JPS63207477A - 鉄骨仕口部の溶接工法およびそれに用いる変形j開先を有する構造材 - Google Patents

鉄骨仕口部の溶接工法およびそれに用いる変形j開先を有する構造材

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JPS63207477A
JPS63207477A JP4205887A JP4205887A JPS63207477A JP S63207477 A JPS63207477 A JP S63207477A JP 4205887 A JP4205887 A JP 4205887A JP 4205887 A JP4205887 A JP 4205887A JP S63207477 A JPS63207477 A JP S63207477A
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groove
welding
deformed
diaphragm
tip
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Mitsuo Kono
光雄 河野
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Kawasaki Steel Metal Products and Engineering Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、鉄骨仕口部の溶接工法の改良に関するもので
ある。
(従来技術とその問題点) 鉄骨コラム柱に鉄骨梁を接合するにあたっては、仕口部
として、第14図および第15図に示すように、パラレ
ル又はテーパー管等のパイプ材(3)又は(3)”の両
端にダイヤフラム(2)、(2)を溶接した部材、ジヨ
イントパーツを用い、その側方から持ち出し梁(5)・
・を突き合わせ溶接する一方、上下方向からはダイヤフ
ラム(2)、(2)に対してコラム柱材(1)の端部を
突き合わせ溶接して組立てる。かかる仕口部における突
き合わせ溶接は、角パイプ(3)の先端をし開先加工す
るとともに、フラットバーを折り曲げ加工してなる二分
割または四分割した裏当金(4)(第9図参照)を、第
10図および第11図に示すように、角パイプの端部内
側に、ダイヤフラム(2)との寸法調節を行いつつ、仮
付は溶接し、ダイヤフラム(2)に当接させ、第12図
に示すように下向姿勢で多層溶接するようにして製造さ
れる(第13図参照)が、裏当金の折り曲げ加工は簡易
工具やプレスで行うので、角パイプのR部の精度が不均
一であるため、取付けに際しては、通常R部の裏当金を
ガス加熱する等して密着するようにしている。しかし、
実際には密着が不完全な事が多く、溶接欠陥を生ずる原
因となっている。具体的には、角パイプルート面の熔は
残し、熔は落ち及びダイヤフラム側の溶け込み不足等が
起こる。
また、ジヨイントパーツの上下にコラム材(11を突き
合わせ溶接したり、側方から持ち出し梁(5)を突き合
わせ溶接する際に、裏当金を施すことは、突き合わせ溶
接の作業性を著しく低減させる要因となっている。
(発明の課題) 本発明は、上記従来の鉄骨仕口部の溶接作業の難点に鑑
み、裏当金等の固形バッキングを施すことなく、突き合
わせ溶接を行うことを可能とする溶接工法を提供するこ
とを課題とする。
(課題解決のための手段) 本発明は、従来の鉄骨仕口部の突き合わせ溶接において
、裏当金等の固形バッキングを必要としていた原因は、
コラム材等のダイヤフラムに対して突き合わせ溶接する
部材板厚部分に完全な溶け込みを確保する必要があるた
めであることに着目し、コラム材側の溶接開先をJ開先
とするだけでなく、該開先先端をそのルート面がコラム
内面より内側になるまで屈曲させ、該変形J開先先端部
分を熔は落ちないように低入熱で初層溶接すると、裏当
金等の固形バンキングをすることなく、板厚部分に完全
な熔は込みによる突き合わせ溶接を確保できることを見
出し、完成したものである。
即ち、本発明はの要旨とするところは「鉄骨仕口部にお
けるダイヤフラムとコラム在または持ち出し梁材等の構
造材とを突き合わせ溶接するにあたり、 構造材側の溶接開先をJ開先とし、該開先先端をそのル
ート面が構造材板厚より外方に指向するように屈曲させ
、該変形J開先をダイヤフラムにメタルタッチで接触さ
せた後、該変形J開先先端部分が熔は落ちないように低
入熱で初層溶接すること」にある。
本発明が適用可能な2構造材としては、上記コラム材の
他、ダイヤフラムの側方への持ち出し梁等の突き合わせ
溶接にも適用可能である。
また、本発明において、J開先とは、第1図(alに示
すような、一般的J開先はもちろん、第1図(b)、(
c)に示すような段付J開先をも含むものである。尚、
上記J開先の角度は溶接時の熱容量バランス、溶着金属
の拘束および希釈条件を勘案して決定されてよい。 コ
ラム端部にJ開先を施すには、次の開先切削盤を使用す
るのがよい。すなわち、第6図に示すように、コラム外
周の対向する位置に倣いローラRと円盤状回転カッター
へソドHを組み合わせた一対の切削操作軸Mが配設され
、対向しながら、コラム外周に沿って回動し、コラム先
端に開先加工するようになっている。上記円盤状カッタ
ーヘッドHはJ開先加工の必要上、第7図に示すように
、外周縁に設けた円形チップC1とその内方半径方向に
傾斜配設した直刃チップC2とを回転方向に交互に配設
し、第8図に示すチップ形状を確保している。
したがって、かかる円盤状カッターヘッドHが角コラム
(3)端部に当接して回転しながら、外周を回動すると
所望のJ開先部が形成されることになる。かかるJ開先
の屈曲は、板厚部分に完全な熔は込みを確保するため該
開先先端をそのルート面がコラム内面より内側になるま
で屈曲させる(第3図(bl参照)必要がある。
この屈曲は、第3図(a)に示すように、J開先先端を
倣いローうで押圧しながら、コラムの外周に沿って摺動
させることによって達成できる。
本発明における溶接は、第1Nは上記変形J開先先端が
溶け落ちないように低入熱で溶接することが必要であり
、ショートアーク溶接、低電流MAG溶接パルスアーク
溶接溶接で行う。溶接姿勢は、横向き又は下向き溶接の
いずれでもよいが、第4図中)に示すように、J開先部
分の熔は落ち防止のためには横向きのほうが制御し易い
ので、好ましい。
その後は、第4図(C1に示すように、通常の下向き溶
接により多層溶接を行えばよい。それによって、第5図
に示すように、板厚部分に完全な溶け込みを有する多層
溶接が完了することになる。
(実施例) 第4図+a)〜(c)は本発明方法の溶接工程の状態を
示す正面図、第5図は多層溶接後の開先部の拡大図であ
る。
図面において、30は角パイプで、その両端にコラム柱
(11の端部と接合するダイヤフラム(2)を溶接接合
する。本発明においては、パイプ材30のダイヤフラム
(2)との溶接開先31をJ開先加工(第2図参照)後
、屈曲し変形J開先32を形成する(第3図参照)。第
4図(alに示すように、組立仮付けを行う。次いで、
仮組したジヨイントパーツを溶接台Fにパイプ材30が
起立するように載置し、第4図(b)に示すように、横
向姿勢にて変形J開先先端が溶け落ちないように低入熱
で自動溶接すると、裏波のでる初層溶接が完了する。
そこで、第4図(C)に示すように、初層溶接したジヨ
イントパーツを下向姿勢にて自動溶接すると、第5図に
示す多層溶接が完了し、板厚部分に完全溶け込みを有す
る突き合わせ溶接部となる。
(発明の作用効果) 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、突き合
わせ溶接により鉄骨仕口部を形成するにあたり、 構造材側の溶接開先をJ開先とし、該開先先端をそのル
ート面が構造材板厚より外方に指向するように屈曲変形
させ、該変形J開先をダイヤフラムにメタルタッチで接
触させるので、曲げ加工、寸法調節、取り付は等を要す
る裏当金等の固形バ・ノキング作業を必要とせず、鉄骨
仕口部の溶接作業が簡単になり、著しく作業性が向上す
る。また、低入熱による初層溶接後は通常の多層溶接が
可能であるので、鉄骨仕口部の溶接方法としては画期的
である。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)及び(b)は本発明方法で採用する変形J
開先加工前の態様を示すその開先部の拡大図、第2図は
J開先の屈曲加工工程を示す説明図、第3図は本発明方
法で採用する変形J開先の態様を示すその開先部の拡大
図、第4図(al〜(C)は本発明方法によるジヨイン
トパーツ溶接工程を示す説明図、第5図は第4図(al
〜(C)に示す溶接方法で溶接された多層溶接部の拡大
図、第6図は角型コラム材をJ開先加工するための切削
盤の概要図、第7図はその円盤状カッターヘッドの斜視
図、第8図はそのチップ形状を示す側面図、第9図は従
来の溶接工法に使用する裏当金例を示す平面図、第10
図は角パイプに裏当金を仮付けした状態を示す側面図、
第11図はその開先部の拡大図、第12図は従来の溶接
工法の説明図、第13図は従来の多層溶接状態を示す開
先部断面図、第14図および第15図は鉄骨仕口部の接
合状態を示す斜視図である。 (1)・・コラム柱、(2)・・ダイヤフラム、(3)
、30・・角パイプ、31・・J開先部、32・・変形
J開先部、 (5)・・持ち出し梁 ■) し) 手続ネ市正書(方式) %式% 1、事件の表示                 慢
i′シー 昭和62年特許願第 42058号 2、発明の名称 鉄骨仕口部の溶接工法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所  兵庫県神戸市中央区小野柄通7丁目1番1号名
称   川 鉄建 材 工 業株式会社4、代理人

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄骨仕口部におけるダイヤフラムとコラム在また
    は持ち出し梁材等の構造材とを突き合わせ溶接するにあ
    たり、 構造材側の溶接開先をJ開先とし、該開先先端をそのル
    ート面が構造材板厚より外方に指向するように屈曲させ
    、該変形J開先をダイヤフラムにメタルタッチで接触さ
    せた後、該変形J開先先端部分が溶け落ちないように低
    入熱で初層溶接することを特徴とする鉄骨仕口部の溶接
    工法。
  2. (2)構造材としてコラム材をダイヤフラムと突き合わ
    せ溶接するにあたり、コラム材の端部J開先先端をその
    ルート面がコラム内面より内側に指向するように屈曲変
    形する前記第(1)項記載の溶接工法。
  3. (3)低入熱の初層溶接を横向き溶接で行う前記第(1
    )項記載の溶接工法。
JP4205887A 1987-02-23 1987-02-23 鉄骨仕口部の溶接工法およびそれに用いる変形j開先を有する構造材 Granted JPS63207477A (ja)

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JPH0318545B2 JPH0318545B2 (ja) 1991-03-12

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