転構体2
の起動立上げ時や停止作動時のみに正方向又は逆方向に
回転駆動して回転構体の早期浮上や即時停止を図り、定
常回転時は静止させておくように構成することもできる
。そして、支承片を回転構体よりも高速回転させる場合
もある。
また、特に圧電機50を用いる構成では起動時にのみ支
承片にスラスト方向の振動を与え、この撮動力により回
転構体2を浮上させて滑動面を低摩擦として起動させる
ように構成することもできる。これらの構成によれば、
起動や停止の時間を短縮できると共に、起動時のモータ
等のラッシュ電流の防止や軸受滑動面の摩耗を減らして
より一層の信頼性向上と長寿命化を図ることができる。
また、上記実施例では軸を上下方向に立てた構成として
いるが、水平軸構成等の他の構造についても同様に本発
明を適用できるものである。
さらに、軸1′を回転させて回転構体4の相対速度を減
するようにした実施例も示したが、この他に、回転構体
4を2重構造とし、軸(固定軸1または回転軸1′)に
係合する第1の部分と、該第1の部分に係合する第2の
部分とから成る構成として、該第1と第2の部分の相対
速度を減じ、低摩擦化するように構成してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、(1)回転体の
相対速度を低減できるため、動圧発生部の流体摩擦を大
幅に低減できる。このため負荷とその変動量を低減して
モータ等駆動源の発生するトルク変動量を低減できる。
従って、回転体の高円滑回転化と駆動源の低消費電力化
を実現できる。また、滑動面の相対速度が低いため、支
承片表面の摩耗や潤滑流体の劣化・消失も極めて少く、
軸受を長寿命化できる。特に、軸固定式構造において効
果が顕著である。
(2)比較的高粘度の潤滑流体を使用できるため流体の
保持が容易でその消失が防止できる。このため、軸受部
の構造を簡易化して低コスト化を図ることができる。
(3)低振動φ低騒音の軸受を実現できる。
(4)軸受部を小型化できるため、これを用いる装置も
小型軽量にでき、特にモータ部の電磁部容積を増大させ
て高効率化を図ることができる。
(5)軸固定構造においてスラスト支承部を回転体下端
部に設ける構造では、スラスト支承片の回転により流体
を潤滑面に安定に供給することができる。
等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例の説明図で(a)は断面図
、(b)はスラスト支承片の表側平面図、(c)はスラ
スト支承片の裏側平面図、第2図は第1図の詳細説明図
で(a)は詳細構造とその動圧分布図、(b)はスラス
ト支承部の動圧分布図、第5図は第1のスラスト支承部
の流体摩擦値と回転体の浮上量の特性図、第4図は本発
明の第二実施例を示す断面図、第5図は第4図のスラス
ト部の流体摩擦の特性図、第6図は本発明の第三実施例
の断面図、第7図は本発明の第四実施例の断面図、第8
図は本発明の蒸 第五実施例の断面図、第9は本発明の第六実施例の断面
図、第10図は本発明の第七実施例の説明図で(a)は
スラスト支承片の外周側面にマグネットを設けた断面図
、(b)はスラスト支承片の厚み方向にマグネットを積
層した断面図、第11図は本発明の第八実施例の説明図
で(a)は断面図、(b)は電極構成図、(0)は流体
摩擦特性図、第12図は本発明の第九実施例の断面図、
第13図は本発明の策士実施例の説明図、第14図は本
発明の第十三実施例の説明図で(a)は吸引力のみを増
減して制御する構成図、(b)は吸引力と反撥力の両方
を利用して制御する構成図、(C)は反撥力を利用して
制御する構成図、第15図は本発明の第十三実施例の説
明図で(a)は支承片目体を導電機又は磁性機で構成し
た構成図、(b)は支承片の外周に多極着磁マグネット
を固定して構成した要部構成図、第16図は本発明の第
十三実施例の説明図で(a)は支承片を回転軸に固定し
て回転構体とは流体摩擦で追随回転させるようにした構
成の断面図、(b)は支承片を振動体により回転させる
ようにした構成の断面図、第17図は本発明の第十三実
施例の説明図であって(a)。 (b)は軸を固定し支承片を回転させるように構成した
断面図、(Q)は支承片を受片の下部に設けた構成の断
面図、第18図は本発明の第十三実施例の構成を示す断
面図である。 1.1′・・・・・・軸、2・・・・・・回転構体、5
.5’、5”・・・・・・スラスト支承片、4,4′・
・・・・・固定構体、5・・・・・・潤滑流体、10 
、10’・・・・・・ジャーナルグルーグ、11 、1
1’・・・・・・スラスト第1滑動、20・・・・・・
スラスト第1滑動面、30・・・・・・スラスト第2滑
動面、40・・・・・・スラスト第3滑動面、50・・
・・・・圧電機。 51・・・・・・振動体。 パ醜   1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、回転構体側の滑動面と支承側構体の滑動面との間に
    潤滑流体を介在せしめ、該潤滑流体の流動運動により発
    生する動圧によつて上記回転構体を上記支承側構体と非
    接触に支承する動圧式軸受装置において、前記支承側構
    体にスラスト支承片を設け、該スラスト支承片を前記回
    転構体の回転と共に回転可能に配置することにより、流
    体動圧発生部の流体摩擦を低減する様に構成したことを
    特徴とする動圧式軸受装置。
JP3792887A 1987-02-23 1987-02-23 動圧式軸受装置 Pending JPS63210412A (ja)

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